JPS58109610A - 中空繊維の製造方法 - Google Patents
中空繊維の製造方法Info
- Publication number
- JPS58109610A JPS58109610A JP20672881A JP20672881A JPS58109610A JP S58109610 A JPS58109610 A JP S58109610A JP 20672881 A JP20672881 A JP 20672881A JP 20672881 A JP20672881 A JP 20672881A JP S58109610 A JPS58109610 A JP S58109610A
- Authority
- JP
- Japan
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- polymer
- nozzle
- solvent
- hollow fiber
- hollow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D71/00—Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by the material; Manufacturing processes specially adapted therefor
- B01D71/06—Organic material
- B01D71/30—Polyalkenyl halides
- B01D71/32—Polyalkenyl halides containing fluorine atoms
- B01D71/34—Polyvinylidene fluoride
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は医療関係・食品工業・排水処理等の用途に適し
た中空繊維状膜、特に孔径の比較的大キいミクロフィル
トレーショ、シに適した中空糸膜に関するものである□
。
た中空繊維状膜、特に孔径の比較的大キいミクロフィル
トレーショ、シに適した中空糸膜に関するものである□
。
最近膜を利用した分離技袷が注目を集め1特に単位体積
当りの分離面@を大きくできかつ支持体が不要でしかも
最終モジュールに組上げやすい中空繊維状の膜の開発が
活発に行なわれている。
当りの分離面@を大きくできかつ支持体が不要でしかも
最終モジュールに組上げやすい中空繊維状の膜の開発が
活発に行なわれている。
しかし従来の中空繊維状膜は限外口過用が大部分で1分
子童数万以上の物質を通過させサブミクロンの粒子や血
球等を阻止するいわゆるミクロフィルトレージョンに適
した中空−維は十分に開発された状態とは云いがたい。
子童数万以上の物質を通過させサブミクロンの粒子や血
球等を阻止するいわゆるミクロフィルトレージョンに適
した中空−維は十分に開発された状態とは云いがたい。
そのため従来よりミクロフィルターとして用いられてい
るのは平膜が中心であり、しかもそ)素材は成形加工し
やすいセルロースニスfA/が中心であった。このセル
ロースエステルの場合のミクロフィルターの製造法はす
でに公知で溶剤、添加剤、〆リマーよりなる溶液を乾式
法で成膜するいわゆる相転法が主流であり、かなりの精
度で孔径なコントロールすることに成功している。
るのは平膜が中心であり、しかもそ)素材は成形加工し
やすいセルロースニスfA/が中心であった。このセル
ロースエステルの場合のミクロフィルターの製造法はす
でに公知で溶剤、添加剤、〆リマーよりなる溶液を乾式
法で成膜するいわゆる相転法が主流であり、かなりの精
度で孔径なコントロールすることに成功している。
又別の手法としては製膜後i子1陽子1中性子等の加速
粒子を照射し細孔を発現さ・せることも公知である0 さらに重合体溶液を非水系溶剤中で凝固せしめることに
より細孔を発現する手法も文献等に記載されている。
粒子を照射し細孔を発現さ・せることも公知である0 さらに重合体溶液を非水系溶剤中で凝固せしめることに
より細孔を発現する手法も文献等に記載されている。
このような、平膜における細孔発現機構を中空&維に応
用することはきわめて困−であるO特に湿式紡糸では、
相転移な完結させてから凝固にもちCむ条件なとること
は困難であり、どうtでも表面に皮膜を形成し、凝固面
は緻密層となる結果、開孔しないことになるO この困−を克服するために、特開昭3コー541113
に重合体溶液に無11i塩、アルコール等を添加してお
き相分離しやすい状態のもとて紡糸凝固することが提案
されているOしかしこの溶液は添加剤が多量に含有され
ているため1極めて不安定で、中空繊織の性能の再現性
が乏しくかつその添加剤が工程中いたる所に流出しそれ
らの回収処理に問題があり工【的な製法としては好まし
くない。
用することはきわめて困−であるO特に湿式紡糸では、
相転移な完結させてから凝固にもちCむ条件なとること
は困難であり、どうtでも表面に皮膜を形成し、凝固面
は緻密層となる結果、開孔しないことになるO この困−を克服するために、特開昭3コー541113
に重合体溶液に無11i塩、アルコール等を添加してお
き相分離しやすい状態のもとて紡糸凝固することが提案
されているOしかしこの溶液は添加剤が多量に含有され
ているため1極めて不安定で、中空繊織の性能の再現性
が乏しくかつその添加剤が工程中いたる所に流出しそれ
らの回収処理に問題があり工【的な製法としては好まし
くない。
又非水系の凝固浴での紡糸は知時間での凝固が完了せず
紡糸することが極めて困鑵であるOそこで本発明者らは
これらの欠点な改良すべく鋭意検討した結果、本発明に
!A達したO本発明の目1的は細孔径がaOZ〜10μ
で中空−維の内径が10μ〜zoooμ、肉厚!〜!0
0μの中空&維をきわめて精度よく1再現性よくしかも
簡単に・工業的に有利に製造する方法を提供することに
ある0 本発明の技術的基本概念は湿式凝固における構造形成の
不均質性をうまく利用したものである〇 すなわち湿式凝固により生成する皮層構造成分と内側の
メーラス構造成分を別のポリ!−で形成せしめ・その皮
膜成分を後処理で除去することにより出現する内部のメ
ーラス構造体をミクロフィルターとして利用することで
あるOすなわち本発明の要旨とする所は、溶剤に溶解し
た重合体Aの溶液1および重合体Bの溶液を三重管構造
を有するノズルの外1m、内側のスリット部よりそれぞ
れ押出し、凝固浴中に導き凝固せしめた後形成された中
空sinの外側の成分である重合体Aを除去することで
ある□本発明に使用する重合体Aとしては簡単に除去で
きるような重合体がよく例えば水溶性lリマーm翫すな
わち〆リビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、l
リアクリル酸、メチルセルp−ス等、アルコールやケト
ンに溶は易いポリ!−すなわち〆り酢酸ビニル、酢酸七
ルp−ス等、また光分解瓢ポリマーすなわちポリメチル
メタアクリレート等が好適である〇 文型合体Bは最終的な中空線維となるため1通常の膜性
能を満足する素材であればよく1例えば〆リアクリロニ
トリル、lリスルホン、セルリースアセテート、ナイロ
ン、ポリカー〆ネ−)、d(り塩化ビニル翫〆す7ツ化
ビニル、メリフフ化ビニリデン、ポリメチルメタアクリ
レート等が好適に用いられる□(ここで重合体ムとBは
化学組成が異なることがμ要である)本発明で用いる浴
剤としては上記重合体A1重合体Bt+@解するもので
あれば・有機浴剤、無機系浴剤いずれでもよいが有fI
AI@剤が特に好ましく1例えばアミド糸浴剤のジメチ
ルアセトアミド、ジメチルホルムアミドやケトン糸浴剤
のア七トン、メチルエチルケトン、ビニルビ四すドン、
さらには酸系溶剤の酢酸、リン酸エステルが好適に用い
られる。またこれらの浴剤【二種以上混合して用いても
又浴剤の中に無機塩例えばN&SCN * Zr5C1
@ * NH4NOs等を添加しても良好な結果が得ら
れる。本−明では重合体ム、重合体Bの浴剤はそれぞれ
員なるものであっても良いが、同一の溶剤を用いるのが
溶剤回収の面から好ましい□ 本発明では上記重合体A1重合体Bの溶液を図に示すご
とくの三重管構造のノズルのスリット部より押出すがそ
の際外側成分となる重合体Aの溶液を導管(亭)を通し
て外側スリン) (1)より、重合体Bの溶液を導管(
おを通して内側のスリット(a)よりそれでれ供給する
□一方方円内管1%15(,7)は空気でも良いが中空
部を真円状に形成するためには導管(4)より液体を注
入するのが好ましい・この注入する液体の選択は重要で
液体の凝固性が高いと皮膜を作り結果的に中空繊維の内
面が開孔しないことになるため特に水を10%以上含む
液体を使用することは好ましくないb本発明ではこのよ
うに皮IIIを中空糸内壁面に形成しない液体として室
温で液状の有機化合物上相いることが好ましいことが判
明した。
紡糸することが極めて困鑵であるOそこで本発明者らは
これらの欠点な改良すべく鋭意検討した結果、本発明に
!A達したO本発明の目1的は細孔径がaOZ〜10μ
で中空−維の内径が10μ〜zoooμ、肉厚!〜!0
0μの中空&維をきわめて精度よく1再現性よくしかも
簡単に・工業的に有利に製造する方法を提供することに
ある0 本発明の技術的基本概念は湿式凝固における構造形成の
不均質性をうまく利用したものである〇 すなわち湿式凝固により生成する皮層構造成分と内側の
メーラス構造成分を別のポリ!−で形成せしめ・その皮
膜成分を後処理で除去することにより出現する内部のメ
ーラス構造体をミクロフィルターとして利用することで
あるOすなわち本発明の要旨とする所は、溶剤に溶解し
た重合体Aの溶液1および重合体Bの溶液を三重管構造
を有するノズルの外1m、内側のスリット部よりそれぞ
れ押出し、凝固浴中に導き凝固せしめた後形成された中
空sinの外側の成分である重合体Aを除去することで
ある□本発明に使用する重合体Aとしては簡単に除去で
きるような重合体がよく例えば水溶性lリマーm翫すな
わち〆リビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、l
リアクリル酸、メチルセルp−ス等、アルコールやケト
ンに溶は易いポリ!−すなわち〆り酢酸ビニル、酢酸七
ルp−ス等、また光分解瓢ポリマーすなわちポリメチル
メタアクリレート等が好適である〇 文型合体Bは最終的な中空線維となるため1通常の膜性
能を満足する素材であればよく1例えば〆リアクリロニ
トリル、lリスルホン、セルリースアセテート、ナイロ
ン、ポリカー〆ネ−)、d(り塩化ビニル翫〆す7ツ化
ビニル、メリフフ化ビニリデン、ポリメチルメタアクリ
レート等が好適に用いられる□(ここで重合体ムとBは
化学組成が異なることがμ要である)本発明で用いる浴
剤としては上記重合体A1重合体Bt+@解するもので
あれば・有機浴剤、無機系浴剤いずれでもよいが有fI
AI@剤が特に好ましく1例えばアミド糸浴剤のジメチ
ルアセトアミド、ジメチルホルムアミドやケトン糸浴剤
のア七トン、メチルエチルケトン、ビニルビ四すドン、
さらには酸系溶剤の酢酸、リン酸エステルが好適に用い
られる。またこれらの浴剤【二種以上混合して用いても
又浴剤の中に無機塩例えばN&SCN * Zr5C1
@ * NH4NOs等を添加しても良好な結果が得ら
れる。本−明では重合体ム、重合体Bの浴剤はそれぞれ
員なるものであっても良いが、同一の溶剤を用いるのが
溶剤回収の面から好ましい□ 本発明では上記重合体A1重合体Bの溶液を図に示すご
とくの三重管構造のノズルのスリット部より押出すがそ
の際外側成分となる重合体Aの溶液を導管(亭)を通し
て外側スリン) (1)より、重合体Bの溶液を導管(
おを通して内側のスリット(a)よりそれでれ供給する
□一方方円内管1%15(,7)は空気でも良いが中空
部を真円状に形成するためには導管(4)より液体を注
入するのが好ましい・この注入する液体の選択は重要で
液体の凝固性が高いと皮膜を作り結果的に中空繊維の内
面が開孔しないことになるため特に水を10%以上含む
液体を使用することは好ましくないb本発明ではこのよ
うに皮IIIを中空糸内壁面に形成しない液体として室
温で液状の有機化合物上相いることが好ましいことが判
明した。
例えばハpゲン化炭化水嵩類、アルコール類、エステル
類さらには重合体ム、重合体Bを溶解□する溶剤等の一
種又は二種以上の混合物を使用することができる@ 特に四塩化炭素1四壌化エチレン、塩化メチレン、メタ
ノール、エタノール、ブタノール、エチレングリコール
、ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミド、ジメ
チルスルホキシドの一種又は二種以上の混合−が好まし
い◎又これらの有fIAtf1体のうち水に可溶なもの
は水の含有量が30%以内であれば使用吻きる―このよ
うな真合体A浴液%嵐合体B浴液1i機液体からなる中
空状IK叡rt凝固浴に導き凝固せしめるが三真管構造
のノズルを用いるため加工精度1保守点検が容易なよう
に/ズルロ径は大きくすることが好ましく、そのため高
ドラフトを採用で′きる乾湿式紡糸法が適当である0し
かもノズルと凝固浴面の距mは歌口〜!0儒が好ましく
、特にlO〜socmが好ましい。
類さらには重合体ム、重合体Bを溶解□する溶剤等の一
種又は二種以上の混合物を使用することができる@ 特に四塩化炭素1四壌化エチレン、塩化メチレン、メタ
ノール、エタノール、ブタノール、エチレングリコール
、ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミド、ジメ
チルスルホキシドの一種又は二種以上の混合−が好まし
い◎又これらの有fIAtf1体のうち水に可溶なもの
は水の含有量が30%以内であれば使用吻きる―このよ
うな真合体A浴液%嵐合体B浴液1i機液体からなる中
空状IK叡rt凝固浴に導き凝固せしめるが三真管構造
のノズルを用いるため加工精度1保守点検が容易なよう
に/ズルロ径は大きくすることが好ましく、そのため高
ドラフトを採用で′きる乾湿式紡糸法が適当である0し
かもノズルと凝固浴面の距mは歌口〜!0儒が好ましく
、特にlO〜socmが好ましい。
凝固浴は水系凝固浴が好ましく特に東合体ムー富合体B
を溶解する溶剤と水の混合物が適当でその濃度も水/溶
剤=!r/9 、t〜9!f/!が好ましい。又必要に
応じ凝固速度f:iM節するために浴中に有機塩類、無
機塩類例えば酢酸ソーダや塩化亜鉛等を03〜!r O
wt%添加しておいてもよい。
を溶解する溶剤と水の混合物が適当でその濃度も水/溶
剤=!r/9 、t〜9!f/!が好ましい。又必要に
応じ凝固速度f:iM節するために浴中に有機塩類、無
機塩類例えば酢酸ソーダや塩化亜鉛等を03〜!r O
wt%添加しておいてもよい。
ここで凝固された中空糸は重合体ムが外側成分で重合体
Bが内側成分となっている◎このようにして得られた中
空糸は十分水洗後そのままで又は必要に応じ一〇C〜沸
水中で1/−10倍程度延伸し、膜の構造を変化させる
ことにより膜性能を適宜変更することが出来る0最後に
重合体ムを除*Tることにより実質的にPiaの成分で
ある重合体Bからなる中空糸が得られる・この重合体B
は湿式凝固における表面緻密層【除去したものに等しく
極めて〆−ラスな構造体t’影形成ており、その構造体
のコントロールは前述のノズル最内管部から押出す液体
と最外スリット部より押出す重合体ムの溶液の性状およ
びその吐出量によりきわめて良好に中空線艙内面と外−
の孔径f1201〜70μの範囲で簡単にコントleg
−ルすることができるのである〇 当然のことながら中空糸の壁中の孔径は中空糸の内、外
面と等しいか又はそれより大きいものとなり一物質の分
−は中空繊維の内、外面で考えられる。
Bが内側成分となっている◎このようにして得られた中
空糸は十分水洗後そのままで又は必要に応じ一〇C〜沸
水中で1/−10倍程度延伸し、膜の構造を変化させる
ことにより膜性能を適宜変更することが出来る0最後に
重合体ムを除*Tることにより実質的にPiaの成分で
ある重合体Bからなる中空糸が得られる・この重合体B
は湿式凝固における表面緻密層【除去したものに等しく
極めて〆−ラスな構造体t’影形成ており、その構造体
のコントロールは前述のノズル最内管部から押出す液体
と最外スリット部より押出す重合体ムの溶液の性状およ
びその吐出量によりきわめて良好に中空線艙内面と外−
の孔径f1201〜70μの範囲で簡単にコントleg
−ルすることができるのである〇 当然のことながら中空糸の壁中の孔径は中空糸の内、外
面と等しいか又はそれより大きいものとなり一物質の分
−は中空繊維の内、外面で考えられる。
そのため手段としては内外面の電顕写真から孔径な測定
するのが好ましい〇 本発明で必要な重合体Aの除*法として、機械的に外側
成分Aと内側成分Bを引きぬく万tR%外側成分Aに紫
外線又はXiM等を照射しlリマーを分解して除去する
方法、化学処理をして外側成分Al1−除去する方法、
例えば重合体Bを溶解しないで重合体Aを溶解する溶剤
で溶解除去1又はケン化反応による重合体Aの水溶性化
等が考えられるが1特に溶剤で重合体Aを溶解除去する
方法が好ましい□ このように本発明では紡糸原液に何ら添加剤を使用する
ことなく大きな孔径を有する中空■mf:製造でき1か
つ工程的には東合体ムの除去工程以外は添加剤による汚
染を防止でき溶剤回収、排水処理面からもきわめて工業
的に有利な製造法である。
するのが好ましい〇 本発明で必要な重合体Aの除*法として、機械的に外側
成分Aと内側成分Bを引きぬく万tR%外側成分Aに紫
外線又はXiM等を照射しlリマーを分解して除去する
方法、化学処理をして外側成分Al1−除去する方法、
例えば重合体Bを溶解しないで重合体Aを溶解する溶剤
で溶解除去1又はケン化反応による重合体Aの水溶性化
等が考えられるが1特に溶剤で重合体Aを溶解除去する
方法が好ましい□ このように本発明では紡糸原液に何ら添加剤を使用する
ことなく大きな孔径を有する中空■mf:製造でき1か
つ工程的には東合体ムの除去工程以外は添加剤による汚
染を防止でき溶剤回収、排水処理面からもきわめて工業
的に有利な製造法である。
次に実典例を用いて本発明をさらに詳しく説明する。
実施例/ −j
重合体ムとしてポリ酢酸ビニル、重合体Bとしてポリフ
ッ化ビニリデン、溶剤としてジメチルアセトアミドを用
い、それぞれ/ j vt%、コj wt%の溶液を調
製した・ 図に示した三重管ノズルの外側スリット部(2閤φ)よ
り〆り酢酸ビニル溶W1を/ oo/由、Joo/飄1
n%jog/飄i凰の割合で、又内側スリット部(Am
φ)よりポリフッ化ビニリデンを40o/win f>
割合で押出し1最内管(外径参■φ、内径l■φ)より
エタ/−ルをjoo/膳話 の割合で同時に押出し/ズ
★を出た中空状原液を空気中にコOtS走行せ、しめJ
Opに保たれたJO囁ジメチルアセトアミド水溶液中に
導き凝固せしめ、J0Wv/墓1鳳の速度で引取った・
十分水洗した後、該中空―纏tj0Cのエタノール中に
l夜装置し、〆り酢酸ビニルを除去し実質的にメリフッ
化ビニリデンからなる中空1麹を得た・この中空繊維の
内径鶏肉厚さらには外1円面の表面電顕写真をとり細孔
径を測定した・また中空繊維を30本束ね公知の方法で
ミニモジュールを作製しエタ/−ルで親水咄後、イオン
交換水を用いて中空糸膜の透水速度を測定した6結果を
表7にまとめて示す。いずれもきわめて良好なマイクロ
フィルターとしての性能を示した。なおいずれの中空糸
膜もアルブミン、グロブリンの蛋白質貰はぼ完全に通過
した。
ッ化ビニリデン、溶剤としてジメチルアセトアミドを用
い、それぞれ/ j vt%、コj wt%の溶液を調
製した・ 図に示した三重管ノズルの外側スリット部(2閤φ)よ
り〆り酢酸ビニル溶W1を/ oo/由、Joo/飄1
n%jog/飄i凰の割合で、又内側スリット部(Am
φ)よりポリフッ化ビニリデンを40o/win f>
割合で押出し1最内管(外径参■φ、内径l■φ)より
エタ/−ルをjoo/膳話 の割合で同時に押出し/ズ
★を出た中空状原液を空気中にコOtS走行せ、しめJ
Opに保たれたJO囁ジメチルアセトアミド水溶液中に
導き凝固せしめ、J0Wv/墓1鳳の速度で引取った・
十分水洗した後、該中空―纏tj0Cのエタノール中に
l夜装置し、〆り酢酸ビニルを除去し実質的にメリフッ
化ビニリデンからなる中空1麹を得た・この中空繊維の
内径鶏肉厚さらには外1円面の表面電顕写真をとり細孔
径を測定した・また中空繊維を30本束ね公知の方法で
ミニモジュールを作製しエタ/−ルで親水咄後、イオン
交換水を用いて中空糸膜の透水速度を測定した6結果を
表7にまとめて示す。いずれもきわめて良好なマイクロ
フィルターとしての性能を示した。なおいずれの中空糸
膜もアルブミン、グロブリンの蛋白質貰はぼ完全に通過
した。
実施何事
酢酸ビニルとアクリロニトリt7f富量でS/9Sの割
合で共重合した重合体tansをジメチルホルムアミド
10重置部にだ解し一口過脱泡後紡糸原液とした〇 又、酢酸七ルo−xazg部をジメチルホルムア建ドJ
O重量部に浴解し口過脱泡後紡糸原液とした。
合で共重合した重合体tansをジメチルホルムアミド
10重置部にだ解し一口過脱泡後紡糸原液とした〇 又、酢酸七ルo−xazg部をジメチルホルムア建ドJ
O重量部に浴解し口過脱泡後紡糸原液とした。
ヲI oo/win−% 又内側スリット部より前記ア
タリロニトリルA友合体原液を/ K oo/win
の−合テ、又最内管部よりジメチルホルムアミド/水
=fj/jm童比の溶液を/ Ooa/win で押
出しノズルを通過した中空状原液なコ□倒空気中を走行
せしめJOcに保たれたダ。襲ジメチルホルムアミド水
溶液中に導き凝固せしめj。
タリロニトリルA友合体原液を/ K oo/win
の−合テ、又最内管部よりジメチルホルムアミド/水
=fj/jm童比の溶液を/ Ooa/win で押
出しノズルを通過した中空状原液なコ□倒空気中を走行
せしめJOcに保たれたダ。襲ジメチルホルムアミド水
溶液中に導き凝固せしめj。
@/!ll1n (n速度で引取り7jcの温水中で7
3倍延伸しりjl+/′IIIing1速度で捲取った
□得られた中空線維を参〇〇のア七トンで表層ノ酢峻七
ル田−スを除去し実質的にアクリロニトリル系重合体よ
りなる中空糸を得た〇この中空繊維は内径−!?Qμ膳
・肉厚lコ!pmで・又電顕写真より実施例/−Jと同
様にその細孔径を測定した所、外表面の孔径はlコ11
m%内表面の孔径a!μmで水速過速度としては/ j
j/hr−一・腸Hgであった。又アルブミン、グロ
ブリンの蛋白質はけば完全に通過した口実施例 ! 酢化度n]の酢酸セルロース13重量部、ジメチルアセ
トアミド73重量部を混合し加熱溶解せしめ田過脱泡し
紡糸原液とした。又メリメチルメタアタリレート/3重
量部、ジメチルアセトアミド25重量部を同様に溶解し
紡糸原液とした□ 実施例1と同様に三重管構造のノズルを用い外側スリッ
ト部よ0〆リメチルメタアクリレー) (PMMム〕の
溶液をj oo/mi冨 の割合で又内側スリット部よ
り酢S竜ル四−ス溶液rtzoo/win の割合で
一万最内管部より四環化炭素を!oo/mln (7
’i割合で押出し1h雰囲気中をI3の走行せしめJj
Cに保たれた70%ジメチルアセトアミド水溶液中に導
き凝固せしめ4IOm1m inで捲取り、十分水洗し
た。しかる後該中7−ルの混合溶媒で分解したPMMA
を選択除去した後再び水洗し実質的に酢酸セルロースよ
りなる中空繊維【得た。
3倍延伸しりjl+/′IIIing1速度で捲取った
□得られた中空線維を参〇〇のア七トンで表層ノ酢峻七
ル田−スを除去し実質的にアクリロニトリル系重合体よ
りなる中空糸を得た〇この中空繊維は内径−!?Qμ膳
・肉厚lコ!pmで・又電顕写真より実施例/−Jと同
様にその細孔径を測定した所、外表面の孔径はlコ11
m%内表面の孔径a!μmで水速過速度としては/ j
j/hr−一・腸Hgであった。又アルブミン、グロ
ブリンの蛋白質はけば完全に通過した口実施例 ! 酢化度n]の酢酸セルロース13重量部、ジメチルアセ
トアミド73重量部を混合し加熱溶解せしめ田過脱泡し
紡糸原液とした。又メリメチルメタアタリレート/3重
量部、ジメチルアセトアミド25重量部を同様に溶解し
紡糸原液とした□ 実施例1と同様に三重管構造のノズルを用い外側スリッ
ト部よ0〆リメチルメタアクリレー) (PMMム〕の
溶液をj oo/mi冨 の割合で又内側スリット部よ
り酢S竜ル四−ス溶液rtzoo/win の割合で
一万最内管部より四環化炭素を!oo/mln (7
’i割合で押出し1h雰囲気中をI3の走行せしめJj
Cに保たれた70%ジメチルアセトアミド水溶液中に導
き凝固せしめ4IOm1m inで捲取り、十分水洗し
た。しかる後該中7−ルの混合溶媒で分解したPMMA
を選択除去した後再び水洗し実質的に酢酸セルロースよ
りなる中空繊維【得た。
得られた中空繊維は内径コgoμm・肉厚IO3μm、
中空糸外側表面の細孔径は07μ臘内側表面の細孔径は
01μmであり、水速過速度は/ Q l/br−一・
−H9であった0又アルブミン、グロブリンの蛋白質は
けば完全に通過した。
中空糸外側表面の細孔径は07μ臘内側表面の細孔径は
01μmであり、水速過速度は/ Q l/br−一・
−H9であった0又アルブミン、グロブリンの蛋白質は
けば完全に通過した。
実施例4
グリメチルメタクリレート1フ
チルアセトアミドクjwt% の原液とポリ酢酸ビニル
コj wt% 、ジメチルアセトアミドクIwt% の
原液を実施例1と同じノズルσ)内側、外側スリット部
よりそれぞれj ao/win 、 Aaa/鳳1!1
0割合で・又内管部よりエタノール/ジメチル子七
ドアミド−zO/コ0の混合液をJ so/win
の割合で注入しノズルを通過した中空状原液【空気中/
jes走行せしめ参0Cの10%ジメチルアセトアミド
水溶液中に廖き凝固せしめ30MJ社凰で捲取ったO十
分水洗した後該中g!st細をエタノール中に室温で一
ダ時間浸漬し〆り酢酸ビニルを除去し、ポリメチルメタ
クリレートの−・中空IIIIII11を得′1:.a
内表面の細孔径はa?声で透水速度はl j/hr・−
・■Hgであった。又アルブミン、グロブリンの蛋白質
ははぼ完全に通過したO
コj wt% 、ジメチルアセトアミドクIwt% の
原液を実施例1と同じノズルσ)内側、外側スリット部
よりそれぞれj ao/win 、 Aaa/鳳1!1
0割合で・又内管部よりエタノール/ジメチル子七
ドアミド−zO/コ0の混合液をJ so/win
の割合で注入しノズルを通過した中空状原液【空気中/
jes走行せしめ参0Cの10%ジメチルアセトアミド
水溶液中に廖き凝固せしめ30MJ社凰で捲取ったO十
分水洗した後該中g!st細をエタノール中に室温で一
ダ時間浸漬し〆り酢酸ビニルを除去し、ポリメチルメタ
クリレートの−・中空IIIIII11を得′1:.a
内表面の細孔径はa?声で透水速度はl j/hr・−
・■Hgであった。又アルブミン、グロブリンの蛋白質
ははぼ完全に通過したO
図(1)、(1))は本発明の中空m維製造に用レ−る
三重管ノズルの模式図であろう l・・・外側スリ7) コ・・・内側スリットJ・
・・最内管 ダ,S.1・・・導 管(aン 3 Cb) 手続補正書 1、事件の表示 特願昭56−206728号 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 東京都中央区京橋二丁目3番19号 (603)ミ羨レイヨシ株式会社 取締役社長 金 澤 脩 三 4、代 理 人 東京都中央区京橋二丁目3番19号 ミ菱レイヨシ株式会社内 昭和57年4月9日 [図■、(b)は′本発明の中空繊維製造に用いる三重
管ノズルの模式図である。」を [第1図は本発明の中空繊維製造に用いる三重管ノズル
の模式図である。(a)はノズル面、■はノズル縦断面
を示す。」に訂正する。 (2)図面を添付図面と差し換える。 (a) (b)
三重管ノズルの模式図であろう l・・・外側スリ7) コ・・・内側スリットJ・
・・最内管 ダ,S.1・・・導 管(aン 3 Cb) 手続補正書 1、事件の表示 特願昭56−206728号 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 東京都中央区京橋二丁目3番19号 (603)ミ羨レイヨシ株式会社 取締役社長 金 澤 脩 三 4、代 理 人 東京都中央区京橋二丁目3番19号 ミ菱レイヨシ株式会社内 昭和57年4月9日 [図■、(b)は′本発明の中空繊維製造に用いる三重
管ノズルの模式図である。」を [第1図は本発明の中空繊維製造に用いる三重管ノズル
の模式図である。(a)はノズル面、■はノズル縦断面
を示す。」に訂正する。 (2)図面を添付図面と差し換える。 (a) (b)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 l 三重管構造を有するノズルの外側スリット部より、
溶剤に溶解した重合体Aの溶[1−。 内側スリット部より溶剤に溶解した重合体Bの溶液をそ
れぞれ押出し凝固浴中に導き凝固せしめたm%形威され
た中空繊維の外側の成分である重合体ム【除去すること
を特徴とする中空1liIIl&のl1lj1方法・二
ノズルの最内管部から液体の一種又は二種以上の混合
物を押出すことt−特徴とする特許請求範囲第1項記載
の方決□ ユ 重合体ムを溶解し重合体Bf:溶解しない溶剤で処
理して重合体ムを除去することf特徴とする特許請求範
囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20672881A JPS58109610A (ja) | 1981-12-21 | 1981-12-21 | 中空繊維の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20672881A JPS58109610A (ja) | 1981-12-21 | 1981-12-21 | 中空繊維の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58109610A true JPS58109610A (ja) | 1983-06-30 |
Family
ID=16528117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20672881A Pending JPS58109610A (ja) | 1981-12-21 | 1981-12-21 | 中空繊維の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58109610A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61201007A (ja) * | 1985-03-01 | 1986-09-05 | Daicel Chem Ind Ltd | 多重中空糸紡糸用口金 |
JPS61215710A (ja) * | 1985-03-22 | 1986-09-25 | Daicel Chem Ind Ltd | 多重管型中空糸 |
JPS6359408A (ja) * | 1986-06-27 | 1988-03-15 | イ−・アイ・デユポン・デ・ニモアス・アンド・カンパニ− | 中空フイラメント内の共紡糸フイラメント及びその製造のための紡糸口金 |
-
1981
- 1981-12-21 JP JP20672881A patent/JPS58109610A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61201007A (ja) * | 1985-03-01 | 1986-09-05 | Daicel Chem Ind Ltd | 多重中空糸紡糸用口金 |
JPS61215710A (ja) * | 1985-03-22 | 1986-09-25 | Daicel Chem Ind Ltd | 多重管型中空糸 |
JPS6359408A (ja) * | 1986-06-27 | 1988-03-15 | イ−・アイ・デユポン・デ・ニモアス・アンド・カンパニ− | 中空フイラメント内の共紡糸フイラメント及びその製造のための紡糸口金 |
JPH0910U (ja) * | 1986-06-27 | 1997-01-10 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 紡糸口金 |
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