JPS58118831A - プラスチツク成形品の金属光輝処理法 - Google Patents

プラスチツク成形品の金属光輝処理法

Info

Publication number
JPS58118831A
JPS58118831A JP128682A JP128682A JPS58118831A JP S58118831 A JPS58118831 A JP S58118831A JP 128682 A JP128682 A JP 128682A JP 128682 A JP128682 A JP 128682A JP S58118831 A JPS58118831 A JP S58118831A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metallic
metal
plasma treatment
plastic
base coat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP128682A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Takahashi
芳信 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP128682A priority Critical patent/JPS58118831A/ja
Publication of JPS58118831A publication Critical patent/JPS58118831A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chemically Coating (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、プラスチック成形品の金属光輝処理法flc
@する。
従来、プラスチック成形品の金属光輝地理法として、A
B8樹脂の湿式メッキ処理法、お工びABS、ナイロン
、ポリカーボネート等、樹脂の乾式メッキ処理法、即ち
真空蒸着、ホットスタンプ、イオンプレーティング及び
スパッタリングなどの方法、がある。この中で外装用プ
ラスチックメタライジング法としてはスパッタリング法
が性能、コスト等の点から最も適していると云われてい
る。
スパッタリング法においては、プラスチック成形品の場
合は通常ベースコート塗装、塗膜硬化、金属スパッタリ
ンク、トップコート塗装および塗膜硬化の工程を経て金
属光輝製品を得ている。このようにして得られ次金属光
輝処理プラスチック成形品の構造断+[lt菖1図に示
す。
該成形品はプラスチック素材1、ベースコート塗膜2、
金属皮膜5、トップコー)II膜4、および必要に応じ
てオーバーレイ5の各層から成る。ベースコート塗lI
2は逸常約5乃至15/1111厚のウレタン11脂、
アクリルam又はエポキシ樹脂系のクリヤー塗膜であり
;金属皮IE5は意匠性の観点から滝常約500乃至1
soo、L厚のアルミニウム、クロム、銅、ニッケル、
又はクロム又はニッケル合金からなり;トップコートI
kII!、4は滝常約5乃至15μ溺厚のウレタン樹脂
、アクリル樹脂又はエポキシ樹脂系のクリヤー塗膜であ
多;そしてオーバーレイ5は通常約10乃至20μ厚の
ウレタン樹脂又はアクリル樹脂系ラッカーの着色塗膜で
ある。
ベースコート塗膜の役割は、 1) 金属皮膜とプラスチック素材との書着性t−曳く
する、 2)金属皮膜のクラックを防止する、 5) プラスチック素材表面のレベリングを良くする、 お工び 4) 脱気の際、プラスチック表面から放出されるガス
を対し込める、 などである。
一方、トップコー)1!膜の役割は、 リ 金属皮膜を保躾し、酸化を防ぎ、そして光沢を維持
させる、お工び 2)スパッタリング地理成形品に耐摩耗性お工び耐薬品
性等を付与する、 などである。
以上を目的としたコーテイング材として、市販されてい
るものKFi、例えば表1VC示す藤倉化Fii、@製
のコーテイング材がある。
上記の表1からもわかる様に1ポリプロピレン、ポリエ
チレン、ポリテトラフルオルエチレン(テフロン)など
の素材用のコーテイング材はない。かかる素材は極性基
を殆んど含まないため表向エネルギーが低く、親水性お
よび親油性に乏しく、従ってベースコートとの密着性が
確保できないためである。
従って、従来プラスチック成形品をスパッタリング法に
工り金属光輝処理する場合、ポリエチレン、ポリプロピ
レンお1びテフロンなどの素材は被処理素材として不適
当と思われてい友。
これらの素材にスパッタリング処llヲ施こした場合、
該素材表面とベースコート塗膜との付着性が悪いため、
スパッタ金属処理thにはがれ、ワレ、クラックが発生
するなどの問題が6つ尺。
上記以外のAB&樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネー
ト、ナイロンなどのプラスチック素材の場合でも、ベー
スコート材は各素材の性質に合せて各々特有のもの1k
Il!用しなければならなかったので、ベースコート材
が特定のものに限定され、コスト的にも高いものとなる
欠点があつ皮。
本発明者等は各種プラスチック素材からなる成形品の金
属光輝処Il#ICついて鋭意研究した結果、被処理プ
ラスチック素材を金属光輝処mに付す藺に、該被処理素
材の表thiftプラズマ処理して表面改質することに
工り、該被I&理素材とペースコート膜との豐看性が向
上されることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明の目的は、あらゆるプラスチック素材成形品に適
した金属光輝処理法を提供することにある。
本発明の別の目的は、外観および品質に優れ次プラスチ
ック金属光輝処理品の安価且つ簡単な製法を提供するこ
とにらる。
本発明の更に別の目的は、ポリオレフィン系樹脂又はフ
ッ素樹脂から成る成形品の金属光輝処理法を提供するこ
とKあ今。
本発明の方法は、プラスチック素材成形品の表面をプラ
ズマ処理し九後、ペースコート塗膜、金属メッキ皮膜お
よびトップコート塗膜を順次形成せしめることを特徴と
する。
本発明の方法が適用し得るプラスチック素材は特に限定
されないが、ABS樹脂、アクリル樹脂、ナイロン、ポ
リカーボネート、ポリエステル、ポリアセタール等従来
金属光輝処理に付されたプラスチック素材の他に1ボリ
オレフイ/系樹脂、特にポリエチレン、ポリプロピレン
、エチレン−プロピレンコポリマー、ポリブデンー1、
塩素樹脂、特にポリ塩化ビニル、お工びフッ素樹脂、特
にポリテトラプルオルエチレン(テフロン)、ポリビニ
ルフルオリドなど、従来金属光輝16H4K不適当とさ
れてい友プラスチック素材が挙げられる。
プラズマ処理は、漉常プラスチック素材の表mtメタノ
ール等で清浄しt後行われ、該素材をプラズマ、例えば
ヘリクム、酸素、窒素のプラズマ、に曝露することKL
り行われる。ti地理は、周波数IAS6MHz乃至2
45ΩME z O2ジオ波乃至マイクロ波高周波放電
タイプのプラズマ処理装置を用いて、11〜1■Hgの
減圧下にて実施し得る。或いはグロー放電プラズマ処理
、コロナ放電プラズマ処理なども適宜使用し得る。鳩常
、プラズマ処理時間は10秒乃至10分である。プラズ
マ中には電子、イオン、励起状分子、ラジカル粒子及び
紫外線が存在する几め為この中にプラスチック素材を曝
露すると、該素材表面は化学的に変性され、極性基が生
成する。例えば0.プラズマ処理の場合は一0OH基、
〉−01、−〇〇〇H基、旦−0−R’基(R,tはア
ルキル基を表わす)、′/C−C二基の生成が確認され
ておlH6プラズマ処理の場合もほぼ同様の極性基が生
成され、セしてN3プラズマ処理の場合は同様の極性基
のほかに、アミド構造と推定される基も生成することが
確認され次。
かかるプラズマ処MiKよる極性基の生成にLってプラ
スチック素材表面の接着性が向上されるので、その後の
金属光輝処理におけるペースコートの材料として広範囲
のコ・−ティング材を使用し得る。プラスチック素材が
ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹
脂の場合、好ましいペースコート材はウレタン樹脂系の
コーテイング材、例えばポリエステル変性ウレタン塗料
やポリアクリル変性ワレタン塗料などである。一方、A
BS樹脂、アクリル樹脂、ナイロン、ポリカーボネート
等の素材の場合は、従来の各樹脂特有のペースコート材
の外に、広範囲のアクリルlll1系、フレタン樹脂系
、アミノアルキッド系のコーテイング材、例えばポリエ
ステル変性9レタン塗料、ポリアクリル変性ウレタン塗
料、メラミン変性アルキッド塗料を使用し得る。
金属メッキ処理はスパッタリング、真空蒸着又はイオン
ブレーティング等の鳩常の乾式メツ+tSS法によシ冥
施し得るが、性能およびコスト等の観点から特にスパッ
タリング法が好ましい、スパッタリングは慣用のスパッ
タ装置にて所望の金属、例えばアルミニワム、クロム、
銅、ニッケル又はこれらの合金を用・いて*施し得る。
トップコート材は通常の金属光輝処理に用いられるトッ
プコート材である。
ベースコート塗膜、金属皮膜お工びトップコート塗膜の
厚さは通常、従来の金属光輝処理における夫々の膜の厚
さの範囲にあるが、特VC@定されず、適宜変更し得る
トップコート塗膜の上に、所望によりオーバーレイ塗膜
を形成し得る。
本発明の方法にニジ得られる製品の構造断面図を第2お
よび第5図に示す。第2図はプラスチック成形品の表側
向が金属光輝処理側の面である場合を、そしてms図は
該表ll1iiが鈑成形品の非旭珊儒の曲でおる場合を
示す。
第2〜31!Pi1において、グラスチック成形品はプ
ラスチック素材6.6’、変性改質層7.汽ベースコー
ト膜8.8′、金属皮膜?、9′、トップコート膜10
,10’、おLび必l!に応じてオーバーレイ11から
成へ該表側面が金属光輝処理側の曲である場合、トップ
コート膜10は透明膜であり、−万、表側向が非処ma
の面である場合、プラスチック素材6′およびベースコ
ート膜8′は透明な材料から成る。
次に本発明の方法を、実施例を用いて更に詳しく説明す
る。
実施例1 ポリプロビレ/(商品名z−2(三片石油化学e11)
)から成る成形品をメタノールで洗浄した後、24時間
減圧乾燥し友。次に該成形品[、TMW−740711
マイクロ波プラズマ処履装[(東京芝浦電気■製)を用
いて発振周波数2450±s o MHz%減圧度11
I!IHgKて、表2に示す気体を用いてプラズマ処m
を施した。その後ベースコート材としてボタエステルワ
レタン系コーティング剤EXP1007  (商品名、
藤倉化成#製)を用いて通常のエアースプレーにてIk
f!L、7’を後、乾燥を行って約10μ厚のベースコ
ート塗膜t*−h。次いでCF’S−22V−140@
低温高速スパツタ装置(徳田製作所■製)を用いて該ベ
ースコート11膜上K Cr合金、ハステロイX、(N
: 50spCr20哄、Fe50%。
MDa % 、残りCo、 W )の厚さ約4501の
金属皮l[を得た。その後アクリルウレタン系コーテイ
ング材EXP−1155(藤倉化成特製)を通常のエア
ースプレーを用いて塗布後、乾燥させて、厚さ約10声
のトップコート塗膜tea。得られ次スパッタリングl
I&通ポリプロピレン製品を、外観、付着性、耐熱性及
び耐温水性について目視並びにクロスハツチテープテス
トによって判定した。その結果を表2に示す。
参考例1 実施例1と同じポリプロピレン成形品を用いて、プラズ
マ処mを雀〈以外は実施例1と同様にスパッタリング処
理した。得られた製品の判定結果を表2に示す。
実施例2 プラスチック素材として表5に示す素材を用いて実施例
1と同様VcO!プラズマ処理およびスパッタリング処
理を行つ九。得られた製品について、クロスハツチテー
プテストに付してその初期付着性を判定した。その結果
を表3に示す。
参考例2 実施例2と同じプラスチック素材を用い、プラズマ処理
を省く以外は実施例1の工程に従ってスパッタリング処
理を行った。得られ九製品についてのクロスハツチテー
プテストによる初期付着性の判定結果を表3に示す。
なお、上記クロスハツチテープテストにおける判定は1
1IIます目100@中のハガレで判定し、◎はゼロ:
○は1〜2個:△は3〜10個;×は11個以上、のハ
ガレを示す。
またクラック、レベリング等の外観の目視判定において
、0−・・良、○・−町、Δ・・・不可、×−・不要、
を示す。
プラズマ処IIKよる変性表面層の厚さは過電1に以下
なので、プラスチック素材のバルクその物の性質を変え
ることなく塗装性、付着性、密着性など表面の性質のみ
を改善することができる。そのため、被処理プラスチッ
ク素材によるベースコート材料の選択性が少なくなるの
で広範囲のペースコート材tt用し得、従って安価なベ
ースフート材の適用が可能となる。
また、ベースコート塗膜との付着性が確保できなかった
ポリプロピレン、ポリエチレン等のプラスチック素材に
も、本発明によるプラズマ処JIを施すととにニジ金属
光輝処理が可能となる。
更Kま九、プラスチック素材の表向改質KLる付着性、
密着性の向上により、金属皮膜処理部のはがれ、われ、
クラッキングの問題が解消される。
【図面の簡単な説明】
a11図は、従来のスパッタリング法による金属光輝処
還r/c工9得られる製品の構造断thii図、第2お
よび第3図は本発明の方法により得られる製品の構造断
面図、 を示す。 1.6・・・プラスチック素材、2.8・・・ベースコ
ート塗膜、S、9.9’−・金属皮膜、4.10−透明
トップコート塗I[,5,11・・・オーバーレイ、7
.7’、−・素材改質層、6′・・・透明グラスチック
素材、8′−・透明ベースコート塗膜、10′・・・着
色トップコート塗膜、12−・プラスチック成形品の表
側面方向。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  プラスチック成形品の表向をプラズマ処理し
    た後、ベースツー)1kl!、金属メッキ皮膜お工びト
    ップコート塗膜を順次形成せしめることを特徴とするプ
    ラスチック成形品の金属光輝処理法。
  2. (2)金属スパッタリングにニジ金属メッキ皮膜を形成
    する特許請求の範囲第1項記載の方法。
JP128682A 1982-01-07 1982-01-07 プラスチツク成形品の金属光輝処理法 Pending JPS58118831A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP128682A JPS58118831A (ja) 1982-01-07 1982-01-07 プラスチツク成形品の金属光輝処理法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP128682A JPS58118831A (ja) 1982-01-07 1982-01-07 プラスチツク成形品の金属光輝処理法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58118831A true JPS58118831A (ja) 1983-07-15

Family

ID=11497203

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP128682A Pending JPS58118831A (ja) 1982-01-07 1982-01-07 プラスチツク成形品の金属光輝処理法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58118831A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020056330A (ko) * 2000-12-29 2002-07-10 구자홍 플라즈마를 이용한 플라스틱의 우레탄 코팅방법
KR101006164B1 (ko) 2008-11-17 2011-01-07 주식회사 세종테크 자동차용 플라스틱 부품
KR101006162B1 (ko) * 2008-11-17 2011-01-07 주식회사 세종테크 자동차용 플라스틱 부품

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020056330A (ko) * 2000-12-29 2002-07-10 구자홍 플라즈마를 이용한 플라스틱의 우레탄 코팅방법
KR101006164B1 (ko) 2008-11-17 2011-01-07 주식회사 세종테크 자동차용 플라스틱 부품
KR101006162B1 (ko) * 2008-11-17 2011-01-07 주식회사 세종테크 자동차용 플라스틱 부품

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0822010B1 (de) Verfahren zur Glanzbeschichtung von Teilen, vorzugsweise für Fahrzeuge, insbesondere von Fahrzeugrädern, und danach beschichtetes Teil
JPH07504943A (ja) 低温プラズマおよび電着を使用した金属被覆方法
US5773087A (en) Coated article and method for producing same
US6770376B2 (en) Coated article with polymeric basecoat
JPS58118831A (ja) プラスチツク成形品の金属光輝処理法
CA2408960C (en) Coated article with polymeric basecoat having the appearance of stainless steel
AU750205B2 (en) Plasma polymerization on surface of material
JP2014172399A (ja) 暗色のコーティングされた粒子
JP2574707B2 (ja) 金属薄膜を表面に有するフアスナ−
JPS63270495A (ja) 金属調光輝性加飾製品
JPH03130357A (ja) 金属薄膜を表面に有する合成樹脂成形品及びその製造方法
EP1454999A1 (de) Werkstoff oder Bauteil mit einer Metallbeschichtung
JPH0688252A (ja) 金属装飾体及びその製造方法
US7135220B1 (en) Coated article
JPS60110379A (ja) ポリプロピレン樹脂部品の塗装方法
SU1758083A1 (ru) Способ получени декоративных покрытий на издели х из пластмасс
JPH04103773A (ja) 表面処理金属材料及びその製造方法
JPS6086177A (ja) メタリツク塗料組成物
JPH03100197A (ja) ポリマーブレンド成形品へのメッキ処理方法
US20050072682A1 (en) Process and apparatus for coating components of a shopping cart and a product
JPS6136584B2 (ja)
US20020146566A1 (en) Coated article with polymeric basecoat having the apearance of stainless steel
TW420642B (en) Surface treatment method for aluminum alloy wheel rim
US20030113589A1 (en) Low pressure coated article with polymeric basecoat having the appearance of stainless steel
CN118325156A (zh) 一种在塑料基材上仿拉丝不锈钢色外观的表面处理方法