JPS5931316Y2 - 粉、粒体等搬送ダクトにおける金層屑摘出装置 - Google Patents
粉、粒体等搬送ダクトにおける金層屑摘出装置Info
- Publication number
- JPS5931316Y2 JPS5931316Y2 JP7146477U JP7146477U JPS5931316Y2 JP S5931316 Y2 JPS5931316 Y2 JP S5931316Y2 JP 7146477 U JP7146477 U JP 7146477U JP 7146477 U JP7146477 U JP 7146477U JP S5931316 Y2 JPS5931316 Y2 JP S5931316Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- duct
- granules
- magnet
- powder
- rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は搬送ダクト内を給送されつつある粉、粒体等の
搬送物より金属屑を摘出するための装置に係り、殊に製
粉業界において専ら使用される金属屑摘出装置に関する
ものである。
搬送物より金属屑を摘出するための装置に係り、殊に製
粉業界において専ら使用される金属屑摘出装置に関する
ものである。
従来この種の装置としては、例えば搬送ダクトの側壁部
にリングマグネットを装着して、搬送ダクトの径外から
その径内を給送されつつある搬送物よりその中に混入し
ていることのある金属屑を吸引し、摘出するようにした
ものが存在する。
にリングマグネットを装着して、搬送ダクトの径外から
その径内を給送されつつある搬送物よりその中に混入し
ていることのある金属屑を吸引し、摘出するようにした
ものが存在する。
しかし斯る装置では、径内で給送されつつある粉体等の
進行を阻害することがないため好ましい反面、余程大き
な磁性力を有するマグネットを使用しなければ元号に満
足できる金属屑の摘出能力を発揮し得ないと共に、効率
上余り好ましいものではないのである。
進行を阻害することがないため好ましい反面、余程大き
な磁性力を有するマグネットを使用しなければ元号に満
足できる金属屑の摘出能力を発揮し得ないと共に、効率
上余り好ましいものではないのである。
本考案は前記従来の欠陥を解決すべく、金属屑の摘出能
力を満足できるものにするため吸着マグネットを搬送ダ
クト内に配置し、しかも粉体等の進行を阻害するおそれ
のない金属屑摘出装置を提供することを目的とするので
ある。
力を満足できるものにするため吸着マグネットを搬送ダ
クト内に配置し、しかも粉体等の進行を阻害するおそれ
のない金属屑摘出装置を提供することを目的とするので
ある。
即ち、本考案に係る装置においては、搬送ダクトの適宜
選択される径内に棒状のマグネットを少なくとも一本搬
送ダクトの軸線方向に沿うように配置されている。
選択される径内に棒状のマグネットを少なくとも一本搬
送ダクトの軸線方向に沿うように配置されている。
従って搬送ダクト内を給送される粉、粒体等搬送物が、
直ちにマグネットに接触するようになるから、その中に
混在する金属屑を効率よく摘出でき、しかもそのマグネ
ットは棒状のものが搬送ダクトの軸線方向に沿って配置
されているため、粉、粒体等の進行を阻害することもな
い。
直ちにマグネットに接触するようになるから、その中に
混在する金属屑を効率よく摘出でき、しかもそのマグネ
ットは棒状のものが搬送ダクトの軸線方向に沿って配置
されているため、粉、粒体等の進行を阻害することもな
い。
又この棒状マグネットは、ダクトの側壁に設けられた開
閉扉にブラケットを介して支持されているため、それが
吸着した金属屑は扉の開成により必要時に取除くように
できる。
閉扉にブラケットを介して支持されているため、それが
吸着した金属屑は扉の開成により必要時に取除くように
できる。
以下それを図示実施例に基づいて説明すれば、次の通り
である。
である。
図示実施例では、搬送ダクトの径内に棒状マグネットが
三本夫々ダクトの軸線方向に沿いしかも三角形の頂点位
置に相応するように配置された金属屑摘出装置が示され
ている。
三本夫々ダクトの軸線方向に沿いしかも三角形の頂点位
置に相応するように配置された金属屑摘出装置が示され
ている。
図中1は搬送ダクト、2(2L22,23)は棒状のマ
グネット、3は支持ブラケット、4は開閉扉を示してい
る。
グネット、3は支持ブラケット、4は開閉扉を示してい
る。
該金属屑摘出装置は、一連の搬送ダクト1における各行
程毎に取付けられる。
程毎に取付けられる。
その装置の取付けられるダクト部分は、通常の部分より
若干径の大きい拡がり管を使用するようにし、その場合
には粉、粒体等の進行路が大きく保たれるのである。
若干径の大きい拡がり管を使用するようにし、その場合
には粉、粒体等の進行路が大きく保たれるのである。
この拡がり管11の径内には、三本の棒状マグネット2
1.22.23が夫々前記管11の軸線方向に沿って配
置され、そしてそれを平面的にみると正三角形の頂点に
夫々が位置するようにされている。
1.22.23が夫々前記管11の軸線方向に沿って配
置され、そしてそれを平面的にみると正三角形の頂点に
夫々が位置するようにされている。
このように組合せる場合には、各マグネットの吸着力を
拡がり管11の径内に網羅して張り渡すようにでき、好
適な実施例とすることができる。
拡がり管11の径内に網羅して張り渡すようにでき、好
適な実施例とすることができる。
各マグネットの先端21 a 、 22a 、 23a
は円錐形に成形されている。
は円錐形に成形されている。
これにより粉、粒体等の搬送物がマグネットの上端に滞
留することがなく、しかもこの円錐斜面に沿って進行す
る粉、粒体等の流れが棒状マグネットの側部に斜めに当
接するようになるため、金属屑摘出能力を更に高めるこ
とができる。
留することがなく、しかもこの円錐斜面に沿って進行す
る粉、粒体等の流れが棒状マグネットの側部に斜めに当
接するようになるため、金属屑摘出能力を更に高めるこ
とができる。
これら各マグネットは、ブラケット3を介して開閉扉4
により支持されている。
により支持されている。
ブラケット3は、各マグネットを適宜間隔で支持する部
分と、開閉扉4に固定装着される部分とにより構成され
ている。
分と、開閉扉4に固定装着される部分とにより構成され
ている。
開閉扉4は、拡がり管11を縦方向へほぼ真二つに分割
した一部により構成され、その一端に蝶番41を装着す
ると共に、他端にフック金具42を装着して、開閉自在
に構成したものである。
した一部により構成され、その一端に蝶番41を装着す
ると共に、他端にフック金具42を装着して、開閉自在
に構成したものである。
このように構成される金属屑摘出装置では、矢印A方向
より給送される粉、粒体等搬送物が拡がり管11内に進
入した時、オリフィス作用により若干拡散し、更に各マ
グネット21,22.23の円錐形上端部21a、22
a、23aに沿って斜めに進行するようになる。
より給送される粉、粒体等搬送物が拡がり管11内に進
入した時、オリフィス作用により若干拡散し、更に各マ
グネット21,22.23の円錐形上端部21a、22
a、23aに沿って斜めに進行するようになる。
そしてその拡散しながら進行する途上に、各マグネット
の吸引力によって、その中に混在する金属屑はすべて吸
着摘出される。
の吸引力によって、その中に混在する金属屑はすべて吸
着摘出される。
このマグネットにより吸着された金属屑は、例えば定期
的に扉4を開成することによりマグネットから取除かれ
る。
的に扉4を開成することによりマグネットから取除かれ
る。
この取除きの際、マグネットはブラケット3を介して扉
に取付けられているため、扉の開成に伴いダクトの径外
に出すようにできるので、その取除き作業が極めて簡便
にできるのである。
に取付けられているため、扉の開成に伴いダクトの径外
に出すようにできるので、その取除き作業が極めて簡便
にできるのである。
以上の如く、本考案によれば金属屑等の磁性体異物の摘
出能力が極めて効果的に高められると共に、搬送物の進
行を阻害することもないのである。
出能力が極めて効果的に高められると共に、搬送物の進
行を阻害することもないのである。
殊に小麦粉等の食品製造工程に本考案を利用すれば、前
記異物の混入を有効に防止でき、安心して操業できると
共に、食品衛生上も極めて有意義なものである。
記異物の混入を有効に防止でき、安心して操業できると
共に、食品衛生上も極めて有意義なものである。
第1図は本考案に係る金属屑摘出装置の側端面図、第2
図は同平端面図を夫々示す。 1(11)・・・・・・搬送ダクト、2(21,22゜
23)・・・・・・棒状マグネット、21a、22a。 23a・・・・・・マグネットの円錐形上端部、3・・
・・・・支持ブラケット、4・・・・・・開閉扉。
図は同平端面図を夫々示す。 1(11)・・・・・・搬送ダクト、2(21,22゜
23)・・・・・・棒状マグネット、21a、22a。 23a・・・・・・マグネットの円錐形上端部、3・・
・・・・支持ブラケット、4・・・・・・開閉扉。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 搬送ダクト内を給送されつつある粉、粒体等の搬送
物より金属屑を摘出するための装置であって、搬送ダク
トの適宜個所の径内に棒状のマグネットを少なくとも一
つダクトの軸線方向に沿って位置させ、そのマグネット
をダクト側壁に設けられた開閉扉の側部に支持ブラケッ
トを介し装着して成る粉、粒体等搬送ダクトにおける金
属屑摘出装置。 2 棒状のマグネットを三角形の頂点位置に相応するよ
うに三本配置した実用新案登録請求の範囲第1項記載の
粉、粒体等搬送ダクトにおける金属屑摘出装置。 3 棒状のマグネットの上端部を円錐形に形成した実用
新案登録請求の範囲第1項記載の粉、粒体等搬送ダクト
における金属屑摘出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7146477U JPS5931316Y2 (ja) | 1977-06-01 | 1977-06-01 | 粉、粒体等搬送ダクトにおける金層屑摘出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7146477U JPS5931316Y2 (ja) | 1977-06-01 | 1977-06-01 | 粉、粒体等搬送ダクトにおける金層屑摘出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53166689U JPS53166689U (ja) | 1978-12-27 |
JPS5931316Y2 true JPS5931316Y2 (ja) | 1984-09-05 |
Family
ID=28982245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7146477U Expired JPS5931316Y2 (ja) | 1977-06-01 | 1977-06-01 | 粉、粒体等搬送ダクトにおける金層屑摘出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5931316Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6658475B2 (ja) * | 2016-11-30 | 2020-03-04 | Jfeスチール株式会社 | マグネットセパレータ |
-
1977
- 1977-06-01 JP JP7146477U patent/JPS5931316Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53166689U (ja) | 1978-12-27 |
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