JPS5811316B2 - ヨウセツデンアツケンシユツホウホウ - Google Patents

ヨウセツデンアツケンシユツホウホウ

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Publication number
JPS5811316B2
JPS5811316B2 JP1595275A JP1595275A JPS5811316B2 JP S5811316 B2 JPS5811316 B2 JP S5811316B2 JP 1595275 A JP1595275 A JP 1595275A JP 1595275 A JP1595275 A JP 1595275A JP S5811316 B2 JPS5811316 B2 JP S5811316B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
consumable
electrode
detection electrode
welding
nozzle
Prior art date
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Expired
Application number
JP1595275A
Other languages
English (en)
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JPS5190954A (ja
Inventor
岡田明之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihen Corp
Original Assignee
Osaka Transformer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Transformer Co Ltd filed Critical Osaka Transformer Co Ltd
Priority to JP1595275A priority Critical patent/JPS5811316B2/ja
Publication of JPS5190954A publication Critical patent/JPS5190954A/ja
Publication of JPS5811316B2 publication Critical patent/JPS5811316B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエレクトロスラグ溶接法において溶接電圧を連
続的に正確に検出する方法に関するものである。
従来の消耗ノズル式エレクトロスラグ溶接または平板状
の消耗電極を用いるエレクトロスラグ溶接では、溶接電
圧としては消耗ノズルまたは平板状の消耗電極の上端附
近と母材上の一点との間の電圧を溶接電圧として検出し
ていた。
このような方法によって検出された電圧には実際のスラ
グプール中における電圧降下(真の溶接電圧)の他に消
耗ノズルまたは平板状の消耗電極中を流れる溶接電流に
よって生ずる電圧降下が含まれている。
この消耗ノズル部または平板状の消耗電極部で発生する
電圧降下は溶接の進行とともにノズルの長さ、温度およ
び溶接電流などの変化により不規則に変動するものであ
り予測することが困難である。
そのため上記の従来の検出方法では正確な溶接電圧を検
出することは不可能であった。
そこでこのような不都合を解決する方法として、第1図
に示すように、被溶接物1,1の開先2を通してスラグ
プール5内に挿入される消耗ノズル3に絶縁物6′を介
して棒状の検出電極7′を添わせ、この検出電極を消耗
ノズルとともに溶融させて検出電極の先端と被溶接物1
との間の電圧を溶接制御装置8を動作させるための検出
電圧とする方法が提案されている。
しかしながらこの方法によると、検出電極が消耗ノズル
と並行して配置されるため消耗ノズルの断面のうち検出
電極に隣接した部分の電圧しか検出することができない
またスラグプール5の表面は平坦ではなく、消耗ノズル
は部分的な溶融を不規則に繰りかえすため、検出電極と
して一本の棒状電極を用いた場合には検出電極と消耗ノ
ズルとの間の導通が切れる危険性が大きい。
更にこの方法では検出電極の溶融速度と消耗ノズルの溶
融速度をほぼ同一にする必要があるが、両者の溶融速度
を同一にするためには検出電極の断面積をかなり大きく
する必要があり、このような大きな断面積の検出電極を
消耗ノズルとともに開先内に配置しようとすると消耗ノ
ズルを開先の中央に配置することが困難となって溶込み
が不均一になり易い欠点があった。
本発明の目的は、消耗ノズルまたは消耗電極の周囲に巻
きつけた絶縁された帯板または線材を検出電極として使
用することにより上記の欠点を解消した溶接電圧検出方
法を提案することにある。
以下図示の実施例により本発明の方法を詳細に説明する
第2図及び第3図は本発明の溶接電圧検出方法を実施し
た状態を示したもので、同図において11は開先2をも
って配置された被溶接物、3は消耗ノズル、4は消耗ノ
ズル3を通してスラグブール5に供給されるワイヤであ
る。
消耗ノズル3の外周を覆うようにアスベスト、ガラステ
ープ、または固形フラックスなどからなる絶縁物6が配
置され、この絶縁物6の外周には消耗ノズル3の略全長
にわたるようにして検出電極7が巻きつけられている。
この検出電極7は、例えば消耗ノズル3の溶融速度と略
同じ速度で溶融する程度の断面積を有する帯板からなっ
ている。
そして検出電極7の上端と被溶接物1のスラグブール5
に接近した位置との間の電圧が溶接電圧として検出され
、この検出電圧が溶接電圧、溶接電流または溶接ワイヤ
送給速度を制御する溶接制御装置8に印加されている。
上記のように消耗ノズル3の溶融速度と検出電極7の溶
融速度が同じ程度となるよう検出電極7の断面積が選定
されているので、消耗ノズル3及び検出電極7の先端は
常時絶縁物6の厚さ程度の間隙を隔てて位置する。
そしてこの間隙には高温で導電性のよい溶融状態のスラ
グが付着するので検出電極7の先端の電位は消耗ノズル
3の先端の電位と実質的に同じになる。
また検出電極7は消耗ノズル3に対して絶縁されており
、検出電極7に流れる電流は制御回路に流れる微小な電
流のみであるから、検出電極7の固有抵抗による電圧降
下は溶接電圧に比較して十分小さい無視し得るものであ
る。
更に検出電極が消耗ノズルを囲んでいるため消耗ノズル
及び検出電極が不規則に溶融しても検出電圧が不連続に
なることがない。
したがって本発明の検出方法によって得られた溶接電圧
を溶接電圧、溶接電流または溶接ワイヤ送給速度を制御
するための制御信号として用いると、従来の方法による
場合と異なり、消耗ノズルの長さや使用電流などに無関
係に良好な溶接結果を得ることができる。
第4図は多電極消耗ノズルを用いたエレクトロスラグ溶
接に本発明を適用した実施例を示したもので、同図にお
いては、3本の消耗ノズル3と溶接ワイヤ4が設けられ
、これらの消耗ノズルはスペーサ9により略等間隔に保
持されている。
各消耗電極の外周は絶縁物6で覆われ、3本の消耗電極
を一括して覆うようにして検出電極7が巻きつけられて
いる。
上記の実施例では消耗ノズルを用いるエレクトロスラグ
溶接法によったが、本発明は消耗ノズルを用いないで消
耗電極のみを用いるエレクトロスラグ溶接にも同様に適
用することができる。
第5図は消耗ノズルを用いずに平板状の消耗電極10を
用いた場合を示したもので、この場合は平板状電極10
の外面に絶縁物6を介して検出電極7が巻きつけられて
いる。
この場合も検出電極7としては平板状電極10と略同じ
速度で溶融する程度の断面積を有するものを用いる必要
がある。
上記の各実施例においては、検出電極7を帯状板により
形成したが、適当な線材を絶縁物を介して消耗ノズルま
たは消耗電極の周囲に巻き付けるようにしてもよい。
この場合は市販の線材をそのまま利用することができる
また検出電極を構成する帯状板または線材として適当な
脱酸剤または合金剤などを含なものを用いて溶接部の冶
金的性質を向上させることも可能である。
検出電極を消耗ノズルまたは消耗電極に巻きつけるに当
っては、第2図乃至第5図に示すように密に巻きつける
のが理想的であるが、溶接結果に影響のない程度に巻き
つけピッチを粗にしてもよい。
尚検出電極は、必要な断面積を得るのに十分な板厚また
は直径を有する帯板または線材を一重に巻きつけて構成
してもよく、また入手の容易な板厚または直径を有する
帯板または線材を必要回数重ねて巻きつけて必要な断面
積を得るように構成してもよい。
以上のように、本発明によれば、帯板または線材を消耗
ノズルまたは消耗電極の周囲に巻きつけるだけで容易に
検出電極を構成でき、しかもノズルまたは電極の溶融状
態の如何に拘らず常に正確な安定した検出電圧を得るこ
とができる。
また消耗ノズルまたは消耗電極は開先の中央に設置でき
るので検出電極を設けたことによる溶は込みへの影響を
受けることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の方法の説明図、第2図及び第3図はそれ
ぞれ本発明の実施例の要部を示す正面図及び平面図、第
4図及び第5図はそれぞれ本発明の他の異なる実施例を
示す斜視図である。 1・・・・・・被溶接物、2・・・・・・開先、3・・
・・・・消耗ノズル、4・・・・・・ワイヤ、5・・・
・・・スラグブール、6・・・・・・絶縁物、7・・・
・・・検出電極。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 消耗電極または消耗ノズルを用いるエレクトロスラ
    グ溶接における溶接電圧を検出する方法において、前記
    消耗電極または前記消耗ノズルの周囲に該消耗電極また
    は消耗ノズルに対して絶縁して検出電極を巻きつけ、溶
    接の進行にしたがって前記検出電極を溶融させつつ該検
    出電極により溶接電圧を検出することを特徴とする溶接
    電圧検出方法。
JP1595275A 1975-02-07 1975-02-07 ヨウセツデンアツケンシユツホウホウ Expired JPS5811316B2 (ja)

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JP1595275A JPS5811316B2 (ja) 1975-02-07 1975-02-07 ヨウセツデンアツケンシユツホウホウ

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JP1595275A JPS5811316B2 (ja) 1975-02-07 1975-02-07 ヨウセツデンアツケンシユツホウホウ

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JPS5190954A JPS5190954A (ja) 1976-08-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60225211A (ja) * 1984-04-23 1985-11-09 Yazaki Corp 圧力調整器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6460910B2 (ja) * 2015-05-15 2019-01-30 株式会社神戸製鋼所 エレクトロスラグ溶接方法及びエレクトロスラグ溶接装置

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JPS5190954A (ja) 1976-08-10

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