JPH03160462A - マゼンタ感光性トナー - Google Patents

マゼンタ感光性トナー

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JPH03160462A
JPH03160462A JP1300366A JP30036689A JPH03160462A JP H03160462 A JPH03160462 A JP H03160462A JP 1300366 A JP1300366 A JP 1300366A JP 30036689 A JP30036689 A JP 30036689A JP H03160462 A JPH03160462 A JP H03160462A
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JP
Japan
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toner
magenta
formula
photosensitive
color
Prior art date
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Pending
Application number
JP1300366A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiyoshi Urano
浦野 彰良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、SOO〜600nmの波長域に光感度を有す
るマゼンタ感光性トナーに関し、さらに詳しくは、イエ
ロー シアンの各色に着色された感光性トナーと混合し
て用い、1回の露光および現像によりカラー画像を形成
する際に使用されるマゼンタ感光性トナーに関する。
(従来の技術) 近時、シアン、マゼンタ、およびイエローの各色にそれ
ぞれ着色された3種類の感光性トナーを用いて、1回の
露光および現像によりカラー画像を形成する方法が注月
されている。各感光性トナーは、それぞれの色とは補色
の関係にある色の光に感度を有しており、シアントナー
は赤色光に、マゼンタトナーは緑色光に、イエロートナ
ーは青色光にそれぞれ感度を有し、それぞれの光が露光
されることにより各感光性トナーが導電性を有するもの
である。
このような感光性トナーの混合物を用いたカラ一画像形
威力法の一例を説明する。
第2図は、電子写真複写機用の磁気ブラシ現像装置を示
したものであり、図中I3はシアントナーマゼンタトナ
ー イエロートナーの各感光性トナー14がそれぞれ所
定割合で混合収容されている混合室、13bは混合室1
3内に配設されるスリーブ、13cは攪拌器、また16
は混合室l3の側方に回転可能に配設された透明な導電
性支持ドラム16、3oは支持ドラム16内に配設され
た光源、l8は所定極性の電圧が印加されている転写装
置、2oは転写紙である。
上記混合室l3内にはキャリアl5が予め収容されてい
て、混合室13内に送給される各種類の感光性トナー1
4それぞれとキャリア15とが攪拌器13cにて攪拌さ
れて摩擦帯電される。J2擦帯電された感光性トナー1
4は、キャリアl5とともにスリーブ13bへ送給され
、該スリーブ13bの回転によりその周面で搬送されて
磁気ブラシを形戊する。スリーブ13bには所定極性の
バイアス電圧が印加されており、上記支持ドラム16と
スリーブ13bとの間には電界が形威されている。
上記支持ドラムl6内に配設された光#30は、混合感
光性トナーにおける各種類の感光性トナー14がそれぞ
れ感度を有する波長の光を出力し得る三種類の光源、す
なわち、緑色光源31、青色光#32、および赤色光源
33を有し、各色の光!31、32、および33から支
持ドラム16に向けて光が照射されるようになっている
。そして、透明な支持ドラム16を介して、支持ドラム
l6の非画像領域上の混合感光性トナーに、各光源31
〜33における所定の二つの光源から選択的に光が照射
されるよう構成されている。
次に、感光性トナーを用いたカラー画像形成方法の一例
を説明する。
上述したように、感光性トナー14とキャリアl5の摩
擦帯電により、スリーブ13b上に磁気ブラシが形成さ
れ、この磁気ブラシが支持ドラム16に接触する。この
とき、支持ドラム16とスリーブ13bとの間には電界
が形成されているので、支持ドラムl6上に混合感光性
トナー層17が形成される。この混合感光性トナー層l
7に対して各光源31〜33からスリ,ト露光が行われ
る。該スリット露光により、画像の緑色部分では緑色光
が、支持ドラム16を介して帯電状態の混合感光性トナ
ー層l7に照射され、該混合感光性トナー層l7におけ
るマゼンタトナーは導電性となって電荷を消失する。一
方、イエロートナーおよびシアントナーは導電性になら
ずに帯電状態を維持する。同様に、画像の青色部分では
、青色光が帯電状態の混合感光性トナーに照射されイエ
ロートナーが導電性になって電荷を.消失すると共に、
シアントナーおよびマゼンタトナーは帯電状態を維持す
る。さらに、画像の赤色部分では、赤色光が帯電状態の
混合感光性トナーに照射され、シアントナーは導電性に
なって電荷を消失すると共に、マゼンタトナーおよびイ
エ−ロートナーは帯電状態を維持する。そして、電荷を
消失した感光性トナーI4は、支持ドラム16表面から
離脱する。つまり、緑色光が照射された領域では、イエ
ロートナーとシアントナーが支持ドラム16上に保持さ
れ、同様に、青色光が照射された領域ではシアントナー
とマゼンタトナーが該支持ドラム16上に保持され、さ
らに赤色光が照射された領域ではマゼンタトナーとイエ
ロートナーが該支持ドラムl6上に保持されるのである
該支持ドラムl6上に保持された帯電状態の各感光性ト
ナーは、転写装置l8まで搬送されると、所定極性の電
圧が印加されて転写紙2o上に転写される。このとき、
支持ドラムl6の緑色光が照射された領域に付着してい
るイエロートナーとシアントナーは転写紙20上に転写
されて緑色に着色し、同様に、青色光が照射された支持
ドラム16上に付着しているシアントナーとマゼンタト
ナーは転写紙20上に転写されて青色に着色し、さらに
赤色光が照射された支持ドラム16上に付着しているマ
ゼンタトナーとイエロートナーは転写紙zo上に転写さ
れて赤色に着色する。このようにして、転写紙2oには
所望のカラー画像が形成されるのである。
ところで、このようなカラー画像形成方法に使用される
感光性トナーとして、カラー画像の混官を防止するため
には、用いる三色の感光性トナーの光感度波長域を分離
する必要があり、400〜50nm, 500〜600
n’m,及び600〜700nmに光感度を有する三種
類の感光性トナーが用いられている。
これらの感光性トナーとして、一般に結着樹北と、酸化
亜鉛と、増感色素とを含有するもので伯成されていた。
そして、緑色光に吸収を有する控感色素としては、ロー
ズベンガル、エリトロシンB等のトリフェニルメタン系
色素が従来から知られている。
(発明が解決しようとする課題) 一般に、色素を用いて増感した酸化亜鉛トナーの色味は
薄く、例えば、マゼンタ感光性トナー{J挑色である。
このため色素の添加量を増大して究感度の増大と色味の
向上が行われるが、従来の塙感色素では充分に満足でき
る結果が得られていない。このため、トナーの色味を濃
くする方法としては、染料、顔料等の着色剤を添加する
ことが考えられる。しかし、着色剤の添加量を増大させ
ると、光吸収が多くなりトナーの光感度が低下してしま
う欠点がある。このため、着色剤の添加量が少なく、し
かも濃く着色されるマゼンタ感光性トナーの開発が望ま
れている。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は上記の点に着目してなされたものであり、着色
剤を多量に添加することなく色味が濃く、しかも光感度
に比較的優れているマゼンタ感光性トナーを提供するこ
とにある。
(課題を解決するための手段) 本発明のマゼンタ感光性トナーは、酸化亜鉛と、増感色
素と、結着樹脂とを含有する500〜600nmの波長
域に光感度を有するマゼンタ感光性トナーであって、前
記増感色素が、一般式が、下式(I)で表されるシアニ
ン色素であり、そのことにより上記目的が達成される。
RはCH,、C2H5、n−C4Hg、n−C7H15
、CH2COOHSc2u4COOIIまたはally
lを示し、XはI, CL Br, Cl04、NO3
またはトリルスルホニルを示ス) (発明の好適態様) 本発明に使用されるマゼンタ感光性トナーは、電気絶縁
性の結着樹脂中に、光導電性材料として酸化亜鉛と、増
感色素として上記シアニン色素とを含有するものであり
、これらを溶剤に分散乃至相溶させ、このものを粉砕法
ないし噴霧法により粒状化させて作成される。
上記結着樹脂としては従来より公知の電気絶縁性松脂が
用いられ、例えば、スチレン系重合体、スチレンーブタ
ジエン共重合体、スチレンーアクリロニトリル共重合体
、スチレンーマレイン酸共重合体、アクリル系重合体、
スチレンーアクリル系共重合体、エチレンー酢酸ビニル
共重合体、ポリ塩化ビニル、塩化ビニルー酢酸ビニル共
重合体、ポリエステル、アルキッド樹脂、ポリアミド、
ポリウレタン、アクリル変性ウレタン樹脂、エボキシ樹
脂、ポリカーボネート、ポリアリレート、ボソスルホン
、ジアリルフタレート樹脂、シリコーン樹脂、ケトン樹
脂、ポリビニルブチラール1脂、ポリエーテル樹脂、フ
ェノール樹脂等、各種の重合体があげられる。また、ポ
リビニル力ルバゾール等の光導電性樹脂も、単独である
いは電気絶縁性樹脂と組合せて使用し得る。
本発明で用いられる増感色素としてのシアニン色素の市
販品としては、例えば構造式が下式(A〕で表されるN
K−79((m日本感光色素研究所製、最大吸収545
nmメタノール中)や、下式(B)で表されるNK−1
6 ((巾日本感光色素研究所製、最大吸収557rv
メタノール中)があげられる。シアニン色素は単独で使
用してもよく、あるいは複数種を併用してもよい。
上記酸化亜鉛は結着樹脂に対して3〜600重量%、特
に5〜500重量%の割合で用いるのが好ましい。
酸化亜鉛の量が上記範囲を越えると電荷保持特性が低下
する傾向にあり、また上記範囲よりも少なくなると、画
像の濃度やトナー感度が低下する傾向にある。また、上
記シアニン色素の配合割合は、酸化亜鉛に対して0.0
5〜じ.O重皿%が好ましく、さらに好ましくはO.1
〜2.0重fli%である。シアニン色素の配合割合が
上記範囲より多すぎると、感光性トナーの帯電性が低下
し、また光感度がやや低下する傾向にあり、シアニン色
素の配合割合が上記範囲より少なすぎると効果が小さい
本発明のマゼンタ感光性トナーには、上述した成分に、
公知の染料、顔料等の着色剤、ワックス類等のオフセッ
ト防止剤、圧力定着性付与剤等の助剤を公知の処方に従
って配合してもよい。
なお、本発明で光感度がよいとは、帯電されたトナー層
の初期の表面電位を測定し、露光(光照射)によって低
下した表面電位を測定して、効率よくトナー層の電荷が
消失されたことを意味する。
(発明の効果〉 本発明の感光性トナーは、着色力の強いシアニン色素を
使用することにより、少ない添加量で色味の濃いマゼン
タ感光性トナーを得ることができ、他のマゼンタ、シア
ンの各色に着色された感光性トナーと混合して、ワンシ
ョットカラーシステムに好適なマゼンタ感光性トナーを
提供することができる。
(実施例) 以下に、本発明を比較例及び実施例を挙げて具体的に説
明する。
止m 酸化亜鉛、SOXIOO (正同化学社製、商品名)・
・・100重量部 エリトロシンB・・・o.t5[tj1部スチレンーア
クリル樹脂、PA−525 (三井東圧化学社製、商品
名)・・・33重量部 トルエン・・・1000重量部 上記材料を充分に分散混合した後、スプレードライ法に
より平均粒径lOμmのマゼンタ感光性トナーAを得た
このトナーAをフエライトキャリアと混合して摩擦帯電
させ、電子写真複写機用の磁気ブラシ現像装置に役入し
て、その現像装置を用いてアルミニウム基盤上に感光性
トナーを均一に付着させてトナー層を形成した。そして
、このトナー層に、モノクロメーターより取り出した単
色光( 400nm〜850nm)を0.5秒間照射し
て、照射前の表面電位と照射後l.O秒後の表面電位を
測定し、デジタルオシロスコープに接続したコンピュー
ターにより表面電位の減衰率(最大表面電位減衰率)を
測定した。
その結果を第1図に示す。
丈韮』ロー エリトロシンBの代わりに、シアニン色素■−79(四
日本感光色素研究所製、商品名)を酸化亜鉛に対して0
.1重量%配合した以外は、比較例と同様にして平均粒
径10μmのトナーBを得た。
得られたトナーBについて、比較例lと同様にして最大
表面電位減衰率を測定した。その結果を第1図に示す。
第1図から明らかなように、増感色素として、シアニン
色素を用いたトナーBは、500〜600nmの波長域
で光感度を示し、SOOnm以上で大きく光感度が低下
するために、いわゆるワンショットカラーシステムにお
いて、混色が生じ難いマゼンタトナーであることが確認
された。また、比較例のトナーと実施例のトナーでは着
色力においても明かに差があり、実施例のトナーは濃い
色味を帯びていた。
4  ′  の   な! U 第1図は波長と表面電位減衰率との関係を示す図、第2
図はカラ一画像形戊の原理を示す概略図である。
l3・・・混合室、14・・・感光性トナー、15・・
・キャリ感度に優れたることのないの酸化亜鉛の増感能
がア、l6・・・支持ドラム、30・・・光源、3l・
・・緑色光源、32・・・青色光源、33・・・赤色光
源。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、酸化亜鉛と、増感色素と、結着樹脂とを含有する5
    00〜600nmの波長域に光感度を有するマゼンタ感
    光性トナーであって、 前記増感色素が、一般式が、下式( I )で表されるシ
    アニン色素であるマゼンタ感光性トナー。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、▲数式、化学式、表等があります▼は▲数式、
    化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等
    があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼は▲数式、化学式、
    表等があります▼または▲数式、化学式、表等がありま
    す▼を示し、 RはCH_3、C_2H_5、n−C_4H_9、n−
    C_7H_1_5、CH_2COOH、C_2H_4C
    OOHまたはallylを示し、XはI、Cl、Br、
    ClO_4、NO_3またはトリルスルホニルを示す)
JP1300366A 1989-11-17 1989-11-17 マゼンタ感光性トナー Pending JPH03160462A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5260158A (en) * 1990-06-19 1993-11-09 Mita Industrial Co., Ltd. Photoconductive toner comprising a sensitizer dye
JP2005074624A (ja) * 2003-08-28 2005-03-24 Muller Martini Holding Ag 回転裁断装置の刃を研磨する方法ならびにこの方法を実施するための回転裁断装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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