JPS5811436A - 大量輸送装置の荷役を行なうための方法及びこの方法を実施するための貨物移送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、運搬されるべき貨物が、下端部に配設された
揺動可能で且つ選択的に入れ子式に伸縮可能な水平コン
ベヤによシ荷揚げされまだは積み込まれる、荷役装置に
連結された垂直方向に螺旋状に湾曲したコンベヤによっ
て、船舶等の如き大量輸送装置の荷役を行なうだめの方
法及び、その方法を実施するための貨物−送装置に関す
る。

前記方法を実施するために、３６０″のコンベヤ領域に
亘って延びている螺旋形コンベヤ部分を含んでいて、運
搬方向に関して逆転可能にモータ駆動され得且つモジュ
ール状に相互連結されており中央支持柱及び支持フレー
ムに固定されている垂直湾曲コンベヤを使用することが
知られている。

該支持柱及びフレームは上端部に連結されていて、これ
は同時に大量輸送装置の外側に位置する荷役装置のため
の貨物移送機構として役立つ。垂直湾曲コンベヤの下端
部には、例えば運搬方向の逆転可能な入れ子式に伸縮可
能なコンベヤベルトとして構成された水平コンベヤが備
えられており、その自由端に在る端末コンベヤは貨物を
積み込むためまたは荷揚げするために垂直方向に揺動可
能である。下方の螺旋形コンベヤ部分は、一定の貨物移
送部を有する水平コンベヤに関連せしめられている。こ
れは、水平コンベヤが揺動運動を行なうときに下方の螺
旋形コンベヤ部分も垂直コンベヤの縦軸と同軸的に回動
し且つ該下方の螺旋形コンベヤ部分の上方コンベヤ部が
該下方の螺旋形コンベヤ部分の上に位置する垂直コンベ
ヤの非回転螺旋形コンベヤ部分の下方のコンベヤ部に関
して移動せしめられる、ということを意味している。こ
れは、前記螺旋形コンベヤ部分の対向しているコンベヤ
部が相互に高さの変位を受けなければならないので、貨
物が非回転螺旋形コンベヤ部分の下方のコンベヤ部上に
配置されているから、輸送空間に貨物を積み込むために
構成された垂直コンベヤはすぐに該空間から荷卸しする
ために使用され得ない、という欠点を有する。この問題
は、本来貨物を荷卸しするよう企図された垂直コンベヤ
が貨物を積み込むために使用される場合にも同様に発生
する。このような場合には、貨物を手で移すことによシ
又は付加的に取付けられだ補助装置によシ貨物の蓄積を
回避する必要があり、これは迅速な荷役作業に対して不
利となる。

本発明の課題は、貨物の運搬がその蓄積により妨げられ
ず、貨物運搬方向の逆転後の手作業を必要とせずに、垂
直コンベヤによシ大量輸送装置の荷積み及び荷卸しを行
なうことを可能にする方法を提供することにある。　、 本発明によれば、この課題は、荷積み及び荷卸しの際に
、水平コンベヤと一定の作用的連結状態にある貸物移送
螺旋部材が全揺動領域に亘って垂直コンベヤの下方の螺
旋形コンベヤ部分に適合するように移動せしめられ、荷
積みに対しては貨物移送螺旋部材が該螺旋形コンベヤ部
分の真下に移動され、また荷卸しに対しては、該下方の
螺旋形コンベヤ部分と貨物移送螺旋部材との間に常に重
なった部分が形成されるように、該螺旋形コンベヤ部分
の上に移動せしめられることによシ解決される。

本発明の他、の特徴によれば、前記方法を実施するだめ
の貨物移送装置は、貨物移送側で水平コンベヤが螺旋形
コンベヤ部分として構成された貨物移送螺旋部材と作用
的に連結されていて、該貨物移送螺旋部材が水平コンベ
ヤの揺動時に下方の螺旋形コンベヤ部分の′上側または
下側で水平コンベヤと同期的に可動であって転換装置に
よシ該下方の螺旋形コンベヤ部分に関して上昇または下
降せしめられ得るように、構成されている。

本発明の他の特徴は特許請求の範囲に述べられていて、
図面に示されている例示された貨物移送装置によシ以下
に説明される。

第１図は、船舶２３の荷積み及び荷卸しを行なうために
使用される荷役装置ｌを図式的に示している。荷役装置
ｌは岸壁に沿って移動され得る門形台車２を有している
。門形台車２にはコンベヤベルトを有するアーム捷たは
ジブ３が備えられておシ、その自由端には、垂直コンベ
ヤ４が固着されている保持台２２が備えられている。垂
直コンベヤ４は船舶２３の船倉内に突出していて、幾つ
かの螺旋形コンベヤ部分６と下方の螺旋形コンベヤ部分
７とを含んでいる。螺旋形コンベヤ部分６の各々及び下
方の螺旋形コンベヤ部分７は、モ・−タによシ逆転可能
に駆動される３６０°の範囲に亘って螺旋状に巻かれた
コンベヤベルト部分を有している。垂直コンベヤ４の下
端部には貨物移送螺旋部材８を含む貨物移送装置１０が
在って、その下方の貨物移送部分には水平コンベヤ５が
配置されている。水平コンベヤ５は入れ子犬に伸縮可能
に構成され得、且つ垂直方向に揺動可能な端末コンベヤ
９を有している。貨物移送螺旋部材８は、フレームロッ
ド２９かう形成されたフレーム１２に連結されている１
、フレーム１２は、垂直コンベヤ４のフレーム１３に関
して空間的に変化され得る。フレーム１３は、保護装置
としてコンベヤ４を包囲する垂直保持ロンド２６を含ん
でいる。垂直コンベヤ４の螺旋形コンベヤ部分６は固定
部材２７により保持管１８に連結されていて、該保持管
は垂直コンベヤ４の縦軸３５に対して同軸に配設されて
いる（第２図参照）。

下方領域において、フレーム１２のフレームロッド２９
は基板１４に連結されていて、これに例えば油圧式サー
ボ駆動装置２４により作動され得る水平コンベヤ５が枢
着されている。

貨物移送螺旋部材８は、固定部材２８によりフレーム１
２のフレームロッド２９に連結されている（第３図参照
）。保持管１８には、さらに貨物移送螺旋部材８を揺動
せしめるために役立つ駆動モータ２５が備えられている
。第３図はさらに、油５式サーボ駆動装置２４を作動さ
せると、水平コンベヤ５がジヨイント３００周りに垂直
方向に移動可能であることを示している。

基板は、中央が、貨物移送螺旋部材８の全高に亘って延
びていて保持管１８内に位置しているガイドレール１７
を有する昇降柱１５に連結されている。ガイドレール１
７は螺旋状に巻かれていて且つ互いに同じ方向にずれて
いる。下方の螺旋形コンベヤ部分７の上端部の面３２ａ
内で保持管１８内にガイド片３２が固定されている（第
４図及び第５図参照）。ガイド片３２は互いに１２０°
の角度にある三つのロールホルダー３１を含んでいる。

各ロールホルダー３１は、ガイドレール１７をガイド片
３２内に挿入したときに該ガイドレール１７に係合する
ように相互に高さがずれた二つのガイドロール２０を有
している。該ロールホルダー３１は保持管１８に結合さ
れている。ガイドレール１７は３６０°の整数分数だけ
相互にずれている。昇降柱１５は油圧式昇降シリンダと
して構成され且つ保持台２２上に配設され得る図示しな
いサーボ駆動装置によシ作動せしめられる。

荷役装置により荷積み及び荷卸しを行なうだめに、荷積
みから荷卸しへまたはその反対に転換するときに貨物の
蓄積があシ得ないように貨物移送螺旋部材８を下方の螺
旋形コンベヤ部分７に対して位置せしめることが必要で
ある。このために、荷積み過程の逆転が行なわれるべき
ときには、貨物移送螺旋部材８は、螺旋部材８の上端部
８ａが下方の螺旋形コンベヤ部分７の下端部７ａの下側
に位置するように下方の螺旋形コンベヤ部分７の領域か
ら外側に回動せしめられる。駆動モータ２５によシ、ま
たは選択的に手で、貨物移送螺旋部材８を備えた貨物移
送装置１０は１２０’だけ回動され得る。特別のストッ
パがこの幾伺学的な値の超過まだは不足の危険を阻止す
る。この１２０’のずれは、フレーム１２を貨物移送螺
旋部材８と共に再び上方に回動せしめたときに、貨物移
送螺旋部材８が前身て決められたように下方の螺旋形コ
ンベヤ部分７の上方または下方に位置せしめられること
を保証する（第６図参照）。

第６図は、下方の螺旋形コンベヤ部分の下端部７ａと貨
物移送螺旋部材８の上端部８ａとの関係を図式的に示し
ている。荷揚位置Ｘにおいては、貨物移送螺旋部材８の
上端部８ａは螺旋形コンベヤ部分７の下端部７ａの上方
に位置している。しかしながら、荷積みの際に貨物移送
螺旋部材の端部８ａは、位置Ｙで螺旋形コンベヤ部分７
の下側に在る。

貨物移送装置は、現行の型の荷役装置の荷卸し位置Ｘか
ら荷積み位置Ｙへのそして逆の簡単な転換を可能にする
。貨物移送装置の運動過程が駆動モータ２５によシまた
は例えば保持台２２の油圧式サーボ駆動装置によシ行な
われるので、荷積み過程を転換する際に貨物移送装置Ｉ
Ｏの近傍において手作業の必要がない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による垂直コンベヤと貨物移送装置とを
備えた荷役装置の概略側面図、第２図は第１図の垂直コ
ンベヤの部分拡大側面図、第３図は第２図の垂直コンベ
ヤの貨物移送装置の詳細を示す拡大側面図、第４図は第
３図の貨物移送装置のだめの保持機構を示す一部破断側
面図、第５図は貨物移送装置のガイド片の平面図、第６
図は貨物移送螺旋部材の上方螺旋部を荷積み位置と荷卸
し位置で示す概略展開図である。 ｌ・・・　荷役、装置、２・・・・門型台車、３・・・
・アーム、４・・・・　垂直コンベヤ、５・・・・水平
コンベヤ、６．７・・・・螺旋形コンベヤ部分、８・・
・・貨物移送螺旋部材、９・・・端末コンベヤ、１ｏ・
山貨物移送装置、１２，１３・・・・フレーム、１４・
・・・基板、１５・・・・昇降柱、１７・・・・ガイド
レール、１８・・・・　保持管、２ｏ・・・・ガイドロ
ール、２２・・・・保持台、２３・・・・船舶、２４・
・・・油圧式サーボ駆動装置、２５・山駆動モータ、２
６・・・・垂直保持ロッド、２７，２８・・・・固定部
材、２９・・・・フレームロンド、３ｏ・・・・ジヨイ
ント、３１・・・・ロールホルダー、３２・・・・　ガ
イド片、３２ａ・・・・面、３５・・・・縦軸。 代理人　弁理士　篠原泰司 ２１０− ｈ −Ｊ Ｆｔｇ、１

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　　運搬されるべき貨物が下端部に配設された揺
   動可能で且つ選択的に入れ子犬に伸縮可能な水平コンベ
   ヤにより受容されまたは荷揚げされる、荷役装置に連結
   された垂直方向に螺旋状に湾曲したコンベヤによって、
   船舶等の如き大量輸送装置の荷役を行なうだめの方法に
   おいて、 荷積み及び荷卸しの際に、水平コンベヤと一定の作用的
   連結状態にある貨物移送螺旋部材が全揺動領域に亘って
   垂直コンベヤの下方の螺旋形コンベヤ部分に適合するよ
   うに移動せしめられ、荷積みに対しては貨物移送螺旋部
   材が該螺旋形コンベヤ部分の真下に移動され、また荷卸
   しに対しては、該下方の螺旋形コンベヤ部分と貨物移送
   螺旋部材との間に常に重なった部分が形成されるように
   、該螺旋形コンベヤ部分の上に移動せしめられるように
   しだことを特徴とする方法。 （２）貨物移送螺旋部材は、下方の螺旋形コンベヤ部分
   の下端部が該貨物移送螺旋部材からコンベヤベルト方向
   に離れるまで、垂直コンベヤの湾曲した螺旋部材に従っ
   て同時に生じる回動及び降下によって下方に移動せしめ
   られ、その後肢貨物移送螺旋部材は、湾曲した螺旋部材
   の形状に対応する上向きの逆回転の場合に該貨物移送螺
   旋部材が荷積みに対しては該下方の螺旋形コンベヤ部分
   の下側に移動せしめられ、また荷卸しに対しては該下方
   の螺旋形コンベヤ部分の上側に移動せしめられるまで、
   垂直コンベヤの縦軸の周りに水平に回動せしめられるよ
   うにしたことを特徴とする特許請求の範囲（１）に記載
   の方法。 （３）貨物移送側で水平コンベヤが螺旋形コンベヤ部分
   として構成された貨物移送螺旋部材と作用的に連結され
   ていて、該貨物移送螺旋部材が水平コンベヤの揺動時に
   下方の螺旋形コンベヤ部分の上側ま起は下側で水平コン
   ベヤと同期的に可動であって、転換装置により該下方の
   螺旋形コンベヤ部分に関して上昇または下降せしめられ
   得るようにしたことを特徴とする特許請求の範囲（＋１
   及び（２）による方法を実施するための貨物移送装置。 （４）貨物移送螺旋部材が垂直コンベヤに関して移動可
   能で且つ基板上に支持されたフレームに装架されていて
   、該基板に水平コンベヤが固定されており、該基板が水
   平方向には回動可能で且つ垂直方向には移動可能である
   ことを特徴とする特許請求の範囲（３）に記載の貨物移
   送装置。 （５）基板が駆動モータにより水平方向に回動可能であ
   ることを特徴とする特許請求の範囲（３）及び（４）に
   記載の貨物移送装置。 （６）基板が中央でサーボモータにより垂直方向に移動
   可能な昇降柱に連結されていて、該昇降柱には、垂直コ
   ンベヤを有し且つ該昇降柱を包囲している保持管上に位
   置せしめられたガイド片と作用的に係合され得る垂直方
   向の螺旋形ガイド部材が形成されていることを特徴とす
   る特許請求の範囲（３）及び（４）に記載の貨物移送装
   置。 （力　ガイド部材が互いに同じ方向にずれた螺旋状に巻
   かれたガイドレールとして構成されていることを特徴と
   する特許請求の範囲（６）に記載の貨物移送装置。 （８）　　サーボモータが油圧式昇降シリンダ等として
   構成されており、それによって昇降柱がガイドレールの
   螺旋軌道に沿って回動し且つ垂直方向に移動し得るよう
   にしたことを特徴とする特許請求の範囲（６）に記載の
   貨物移送装置。 （９）　　ガイドレールが、貸物移送螺旋部材の高さに
   対応する長さで昇降柱に備えられていて、下方の螺旋形
   コンベヤの上端部の水平面内に配設されたガイド片と係
   合され得るようにしたことを特徴とする特許請求の範囲
   （３）乃至（８）に記載の貨物移送装置。 （１０）　　ガイド片が相互にずれていて且つ保持管に
   固着されているロールホルダーを含んでおシ、該ロール
   ホルダーにガイドレールと係合され得るガイドロールが
   回転可能に取付けられていることを特徴とする特許請求
   の範囲（９）に記載の貨物移送装置。 ０υ　下方の螺旋形コンベヤ部分の下端部の下側に位置
   する貨物移送螺旋部材が、ガイドレールの数に対応する
   ３６０°の整数分数に対応する角度だけ駆動モータ等に
   より水平方向に旋回可能であることを特徴とする特許請
   求の範囲（３）乃至（９）に記載の貨物移送装置。