JPS58112918A - 硬貨包装機の包装紙供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は硬貨包装機の包装紙供給装置に関する。

ある種の硬貨包装機においては、包装紙ロールが使い尽
くされた時、新しいものに取換える必要がある。取換え
を行なうには、使用していた包装紙ロールの巻芯筒部を
包装紙装填部の支持軸から抜き去り、新たに用いようと
する包装紙ロールの巻芯筒部を支持軸に挿入し、包装紙
ロールの外周に貼りつけられた先端部分をはがして引き
のばし、その先端部分を供給ローラの間を通した後切断
刃に押しあてて切断し、切断後の包装紙先端部な切断力
形状とする。しかる後、手動で供給ローラを回転させ、
包装紙先端部を包装部近傍の所定の位置まで移動させ、
位置付けるという準備作業が必要である。ところが、こ
の位置付は作業は、極めて面倒である。また、包装機の
操作者がこの準備作業時にうっかりして切断刃で切断し
た位置に包装紙先端部を位置させたまま、包装機を起動
させることがある。そうすると所定の動作タイミング時
期に、包装紙が包装部へ送り込めず、包装のし損じが生
ずる。

本発明の目的は、包装紙先端部の位置決めを簡単に、か
つ確実に行なうことができる硬貨包装機の包装紙供給装
置を提供することにある。

以下、本発明を図面に示す実施例を参照して説明する。

第１図（ム）は本発明を適用した硬貨包装機の内部構造
を斜視図で示すもので、硬貨供給部（Ａ）乃至硬貨包装
部（勾の基本構成は概ね公知に鵬するのでその概要につ
いて説明すると、硬貨供給部（Ａ）は、図示しない硬貨
補給装置から回転盤／上に適量ずつ補給される硬貨が回
転盤ｌの回転による遠心力により回転盤／の周縁部分へ
水平状態に並んで移動され、その周縁から外方へ延設さ
れる硬貨通路コヘ送り込まれる。この硬貨通路コの入口
近傍の回転盤ｌの上部には図示しない厚み規制部材があ
って、硬貨通路−へは硬貨が厚み方向に重なるととｒｌ
＜を枚ずつ送り込まれる。

上記の硬貨通路コは、通路中の一方を決める固定通路壁
Ｊと、他方を決める可動通路壁ダと、間通路壁３．ｑ間
に設けられる異種小径硬貨の排除溝！とを有し、上記可
動通路壁ダは金種つまみ６の軸りに固定された通路中調
整カムｌにより通路巾方向に移動されるようになってお
り、通路中が取り扱う金種の硬貨径に対応するよう調整
される。

前記硬貨通路コの上部には硬貨移送装ＷＬｑが設けられ
ている。この硬貨移送装置９は、硬貨通路λの前後部に
軸架されたブー１３−９６．ｔｂ間に巻装されるベルト
９Ｃからなり、このベルト９Ｃの下面が硬貨通路デ上の
硬貨の上面に摩擦接触して硬貨を硬貨通路コの末端に整
列して移送するもので、七の移送の間に変形硬貨や径小
硬貨が前記排除溝ｊから下方に排除される。

前記硬貨通路コの末端部には計数装置ｔｏ　ｈＺ設けら
れている。この計数装＠）０は、公知のように硬貨の通
過を検知する近接スイッチ形式の硬質検知器（第参図の
１０３　）を有し、予め設定された硬貨枚数を計数１−
たときストップ棒ＩＯ−がソレノイド（第４図のコＯｆ
）により動作されて設定された硬貨枚数の次の硬貨を係
止し、硬貨の送り出しの停止、硬貨補給装！（第４図の
２１Ｏ）から回転盤／への硬貨の補給の停止、および回
転盤ｌ、硬貨移送装置デの駆動の停止がなされるように
なって％Ｓる。

硬貨通路コの末端から排出される硬貨は、円弧状の案内
空間を内部に有する案内金具／／により案内されて硬貨
包装部（Ｂｌの一部を構成する硬貨受筒１２内へ供給さ
れ、この受筒／２の底部に設けられた一対の底板／３　
、　／、？上に所定枚数の硬貨が重積される。

前述の計数＊＠−１０は、所定枚数の硬貨を計数した時
点において電気回路を通じ包装モータ（第４図のコ／ｌ
）を回転させ、これによりカム軸／４Ｃを回転駆動させ
る。このカム軸ｌＩＩの回転により、カム軸／Ｉ−上の
カム群／ｊのうちのいくつかのカムで硬貨包装部（均の
一部を構成する硬貨支承棒１４が包装ローラ／７　、　
／Ｉ　、　／９の側方下部から真下下部へ移動し、底部
／３　、　／３の下部まで上昇して停止され、そのとき
底１に開放用ソレノイド（第参図の一７轟）が励磁され
て底板／３　、　／Ｊが開かれ、受筒／Ｊ内の重積硬貨
は底板／Ｊ　、　１３の下部に停止中の支承棒／６の上
面に乗り移り、支承棒１６の下降により包装ローラ／７
゜／Ｉ　、　／？の間の包装位置へ持ち来たされ、包装
位置へ下降した支承棒／Ａはその位置で一旦停止される
構成となっている。

一方、硬貨包装部ψ）は、受筒１２、底板／３　、　／
ｊ、支承棒１４のほかに包装ローラ／７　、　／Ｉｔ　
、　／９を有し、これら包装ローラは前記支承欅／６の
上昇過程で前記カム群１５の１個のカムと、金種つまみ
６の軸７に連動する調整軸上のカム、およびこれら両カ
ムにより作動される図示しないリンク機構等により相互
に接近する方向に移動され、硬貨径より一定の間隙をお
いた位置まで移動してその位置で一旦停止する。この停
止は重積硬貨を包装ローラ／７゜／Ｉ　、　１９間へ誘
導するための誘導位置であり、支承棒／４の下降時期に
はすでに包装ローラ／７　、　／Ｉ！　、　／９は誘導
位置に移動して停止している。すなわち上記包装ローラ
／７　、　／ｌ　、　／９の位置については、第３図に
おける１点鎖線位置は最大開き位置であって、金種別硬
貨径にかかわらず一定位置で夛、す、カム軸ｌりの回転
に伴って上記最大開き位置から各包装ローラ／７　、　
／Ｉ　、　／９は均等量かつ等速度で中心点０に向は移
動される。

前記の誘導位置は、第３図の実線図示の位置であり、最
大開き位置から移動された包装ローラ１７゜／ｌ　、　
／９が一旦停止する位置である。

この位置は、金種別硬貨径によって異なり、金種つまみ
番の軸りに連動する図示しないカムと、包装ローラ移動
用の図示しないリンク機構との当接位置を変えることに
より変更され、誘導位置にある包装ローラ／７　、　／
Ｉｔ　、　／９と包装されるべき重積硬貨の間隙は金種
にかかわらず常にほぼ一定となる。また一点鎖線図示位
置は、包装ローラ／７　、　／Ｉ。

１９が重積硬貨を挟着した位置を示している。

なお、上記各部の構成、および包装ローラ／７゜ｉｔ　
、　ｉｔの移動機構の詳細は、特公昭３３−３コ、７／
７号公報、あるいは米国特許第、ｙ、ｕｂ、ｖｓり号明
細書に示されている。また上記第１図乃至第３図の例で
は、包装すべき金種硬貨のうち、最大硬貨径の金種と最
小硬貨径の金種との径差が大きい固相の場合故このよう
な構成を採用しているが、ひし径差が少ない場合には上
記のような調整は必要がなく、最大開き位Ｍ（第３図／
点鎖線図示位置）から挟着位ｆｌｌ（第３図λ点鎖線図
示位置）へ−挙に移動させるようにしてもよい。またこ
の例では３本の包装ローラがすべて移動するタイプにな
っているが、１本または２本が移動する構成とし、他は
位置固定としてもよい。さらに硬貨の誘導位置を金種に
応じて調整する仕方も上記例に限らず、例えは特公昭ｊ
ダーＳＳＯ号公報の技術によるものであってもよい。

つぎに本発明における１費構成部である包装紙供給装置
部０について説明する。

予めロール状に巻成されている包装紙ロールＲは、支持
板Ｓ上に直立された保持棒評−に巻芯Ｒ−が挿入されて
直立姿勢に保持され、前記支持板評は硬貨包装機の機体
の固定枠を構成する台板易の下面に固定された支持腕ｊ
に回転可能に支持され、前記支持板メの上面は合板易の
上面と同一高さとされ℃いる。

前記包装紙ロール只の近傍には包装紙供給ローラ２７．
□が設けられている。一方の供給ローラコアは、パルス
モータ（第参図のコココ）に直結される駆動ローラであ
り、他方の供給ローラコは図示１−１ないばねにより前
記駆動用供給ローラ２７に圧接されて従動する従動ロー
ラである。

前記供給ローラコア、３間の近隣には、前記台板−に固
定された第１包装紙ガイドコタが設けられている。

上記第１包装紙ガイド讃に対向して包装紙切断用の切断
刃Ｘが投けられている。この切断刃３０は、先端部が突
Ｖ字状に形成され、これに細かい鋸歯状の刃が形成され
た刃先を有するもので、基部が切断刃固定板３／に固定
されている。

上記固定板３１には、第１図（Ｃ１に拡大図示するよう
に前記切断刃、稀に平行して弾性を有する板ばね３コが
固定されており、この板ばね３２の先端部は前記切断刃
Ｘの刃先の突Ｖ字形に近似した突Ｖ字形とされ、切断刃
Ｘで包装紙が切断される突Ｖ字形状の後続包装紙先端部
を前記第１包装紙ガイトコ９側へ押し戻す役目を持って
いる。

前記固定板３１はその後部が直角に屈曲されて平面形状
り形をなし、その化曲部が支持体３３に固定されている
。

上記支持体３３はガイド軸３μに上下動可能に挿通され
、その上下位置が調整されるようになっている。この調
整は、包装すべき金４硬貨の重積高さに応する巾の包装
紙が選択されて用いられる際に、その包装紙の下端が合
板易の上面を規準とすること、および支持棒／６による
包装ローラ／７　、　／Ｉ　、　１９間での重積硬貨支
持位置（包装位置）が一定であることによるため、包装
紙の巾方向中心が金種によって変化し、それに応じて切
断刃Ｘおよび後述の検知片３５−の突Ｖ字状の刃先頂点
を包装紙の巾方向中心に一致させるためである。それ故
、金種つまみ６の軸りに連動する調整装置（第４図の１
００）によって固定板３１の上下位置が調整され、との
調整により切断刃Ｘ、板はね３コ、検知片３５−１紙切
断検知スイッチＳＷ（第４図のコ２４１）が一体に上下
されるように構成されている。

前記検知片３３１ｇは固定板３１に支軸：ｐｓ　ｂを中
心に水平面内で揺動可能に支持され、この検知片３３ａ
には検知スイッチＳＷ（第４図のココ）を作動させるス
イッチ作動部と、ばね３ｊＳＣの付勢により前記固定板
３１に当接するストッパ部とを備えている。

前記第１包装紙ガイトコｑＫ続いて包装紙案内壁部材を
構成する移動包装紙ガイド３６が設けられている。この
移動包装紙ガイド３６は、包装紙が通る通路に面する側
が平面よりみて円弧状に凹曲する形状をなし、その基端
に鴫支持軸３７が固設されている。この支持軸３７の上
下端は台板易（上部側の合板は図示省略されている）間
に回転可能に支持され、この支持軸３７の上端には揺動
板３１が固定されており、との揺動板３ざの一端にはピ
ン３１＠があって連結仮りの長孔幌１に挿入されている
。そして前記ピンｓｅａと連結板りとの間にばばね３デ
が張設され、互いに引き合っている。

前記連結板りの他端はレバーｔＡ／の一部に固設される
ピンダコに遊嵌されており、このピンｔコには作動レバ
ーμ３の一端が遊嵌されている。この作動レバーｔｉ３
の他端はく字状に屈曲し、たアーム弘ｊの中間部にピン
件により連結されている。

上記アーム桔と、これと対をなす下側のアームｔ６との
一端部間には押えローラ旬が固転自由に支承され、この
押えローラｑ７の側方には紬記アーム弘！；、！Ａ間に
固定して紙ガイドクが設けられている。

上記各アーム’ｌ！；　、　４ｊＡは、その他端ｃＩＪ
が支軸弘９により回動可能に支持され、ばね５０により
アーム轄。

ｔｌを図において反時１１方向に付勢【−ている。

前記のレバー４（／は、その中間部が軸５／により支持
され、この軸３／を中心に水平面内で回動自在とされて
いる。また上記レバーＩＡ／の他端にはカムフォロワｊ
コカ軸着されており、このカムフォロワ！２はばね３６
の付勢な受けてカム軸／ダ上のカム群！３中の７つのカ
ムＳ３に接触されている。

前記台板１上には包装紙案内壁の他部を構成する第コ包
装紙ガイドＳｊが固設されている。この第コ包装紙ガイ
ド５ｊは、前記移動包装紙ガイド、７６と−は逆方向に
彎曲した円弧状をなし、この移動包装紙ガイド、？Ａが
閉じられたとき（第１図、第２図示状態）これに一連に
連続ｌ、て包装紙案内壁を構成するようになっている。

つぎに上記実施例の作動について説明する。なお電気的
制御部分については、後述する第４図の説明中において
詳細に説明する。

まず包装紙装着作業において、包装すべき金種を変更す
る場合には、金種つまみ６をその金種に設定すると、切
断刃ＪＯ１板ばね３２、検知片３３Ｂ、スイッチＳＷが
共に上下に移Ｍ　１．、てその切断刃３０の刃先の突端
が包装紙の巾方向中心に一致するよう調整される。なお
金種の変更を要しない場合は金種つまみ４の操作は必要
がなく、その金種用の包装紙ロール只の交換のみでよい
。

ついで包装紙ロールＲの巻芯Ｒ麿を保持棒メーに挿入し
て支持板Ｊ上に安定載置する。こうしたのち包装紙ロー
ル只の局面に張りついている先端部を剥し、供給ローラ
コア、３間へ挿入する。そして移動包装紙ガイド３４を
支持軸３７を中心に手で手前側に回動ｌ−て開き、供給
ローラ２７．３間を通る包装紙の先端を引き出す。

こうして包装紙を切断刃、？０に押し当てると、包装紙
ロールＲから引き出された包装紙は突Ｖ字状に切断され
、その切断端は板ばね３２により第１包装紙ガイトコ９
側へ押し返されてその位ｆｌｔＫ位置づけされる。

このようにしたのち移動包装紙ガイド３６を第１図、第
２図の状態に閉じる。

つぎに図示しない紙セツトボタンを押すと、紙セツトス
イッチ（第ｑ図のココりが動作して制御回路（第４図の
２２７）を通じ所定数のパルスがパルスモータに与えら
れ、供給ローラ２７が所定量回転し、従動側の供給ロー
ラコと協働して包装紙ロールＲから構成される装紙を所
定長さ送り出す。このとき送り出される長さは、包装さ
れる重積硬貨の金種を問わず一定である。このとき包装
紙の突Ｖ字状をなす先端部は第７包装紙ガイトコ９、移
動包装紙ガイド３６、第コ包装紙ガイド５ｊに沿って移
動し、紙ガイド４ｔｊに当ってのちこれに沿って移動さ
れ、さらに紙ガイド−の紙面案内面）−２ｂにガイドさ
れて第２図に示す位置に至る。移動される包装紙の下端
は台板易の上面、およびその上面と同一高さとされる紙
ガイドｎの包装紙下面案内部Ｗａとによってガイドされ
る。なお、移動する包装紙が紙ガイドψｌや紙面案内面
ｘ２ｂに沿って通過するとき、紙ガイドクに対抗する第
コ包装紙ガイドＳＳと紙面案内部ｕ（ｌは異なる方向へ
進行しようとする包装紙先端を矯正する役目を持つ。

包装紙の先端が第１図示の位置に到達すると、供給ロー
ラコアの駆動は停止され、そのため包装紙先端は包装ロ
ーラ／ｌの側部位置に停まる。

次にスタートボタンを押しスタートスイッチ（第４図の
コｌコ）を動作させると、制御回路を通じ硬貨供給部ム
がＫ１．ｖＪされる。その結果、硬貨補給装置から回転
盤ｌ上に適量ずつ補給される硬貨が回転盤ｌの回転によ
る遠心力により回転盤ｌの周縁部分へ水平状態に並んで
移動され、その周縁から外方へ延設される硬貨通路コヘ
送り込まれる。

送り込まれた硬貨は硬貨移送装ｆ９により移送され、変
形硬貨や径小硬貨は移送途中で排除＃Ｉｊから排除され
て適正硬貨のみが引数装ｆＬＩＯで計数され、受筒ｌコ
ヘ送り込まれる。計数装置／わが所定枚数の硬貨を計数
した時、ストップ棒１０１Ｍが進出して以后の硬貨を阻
止し、所定枚数の引数済硬貨だけが受筒ｌコ内で重積さ
れる。なおこの時点で硬貨補給装置、回転盤ｌ、硬貨移
送装置デは停止される。一方、計数装＃Ｌ１０は、所定
枚数の硬貨を計数した時点で制御回路に対して指令を送
り、包装モータ（第４図の２７ｇ）を駆動させ、カム軸
ｌｑを回転させる。カム軸／ｌか回転し始めると、カム
軸／４ｆ上のカムＳ￥１５の回転により支承棒１６が横
方向へ移動し、包装ローラ／７．／ざ、／？の中心点０
の位置まで入り込み、ついで上昇する。そのときカム軸
／４４上のカムＳ３の径大部分に接触していたカムフォ
ロワｊコがばね３４の付勢によりカムＳ３の径小部分に
落ち込む。これによりレバー参／が軸３／を中心として
図において反時計方向に揺動され、これにより連結板り
が押されて揺動板３１は支持軸３７を中心に揺動される
。そのため移動包装紙ガイド３６も支持軸３７を中心と
して時計方向に開動する。

他方において、レバー参／によって作動レバーμ３が移
動され、支軸←９を中心に押えローラ弘７が揺動して包
装紙の紙面を第コ包装紙ガイドｊｔ３に押しつける。ま
た、これと同時期に包装ローラ／７　、７１　。

１９もカム軸／参上のカム群／３により移動され、誘導
位置く第３図実線位置〕へ移動する。そのとき移動包装
紙ガイド３６、押えローラ４４７は第３図示の状態とな
り、包装ローラ／７　、　ｌｉｔ　、　／９は同図実線
図示の位置となる。

上記の態勢になるとパルスモータ（第４図の２２コ）が
起動し、包装紙供給ローラコアが所定量回動する。この
場合、パルスモータが回動するのは、中径グループまた
は大径グループに属する金種硬貨の場合である。つまり
、包装されるすべての金種について硬貨径により大径グ
ループ、中径グループ、および小径グループに分け、押
えローラ参７および移動包装紙ガイドＪ６が第３図示の
状態で中径グループに属する金種の場合には所定長さの
包装紙を追加送り出しし、また大径グループに属する金
種の場合は、中径グループの金種より長い所定長さの包
装紙を追加送り出しするものである。そのため、パルス
モータの始動時期は、中径グループ、大径グループとも
同じであるが、大径グループの金種のときにパルスモー
タに印加されるパルス数は中径グループの金種のときの
パルス数より多い数とされる。なお、小径グループの金
種のときにはこの時点においてはパルスモータは回転し
ない。

したがって小径グループ金種の場合は、包装紙は第３図
において鎖線図示のま〜であり、中径グループ金種の場
合は１点Ｉ４＠図示位置、大径グループ金種の場合は実
線図示位置のように追加送り出しが行なわれ、その送り
出し後パルスモータが停止して供給ローラコアが停止す
る。

供給ローラ２７が停止した所定の時期（大径グループの
場合の供給ローラコアの回転停止直後）に、包装ローラ
／７　、　／ｌ　、　１９間へ支承棒１６により誘導さ
れて包装位置に停止した重積硬貨が包装ローラ／７゜ｉ
ｔ　、　ｉｑによって挟着される。その挟着直後に包装
ローラ１７．／ざ、／９が回転駆動され、重積硬貨を回
転する。

包装ローラ／ｌの側部に先端部が到達していた包装紙は
、紙ガイドｎに沿って隣位の包装ローラ／ｑに付設され
る紙ガイドへ送られ、同様にして包装ローラ１７と重積
硬貨との間へ送り込まれて重積硬貨の周ＩＩに巻きつけ
られる。

この際、包装紙は急激に引張られるので、後続部分は直
線状に緊張される。すなわち移動包装紙ガイド３４部分
に対応する包装紙のたるみ部分が、大径グループ金種硬
貨の場合は実線図示位置から、また中径グループ金種硬
貨の場合は１点鎖線図示位置から、さらに小径グループ
金権硬貨の場合は破線図示位置からλ点鎖線図示位！Ｉ
Ｃ向って急激に移動し、緊張される。

上記包装紙の移動により包装紙は切断刃Ｘの突Ｖ字状の
刃先に当り、その刃面に沿って前記緊張力により切断さ
れ、コ点鎖線図示位置まで５ＩＩＥｂする間に包装紙の
切断が完了する。

切断、終了とともに切断刃Ｘの刃面に沿った後続包装紙
先端部は、板ばね３コによって第１包装紙ガイトコ９側
に沿わされる。

なお、切断刃ＪＯによって包装紙が切断される前の緊張
される途中において包装紙の紙面に検知片３ｊ−が当り
、ばね３３Ｃに抗して包装紙の緊張移動に追従して従動
される。そして包装紙がコ点鎖線図示位置へ移動されて
切断が終了する時期に検知片３５１が／点鎖線図示位置
へ移動され、紙切断検知スイッチ絹（第ｑ図の２２り）
を切換え、包装ローラ／７　、　ｉｔｒ　、　／り、支
承棒１６、巻込釣力、ＪＪ等を含む包装機構（第９図の
７００）の正常包装サイクル、すなわちカム軸／４（の
スタート位置までの回転続行と包装ローラ／７　、　／
ｌ　、　／ｑの回転が続行する。

また包装紙が切断されない場合、例えば包装紙ロールＲ
の包装紙がなくなったり、包装紙が供給通路に結ったり
して包装ローラ／ｌの位置に包装紙の先端部が位ｌｉ江
れていない場合に前記スイッチＳＷ（第ヂ図のココＩＩ
）が切換えられないとき（ただし切換えられても包装サ
イクルの所定の時期内でない場合を含む）には、カム軸
／４Ｌはスタート位置までの回転は持ｒｃされるが、包
装ローラ／７　、　／Ｉｔ　。

ノ９の回転は停止され、また包装サイクル中の西定時期
に行なわれる供給ローラコアの回転用パルヌモータの回
転も抑止される。

前記のようにし、て正常に切断された包装紙片の後端部
は、ばねＪｊＯにより付勢される検知片３ｓａの実線図
示位置への移動により押し戻されながら包装ローラ／ｌ
に向けて引き込まれ、重積硬貨の周面に巻きつけられる
。

この時点でカムフォロワ３２がカム！；３の径大の力五
面に乗り上り、これによりレバー弘ｌが軸ｊ／を中心に
図において時計方向に１劃し、紙ガイド３６、押えロー
ラ旬を元の位置に復帰させろ。その泊後にパルスモータ
（第９図の２２２）に所定数のパルスが印加されて所定
量回転され、供給ローラコアも所定量回転され、包装紙
の先端部は切断刃Ｘの近傍位置から閉鎖状態にある移動
包装紙ガイドＪ４、第コ包装紙ガイドおに沿って移動さ
れる。この移動のため送り出される包装紙の長さは包装
される重積硬貨の金種を問わず一定である。

一方、包装機構（第９図の７００）では、重積硬貨に包
装紙即が巻穴つけられ、巻込鉤、ＩＪ、ＪＪＫよりその
巻きつけられた包装紙片の両端に突出する部分が折り込
まれ、ついで支承梓ｌ乙の下降および側方への移動、つ
ぎに巻込鉤オ、刀のＥ下への退逃および側方への移動、
包装済硬貨な挟着した状態での包装ローラ／７　、　／
ｌ　、　／９の駆動停止、その後の包装ローラ／７　、
１ｇ　、　／ｑの最大開き位置への移動が行なわれ、包
装済硬貨は挟着状態が解かれて放出される。たオ６、包
装ローラ／７　、　／ｌ　、　／９の同転が停止した後
に包装済硬貨の挟着を解くのは、包装ローラが回転１．
ている状態で放出すると、包装硬貨も回転し７ながら落
下され、包装機構の下方の放小柄部分通過時、あるいは
受箱収納時に回転したまま当るので、包装紙が破れるこ
とを防ぐためである。

包装ローラ／７　、　／ｌ　、　／９が第２図の位置（
最大開き位置）へ復帰した直後に前述の包装紙の先端部
が包装ローラｉｓの側部に到達して停止され、このとき
カム軸／４（が１回転を完了してスタート位置に復し、
１回の包装サイクルが終了する。一方、硬貨供給部ムは
受筒ｌコの底板／Ｊ　、　／Ｊが閉じられた直後に再度
駆動されストップ棒１０ｅｌも後退し硬貨の計数が開始
されている。その為もし計数装置１０がカム軸ｌりのス
タート位置への復帰の時点でつぎの所定枚数の硬貨の計
数を終了１７ていない場合には、カム軸ｌ弘はそのスタ
ート位置で停止ｌ−１次回の包装サイクルのための回転
に備える。また計数装置ｉｏが盾定枚数の硬貨の計数を
終了しているときは、スタート位置まで復帰したカム軸
１４Ｌは停止することなくそのまま回転を継続して次回
の包装サイクルに入る。

第参図は、上記の硬貨包装機の電気的制御部分と、これ
により直接、間接に制御される部材との結合関係を示す
ブロック線図である。同図において、電気的信号による
結合は実線で、機械的駆動伝達による結合は破線で示さ
れている。

操作部コＯＯの金種つまみ６は包装すべき金種にセット
され、また枚数つまみコｏｉにより定数発生器２０コが
包装すべき枚数（例えば５０軟、り枚、５枚等に設定さ
れる。（なお金種つまみ基により定数発生器コθコの枚
数ｉ＝をすることとしてもよい。

）一方、硬貨通路に設けられる訂数装噴ｉｏの硬貨検知
器コ０３からの信号が計数回路コ０４ｔで計数され、定
数発生器コ０２の情報を計数回路コｏｔｉの計数内容の
一致をみる一致検出回路コ０３が設けられ、その一致時
に発生される計数一致信号２０！ｊ　ｐが硬貨送り制御
回路コ０６および包装制御回路２／ＩＩに入力される。

包装制御回路２７りでは、計数一致信号ｍｐが、後述の
ように、包装開始タイミング信号として用いられろ。硬
貨送り制御回路、２０６は、補給モータコθり、計数モ
ータ２θｇ、ストップソレノイド２０９を制御し、これ
により、補給装置−１０１回転盤ｌ、硬貨移送装置デ、
ストップ棒１０ｅｌを動作状態または不動作状態にする
。

操作部コ００にはまたクリアースイッチコｌｌ、スター
トスイッチ−ｌコ、ストップスイッチコア３が設けられ
、クリアースイッチコ／／の信号は計数回路２０ダ、硬
貨送り制御回路コ０４、包装制御回１３２／４４に入力
される。

以上のうち、金種つまみ６、枚数つまみ２０／、クリア
ースイッチコｌｌ、スタートスイッチコ／コ、ストップ
スイッチコ１３郷により、操作部コ００が構成されてい
る。また、定数発生器コθコ、計数回路コｏＩＩ、硬貨
検知器コ０３、一致検出回路コＯ５１硬貨送り制御回路
１０４、補給モータコθ７、計数モータＩｔ、ストップ
ソレノイドコ０９、補給装置コｌＯ１回転盤ｌ、硬貨移
送装置を等により、計数部３０θが構成されている。（
なお、純機構的に調整されるもの、例えば硬貨通路中の
調整等は第ダ図には示されていない、）さらに、第３図
の計数装置ｌＯは、定数発生器コ０コ、硬貨検知器コ０
３、計数回路２０４！　、一致検出回路コＯ！、ストッ
プソレノイドＸデ等で１１１成されている。

包装制御回路２／ｌＩはンーケンスコントローラコｌ！
に接続され、またシーケンスコントローラコ／ｊはシャ
ツタソレノイドコ／６、包装ローラクラッチコ１７、包
装モータコ／ｌに接続されている。包装モータコｉｔは
移動機構コ／デを作動させる。また、後述する投定回路
コ２０ｆＪ″−投けられている。以上の回路等で作動制
御部１１００が構成されている。

設定回路コ２０は、金種つまみ乙により、小径包装紙用
設定信号、中径包装紙用設定信号、大径包装紙用設定信
号のいずれかを発生するよう設定される。設定回路２２
０に接続された給紙制御回路−７は、シーケンスコント
ローラλ１３の信号コｔｓｐ’に受けて、パルスモータ
コ２コを回転させ、包装紙併給ローラ２７を回転させる
。

第Ｓ図は給紙制御回路ココ／の詳細を示すブロック線図
である。同図において、１００／　はパルス発生器であ
り、所定の周期でパルスを発生する。

１０Ｏコはゲート回路であり、オア回路１０ＯＪからの
信号により「開」状態になり、後述の比較器／傅からの
信号により「閉」状態になる。ゲート回路／θＱ２の出
力はパルスモータコ２−の駆動回路２ココａに与えられ
るとともに、パルスカラ／り１００ｋ　に島えられる。

核駆絶回路コココａは到来するパルスをパルスモータの
各位相に分配ｌ、てパルスモータを駆動する。パルスカ
ウンタ／　００ｋ　は入力されるパルスを計数する。　
／θ０６は定数設定器であり、共通送り出し素、即ち包
装される硬貨の金種に拘らず一定の、送り出すべき包装
紙の長さに比例ｔ７たパルスモータのステップ数に等１
．いパルス数を示す信号を出力する。この共通送り出ｔ
、１ｔは、例えば、包装の対象となる硬貨のうち包装紙
長さの最も短いもの（例えば最も径の小さい硬貨）の包
装に用いられる包装紙の長さに等し、く定められろ。

１００７は顆択回路であり、定数設定器１００１．の出
力信号および設定回路ココＯの出力信号をデータ入力端
子Ｄ／　、　Ｄλで受け、制御入力端子Ｓ／　、　８２
に入力される制御信号に応じて上駈λつの信号のうち一
方を選択して出力する。設定回路ココＯは金種つまみ６
によって包装所望金種が選択されると、これに対応して
追加送り出しすべき包装紙の長さに比例したパルスモー
タのステップ数に等しいパルス数を示す信郵を出力する
。この追加送り出しすべき包装紙の長さは、包装される
硬貨の包装に用いられる包装紙の長さと、共通送り出し
素との差に等しく定められる。比較器１００１Ｉは、パ
ルス力ウタ１ｏｏｓの出力が選択回路１００りの出力に
等しくなった時に一致信号を発生する。この一致信号は
ゲート回路１００コに与えられるとともに、遅延回路１
００ｔを介して、カウンタ／θθｊのクリア入力端子に
与えられ、カウンタ１００！ｒをクリアする。オア回路
１０θ３は、ゾーケンスコントローラコ／、１がら馬え
られる第１給紙タイミング信号λ／！ｔＸ、および第コ
給紙タイミング信号コ／ｊｙ％ならびに紙セツトスイッ
チ２２！からの紙セツト信号２２！ｐを入力とする。第
１給紙タイミング信号２／！ｒＸは、包装紙を共通送り
量送り出すべき時に、例えば切断刃による包装紙の自動
切断が終った後に、発生される。

ｔＪｊ−給紙タイミングコ／、ｔ７は、包装紙を追加送
り出し貴送り出すべき時、例えば包装紙先端部が包装部
内の所定位置にＴ！ｔ−１押えローラｔ７により包装紙
が押えられ、ガイド板、？６が開いた後に発生される。

オア回路１００！は＃ｌ給紙タイミング信号Ｊ／＆Ｘお
よび紙セツト信号ココｔｐを入力とし、その出力が選択
回路１００７のｔｌＬｔの制御入力端子８／に与えられ
ると、次に第コの制御入力端子８コに制御信号が与えら
れるまで、選択回路１００７　は第１のデータ入力端子
Ｄ／に与えられている信号即ち定数設定６１ｏｏｔの出
力信号を選択する。第コ給紙タイミング信号コ８７が第
コの制御入力端子８コに烏女られると、次に＠／の制御
入力端子に制御信会が与えられるまで、選択回路１００
７は舘コのデータ入力端子Ｄコに与えられている信号即
ち設定回路２コＯの出力信号を選択する。

移動機構コｌ！は、包装機構１００と、給紙部Ｓθ０の
押えローラ弘７および移動用紙ガイド３６を移動制御す
る。また、調整装置１００は金種ａｉ＆により調整され
、その調整によって、移動機構コ／９を調整し包装機構
７００の包装ローラ／７．／ざ、／９、巻込鉤Ｑｌ　、
　３を、その調整時または包装動作時に調整せしめる。

調整装置ｇＯθはまた、切断刃Ｘの上下調整と異常検知
部１００の紙切断検知スイッチココの上下調整とを行な
う。

ヒ記したもののうち、給紙制御回路ココｌ、パルスモー
タコココ、包装紙供給ローラ：ｔ７、押えローラ弘７、
移動用紙ガイド３≦、切断刃、？０＊の給紙部ｇｏθが
構成されている。

！！％常検知部１．００には、紙切断機知スイッチココ
ダのほか、くずれ検知スイッチ、２コ３が設けられ、こ
れらが包装制御回路コ１４１に接続されている。

また、包装紙ロールＲの取換時に新しい包装紙ロールＲ
の包装紙先端部を所定位置に自動的に移動させるために
手動操作されろ紙セツトスイッチココＳが設けられ、給
紙制御回路ココ／に接続されている。

包装機構７００の受筒用底板／、？、／Ｊはシャツタソ
レノイドコ／６で開閉され、一方、包装ローラ／７゜／
ｌ　ｔ　ｉｔ、巻込鉤力、＋ＺＪ、支承棒１４の移動は
移動機構コ／デによりなされる。

第参図と第３図との対応関係についてさらに説明すると
、第参図の移動機ＩＩＩコ／？は第３図のカム軸／り、
カム群１３、カム！；Ｊ、カムフォロワー、電、し／（
−ａｉ、　支軸３／、バネ５６、ビンψコ、作動レバー
弘３、連結板り、バネ３ｑ、揺動板３ｇ、ビン３ｇ１１
、支持軸３デ、カム群／３によっで包装ローラ／７　、
　＃　、　／９を移動させる機構（図示しない）、巻込
鉤ｎ、２Ｊ、および支承棒１４を移動させる機構に和尚
する。

第ダ図の給紙部２００は、第３図における押えローラ幻
、アーム〇、支軸≠９、バネ５Ｑ、第コ包装紙ガイドｓ
Ｓを含む保持機構、供給ローラ、２７および供給ローラ
Ｕを含む供給ローラ部を有する。

クリアースイッチコ／ｌを釦操作するとクリアー信号が
計数回路２０４Ｉに人力され、計数（ハ）容がクリアー
される。また、クリアー信号は、硬貨送り制御回路コＯ
孟に入力され、補給モータコ０７、計数モータＸｔが所
定時間（／秒程度）逆転されて停止する。そのため、補
給装Ｗ、ｚｉｏ、回転盤１．硬硬貨移送量デが所定時間
逆転され、補給装置ＪｌＯ内に残存している硬貨は残存
が確昭でき、取除ける位置まで戻される。また硬貨通路
内に残存し゛〔いる硬貨も回転盤上に戻される。そして
操作者はそれらの残存硬貨がある場合には手でそれらを
取除く。

クリアー信号はまた包装制御回路２７ケに入力される。

シーケンスコントローラ、２／＆は、そのＩ初期状態に
あれば、包装制御［弓路コ／ｌＩがら信号を受け、シャ
ツタンレノイド、２／６のみを所定時間励磁させて、底
板／３　、　／３を開き、受筒１２内に残留し、ている
端数硬貨（「包装単位となる所定枚数」に不足の硬貨）
を下方へ放出させる。その放出抜、ソレノイド２７６番
工非励磁とされ、底板／３　、　／ｊは閉じられる。こ
の放出時、包装ローラ／７　、１ｇ　、　／９、巻込鉤
ｎ、ｎ、支承棒１６は初期位置にある（押えローラｑ７
、移動用紙ガイド３４も初期位置にある）ので、端数硬
貨はそれらに邪ｌｌＩされずに落下ｌ１、放出される。

シーケンスコントローラ２／ｊが初期位置にない場合（
包装サイクルの途中でストップスイッチ２／３を操作し
て機械を停止させた場合にこのような事態が生じる。そ
の場合、第３図のカム軸／４４は１回転の途中位置にあ
る。）、包装制御回路２／４Ｉから信号を受け、包装モ
ータコｉｔを回転させ、移動機構コ／ｆ中のカム軸／ダ
を初期位置に復帰させる。その結果、包装ローラ／７　
、　＃　、　／９、巻込釣力、幻、支承棒１６、押えロ
ーラ旬、移動用紙ガイド３Ａを初期位置に復帰させる。

そして、それらが初期位置に復帰された時点で、シーケ
ンスコントローラ２１ｊがシャツタソレノイドコ１６を
所定時間励磁させ、底板／３　、　／３を開いて、受筒
ｌコ内の残留硬貨を放出する。（シャツタソレノイドコ
１６は通常包装サイクルの途中で励磁されるが、クリア
ー操作時には、その包装サイクル中では励磁されず、初
期位置復帰時点で励磁される。）また、シーケンスコン
トローラコ１３は、包装ローラクラグチコ１７を断とし
ており、移動機構２／９の復帰動作中、包装ローラ／７
　、　／ｌ　、　／９へ包装モーター／Ｓの回転を伝達
しないようにしている。

このようにして、機械のすべての箇所が初期位置に復帰
した時点で、金種つまみ６を希望包装金種にセットする
。これにより、硬貨通路コの巾が調整され、また設定回
路ココＯが金種包装紙の送り量（大径包装紙用、中径包
装紙用、小径包装紙用）に環気的にセットされ、さらに
ｖＩ４整装置ざＯＯが作動される。調整装＠　ｇｏｏの
作動は、移動機構２／９を介して上側の巻込鉤１３の高
さ位置を調整し、また包装ローラ／７　、　／Ｉｔ　、
　／９が包装サイクル中に移動して位置付けられる誘導
位置を調整ｌ１、さらに切断刃Ｘおよび紙切断検知スイ
ッチココｑを上下調製する。また、包装金種の包装単位
枚数が前回の包装金種と異なる場合には、枚数＠　２０
／の補作で定数発生器２０コの包装単位枚数を変更設定
する。次に、前回の包装金種用包装紙ロールＲを、包装
紙供給通路から包装紙先端部を巻取って、支持棒メａか
ら抜き取り、代りに包装希望金種の包装紙ロールを支持
棒、７ｔｌａに挿入し、突Ｖ字形状の包装紙先端部を供
給ローラ２７，２ｇ間に通し、さらに切断刃Ｘの側部に
位置させる。なお、剪に述べた例は、使用途中にある包
装紙ロール只の場合であり、真新［、い包装紙ロールＲ
の場合には、支持棒メ一に挿入された包装紙ロールＲの
周面に貼り付けられた包装紙先端部をはがし、供給ロー
ラ２７．コの間に通し、移動包装紙ガイド３６を開いて
引き出す。

そして、該先端部を切断刃Ｘにおし、あて子実Ｖ字形状
にする。その突Ｖ字形状の先端部は、切断刃Ｘの側部に
位置ｔ、ている。移動包装紙ガイド３６から手を放すと
、バネ３９によりガイド３６は閉じられ、初期位置に位
置付けられる。

この状態で、釦操作により紙セットスイッチコを操作す
ると、給紙制御回路−コ／に信号が入力され、咳制御回
路ココｌから所定数のパルスがパルスモータ−ココに印
加され、包装紙供給ローラ２７カ所定量（所定角度）回
転駆動され、包装紙先端部はガイド３４　、３３等に沿
って包装ローラ／Ｉの側部まで誘導され、第２図に示す
状態となる。この状態で、補給装量に未処理の包装希望
金種硬貨を投入する。

そしてスタートスイッチコ／コを操作すると、硬貨送り
制御回路２０４にスタート指令が島えられ、補給モータ
コ０７、計数モータコＯｔが回転し、補給装置コｉｏ１
回転盤ｌ、硬貨移動装置デが駆動され、硬貨は硬貨通路
−を通過して受筒タコ内に送り込まれ、重積される。重
積される硬貨は、硬貨通路通過中に硬貨検知器コ０３で
一枚ずつ検知され、計数回路１０ダで計数される。この
計数値が定数発生器２０コに設定されている計数値と一
致すると、−数構出回路コｏｒから一数構出信号コｏｚ
ｐが硬貨送り制御回路２０６に入力され、該制御回路２
０４は、補給モータ２０７、計数モータコｏｔを停止さ
せるとともに、ストップソレノイドコｏ９を励磁丸せ、
設定された枚数値以上の硬貨が受筒タコに入るのを防止
する。モータコθり、コＯｔの停止により、補給装電コ
ｉｏ、回転盤ｌ、硬貨移送装ｆｌｉｑが停止する。

一方、−数構出回路２（Ｈの一数構出信号一〇ｊｐは、
包装開始タイミング信号として包、装制御回路コ／＃に
入力される。その結果、包装制御回路コ／４１からシー
ケンスコントローラコｌｊに信号コｌダｐが入力され、
包装モータコ／１が回転し、移動機構ｌｔ中のカム軸が
回転を始める。その結果、包装ローラ／７　、　／ｌ　
、　／９は、最大開き位置から重積硬貨誘導位置に移動
して一日一停止する。また、支承棒１４は、包装ローラ
／７　、　／ｌ　、　／ｆ間へ進入し、さらに底板／Ｊ
。

１３の下部へ上昇して一旦停止する。その時、シーケン
スコントローラ２／ｋからンヤッタンレノイドＪ／Ａへ
信号が入力され、底板／３　、　／Ｊを開放させる。

その結果、重積硬貨は支承棒１６上に乗り移る。乗り移
る時点で、支承棒１４は下降を始め、誘導位置にある包
装ローラ１７．／♂、ｌｑ間を下降し、包装用位置に一
旦停止する。その時点で、包装ローラ／７゜／Ｉ　、　
／９が誘導位置から硬貨周面へ急激に移動１２、重積硬
貨を挟着する。この時、包装ローラ／ｌの側部に包装紙
先端部が位置し、ているので、包装ローラ／Ｉと重積硬
貨で包装紙先端部が挟まれることになる。

一方、前述の包装ローラ／７　、　／Ｉ　Ｉ　／９の最
大開き位置から誘導位置への移動時に、カム軸陣のカム
ｊＪＫより押えローラ４４７が包装紙の所定位置を抑圧
保持し、また移動包装紙ガイド３６が開かれる。また、
中径グループまたは大径グループに！Ｉｊる金種の場合
には、その時点でシーケンスコントローラコ／ｊから給
紙制御回路？コｌに第コ給紙タイミング信号−７ｌｙが
入力され、設定回路−一〇で設定された中径または大径
グループに対応するパルス数がパルスモータ２２コヘ印
加され、対応する量供給ローラ２７が回転駆動され、そ
の結罠それに対応する長さ分の包装紙が開放された移動
包装紙ガイド、Ｕの部分へ繰り出される。（なお、小径
グループ金種の場合には、供給ローラコアは、その時期
には回転されない。）この供給ローラ２７が停止した後
に、包装ローラ／７　、　／Ｉ　、　／９が重積硬貨を
挾持するものである。この挟持時点でシーケンスコント
ローラ、２１３が包装ローラクラッチコ／７を作動し、
包装モータ、２７ｇの回転が包装ローラクラッチコ／７
を介して包装ローラ／７　、　／Ｉ　、　／９に伝えら
れ、重積硬貨が回転されて包装紙がＳ欠つけられる。そ
のため、包装紙の後続部分は急激に緊張され、切断刃、
にに押し７あてられて切断される。この切断の時期に紙
切断検知片、７３ｇ（第３図）が、紙切断スイッチｎ参
を動作させ、検知信七ココＩＩｐを包装制御回路コ揮に
入力する。また、この時期に、シーケンスコントローラ
コｌ！から所定時間の間、包装制御回路コ／１へ紙切断
検知タイミング信号コ／ｊｔ　が入力されており、その
期間内にスイッチココから検知信号ｕ４１ｐが回路コ／
４１に入力されると、正常な包装サイクルが続行される
。また、その期間内に前記スイッチココ参から回路コ／
ダヘ信号ココダｐが人力されない場合には、回路コｌＩ
Ｉからシーケンスコントローラー／！へ信号−１４Ｉｒ
が人力され、包装ローラクラッチコｌりが断となって包
装ローラ／７　、　／Ｉ　、　／９は９装モータコｉｔ
の回転が断たれ、またシーケンスコントローラコ／ｊか
ら給紙制御回路ココｌへも信号コ／３７が入力されず、
パルスモータ−ココの回転開始を抑止する。（この時期
にはパルスモータ−２コはまた停止状態にある。）また
、重積硬貨の誘導時あるいは包装ローラ／７　、　／ｌ
　、　／？による重積硬貨の挟着時に、くずれ検知スイ
ッチコ２Ｊがくずれ検知をすると（この検知時期につい
ては、紙切断検知と異なり１時期的な制限はない）、そ
の検知信号ｗｐが回路コ／亭に人力され、回路２／４Ｉ
からシーケンスコントローラコ／！への信号コ／４１ｒ
　の入力を経てシーケンスコントローラＪ／ｊから包装
ローラクラッチコｌりに信号が人力されて、クラッチコ
／７が断となり、包装ローラ／７　、　／Ｉ　、　／９
への゛回転伝達が断たれ、またシーケンスコントローラ
コ／１から給紙制御回路ココ／へ信号コ／ｊ７が入力さ
れずパルスモータコココの回転開始を抑止する。

紙切断異常、硬貨くずれ異常が検知されるか否かに拘ら
ず、包装モータ２／ｇは回転が持続されているため、移
動機構ａｉｔ中のカム軸ｌＩＩも回転を持続している。

そして包装紙の重積硬貨局面への巻きつけ時期に包装ロ
ーラ間に進入し、Ｅ下に移動してきた巻込鉤ヵ、Ｑ７は
巻きつけられる包装紙両端部を重積硬貨端面を折り込む
動作をする。この折り込み動作が開始される時期に、前
述の切断刃Ｘによる包装紙切断が行なわれる。またこの
折り込み動作の途中で、支承棒１６は、包装されつつぁ
る重積硬貨下面から下降し、次に側方に移動して初期位
置に復帰する。巻込鉤−１Ｊは、折り込み動作を終え、
互いに離反する上下方向に移動し、次に側方へ移動して
初期位置へ復帰する。この時点で、シーケンスコントロ
ーラコｌ！から包装ローラクラッチコｌりへ信号が入力
され、クラッチ２１りが断となって、包装モータコ／ｌ
の包装ローラ／７゜ｉｔ　、　ｉｔへの回転伝達が断た
れ、包装ローラ／７　、　／ｌ　。

／９は、包装済の重積硬貨を挟持したまま回転を停止す
る。その時、カム軸／４Ｉ−のカムにより、包装ローラ
／７　、　／Ｉ　、　／９は開き方向へ移動して、初期
位置に復帰する。

一方、押えローラ弘７、移動包装紙ガイド３ｔは、包装
紙が切断刃Ｘで切断された後の所定時期に、移動機構に
より元の位置に復帰する。

また、シーケンスコントローラコｌｊがらの紙切断検知
タイ２ング信号コ／ｊｔ　と、紙切断検知スイッチＪコ
参からの信号が包装制御回路コ／４！−に入力されると
、紙切断検知タイきング信号が入力されなくなった時点
（かつ押えローラ弘７、移動用ガイド３４が復帰した後
の時点）で、包装制御回路コ／ダを通じて、シーケンス
コントローラコｌ！から給紙制御回路コＪ／へ第１給紙
タイミング信号２／！Ｘが入力される。（紙切断タイミ
ング信号の入力時に紙切断検知スイッチココダが手切断
検知をしない場合には、回路コ／ｌにより、シーケンス
コントローラコ／！から給紙制御回路ココｌに給紙タイ
きング信号Ｊ／ｊｉｇを入力せず、そのためその包装サ
イクル中、パルスモータコココを回転させない。）その
結果、給紙制御回路ココｌから所定数のパルス（金種に
拘ワラス、一定のパルス数）カハルスモーターココに印
加され、供給ローラコアが駆動され、包装紙先端部は、
切断刃諏の側部から包装ローラ／ｌの側部まで移動して
、停止する。（包装ローラ／ｌへの包装紙先端部の到達
は、包装ローラ／ｉが最大開き位置へ復帰した直後であ
る。〕その時点で、パルスモータ２−一は停止する。そ
の直後に、移動機構コ１９のカム軸ｌりが初期位置に復
帰する。

一方、この包装サイクル中の、前述の受筒用底板／Ｊ　
、　／Ｊが閉じられた時点で、シーケンスコントローラ
ー１３から包装制御回路コ／ｌへ計数開始タイミング信
号コ／、ｔｕが入力され、その結果、回路１４１Ｌから
硬貨送り制御回路−０６へ計数開始タイミング信号コｌ
ダｑが入力され、補給モーター０７、計数モータ、２０
ｔを回転させて、次の所定枚数の計数重積が行なわれて
いる。そして、所定枚数の計数重積が行なわれた時点で
、一致回路２０Ｓから一数構出信号コｏｚｐが卯装制御
回路コｌｆ−に入力される。この信号が入力された時点
で、いまだ移動機構コ／デのカム軸／ｑがスタート位置
に復帰し７ていたい場合には、後にスタート位置に復帰
した時期にシーケンスコントローラコ１３からスタート
ポシンｌン信号コｉｓマが包装制御回路コｌダに入力さ
れるが、−数構出信号ｘｓｐが回路コ／４４に入力され
ているため、該回路コ／ダからシーケンスコントローラ
コ／！ｒへ包装開始タイミング信号、２／ｌｆｐが入力
され、包装モーター／１を動作させて、次の包装サイク
ルが継続して行なわれる。また、スタートポジシ覆ン信
号コ／ｊマが包装制御回路２／４４に入力された時点で
一数構出信号コｏｚｐが回路−／グに入力されていない
場合、核回路コｌ参からシーケンスコントローラ２／に
へ包装開始タイミング信号コｌ弘ｐが入力されず、包装
モータ２／ｌは停止され、移動機構２／？のカム軸１４
Ｉも始動位置で停止する。そして、−数構出信号コＯｊ
ｐが包装制御回路、！／４（に入力された時点で包装モ
ータコｉｓが再度回転駆動され、次の包装サイクルが開
始する。

処理が終ったとき、また番ヱ包装サイクルの途中、また
は包装サイクルはスタート位置にあり計数が途中のとき
機械を停止させたい場合には、ストップスイッチコ／Ｊ
を釦操作すると、機械の各部がその状態でスト、プする
。

なお、上舵の実施例では、紙セットスイッチコの信号を
ゲート回路ｌθ０λおよび選択回路１００７に４えるよ
うに［７たが、紙セットスイッ予コ２りの信号の代りに
包装紙装填部のドアスイッチその個供給ローラによる包
装紙の送り出しの準備が完了したことを示すスイッチの
信号を用いることとしてもよい。

また供給ローラ２７．Ｊはローラをそのまま用いた場合
について説明しであるが、これはベルト、あるいはベル
トとローラとの組合せに置換することもできる。そ【−
てこの駆動源としてパルスモータを用いているが、それ
以外のモータであってもよい。さらに包装ローラの駆動
用電動機を包装サイクル中回転を継続させるようにし、
供給ローラコアとの間、および包装ローラ／７　、　Ｉ
Ｉ　、　／ｑの間にクラッチ機構を介在させ、これらク
ラッチ機構の切り換えにより供給ローラ２７の回転およ
び停止をなさしめるよう圧することもできる。

一方、供給ローラ２７の回転量の変化については、回転
時間の変更によって得るようにしているが、これは金稚
にかかわらず回転時間を一定とし、その時間内における
回転速度を変えるよう罠１．てもよい。

また、包装紙の長さを大径、中径、小径の硬貨側と１．
た場合について説明しであるが、これは金種別に変更す
るようにすることもできる。

つぎに保持礪構については、ローラケアを用いたものに
つき示しているが、これはたとえば紙ガイド４４ｊで包
装紙を押えるようにしてもよく、また送り手段と兼用と
してもよい。

包装紙案内部については、包装紙の紙面から退逃する包
装紙案内壁は切断刃よりも後流側に設ける代り罠上流１
１に設けることとしてもよく、またその双方において退
逃する構成としてもよい。

送り手段については、包装ローラと重積硬貨とによる場
合において、包装ローラの回転はｌ包装サイクル中常時
回転させてもよく、特に上記実施例の場合は包装ローラ
ｉｇが回転していても包装紙の先端部はそのローラ／７
７に触れているのみであるから、押えローラ弘７による
押え力のみでその状態に十分保持することができる。ま
た押えローラケアは自由回転ローラであるが、勾装紙の
先端が回転中の包装ローラ／ｌに接している程度では包
装紙が進むことはない。それ故包装ローラ／７　、　／
ｌ　、　／９は包装サイクル中常時回転していても差支
えはない。

ただし前述したように、硬貨誘導時や和装硬貨の放出時
には実施例のように回転を停止させた方が硬貨くずれや
包装紙破れの防止上好ましいだけである。

また、上記の実施例は、旬装すべき硬貨の金種に応じて
包装紙ロールを取り換えるようにした硬貨包装機に適用
したものであるが、予め、包装対象となるすべての金種
の包装紙ロールを装填しておき、包装金種が選択される
ごとに肖該金種の包装紙ａ−ルが自動的に給紙位置にセ
ットされ、送り出しが行なわれる硬貨包装機においては
、包装紙供給用モータを逆転させることにより、現に給
紙位置にある包装紙ロールの包装紙を巻き戻した後、新
たに選択された金種の包装紙ロールを給紙位置にセット
し、以下上記の実施例について説明したのと同様に動作
を行なわせることとすればよい。

以上のように、本発明によれば、操作１（が操作する操
作スイッチまたはａ装紙ロール装填部のドアスイッチ等
が動作した時、包装紙先端部が包装部近傍又は包装部内
の所定位置に自動的に位置付けられるようにしたので、
包装紙先端部の手作業による位置付けを行なう必要がな
く、またそのし忘れによる包装のし損じが生ずるおそれ
がない。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図は本発明の一実施例の包装紙ロールを
備えた硬貨包装機の１１部構成を示すもので、第１図（
ム）は全体斜視図、第１図（Ｂ）は第１図（Ａ）の移動
ガイド部分の分解斜視図、第１図（ｑは同切断刃部分の
分解斜視図、第１図（Ｄ）は同押えローラ部分の斜視図
、第７図＋ＩＱは同包装紙ロール支持部分の斜視図、第
１図（Ｆ）は同包装ローラ部に設けられる紙ガイドの斜
視図であり、第２図、ｆｆ、３図は作動状態を示す第１
図Ｖ）の平面図、第を図は上記硬貨包装紙の鬼気的制御
部分のプロ、り図、第３図は第参図の給紙制御回路の一
例を示すブロック図である。 Ａ・・・硬貨供給部、Ｂ・・・硬貨包装部、Ｃ・・・包
装紙供給装置部、ハ・・回転熱、コ・・・硬貨通路、６
・・・金種つまみ、ｔ・・・通路ｒｉＪ調整カム、デ・
・・硬貨移送装置、ＩＯ・・・計数装置、１２・・・受
筒、／３・・・底板、／ｌ／・・・カム軸、１５・・・
カム群、１６・・・硬貨支承棒、／７　、　ｉｌ　、　
／９・・・包装ローラ、、２４１・・・支持板、２６・
・・台板、コア、コ・・・包装紙供給ローラ、コ９・・
・第１包装紙ガイド、Ｘ・・・切断刃、３／・・・切断
刃固定板、３２・・・板ばね、３３・・・支持体、３６
・・・移動包装紙ガイド、亭７・・・押えローラ、５ｊ
・・・第コ包装紙ガイド、１０／・・・棚板、１０２°
°・包装紙貯蔵部、／θ３・・・基板。 第１目 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ／１重積硬貨を包装する包装部と、包装紙ロールから帯
   状包装紙を送り出す供給ローラと、前記帯状包装紙を切
   断する切断刃と、前記切断刃で切断された帯状包装紙の
   先端部を前記包装部近傍又は包装部内の所定位置まで案
   内する案内通路とを備えた硬貨包装機の包装紙供給装置
   において、Ｘ前記供給ローラの回転を制御する給紙制御
   回路と、前記給紙制御回路に信号を与える起動スイッチ
   とを備え、前記給紙制御回路は、前記起動スイッチが動
   作したとき前記供給ローラな回転させて前記包装紙先端
   部を切断刃位置から前記所定位置まで移動させる硬貨包
   装機の包装紙供給装置。 コ、前記給紙制御回路は前記供給ローラを第１の所定量
   回転させて前記包装紙の先端部を前記所定位置量で移動
   させ、しかる後必要に応じて前記供給ローラを第コの所
   定量回転させ前記包装紙を追加送り出しさせる回路を備
   え、前記１１．ｉの所定量は包装される重積硬貨の径に
   拘らず一定であり、前記第２の所定量は包装される重積
   硬貨の径に応じて異なる値に定め得ることを特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載の包装紙供給装量。