JPS591081A - 水平エレクトロスラグ肉盛溶接法 - Google Patents

水平エレクトロスラグ肉盛溶接法

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JPS591081A
JPS591081A JP10977482A JP10977482A JPS591081A JP S591081 A JPS591081 A JP S591081A JP 10977482 A JP10977482 A JP 10977482A JP 10977482 A JP10977482 A JP 10977482A JP S591081 A JPS591081 A JP S591081A
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JP
Japan
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welding
electrode
build
flux
water
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Pending
Application number
JP10977482A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Ishikawa
泰 石川
Kiyoshi Hamano
濱野 清
Motoi Tokura
戸倉 基
Yasutoshi Nakada
中田 康俊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K25/00Slag welding, i.e. using a heated layer or mass of powder, slag, or the like in contact with the material to be joined
    • B23K25/005Welding for purposes other than joining, e.g. built-up welding

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Nonmetallic Welding Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水平エレクトロスラグ肉盛溶接法、特に水冷枠
を用いる肉盛溶接法に関するものである。
耐食肉盛は近年柱々盛んに行われるようになり、被肉盛
部品も巨大化して来ており、このため広い面積を肉盛す
るには高能率な帯状電極肉盛法が採用されているが、更
に電極幅を広幅化する検討が行われている。この帯状電
極肉盛法には、潜弧溶接方式と水平エレクトロスラグ方
式とがあるが、潜弧溶接方式は発生磁界がアークを偏向
させるので広幅化が困難となることから、最近では水平
エレクトロスラグ方式が盛んとなった。
しかし、現用の溶接電源は直流を使用しているところか
ら、水平エレクトロスラグ方式といえども磁界の影響を
受け、ビードが乱れたυアンダーカットが生じたジする
と言われている。本発明者等が調べたところによると、
発生磁界は母材を流れる電流によるよりも、給電チップ
から溶融池までの帯状電極を流れる電流によって生じる
磁界の方がはるかに強いことが判った。したがって、前
記の発生磁界を消去することが健全なビードを置くこと
に大きく貢献する。
従来においても発生磁界を消去する方法として、母材板
面に垂直な磁界を電磁石などを用いて帯状電極両端に形
成させることが提案されている(特開昭56−1419
67、特開昭56−410’77、特開昭55−136
566号公報等)が、これらは根本的な対策ではない。
即ち、広幅電極を用いての溶接時に溶融池に何等かの異
常が生じてもこれを是正する対策としての提案ではなく
、ただ単にビード乱れの予防的提案に過ぎない。
しかし、通常の水子エレクトロスラグ広幅帯状電極肉盛
溶接法では、その溶融池は深さ10−15 mm、幅で
150〜300 mm 、長さで100調前後の細長い
直方体であるが、この溶融池2は第1図に示すようにそ
の幅方向両端が散布フラックス3の堰で保持されている
。溶融スラグ4ば1000℃程度で帯状電極1直下は1
700℃以上にも達していることから、前述の薄く細長
い高温の直方体を均等に保持しながら溶接するには、フ
ラックスの堰による対策では不十分である。
また、従来の水平エレクトロスラグ肉盛溶接では、第1
図にも示したように溶融池2の両端は散布フラックス3
の堰であるので、使用電力を上げ過ぎると堰が崩壊する
とか、第3図に示すよ、うに肉盛ビード12がオーバー
ラツプ気味になるなど欠点が種々発生する。逆に、電力
投入が少な過ぎた場合は、第4図のように溶融スラグ4
の熱量不足の個所が生じ、溶融池2で完廃に電極を溶カ
ル切らなくなシ、未溶融帯状電極1′が残ってしまう。
このよりに従来法゛は溶接条件の範囲が狭く、実用性の
点で問題が多かった。
さらに、肉盛厚さについては従来法ではオーバーラッグ
なしで溶接できるのは5鯛以下であり、それ以上の肉盛
厚さが必要なときは2層盛りとなり工数を要することに
なる。又、帯状電極の代りにワイヤを用いることについ
ては、従来の水平エレクトロスラグ肉盛溶接では電極と
して複数本のワイヤを並べて使用すればよいように思わ
れるが、ワイヤ相互間の加熱が不足気味となり、スラグ
巻込みの心配があるので今のところは採用されていない
なお、水平エレクトロスラグ肉盛溶接法に水冷枠体を用
いるものとして特開昭52−99950号公報が提案さ
れている。しかし、この方法は次の理由から汎用肉盛溶
接となり難い問題点をか・かえている。即ち、この方法
はアースを母材にとっであるので、当然電極直下の溶融
スラグが最も高温になり、この加熱体で電極を溶かすこ
とKなるが、溶接方向に枠を移動させると電極前方の溶
融スラグは冷え電極を溶かしずらくなる。また、枠内の
スラグを十分に溶融状態′にしておく必要があり、その
ためには通常の散布スラックスを用いた水平エレクトロ
スラグ肉盛溶接方法より非常に大きな電力を投入せねば
ならず、母材を大きく溶かすことになる。希釈率の大き
な溶接方法は肉盛に適さないことを考えれば、この提案
が実用面で問題があることは明らかである。
本発明は上述した従来の水平エレクトロスラグ帯状電極
肉盛法の欠点を改善し、広い溶接条件が採用できかつ良
好な肉盛溶接を行うことが可能なきわめて実用性の高い
水平エレクトロスラグ肉盛−溶接法を提供することを目
的とする。
以下本発明を図面にしたがって説明する。
第2図に示すように肉盛溶接すべき母材13上にコ字形
状の銅製等の水冷枠8を、溶接方向Wに中間の側壁がく
るようにして載置する。該水冷枠8の底面には母材13
に接するアルミナ等の絶縁体16がはめ込まれておジ、
また水冷枠8内は水冷ジャケット構造となっており、給
水口9および排水口10が設けられている。この水冷枠
8内における溶接方向前方に、アース側導体5を配置す
ると共に、該アース側導体5に近接かつ平行にして電流
の方向が互いに逆向きとなる如く溶接ヘッド側導体6を
セットしている。前記アース側導体5は水冷構造になっ
ており、給排水口9,10が設けられている。、また、
前記溶接ヘッド側導体6は、例えば溶接ケーブル、銅板
又は平編銅線からなり、給電チップ7を介して電極l又
は11に接続している。
第2図(a)は電極として帯状電極1を、第2図(b)
は複数本のワイヤ11(例えば市販のTIG用ワイヤ)
vI−用いた例を示している。なお、17は水冷枠8の
開放側上方に渡したフレームである。溶接に必要なフラ
ックス3は、アース側導体5と水冷枠8の中間側壁間に
適宜の散布手段を用いて供給される。さらに、アース側
導体5は溶接条件や溶融スラグの深さによって上下1前
後に移動可能な構造となっていると共に、該アース側導
体5の下部(溶融スラグ内に入る部分)は非常に高温に
なるので、若干高価になるがモリブデン等の高融点金属
を用いると消耗が少なくなる。
次に、本発明溶接法の操作について説明する。
第2図の状態でフラックス3を散布し、溶接ヘッド側導
体6からチップ電通して電流を電極l又は11に給電す
る。フラックス3は電極とアース側導体5間で溶融し、
これにより生じた高温の溶融スラグ15のジュール熱で
電極1又は11ヲ溶解し肉盛する。溶接の進行にしたが
って肉盛ビード14および凝固スラグ4が形成されるが
、水冷枠8の溶接方向Wの後方側は側壁のない構造にな
っているので、水冷枠8は凝固スラグ4および肉盛ビー
ド14に接触せず、溶接速度を狂わすおそれがない。
本発明に基いて溶接すると、第5図(a)のように肉盛
ビード14の両端は約11+I+11程度の薄いスラグ
スキン4′が生じるだけで、コーナ部が比較的鋭角なか
つ表面が平滑な肉盛ビード14が得られる。■パス目の
肉盛は第5図(a)で、2バス目以降の肉盛は第5図(
b)の如くビード相互の重ね目が前に置いたビード14
′−+完全に溶かし切るような位置に水冷枠8をセット
することが必要である。
本発明では直流電源を使用しても溶接ヘッド側とアース
側を流れる電流が逆向きなので、それぞれの発生磁界は
互いに打ち消され殆んど周囲に影響を及ぼさない。また
、母材13にアースを取っていないため、母材を流れる
電流による磁界は発生せず、肉盛金属は溶込みが浅く希
釈率は小さい。
実施例 板厚100諭の母材(8M41)上に第2図(a)。
(b)に示す肉盛溶接法にて肉盛を行った。フラックス
はいずれもCaF234%、Ti0215%、  Si
n、。
21%、Ca019%、Mg03%、 ZrO,、13
%の成分の粉末状フラックスを用い、帯状電極(第2図
a)としてはSUS 309 Sの0.8 m厚X15
0m幅の1枚を、ワイヤ(第2図b)としてはY−30
8の3.2 wIIφの15本を用いた。そしてDC電
源で電流480OA、電圧30V、溶接速度12cmA
snで複数パスの肉盛溶接を実施した。なお、併せて同
一母材、同一フラックス及び同一帯状電極を用い、第1
図の散布フシックス堰方式の肉盛溶接(DCt源、電流
2800A、 電圧30 V、 速1115ウ一)全比
較のため行った。
その結果、本発明では第2図(a)、  (b)いずれ
ノ溶接法においても、肉盛ビードが平滑でオーバーラン
プを生じることなく、又肉盛金属の溶込みも浅((0,
5m位)、希釈率も8%程度で小さい。
これに対し従来法では、厚さ0.4閣の帯状電極では良
好な肉盛ビードが得られるものの、本実施例に使用した
厚さ0.8m材では溶接中に電極を溶かすだけの熱量が
不足するため未溶融帯状電極(第4図)が生じ、試験を
中断した。また電流を480OAに高めて溶接したとこ
ろフラックス堰が溶接中に溶けだし中断せざるを得なか
った。従来法は溶接条件範囲が狭いのに対し、本発明方
法では溶接材料の寸法及び溶接条件範囲の選定が広く行
える。
したがって本発明方法はすぐれた高能率肉盛方法である
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の水平エレクトロスラグ帯状電極肉盛溶接
法を示す説明図、第2図(a)、  (b)は本発明の
肉盛溶接法のそれぞれ二つの実施態様を示す斜視図、第
3図および第4図は従来法の欠点を説明するための断面
図および斜視図、第5図(a)。 (b)は本発明による1バス目および2バス目の状況を
示す正面図である。 l・・・帯状電極、1′・・・未溶融帯状電極、3・・
・散布フラックス、4・・・スラグ、5・・・アース側
導体、6・・・溶接ヘッド側導体、7・・・給電チップ
、8・・・水冷枠、9.10・・・給排水口、11・・
・ワイヤ、13・・・母材、14・・・肉盛ビード、1
6・・・絶縁体。 特許出願人 代理人 弁理士矢葺知之 (ほか1名) 華4肉 13図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  母材への接触面に絶縁体を有する水冷枠内の
    溶接方向前方に水冷したアース側導体を配置すると共に
    、該アース側導体に対し給電チップに接続する導体を近
    接して平行にかつ電流の方向が互いに逆向きになるよう
    にセットし、前記水冷枠内で消耗電極およびフラックス
    を用いて肉盛溶接を行うことを特徴とする水平エレクト
    ロスラグ肉盛溶接法。
  2. (2)  消耗電極として帯状電極を用いることからな
    る特許請求の範囲第1項記載の溶接法。
  3. (3)  消耗電極としてワイヤを複数本用いることか
    らなる特許請求の範囲第1項記載の溶接法。
JP10977482A 1982-06-28 1982-06-28 水平エレクトロスラグ肉盛溶接法 Pending JPS591081A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0314283A2 (en) * 1987-10-30 1989-05-03 The Babcock & Wilcox Company Building workpieces by deposit welding
JP2007256559A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Osaki Electric Co Ltd 4表示方向切替機能付き表示装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0314283A3 (en) * 1987-10-30 1990-06-27 Babcock & Wilcox Co Building workpieces by deposit welding
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