JPS58114946A - 自動車シ−トの生地及びその製法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車シートの生地及びその麺法に関する。

従来の自動車シートの生地は１表面の表皮地と中のウレ
タンフオームと裏地より成り、これらをただ単に環縫い
略した構造のものである。

即ち、１本又は複数本の糸を表皮地側から裏地側に送っ
て輪形をつくり、これに次の糸をからませて縫う等した
だけの構造である。

従って、生地の端部に於て縫われた糸がほつれ易い不具
合がある。そして端部に於てほつれると、たちまち生地
全体の縫糸がほつれてしまい自動車シート生地として使
用に耐えない。

本発明は述上の点に＃ｉみ成されたもので９本願の第一
の発明の要旨とする所は、表面の表皮地と、中のウレタ
ン７オームと、裏地より成ると共に、上記表皮地、ウレ
タン７オーム、裏地は、テトロン等強度に富む糸に対し
、融点が低くて熱溶着性に富む熱可塑性樹脂の糸を交撚
した糸によって縫われ、且つ上記縁われた糸と糸同志又
は糸と裏地が熱溶着せしめられている事Ｙｒ特黴とする
自動車シート生地であって、その目的とする所は、縫糸
がほつれることのない自動車シート用の生地を提供する
にあり、又端から端書で全て有効に使用することのでき
る自動車シート用の生地Ｙｒ提供するにある。又本珈の
第二の発明の要旨とする所は９表面の表皮地と中のウレ
タン７オームと裏地を、テトロン等強度に富む糸に対し
、融点が低くて熱溶着性に畜す熱可塑性樹脂の糸を交撚
した糸を用いて縫着する工程と、縫着した生地を送りな
がら上記裏地側の縫った糸の面を加熱して、糸と糸同志
又は糸と裏地を熱溶着する工程と、引き続き所定の寸法
に裁断する工程より成る製法であって。

その目的とする所は、はつれることのない自動車用シー
トを廉価に加工できる。ａｔち設備費が高価な高周波接
合等による端部処理ｔ−要することなく、容易簡便に加
工できる製法を提供するにある。

次に添付図面に従一本発明の実施例１詳述する０ 先ず第１図〜第７図に従い第一の実施例を説明する。

先ず、第１図に示す如く表面の表皮地ｌと中のウレタン
７オーム２と不織布、布地、命中等の裏地３を縫製機械
ムに送り、それらを縫着する。第２図は縫着の態様の例
を示した部分断面／ 図であり１図に於ては、環縫いの態様を示しである。こ
の場合糸４としては、テトロン等強度に富む糸に対し、
融点が低くて熱溶理性に富む熱可塑性樹脂の糸を交撚し
た糸を用いる。例えば１１１！３図示の如く、テトａ＞
糸４・私と、１２０’０轍の低融点であって熱可塑性樹
脂製の糸４ｂを交撚した交撚糸を用いるとよい・さて、
上記のように縫着した後、搬送手段１によって送り１し
ながら、加熱装置０によって加熱する。即ち、第４図に
示す如く、一定の送り長さ各に。

加熱装置０を構成する押圧板５＆によってシート地を一
点鎖線の如く加熱板５ｂ＠に押圧し。

裏地３＠の糸４を加熱板６ｂによって加熱する。

加熱すると、熱溶着性の熱可塑性樹脂の糸４ｂが溶は出
し、糸４ｂと糸４ｂが溶着し、糸４と糸４が接合する。

この場合、糸４１）を溶融する程度の加熱では。

裏地３は溶融しない０又裏地３に接つしている糸４ｂが
溶けて裏地３に対して溶着する場合がある。

このように溶着すると、糸４ｔｊ完全に固定されるので
、はつれることがない。このように一定長さＬ各に加熱
した状態の生地を示したのが第１ｓ図であり、第５図中
の付号８ｔ：ｉ一定長さ各に加熱した帯状輪の部分を示
している０次いで、上記一定長さＬ各に裁断装置りによ
って裁断する。この場合、加熱部分６の中心線７の所で
切断する０これにより第６図に示す如く、左右の両端８
，９に於て、縫糸４と４同志又社縫糸４と裏地３が熱溶
着せしめられて固定されて成るシー、ト地を得ることが
できる。第７図は両端８又＃′ｉ９に於ける縫糸４と４
の熱溶着及び縫糸と裏地３の熱溶着固定の態様を示した
ものである◇ このよう［５皮地ｌとウレタン７オーム２と裏地３に、
テトロン等強度に富む糸に対し、融点が低くて熱溶着性
に富む熱可塑性樹脂の糸を交撚した糸４によって縫い、
この縫糸４と４又は縫糸４と裏地３が熱溶着固定されて
いるので。

糸４が決つしてほつれることがない。又裏地３自体を溶
融したりする−のでけないから、外的美観性を損わない
。又端部を高周波接合等するものではないから、生地を
端から端まで使用できる。そして、単に縫糸−の低一点
の糸４ｋ１１加熱して溶着するだけなので、高周波加熱
接合等に比し極めて低＊な設備で容易に実施で龜ると共
に、シート地自体はテ）Ｗン略強度に富む糸によって縫
われて―るので、十分な強度を維持している鴨のである
。

次に第８図〜第９図に従い第二の実施例を詳述する口 先の例では生地を一定長さＬ各に裁断し、もって一定長
さＬの両端に於て縫糸４と４を互いに熱溶着固定する例
を示したが１表皮地ｌとウレタン７オーム２と裏地３を
縫った後、加熱するに際し、下田−ル１０と、加熱上ロ
ール１１より成る加熱装瞳にｐ−ルバスさせる等して裏
地３＠の縫糸４を全て加熱溶着固定してもよ−ものであ
るｏ　Ｉ！　ｓ　ＷＪの付量１２Ｆｉこの全面加熱面を
示して−る＠ この例の場合も第一の例と同様な効果をもたらす上に、
更に全面加熱溶着なので、生地をどのように裁断しても
、縫糸は決つしてほつれない＠又耐久性にも富むもので
ある。

以上詳述した如く１本願の第一の発明によれば、はつれ
ることのない自動車シート用生地を提供できると共に、
端から端ｔモ完全に利用できる自動車シート用生地を提
供できるものであり、又本願の第二の発明によれば、高
価な設備を要すると、！−なく容易簡単な方法で、縫糸
がほつれることのない自動車用シート地の製法ヲ提供で
きるものである０

【図面の簡単な説明】

添付図面第１図〜＃！７図は本発明の第一の実施例を示
し、第１図は加工順序を示すフローシート、第２図は縫
製工程を示す部分断面図、第３図は糸の一例を示す拡大
図、第４図は縫糸の加熱工程を示す断面図、第５図は一
定長さ各に加熱したシート地の例を示す図、第６図は一
定長さ各に切断したシート地の例を示す斜視図、第７Ｆ
１！Ｊは端部に於ける縫糸の熱溶着固定のＳ様を示す部
分断面図、次いで第８図、第９図は本発明の第二の実施
例を示し、第ａＦｇＪは縫糸を連続して加熱する所を示
した図、第９図は裏地側に於ける縫糸を全面的に熱溶着
固定したシート地を示す図であり、Ｆ！！Ｊ中１＃′ｉ
表皮地、２Ｆｉウレタン７オーム、３は裏地４＆はテト
ロン等強度に富む糸４ｂは低融点であって熱溶着性に富
む熱可塑性樹脂の糸４は糸、５＆は押圧板、５ｂは加熱
板、６は帯状幅の加熱部分、７は中心線、８．９は端部
、１０，１ｌｉｊｔｙ−ル、１２ｔｊ全面加熱面、ＡＩ
ｆｉ縫製装置、ＢＩｆｉ搬送装置、ｏ／ｒｉ加熱装置、
Ｄは裁断装置を示している。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ■表面の表皮地ｌと中のウレタン７オームと裏地３より
   成る′と共に、上記褒皮地１１ウレタン７オーム２、裏
   地３は、テ）Ｗン等強度に富む糸ＫＮし、融点が低くて
   熱溶着性に富む熱可塑性樹脂の糸を交撚した糸４によっ
   て縫われ、且つ上記縁われた糸４と糸４同志、又は糸４
   と裏地３が熱溶着せしめられている事を特徴とする自動
   車シートの生地０ ０表面の表皮地１と中のウレタン７オーム２と裏地３を
   、テ）Ｗン略強度に富む糸に対し、融点が低くて熱溶着
   性に富む熱可塑性樹脂の糸を交撚した糸４Ｙｔ用いて縫
   着する工程と、縫着し斥生地を送りながら上記裏地側の
   縫糸４の面を加熱して、糸４と糸４同志又は糸４と裏地
   Ｓｔ熱溶着する工程と、引き続き所定の寸法に裁断する
   工ｉより成る自動車シーシの生地の製法。