JPS58118882A - 高性能撥水撥油剤 - Google Patents
高性能撥水撥油剤Info
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- JPS58118882A JPS58118882A JP105082A JP105082A JPS58118882A JP S58118882 A JPS58118882 A JP S58118882A JP 105082 A JP105082 A JP 105082A JP 105082 A JP105082 A JP 105082A JP S58118882 A JPS58118882 A JP S58118882A
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- Japan
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- water
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- oil repellent
- oil
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- Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ポリフルオロアルキル基を含崩する特定共重
合体からなる高い獣水性をもつ新規な撥水撥油剤に関す
る。
合体からなる高い獣水性をもつ新規な撥水撥油剤に関す
る。
従来よシ、ポリフルオロアルキル基(以下、PFA基と
略記することがある)を含有する檀“々の共重合体から
なる撥水撥油剤は良く知られている。そして、PF’A
基を含む1合しうる化合物と共重合させる他の各種モノ
マーとして、種々のものが提案されている。例えば、特
開昭55−9619号公報、特開昭55−29501号
公報、特開昭55−45756号公報などには、PFA
基を含む重合しうる化合物およびステアリルアクリレ−
1−、ステアリルメタクリレートを構成単位として含有
する共重合体からなる撥水撥油剤が記載されている。か
かるステアリルアクリレート類を使用すると、撥油性を
損うことなしに撥水性を向上せしめ、有様溶媒に対する
溶解性も向上する。
略記することがある)を含有する檀“々の共重合体から
なる撥水撥油剤は良く知られている。そして、PF’A
基を含む1合しうる化合物と共重合させる他の各種モノ
マーとして、種々のものが提案されている。例えば、特
開昭55−9619号公報、特開昭55−29501号
公報、特開昭55−45756号公報などには、PFA
基を含む重合しうる化合物およびステアリルアクリレ−
1−、ステアリルメタクリレートを構成単位として含有
する共重合体からなる撥水撥油剤が記載されている。か
かるステアリルアクリレート類を使用すると、撥油性を
損うことなしに撥水性を向上せしめ、有様溶媒に対する
溶解性も向上する。
本発明者の検討によれば、ステアリルアクリレート類の
採用により撥水性の向上効果は認められるが、ポリアミ
ド及びポリエステル繊維の処理などにおいて撥水性が未
だ不充分であることが見い出された。
採用により撥水性の向上効果は認められるが、ポリアミ
ド及びポリエステル繊維の処理などにおいて撥水性が未
だ不充分であることが見い出された。
本発明者は、この問題点の認識に基いて種々が重要であ
ることを見い出した。その結果、PFA基含有の重合し
うる化合物にイソステアリルメタクリレートの如き分岐
状高級アルキルアクリレート類を共重合させることが極
めて有効であることを見い出した。
ることを見い出した。その結果、PFA基含有の重合し
うる化合物にイソステアリルメタクリレートの如き分岐
状高級アルキルアクリレート類を共重合させることが極
めて有効であることを見い出した。
かくして本発明は、ポリフルオロアルキル基を含む貞合
しうる化合物および一般式 CH2=CR’ GOOR(式中R1は水素原子又はメ
チル基Rは炭素数8〜40個の分岐状高級アルキル基で
ある)のアクリレート類を構成単位として含有する弁室
合体からなる撥水撥油剤を新規に提供するものである。
しうる化合物および一般式 CH2=CR’ GOOR(式中R1は水素原子又はメ
チル基Rは炭素数8〜40個の分岐状高級アルキル基で
ある)のアクリレート類を構成単位として含有する弁室
合体からなる撥水撥油剤を新規に提供するものである。
本発明の撥水撥油剤は、撥水性能及び撥油性おいて、低
濃度でも充分に高い撥水撥油性を付与可能である。
濃度でも充分に高い撥水撥油性を付与可能である。
本発明においては、PFA基を含む重合し得ルアクリレ
ート類を共重合させることが重要である。特定アクリレ
ート類としては、R1が水素原子であるアクリレート及
びR1がメチル基であるメタクリレートがある。そして
、Rは炭素数が8〜40個の高級アルキル基であシ、分
岐状構造を有する。特にRは炭素数が18個であるC1
11H37で分岐構造を有するものが好適である。
ート類を共重合させることが重要である。特定アクリレ
ート類としては、R1が水素原子であるアクリレート及
びR1がメチル基であるメタクリレートがある。そして
、Rは炭素数が8〜40個の高級アルキル基であシ、分
岐状構造を有する。特にRは炭素数が18個であるC1
11H37で分岐構造を有するものが好適である。
分岐構造のRを採用することにより、直鎖状アルキル基
に比して、親水性部分の−C−01を保挿する効果が増
し、さらに進展性が良好になるので高い撥水撥油性を与
える。この説明は、本発明の理解を助けるものであり、
本発明を伺ら限定するものでないことは勿論である。
に比して、親水性部分の−C−01を保挿する効果が増
し、さらに進展性が良好になるので高い撥水撥油性を与
える。この説明は、本発明の理解を助けるものであり、
本発明を伺ら限定するものでないことは勿論である。
特定アクリレート類におけるRの分岐構造は種々変更さ
れ、第2級や第3級構造が例示される。例えば、Rとし
ては ((CHs)3CCH2CHz〕zcH(CHs)CH
z +(CH3)2CH(CH,)3CH(CH3)
(CH2)2CH(CH3)CH2CH2−の如きが具
体例として例示され得る。
れ、第2級や第3級構造が例示される。例えば、Rとし
ては ((CHs)3CCH2CHz〕zcH(CHs)CH
z +(CH3)2CH(CH,)3CH(CH3)
(CH2)2CH(CH3)CH2CH2−の如きが具
体例として例示され得る。
本発明において、PTA化合物としては従来より公知乃
至周知の化合物など特に限定されずに種々のものを例示
可能である。例えば、CF3(CF2)7CH,CH2
0COCH=CH2゜CF3(CF、)、CM2OC0
C(CH5)=C)l、 。
至周知の化合物など特に限定されずに種々のものを例示
可能である。例えば、CF3(CF2)7CH,CH2
0COCH=CH2゜CF3(CF、)、CM2OC0
C(CH5)=C)l、 。
CF3(CF、)6(CH2)20COC(C)(3)
=CH,。
=CH,。
CF3(CF2)、502N(C3H7)(CH,)2
0COCH=CH2。
0COCH=CH2。
CF3(CF2)、、(CH,)40COCR=CH2
゜CFa (CFl)7SO□N(CH3)(CH,)
、0COC(CH3)=CH,。
゜CFa (CFl)7SO□N(CH3)(CH,)
、0COC(CH3)=CH,。
CF3(CF2)6COOCH=CH,。
の如き炭素数4〜20個のパーフルオロアルキル基を含
むアクリレート又はメタクリレートで代表される不飽和
エステル類があげられ得る。
むアクリレート又はメタクリレートで代表される不飽和
エステル類があげられ得る。
また、本発明におけるPFA基含有の重合し得る化合物
には、 H(CF2 )1゜CH20COCH=CH2゜CF2
Cl (CF2)1゜CH20COC(CH3)=CH
。
には、 H(CF2 )1゜CH20COCH=CH2゜CF2
Cl (CF2)1゜CH20COC(CH3)=CH
。
の如き重合し得る化合物などもあげ得るのであるが、通
常は前記の様な末端パーフルオロアルキル基を含有する
ものρ方が望ましい。
常は前記の様な末端パーフルオロアルキル基を含有する
ものρ方が望ましい。
而して、PUPA化合物としては一般式CH2=CRI
C0ORすf(但し、式中のRfは→ン。+1で表わ
されるパーフルオロアルキル基 R1は水素原子又はメ
チル基 Hzは一〇mH2rn−で表わされるアルキレ
ン基を示し、nは5〜16の正の整数2mは1〜10の
正の整数である)で表わされる化合物が、本発明におい
て好適な具体例として例示され得る。尚、nは6〜13
、mは2〜4の正の整数であるものが特に望ましいPF
A化合物である。
C0ORすf(但し、式中のRfは→ン。+1で表わ
されるパーフルオロアルキル基 R1は水素原子又はメ
チル基 Hzは一〇mH2rn−で表わされるアルキレ
ン基を示し、nは5〜16の正の整数2mは1〜10の
正の整数である)で表わされる化合物が、本発明におい
て好適な具体例として例示され得る。尚、nは6〜13
、mは2〜4の正の整数であるものが特に望ましいPF
A化合物である。
本発明の撥水撥油剤共重合体は、前記PTA化合物およ
び特定アクリレート類と共に通常はへ々の架橋性単量体
を構成単位として含有するものが望ましい。かかる架橋
性単量体としては、被処理物との間に付加あるいは縮合
反応によシ共有結合を形成しうる官能基を有するモノマ
ーあるいは硬化触媒などの作用により共重合体をが広範
囲にわたって例示され得る。例えば、N−メチロールア
クリルアミド、N−メチロールメタクリルアミド、グリ
シジルアクリレート。
び特定アクリレート類と共に通常はへ々の架橋性単量体
を構成単位として含有するものが望ましい。かかる架橋
性単量体としては、被処理物との間に付加あるいは縮合
反応によシ共有結合を形成しうる官能基を有するモノマ
ーあるいは硬化触媒などの作用により共重合体をが広範
囲にわたって例示され得る。例えば、N−メチロールア
クリルアミド、N−メチロールメタクリルアミド、グリ
シジルアクリレート。
グリシジルメタクリレート、アジリジニルアクリレート
、アジリジニルメタクリレート、ジアセトンアクリルア
ミド、ジアセトンメタクリルアミド、メチロール化ジア
セトンアクリルアミド、メチロール化ジアセト/メタク
リルアミド。
、アジリジニルメタクリレート、ジアセトンアクリルア
ミド、ジアセトンメタクリルアミド、メチロール化ジア
セトンアクリルアミド、メチロール化ジアセト/メタク
リルアミド。
エチレンジアクリレート、エチレンジメタクリレート、
ヒドロキシアルキルアクリレート、ヒドロキシアルキル
メタクリレートなどがあげられる。好適な架橋性単量体
としては、一般式CM2=CR1conHcH2oH(
一式中R1は水素原子又はメチル基)のN−メチロール
アクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミドが例
示される。
ヒドロキシアルキルアクリレート、ヒドロキシアルキル
メタクリレートなどがあげられる。好適な架橋性単量体
としては、一般式CM2=CR1conHcH2oH(
一式中R1は水素原子又はメチル基)のN−メチロール
アクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミドが例
示される。
本発明における共1合体について、PFム化合物の共重
合割合は少なくとも40重ki特に50〜80]4童チ
程度が適当である。又、特定アクリレ−H%の共重合割
合は、5〜40重量%、特に10〜30電量チ程度が適
当である。
合割合は少なくとも40重ki特に50〜80]4童チ
程度が適当である。又、特定アクリレ−H%の共重合割
合は、5〜40重量%、特に10〜30電量チ程度が適
当である。
史に架橋性単量体の共重合割合は少量で良く、通常は1
〜10重量%、特に2〜5重量%程度が適当である。特
定アクリレート類が少なすぎる場合には、撥水性、撥油
性、特に撥水性が低下し、また逆に特定アクリレート類
が多すぎる場合には、特に撥油性が低下することになっ
て、いずれも高い撥水撥油性能が達成されない。また、
架橋性単量体は多すぎると撥油性が低下し、少なすぎる
と耐久性の低下などの難点を生ずる。
〜10重量%、特に2〜5重量%程度が適当である。特
定アクリレート類が少なすぎる場合には、撥水性、撥油
性、特に撥水性が低下し、また逆に特定アクリレート類
が多すぎる場合には、特に撥油性が低下することになっ
て、いずれも高い撥水撥油性能が達成されない。また、
架橋性単量体は多すぎると撥油性が低下し、少なすぎる
と耐久性の低下などの難点を生ずる。
勿論、ポリフルオロアルキル基含有モノマーカ;少なす
ぎる場合には撥水撥油性能を良好に発揮し得なくなる。
ぎる場合には撥水撥油性能を良好に発揮し得なくなる。
本発明における共重合体は、PF’A化合物。
特定アクリレート、架橋性単量体の他に更にエチレン、
塩化ビニル、塩化ビニリデン、弗化ビニル、アクリルア
ミド、メタクリルアミド、スチレン、α−メチルスチレ
ン、p−メチルスチレン、アクリル酸又はメタクリル酸
の低級アルキルエステル、ベンジルアクリレート又ハメ
タクリレート、ビニルアルキルエーテル、/翫ロゲン化
アルキルビニルエーテル、ビニルアルキルケトン、シク
ロヘキシルアクリレート又はメタクリレート、無水マレ
イン酸、ブタジェン、イソプレン、クロロブレンの如き
各種の重合し得る化合物の一種又は二種以上を、共重合
体の構成単位として共重合させることも可能である。
塩化ビニル、塩化ビニリデン、弗化ビニル、アクリルア
ミド、メタクリルアミド、スチレン、α−メチルスチレ
ン、p−メチルスチレン、アクリル酸又はメタクリル酸
の低級アルキルエステル、ベンジルアクリレート又ハメ
タクリレート、ビニルアルキルエーテル、/翫ロゲン化
アルキルビニルエーテル、ビニルアルキルケトン、シク
ロヘキシルアクリレート又はメタクリレート、無水マレ
イン酸、ブタジェン、イソプレン、クロロブレンの如き
各種の重合し得る化合物の一種又は二種以上を、共重合
体の構成単位として共重合させることも可能である。
これら適宜の重合し得る化合物を適宜選定して共重合さ
せることによって、撥水撥油性以外に耐久性、耐ドライ
ソイル性、耐摩耗性9選択溶解性、柔軟性、触感など槙
々の性質を適当に改善し、うるものである。
せることによって、撥水撥油性以外に耐久性、耐ドライ
ソイル性、耐摩耗性9選択溶解性、柔軟性、触感など槙
々の性質を適当に改善し、うるものである。
本発明の共重合体を得るためには、種々の重合反応の方
式や条件が任意に選択でき、塊状重合、溶液重合、懸濁
重合、乳化重合、放射線重合、光重合など各種の重合方
式のいずれをも採用できる。例えば、共重合しようとす
る化合物の混合物を、界面活性剤などの存在下に水に乳
化させ攪拌下に共1合させる方法が採用され得る。重合
開始源として、有機過酸化物、アゾ化合物、過硫酸塩の
如き各種の重合開始剤、更にはγ−線の如き電離性放射
線などが採用され得る。また、界面活性剤としても、陰
イオン性。
式や条件が任意に選択でき、塊状重合、溶液重合、懸濁
重合、乳化重合、放射線重合、光重合など各種の重合方
式のいずれをも採用できる。例えば、共重合しようとす
る化合物の混合物を、界面活性剤などの存在下に水に乳
化させ攪拌下に共1合させる方法が採用され得る。重合
開始源として、有機過酸化物、アゾ化合物、過硫酸塩の
如き各種の重合開始剤、更にはγ−線の如き電離性放射
線などが採用され得る。また、界面活性剤としても、陰
イオン性。
陽イオン性あるいは非イオン性の各種乳化剤のほとんど
全てを使用できる。而して、原料の重合し得る化合物を
、適当な有機溶剤に溶かし、1合開始源(使用する有機
溶剤に溶ける過酸化物、アゾ化合物或いは電離性放射線
など)の作用により、溶液重合させることもできる。溶
液重合に好適な溶剤は、トリクロロトリフルオロエタン
、テトラクロロジフルオロエタン、メチルクロロホルム
などである。溶液重合法或いは乳化重合法によって、エ
アゾール型、有機溶剤型或いはラテックス型の撥水撥油
剤が直接製造され得る。
全てを使用できる。而して、原料の重合し得る化合物を
、適当な有機溶剤に溶かし、1合開始源(使用する有機
溶剤に溶ける過酸化物、アゾ化合物或いは電離性放射線
など)の作用により、溶液重合させることもできる。溶
液重合に好適な溶剤は、トリクロロトリフルオロエタン
、テトラクロロジフルオロエタン、メチルクロロホルム
などである。溶液重合法或いは乳化重合法によって、エ
アゾール型、有機溶剤型或いはラテックス型の撥水撥油
剤が直接製造され得る。
かくして侍られる本発明の共重合体よりなる撥水撥油剤
は、常法に従って乳濁液、溶剤溶液。
は、常法に従って乳濁液、溶剤溶液。
エアゾールなど任意の形態に調製される。例えは、前記
の如く、乳化重合法によって水性乳濁液が、又溶液重合
によって溶剤溶液型が直接に状重合法や乳化重合法など
他の重合形式で得た共重合体を、アセトン、メチルエチ
ルケトン。
の如く、乳化重合法によって水性乳濁液が、又溶液重合
によって溶剤溶液型が直接に状重合法や乳化重合法など
他の重合形式で得た共重合体を、アセトン、メチルエチ
ルケトン。
ジエチルエーテル、ジオキサン、メチルクロロホルム、
トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、及びテト
ラクロロジフルオロエタン。
トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、及びテト
ラクロロジフルオロエタン。
トリクロロトリフルオロエタンの如き塩弗化飽和炭化水
素類などの適当な有機溶剤の1種または2種以上の混合
物中に溶解させても調製され得る。また、エアゾール型
のものは、前記の如き溶液型の浴剤溶液を調製し、更に
これにジクロロジフルオロメタ−ン、モノフルオロトリ
クロロメタン、ジクロロテトラフルオロエタン等の噴射
剤を添加して適当な容器に充填すれば良い。
素類などの適当な有機溶剤の1種または2種以上の混合
物中に溶解させても調製され得る。また、エアゾール型
のものは、前記の如き溶液型の浴剤溶液を調製し、更に
これにジクロロジフルオロメタ−ン、モノフルオロトリ
クロロメタン、ジクロロテトラフルオロエタン等の噴射
剤を添加して適当な容器に充填すれば良い。
本発明の撥水撥油剤は、被処理物品の槙類や前記調製形
態(溶剤溶液型、エアゾール型など)などに応じて、任
意の方法で被処理物品に適用され得る。例えば、水性乳
濁液や溶剤溶液型のものである場合には、浸漬塗布等の
如き被覆加工の既知の方法により、被処理物の表面に付
着させ乾燥する方法が採用され得る。又、必要ならば適
当なる架橋剤と共に適用し、キユアリングを行なっても
良い。尚、エアゾール型の撥水撥油剤では、これを単に
被処理物に噴射吹き付けするだけで良く、直ちに乾燥し
て充分な撥水撥油性を発揮させ得る。更に、本発明の撥
水撥油剤は、他の重合体プレンダーを混合しても良く、
他の撥水剤や撥油剤あるいは防虫剤、難燃剤、帯電防止
剤、染料安定剤、防シワ剤など適宜添加剤を添加して併
用することも勿論可能である。
態(溶剤溶液型、エアゾール型など)などに応じて、任
意の方法で被処理物品に適用され得る。例えば、水性乳
濁液や溶剤溶液型のものである場合には、浸漬塗布等の
如き被覆加工の既知の方法により、被処理物の表面に付
着させ乾燥する方法が採用され得る。又、必要ならば適
当なる架橋剤と共に適用し、キユアリングを行なっても
良い。尚、エアゾール型の撥水撥油剤では、これを単に
被処理物に噴射吹き付けするだけで良く、直ちに乾燥し
て充分な撥水撥油性を発揮させ得る。更に、本発明の撥
水撥油剤は、他の重合体プレンダーを混合しても良く、
他の撥水剤や撥油剤あるいは防虫剤、難燃剤、帯電防止
剤、染料安定剤、防シワ剤など適宜添加剤を添加して併
用することも勿論可能である。
本発明の撥水撥油剤で処理され得る物品は、特に限定な
く種々の例をあげることができる。
く種々の例をあげることができる。
例えば、繊維織物、ガラス、紙、木、皮革9毛皮9石綿
、レンガ、セメント、金属及び酸化物窯業製品、プラス
チック、塗面およびプラスチックなどがある。而して、
繊維織物としては、綿。
、レンガ、セメント、金属及び酸化物窯業製品、プラス
チック、塗面およびプラスチックなどがある。而して、
繊維織物としては、綿。
麻、羊毛、絹などの動植物性天然繊維、ポリアミド+
ホIJエステル、ポリビニルアルコール。
ホIJエステル、ポリビニルアルコール。
ポリアクリロニトリル、ポリ環化ビニル、ポリプロピレ
ンの如き種々の合成繊維、レーヨン。
ンの如き種々の合成繊維、レーヨン。
アセテートの如き半合成繊維、ガラス繊維、アスベスト
繊維の如き無機繊維、或いはこれらの混合繊維の練物が
あげられる。
繊維の如き無機繊維、或いはこれらの混合繊維の練物が
あげられる。
本発明の撥水撥油剤は、高い撥水撥油性に基いて防汚加
工剤として利用され、例えばカーペット、応接セット、
カーテン、壁紙、車の内装品などのインテリア製品や屋
外テント、建築物などにも適用され得るものであり、前
記の如き各楕材質からなる物品表面に適用される。勿論
繊維織物に対しては、好適に使用され得る。
工剤として利用され、例えばカーペット、応接セット、
カーテン、壁紙、車の内装品などのインテリア製品や屋
外テント、建築物などにも適用され得るものであり、前
記の如き各楕材質からなる物品表面に適用される。勿論
繊維織物に対しては、好適に使用され得る。
次に、本発明の実施例について、−更に具体的に説明す
るが、この説明が本発明を限定するものでないことは勿
論である。以下の実施例中に示す撥水性、撥油性につい
ては次の様な尺度で示しである。即ち、撥水性はJ工5
L−1005のスプレー法による撥水性A(下記第1表
参照)をもって表わし、撥油性は下記第2表に示された
試験溶液を試料布の上、二ケ所に数滴(径約4m)if
き、30秒後の浸透状態によシ判定する(AATCC−
TM118−1.966 )。
るが、この説明が本発明を限定するものでないことは勿
論である。以下の実施例中に示す撥水性、撥油性につい
ては次の様な尺度で示しである。即ち、撥水性はJ工5
L−1005のスプレー法による撥水性A(下記第1表
参照)をもって表わし、撥油性は下記第2表に示された
試験溶液を試料布の上、二ケ所に数滴(径約4m)if
き、30秒後の浸透状態によシ判定する(AATCC−
TM118−1.966 )。
第 1 表
第 2 表
尚、撥水性A、if!I油性に十印を付したものはそれ
ぞれの性能がわずかに良好なものを示す。
ぞれの性能がわずかに良好なものを示す。
参考例1
この例では本発明の共重合体を製造するための乳化重合
の典型的な方法をPFA化合物、インステアリルメタク
リレートの二元共重合体の具体例にて説明する。
の典型的な方法をPFA化合物、インステアリルメタク
リレートの二元共重合体の具体例にて説明する。
ガラス製反応容器(内容積500M1)中にCH,=C
(CH3)C00CH2CH,−CnFIn、+4(n
= 6−12 。
(CH3)C00CH2CH,−CnFIn、+4(n
= 6−12 。
平均8 ) 31.5 g、イソステアリルメタクリレ
ート13. s I +脱酸素した純水250,9゜C
nHt n++9’(CHs )2 ・CHsCOO”
Cn = 8〜16 +平均13)1、35 fI、そ
してC,H,7C6H5(CH2CH2O) nH(n
=3〜30.平均20)1.35.!i’を入れ、攪
拌機によ?)lo分間前乳化を行う。次に、これをホモ
ジナイザー(マントン・ゴーリン社製)に移し、501
@Jの圧力下30分間かけて充分乳化分散させる。生成
物をガラス製オートクレーブ(内容積50011!e)
中に入れ、アゾビスイノブチルアミジンニ塩酸塩0.7
Iiを加え、窒素算囲気下で攪拌しつつ60℃で15
時間共重合反応せしめる。得られたラテックスは固形分
濃度15.8%であった。
ート13. s I +脱酸素した純水250,9゜C
nHt n++9’(CHs )2 ・CHsCOO”
Cn = 8〜16 +平均13)1、35 fI、そ
してC,H,7C6H5(CH2CH2O) nH(n
=3〜30.平均20)1.35.!i’を入れ、攪
拌機によ?)lo分間前乳化を行う。次に、これをホモ
ジナイザー(マントン・ゴーリン社製)に移し、501
@Jの圧力下30分間かけて充分乳化分散させる。生成
物をガラス製オートクレーブ(内容積50011!e)
中に入れ、アゾビスイノブチルアミジンニ塩酸塩0.7
Iiを加え、窒素算囲気下で攪拌しつつ60℃で15
時間共重合反応せしめる。得られたラテックスは固形分
濃度15.8%であった。
実施例1〜10及び比較例1〜3
ナイロン布を試験布として使用する。本発明による撥水
撥油性共重合体及び本発明以外の撥水撥油剤を水で希釈
して固形分濃度0.12 %の乳濁液を調製した後、各
試験布を該乳濁液に2秒間浸漬し、2本のゴムローラー
の間で布を絞ってウェットピックアップを90%とした
。次いで100℃で2分間乾燥し、160℃で40秒キ
ュアーすることにより撥水撥油処理した。
撥油性共重合体及び本発明以外の撥水撥油剤を水で希釈
して固形分濃度0.12 %の乳濁液を調製した後、各
試験布を該乳濁液に2秒間浸漬し、2本のゴムローラー
の間で布を絞ってウェットピックアップを90%とした
。次いで100℃で2分間乾燥し、160℃で40秒キ
ュアーすることにより撥水撥油処理した。
かくして得られた被処理布について撥水撥油性能を比較
した。結果を第3表に示す。
した。結果を第3表に示す。
尚、第3表においてFMAはCH,=C(CH3)C0
0CR20H。
0CR20H。
−(CF2)HCF3(n 〜5〜11 、平均7)、
FAはCH2= C1(C00CH2CH2(C% )
nCFs (n = 5〜11 r平均7)S tM
AはCH,=C(CH3)C00C18H37,EHM
Aは2−エチルへキシルメタクリレート、 Octyl
−MAはオクチルメタクリレート、EHAは 2−エチ
ルヘキシルアクリレート、DOMはジオクチルマレート
、N−MAMはN−メチロールアクリルアミドをそれぞ
れ表わす。
FAはCH2= C1(C00CH2CH2(C% )
nCFs (n = 5〜11 r平均7)S tM
AはCH,=C(CH3)C00C18H37,EHM
Aは2−エチルへキシルメタクリレート、 Octyl
−MAはオクチルメタクリレート、EHAは 2−エチ
ルヘキシルアクリレート、DOMはジオクチルマレート
、N−MAMはN−メチロールアクリルアミドをそれぞ
れ表わす。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 ポリフルオロアルキル基を含む重合しうる化合物
および一般式CH2=CRICOOR(式中R1は水素
原子又はメチル基、Rは炭素数8〜40個の分岐状高級
アルキル基である)のアクリレート類を構成単位として
含有する共重合体からなる撥水撥油剤。 2 ポリフルオロアルキル基を含む重合しうる化合物が
一般式 〇H,= CR’ C0OR”Rf(式中Rf
はCnF) n+ 1 で表わされるパーフルオロア
ルキル基 R1は水素原子又はメチル基、Rtは−Cm
Hzm−で表わされるアルキレン基であり、nは5〜1
6の正の整数、mは1〜10の正の整数である)で表わ
される化合物である特許請求の範囲第1項記載の撥水撥
油剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP105082A JPS58118882A (ja) | 1982-01-08 | 1982-01-08 | 高性能撥水撥油剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP105082A JPS58118882A (ja) | 1982-01-08 | 1982-01-08 | 高性能撥水撥油剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58118882A true JPS58118882A (ja) | 1983-07-15 |
JPS6356912B2 JPS6356912B2 (ja) | 1988-11-09 |
Family
ID=11490717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP105082A Granted JPS58118882A (ja) | 1982-01-08 | 1982-01-08 | 高性能撥水撥油剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58118882A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6375178A (ja) * | 1986-07-29 | 1988-04-05 | フエイドガ−ド,インコ−ポレ−テツド | 有機及び類似の繊維、布帛などに紫外線安定性及び吸収性並びに撥油性を同時に付与する方法及び材料、並びに紫外線遮断性及び撥水性を有する薄い固化被膜 |
JP2007169419A (ja) * | 2005-12-21 | 2007-07-05 | Kao Corp | 睫用化粧料用ポリマーエマルジョン |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0428419A (ja) * | 1990-05-24 | 1992-01-31 | Nkk Corp | プレス曲げ治具の雌型 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3532659A (en) * | 1967-04-26 | 1970-10-06 | Pennsalt Chemicals Corp | Fluorinated organic compounds and polymers thereof |
US3637614A (en) * | 1969-02-27 | 1972-01-25 | Du Pont | Solvent soluble dry soil resistant fluoropolymers |
-
1982
- 1982-01-08 JP JP105082A patent/JPS58118882A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3532659A (en) * | 1967-04-26 | 1970-10-06 | Pennsalt Chemicals Corp | Fluorinated organic compounds and polymers thereof |
US3637614A (en) * | 1969-02-27 | 1972-01-25 | Du Pont | Solvent soluble dry soil resistant fluoropolymers |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6375178A (ja) * | 1986-07-29 | 1988-04-05 | フエイドガ−ド,インコ−ポレ−テツド | 有機及び類似の繊維、布帛などに紫外線安定性及び吸収性並びに撥油性を同時に付与する方法及び材料、並びに紫外線遮断性及び撥水性を有する薄い固化被膜 |
JP2007169419A (ja) * | 2005-12-21 | 2007-07-05 | Kao Corp | 睫用化粧料用ポリマーエマルジョン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6356912B2 (ja) | 1988-11-09 |
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