JPS5810885Y2 - エンジン駆動ヒ−トポンプ式暖房装置 - Google Patents

エンジン駆動ヒ−トポンプ式暖房装置

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JPS5810885Y2
JPS5810885Y2 JP1979166459U JP16645979U JPS5810885Y2 JP S5810885 Y2 JPS5810885 Y2 JP S5810885Y2 JP 1979166459 U JP1979166459 U JP 1979166459U JP 16645979 U JP16645979 U JP 16645979U JP S5810885 Y2 JPS5810885 Y2 JP S5810885Y2
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JP
Japan
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heat
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JP1979166459U
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JPS5682408U (ja
Inventor
博 田戸
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ヤンマーディーゼル株式会社
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/27Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
    • Y02A30/274Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies using waste energy, e.g. from internal combustion engine

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はヒートポンプ式温風発生装置をエンジンによっ
て駆動し、かつエンジンの排気熱を回収することによっ
て商用電源の得られない場所においても使用可能である
と共に、燃料消費量の少ない暖房装置を提供することを
目的とするものである。
従来、施設園芸用温室あるいは室内暖房等に用いられる
暖房装置としては電気ヒータ式あるいは直焚式の暖房装
置が一般的であるが、特に後者の直焚式暖房装置は燃料
消費率が高いばかりでなく、液体燃料たとえば重油等の
燃焼を促進する燃料霧化装置に内蔵される送風機を駆動
するための電力や、温風発生装置で加熱した温風を循環
させて放熱器に通じ、該放熱器に被加熱空気を流通させ
て暖房用温風を発生させる場合の、送風機あるいはファ
ン等の駆動用電力を必要とするものであるから、ボイラ
ーで消費する燃料油の外に、消費電力量を加算した分の
燃焼費を必要とし、しかも電気ヒータ式はもとより直焚
式暖房装置の場合でも商用電源が得られない山間地や小
形船舶等の暖房装置として利用出来ないという難点があ
った。
勿論、ボイラ一式蒸気発生装置に蒸気タービン式の発電
機を付設し、これによって送風機やファンに電力を供給
することも可能であるが、この様に直焚式暖房装置に発
電用タービン等を付設した場合は、装置コストが高騰す
るだけでなく、燃料消費率がなお一層高くなる経済的な
問題を生じる。
本考案はかかる従来の暖房装置に内在する問題に着目し
、燃料消費率が低く、シかも商用電源の得られない場所
においても使用可能な暖房装置を提供すべく考案された
もので、エンジンとヒートポンプ式温風発生装置とを、
該ヒートポンプ式温風発生装置により加熱して得られる
温風の温度変化に応じて作動するクラッチ機構を介して
連結してなるエンジン駆動ヒートポンプ式暖房装置の前
記ヒートポンプ式温風発生装置に温風循環系内を流通す
る温風を加熱するための凝縮器と、エンジンの冷却水を
冷却する蒸発器とを具備させると共に、前記エンジンの
排気管に前記凝縮器で加熱された温風を通過させる排気
熱回収用熱交換器を接続し、かつ、エンジンに温風循環
系の温風を加熱する補助ヒータに通電する発電機を付設
せしめたことを特徴とするものである。
以下、本考案の具体的内容を添付図面に示す実施例を参
照しつつ説明すると、図は本考案のエンジン駆動ヒート
ポンプ式暖房装置の構成を示した装置回路図であって、
1はディーゼルエンジン等の燃費が低廉な内燃機関のエ
ンジン本体を示しており、該エンジン本体1の出力軸2
に、電磁クラッチ等のクラッチ機構3を介して、ヒート
ポンプ式温風発生装置4の一構成要素である圧縮機5の
人力回転軸6が接続されている。
ヒートポンプ式温風発生装置4は、前記圧縮機5により
圧縮した高圧熱媒を通過させる凝縮器7と、高圧熱媒に
絞り作用を与えて圧力を低下させる膨張弁8と、低圧熱
媒を通過させ、その周囲たとえば大気、河川地下水等か
ら蒸発熱をうばう蒸発器9と、前記エンジン1のシリン
ダ等の要冷却部に設けられた水底部に冷却水ポンプ10
により給送される循環冷却水から熱をうばう冷却水冷却
用熱交換器11と、前記エンジン1の排気管12の排気
通路13に連結され、エンジン1の排気熱によって低圧
熱媒を昇温させる熱媒加熱用熱交換器14とを有してお
り、これら各圧縮機5.凝縮器7.膨張弁8.蒸発器9
.冷却水冷却用熱交換器11および熱媒加熱用熱交換器
14の間を夫々熱媒配管15,16゜17.18,19
.20で接続することにより、一連のヒートポンプ回路
が形成されている。
但し、配管19.20は熱媒加熱用熱交換器14を廃し
て直接接続することもできる。
また、ヒートポンプ式温風発生装置4は、上記ヒートポ
ンプ回路と共に、該ヒートポンプ回路の凝縮器7によっ
て加熱される温風が循環する温風循環系21を備えてお
り、また該温風循環系21は温風を強制的に循環させる
送風ファン22と、前記エンジン1の排気通路13に設
けられエンジン1がら排出される排気燃焼ガスの熱を回
収する排気熱回収用熱交換器23と、前記凝縮器7およ
び熱交換器23により加熱された温風を通過させ、該温
風の熱を被空調対象域に送る空気に与えるための放熱器
24とを備えており、系路内に設けられた戻調節弁25
と、新気調節弁26とにより温風循環系21内の熱媒空
気の入れ替えと循環量とを調整し得る構成となっている
図中、27は大気温度が極めて低い場合において温風の
温度を上昇させるため温風循環系21に設けられた補助
電熱ヒータであって、該補助電熱ヒータ27は前記エン
ジン1の出力軸2の他端側に付設された発電機28と接
続され、適宜通電し得るようになっている。
なお、前記エンジン1の出力軸2と、圧縮器5の入力軸
6との間に介装されるクラッチ機構3としては、電磁ク
ラッチ等の遠隔操作が可能なりラッチが用いられ、前記
温風循環系21を流れる温風の温度変化を検知して得ら
れる信号により自動的にその保合・離反が制御される。
また、エンジン1には、前記クラッチ機構3が離反しヒ
ートポンプが停止した場合における冷却水温度の上昇を
防止すべく、冷却水冷却用熱交換器11の外に、適宜の
冷却水冷却器たとえばラジェータ等が併設されることは
云うまでもない。
更に、上記実施例には明示していないが、本考案の暖房
装置に用いられる、ファンモータ、ポンプ。
送風機等の動力源はすべてエンジン1の出力によって賄
うのが商用電源が得られない場所において使用可能とな
す上に好適であるが、商品電源が容易に手に入る場合は
、勿論外部の電源がら電力を得てこれらを駆動させるこ
とも可能である。
また更に、本考案は暖房装置として構成されたものであ
るが、前記温風循環系21の放熱器24の部分に吸収式
冷凍機の再生器を組付けるなどして、省エネルギー型の
冷房装置として利用することも出来る。
本考案のエンジン駆動ヒートポンプ式暖房装置は叙上の
如き構成を有するものであって、暖房運転を行うに際し
ては、エンジン1を駆動させクラッチ機構3を保合状態
にして圧縮機5を作動させると、ヒートポンプ回路にお
ける熱媒が該圧縮機5によって圧縮され高圧熱媒となっ
て凝縮器7を通る際、温風循環系21の温風に熱を与え
、その後膨張弁8で急激に圧力を減じて蒸発器9で周囲
がら熱をうぽい、更に冷却水冷却用熱交換器11でエン
ジン1の冷却水から熱をうばって、エンジン1の排気通
路13に設けた熱媒加熱用熱交換器14で加熱されて再
び圧縮機5に戻る。
したがって蒸発器9.熱交換器11.14で熱媒に与え
られた熱は凝縮器7において温風循環系21の温風に与
えられることになり、また温風はエンジンの排気通路1
3に設けられた排気熱回収用熱交換器23を通過すると
きに更に加熱されて放熱器24に向い、放熱器24を通
過する際において暖房用空気を加熱し、加熱された空気
が空調対象域に送られる。
なお、外気温度が極めて低く、ヒートポンプ式温風発生
装置の能力が不足する場合には、エンジン1に付設した
発電機28から温風循環系21に設けた補助電熱ヒータ
27に通電して温風の温度を上昇させる。
また温風の温度が所定以上に達した場合は、温風の温度
を検知して制御装置が作動し、クラッチ機構3を離反状
態となしてヒートポンプを停止させ温風の温度上昇を抑
制する。
かくして、温風の温度に即応してクラッチ機構3が嵌脱
され、これによってヒートポンプが発停して温風循環系
21の放熱器24を通過する温風が所定温度に維持され
、空調対象域に送られる空気温度が一定に保たれる。
本考案の暖房装置は以上述べた如くヒートポンプ式温風
発生装置の熱媒圧縮機とエンジンとをクラッチ機構を介
して連結し、かつヒートポンプ式温風発生装置の温風循
環系にエンジンの排熱回収用熱交換器を組み込んで、エ
ンジンの機械的出力および排出熱の双方を温風の加熱に
利用出来るようにしたものであるから、従来の直焚式暖
房装置と比較して、気温0℃の条件下において約20〜
30%の燃料費を節約することが出来ると共に、装置の
移動が容易であり、また、装置全体の動力源をエンジン
の出力によって賄う場合は商用電源が得られない場所で
の使用も可能であるなどのすぐれた効果を発揮する。
しかも、本考案の暖房装置は温風循環系に補助電熱ヒー
タを設け、該補助電熱ヒータにエンジンに付設した発電
機から通電を行って温風を補助的に加熱し得るようにな
っているため極寒時においても暖房用温風を所定温度ま
で上昇することが出来る外、ヒートポンプによりエンジ
ンの冷却水を冷却する構成となっているためエンジンの
運転時における過熱を防止し得るなどの利点もある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案のエンジン駆動ヒートポンプ式暖房装置の構
成を示す装置回路図である。 1・・・・・・エンジン、3・・・・・・クラッチ機構
、4・・・・・・ヒートポンプ式温風発生装置、7・・
・・・・凝縮器、11・・・・・・冷却水冷却用熱交換
器、12・・・・・・排気管、21・・・・・・温風循
環系、23・・・・・・排気熱回収用熱交換器、27・
・・・・・補助ヒータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.エンジンとヒートポンプ式温風発生装置とを、該ヒ
    ートポンプ式温風発生装置により加熱して得られる温風
    の温度変化に応じて作動するクラッチ機構を介して連結
    したエンジン駆動ヒートポンプ式暖房装置であって、前
    記ヒートポンプ式温風発生装置は温風循環系内を流通す
    る温風を加熱するための凝縮器と、エンジンの冷却水を
    冷却する熱交換器とを備えていると共に、前記エンジン
    の排気管には前記凝縮器で加熱された温風を通過させる
    排気熱回収用熱交換器が接続され、かつエンジンには前
    記温風循環系の温風を加熱する補助ヒータに通電する発
    電機が付設されていることを特徴とするエンジン駆動ヒ
    ートポンプ式暖房装置。 2、クラッチ機構が温風循環系内の温風の温度変化に応
    じて自動的に嵌脱する電磁クラッチである実用新案登録
    請求の範囲第1項記載のエンジン駆動ヒートポンプ式暖
    房装置。 3、エンジンがディーゼルエンジンである実用新案登録
    請求の範囲第1項記載のエンジン駆動ヒートポンプ式暖
    房装置。
JP1979166459U 1979-11-30 1979-11-30 エンジン駆動ヒ−トポンプ式暖房装置 Expired JPS5810885Y2 (ja)

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JPS5682408U JPS5682408U (ja) 1981-07-03
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JPS5969673A (ja) * 1982-10-14 1984-04-19 株式会社クボタ エンジン駆動式ヒ−トポンプ利用の熱源装置
JP2792185B2 (ja) * 1990-03-22 1998-08-27 株式会社デンソー 車両用空気調和装置
JP4588511B2 (ja) * 2005-03-29 2010-12-01 大阪瓦斯株式会社 空調・発電システム
JP6236735B2 (ja) * 2013-07-24 2017-11-29 三浦工業株式会社 ヒートポンプ

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