JPS58109534A - 硬化用組成物 - Google Patents

硬化用組成物

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JPS58109534A
JPS58109534A JP20699681A JP20699681A JPS58109534A JP S58109534 A JPS58109534 A JP S58109534A JP 20699681 A JP20699681 A JP 20699681A JP 20699681 A JP20699681 A JP 20699681A JP S58109534 A JPS58109534 A JP S58109534A
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acid
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bicycloorthoester
curing
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Kiyokazu Mizutani
水谷 清和
Hitoshi Kato
仁 加藤
Yoshihisa Ogasawara
小笠原 誉久
Takeshi Endo
剛 遠藤
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Toagosei Co Ltd
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Toagosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明社少なくとも1個のビシクロオルソエステル基を
有するビシタロオルソエステル化合物(以下単にビシク
ロオルソエステルという)を含有する硬化用組成物に関
するものであシ、硬化の際に体積収縮率がきわめて小さ
く、成形材料、注型材料、接着剤等に適する硬化用組成
物を提供しようとするものである。 一般に熱硬化性樹脂は、硬化の際かなりの体積収縮を伴
うことは公知である。例えばエポキシ樹脂は最も小さい
ほうであるが、それでも硬化時に2〜6%程度の体積収
縮率を示す。 硬化時の体積収縮が大きいと、例えば成形材料として使
用した場合に寸法精度がでないとか、注型材料として使
用した場合にはうめこみ物に収縮によるひずみがかかる
とか、型との接着力の低下や隙間が生じるなどの問題が
ある。また塗料として使用した場合、内部ひずみによる
塗板との密着性の低下やそシがおこるとか、接着剤とし
て使用した場合、内部ひ“ずみによる接着力の低下やそ
り、変形などの使用上の問題を生ずる。 このような理由により、硬化時の体積収縮がきわめて小
さい硬化用組成物の出現が強く要望されている。 ビシクロオルソエステルについては、 American  Chemical  5ocie
ty、 Division  ofPolymer  
Cbemistry、 Inc、  Z 1 、 4〜
5(1981)等に記載されているが、本発明者らは、
ビシクロオルソエステルの化学的特性ニついて種々検討
した結果、かかる化合物がカチオン重合触媒でカチオン
重合するのみならず、フェノール系樹脂、有機多塩基酸
、有様多塩基酸無水物およびカルボン酸型ポリエステル
から選ばれる硬化剤により開猿重合し、しかも硬化によ
る体積収縮が非常に小さいという特長を具備しているこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。 本発明組成物を構成するビシクロオルソエステルは、式
[1)で示されるビシクロオルソエステル基を分子中に
1個または2個以上有する化合物であシ、たとえば下記
一般式で表わされる化合物がある。。 41 fl               R4〔2勺   
          〔2′〕ただし、上記一般式にお
ける記号の意味はつぎのどとくである。 m:2以上の整数 R1水素原子;アルキル基たとえば炭素数1のメチル基
から炭素数18のオクタデシル基に至る直鎖状または分
枝状のアルキル基;タトエハシクロペンチル、シクロヘ
キシルおよびシクロペンチル等のごときシクロアルキル
基;たトエハベンジル、フェニルエチル、フェニルプロ
ピルおよびフェニルイソプロピル等のごときアラルキル
基;たとえばフェニル、ビフェニル、キセニルおよびナ
フチル等のごときアリール基;トリル、キシリル、エチ
ルフェニル、プロピルフェニル、インフロビルフェニル
およびブチルフェニル等のごときアルカリール基:たと
えばヒドロキシメチル等のごときヒドロキシアルキル基
;たとえばアクリロイルオキシメチル、メタクリロイル
オキシメチルおよび〈ニルベンジルオキシメチル基等の
ごとき不飽和基置換オキシメチル基;またはたとえばN
−エチルカルバモイルオキシ、メチルおよびN−フェニ
ルカルバモイルオキシメチル等のごときカルバモイルオ
キシメチル基を有するウレタン化合物の残基7、R2:
水素原子;上記R1に関してそれぞれ具体例を例示した
ごときアルキル基、シクロアルキル基、アラルキル基、
アリール基、アルカリール基;たとえばヒドロキシメチ
ルからヒドロキシオクタデシルに至る直鎖状または分枝
状のモノヒドロキシアルキル基;またはたとえばビニル
、α−メチルビニル、β−メチルビニル、α−エチルビ
ニルおよびプロペニルからオクタデセニルに至る直鎖状
または分枝状のアルケニル基。 R6:下記の一般式〔I);壬鯰または噂〕で示される
ごとき有機基。 Y (−NHCOOC,R2−]□  〔I〕X、(−
CH(OH)CH20CH2)□ 〔川〕こζでYは多
価イソシアネート化合物またはこれとポリヒドロキシ化
合物の反応物であって、複数個のイソシアネート基を有
するウレタン化合物から、少なくともm個のインシアネ
ートを除いた基。 Xはポリエポキシ化合物から少なくともm個のエポキシ
基を除いた基1、 R4:水素原子:上記R1に関してそれぞれ具体例を例
示したごときアルキル基、アラルキル基またはアリール
基。 AおよびB:AとBは互に同じであるかまたは異なるエ
チレン性不飽和化合物から選ばれた重合体構成単位。 Xおよびy:重合体構成単位AおよびBのモル分率。 上記に例示したビシクロオルソエステルは種々の方法に
よって製造される。たとえば一般式(2)で示されるビ
シクロオルソエステルについては、American 
 Chemical  5ociety。 Division  of  Polymer  Ch
emistry、 Inc、 21゜4〜5(1981
)等に記載されている方法がある3、その−例を示すと
、次式〔3〕で表わされるトリメチロール化合物と、次
式〔4〕で表わされるトリアルキルオルソアシレートと
の脱アルコール反応で製造され得る。 (ただし R1およびR2は既述したとおりの原子また
は有機基を、またWはアルキル基を表わf。)この反応
を示すと以下のごとくになる。 R1−C+CH2−OH,) 5+R2−C−+−0−
R’、)3  →また上記のビシクロオルソエステルは
他の方法、すなわち上式〔3〕で示されるトリメチロー
ル化合物と次式〔5〕で示されるモノカルボン酸の直接
エステル化反応によっても製造される。 1 1(2−C−OH”  [’5) (ここでR2は式〔4〕で示されるものと同じ原子また
は有機基を表わプ。) トリメチロール化合物とモノカルボン酸の仕込みモル比
は、等モルないし前者を後者のモル当量よりやや過剰と
するのが好ましい。この反応は次式のように表わされる
。 C1h−OHCH’2−OH この反応は、酸性触媒例えばP−)ルエンスルフォン酸
、リン酸、ベンゼンスルフォン酸等を出発反応液又は反
応物の0.05〜3重量−存在させて行なうのが一般的
である。第1段の反応は溶媒の存在下又は非存在下に行
なうことができる。溶媒としてはたとえばベンゼン、ト
ルエン、キシレン等の芳香族炭化水素;ジ−n−プロピ
ルエーテル、シアミルエーテル、メチルブチルエーテル
、n〕−ジオキサン、P−ジオキルケトン、メチルベン
ジルケトン等の種々のケ反応終了後、もし溶媒を使用し
た場合はこれを反応液から除去し、それから反応物をゆ
つくシ減圧下で蒸留する。蒸留の間にモノエステルから
ビシクロオルソエステルが生成するので、蒸留の間ビシ
クロオルソエステル生成速度と留出速度を適切にする主
うに内温及び減圧度を調整する、 とノヨ″うにして分離されたビシクロオルソエステルは
、必要に応じて繰返し蒸留するが、適当な溶媒による抽
出あるいは再結晶で精製される。 また前記一般式〔2〕においてR1がカルバモイルオキ
シメチル基を有する化合物の残基であるビシクロオルソ
エステル、および前記二股式〔2つにおいて)Vが一般
式〔■〕で表わされるビシクロオルソエステルは、下記
一般式のように包括的に示されるが、それらは多価イン
シアネート化合物とヒドロキシアルキル基保有ビシクロ
オルソエステルとを反応させる方法で製造される。 (ただし、Qはイソシアネートまたはウレタン化合物残
基で、Wは既述したR2またはWに同じであシ、またn
は1以上の整数である。)つぎに前記一般式〔2つにお
いてR3が一般式〔ll)で表わされるビシクロオルソ
エステルは、2個以上のエポキシ基を1分子中に有する
ポリエポキシ化合物とヒドロキシアルキル基保有ビシク
ロオルソエステルとを反応させる方法で製造される。 さらに、前記一般式〔2勺または〔2″lで示されるビ
シクロオルソエステルは、ラジカル重合性の不飽和基を
有するビシクロオルソエステルまたはこれと他のエチレ
ン性不飽和化合物とのラジカル重合によシ、あるいは官
能基を有する重合体に当該官能基と反応性を持つ官能基
保有ビシクロオルソエステルを反応させる高分子反応に
より、製造される。たとえばクロルメチル基を有するス
チレンの単独重合体またはかかるスチレンと他のエチレ
ン性不飽和化合物との共重合体に、脱塩化ナトリウム反
応を利用して、次式で示されるビシクロオルソエステル
を該反応に関する常法に従い高分子反応させることによ
って、前記一般式〔2勺のビシクロオルソエステルが製
造される。 また次式で示されるビシクロオルソエステルまたはこれ
と他のエチレン性不飽和化合物を、一般的なラジカル重
合手段によって重合させることによって、前記一般式(
2”]のビシクロオルソエステルが製造される。 これらの一般式〔2“〕および〔2′勺で示されるビシ
クロオルソエステルにおいて、単位Aを構成し得るエチ
レン性不飽和化合物の具体例としては、たとえば酢酸ビ
ニル、アクリロニトリル、メチルメタクリレート、クロ
ルメチルスチレンまたはスチレン等の単独あるいはこれ
らの組合せを挙げることができる。単位AおよびBのモ
ル分率であるx、!:yは任意の値であシ得るが、重合
体の物性および価格などの面から、y/(x+y)比は
3/100〜50/100  の範囲が好適である。 一方前記一般式〔6〕で表わされるウレタン結合を有す
るビシクロオルソエステルの製造法に関してさらに詳細
に説明すると、以下の(1)又は(2)の方法がある。 (1)有機イソシアネートと下式〔7〕で示されるビシ
クロオルソエステルのウレタン化反応。 (2)下記化合物A)、B)及びC)のウレタン化反応
。 A)イソシアネート基を少なくとも2個有するポリイソ
シアネート化合物の少なくとも1種。 B)ヒドロキシル基を少なくとも2個有する13   
                 −90つポリヒド
ロキシ化合物の少なくとも1種。 C) 式(7)で示されるビシクロオルソエステルの少
なくとも1種。 式〔6〕で表わされる化合物を製造するための有機イソ
シアネートを例示すると、まず有機モノイソシアネート
としては例えば、メチルイソシアネート、エチルイソシ
アネート、n−プロピルイソシアネート、n−ブチルイ
ソシアネート、ヘキシルイソシアネート、クロルエチル
イソシアネート、クロルプロピルイソシアネート、クロ
ルヘキシルイソシアイード、クロルブトキシプロピルイ
ソシアネート、オクタデシルイソシアネート等の脂肪族
モノイソシアネート、フェニルイソシアネート、0−1
rn−1およびP−クロルフェニルイソシアネート、ベ
ンジルイソシアネート、ナフチルイソシアネート、0−
、エチルフェニルイソシアネート、ジクロルフェニルイ
ンシアネート等の芳香族モノイソシアネートがある1、
また分子内に2個以上のインシアネート基を有するポリ
イソシアネート化合物と−14 しては脂肪族、脂環族および芳香族の各ポリイノシアネ
ート例えば、テトラメチレンジイソシアネート、ヘキサ
メチレンジイソシアネート、リジンジイソシアネート、
2,4−および2,6−トリレンジイソシアネート、ジ
フェニルメタン−4,4/−ジイソシアネート、m−お
よびp−キシリレンジイソシアネート、ジシクロヘキシ
ルメタン−4,4′−ジイソシアネート、m−およびp
−フェニレンジインシアネート、ナフタレン、−1,5
−ジイソシアネート、ジフェニレン−4,4′−ジイソ
シアネート、シクロヘキシル−1,4−ジイソシアネー
ト、インホロンジイソシアネート、4.4’−ジイソシ
アネートジフェニルエーテル、トリフェニルメタン−4
,4!4″−トリイソシアネート、2,4.6−トリイ
ソシアネートトルエン、ポリメチレンポリフェニルイソ
シアネート、水とへキサメチレンジイソシアネートを1
:3のモル比で反応させて得られる生成物等が挙げられ
る。 もちろんこれらのポリイソシアネート化合物の混合物も
使用できる。 また、他の原料である二つ以上の水酸基金もつポリヒド
ロキシ化合物として多価アルコール、ポリエステルポリ
オール、ポリエーテルポリオール、ポリマーポリオール
がある。 多価アルコールとしては、脂肪族、脂環族、芳香族、芳
香脂肪族に属するもの、ならびに該多価アルコールの1
種以上が脱水縮合した構造のエーテル結合を分子内にも
つ多価アルコールが使用される。例えばエチレングリコ
ール、プロピレングリコール、(1,3−11,4−ま
たは2、5−)ブタンジオール、ペンタメチレングリコ
ール、ヘキサメチレングリコール、オクタメチレングリ
コール、ノナメチレンクリコール、デカメチレングリコ
ール、ネオペンチルグリコール、ビスフェノールA1水
素化ビスフエノールA1シクロヘキサン−1,4−ジメ
タツール、m−およびp−キシリデングリコール、ジブ
ロモネオペンチルグリコール、シクロヘキサン−14−
ジオール、クロルプロピレンクリコール、2−エチルヘ
キサンジオール(−13または−16)ジエチレングリ
コール、トリエチレングリコール、ジプロピレンクリコ
ール、ビスフェノールAジオキシエチルエーテル、ビス
フェノールAジオキシプロピルエーテル、グリセリン、
トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン、トリ
メチロールメタン、ペンタエリスリトール、ツルピルト
ール、エリスリトール等がある。 ポリエステルポリオールとしては、各種ラクトンたとえ
ばβ−プロピオラクトンおよびその置換体、δ−バレロ
ラクトンおよびその置換体、ε−カプロラクトンおよび
その置換体等、四員−ル、t2−プロピレングリコール
等の存在下に開環重合したものや、また少なくとも2種
の成分すなわち多価カルボン酸と多価アルコールを反応
させて製造されるポリエステルポリオールがある。それ
らは前記多価アルコールと下記多価カルボン酸から製造
される。例えば多価カルボン酸としてはフタル酸、イソ
(またはテレ)フタル酸、テトラヒドロフタル酸、ヘキ
サヒドロフタル酸、ハイミック酸、エンド酸、テトラク
ロルフタル酸、テトラブロモフタル酸、ヘット酸、メチ
ルへキサヒドロフタル酸、蓚酸、マロン酸、コハク酸、
グルタル酸、アジピン酸、セバシン酸、ドデカン2酸、
マレイン酸、フマール酸、イタコン酸、エチルマロン酸
、1.4−シクロヘキセンジカルボン酸、α−メチルイ
タコン酸、2−メチルコハク酸、ピメリン酸、スペリン
酸、アゼライン酸、ハロゲン化テトラヒドロフタル酸、
トリメリット酸、メチルシクロヘキセントリカルボン酸
、アコニット酸、ピロメリット酸等がある。 さらに上記の各多価カルボン酸の無水物、アシルハライ
ド、低級アルキルエステルなども、多価カルボン酸と同
様に反応し使用可能である。 またポリエーテルポリオールとしては例えば、ポリエチ
レングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテト
ラメチレングリコール、エチレンオキジドープ日ピレン
オキシド共重合[−のポリアルキレンオキサイド、ビス
フェノール類のアルキレンオキサイド付加物、水素化ヒ
スフェノール類のアルキレンオキサイド付加物、ハロゲ
ン化ビスフェノール類のアルキレンオキサイド付加物、
ポリエピクロルヒドリン等があげられる。 またポリマーポリオールとしては例えば水酸基を有する
ポリブタジェン、水酸基を有するブタジェン−スチレン
共重合体、アクリル酸エステル−ヒドロキシアルキルア
クリル酸エステル共重合体、水酸基を有するポリブタジ
ェン・アルキレンオキサイド付加物、アルキルスチレン
・ポリエーテルポリオール反応物、アクリロニトリル−
ポリエーテルポリオール反応物、エポキシ樹脂−脂肪族
又は脂環族アルコール反応物等があげられる。    
′ 次に上記(2)の化合物A)、B)およびC)をウレタ
ン化反応させることによジウレタン基をもつビシクロオ
ルソエステルを製造する方法g1を例示する。 代表的な方法は二段反応による製法で、まず第1の工程
で、ポリイソシアネート化合物とポリヒドロキシ化合物
とのウレタン化反応により末端および/または側鎖にイ
ンシアネート基を有する部分ウレタン化物を製造する。 このときのポリヒドロキシ化合物の使用量は、ポリヒド
ロキシ化合物に含1れる水酸基1当葉に対して、ポリイ
ソシアネート化合物のインシアネート基約1,1当量以
上の割合である。この当量比を変化させることにより最
終の生成組成物の分子量を調節することができる。水酸
基1当量に対して、インシアネート基が約1.1当量よ
り低い割合で使用されたとき、最終生成組成物の分子量
が著しく大きくなり粘度が増大したり、硬化性が充分で
ない場合がある。 また水酸基に対するインシアネート基の当量比が大きく
なると最終生成組成物はポリイソシアネート化合物のイ
ンシアネート基が化合物〔7〕でウレタン化された化学
式〔8〕で示される化合物(以下化合物〔8〕という。 )の割合が大きくなる。 A(−NH−COO−X ) ([8:]れる基を、R
は低級アルキル基を、Aはポリイソシアネート残基を、
またfはポリイソシアネート化合物の価数に和尚する整
数を表わす。 化合物〔8〕ハ2個以上のビシクロオルソエステル基を
有することになシ、これは多官能重合性化合物であるか
ら最終の生成組成物を硬化させるとき、橋かけ結合の生
成度を増大させるのに役立つ。 該ウレタン化反応は、発熱による急激な温度上昇をさけ
るために必要に応じ、ポリイソシアネート化合物に、ポ
リヒドロキシ化合物を分割添加、または滴下することに
よって温度を調節しながら反応を進める。 次に第2の工程では第1の工程でえられた部分ウレタン
化物の末端および/またけ側鎖のイソシアネート基に化
合物〔1〕を反応させ結合させる、なお、この種の部分
ウレタン化物のある物は市販されておシ、本発明におい
てはかがる市販品を利用することもできる。 この部分ウレタン化物に化合物〔7〕を添加する割合は
、部分ウレタン化物中の残存イソシアネート基の当量数
と化合物〔7〕の水酸基の当量数とが等しくなるように
するのが一般的である。 目的によシ化合物〔7〕の割合を半玉1数以上にするこ
ともできる。 該ウレタン化反応は発熱による急激な温度上昇をさける
ために部分ウレタン化物に化合物〔7〕を、分割添加ま
たは滴下することによって、温度を調節しながら反応を
進める。 上記製造方法によシ製造される生成物は、種々の化合物
の混合物である。 例えば、単純化のためポリイソシアネート化合物として
ジイソシアネート化合物を、またボジヒドロキシ化合物
としてジヒドロキジル化合物を使用し、反応系の水酸基
とイソシアネート基の当量数が等しくなるように反応さ
せた場合を例示すると、生成物は以下のような化合物の
混合物となると推定される。 X−0QC−NH−N−NH−COO−X  [9]こ
こでXは前記化学式〔8〕で説明したと同じ基を、A/
はジイソシアネート化合物の残基を、Bはジヒドロキシ
化合物の残基を、またnは1以上の整数を示す。 上記のように第1の部分ウレタン化物を製造する工程で
水酸基に対してイソシアネート基のモル当量数を大きく
すると化学式
〔9〕で示される化合物の割合が増える。 一方モル当量数を小さくすると化学式〔10〕で示され
る化合物の割合が増え、また分子量が大きぐなる傾向を
示す。 またこの製法においては、上記化学式で表わされる化合
物以外にも、インシアネート基と水が反応した尿素結合
を含んだ化合物等も少量含まれるであろう、 本発明組成物の他の構成々分である硬化剤としてのフェ
ノール系樹脂、有機多塩基酸、有機多塩基酸無水物及び
カルボン酸型ポリエステルとしては、エポキシ化合物の
硬化剤として使用されているものを利用できる。 まずフェノール系樹脂はフェノール性水酸基を有する樹
脂て′、例えばポリビニルフェノール、ハロゲン化ポリ
ビニルフェノールが使用できる他、通常のフェノール樹
脂即ち例えばフェノール、オルト(′またはパラ)・ク
レゾール、パラ・エテルフェノール、バラーtert−
ブチルフェノール、パラ−8eC−ブチルフェノール、
パラ−n−ブチルフェノール、オルト(マたハハラ)Φ
フェニルフェノール、パラ・シクロヘキシルフェノール
、パラ・オクチルフェノール、パラ・ベンジルフエツー
ル、ビスフェノールA等を原料として製造されるノボラ
ック形樹脂、レゾール形樹脂及びその変性物例えばブチ
ル化物等も使用できる。 つぎに有機多塩基酸および有機多塩基酸無水物としては
、例えばコハク酸、メチルコノ・り酸、ドデセニルコハ
ク酸、ジクロルコハク酸、アゼライン酸、セバシン酸、
イタコン酸、マレイン酸、シトラコン酸、フタル酸、テ
トラヒドロフタル酸、メチルテトラヒドロフタル酸、ヘ
キサヒドロフタル酸、メチルへキサヒドロフタル酸、エ
ンドメチレンテトラヒドロフタル酸、メチルエンドメチ
レンテトラヒドロフタル酸、トリカルバリル酸、トリメ
リット酸、ピロメリット酸、シクロペンタン−1,2,
3,4,−テトラカルボン酸、ベンゾフェノン−3,3
!4.4′−テトラカルボン酸、及びこれらの酸無水物
。また、これらの二種以上を混合したもの、あるいはこ
れらと−塩基酸無水物との混合物、あるいは無水マレイ
ン酸のリルイン酸付加物、などのように上記多塩基酸又
はその酸無水物から得られる分子の末端又は側鎖にカル
ボン酸もしくはその酸無水物構造を有するこれらの誘導
体なども使用できる。 またつぎに、カルボン酸型ポリエステルとしては、例え
ば3価以上の多塩基性酸無水物又はこれと2塩基性酸無
水物からなる酸無水物と3価以上のポリオール又はこれ
とジオールからなるポリオールとを反応させて得られる
ポリエステルがあり、さらに具体的には例えば3価以上
のポリオール又はこれとジオールからなるポリオールと
6価以上の多塩基性酸無水物又はこれと2塩基性酸無水
物からなる酸無水物を、ポリオール中の水酸基1当量当
り酸無水物07〜13モルの割合で反応させて得たカル
ボン酸型ポリエステル等がある。 ここで3価以上の多塩基性酸無水物としては、例えば無
水トリメリット酸、無水ピロメリット酸、無水へミメリ
ット酸、無水メロファン酸等があり、又3価以上のポリ
オールとしては例えハ)IJメチロールプロパン、ペン
タエリスIJ )−ル、グリセリン、ジグリセリン、ソ
ルビトール、マンニット、1,2.6−ベキサントリオ
ール、トリス−(β−ヒドロキシエチル)イソシアヌレ
ート等がある。これらの3価以上の多塩基性酸無水物又
はポリオールと所望により併用される2塩基性酸無水物
の代表例は無水フタル酸等であり、又ジオールの代表例
はジエチレングリコールであシ、カルボン酸型ポリエス
テルに関する技術分野で使用されている各種の酸無水物
及びポリオールを用いることができる。 本発明の組成物中に配合される硬化剤の最適割合は、用
いる硬化剤の化学的性質並びに調合された硬化用組成物
及びそれが与える硬化生成物に要求される諸性質に応じ
て適宜設定すれば良イ。組成物中のビシクロオルソエス
テル基1当量当シ、カルボキシル基または酸無水物基が
好ましくは0.1〜15当量さらに好ましくは0.2〜
16当量となる量の有機多塩基酸無水物、あるイハフェ
ノール性水酸基またはカルボキシル基が好ましくは0.
2〜.10当量さらに好ましくは03〜5当量となる量
のフェノール系樹脂またはカルボン酸型ポリエステルを
配合することが望ましい。組成物に難溶性ないし不溶性
の硬化剤は、微粉末状として配合するのが適当である1
、 所要ならば、適当な硬化促進剤を使用して、本発明組成
物の硬化時間をさらに短縮できる。 適当な硬化促進剤としては、第三級アミン、第四級アン
モニウム塩、酸素、硫黄、窒素等の原子を有する化合物
とルイス酸との配位化合物例、tば三フッ化ホウ素−ピ
ベリジン錯体、イミダゾール化合物、ピリジン、P−ト
ルエンスルホン酸モルホリン塩、キレート化合物、メタ
ロセン類等をあげることができる3、 硬化促進剤の量は一般にビシクロオルソエステル及び硬
化剤の合計100重量部当シ0.1ないし3重量部であ
る1〜硬硬化度に関する制限は特にないが、通常室温〜
250’Cで行なわれる。 本発明の組成物には必要に応じて各種の添加物を添加し
てもよい。 このような添加物の例としては、例えばガラス繊維、炭
素繊維、雲母、石英粉、炭酸カルシウム、セルローズ、
カオリン、タルク、アルミニウム粉末、大きな比表面積
を有するコロイド状シリカ、粉末ポリ塩化ビニル、及び
ポリエチレンやポリプロピレンのような粉末ポリオレフ
ィン等があげられる。 本発明組成物に充填剤例えばシリカ、メルク、炭酸カリ
ウム、アルミナ等を添加することにより体積収縮率をさ
らに低下できる。 又、本発明による硬化用組成物は必要に応じて、非反応
性希釈剤、難燃剤、可撓性付与剤、その他の変性剤を含
有していてもよい、。 上記難燃剤の例としては、ハロゲン系難燃剤(例・ヘキ
サブロムベンゼン)、無機系難燃剤(例・水利アルミナ
、リン酸塩)等があげられる。 又、上記非反応性希釈剤の例としてはジブチルフタレー
ト、ジオクチルフタレート、リン酸トリクレジル、ター
ル等があげられる。 又、可撓性付与剤としては、ポリサルファイド、ポリア
ミド、ポリアルキレンポリオール、エラストマー等があ
げられる。 本発明の組成物はビシクロオルソエステルを含有してお
り、その有するビシクロオルソエステル基の開環反応を
利用12て硬化させたときの体積収縮が非常に小さいと
いう特長を有するものである。 例えば2.4− )リレンジイソシアネート、1−エチ
ル−4−ヒドロキシメチル−2,6,7−)リオキサビ
シクロ(2,2,2)オクタン及びポリネオヘンチルア
ジヘートよシ製造したウレタンビシクロオルソエステル
(後記のビシクロオルソエステル(B ))に、ノボラ
ック型フェノール樹脂を硬化剤として配合し硬化させた
時の体積収縮率を求めると僅か0.5%であり、また同
じくビシクロオルソエステル(B)に硬化剤としてドデ
セニル無水コハク酸を配合し硬化させた時の体積収縮率
は[1L8tsにすぎない。 とこで体積収縮率(4)は〔1−(硬化前の組成物の比
重/硬化物の比重))X 100で表わされる。 上記のように、本発明組成物の硬化における体積収縮は
、一般の熱硬化性樹脂に比較して非常に小さい。その結
果本発明の組成物は、成形材料として使用した場合寸法
精度がよく、注型材料として用いる時はうめこみ物の収
縮によるひずみが小さく父型との接着が良好で、隙間を
生じないという特長がある。本発明組成物は硬化時の収
縮が小さいことに伴ない内部ひずみが非常に小さい硬化
物を形成し得るので、塗料として使用すると塗板との密
着性に優れそシが小さい塗装が可能であシ、接着剤とし
て利用すれば大きな接着力をもたらす。 かくして本発明の組成物は、注型材料、成形材料、複合
材料、接着剤、塗料及びその他の各種分野で使用される
硬化性材料として、極めて優れた適性を有する組成物で
ある。 以下実施例によって、本発明の詳細な説明するが、各実
施例における硬化剤としてのフェノール系樹脂及びカル
ボン酸□型ポリニステルハ微粉末として組成物に添加混
合した。又各実施例中に使用したビシクロオルソエステ
ル〔A〕、〔B〕及び〔CD並びに硬化剤であるカルボ
ン酸型ポリエステルは以下の参考例のように製造したも
のである、 参考例1 ビシクロオルソエステル〔A〕の製造;攪拌機、コンデ
ンサー、窒素吹込み口及び滴下ロートを備えた4つ口2
00m/フラスコに、イソホロンジイソシアネート22
.29 (0,1モル)、脱水したトルエンおよび触媒
としてジブチル錫ジラウレー) 0.019を加えた。 この混合物を油浴で70℃に加熱し窒素気流中で、1−
エチル−4−ヒドロキシメチル−2゜6、7.− )リ
オキサビシクロ(2,2,2)オクタン34.8.)i
+(0,2モル)をトルエン5olllに混合した溶液
を約30分かけて滴下した1、この温度でさらに3時間
反応させた。この反応液の脱溶剤を行ない下式で示され
る化合物を主成分とする白色固体状のウレタンビシクロ
オルソエステ上゛ス]二に二′力υそK U;各k、天
憾ξ4杖了(ピ、づF、&聾ヨクリ由己)諭5fh’e
うイを丘作))−寸夕二)・シ ζ翅11ジ「−ζ了則
プυΣ芝ミB)し艶。 ただしQはつぎの基を表わす。 上記化合物の物性値は以下のようである。 0軟化点;88〜91℃ 0比重(25℃);t200(測定法B)O赤外吸収ス
ペクトル(KBr錠剤) 3350、 1720. 1530゜ 1225cm−1(ウレタン) O核磁気共鳴スペクトル(CDC7s中)δ(ppm)
 ; 0.6〜1.5 (19H,−CH3、シクロヘ
キサン環の−CH2) 1.5〜t9 、(6H、C−CH2−C、シクロヘキ
サン環の−CH2)、 2.8〜3.0 (2H、N−CH2)、6.5〜4.
1 (17H,N−CH。 COO−CH2、0−CH2)、 4.6〜5.1(2B、N−H) 参考例2゜ ビシクロオルソエステル〔B〕の製造;参考例1と同様
なフラスコに2.4− )リレンジイソシアネー) 1
 z49 (o1モル)及ヒジプテルスズジラウレー)
 0.01 gを加えた。このフラスコを油浴で70℃
に加熱し、窒素気流中で末端にヒドロキシル基を持つポ
リネオペンチルアジペート(平均分子量800)40g
(0,05モル)を約30分かけて滴下した。 さらにこの温度で2時間半攪拌し、ついで1−エチル−
4−ヒドロキシメチル−2,6J7−トリオキサビシク
ロ(2,2,2) 、tりpン17.49(0,1モル
)を約30分かけて滴下し、さらに3時間反応させ常温
で半固体状の生成物を得た1、生成物の70℃における
粘度は48万センチボイズであった。 参考例6゜ ビシクロオルソエステル(C)の製造;参考例1と同様
な装置に、ヘキサメチレンジイソシアネー) 12.7
g(0,08モル)及びジプチル錫ジラウレート001
gを加えた。この混合物を油浴で70℃に加熱し、窒素
気流中で、ビスフェノール人のプロピレンオキサイド付
加物(平均分子量900)36.0g、(0,04モル
)を30分かけて添加した。さらに2時間攪拌しi後、
1−エチル−4−ヒドロキシメチル−2゜6、7−)リ
オキサビシクロ(2,2,2)オクタン1五99 (0
,08モル)を約60分かけて滴下し、さらに3時間反
応させて、粘稠な生成物を得た。この反応生成物の粘度
は50℃においてz3万センチボイズであり、また比重
(25℃)は1.107であった。 参考例4゜ ビシクロオルソエステルCD) 参考例1と同様な装置にエピコート828〔シェル化学
■製商品名] 19. Og(エポキシ基0.10当量
)、4−ヒドロキシメチル−2,6゜7−トリオキサビ
ククロ(2,2,2)オクタン17、4 g(0,10
モル)、ジメチルアニリン0、18 g及びテトラ−n
−ブチルアンモニウムブロマイド0.189を加えた。 この混合物を油浴で100℃に加熱し7時間攪拌し、さ
らに110℃で7時間攪拌して反応させた。 この反応物は常温で淡黄色の透明固体であり、25℃に
おける比重は1.22でちゃ、屈折率は1.55であっ
た。壕だ赤外吸収スペクトル(IR)分析より173o
Cm−+のエステルビークは認めラレス、ビシクロオル
ソエステル基は開環がおこっていないことが確認された
。 参考例5゜ カルボン酸型ポリエステルCA)の製造;攪拌機及び還
流冷却器を付けた反応器に無水トリメリット酸518g
(2,7モル)、無水7タル酸44g(0,3モル)及
びトリメチロールプロパン134g(1,0モル)を仕
込み、180℃にて20分反応させ、常温固体のポリエ
ステルを得た。このポリエステルの酸価は約z5(me
q/c9)であった。 実施例1゜ 1−エチル−4−ヒドロキシメチル−2,6,7−トリ
オキサビシクロ〔2,2,2)オクタン100部(重量
部。以下同じ)に、硬化剤としてドデセニル無水コノ・
り酸156部及び硬化促進剤として2.4. ロートリ
ース(ジメチルアミノメチル)フェノール2部を加え、
・120℃において2時間、ついで150℃において2
時間加熱し重合させてやわらかい重合物を得た。 25℃における重合前の組成物の比重及び重金物の比重
から求めた重合による体積収縮率はわずか06チであっ
た。 実施例λ t4−ジエチル−2,6,7−トリオキサビシクロ(2
,2,2)オクタン100部に、硬化剤としてメチルシ
クロペンタジェンの無水マレイン酸付加物86部及び硬
化促進剤としてN−シアノエチル−2−メチルイミダゾ
ール2部を加え、実施例1と゛同様に重合させて軟かい
重合物を得た。 この重合による体積収縮率はわずか1.1チであった。 実施例6、 t4−ジメチル−2,6,7−トリオキサビシクロ(2
,2,2’:lオクタン100部に、硬化剤としてポリ
−p−ビニルフェノール「レジン−M」〔丸善石油■製
商品名〕 70部及び硬化促進剤として三フッ化ホウ素
・ピペリジン錯体0,9部を加え、実施例1と同様に加
熱し重合させてやわらかい重合物を得た。 この重合による体積収縮率はほぼ0であった。 実施例4゜ 1−エチル−4−ヒドロキシメチル−2,6,7−トリ
オキサビシクロ(2,2,2:]オクタン100部に、
硬化剤としてブロム化ポリ−p−ビニルフェノール「レ
ジン−へ4B」 〔丸首石油■製商品名〕 135部及
び硬化促進剤として、三フッ物を得た。 この重合による体積収縮率は0.3チであった1、実施
例5゜ ビシクロオルソエステル[Al100部Kf化剤として
ポリ−p−ビニルフェノール「レジン−M」 〔丸善石
油■製商品名〕42部及び硬化促進剤として三フフ化ホ
ウ素・ピペリジン錯体07部を加え、150℃において
1時間つい実施例6 ビシクロオルソエステル〔B〕100部に硬化剤として
ドデセニル無水コハク酸25部及び硬化促進剤としてN
−シアノエチル−2−メチ実施例1 ビシクロオルソエステル〔B〕 100部に硬化剤とし
てフェノール樹脂1’−CKM −2103J〔昭和ユ
ニオン合成■製商品名〕 10部及び硬加え、夾1M例
5と同様に加熱して倹咄物を得た。 1吾 この硬化物のショア硬度はD−65であった。 また硬化による体積収縮率は0.5チであった。 実施例8゜ 後記に表示される組成の組成物を接着剤として用い、鉄
の接着を行ない、引張り剪断接着強度を測定した。接着
は組成物を適用後120℃で2時間ついで150℃で2
時間硬化させることにより行ない、JIS K 685
0−1977の方法に準じて引張り剪断強度を測定した
。なお試験片の鉄はアルミナ#100を用いたサンドブ
ラストで表面処理したものを用いた。 実施例9 ビシクロオルソエステル(B)に硬化剤として前記「レ
ジン−M」及び硬化促進剤として三フッ化ホウ素・ピペ
リジン錯体を配合して下表び硬化による体積収縮率を測
定した。結果は下表のとおりであった。 %配合当量比は、組成物中のビシクロオルソエステル基
当量数に対する組成物中のフェノール樹脂の水酸基当量
数で示される。 実施例10゜ ビシクロオルソエステルCD3100部に硬化剤として
無水へキサヒドロフタル酸42部、及び硬化促進剤とし
てN−シアノエチル−2−ヨア硬度はD−79であった
。 この重合による体積収縮率は約1.0 %であった。 特許出願人の名称 東亜合成化学工業株式会社 300−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 t 下式〔1〕で示されるビシクロオルソエステル基を
    1分子中に少なくとも1個以上有するビシクロオルソエ
    ステル化合物の少なくとも1種と、フェノール系樹脂、
    有機多塩基酸、有機多塩基酸無水物およびカルボン酸型
    ポリエステルからなる群から選ばれる硬化剤の少なくと
    も1種からなる硬化用組成物。
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