JPS58101737A - 油捕集用炭材及びその製造法 - Google Patents
油捕集用炭材及びその製造法Info
- Publication number
- JPS58101737A JPS58101737A JP56200120A JP20012081A JPS58101737A JP S58101737 A JPS58101737 A JP S58101737A JP 56200120 A JP56200120 A JP 56200120A JP 20012081 A JP20012081 A JP 20012081A JP S58101737 A JPS58101737 A JP S58101737A
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- JP
- Japan
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- coal
- carbonaceous material
- oil collecting
- oil
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- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は石炭を原料とした安価な中空の炭票粒子からな
る油捕集用粒状炭材及びその製造法に関するものである
。更に詳しくはカサ比重0.2〜0.4、比表面積50
〜220tt//fからなる油捕集用粒状炭材(以下、
炭材と略称する)及びその製造法に関するものである。
る油捕集用粒状炭材及びその製造法に関するものである
。更に詳しくはカサ比重0.2〜0.4、比表面積50
〜220tt//fからなる油捕集用粒状炭材(以下、
炭材と略称する)及びその製造法に関するものである。
水に浮遊した油あるいは懸濁した油を除去する油捕集用
炭材及びその製造法に関しては、従来石油ピッチやフェ
ノールマイクロバルンなどを原料とし、これらに予備処
理を施した後、加熱を行う方法がある。すなわち原料の
高軟化及び高粘度化対策を講するニーを終えたものを瞬
間的に加熱処理し、原料を中空化する方法である。
炭材及びその製造法に関しては、従来石油ピッチやフェ
ノールマイクロバルンなどを原料とし、これらに予備処
理を施した後、加熱を行う方法がある。すなわち原料の
高軟化及び高粘度化対策を講するニーを終えたものを瞬
間的に加熱処理し、原料を中空化する方法である。
この方法は高価な原料とその予備処理費が嵩むとともに
、原料中の揮発分が石炭に比べ高い九め油捕集用炭材の
歩留抄が低く、そのため価格が高いとiう欠点がある。
、原料中の揮発分が石炭に比べ高い九め油捕集用炭材の
歩留抄が低く、そのため価格が高いとiう欠点がある。
本発明者らは、長年にわ九る各種石炭の特性調査研究の
結果、コークス用炭はその物性を利用することにより、
これから容易に新しい炭材を製造し得ることを見い出し
本発明に到った。
結果、コークス用炭はその物性を利用することにより、
これから容易に新しい炭材を製造し得ることを見い出し
本発明に到った。
すなわち本発明の炭材は、カサ比重0.2〜0.4、比
表面積50〜220d/f(以下BET法による測定)
の物性を有し、はソ球形に近い中空体の半成コークスで
ある。炭材はすべて欠に浮き、水面に浮いた油を効果的
に捕集し、しかも相互に凝集する現象を示す物性を有し
ている。油捕集後の炭材を水蒸気気流中で蒸留して油を
回収すると、残つ九炭材は再使用かで傘、これを数回繰
返しても油捕集能力は殆んど低下せず、第3図に示すよ
うな成積を示す。
表面積50〜220d/f(以下BET法による測定)
の物性を有し、はソ球形に近い中空体の半成コークスで
ある。炭材はすべて欠に浮き、水面に浮いた油を効果的
に捕集し、しかも相互に凝集する現象を示す物性を有し
ている。油捕集後の炭材を水蒸気気流中で蒸留して油を
回収すると、残つ九炭材は再使用かで傘、これを数回繰
返しても油捕集能力は殆んど低下せず、第3図に示すよ
うな成積を示す。
炭材の比表面積が50nl/f未満であれば油捕集能力
が著しく低下し本発明の目的が達成出来ず、220W?
/fを超えるものは本発明の方法では製造出来ない。又
、この時のカサ比重は0.2〜0.4となる。
が著しく低下し本発明の目的が達成出来ず、220W?
/fを超えるものは本発明の方法では製造出来ない。又
、この時のカサ比重は0.2〜0.4となる。
本明細書中の石炭とは瀝青炭、亜瀝青炭から選ばれた少
くとも1種の石炭で粘結性の高い石炭をいう。ここでい
う粘結性の高い石炭とはボタン指数4以上のものをさす
。この石炭の灰分が3wt%を超えるものは、製品であ
る炭材のカサ比重が大傘<、水面に浮かな−くなり好ま
しくない。
くとも1種の石炭で粘結性の高い石炭をいう。ここでい
う粘結性の高い石炭とはボタン指数4以上のものをさす
。この石炭の灰分が3wt%を超えるものは、製品であ
る炭材のカサ比重が大傘<、水面に浮かな−くなり好ま
しくない。
本発明の製造法としては、乾燥し九石炭を篩分けずその
まま粉砕機にかける通常粉砕法で粉砕するよ妙、ある所
望の粒度の簡にかけ篩上のものをその粒度以下に粉砕し
、これと先の篩下のものを混合する篩分は粉砕法を採用
して粉砕することが好ましい。篩分は粉砕法を採用する
場合、第1表に示すように通常粉砕法の場合より中間粒
変分が多くなり微粉が少くなるので、本発明の炭材歩留
りを向上させることが出来る。一方、0.25−以下の
微粉が15vt%を超えると、本発明の製造法ではサイ
クロンでの製品捕集率が低く経済的でない。
まま粉砕機にかける通常粉砕法で粉砕するよ妙、ある所
望の粒度の簡にかけ篩上のものをその粒度以下に粉砕し
、これと先の篩下のものを混合する篩分は粉砕法を採用
して粉砕することが好ましい。篩分は粉砕法を採用する
場合、第1表に示すように通常粉砕法の場合より中間粒
変分が多くなり微粉が少くなるので、本発明の炭材歩留
りを向上させることが出来る。一方、0.25−以下の
微粉が15vt%を超えると、本発明の製造法ではサイ
クロンでの製品捕集率が低く経済的でない。
本発明に使用する流動乾留炉としては内熱式攪拌流動炉
が特に好ましく、第1図に示すように乾留温度は400
〜750℃でなければならない。乾留温度400℃未満
のと勇は比表面積50 d/f以上の阪好な炭材を製造
出来ず、750℃を超えると”比表面積が減少する。し
かも炭材の炭素配列が等方性主体から異方性主体に移り
油捕集能力が低下し本発明の目的が達成されない。又乾
留時間は15分以下が好ましく、15分を超えると炭素
配列が異方性主体となると共に石炭粒子間の融着がおこ
り好ましくない。流動炉への給炭量、乾留温度、乾留時
間等の運転条件は実施者において、原料石炭の場類、粒
度等を勘案して適宜選択出来る。流動炉から出た炭材は
サイクロン等で捕集する。サイクロン上部から出る#R
1産物のタール、ガス、粉じん等は燃料等に別途使用出
来る。
が特に好ましく、第1図に示すように乾留温度は400
〜750℃でなければならない。乾留温度400℃未満
のと勇は比表面積50 d/f以上の阪好な炭材を製造
出来ず、750℃を超えると”比表面積が減少する。し
かも炭材の炭素配列が等方性主体から異方性主体に移り
油捕集能力が低下し本発明の目的が達成されない。又乾
留時間は15分以下が好ましく、15分を超えると炭素
配列が異方性主体となると共に石炭粒子間の融着がおこ
り好ましくない。流動炉への給炭量、乾留温度、乾留時
間等の運転条件は実施者において、原料石炭の場類、粒
度等を勘案して適宜選択出来る。流動炉から出た炭材は
サイクロン等で捕集する。サイクロン上部から出る#R
1産物のタール、ガス、粉じん等は燃料等に別途使用出
来る。
乾留温度500℃、乾留時′間10分の場合の原料石炭
重量に対する炭材歩留抄は、通常粉砕法で75〜85w
ttXXIIi分は粉砕法で80〜□ 90 wtXで
あった。
重量に対する炭材歩留抄は、通常粉砕法で75〜85w
ttXXIIi分は粉砕法で80〜□ 90 wtXで
あった。
父、本発明の炭材の比表面積と石油系軽油捕集重量との
関係を第2図に示す。
関係を第2図に示す。
以下、実施例により本発明を更に詳しく説明するが、こ
れに限定されるものではない。
れに限定されるものではない。
実施例1
瀝青炭(灰分1.33 wtX、揮発分33.25”t
l固定炭素63.93vtX、全硫黄1.53vj〜、
ボタン指数9.0)を6■の篩で篩分け、篩上をほとん
どの粒子が6園以下になるように砕いて篩下と混合した
。このものの粒度分布wtX次のようであった。
l固定炭素63.93vtX、全硫黄1.53vj〜、
ボタン指数9.0)を6■の篩で篩分け、篩上をほとん
どの粒子が6園以下になるように砕いて篩下と混合した
。このものの粒度分布wtX次のようであった。
熱
この石炭粒子を内緒攪拌式流動乾留炉に装入し、乾留温
度500℃で10分間乾留して炭材をつくつた。この炭
材の歩留抄は88 wtXであり、このカサ比重は0.
35、比表面積は134 tr?/fであった。
度500℃で10分間乾留して炭材をつくつた。この炭
材の歩留抄は88 wtXであり、このカサ比重は0.
35、比表面積は134 tr?/fであった。
この炭材各52を石油系軽油、石炭系軽油、石油系重油
が゛それぞれ十分に分散している水中に投入し炭材の油
捕集能力を試べたところ石油系軽油では0.98 f
oil/IF炭材であり、石炭系軽油では0.75 f
oN/f炭材であり、又石油系重油については0.9
0 f oil/7炭材であった。
が゛それぞれ十分に分散している水中に投入し炭材の油
捕集能力を試べたところ石油系軽油では0.98 f
oil/IF炭材であり、石炭系軽油では0.75 f
oN/f炭材であり、又石油系重油については0.9
0 f oil/7炭材であった。
実施例2
熟
実施例1に使用した瀝青炭粒子を内燃攪拌式流動炉で6
00℃で10分間乾留して炭材をつくった。この炭材の
歩留抄は85 wtXであり、カサ比重は0.30で比
表面積は1654tであった。該炭材の油捕集能力は石
油系軽油で1.05 f oll/f炭材であつ九。
00℃で10分間乾留して炭材をつくった。この炭材の
歩留抄は85 wtXであり、カサ比重は0.30で比
表面積は1654tであった。該炭材の油捕集能力は石
油系軽油で1.05 f oll/f炭材であつ九。
実施例3
実施例1に使用した瀝青炭粒子を内熱攪拌式流動炉で7
00℃で10分間乾留して炭材tつくった。この炭材の
歩留りは80wt%であり、カサ比重は0.26で比表
面積は2004tであった。該炭材の油捕集能力は石油
系軽油で1.10 t oil/f炭材であっ九。この
炎筒1図は乾留温度と炭材の比表面積の関係 。
00℃で10分間乾留して炭材tつくった。この炭材の
歩留りは80wt%であり、カサ比重は0.26で比表
面積は2004tであった。該炭材の油捕集能力は石油
系軽油で1.10 t oil/f炭材であっ九。この
炎筒1図は乾留温度と炭材の比表面積の関係 。
を示す。第2図は炭材の比表面積と石油系軽油捕集重量
との関係を示す。第3図は炭材の繰り返し使用回数と石
油系軽油捕集能力との関係を示す。
との関係を示す。第3図は炭材の繰り返し使用回数と石
油系軽油捕集能力との関係を示す。
$+を目
此V;1/L(’c)
Claims (3)
- (1)石炭を乾留してなるカサ比重0.2〜0゜4比表
面積50〜220 d/、−、f である油捕集用粒
状炭材。 - (2) 石炭を粉砕し、その大角さが0.25■以下
が15 vtXを超えないように粒度調整し、rILa
乾留炉を使用し温度範囲400〜750℃乾留時間15
分以下で乾留することを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の油捕集用粒状炭材の製造法。 - (3)石炭が瀝青炭、亜瀝育炭から選ばれた少くとも1
種の石炭で粘結性の高い石炭であ抄、その灰分が8wt
%以下である特許請求の範囲第2項記載の油捕集用粒状
炭材の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56200120A JPS58101737A (ja) | 1981-12-14 | 1981-12-14 | 油捕集用炭材及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56200120A JPS58101737A (ja) | 1981-12-14 | 1981-12-14 | 油捕集用炭材及びその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58101737A true JPS58101737A (ja) | 1983-06-17 |
JPH0221429B2 JPH0221429B2 (ja) | 1990-05-14 |
Family
ID=16419152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56200120A Granted JPS58101737A (ja) | 1981-12-14 | 1981-12-14 | 油捕集用炭材及びその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58101737A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0497905A (ja) * | 1990-08-15 | 1992-03-30 | Heiyou Shoji Kk | 活性炭材の通電賦活装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4832244A (ja) * | 1971-08-28 | 1973-04-27 | ||
JPS4921038A (ja) * | 1972-06-16 | 1974-02-25 | ||
JPS5626972A (en) * | 1979-08-13 | 1981-03-16 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | Oil-containing waste water-treating material comprising modified active carbon |
-
1981
- 1981-12-14 JP JP56200120A patent/JPS58101737A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4832244A (ja) * | 1971-08-28 | 1973-04-27 | ||
JPS4921038A (ja) * | 1972-06-16 | 1974-02-25 | ||
JPS5626972A (en) * | 1979-08-13 | 1981-03-16 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | Oil-containing waste water-treating material comprising modified active carbon |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0497905A (ja) * | 1990-08-15 | 1992-03-30 | Heiyou Shoji Kk | 活性炭材の通電賦活装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0221429B2 (ja) | 1990-05-14 |
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