JPS58113018A - スナブプ−リ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ダストのこびり付きを防止すると共に、ダス
トの回収機能を備えたベルトコンベヤにおけるスナププ
ーリに関する。

一般に、ベルトコンベヤにおいては、ドライブプーリへ
のベルトの巻付角を大きくするためにスナブプーリが使
用されている。しかし、このスナブプーリは返り側ベル
ト部に対し比較的強く押込んであるので、ベルトに付着
したダストがスナブプーリに圧着され易く、その直径が
不規則に成長すると、ベルトを蛇行させたり、上下に大
きく動揺させたりしてベルトの寿命を早めるばかりでな
く、時には、整備のため長時間の運転一体止を強いられ
ることになる。

本発明は斯かる実情に鑑みなしたもので、上部にダスト
吸引口を有し且つ吸引ポンプと接続した吸引管の外方に
、格子円筒状に形成したスナププーリ本体を回転可能に
配設して成ることを特徴とするスナブプーリに、係るも
のである。

以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図及び第２図に示す如く、適宜間隔を隔て複数のリ
ング部材２を並設すると共に、該各リング部材２の外周
部に適宜間隔を隔て複数の丸棒３を接続して格子円筒状
のスナプブーり本体１を形成し、該本一体１をベルトコ
ンベヤ４の返り側ベルト４′部に、ドライブプーリ５に
近接して接設し、且つ前記本体１内の軸芯位置に、両端
を適所に固定したダスト吸引管６を挿入して該吸引管６
に前記本体１の両端を軸受１を介し支持せしめ、本体１
が吸引管６上を回転し得るようにし、又前記吸引管６の
上部に、ダスト吸引口８を本体１の内壁部に接近するよ
うにシュート状に開口せしめ、更に前記吸引管６の一端
にダスト回収用ポンプ９を連結して、該ポンプ９にて吸
引したダストを図示しないコンベヤ４のシュート内に排
出し得るよう構成する。

斯かる構成において、コンベヤ４を駆動すると、ベルト
４′の移動に伴いスナブプーリ本体１も吸引管６上を回
転する。ベルト４′に付着したダストが返り側に回り込
んでスナププーリ本体１部に達すると、該スナブプーリ
本体１の各丸棒３がダストの一部を掻取るよう作用する
。更にスナブプーリ本体１内における吸引管６の吸引口
８が本体１内壁部に接近してシュート状に延びているた
め、各丸棒３と各リング部材２との闇の空間より吸引さ
れる空気流に薯込まれてベルト４′に付着したダストが
吸引され、ポンプ９よりコンベヤ４のシュート内に戻さ
れる。

又、上記の場合、スナププーリ本体１とベルト４″は線
接触であるため、ダストは殆どスナブプーリ本体１に付
着せず、こびり付きによるベルト４′の蛇行等の問題が
ない。

尚、本発明は前記実施例にのみ限定されるものではなく
、本発明の要旨を逸脱しない限り種々変更を加え得るこ
とは勿論である。

如上のように本発明によれば、格子円筒状に形成したス
ナブプーリ本体を吸引管の外方に回転可能に配し、且つ
前記吸引管の上部にダスト吸引口を設けたので、ダスト
のこびり付きを防止し得てベルトの蛇行を防止できると
共に、ダストの吸引を行い得てベルト、のクリーニング
を行うことができる、等の優れた効果を発揮する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のスナブプーリの概略側面図、第２図の
左半分は第１図の入方向からの、又第２図の右半分は第
１図のＢ方向からの矢視図である。 １・・・スナブプーリ本体、２・・・リング部材、３・
・・丸棒、６・・・吸引管、８・・・吸引口、９・・・
ポンプ。 特　　許　　出　　願　　人 石川島播磨重工業株式会社 特　　許　　出　　願　　人 石川島輸送機株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）上部にダスト吸引口を有し且つ吸引ポンプと接続し
   た吸引管の外方に、格子円筒状に形成したスナブブーり
   本体を回転可能に配設して成ることを特徴とするスナブ
   プーリ。