JPS58109190A - ごみ焼却炉洗煙廃水処理方法 - Google Patents
ごみ焼却炉洗煙廃水処理方法Info
- Publication number
- JPS58109190A JPS58109190A JP56207037A JP20703781A JPS58109190A JP S58109190 A JPS58109190 A JP S58109190A JP 56207037 A JP56207037 A JP 56207037A JP 20703781 A JP20703781 A JP 20703781A JP S58109190 A JPS58109190 A JP S58109190A
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- Japan
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- waste
- smoke
- liquid
- waste water
- treatment
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- Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はごみ焼却炉洗煙廃水処理方法に係〉、ごみ焼却
炉洗煙廃水中の有害物質を処理してニー的に利用可能な
副産塩を回収することのできる有利な方法を提供しよう
とする本のである。
炉洗煙廃水中の有害物質を処理してニー的に利用可能な
副産塩を回収することのできる有利な方法を提供しよう
とする本のである。
ごみ焼却炉洗煙廃水中の重金属類の有害−質を除去する
ことKついては従来から欅々の方法が提案されており、
本発明者等も先に特開昭55−56013号の「ごみ焼
却1ラントの洗煙排水処理方法」の如きを提案し和尚の
効果を挙げつ\ある。即ちこの提案における標準的方法
は、第1工程で水銀用命レート樹脂によ〉水銀を除去し
た後、通常の中和法などによ〉他の有害重金属類を除去
し、第2工程で塩化カルシウム(Cmα寓)を添加して
硫酸イオン(804”−)を除去してから炭酸ガス吹込
み反応によるカルシウムイオン(Ca”)の除去をなし
、第3工程で食塩晶析を行うととKよ)洗煙廃水中の水
銀その他の有害重金X類の無害化を図ると共に品質的に
優れた副産塩を回収することを特徴としている。ところ
がこの方法による場合において、前記水銀用キレート樹
脂が約1500円/lとコストが高く、しかも水銀の脱
着が不可能なので再利用をなし得ないため操業運転費が
高額とならざるを得ない。又前記公報に述べられている
ように通常の洗煙廃水中には食塩(Naα)と芒硝(N
ap 5o4)の重量比は約4:1であり、C&α2の
使用量をNa1SO4と当量として反応の結果生成する
Naαを考慮し試算しても副産塩トン当量のCaα2の
使用量は162に9となシ、このコストは相当高額で輸
入原料塩の価格トン当)を超え、経済的に不利である。
ことKついては従来から欅々の方法が提案されており、
本発明者等も先に特開昭55−56013号の「ごみ焼
却1ラントの洗煙排水処理方法」の如きを提案し和尚の
効果を挙げつ\ある。即ちこの提案における標準的方法
は、第1工程で水銀用命レート樹脂によ〉水銀を除去し
た後、通常の中和法などによ〉他の有害重金属類を除去
し、第2工程で塩化カルシウム(Cmα寓)を添加して
硫酸イオン(804”−)を除去してから炭酸ガス吹込
み反応によるカルシウムイオン(Ca”)の除去をなし
、第3工程で食塩晶析を行うととKよ)洗煙廃水中の水
銀その他の有害重金X類の無害化を図ると共に品質的に
優れた副産塩を回収することを特徴としている。ところ
がこの方法による場合において、前記水銀用キレート樹
脂が約1500円/lとコストが高く、しかも水銀の脱
着が不可能なので再利用をなし得ないため操業運転費が
高額とならざるを得ない。又前記公報に述べられている
ように通常の洗煙廃水中には食塩(Naα)と芒硝(N
ap 5o4)の重量比は約4:1であり、C&α2の
使用量をNa1SO4と当量として反応の結果生成する
Naαを考慮し試算しても副産塩トン当量のCaα2の
使用量は162に9となシ、このコストは相当高額で輸
入原料塩の価格トン当)を超え、経済的に不利である。
又1981年に発行されたPPM誌車10号の37頁に
は「ごみから食塩をつくる」なる論文が発表され、同じ
(脱芒硝食塩回収式ガス洗浄廃水処理システムが記載さ
れているが、そのフローは第1工程でCa C1雪を添
加して硫酸イオンを除去し、第2工程で中和法などによ
)重金属類やC−“の除去をなし、第3工程で水銀吸着
除去、第4工穆で食晶析を行うものであるが、この場合
においても上記したところと全く同様な不利欠点を有し
ている。
は「ごみから食塩をつくる」なる論文が発表され、同じ
(脱芒硝食塩回収式ガス洗浄廃水処理システムが記載さ
れているが、そのフローは第1工程でCa C1雪を添
加して硫酸イオンを除去し、第2工程で中和法などによ
)重金属類やC−“の除去をなし、第3工程で水銀吸着
除去、第4工穆で食晶析を行うものであるが、この場合
においても上記したところと全く同様な不利欠点を有し
ている。
本発明は上記したような実情に鑑み、更に検討を重ねて
創案されたものである。即ち都市こみ焼却プラントにお
ける炉焼廃ガス中には数百ppmの塩化水素(H(J)
、数十ppmの硫黄酸化物(SOx)などの有害ガスが
含有され、更に重金属類を含むダスト、特に約0.2w
9/Nm’の水銀(Hg)を同伴していることが知られ
ている。この廃ガス中から有害成分を除去する方法とし
ては乾式、半乾式、湿式などの種々の方法が開発されて
いるが、水銀除去にも着目する場合には湿式による除去
方法のみが排ガスによる環境汚染を防止できる最良の方
法と言える。然しこの場合において最も一般的な苛性ソ
ーダ(NaOH) Kよる湿式廃ガス処理法によれば処
理過程で洗煙廃水を発生し、この廃水は上記ガス中に存
在している各種の有害物、特に廃水中の食塩(Naα)
濃度をlθ〜20憾として操業する場合、2〜2゜wt
Zts度の水銀を含有していて、その完全処理が要求さ
れ、同時に工業用原料塩の殆んどを輸入に依存している
我が国においては洗煙廃水中に含まれるNaαの副巌塩
としての合理的且つ経済的な回収が望まれる。そこで本
発明者等は特−昭55−56013号のような木調含有
水溶液の処理方法を提案し、食塩濃度1 f/を以上、
望ましくは10〜150f/lで、pit 6以下好ま
しくはpi 3〜5の条件で硫化ンーダ添加比(Cs”
−”J/CHt”)モル比)が1以上、好ましくは1.
5〜3で硫化処理をなすことKよって生成する硫化水銀
゛を凝集した粗粒となし、この液に苛性ソーダを加えて
pH8〜10とした後、硅藻土の如き濾過助材によるデ
リコー)濾過をなすか、或いはアニオン性高分子凝集剤
を2119/を以上、好ましくは2〜4Wl/を添加し
て凝集沈澱させることにより規制値0.005q/l以
下に水銀を除去した清澄液を得しめるものである。
創案されたものである。即ち都市こみ焼却プラントにお
ける炉焼廃ガス中には数百ppmの塩化水素(H(J)
、数十ppmの硫黄酸化物(SOx)などの有害ガスが
含有され、更に重金属類を含むダスト、特に約0.2w
9/Nm’の水銀(Hg)を同伴していることが知られ
ている。この廃ガス中から有害成分を除去する方法とし
ては乾式、半乾式、湿式などの種々の方法が開発されて
いるが、水銀除去にも着目する場合には湿式による除去
方法のみが排ガスによる環境汚染を防止できる最良の方
法と言える。然しこの場合において最も一般的な苛性ソ
ーダ(NaOH) Kよる湿式廃ガス処理法によれば処
理過程で洗煙廃水を発生し、この廃水は上記ガス中に存
在している各種の有害物、特に廃水中の食塩(Naα)
濃度をlθ〜20憾として操業する場合、2〜2゜wt
Zts度の水銀を含有していて、その完全処理が要求さ
れ、同時に工業用原料塩の殆んどを輸入に依存している
我が国においては洗煙廃水中に含まれるNaαの副巌塩
としての合理的且つ経済的な回収が望まれる。そこで本
発明者等は特−昭55−56013号のような木調含有
水溶液の処理方法を提案し、食塩濃度1 f/を以上、
望ましくは10〜150f/lで、pit 6以下好ま
しくはpi 3〜5の条件で硫化ンーダ添加比(Cs”
−”J/CHt”)モル比)が1以上、好ましくは1.
5〜3で硫化処理をなすことKよって生成する硫化水銀
゛を凝集した粗粒となし、この液に苛性ソーダを加えて
pH8〜10とした後、硅藻土の如き濾過助材によるデ
リコー)濾過をなすか、或いはアニオン性高分子凝集剤
を2119/を以上、好ましくは2〜4Wl/を添加し
て凝集沈澱させることにより規制値0.005q/l以
下に水銀を除去した清澄液を得しめるものである。
ところで本発明者等は別に都市ごみ焼却プラント洗煙廃
水の木調除去法を提案するもので、この方法は都市ごみ
焼却プラント洗煙廃水中の水銀は上記先願のような改良
硫化処理法を直接実施して4処理液の水銀は規制値を涜
足せず、水銀のイオン化が妨害されている形態の水銀化
合物が存在していることがら都市ごみ焼却プラント洗煙
廃水をHα添加によってpH4以下、望ましくはpn
3〜4に調整し、次亜塩素酸塩、例えばN a (J
OをC0−として1!5olar/j以上、望ましくは
300〜500岬/を添加し約2時間の酸化反応を行わ
しめ、次いて残存するC0−″の臂元剤として亜硫酸塩
、例えばNal Bogを液のO,R,Pが550〜6
50mVまで低下する量(SOOwi/l@度)を添加
し約30分間の還元反応を行ってから上記先願方法で液
中の水銀を除去するものである。即ち斯うして都市ごみ
焼却プラント洗煙廃水の処理をなすならば水銀吸着用キ
レート樹脂のコスト高による水銀除去の操業兼扁額化を
避は得るが、−万において上記塩化カルシウム使用によ
るコストアップは避は得ない。そこで本発明においては
ごみ燦却炉廃ガス中の一部を利用して塩化カルシウムを
自給すること忙よシこのような洗煙廃水処理費を徹底的
に低減せしめるものである。
水の木調除去法を提案するもので、この方法は都市ごみ
焼却プラント洗煙廃水中の水銀は上記先願のような改良
硫化処理法を直接実施して4処理液の水銀は規制値を涜
足せず、水銀のイオン化が妨害されている形態の水銀化
合物が存在していることがら都市ごみ焼却プラント洗煙
廃水をHα添加によってpH4以下、望ましくはpn
3〜4に調整し、次亜塩素酸塩、例えばN a (J
OをC0−として1!5olar/j以上、望ましくは
300〜500岬/を添加し約2時間の酸化反応を行わ
しめ、次いて残存するC0−″の臂元剤として亜硫酸塩
、例えばNal Bogを液のO,R,Pが550〜6
50mVまで低下する量(SOOwi/l@度)を添加
し約30分間の還元反応を行ってから上記先願方法で液
中の水銀を除去するものである。即ち斯うして都市ごみ
焼却プラント洗煙廃水の処理をなすならば水銀吸着用キ
レート樹脂のコスト高による水銀除去の操業兼扁額化を
避は得るが、−万において上記塩化カルシウム使用によ
るコストアップは避は得ない。そこで本発明においては
ごみ燦却炉廃ガス中の一部を利用して塩化カルシウムを
自給すること忙よシこのような洗煙廃水処理費を徹底的
に低減せしめるものである。
即ち斯かる本発明を添附図面に示した処理フローについ
て説明すると、ごみ燐却炉1からの廃ガスはがイラー或
いはガスクーラ尋によって300℃程度に冷却され、通
常電気集塵機(EP)2eCよシ除塵されてから洗煙装
f13で税塩化水素され、排気機構4から大気中に放出
されるのが普通である。然してこのような廃ガス中のH
αとS08のモル比は前述したように通常10:1であ
り、5043−の除去プロセスは次式のような反応によ
って行われるから、結局ガス中のH(17の約20憾を
Caalに転換することが必1要である。
て説明すると、ごみ燐却炉1からの廃ガスはがイラー或
いはガスクーラ尋によって300℃程度に冷却され、通
常電気集塵機(EP)2eCよシ除塵されてから洗煙装
f13で税塩化水素され、排気機構4から大気中に放出
されるのが普通である。然してこのような廃ガス中のH
αとS08のモル比は前述したように通常10:1であ
り、5043−の除去プロセスは次式のような反応によ
って行われるから、結局ガス中のH(17の約20憾を
Caalに転換することが必1要である。
Ca(Jl +Nam 80442Naa十〇 a S
04Ca804+2HsO→Ca804 ・2H10
↓従って電気集塵機4の出口廃ガスを分割して少くとも
20嘔以上をCaC/1製造装f15に流入させ、この
Caα■製造装f#5はHα吸収用気液接触装置よシ成
っていて、吸収液の1台は吸収剤がCa缶畠の場合4〜
5、Ca(OH)sの場合は4〜6が適幽であ)、C1
偽濃度としてlO〜20憾が好ましい。CaalのHc
t吸収率は、Caalが所要量得られる限〉必ずし4不
必要に高い必要はなく、その排出ガスは洗煙装置3の前
方で廃ガス本流に還流される、この吸収液6は洗煙廃水
Tとは主成分において異シ、808は既に石膏(CaB
Oa ・2@mO)となっているが、水銀および重金属
類は略同等の濃度を含有している。80m1−除去プロ
セス8ではCaa雪液中に存在している石膏の微結晶が
新しく生成するCa804の晶出に対して種晶として作
用するため、と−で生成する石膏種晶は生長して粗大化
し、−過洗浄性が良好である。
04Ca804+2HsO→Ca804 ・2H10
↓従って電気集塵機4の出口廃ガスを分割して少くとも
20嘔以上をCaC/1製造装f15に流入させ、この
Caα■製造装f#5はHα吸収用気液接触装置よシ成
っていて、吸収液の1台は吸収剤がCa缶畠の場合4〜
5、Ca(OH)sの場合は4〜6が適幽であ)、C1
偽濃度としてlO〜20憾が好ましい。CaalのHc
t吸収率は、Caalが所要量得られる限〉必ずし4不
必要に高い必要はなく、その排出ガスは洗煙装置3の前
方で廃ガス本流に還流される、この吸収液6は洗煙廃水
Tとは主成分において異シ、808は既に石膏(CaB
Oa ・2@mO)となっているが、水銀および重金属
類は略同等の濃度を含有している。80m1−除去プロ
セス8ではCaa雪液中に存在している石膏の微結晶が
新しく生成するCa804の晶出に対して種晶として作
用するため、と−で生成する石膏種晶は生長して粗大化
し、−過洗浄性が良好である。
上記した80a”−除去プロセス8の液中には2〜20
wy/Lの水銀を含有しているので石膏ケーキは工水で
充分によく洗浄することを必要とするが、通常洗浄比1
.5の2回洗浄によ〉廃棄物に関する溶出基準を充分に
満足するものとする。上記プロセス8を経た液は前記し
たようなHα添加によってp114以下に調整し次亜塩
素wI#Iiを15019/1以上添加して行われる酸
化処理11、次いで残存するα〇−の還元剤としてNa
g S03を500 my/L程度添加して行われる1
元処理12を行い、その後K NaOH,NaH8を添
加して行う硫化処理13、NaOHを添加して行うpi
調整14を経しめてからアニオン性高分子凝集剤と王水
を添加して行う凝集沈澱プロセス15を行ってHg重金
属スラッジ16を分離せしめる。
wy/Lの水銀を含有しているので石膏ケーキは工水で
充分によく洗浄することを必要とするが、通常洗浄比1
.5の2回洗浄によ〉廃棄物に関する溶出基準を充分に
満足するものとする。上記プロセス8を経た液は前記し
たようなHα添加によってp114以下に調整し次亜塩
素wI#Iiを15019/1以上添加して行われる酸
化処理11、次いで残存するα〇−の還元剤としてNa
g S03を500 my/L程度添加して行われる1
元処理12を行い、その後K NaOH,NaH8を添
加して行う硫化処理13、NaOHを添加して行うpi
調整14を経しめてからアニオン性高分子凝集剤と王水
を添加して行う凝集沈澱プロセス15を行ってHg重金
属スラッジ16を分離せしめる。
処理液は過剰分のCaC1@およびCa S 04の溶
解度を有するCa”+を含有しているのでCa”除去プ
ロセス17において、苛性ソーダとCo1或いは炭酸ソ
ーダの添加がなされて次式の反応によJ)Ca”+をC
aC0@として除去する。
解度を有するCa”+を含有しているのでCa”除去プ
ロセス17において、苛性ソーダとCo1或いは炭酸ソ
ーダの添加がなされて次式の反応によJ)Ca”+をC
aC0@として除去する。
CaC4+NaICog 42Naa+Ca CO1
↓Ca804 +NalCONalCO5−4N +C
aC01↓該プロセス1Tからの排出液は水銀および重
金属を含有せず、極めて少量のNag 804を含有し
た食塩水であって食塩晶析プロセス18で副産回収塩1
9を得しめるが、極く少量のNa1SO4は食塩の品質
上には全く関係なく、晶析残液Kll縮されて残留する
が、この液はNaα飽和液でもあるので洗煙廃水又は8
0a”−除去プロセス8に還流する。一方前記したCa
”“除去プロセス17で回収されたC a C01は、
石膏として失われるカルシウム補給分の新CaC012
2とともに工水でリパルプ処理21して前記したCac
l@ 製造装置5め吸収液として再使用する本のである
。
↓Ca804 +NalCONalCO5−4N +C
aC01↓該プロセス1Tからの排出液は水銀および重
金属を含有せず、極めて少量のNag 804を含有し
た食塩水であって食塩晶析プロセス18で副産回収塩1
9を得しめるが、極く少量のNa1SO4は食塩の品質
上には全く関係なく、晶析残液Kll縮されて残留する
が、この液はNaα飽和液でもあるので洗煙廃水又は8
0a”−除去プロセス8に還流する。一方前記したCa
”“除去プロセス17で回収されたC a C01は、
石膏として失われるカルシウム補給分の新CaC012
2とともに工水でリパルプ処理21して前記したCac
l@ 製造装置5め吸収液として再使用する本のである
。
上記したような本発明によるもの一興体的実施例につい
て説明すると以下の通シである。
て説明すると以下の通シである。
実施例1
廃ガス流量が平均7200ONm//hrの都市ごみ焼
却プラントにおいて、W!lIl!!ガスに対しNaO
HをHα除去剤として湿式脱塩化水素処理を実施し、実
有効容積1.5−の気液接触装置を設け、これK100
O2の工水を容れ、装置稼働後、電気集塵機の後方よ)
廃ガス3000 Nm’/hrを導入し、液のpiが4
.0士0.3を保持するように炭酸カルシウムを250
時間少量ずつ連続的に供給したところこの間に併給L7
た炭酸カルシウム量は99.2kgであった。
却プラントにおいて、W!lIl!!ガスに対しNaO
HをHα除去剤として湿式脱塩化水素処理を実施し、実
有効容積1.5−の気液接触装置を設け、これK100
O2の工水を容れ、装置稼働後、電気集塵機の後方よ)
廃ガス3000 Nm’/hrを導入し、液のpiが4
.0士0.3を保持するように炭酸カルシウムを250
時間少量ずつ連続的に供給したところこの間に併給L7
た炭酸カルシウム量は99.2kgであった。
然してこの場合における塩化カルシウム液の組成分析値
は次の第1表の通シであ)、又上記プラントの洗煙廃水
についての組成分析値は第2!i!の通夛である。
は次の第1表の通シであ)、又上記プラントの洗煙廃水
についての組成分析値は第2!i!の通夛である。
これを前記した添付図面忙示すような食塩回収式洗煙廃
水処理フローに基いでCaα3添加比が12になるよう
に洗煙廃水とCa(141液を供給してso4m−除去
プロセスを実施した液を原液となし、食塩晶析2aセス
まで実施した。
水処理フローに基いでCaα3添加比が12になるよう
に洗煙廃水とCa(141液を供給してso4m−除去
プロセスを実施した液を原液となし、食塩晶析2aセス
まで実施した。
即ち804!−除去プロセスで発生する石膏は60〜1
4o#×50〜5oJIs度の良好な結晶として得られ
、濾過速廖は一400岬Htテ、x6sokg/j−h
であ)、洗浄性も良好で、水銀および重金属溶出試験も
総理府令による規制値以下であった。
4o#×50〜5oJIs度の良好な結晶として得られ
、濾過速廖は一400岬Htテ、x6sokg/j−h
であ)、洗浄性も良好で、水銀および重金属溶出試験も
総理府令による規制値以下であった。
回収塩の組成分析値は次の第3表に示す通シである。
即ち仁の第3表から明かなように副酸塩と使用可能な高
純度の塩であることが11wされた。
純度の塩であることが11wされた。
以上説明したような本発明方法によるときはごみ焼却炉
洗煙廃水中の有害物質を適切に無害化し得るのみならず
工業的に利用可能なlll#塩を回収することができる
ものであって合理的且つ経済的な洗煙廃水処理を行い得
る亀のであるから工業的にその効果の大きい発明である
。
洗煙廃水中の有害物質を適切に無害化し得るのみならず
工業的に利用可能なlll#塩を回収することができる
ものであって合理的且つ経済的な洗煙廃水処理を行い得
る亀のであるから工業的にその効果の大きい発明である
。
図面は本発明の技術的内容を示す本のであって、本発明
による洗煙廃水処理方法を実施する設備の概l!を示し
た説明図である。 然してこの図面KThいて、1はどみ焼却帆2は電気集
塵機、3は洗煙装置、5はCm(4製造装置、8は80
4s−除去デロセス、11は酸化処理、12は還元処理
、13は硫化処理、14はpB調整処理、15は凝集沈
澱デ曹セス、16はHf宵金金属スラッジ17はC−十
除5204ス、1 gは食塩晶析プロセス、19は回収
塩こ20はCa”十除去プロセスから得られるCaC0
1,21はりI苛ルデを示すものである。 特許出願人 日本鋼管株式会社 発 明 者 山 下 申
ト イ 手続績Aj正書(自社2 昭和 年!:I7. a−,8日 特許庁長官島 1)春 割数 1、事件の表示 昭和a年特 許願−2脚会宅7 1゜2、発明0名
称 3、補正をする者 事件との関係特許出願人 名称(氏釦 日本銅管株式会社 昭和 年 月 日 発送 別紙の通り 補 正 の 内 容 乙本願明細書中第1頁「2、特許請求の範囲」の項の記
載を以下のよう(こ訂正する0 「ごみ焼却プラントの電気集塵機と洗煙装置との間から
ガスを抜出し消石灰或いは炭酸カルシウムと気液接触さ
せて塩化カルシウム液を得、該塩化カルシウム液を上記
洗煙装置で得られる洗煙廃水の硫酸根除去(こ利用し、
この硫酸根除去後の廃水を酸化、還元処理してから硫化
処理し、次いでpH調整後に凝集沈澱処理して液中の水
銀および重金属を除去し、これらの処理後の廃水にNa
、CO3全添加してCa除去処理をなし、こ!″L(こ
よって得られりCaC03ri前記した塩化カルシウム
液製造工程(こ戻し、又Ca除去液は食塩晶析工程ヲ桶
しめて食塩を1回収することを特徴とするごみ焼却炉へ
煙廃水処理方法O」2同3頁20行目「食晶析を」とや
るのを「食塩晶析を」と訂正する0 3同8頁7行目「Ca、Ca2(D J トあるy)
2 f CaCJ。 製造装め」と訂正するO 6同13頁9行目「−400In9」トあるoar−4
00酊」と訂正するO 弐同15頁1行目「副産塩さ」とあるのを「副差塩とし
て」と訂正するO
による洗煙廃水処理方法を実施する設備の概l!を示し
た説明図である。 然してこの図面KThいて、1はどみ焼却帆2は電気集
塵機、3は洗煙装置、5はCm(4製造装置、8は80
4s−除去デロセス、11は酸化処理、12は還元処理
、13は硫化処理、14はpB調整処理、15は凝集沈
澱デ曹セス、16はHf宵金金属スラッジ17はC−十
除5204ス、1 gは食塩晶析プロセス、19は回収
塩こ20はCa”十除去プロセスから得られるCaC0
1,21はりI苛ルデを示すものである。 特許出願人 日本鋼管株式会社 発 明 者 山 下 申
ト イ 手続績Aj正書(自社2 昭和 年!:I7. a−,8日 特許庁長官島 1)春 割数 1、事件の表示 昭和a年特 許願−2脚会宅7 1゜2、発明0名
称 3、補正をする者 事件との関係特許出願人 名称(氏釦 日本銅管株式会社 昭和 年 月 日 発送 別紙の通り 補 正 の 内 容 乙本願明細書中第1頁「2、特許請求の範囲」の項の記
載を以下のよう(こ訂正する0 「ごみ焼却プラントの電気集塵機と洗煙装置との間から
ガスを抜出し消石灰或いは炭酸カルシウムと気液接触さ
せて塩化カルシウム液を得、該塩化カルシウム液を上記
洗煙装置で得られる洗煙廃水の硫酸根除去(こ利用し、
この硫酸根除去後の廃水を酸化、還元処理してから硫化
処理し、次いでpH調整後に凝集沈澱処理して液中の水
銀および重金属を除去し、これらの処理後の廃水にNa
、CO3全添加してCa除去処理をなし、こ!″L(こ
よって得られりCaC03ri前記した塩化カルシウム
液製造工程(こ戻し、又Ca除去液は食塩晶析工程ヲ桶
しめて食塩を1回収することを特徴とするごみ焼却炉へ
煙廃水処理方法O」2同3頁20行目「食晶析を」とや
るのを「食塩晶析を」と訂正する0 3同8頁7行目「Ca、Ca2(D J トあるy)
2 f CaCJ。 製造装め」と訂正するO 6同13頁9行目「−400In9」トあるoar−4
00酊」と訂正するO 弐同15頁1行目「副産塩さ」とあるのを「副差塩とし
て」と訂正するO
Claims (1)
- ごみ焼却プラントの電気集塵機と洗煙装置との間からガ
スを抜出し消石灰或いは炭酸カルシウムと気液接触させ
て塩化カルシウム液を得、該塩化カルシウム液を上記洗
煙装置で得られる洗煙廃水の硫酸根除去に利用し、この
硫酸根除去後の廃水を酸化、還元処理してから硫化処理
し、次いでpH調整後に凝集沈澱処理して液中の水銀お
よび重金属を除去し、これらの処理稜の降水KNaCO
mを添加してCa除去処坤をなし、これによって得られ
たC acOl、は前記した塩化カルシウム液製造工程
に戻し、又Ca除去液は食塩晶析工程を経しめて食塩を
回収することを特徴とするごみ焼却炉洗煙廃水処理方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56207037A JPS6043197B2 (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | ごみ焼却炉洗煙廃水処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56207037A JPS6043197B2 (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | ごみ焼却炉洗煙廃水処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58109190A true JPS58109190A (ja) | 1983-06-29 |
JPS6043197B2 JPS6043197B2 (ja) | 1985-09-26 |
Family
ID=16533153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56207037A Expired JPS6043197B2 (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | ごみ焼却炉洗煙廃水処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6043197B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6419198A (en) * | 1987-07-15 | 1989-01-23 | Hitachi Ltd | Vacuum pump |
JPH01190990A (ja) * | 1988-01-26 | 1989-08-01 | Osaka Shinku Kiki Seisakusho:Kk | 真空ポンプ |
-
1981
- 1981-12-23 JP JP56207037A patent/JPS6043197B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6043197B2 (ja) | 1985-09-26 |
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