JPS58115713A - 接点材料 - Google Patents
接点材料Info
- Publication number
- JPS58115713A JPS58115713A JP21232381A JP21232381A JPS58115713A JP S58115713 A JPS58115713 A JP S58115713A JP 21232381 A JP21232381 A JP 21232381A JP 21232381 A JP21232381 A JP 21232381A JP S58115713 A JPS58115713 A JP S58115713A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は短絡遮断性能、耐消耗性、耐溶着性の優れた
接点材料を提供するもので、構造的に課題解決したもの
である。
接点材料を提供するもので、構造的に課題解決したもの
である。
従来銀−カドミウム系、銀−スズ系、銀−ニッケル系導
電体から成る接点材料が知られている。
電体から成る接点材料が知られている。
これらはそれぞれ接点とじtl’求される耐消耗性耐溶
着性、電気1!導性及び所定の形状を有する接点に賦形
する加工性に特−黴を有し、たとえば銀−カドミウム系
、銀−スズ系導電体は電磁接触機。
着性、電気1!導性及び所定の形状を有する接点に賦形
する加工性に特−黴を有し、たとえば銀−カドミウム系
、銀−スズ系導電体は電磁接触機。
リレー等の各種電気機器の接点に供した場合、定格電流
に対しては耐溶着性及び耐消耗性に優れた性能を発揮し
、その効能が認められている。しかしながら磁気駆動力
によりアークを走らせ限流する型式のノーヒユーズブレ
ーカの接点に供した場合は短絡電流が過大な電流である
ためにアークが生じ、このアークの滞留時間が長く切れ
が十分でないため短絡遮断性能に欠は実用上の問題が残
る。
に対しては耐溶着性及び耐消耗性に優れた性能を発揮し
、その効能が認められている。しかしながら磁気駆動力
によりアークを走らせ限流する型式のノーヒユーズブレ
ーカの接点に供した場合は短絡電流が過大な電流である
ためにアークが生じ、このアークの滞留時間が長く切れ
が十分でないため短絡遮断性能に欠は実用上の問題が残
る。
そこでこの様に過大なる短絡電流が流れる電気機器の接
点としても有効な接点材料の造出が待たれ、この発明は
これに応えるものである。
点としても有効な接点材料の造出が待たれ、この発明は
これに応えるものである。
以下この発明を詳説する。この発明は複層構成で解決し
た点に特徴を有する。すなわちこの接点材料は第1層と
この第1層に裏打された第2層を備えて構成される。第
1層は定格電流に対して耐消耗性、耐溶着性に優れた導
電体で構成されこれは定格電流に比べて過大な電流が流
れる短絡電流に対しては耐消耗性、耐溶着性に劣るもの
で十分である。すなわち定格電流とこれよりも過大なる
短絡電流に対して耐消耗性、耐溶着性ならびに短終速断
性能等接点に要求される性能をことごとく満足する接点
材料が存在しないところに課−を設定した理由がある。
た点に特徴を有する。すなわちこの接点材料は第1層と
この第1層に裏打された第2層を備えて構成される。第
1層は定格電流に対して耐消耗性、耐溶着性に優れた導
電体で構成されこれは定格電流に比べて過大な電流が流
れる短絡電流に対しては耐消耗性、耐溶着性に劣るもの
で十分である。すなわち定格電流とこれよりも過大なる
短絡電流に対して耐消耗性、耐溶着性ならびに短終速断
性能等接点に要求される性能をことごとく満足する接点
材料が存在しないところに課−を設定した理由がある。
この第1層を構成するのけたとえは前述する如く、銀−
カドミウム、銀−スズ系あるいは銀ニッケル系導電体の
接点材料が用いられる。ここでカドミウム、スズは酸化
物で銀素地中に含有されて接点材料を構成する。第2層
は定格電流に対して要求される耐消耗性、耐溶着性を満
足するものである必要はない。定格電流に比べて過大な
短絡電流に対してアークが発生してから消滅するまでの
消滅速度の大なる接点材料が選定される。この様な接点
材料としてはたとえば銀−リチウム系、銀−インジウム
系導電体から成る接点材料が用いられる。銀−リチウム
系は銀素地中にリチウムの酸化物が含有され、銀−イン
ジウム系は銀素地中に酸化インジウムが含有されて成る
。
カドミウム、銀−スズ系あるいは銀ニッケル系導電体の
接点材料が用いられる。ここでカドミウム、スズは酸化
物で銀素地中に含有されて接点材料を構成する。第2層
は定格電流に対して要求される耐消耗性、耐溶着性を満
足するものである必要はない。定格電流に比べて過大な
短絡電流に対してアークが発生してから消滅するまでの
消滅速度の大なる接点材料が選定される。この様な接点
材料としてはたとえば銀−リチウム系、銀−インジウム
系導電体から成る接点材料が用いられる。銀−リチウム
系は銀素地中にリチウムの酸化物が含有され、銀−イン
ジウム系は銀素地中に酸化インジウムが含有されて成る
。
第1層はたとえば0. l■〜0.8■第2層はたとえ
げ0. B wm〜L、21等比較的薄厚で構成される
がこの各壜厚は定格電流の大小と短絡電流の大小に応じ
て決定されるべきものであって限定的事項ではない。
げ0. B wm〜L、21等比較的薄厚で構成される
がこの各壜厚は定格電流の大小と短絡電流の大小に応じ
て決定されるべきものであって限定的事項ではない。
さらに第2層には必賛に応じて第8層が裏打される。こ
の第8層は銀層で構成され接点の電気伝導度を高めて接
点の温度上昇を道連する目打′あるいは合金とのろう付
は強度を高める目的などで採用される。
の第8層は銀層で構成され接点の電気伝導度を高めて接
点の温度上昇を道連する目打′あるいは合金とのろう付
は強度を高める目的などで採用される。
以上の構成を有する接点材料は定格電流と短絡電流にお
いて接点に要求される性能を十分に発揮することができ
るのである。すなわち定格電流での接点開閉動作は第一
層の耐消耗性と耐溶着性の性能に基づいて円滑になされ
、短絡電流での接点間をつなでアークは該アークの熱エ
ネルギーによって第1層を破壊し第2層を露出せしめこ
の第2層のアークの消滅速度の大なる総質に基づいて長
時間滞留することなくすばやく切れるのである〇次ぎに
上記接点材料の製法について説明すると銀素地にカドミ
ウム又はスズを含有する合金を圧延して薄厚の板に賦形
し、さらに銀素地にリチウム又はインジウムを含有する
合金を圧延して薄厚の板に賦形し、これを重ね合わせて
圧着し、次ぎにこれを1%!濃で内部酸化する。このと
き溶質のカドミウム、スズ、リチウム又はインジウムが
他の層に拡散されて酸化されるので層間結合が確実にな
る。ここに製法のさらに具体的な例を挙げる。
いて接点に要求される性能を十分に発揮することができ
るのである。すなわち定格電流での接点開閉動作は第一
層の耐消耗性と耐溶着性の性能に基づいて円滑になされ
、短絡電流での接点間をつなでアークは該アークの熱エ
ネルギーによって第1層を破壊し第2層を露出せしめこ
の第2層のアークの消滅速度の大なる総質に基づいて長
時間滞留することなくすばやく切れるのである〇次ぎに
上記接点材料の製法について説明すると銀素地にカドミ
ウム又はスズを含有する合金を圧延して薄厚の板に賦形
し、さらに銀素地にリチウム又はインジウムを含有する
合金を圧延して薄厚の板に賦形し、これを重ね合わせて
圧着し、次ぎにこれを1%!濃で内部酸化する。このと
き溶質のカドミウム、スズ、リチウム又はインジウムが
他の層に拡散されて酸化されるので層間結合が確実にな
る。ここに製法のさらに具体的な例を挙げる。
アルゴンガス雰囲気で銀にスズ、インジウム、リチウム
、カドミウム等の溶質元素を混ぜてそれぞれ個別に銀合
金を得る。これを圧延し所望の厚さまで変形し、これら
を銀板を第8層として適宜クラッドする。それからこれ
を内部酸化する。条件はたとえば650℃で酸素ガス中
に100時間放置する。
、カドミウム等の溶質元素を混ぜてそれぞれ個別に銀合
金を得る。これを圧延し所望の厚さまで変形し、これら
を銀板を第8層として適宜クラッドする。それからこれ
を内部酸化する。条件はたとえば650℃で酸素ガス中
に100時間放置する。
以上の如き方法で得た接点材料をノーヒユーズブレーカ
の接点に供し定格電流での開閉動作に因る消耗量を耐消
耗性の評価として、短絡電流でのアークの膠着時間を短
絡遮断性能の評価として測定した結果次表のとおりであ
った。表から明白なとおり、定格電流での耐消耗性、短
絡電流での短絡遮断性能ともに有するものであった。な
お耐溶着性については溶着回数の測定で評価したが溶着
現象は認められなかった。又試験片として供した接点の
性状は第1層が0.2 W #第2層がO,S■。
の接点に供し定格電流での開閉動作に因る消耗量を耐消
耗性の評価として、短絡電流でのアークの膠着時間を短
絡遮断性能の評価として測定した結果次表のとおりであ
った。表から明白なとおり、定格電流での耐消耗性、短
絡電流での短絡遮断性能ともに有するものであった。な
お耐溶着性については溶着回数の測定で評価したが溶着
現象は認められなかった。又試験片として供した接点の
性状は第1層が0.2 W #第2層がO,S■。
第8層が0.2−であった。
試験条件
プレー−で定常負荷での開閉試験及び短絡試験を行なっ
た。
た。
開閉試験では接点の消耗量、短絡試験ではアークこう着
時間を測定した。ここでアークこ・う着時間とは、接点
間でアークが発生したときアークが動かずに停まってい
る時間である。即ち、アーク発生と同時に電磁力が生じ
最終的にこの電磁力によりアークが移動するが、こう潜
時間とはアークが発生してから移動するまでの時間であ
る。
時間を測定した。ここでアークこ・う着時間とは、接点
間でアークが発生したときアークが動かずに停まってい
る時間である。即ち、アーク発生と同時に電磁力が生じ
最終的にこの電磁力によりアークが移動するが、こう潜
時間とはアークが発生してから移動するまでの時間であ
る。
アーク遮断性能は、このこう潜時間が短い程よい。
く威験条件〉
開閉試験 交 流 40A開閉回数5000回短
絡 2ZOV8KA 特許出願人 松下電工株式金社 代理人弁理士 竹 元 敏 丸 (rtか2名)
絡 2ZOV8KA 特許出願人 松下電工株式金社 代理人弁理士 竹 元 敏 丸 (rtか2名)
Claims (1)
- (1) 第一層とこの第一層に裏打された第二層とか
ら成り、第一層は定格電流に対して耐消耗性と耐溶着性
を有する導電体で成り、第二層性短絡電流に対してアー
クの消滅速度の大なる導電体で成る接点材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21232381A JPS58115713A (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 接点材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21232381A JPS58115713A (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 接点材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58115713A true JPS58115713A (ja) | 1983-07-09 |
Family
ID=16620632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21232381A Pending JPS58115713A (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 接点材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58115713A (ja) |
-
1981
- 1981-12-29 JP JP21232381A patent/JPS58115713A/ja active Pending
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