JPS58109753A - 巻掛伝動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は巻掛伝！Ｉｇ装置に関する。

巻掛伝動は、一般＋Ｃ、伝動ベルトをドライブ用プーリ
に巻き掛けこのベルトとプーリとの間に生ずる摩擦力を
利用して動力を従動プーリに伝達するものである。動力
を有効に伝達するには、それ故、ベルトの摩擦係数を大
きくしたりあるいはテンシ■ンプーリを用いてベルトの
張力を大きクシ。

プーリとの間のＭ擦カを高めることが行われている。ベ
ルトの摩擦係数を大きくすると、ベルトはプーリとの接
触により摩耗しゴムなどの岸耗粉が池数する。ベルトは
摩耗して寿命が短くなるとともに、ＩＩＩ耗粉がベルト
に付着してベルト表面を凸凹状にし一音の原因にもなる
０テンシヨンプーリを用いてベルトを伸張することは、
同様に、ベルトのＪｋｌを短くすることになる〇 本発明の目的は、伝動ベルト自体を過度に伸張すること
なく伝動ベルトに所望の張力を与える巻掛伝動装置を提
供することにある。本発明の他の目的は、包みベルトを
用いその抑圧力により伝動ベルトの張力が小さくても効
率よく動力を伝える装置を提供することにある。本発明
のさらに他の目的は、包みベルトをｊｓ婦係数の小さい
表向材で構成すること＋Ｃより伝動ベルトとの間に生ず
る摩擦を最小限にふざえ両ベルトの摩耗を少くした装置
を提供することにある。本発明のさらに他の目的は、包
みベルトを上記表面材で構成することにより伝−ベルト
との間に生ずる＊４熱を少くしその結果動力損失を極小
にした装置を提供することにある。

以下に本発明を実施例にもとづき図面を参照しつつ詳述
する。

本発明Ｑ巻掛伝動装置は、　ｉｉｇ　ｌ　、Ａｌａｌ　
ｔｃ小すように、ドライブ用プーリ亀と、従勘プーリ２
と、これらプーリに巻き掛けた伝−ベルト８とを有する
。

このドライブ用ブーＩＪＩの背後には押圧手段４か設け
られている。押圧手段４は、＊ｉｍｖｎえば８つの案内
プーリ４１，４２．４８とこわらプーリ４Ｃ巻き掛けた
包みベルト４４とを有する。包みベルト４４は、ブーＩ
Ｊ４１，４２．４８に走行可能様に巻き掛けられている
。口数の案内プーリのうち例えば、プーリし１，４３１
はドライブ用プーリ１の周辺に配置され包みベルト４４
が伝動ベルト３のドライブ用プーリ１との接触１．［ｌ
！１１に沼ってこの伝動ベルトｉをその外方からドライ
ブ用プーリ１に押圧している。

案内プーリ４１，４１は、ドライブ用ブーり凰の中心Ｃ
に関し対称の位置にあることか望ましい。案内プーリ４
２はブーＩＪ４１，４３１から等距離に位置し押圧力調
整機４４４０に連結している。この押圧力調整機４４０
は１例えば第１図（ｂ）に示すようにシリンダー４００
．あるいはｖＡ１図（Ｃ）に示すように。

ねじ４０１などで構成されている。この調整機構４０に
より案内プーリ４２がドライブ用プーリ鳳に近づいたり
遠のいたりして包みベルト４４の伝−ベルト８に対する
押圧力を一゛整する。その結果、接触ｇＡ３Ｈこおける
伝動ベルト８のドライブ用プーリ１への押圧力か所望の
大きさに調整され得る。包みベルト４４をドライブ用プ
ーリ１橿こ適用するか従動プーリ２に適用するかは、主
として、伝動ベル）１にのプーリ１，２への接触角に依
存して決めらねる。従動プーリ２に対する接触角が著し
く小さいときには包みベルト４４は従−プーリ２の儒に
用いられる。

包みベルＩ−４４＆Ｃより伝動ベルト３の一力伝達度が
増大するこ−とを欠番こ示す。

（１１包みベルトのない場合（、ｇ２Ｌｄ）停止時の伝
動ベルトの張力は自律の張力に等しい。その張力をＩ　
Ｑ　（ｋｇ・ｆ／−）とする。伝動ベルトは走行し負荷
かかかってくると張り側の張力Ｔ１は、Ｔｔ＝１ｇとな
り、ゆるみ匈の張力ム゛Ｓは、　Ｔｓ　＝８となる。伝
動ベルトの最大伝達力Ｐｅは、　ｒｅ　＝　−ｒＥ−−
で表示される。ｒｅ　＝　４　（ＫＷ　）。最大伝達力
の限界は、伝動ベルトの巻き掛は角θと、伝−ベルトと
ドライブ用プーリの間の摩擦係数μとの関ａ〆μθ　　
’ｒｔ　　　　　　　　　　　　　　　ｓｌ）であり、
ｅ　　＝ゴム−で表わされる。ｅ　　ｘ＝Ｌ６ｏｅμ目
然対数の底。

（２）包みベルトを設けた場合（、ｊ４８図）包みベル
トの押圧力により、伝動ベルトのゆるみ−の張力゛ｎは
、伝−ベルトと包みベルトとにもとづく張力１０を維持
する。’Ｉ−１ｘａ　ＩＱｏ伝−ベルトμθ の最大伝達力の限界Ｃを包みベルトを用いないときと同
じＬ５とすると　、ｐａ　　’ｒ、　＝　、　ｈよ−て
ｓ Ｔｔ−”１６ＸＩＱとなる。よって、伝動ベルトの最大
伝達力Ｐａ襲Ｔｔ−Ｔｓ腫ｉとなる。

よって、包みベルトを用いると伝動ベルトの最大伝達力
は増大する。伝動ベルトは過ｆに伸張されることなく、
伝達力が増大することが理解される〇 一方、伝動ベルト３は第１図（１）に示す３点からｂ点
に移行するにつれて、伝動ベル）ｌに弾性すベリＳが発
生するＯ ？ Ｓ　廖□ ＾・Ｅ ここで、Ｓ：伝動ベルトの弾性すべり Ｔ；ベルートに伝る伝達力 Ａ：ベルトの断面積 ′ＩＬ：ベルトの抗張体のヤング率。

伝動ベルト島は、１点において張力′Ｔｈにより伸張さ
れるＯｂ点においては、ｂ点での張力１が電点での張力
−より小さいため、伝−ベルト富は縮む。それ故、伝−
ベルト８は１点からｂ点に移行するにつれて、自身の走
行速度が遅（なる。この現象か弾性すべりとなってあら
れれる０伝動ベルト３が逮［Ｖで走行すると、１点とｂ
点とにおけるベルトの４ｆ差はＳ・マとなる。他方、包
みベルト４４は伝動ベルト３を押圧しているにすぎない
ため、包みベルト４４には負荷かほとんどかからない。

その結果、包みベルト４４は、常時、ドライブ用プーリ
１と、伝動ベル）８ｉｓよび包みベルト４４の厚みとに
厄じた速度マで走行する◎よっテ２両ベル）ｍ、４４の
間には必然的に相対速度差３・マが発生する。この速度
差の故に１両ベル）１．４４には次のような問題が生ず
る。（１）伝動ベルトが大きな動力を伝えるときもしく
は高速で走行するとＩｌ、適度差Ｓ・マが大きくなる：
（りその結果１両ベルトが摩耗しかつｍ摩擦熱を生じ動
力損失につながる。包みベル１」は、それ故。

その少くとも伝−ベルト側のベルト面において天然繊維
と合成繊維とを含む帆布で構成される。この帆布は、天
然繊維が合成繊維よりも多くベルト面から露出するよう
構成されている。包みベルト４４は１例えば第４図（１
）に示すように２表面材としての帆布４６のたて糸４・
に天然繊維例えば縞や麻を用い、横糸４丁に合成繊維例
えばナイロンやビニロンが用いられるＯ天然繊維は耐熱
性−こ優れ９合成繊維は耐摩耗性に優れている。しかも
。

天然繊維は合成繊維よりも多くベルト面から露出してい
る。帆布は一般に摩擦係数が小さい上に。

上記のような構成であるため、包みベルト４４は伝−ベ
ルトＳに対しなめらかにすれ合う。それ故。

発熱が少なく摩耗も少ない。包みベルト４４の摩耗係数
は１例えば約α２〜６２＆である。この値は、一般のベ
ルトの摩擦係ｇａ５〜α６番ζ比較し看しく小さいＯ帆
布４ｈの横糸４１にナイロンを用いることは抗張体４８
がナイロンフィルムであるとき２両者の接着強１を高め
る上で望まし娠）。

また、第４図＜ｂ）に示すように、帆布４６４０たて糸
４６に合成繊維を用い、横糸４　？　ｌＣ天然繊維を用
いると１合成繊維は引張り特性に優れてに％るため帆布
４にの＊Ｗが増大する。また、包みベルト４４の伝動ベ
ルト８に接しない側の面にも同様な構成の帆布を用いる
ことは、包みベルト４４と案内ブーＩＪ４１，４２，４
１１などとの間の摩擦を少くする上で望ましい。

本発明の巻掛伝動装置はこのような構成と砿靜を有する
ため前記目的に対広する優れた効果を奏し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図（３）は本発明の装置のｍ１ｌｌ施例を示す正面
図、第１図（ｂ）はその押圧力調整機Ｉｇ４０（０１ｆ
Ｉｌを示す斜視図、４１図（Ｃ）はその押圧力調整機構
４０の他の例を示す品分切欠斜視図、第！図は包みベル
ト４４を設けない場合の伝−ベルＩ−１の最大伝達力を
示すグラフであり、縦軸は伝−ベルトの張力を横軸は伝
動ベルトに伝達される動力を示す。 第１図は包みベルト４４を設けた場合の伝動ベルト３の
最大伝達力を示すグラフであり、Ｊｌ軸は第２図と同じ
く張力を横軸は動力を示す、４４図慣１図である〇 トートライブ用プーリ、！−従論プーリ、畠−・伝動ベ
ルト、４・−押圧手段５４０−押圧力調整機４．４１，
４２．４１−案内プーリ、４４−包みベルト、４ｂ−帆
布、４−−たて糸＃４丁−横糸、４８−抗張体。 以上 代理人　弁理士　山　本　秀　策 ７１図 （ｂ） （Ｃ） ３

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 鳳Ｄｉ　　伝−ベルトをドライブ用プーリに巻き掛は該
   ベルトと該プーリとの間に生ずる摩擦力を利用して動力
   を従動プーリに伝達する装置において。 （２）　　該伝動ベルトが該ドライブ用プーリに接する
   弧に溢つて該伝動ベルトをその外力゛から鎮ドライブ用
   プーリに押圧する抑圧手段を有し。 （３１該抑圧手段は、複数の案内プーリと、該条内プー
   リ＆【走行可能様に巻き掛けた包みベルトと、ａ４内プ
   ーリの１つに連結する押圧力ａｉｌｌＷｍ＋４とを有し
   。 １４１該包みベルトの該伝動ベルトへの押圧力か該押圧
   力１ｉ１４１整機４により調整され、その結果。 該伝動ベルトのドライブ用プーリへの押圧力が調誉さね
   。 （ｉ＋　　ｄｉ包みベルトは、その少くとも伝動ベルト
   ＋１１１１のベルト面にｇいて天然繊維と合成繊維とを
   含みかつ天然繊維か合成繊維にくらべてより多く露出す
   るよう４成した帆布でなる。 巻掛伝ａ装置。 ２　前記押圧力調’［１機傳かシリンダーでなる―記脣
   許錆求のａｄ！ｊ１４１項に記載の装ｍ　□ａ　　訂Ｉ
   記押圧力ｒＪＡ！ｉ機構かねじでなる１記特許１角氷の
   範囲第１墳に記載、Ｄ装置。 表　１１ｉＩ記天然愼維が帆布のたて第を４成し、前記
   合成繊維が帆布の横糸を４成するｎｕ記時許請求の範囲
   第１項に記載の装置。 ａ　前記天然繊維が綿糸である前記特許請求の範囲４蔦
   項に記載の装置。 ａ　前記天然繊維か麻糸である８１１ｍ１袴奸ｄ−求の
   範囲第１項に記載の装置。 ？　前記合成−Ｊｉ碓かナイロ、ン糸である前記特許請
   求の範囲４１墳に記載の装置０ ８、　前ｍ１合成繊維かビニロン糸であるａ記時奸請求
   の範囲４１項に１ｍｌ載の装置。