JPS58110173A - 原子炉圧力容器の切断装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、原子炉圧力容器の切断装置に関する。

使用年限を経過した原子炉は廃炉となるが、この廃炉の
方法は、げ）原子炉建屋を密封する。

呻）原子炉圧力容器を封鎖する。ｅつ解体して撤去する
等の方法がある。然し０）（ロ）の方法は比較的容易で
あるが、ｅうの方法は、原子炉圧力容器及びこの内部構
造物が放射性を帯び、また高線量であるため、解体及び
運搬・保管が困難であり技術的にも未開発の状態である
。特に原子炉圧力容器の中から内部構造物を取り出す方
法や原子炉圧力容器の解体方法は現状では技術的にも確
立されていない。

本発明の原子炉圧力容器の切断装置は原子炉圧力容器の
解体に関するものであり上記の問題を解決することを目
的とするものである。以下にこの実施例を図面に基いて
説明する。符号（ト）は解体即ち切断しようとする原子
炉圧力容器である。原子炉圧力容器（ト）の中から内部
構造物を取り出し、水を取り除き原子炉圧力容器と接続
している配管を切断し、原子炉圧力容器をシステムより
切抄はなした後、棒状をした中軸（１）の下端を原子炉
圧力容器（イ）の底部に位置せしめ、上端は適宜に設け
た梁■）に固定する。（２）は円筒状の外軸で中軸（１
）の外側に位置し、外周に滑車軸（３）を取付けである
。（４）は滑車で滑車軸（３）の上で回転する。（６）
はガス切断用の吹管で、吹管支持台（５）に取付けであ
る。吹管支持台（５）は一端を外軸（２）に固定し、他
の一端は吹管（６）を取付けである。本例では吹管支持
台（５）が２箇の場合を示すが、１箇又は２箇以上でも
良い。（７）は吹管（６）の火口で切断用の火炎が出る
部分である。（８）ハアセチレン管で一端は軟管（６）
に、他の一挙はアセチレン発生器（ｉｎ）Ｋ取付けであ
る。（９）は酸素管で一端は軟管（６）に、他の一端は
酸素発生器０１）に取付けである。アセチレン発生器（
１０）は−例をあげるとアセチレンボンベであり、酸素
発生器θ１）の−例をあげると酸素ポンさである。０２
）は原子炉圧力容器（イ）の上部を被う中空で円形状の
蓋で上面に断面が半円形の溝■）が全周にわたって施こ
しである。■）は基板で蓋（Ｉ２）の上に位置１２、基
板（ｉ５）の下面には購い）！：対応して断面が半円形
の溝■）を設けである。溝＠）と溝＠）の間には球状の
回を球い）が挟入しである。なお基板■）には穴Ｇ２１
）＊＠）・Ｃ７１）が設けてあり穴（２１）は外軸（２
）が貫通し、穴■）はアセチレン管（８）・酸素管（９
）が貫通し、穴ψ）は綱（ｉ５）が貫通している。又基
板θ５）の外筒には歯車の歯い）が刻んである。（１４
）は吊り金具で基板（１５）に固着されている。綱０５
）は例えばワイヤーロープで一端は吊り金具（１４）に
取付は他の一端は巻上げ機（ト））に取付けであるので
綱■）の巻き取りや巻き戻しが可能である。（η）は電
動機、（１８）は電動機（ト））の軸で、軸（Ｉ８）に
は歯車（１７）が取付けてあり、歯車（ｖ）は基板０口
）の外周に設けた謁い）と対応して噛み合っている。（
］３）は原子炉圧力容器（ト）を切断後のブロックであ
る。なおガス切断の方法は酸素アセチレンガス切断の場
合について説明したが、プラズマ切断法等でも良い。

つぎに本発明による原子炉圧力容器の切断装置による原
子炉圧力容器（イ）の切断方法を説明する。

（１）　　アセチレン発生器■）よりアセチレン管（８
）を経由して軟管（６）にアセチレンを送る。また酸素
発生器（１１）より酸素管（９）を経由して軟管（６）
に酸素を送り火口（７）に点火をする。これにより火口
（７）より火炎が発生する。

（２）電動機（ト））を駆動して基板■）を回転し、軟
管（６）を原子炉圧力容器（ト）の中で回転させる。こ
れにより原子炉圧力容器（イ）の円周方向の切断は可能
となる。

（３）巻上げ機■）を゛電動して軟管（６）を原子炉圧
力容器（ト）の中で上下に移動する。これにより原子炉
圧力容器（イ）の軸方向の切断が可能となる。

（４）　　円周方向の切断・軸方向の切断は適宜の間隔
で行なう。これにより原子炉圧力容器（ト）はブロック
（ト）となる。

（５）　　ブロック（Ｂ）Ｉ／′ｉ、原子炉建屋に設置
しである天井クレーンを用いてドラ、ム罐や固体廃棄物
輸送容器等に収納する。

本発明は以上説明したように、原子炉格納容器内を切断
してブロックの）とするので、原子炉圧力容器（ト）の
切断解体は可能である。

本発明による原子炉圧力容器の切断装置は以上のように
原子炉圧力容器の解体ができるので、原子炉建屋を密封
する方法や、原子炉圧力容器を封鎖する方法等のように
原子力発電設備を滅することがないので、解体した後回
−場所に新たな原子炉圧力容器を据付けることができる
。

このため国土が狭く、新だな原子力発電所の建設地を求
める事が困難な我が国では有益な装置である。なおブロ
ック（ロ）を原子炉格納容器内に保管する場合には、原
子炉格納容器底部に保管するがこの時には原子炉格納容
器底部を封鎖する。

【図面の簡単な説明】

第１図・第２図・第５図は本発明の部分側面図、第３図
は本発明の基板（ｉ５）の底面図、第４図は中軸（１）
外軸（２）の断面図、第６図は本発明の側面図、第７図
は原子炉圧力容器の切断状態を示す説明図である。 １・・・・・・中軸　２・・・・・・外軸　５・・・・
・・滑車軸４・・・・・・滑車　５・・・・・・軟管支
持台６・・・・・・軟管　７・・・・・・火口８・・・
・・・アセチレン管　　　９・・・・・・酸素管℃・・
・・・・アセチレン発生器

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 中軸の外周に外軸を位置せしめ、外軸に吹管支持台を介
   して吹管を取付け−た原子炉圧力容器の切断装置