JPS58118837A - レジリエンス向上剤 - Google Patents
レジリエンス向上剤Info
- Publication number
- JPS58118837A JPS58118837A JP194282A JP194282A JPS58118837A JP S58118837 A JPS58118837 A JP S58118837A JP 194282 A JP194282 A JP 194282A JP 194282 A JP194282 A JP 194282A JP S58118837 A JPS58118837 A JP S58118837A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydroxyquinoline
- resilience
- rubber
- improver
- bis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は加硫ゴムのレジリエンスを大巾に向上させるに
有効なゴム用レジリエンス向上剤に関する。
有効なゴム用レジリエンス向上剤に関する。
近年、自動車等の省燃費が大きな社会的要求となってお
り、このためにはたとえばタイヤの走行時のエネルギー
ロスを低下させろことが重要であることはよく知られて
込る0かかるエネルギーロスを低下せしめる方法として
、ゴムのレジリエンスを向上させることもよく知られ、
その方法としてゴムの分子量分布の変更、配合処方の変
更、レジリエンス向上剤の添加などの方法がある。これ
らの方法のうちで、レジリエンス向上剤を添加する方法
に他の方法に比して容易にレジリエンスを向上させ得る
という利点などから着目され、その具体的なものとして
もたとえば♂−ヒドロキシキノリンのニトロソ誘導体が
知られている(特分昭so−,ytett4j会報)が
、これはまだ性能面等において十分とは言えず、よりす
ぐれたレジリエンス向上剤の開発が強く望まれている。
り、このためにはたとえばタイヤの走行時のエネルギー
ロスを低下させろことが重要であることはよく知られて
込る0かかるエネルギーロスを低下せしめる方法として
、ゴムのレジリエンスを向上させることもよく知られ、
その方法としてゴムの分子量分布の変更、配合処方の変
更、レジリエンス向上剤の添加などの方法がある。これ
らの方法のうちで、レジリエンス向上剤を添加する方法
に他の方法に比して容易にレジリエンスを向上させ得る
という利点などから着目され、その具体的なものとして
もたとえば♂−ヒドロキシキノリンのニトロソ誘導体が
知られている(特分昭so−,ytett4j会報)が
、これはまだ性能面等において十分とは言えず、よりす
ぐれたレジリエンス向上剤の開発が強く望まれている。
このようなことから、本発明者らはかかるレジリエンス
向上剤について鋭意検討し九結果、l−ヒpoキシキノ
リンに特定の置換基を導入した化合物が、レジリエンス
向上剤として極めてすぐれた効果を奏することを見出し
、本発明に至った。
向上剤について鋭意検討し九結果、l−ヒpoキシキノ
リンに特定の置換基を導入した化合物が、レジリエンス
向上剤として極めてすぐれた効果を奏することを見出し
、本発明に至った。
すなわち、本発明は一般式
Ow
(式中、Rは炭素数l〜/lのアルキル基t。
nは1または−の整数を示す0)
で示されるI−オキシキノリン誘導体管有効成分とする
ことを特徴とするゴム用レジリエンス向上剤を提供する
ものである0 本発明における!−オキシキノリン鰐導体は、通常モノ
またはビス(ジアルキルアミノメチル)−l−ヒドロキ
シキノリンと二硫化炭素を反応させることにより得られ
、具体的には以下の化合物が例示される。
ことを特徴とするゴム用レジリエンス向上剤を提供する
ものである0 本発明における!−オキシキノリン鰐導体は、通常モノ
またはビス(ジアルキルアミノメチル)−l−ヒドロキ
シキノリンと二硫化炭素を反応させることにより得られ
、具体的には以下の化合物が例示される。
7−(ジメチルジチオカルバモイルメチル)−l−ヒド
ロキシキノリン 7−(ジエチルジチオカルバモイルメチル)−!−ヒド
ロキシ牛ノリシ アー(ジ−n−プロピルジチオカルバモイルメチル)−
I−ヒドロキシキノリン 7−(ジ−1so−プロピルジチオカルバモイルメチル
)−l−ヒドロキシキノリン 7−(ジ−n−ブチルジチオカルバモイルメチル)−I
−ヒドロキシキノリン 7−(ジーtart−ブチルジチオカルバモイルメチル
)−I−ヒドロキシキノリン 7−(ジーコーエチルシクロヘキシルジチオ力ルバモイ
ルメチル)−r−ヒドロキシキノリン 7−(ジドデシルジチオカルバモイルメチル)−I−ヒ
ドロキシキノリン j、7−ビス(ジメチルジチオカルバモイルメチル)−
l−ヒドロキシキノリン j、7−ビス(ジエチルジチオカルバモイルメチル)−
t−ヒドロキシキノリン j、7−ビス(ジ−n−プロピルジチオカルバモイルメ
チル)−l−とドロキシキノリン!、7−ビス(ジー1
so−プロピルジチオカルバ毫イルメチル)−I−ヒド
ロキシキノリンS、7−ビス(ジ−n−ブチルジチオカ
ルバモイルメチル)−I−ヒドロキシキノリンj、フー
ビス(ジーtart−ブチルジチオカルバモイルメチル
)−I−ヒドロキシキノリン3.7−ビス(ジ−n−オ
クチルジチオカルバモイルメチル)−r−ヒドロキシキ
ノリンj、7−ビス(ジーコーエチルシクqへ中シルジ
チオカルバモイルメチル)−1−ヒドロキシキノリン J、7−ビス(ジドデシルジチオカルバモイルメチル)
−1−?ニトロキシキノリン3.7−ビス(ジステアリ
ルジチオカルバモイルメチル)−!−ヒドロキシキノリ
ン本発明のl−オキシキノリン誘導体は、他の配合物と
ともに、パンバリーミキャーやロールなど一般に用いら
れる装置および方法により通常ゴム100重量部に対し
、0.1〜10重量部添加される。
ロキシキノリン 7−(ジエチルジチオカルバモイルメチル)−!−ヒド
ロキシ牛ノリシ アー(ジ−n−プロピルジチオカルバモイルメチル)−
I−ヒドロキシキノリン 7−(ジ−1so−プロピルジチオカルバモイルメチル
)−l−ヒドロキシキノリン 7−(ジ−n−ブチルジチオカルバモイルメチル)−I
−ヒドロキシキノリン 7−(ジーtart−ブチルジチオカルバモイルメチル
)−I−ヒドロキシキノリン 7−(ジーコーエチルシクロヘキシルジチオ力ルバモイ
ルメチル)−r−ヒドロキシキノリン 7−(ジドデシルジチオカルバモイルメチル)−I−ヒ
ドロキシキノリン j、7−ビス(ジメチルジチオカルバモイルメチル)−
l−ヒドロキシキノリン j、7−ビス(ジエチルジチオカルバモイルメチル)−
t−ヒドロキシキノリン j、7−ビス(ジ−n−プロピルジチオカルバモイルメ
チル)−l−とドロキシキノリン!、7−ビス(ジー1
so−プロピルジチオカルバ毫イルメチル)−I−ヒド
ロキシキノリンS、7−ビス(ジ−n−ブチルジチオカ
ルバモイルメチル)−I−ヒドロキシキノリンj、フー
ビス(ジーtart−ブチルジチオカルバモイルメチル
)−I−ヒドロキシキノリン3.7−ビス(ジ−n−オ
クチルジチオカルバモイルメチル)−r−ヒドロキシキ
ノリンj、7−ビス(ジーコーエチルシクqへ中シルジ
チオカルバモイルメチル)−1−ヒドロキシキノリン J、7−ビス(ジドデシルジチオカルバモイルメチル)
−1−?ニトロキシキノリン3.7−ビス(ジステアリ
ルジチオカルバモイルメチル)−!−ヒドロキシキノリ
ン本発明のl−オキシキノリン誘導体は、他の配合物と
ともに、パンバリーミキャーやロールなど一般に用いら
れる装置および方法により通常ゴム100重量部に対し
、0.1〜10重量部添加される。
この場合o、i重量部未満では、レジリエンス向上効果
が不充分でまfF−10重量部を越えると加工時のスコ
ーチ安定性が不充分となる〇また適用される加硫可能な
ゴムとしては、天然ゴムもしくは合成ゴム、たとえばス
チレン・ブタジェン共重合ゴム(8BR)、ポリイソプ
レンゴム(工′R)、ポリブタジェンゴム(BR)、ア
クリロニトリル・ブタジェン共重合ゴム(NBR)、ポ
リクロロプレンゴム(OR)%イソプレン・イソブチレ
ン共重合ゴム(IIR)、エチレン・プロピレン拳ジエ
ンモノマー三元共重合ゴム(F+pnM)などが例示さ
れる。
が不充分でまfF−10重量部を越えると加工時のスコ
ーチ安定性が不充分となる〇また適用される加硫可能な
ゴムとしては、天然ゴムもしくは合成ゴム、たとえばス
チレン・ブタジェン共重合ゴム(8BR)、ポリイソプ
レンゴム(工′R)、ポリブタジェンゴム(BR)、ア
クリロニトリル・ブタジェン共重合ゴム(NBR)、ポ
リクロロプレンゴム(OR)%イソプレン・イソブチレ
ン共重合ゴム(IIR)、エチレン・プロピレン拳ジエ
ンモノマー三元共重合ゴム(F+pnM)などが例示さ
れる。
かくして、本発明のレジリエンス向上剤を使用すれば加
硫ゴムのレジリエンスが非常に向上するというすぐれた
効果が得られる。
硫ゴムのレジリエンスが非常に向上するというすぐれた
効果が得られる。
次に本発明を実施例を亀って詳述するが、本発明は、実
施例のみに限定されるものでない。
施例のみに限定されるものでない。
参考例1
7−(ジメチルアミノメチル)−I−ヒドロキシキノリ
ンコ0.J g (+1)、1モル)をメタノール−〇
−に溶解し、これに二硫化炭素7.6g(o、/IIニ
ル)を添加したのち3QCで5時間保温する。液体クロ
マトグラフィーによシ反L液中の原料のピークが消失し
、新たに生成物のほぼ単一なピークが得られたのを確認
し九のちメタノールを留去して、高粘性半固体状の7−
(ジメチルジチオカーバモイルメチル)−t−ヒドロ牟
シキノリンfコア、4 g得た。
ンコ0.J g (+1)、1モル)をメタノール−〇
−に溶解し、これに二硫化炭素7.6g(o、/IIニ
ル)を添加したのち3QCで5時間保温する。液体クロ
マトグラフィーによシ反L液中の原料のピークが消失し
、新たに生成物のほぼ単一なピークが得られたのを確認
し九のちメタノールを留去して、高粘性半固体状の7−
(ジメチルジチオカーバモイルメチル)−t−ヒドロ牟
シキノリンfコア、4 g得た。
これをl−オキシキノリン誘導体(4)とする。
同様の方法で、第1表に示す♂−オキシキノリン誘導体
(B)〜(14?合成した。
(B)〜(14?合成した。
第1表
実施例1
天然ゴムIO重量部c以下部とあるのは、重量部を意味
する。)及び8BRJO重量部をバンバリーミキサ−内
に投入して/分間予備混合した後、各t−すキシキノリ
ン誘導体を、一定量添加し、さらVcJO秒混合し九〇
その後HALFブラックダj部、ステアリン酸3部、軟
化剤3部、イオウJJ部、亜鉛華3部および老化防止剤
(*2 )一部を添加し、コ分間混練し、ダンプし九。
する。)及び8BRJO重量部をバンバリーミキサ−内
に投入して/分間予備混合した後、各t−すキシキノリ
ン誘導体を、一定量添加し、さらVcJO秒混合し九〇
その後HALFブラックダj部、ステアリン酸3部、軟
化剤3部、イオウJJ部、亜鉛華3部および老化防止剤
(*2 )一部を添加し、コ分間混練し、ダンプし九。
なお、バンバリーミキサ−のケーシング温度は/コO〜
1.2jCであった。その後、オーブンロール(ロール
表面温f: to 〜7oC)vCより加硫促IAfl
!I”’1m全添加し念。
1.2jCであった。その後、オーブンロール(ロール
表面温f: to 〜7oC)vCより加硫促IAfl
!I”’1m全添加し念。
(*/)アンチゲン、yc(住友化学社品)(*コ)ツ
クシノール C2(住友化学社品)続いて、加硫プレス
により、/es CでJO分間加硫し、所定の試験片を
作製し、Jニー−K −430/に示されるり、プケ式
レジリエンステスターによりレジリエンスを測定した。
クシノール C2(住友化学社品)続いて、加硫プレス
により、/es CでJO分間加硫し、所定の試験片を
作製し、Jニー−K −430/に示されるり、プケ式
レジリエンステスターによりレジリエンスを測定した。
結果を第2表に示す。なお比較例として、l−オキシキ
ノリン誘導体の添加されない他は全く同様にして作製し
たものについて測定したO 第 1 表
ノリン誘導体の添加されない他は全く同様にして作製し
たものについて測定したO 第 1 表
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式 (式中、Rは炭素数l〜/lのアル中ル基を、nはlt
たは−の整数を示す。) で示される!−オキシキノリン誘導体を有効成分とする
ことを特徴とするゴム用レジリエンス向上剤
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP194282A JPS58118837A (ja) | 1982-01-08 | 1982-01-08 | レジリエンス向上剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP194282A JPS58118837A (ja) | 1982-01-08 | 1982-01-08 | レジリエンス向上剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58118837A true JPS58118837A (ja) | 1983-07-15 |
JPH032895B2 JPH032895B2 (ja) | 1991-01-17 |
Family
ID=11515662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP194282A Granted JPS58118837A (ja) | 1982-01-08 | 1982-01-08 | レジリエンス向上剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58118837A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4885322A (en) * | 1987-09-22 | 1989-12-05 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Novel ammonium salt useful as modifiers for rubber |
US5106913A (en) * | 1986-07-16 | 1992-04-21 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Rubber composition |
-
1982
- 1982-01-08 JP JP194282A patent/JPS58118837A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5106913A (en) * | 1986-07-16 | 1992-04-21 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Rubber composition |
US4885322A (en) * | 1987-09-22 | 1989-12-05 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Novel ammonium salt useful as modifiers for rubber |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH032895B2 (ja) | 1991-01-17 |
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