JPS58108545A - 電子写真用複合感光体 - Google Patents
電子写真用複合感光体Info
- Publication number
- JPS58108545A JPS58108545A JP20828081A JP20828081A JPS58108545A JP S58108545 A JPS58108545 A JP S58108545A JP 20828081 A JP20828081 A JP 20828081A JP 20828081 A JP20828081 A JP 20828081A JP S58108545 A JPS58108545 A JP S58108545A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- charge
- photoconductive layer
- photoreceptor
- layer
- transfer agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/12—Recording members for multicolour processes
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電子写真用複合感光体に関する0従来より知
られている2色複写法のうち2種の光導電層を積層し、
2回の帯電で各層互いに逆極性に帯電させ光を照射して
、例えば原稿−の白部に対しては各層とも放電し赤部に
対しては単層だけ放電して黒部とは潜像極性が反転した
ものとなり、これを現像、転写する方法は、露光は一度
でよべ複写速度が速い上、色ズレ等がないという特徴を
有している。
られている2色複写法のうち2種の光導電層を積層し、
2回の帯電で各層互いに逆極性に帯電させ光を照射して
、例えば原稿−の白部に対しては各層とも放電し赤部に
対しては単層だけ放電して黒部とは潜像極性が反転した
ものとなり、これを現像、転写する方法は、露光は一度
でよべ複写速度が速い上、色ズレ等がないという特徴を
有している。
上記2色複写法に使用される感光体は・一般に導電性支
持体上に、第一光導電層を、更にこの上に直接又は中間
層を介して第二光導電層を設けてなるものである。
持体上に、第一光導電層を、更にこの上に直接又は中間
層を介して第二光導電層を設けてなるものである。
従来、第一光導電層構成素材には、S・又は8・化合物
或いはCd8が広く使用された@しかしながら、S・又
はS・化合物では、光導電層を形成する際に熱処理かで
館ず、結晶化しやすいため、感屓の低下を招きやすかっ
た。又、cd8では安全性の問題があったり 他に1電荷発生剤や電荷移動剤を分散せしめた有機分散
感光体が提案されているが1この場合には一次帯電の際
にも露光しなければ基板から正孔を注入することができ
ないという欠点を有するものであった。
或いはCd8が広く使用された@しかしながら、S・又
はS・化合物では、光導電層を形成する際に熱処理かで
館ず、結晶化しやすいため、感屓の低下を招きやすかっ
た。又、cd8では安全性の問題があったり 他に1電荷発生剤や電荷移動剤を分散せしめた有機分散
感光体が提案されているが1この場合には一次帯電の際
にも露光しなければ基板から正孔を注入することができ
ないという欠点を有するものであった。
本発明の目的は、上記欠点を解決した感光体を提供する
ことにありt本発明者らは鋭意栖討を重ねた結果、本発
明を完成するに至った〇、即ち、本発明は、可視光領域
の一部有影色光に対し感度を有し、他の有彩色光を透過
する第二光導電層と、この第二光導電層を透過する有彩
色光に対し感度を有する第一光導電層とを導電性支持体
上に第一光導電層、直接或いは中間電荷制御層を介して
第二光導電層の順で積層してなり、これに負極性の一次
帯電を施した後、正極性又は交流の二次帯電を施し〜更
に黒部及び有彩色部を有する原稿を介して露光すること
により、前記各色ISK対応する表面電位が互いKII
&極性で表われる。
ことにありt本発明者らは鋭意栖討を重ねた結果、本発
明を完成するに至った〇、即ち、本発明は、可視光領域
の一部有影色光に対し感度を有し、他の有彩色光を透過
する第二光導電層と、この第二光導電層を透過する有彩
色光に対し感度を有する第一光導電層とを導電性支持体
上に第一光導電層、直接或いは中間電荷制御層を介して
第二光導電層の順で積層してなり、これに負極性の一次
帯電を施した後、正極性又は交流の二次帯電を施し〜更
に黒部及び有彩色部を有する原稿を介して露光すること
により、前記各色ISK対応する表面電位が互いKII
&極性で表われる。
電子写真用複合感光体において、第一光導電層が光を吸
収し電荷発生層を有する電荷発生剤と該電荷を輸送する
電荷移動剤との均−分散系よりなり、かつ前記電荷移動
剤の相対的イオン化がテンシャルが2 ? O@V以下
であることを特徴とするものである・ 以下1本発明を添付の図面に基づいて詳述する0 111図及び第2図は本発明の感光体の概略図である。
収し電荷発生層を有する電荷発生剤と該電荷を輸送する
電荷移動剤との均−分散系よりなり、かつ前記電荷移動
剤の相対的イオン化がテンシャルが2 ? O@V以下
であることを特徴とするものである・ 以下1本発明を添付の図面に基づいて詳述する0 111図及び第2図は本発明の感光体の概略図である。
図中1は導電性支持体、2は電荷輸送剤及び電荷発生剤
よりなる第一光導電層、3は中間電荷制御層、4は単層
淑第二光導電層、4′は電荷発生層41及び電荷輸送層
42よりなる積層履第二光導電層である。ここで第一光
導電層2の厚さは10〜50μm、中間電流制御層3の
厚さは0.3〜3μm1単層型第二光導電層4の厚さは
10〜30 fim s積層fIi第二光導電層4′の
電荷発生層41の厚さは0.1〜1μm、同じく電荷輸
送層42の厚さは10〜30 j41Hの範囲が適当で
ある・ 本発明の最も特徴とする2の第一光導電層は、光を吸収
し電荷発生する電荷発生剤とその発生した電荷を移動す
る電荷移動剤を均一分散して成り、電荷移動剤と導電性
支持体(電極基板)の仕事関数の関係を遣宣遍択を行っ
て一次負帯電を施した際、対極側の正孔を露光なく感光
体中に注入する働きを有するものである。 。
よりなる第一光導電層、3は中間電荷制御層、4は単層
淑第二光導電層、4′は電荷発生層41及び電荷輸送層
42よりなる積層履第二光導電層である。ここで第一光
導電層2の厚さは10〜50μm、中間電流制御層3の
厚さは0.3〜3μm1単層型第二光導電層4の厚さは
10〜30 fim s積層fIi第二光導電層4′の
電荷発生層41の厚さは0.1〜1μm、同じく電荷輸
送層42の厚さは10〜30 j41Hの範囲が適当で
ある・ 本発明の最も特徴とする2の第一光導電層は、光を吸収
し電荷発生する電荷発生剤とその発生した電荷を移動す
る電荷移動剤を均一分散して成り、電荷移動剤と導電性
支持体(電極基板)の仕事関数の関係を遣宣遍択を行っ
て一次負帯電を施した際、対極側の正孔を露光なく感光
体中に注入する働きを有するものである。 。
第一光導電層に電荷発生剤及び電荷移動剤を分散せしめ
た有機分散感光体においては、電荷移動剤の相対的イオ
ン化ボテ/シャルと対極側の正孔の感光体への注入とは
相関関係を有する。
た有機分散感光体においては、電荷移動剤の相対的イオ
ン化ボテ/シャルと対極側の正孔の感光体への注入とは
相関関係を有する。
本発明によれば1前記知見に基づいて電荷移動剤の相対
的イオン化ポテンシャルを2フ0・V以下とするととく
よって一次帯電・露光なしに対極側の正孔が十分に感光
体に注入される・また、この相対的イオン化4テンシヤ
ルは、電荷移動剤と2.4.7−)リニ)a−9−フル
オレノンを七ル8比でl:1に混合し、適当な溶媒中に
溶解し、この溶液の吸収スペクトルの−一りの波長λを
測定することにより、下記式から算出(但しエア;相対
的イオン化?テンシャル、h:ゾ2ンク定歎、0:光速
、λ:2−り波長、EA ’ 2 e 4 t) −ト
リエトロー9−フルオレノンの電子親和力) ここでIPが2.70・Vを越えると、−次負帯電時に
正電荷が電極から注入されない〇本発明で名会している
相対的イオン化?テンシャルは公知文献などにでて(る
学問的意味とは若干興なりドナーと、アクセプターによ
り溶成される電荷移動錯体の形成エネルギー値から便宜
上イオン化ポテンシャルとして用いているにすぎず通常
の意味とは興なるととに留意すべきである@ 次に、本発明に使用される電荷移動剤としては、下記式
■及び1で示されるヒドラゾン化合物、下記式Iで示さ
れるスチリ)w化合物、下記(■) (式中、l・は水素又はハロゲ/、ニトロ、アルキル、
アルコキシ基な表わす。) 第一光導電層において、これらの電荷発生剤と電荷移動
剤との混合割合は電荷発生剤lに対して電荷移動剤がh
〜Zoo倍量、好ましくは5−SO倍量である。
的イオン化ポテンシャルを2フ0・V以下とするととく
よって一次帯電・露光なしに対極側の正孔が十分に感光
体に注入される・また、この相対的イオン化4テンシヤ
ルは、電荷移動剤と2.4.7−)リニ)a−9−フル
オレノンを七ル8比でl:1に混合し、適当な溶媒中に
溶解し、この溶液の吸収スペクトルの−一りの波長λを
測定することにより、下記式から算出(但しエア;相対
的イオン化?テンシャル、h:ゾ2ンク定歎、0:光速
、λ:2−り波長、EA ’ 2 e 4 t) −ト
リエトロー9−フルオレノンの電子親和力) ここでIPが2.70・Vを越えると、−次負帯電時に
正電荷が電極から注入されない〇本発明で名会している
相対的イオン化?テンシャルは公知文献などにでて(る
学問的意味とは若干興なりドナーと、アクセプターによ
り溶成される電荷移動錯体の形成エネルギー値から便宜
上イオン化ポテンシャルとして用いているにすぎず通常
の意味とは興なるととに留意すべきである@ 次に、本発明に使用される電荷移動剤としては、下記式
■及び1で示されるヒドラゾン化合物、下記式Iで示さ
れるスチリ)w化合物、下記(■) (式中、l・は水素又はハロゲ/、ニトロ、アルキル、
アルコキシ基な表わす。) 第一光導電層において、これらの電荷発生剤と電荷移動
剤との混合割合は電荷発生剤lに対して電荷移動剤がh
〜Zoo倍量、好ましくは5−SO倍量である。
これらの材料には必W!に応じて結着剤を併用すること
ができる@結着剤としては?リエチレン、−リスチレン
、−リブタジエ/、スチレン−fメジエフ共重合体、ア
クリル酸エステル又はメタクリル駿エステルの重合体及
び共重合体、4リエステル、ポリアミド、ポリカーゼネ
ート、工4キシsrs、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、
アルキッド樹脂、セルロース系樹脂やポリ−N−−ニル
カル、1ゾール及びその誘導体等の結着性樹脂が挙げら
れる。
ができる@結着剤としては?リエチレン、−リスチレン
、−リブタジエ/、スチレン−fメジエフ共重合体、ア
クリル酸エステル又はメタクリル駿エステルの重合体及
び共重合体、4リエステル、ポリアミド、ポリカーゼネ
ート、工4キシsrs、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、
アルキッド樹脂、セルロース系樹脂やポリ−N−−ニル
カル、1ゾール及びその誘導体等の結着性樹脂が挙げら
れる。
第一光導電層においXは、電荷発生剤と電荷移動剤の混
合物1に対し前記結着剤を10−1710倍量、好まし
くは2〜175倍量配合して、適当な溶媒中で混合分散
して塗布液を調整すれば良いO 次に1導電性支持体(電極金属)としてはhlscus
黄銅、ステンレス、pd、 ag、 Au 1111の
表面酸化され難い金属、中でもPd%AgqAu等の仕
事関数の大きな金属からなる板:8nO@s In1O
1、Cu I %Cr C)m等の低電気抵抗の金属化
合物からなる板;前記金属又は金属化合物を真空蒸着、
スノ臂ツタリング、イオンブレーティングなどの方法で
被覆したプラスチックフィルム又は紙等が使用される〇 但し、使用する電荷移動剤の種類、特に前述した相対的
イオン化ポテンシャルの値によって電極金属を適宜選択
して使用する。
合物1に対し前記結着剤を10−1710倍量、好まし
くは2〜175倍量配合して、適当な溶媒中で混合分散
して塗布液を調整すれば良いO 次に1導電性支持体(電極金属)としてはhlscus
黄銅、ステンレス、pd、 ag、 Au 1111の
表面酸化され難い金属、中でもPd%AgqAu等の仕
事関数の大きな金属からなる板:8nO@s In1O
1、Cu I %Cr C)m等の低電気抵抗の金属化
合物からなる板;前記金属又は金属化合物を真空蒸着、
スノ臂ツタリング、イオンブレーティングなどの方法で
被覆したプラスチックフィルム又は紙等が使用される〇 但し、使用する電荷移動剤の種類、特に前述した相対的
イオン化ポテンシャルの値によって電極金属を適宜選択
して使用する。
即ち、移動剤のイオン化ポテンシャルと金属の仕事関数
の関係から決定される◎ 例えば、前記中成のR1:エテル基、−:メチル基の電
荷移動剤を使用した場合には、Paを電極金属として使
用することは好ましいが、klは好ましくない@ 本発明においては第二光導電層は、単層m4又は積層溜
4′のいずれも使用可能であり1貴帯電が可能なものを
使用する・単層源の場合には電荷移動剤及び顔料等の電
荷発生剤を樹脂等に均一分散し、積層厘の場合には電荷
輸送層と電荷発生層に分散させる@ 3の中間電流制御層は第一光導電層と第二先導電層との
間に必要に応じて形成されるもので、これら層間の電流
の通過を阻止し、また場合によっては更に光学的フィル
ター効果を上げるために用いられる。このような中間電
流制御層には前述のような樹脂結着剤のような有機材料
或いは酸化ケイ素、フッ化!グネシウムなどの無機材料
が使用される◎ 次に1本発明の感光体を用いて2色の画像を形成する方
法を有彩色光として赤色光を用いた例で183〜6図に
従って説明する@ プロセスI(第3〜4図参照) このプロセスで使用される複合感光体は第一光導電層2
が少くとも赤色部に感度を有するものであるが、第二光
導電層4.4′が青色光を実質的に吸収し、且つ光感度
を有するものであれば、パンクロマチックのものでもよ
い@このような感光体に対してはまず暗中で一次負帯電
を行なって第二光導電層4.4′だけを帯電させた後(
第3図■)、二次正帯電を行なって表面電位の極性を正
に反転させる(第3図1)。
の関係から決定される◎ 例えば、前記中成のR1:エテル基、−:メチル基の電
荷移動剤を使用した場合には、Paを電極金属として使
用することは好ましいが、klは好ましくない@ 本発明においては第二光導電層は、単層m4又は積層溜
4′のいずれも使用可能であり1貴帯電が可能なものを
使用する・単層源の場合には電荷移動剤及び顔料等の電
荷発生剤を樹脂等に均一分散し、積層厘の場合には電荷
輸送層と電荷発生層に分散させる@ 3の中間電流制御層は第一光導電層と第二先導電層との
間に必要に応じて形成されるもので、これら層間の電流
の通過を阻止し、また場合によっては更に光学的フィル
ター効果を上げるために用いられる。このような中間電
流制御層には前述のような樹脂結着剤のような有機材料
或いは酸化ケイ素、フッ化!グネシウムなどの無機材料
が使用される◎ 次に1本発明の感光体を用いて2色の画像を形成する方
法を有彩色光として赤色光を用いた例で183〜6図に
従って説明する@ プロセスI(第3〜4図参照) このプロセスで使用される複合感光体は第一光導電層2
が少くとも赤色部に感度を有するものであるが、第二光
導電層4.4′が青色光を実質的に吸収し、且つ光感度
を有するものであれば、パンクロマチックのものでもよ
い@このような感光体に対してはまず暗中で一次負帯電
を行なって第二光導電層4.4′だけを帯電させた後(
第3図■)、二次正帯電を行なって表面電位の極性を正
に反転させる(第3図1)。
次に黒部及び赤部な有する原稿5を介して画像露光を行
なうと、感光体の黒部対応部分の電位は正のままで変ら
ないが、赤部対応部分の電位は負に逆転し、また白部対
応部分の電位ははぼ0となる(第3図■)。更に、図示
していないが、こうして形成された正の黒色潜像及び負
の赤色潜像を夫々負帯電黒トナー及び正帯電赤トナーで
逐次現像し、紙などの転写部材に転写し定着すれば、赤
、黒2色のコ♂−が得られる◎なお14図に前記各工程
毎の感光体の表面電位の変化を示した〇 プロセスI (IIs〜6図参照) このシーセスで使用される複合感光体は第一光導電層2
が少くとも青色に感度を有するものであるが、第二光導
電層4.4′が赤色を実質的に@収するものであれば、
ノぐ/りpマチックのものでもよい。一方、第二光導電
層4.4′は少くとも赤色部に感度を有し、且つ第一光
導電層2が感度を有する領域の光を透過させるものでな
ければならない。
なうと、感光体の黒部対応部分の電位は正のままで変ら
ないが、赤部対応部分の電位は負に逆転し、また白部対
応部分の電位ははぼ0となる(第3図■)。更に、図示
していないが、こうして形成された正の黒色潜像及び負
の赤色潜像を夫々負帯電黒トナー及び正帯電赤トナーで
逐次現像し、紙などの転写部材に転写し定着すれば、赤
、黒2色のコ♂−が得られる◎なお14図に前記各工程
毎の感光体の表面電位の変化を示した〇 プロセスI (IIs〜6図参照) このシーセスで使用される複合感光体は第一光導電層2
が少くとも青色に感度を有するものであるが、第二光導
電層4.4′が赤色を実質的に@収するものであれば、
ノぐ/りpマチックのものでもよい。一方、第二光導電
層4.4′は少くとも赤色部に感度を有し、且つ第一光
導電層2が感度を有する領域の光を透過させるものでな
ければならない。
このような感光体に対してはまず暗中で一次負帯電を行
なって第二光導電層4.4′だけを帯電させた後(第5
図I)、−次帯電よりも低い電位の正帯電又は交流帯電
を行なって、極性はそのままで、電位を若干低下させる
(第5図1)。
なって第二光導電層4.4′だけを帯電させた後(第5
図I)、−次帯電よりも低い電位の正帯電又は交流帯電
を行なって、極性はそのままで、電位を若干低下させる
(第5図1)。
次いで183図1の場合と同様に画像露光を行なうと、
感光体の黒部対応部分の電位はそのままで変らないが、
白部対応部分の電位ははぼ0となり、また赤部対応部分
の電位は正極性に反転する(第6図I)。以下、トナー
の極性を変える他は第3図の場合と同様にして赤トナー
及び黒トナーで現像し、転写すれば所望の赤黒2色のコ
ぜ−が得られる・なお第6図に前記各工程毎の感光体の
表面電位の変化を示した0以上の電子写真プロセスは赤
、黒2色の原稿を用いた例であるが、これらのプロセス
は前記原稿に限られるものではなく、第−及び第二光導
電層の分光特性を適宜選択すれば、青−黒、赤−青、緑
−Aなどの2色原稿にも同様に適用できることは勿論で
ある◎ 以下に実施例を示す。
感光体の黒部対応部分の電位はそのままで変らないが、
白部対応部分の電位ははぼ0となり、また赤部対応部分
の電位は正極性に反転する(第6図I)。以下、トナー
の極性を変える他は第3図の場合と同様にして赤トナー
及び黒トナーで現像し、転写すれば所望の赤黒2色のコ
ぜ−が得られる・なお第6図に前記各工程毎の感光体の
表面電位の変化を示した0以上の電子写真プロセスは赤
、黒2色の原稿を用いた例であるが、これらのプロセス
は前記原稿に限られるものではなく、第−及び第二光導
電層の分光特性を適宜選択すれば、青−黒、赤−青、緑
−Aなどの2色原稿にも同様に適用できることは勿論で
ある◎ 以下に実施例を示す。
実施例1〜6
下記組成の溶液
前記(■)式の4がメチル基の化合物 1重量部ポ
リビニルブチラール 1重量部テト
2ヒドロ7ラン 10重量部をI−
ルミルにて3時間混合1111L、この溶液をPd蒸着
マイラーフィルム支持体上にドクターブレード塗布し乾
燥時の膜厚的20μmの第一光導電層を形成した〇 この第一光導電層を有する感光体に静電機測定装置(川
口電機社製)にて+sXv印加したところ、+1500
Vの表面電位が得られ1更に20111x−一の光で露
光すると半減露光量(E54)はgolmlX”lle
となった0一方、−6KV印加したところ、−ISOV
の表面電位しか得られず、印加を止めるとこの表面電位
はすぐOに減衰した・これは、支持体と第一光導電層と
の閏に整流性があることを示している。
リビニルブチラール 1重量部テト
2ヒドロ7ラン 10重量部をI−
ルミルにて3時間混合1111L、この溶液をPd蒸着
マイラーフィルム支持体上にドクターブレード塗布し乾
燥時の膜厚的20μmの第一光導電層を形成した〇 この第一光導電層を有する感光体に静電機測定装置(川
口電機社製)にて+sXv印加したところ、+1500
Vの表面電位が得られ1更に20111x−一の光で露
光すると半減露光量(E54)はgolmlX”lle
となった0一方、−6KV印加したところ、−ISOV
の表面電位しか得られず、印加を止めるとこの表面電位
はすぐOに減衰した・これは、支持体と第一光導電層と
の閏に整流性があることを示している。
次に1この感光体上に、錆フタロシアニ/をポリウレタ
ンに重量比で371の割合に分散したものを塗布して膜
厚的1μmの中間層を形成した。
ンに重量比で371の割合に分散したものを塗布して膜
厚的1μmの中間層を形成した。
更に、この上に
テアビリリクム染料 1重量部トリフ
ェニルメタ/ 60重量部ポリカー−ネ
ート 90重量部塩化メチレ/
400重量部からなる混合−液を塗布
乾燥して膜厚的30 amの第二光導電層を設けて本発
明の感光体(実施例1)t−得た0他に、電荷発生剤又
は電荷寥動剤を種々変えた以外は実施例1と同様に本発
明の感光体(実施例2〜6)を作製した@これらの感光
体を暗中にて一次帯電(コpす放電電圧−6KV)を施
し為次いで二次帯電(+BKV)した後、黒赤原稿で露
光して表面電位を測定した〇 結果を使用した電荷発生剤及び電荷移動剤部と共に11
1!に示した◎ (以下余白) 以上の結果から明らかなよ5に、本発明の感光体は高感
度を有し1.帯電同時露光なしに1駿な二色の分離電位
を示しており、鮮明な二色複写物を与えるものである。
ェニルメタ/ 60重量部ポリカー−ネ
ート 90重量部塩化メチレ/
400重量部からなる混合−液を塗布
乾燥して膜厚的30 amの第二光導電層を設けて本発
明の感光体(実施例1)t−得た0他に、電荷発生剤又
は電荷寥動剤を種々変えた以外は実施例1と同様に本発
明の感光体(実施例2〜6)を作製した@これらの感光
体を暗中にて一次帯電(コpす放電電圧−6KV)を施
し為次いで二次帯電(+BKV)した後、黒赤原稿で露
光して表面電位を測定した〇 結果を使用した電荷発生剤及び電荷移動剤部と共に11
1!に示した◎ (以下余白) 以上の結果から明らかなよ5に、本発明の感光体は高感
度を有し1.帯電同時露光なしに1駿な二色の分離電位
を示しており、鮮明な二色複写物を与えるものである。
第1図及び第2図は本発明の感光体の概略図を示す・第
3図〜第6図は電子写真プロセスの説明図である0 1・・・導電性支持体 2・・・第一光導電層4.4
′・・・第二光導電層 41・・・電荷発生層42・・
・電荷移動層 第1図 方2図
3図〜第6図は電子写真プロセスの説明図である0 1・・・導電性支持体 2・・・第一光導電層4.4
′・・・第二光導電層 41・・・電荷発生層42・・
・電荷移動層 第1図 方2図
Claims (1)
- 1、可視光領域の一部有彩色光に対し感度を有し、他の
有彩色光を透過する第二光導電層と、この第二光導電層
を透過する有彩色光に対し感tV*する第一光導電層と
を導電性支持体上KIN−光導電層、直接或いは中間電
荷制御層を介して第二光導電層の順で積層してなり、こ
れに負極性の一次帯電を施した後、正極性又は交流の二
次帯電を施し、更に黒部及び有彩色部を有する原稿を介
して露光することにより、前記各色部に対応する表面電
位が互いKM極性で表われる電子写真用複合感光体にお
いて、第一光導電層が光を吸収し電荷発生能を有する電
荷発生剤と該電荷を輸送する電荷移動剤との均−分散系
よりなり、かつ前記電荷移動剤の相対的イオン化ポテン
シャルがλフO@v以下であることを特徴とする電子写
真用複合感光体◇
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20828081A JPS58108545A (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 電子写真用複合感光体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20828081A JPS58108545A (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 電子写真用複合感光体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58108545A true JPS58108545A (ja) | 1983-06-28 |
Family
ID=16553621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20828081A Pending JPS58108545A (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 電子写真用複合感光体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58108545A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4558757A (en) * | 1983-06-06 | 1985-12-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Position coordinate input device |
EP0883031A2 (en) * | 1997-06-05 | 1998-12-09 | Xerox Corporation | Photoconductive imaging members |
-
1981
- 1981-12-23 JP JP20828081A patent/JPS58108545A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4558757A (en) * | 1983-06-06 | 1985-12-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Position coordinate input device |
EP0883031A2 (en) * | 1997-06-05 | 1998-12-09 | Xerox Corporation | Photoconductive imaging members |
EP0883031A3 (en) * | 1997-06-05 | 1999-02-03 | Xerox Corporation | Photoconductive imaging members |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4362798A (en) | Hydrazone and pyrazoline or acetosol yellow containing charge transport layer, photoconductor and electrophotographic process using the same | |
US4335194A (en) | Two color electrophotographic process and material | |
JP3717320B2 (ja) | 電子写真用感光体 | |
US3679405A (en) | Electrophotographic element having a series of alternate photoconductive and insulating layers | |
US3165405A (en) | Zinc oxide xerographic layers for bireflex copying | |
JPS6027026B2 (ja) | 電子写真方法及び装置 | |
US4063945A (en) | Electrostatographic imaging method | |
US4524117A (en) | Electrophotographic method for the formation of two-colored images | |
JPS58108545A (ja) | 電子写真用複合感光体 | |
US4420547A (en) | Photosensitive member for electrophotography having ultraviolet absorption layer | |
JPS561059A (en) | Electrophotographic receptor | |
JPH03257459A (ja) | 電子写真用感光体 | |
US4465749A (en) | Electrostatic charge differential amplification (CDA) in imaging process | |
JPS5865441A (ja) | 電子写真用複合感光体 | |
SU463275A3 (ru) | Электрофотографический элемент | |
JP2002258500A (ja) | 電子写真用感光体 | |
JP3781362B2 (ja) | 電子写真用感光体 | |
JPS60131537A (ja) | 電子写真用感光体 | |
JPS6354185B2 (ja) | ||
JPS58142344A (ja) | 電子写真用感光体 | |
JPH03160462A (ja) | マゼンタ感光性トナー | |
JPS58123547A (ja) | 電子写真用感光体 | |
JPS62249172A (ja) | 電子写真法 | |
JPS5821749A (ja) | 電子写真用複合感光体 | |
JPS5666851A (en) | Composite electrophotographic receptor |