JPS5810319A - 複合焼結接点 - Google Patents
複合焼結接点Info
- Publication number
- JPS5810319A JPS5810319A JP10902581A JP10902581A JPS5810319A JP S5810319 A JPS5810319 A JP S5810319A JP 10902581 A JP10902581 A JP 10902581A JP 10902581 A JP10902581 A JP 10902581A JP S5810319 A JPS5810319 A JP S5810319A
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- sintered
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は層状をなす複合焼結接点に関する。
電気機器の回路開閉部に用いられる電気接点としては、
（、）良好な導電性および接触抵抗性を有することが要
求され、さらに（ｂ）高い耐圧性が要求される。しかし
ながら、これらめ性質を同時に満足する単一材料は現在
のところ見当らない。そこで、従来は上記（ａ） （ｂ
）の性質をバランスさせたものが用いられている。例え
ばノーヒユーズブレーカに設けられる電気接点として、
高導電成分である銀（Ａｇ ）と炭化タングステン（Ｗ
Ｃ）またはタングステンとの混合粉末で形成された焼結
接点が用いられているが、要求される特性によって銀量
の含有量を変えている。また、接点を接点接触部と高耐
圧部とに分割し、これらをろう付けしたものが考えられ
ている。しかしながら、前者は導電性および耐圧性とい
う相反する特性をバランスさせたものであって適用範囲
が限られ、より厳しい使用に耐えられない難点がある。
（、）良好な導電性および接触抵抗性を有することが要
求され、さらに（ｂ）高い耐圧性が要求される。しかし
ながら、これらめ性質を同時に満足する単一材料は現在
のところ見当らない。そこで、従来は上記（ａ） （ｂ
）の性質をバランスさせたものが用いられている。例え
ばノーヒユーズブレーカに設けられる電気接点として、
高導電成分である銀（Ａｇ ）と炭化タングステン（Ｗ
Ｃ）またはタングステンとの混合粉末で形成された焼結
接点が用いられているが、要求される特性によって銀量
の含有量を変えている。また、接点を接点接触部と高耐
圧部とに分割し、これらをろう付けしたものが考えられ
ている。しかしながら、前者は導電性および耐圧性とい
う相反する特性をバランスさせたものであって適用範囲
が限られ、より厳しい使用に耐えられない難点がある。
また、後者は両者の接合強度が小さく短期間の使用で剥
離し易く、甘た鍜と銅との合金である銀ろうに含１れる
鋼が接点接触部に拡散して酸化し接触抵抗ヲ篩めること
か考えられる。
離し易く、甘た鍜と銅との合金である銀ろうに含１れる
鋼が接点接触部に拡散して酸化し接触抵抗ヲ篩めること
か考えられる。
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、接点接触部
と高耐圧部とを一体に粉末成形したものをそのまま焼結
成形することにより、両者の接合強度が大で性能の低下
を防止した複合焼結接点を提供するものである。
と高耐圧部とを一体に粉末成形したものをそのまま焼結
成形することにより、両者の接合強度が大で性能の低下
を防止した複合焼結接点を提供するものである。
以下本発明について説明する。
第１図は本発明の複合焼結接点の一実施例を示している
。図中１は接点接触部、２は高耐圧部、３は合金固定部
である。接点接触部１は例えば重量比で鋼５０〜６０％
と残部炭化タングステンとの粉末で形成され、高耐圧部
２は例えば銀２５％と残部炭化タングステンとの粉末で
形成されている。接点接触部１は必要な通電性および接
触抵抗を得るために高耐圧部２に比して銀の割合を大き
くしてあり、高耐圧部２は必要な耐圧性全得るために接
点接触部１に比して銀の割合を小さくしである。この割
合は５０％以上あることが好捷しい。合金固定部３は台
金４と接合固定するために使用するもので、接点接触部
１と高耐圧部２に比して薄肉全なし、台金４とのろう付
は性を考慮して銀の割合が接点接触部１と同じ才たけそ
れ以」二の大きさである銀と炭化タングステンまたはタ
ングステンとの混合粉末、例えば銀５０〜６０％と残部
炭化タングステンとの粉末で形成されている。そして、
接点接触部１と高耐圧部２と合金同定部３は夫々順に層
状な構造をなし、重ねた状態で一体に加圧成形され且つ
そのまま一体に焼結されている。このため、接点接触部
１と高耐圧部２と合金固定部３は焼結により各接合部が
夫々直接に一体に融合して強固に固着し、長期の使用に
より剥離することか々い犬なる接合強度で接合しており
、且つ銀ろう付を行なわないので、接点接触部１は銀ろ
うに含まれる銅成分によ多接触抵抗が増大することがな
く良好な接触抵抗を保持できる。
。図中１は接点接触部、２は高耐圧部、３は合金固定部
である。接点接触部１は例えば重量比で鋼５０〜６０％
と残部炭化タングステンとの粉末で形成され、高耐圧部
２は例えば銀２５％と残部炭化タングステンとの粉末で
形成されている。接点接触部１は必要な通電性および接
触抵抗を得るために高耐圧部２に比して銀の割合を大き
くしてあり、高耐圧部２は必要な耐圧性全得るために接
点接触部１に比して銀の割合を小さくしである。この割
合は５０％以上あることが好捷しい。合金固定部３は台
金４と接合固定するために使用するもので、接点接触部
１と高耐圧部２に比して薄肉全なし、台金４とのろう付
は性を考慮して銀の割合が接点接触部１と同じ才たけそ
れ以」二の大きさである銀と炭化タングステンまたはタ
ングステンとの混合粉末、例えば銀５０〜６０％と残部
炭化タングステンとの粉末で形成されている。そして、
接点接触部１と高耐圧部２と合金同定部３は夫々順に層
状な構造をなし、重ねた状態で一体に加圧成形され且つ
そのまま一体に焼結されている。このため、接点接触部
１と高耐圧部２と合金固定部３は焼結により各接合部が
夫々直接に一体に融合して強固に固着し、長期の使用に
より剥離することか々い犬なる接合強度で接合しており
、且つ銀ろう付を行なわないので、接点接触部１は銀ろ
うに含まれる銅成分によ多接触抵抗が増大することがな
く良好な接触抵抗を保持できる。
また、接点接触部１と高耐圧部２には銀と炭化タングス
テンまたはタングステンとの粉末の焼結性を高めるため
に寄与するコパル） （Ｃｏ）またはニッケル（Ｎ１）
の少なくとも一方が微少量０．０１〜１チ添加されるこ
とが許容される。このコバルト捷たはニッケルの少なく
とも一方は高耐圧部２での添加割合が接点接触部１での
添加割合より犬なるように添加されている。このため、
接点接触部１と高耐圧部２は熱膨張率が同じであり、焼
結時にそりを生じずに平坦な状態に保持されている。
テンまたはタングステンとの粉末の焼結性を高めるため
に寄与するコパル） （Ｃｏ）またはニッケル（Ｎ１）
の少なくとも一方が微少量０．０１〜１チ添加されるこ
とが許容される。このコバルト捷たはニッケルの少なく
とも一方は高耐圧部２での添加割合が接点接触部１での
添加割合より犬なるように添加されている。このため、
接点接触部１と高耐圧部２は熱膨張率が同じであり、焼
結時にそりを生じずに平坦な状態に保持されている。
この複合焼結接点は合金固定部３を例えば銅または銅合
金からなる台金４上に銀ろう付けにより接合固定して電
気接点として使用する。
金からなる台金４上に銀ろう付けにより接合固定して電
気接点として使用する。
本発明の複合焼結接点全ＪＡ遺する場合について述べる
。まず、プレスの金型内に接点接触部１、高耐圧部２お
よび合金固定部３′ｆｃ形成する所定成分割合を有する
銀と炭化タングステンまたはタングステンとの混合粉末
を各部１〜３に夫々対応して層状にして光填し、全体全
加圧して各部１〜３が一体に層状をなす粉末成形体を成
形する。なお、接点接触部１と高耐圧部２を形成する粉
末には夫々所定割合をもってコバルトまたはニッケルの
いずれが一方またけ両方の粉末を添加する。次いで、粉
末成形体を焼結し５− て各部１〜３が一体に固着した焼結体を形成する。とこ
ろで、粉末成形体において各部１，２に夫々コバルトま
たはニッケルが添加されていないものは、接点接触部１
と高耐圧部２の熱膨張率が異なシ前者が大であるので、
焼結により第２図で示すように両部１，２にそりを生ず
る。
。まず、プレスの金型内に接点接触部１、高耐圧部２お
よび合金固定部３′ｆｃ形成する所定成分割合を有する
銀と炭化タングステンまたはタングステンとの混合粉末
を各部１〜３に夫々対応して層状にして光填し、全体全
加圧して各部１〜３が一体に層状をなす粉末成形体を成
形する。なお、接点接触部１と高耐圧部２を形成する粉
末には夫々所定割合をもってコバルトまたはニッケルの
いずれが一方またけ両方の粉末を添加する。次いで、粉
末成形体を焼結し５− て各部１〜３が一体に固着した焼結体を形成する。とこ
ろで、粉末成形体において各部１，２に夫々コバルトま
たはニッケルが添加されていないものは、接点接触部１
と高耐圧部２の熱膨張率が異なシ前者が大であるので、
焼結により第２図で示すように両部１，２にそりを生ず
る。
そこで、熱膨張率が小さな高耐圧部２への割合が犬とな
るように各部１．２にコバルトまたはニッケルのいずれ
か一方または両方を夫々添加して、接点接触部１と高耐
圧部２の熱膨張率を同じ大きさとすることができる。な
お、コバルトおよびニッケルは焼結時、ＷＣ又はＷ粒子
の結合性を助長しスケルトンを稠密化させる作用を有す
るものである。この特性を利用し添加量をコントロール
することによシ、焼結時に接点接触部１と高耐圧部２は
夫々熱膨張率が同じであるためにそりが発生せず、正常
な平坦な焼結体が得られる。そして、焼結体に対して銀
溶浸処理を施す。
るように各部１．２にコバルトまたはニッケルのいずれ
か一方または両方を夫々添加して、接点接触部１と高耐
圧部２の熱膨張率を同じ大きさとすることができる。な
お、コバルトおよびニッケルは焼結時、ＷＣ又はＷ粒子
の結合性を助長しスケルトンを稠密化させる作用を有す
るものである。この特性を利用し添加量をコントロール
することによシ、焼結時に接点接触部１と高耐圧部２は
夫々熱膨張率が同じであるためにそりが発生せず、正常
な平坦な焼結体が得られる。そして、焼結体に対して銀
溶浸処理を施す。
実施例
６−
実施例
接点接触部１、高耐圧部２および台金固定部３用として
、重量比でＡｇ ３５％、Ｃｏ０．０１％、ＷＣ残から
なる粉末、Ａｇ５％、Ｃｏ０．１％、ＷＣ残からなる粉
末およびｐ、ｇ ３５襲、Ｃｏ０．０１％、ＷＣ残から
なる粉末を層状にして成形圧１ ｔｏｎ／ｍ２で加圧し
て粉末成形体を成形し、次いで粉末成形体を（水素）雰
囲気、温度１１００℃、時間１時間の条件で焼結して焼
結体を得た。さらに焼結体に銀溶浸を施して接点を得た
。この接点と、従来のものを過負荷、耐久、短絡試験を
行ない特性全比較した。結果を表に示す。なお、特性は
従来の単一組成のものを１００とした相対評価で示した
。
、重量比でＡｇ ３５％、Ｃｏ０．０１％、ＷＣ残から
なる粉末、Ａｇ５％、Ｃｏ０．１％、ＷＣ残からなる粉
末およびｐ、ｇ ３５襲、Ｃｏ０．０１％、ＷＣ残から
なる粉末を層状にして成形圧１ ｔｏｎ／ｍ２で加圧し
て粉末成形体を成形し、次いで粉末成形体を（水素）雰
囲気、温度１１００℃、時間１時間の条件で焼結して焼
結体を得た。さらに焼結体に銀溶浸を施して接点を得た
。この接点と、従来のものを過負荷、耐久、短絡試験を
行ない特性全比較した。結果を表に示す。なお、特性は
従来の単一組成のものを１００とした相対評価で示した
。
表
表から明らか々ように本発明のものは、接触抵抗及び消
耗是が小さくかつ配圧性に優れるという接点として好ま
しい％性を有している。
耗是が小さくかつ配圧性に優れるという接点として好ま
しい％性を有している。
なお、本発明の接点は必要に応じて合金固定部を形成せ
ず、高耐圧部を直接合金に接合固定するようにしても良
い。
ず、高耐圧部を直接合金に接合固定するようにしても良
い。
に接合でき、また接点接触部の性質及び高耐圧部の性質
をそれぞれを充分発揮させることができる。
をそれぞれを充分発揮させることができる。
第１図は本発明接点の一実施例を示す断面図、第２図は
焼結時のそりの発生を示す説明図である。 １・・・接点接触部、２・・・高耐圧部、３・・・台金
固定部。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第１ 第２ ７
焼結時のそりの発生を示す説明図である。 １・・・接点接触部、２・・・高耐圧部、３・・・台金
固定部。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第１ 第２ ７
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、銀とタングステンまたは炭化タングステンとからな
る接点接触部と、この接点接触部の銀の成分割合より少
ない成分割合の銀とタングステンまたは炭化タングステ
ンとからなる高耐圧部とが東ねて一体に成形、焼結され
てなることを特徴とする抱合焼結接点。 ２、接点接触部の銀の成分割合と同じあるいはそれより
大なる成分割合の銀とタングステンまたは炭化タングス
テンとからなる合金固定部が、高耐圧部と重ねて一体に
成形、焼結されている特許請求の範囲第１項記載の複合
焼結接点。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10902581A JPS5810319A (ja) | 1981-07-13 | 1981-07-13 | 複合焼結接点 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10902581A JPS5810319A (ja) | 1981-07-13 | 1981-07-13 | 複合焼結接点 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5810319A true JPS5810319A (ja) | 1983-01-20 |
Family
ID=14499686
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10902581A Pending JPS5810319A (ja) | 1981-07-13 | 1981-07-13 | 複合焼結接点 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5810319A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61133529A (ja) * | 1984-11-30 | 1986-06-20 | 三菱電機株式会社 | 回路しや断器 |
| JPS61133528A (ja) * | 1984-11-30 | 1986-06-20 | 三菱電機株式会社 | 回路しや断器 |
| JPH0547253A (ja) * | 1991-08-12 | 1993-02-26 | Takaoka Electric Mfg Co Ltd | ローラ接触子 |
| WO2012014949A1 (ja) * | 2010-07-28 | 2012-02-02 | 株式会社徳力本店 | 電気接点材料 |
| JP2013134883A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-08 | Tokuriki Honten Co Ltd | 接触子の製造方法および接触子 |
| JP2013134889A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-08 | Tokuriki Honten Co Ltd | 電気接点材料およびその製造方法 |
-
1981
- 1981-07-13 JP JP10902581A patent/JPS5810319A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61133529A (ja) * | 1984-11-30 | 1986-06-20 | 三菱電機株式会社 | 回路しや断器 |
| JPS61133528A (ja) * | 1984-11-30 | 1986-06-20 | 三菱電機株式会社 | 回路しや断器 |
| JPH0547253A (ja) * | 1991-08-12 | 1993-02-26 | Takaoka Electric Mfg Co Ltd | ローラ接触子 |
| WO2012014949A1 (ja) * | 2010-07-28 | 2012-02-02 | 株式会社徳力本店 | 電気接点材料 |
| CN103109338A (zh) * | 2010-07-28 | 2013-05-15 | 株式会社德力本店 | 电接点材料 |
| JP5684809B2 (ja) * | 2010-07-28 | 2015-03-18 | 株式会社徳力本店 | 電気接点材料 |
| JP2013134883A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-08 | Tokuriki Honten Co Ltd | 接触子の製造方法および接触子 |
| JP2013134889A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-08 | Tokuriki Honten Co Ltd | 電気接点材料およびその製造方法 |
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