JPS5810114Y2 - エンジンのオイルレベル測定器 - Google Patents

エンジンのオイルレベル測定器

Info

Publication number
JPS5810114Y2
JPS5810114Y2 JP5227379U JP5227379U JPS5810114Y2 JP S5810114 Y2 JPS5810114 Y2 JP S5810114Y2 JP 5227379 U JP5227379 U JP 5227379U JP 5227379 U JP5227379 U JP 5227379U JP S5810114 Y2 JPS5810114 Y2 JP S5810114Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
oil level
transparent rod
engine
photoconductive element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5227379U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55152429U (ja
Inventor
武司 河野
Original Assignee
マツダ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マツダ株式会社 filed Critical マツダ株式会社
Priority to JP5227379U priority Critical patent/JPS5810114Y2/ja
Publication of JPS55152429U publication Critical patent/JPS55152429U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5810114Y2 publication Critical patent/JPS5810114Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はエンジンのオイルレベル測定器に関するもの
である。
一般に、エンジンはその組立ての後に調整並びになじみ
を良くするためにある程度運転するが、オイルの消費が
まちまちで車輌に載せて出荷する前にオイルを補給して
定量にする必要がある。
従来、エンジンのオイルレベルを測定するにはエンジン
側部の検油棒用穴に装着している検油棒を抜き、検油棒
についているオイルを掃きとった後に差し込み、該操作
を反復してゲージにつくオイル位置によりオイルレベル
を測定しているが、下記に列挙する不具合があった。
■ 検油棒を抜いて、一度オイルを掃きとって後に再び
差し込むため、手数がかかり、かつ、オイルで手が濡れ
たりする。
■ 着火(アイドリング)運転中は、オイルが飛散し検
油棒に耐着するため、測定が出来ない。
■ オイルを補給する時、オイルを供給した後にオイル
レベルを測定し、所要量より不足の場合は更にオイルを
供給して再度オイルレベルを測定し、オイル供給、レベ
ル測定を繰返し行うため作業時間がかかり、かつ、無駄
なオイルの補給が行われやすい。
この考案は上記した従来の欠点を解消することを目的と
し、フレキシブルな透光性ある透明ロッドの周面に不透
光性のフレキシブルチューブで下端面を残して覆い、該
透明ロッドの下端面に所定間隔をあけてランプを取付け
ると共に上端部に光導電素子を取り付け、かつ、フレキ
シブルチューブにスライド可にゴム等の調整リングを外
嵌したセンサーゲージと、レベル測定時に上記光導電素
子と接続する電流検出器とを設け、上記調整リングをエ
ンジンによって異なるオイルレベルに応じて位置決めし
た後、透明ロッドの下端側をエンジンの検油棒用穴に差
し込み、上記調整リングでセンサーゲージを保持し、透
明ロッドの下端面とオイル位置との関係により変化する
光量を光導電素子で感知し、接続した電流検出器で検出
して、オイルレベルを検出器のメータで表わすようにし
たものであり、センサーゲージを検油棒用穴に差し込む
だけでエンジンの種類に関係なくオイルレベルを測定す
ることができ、さらに着火運転中の測定も可能としたこ
とを特徴とするエンジンのオイルレベル測定器を提供せ
んとするものである。
以下、この考案を図面に示す実施例により詳細に説明す
る。
1はセンサーゲイジ、2はセンサーゲイジ1と接続でき
る電流検出器である。
センサーゲイジ1はアクリル製のクリスタルロッド等よ
りなるフレキシブルで透光性を有する透明ロッド3の外
周を、光を透過しないビニールチューブ等よりなるフレ
キシブルチューブ4でロッド下端面3aのみを残して被
覆し、該ロッド下端面3aより所定の間隔をあけた下方
位置にコイルスプリング5を介してランプ6を取り付け
る一方、ロッド上端に光導電素子7を取り付けている。
上記ランプ6はフレキシブルチューブ4内を通した導線
8と接続し、フレキシブルチューブ4の上側より外方へ
伸ばした導線8の先端にプラグ9を取付け、ランプ用電
源10と接続したジャック11に差し込むとランプ6が
点灯するようにしている。
該透明ロッド3の上端に取り付ける光導電素子7として
、イオウとカドミウムが化合した硫化カドミウムを用い
、これは透明ロッド3からの光の光束量の変化を1/
100秒の速さで感知できるものである。
該光導電素子7は上記光の量が減ればその抵抗値が増加
するようになっている。
また、上記フレキシブルチューブ4の外周にはゴム等よ
りなる調整リング14を外嵌し、フレキシブルチューブ
4に適当なフリクションで保持されると共に、上下方向
(ロッド軸方向)にスライド可能としている。
上記構成のセンサーゲイジ1と接続される電流検出器2
には、光導電素子7に接続された導線12の先端プラグ
を接続するジャック15と、もうひとつの導線13の先
端プラグを接続するジャック16.17を設けており、
オイルの透明度が高い時はジャック17に、低い時はジ
ャック16に接続するようにしている。
上記検出器2はメータ18.電源19、スイッチ20.
増巾用トランジスタ21および抵抗22からなり、メー
タ18の一端は抵抗22を介してジャック15に、また
、メータ18の他端は電源19及びスイッチ20を直列
に介してジャック17にそれぞれ接続されている。
一方、トランジスタ21のコレクタCは抵抗22とメー
タ18との接続点に、エミッタEはジャック17に、ベ
ースBはジャック16にそれぞれ接続されている。
23はエンジンのオイルパン、24はオイルパンを固定
したクランクケース、25はクランクケース24に設け
た検油棒用穴、26はオイルパン23内のオイルである
次に、上記オイルレベル測定器によるオイルレベル測定
作用を説明する。
センサーゲイジ1を、透明ロッド3の下端側より検油棒
用穴25に差し込み、調整リング14を検油棒用穴25
の上面周縁に載置して、センサーゲイジ1を保持する。
この時、調整リング14はエンジンの種類に合わせて位
置決めし、所定のオイルレベルに透明ロッド下端面3a
が位置するようにしている。
ついで、ランプ6用のプラグ9を電源10側のジャック
11と接続してランプ6を点灯する。
同時に、ガソリンエンジンのようにオイルパン23内の
オイルの透明度が高いと思われる時は、導線12のプラ
グをジャック15に、導線13のプラグをジャック17
に接続し、スイッチ19をONし、光導電素子7に通電
する。
今、オイルパン23内のオイルレベルがランプ6の下方
にあると、透明ロッド下端面3aに達する光量は多く、
光導電素子7の抵抗値が小さく、メータ18は高い値を
示す。
そこで、センサーゲージ1をそのままにしてオイルをエ
ンジン上部の供給穴から補給することによってオイルレ
ベルが上昇して第2図のようにランプ6と透明ロッド下
端面3aの間に位置する。
この時にはオイルの上面位置によりランプ6から透明ロ
ッド下端面に達する光量はわずかに変化するが、第2図
に示す如く、透明ロッド下端面3aとオイル上面との間
に間隔があり空気層があるので、ランプ6より透明ロッ
ド下端面3aに達する光量は依然として多く、該光導電
素子7における抵抗値はほとんど減少せず、メータ18
が高い値を示したままで所定のオイルレベルにオイルが
達していないことを知ることができる。
さらに、オイルを補給し続けることによりオイルレベル
が上昇して第3図に示す如く、透明ロッド下端面3aに
接すると、透明ロッド下端面3aの下方に空気層がなく
なり、ランプ6から透明ロッド下端面3aに達する光量
はほとんどなくなり、光導電素子7の抵抗値が著しく増
加し、電流検出器2のメータ18が0位置を示しオイル
がオイルレベルに達していることを知ることができる。
この時に、オイル補給を完了する。
また、ディーゼルエンジンのようにオイルパン23内の
オイルの透明度が低いと思われる場合は導線13のプラ
グをジャック16側に接続する。
そして、調整リング14を位置決めした後にセンサーゲ
ージ1を検油棒用穴に差し込む。
この時、透明ロッド3に達する光量がオイルの透明度が
高い場合に比べて少ないがジャック16側に接続すると
、トランジスタ21のベースBには光導電素子7の抵抗
に反比例するベース電流が流れ込むため、コレクターC
側につないだメータ18には増巾された電流が流れ込み
、メータ18をフルスケールに振って指針する。
この場合にも、第2図の状態ではメータ18が高い値を
示し、第3図の状態ではメータ18は0を示して所定の
オイルレベルに達したことを知ることができる。
なお、透明ロッドはフレキシブルであるため、差し込み
時に破損することなく容易に入り、かつ、曲っても光を
通し、安定した測定が行い得る。
また、着火運転中に測定する場合、循環オイル分だけレ
ベルが下がった位置にオイルレベルを設定し、該オイル
レベル位置に透明ロッド下端面3aが位置するように調
整リング14をスライドさせる。
このように、オイルレベルを下げて設定することにより
着火運転中にもオイルレベルを測定できる。
すなわち、該運転中に測定する場合、オイル25の油面
が波打っているが、このセンサーゲージ1は該オイルが
透明ロッド下端面3aに達しているかいないかによりオ
イルレベルを検出するもので゛あって、従来の検油棒の
ように側面におけるオイルの付着具合で検出するものに
比べて、飛散するオイルで誤検出する可能性が少ないた
め、はぼ設定オイルレベルに達しているかいないかが判
別できる。
尚、設定したオイルレベルにオイルが達すると、ブザー
を鳴らす警報器を電流検出器に付設しておくと、オイル
補給時にブザーが鳴るまでオイルを供給すればよく、無
駄なオイル補給をなくすことがで゛きる。
また、カッリンエンジンで゛もオイルが汚れて透明度が
低くなっている場合には、プラグをジャック16に接続
すれば、オイルレベルを適確に測定できる。
以上の説明より明らかなように、この考案に係るオイル
レベル測定器によれば、センサーゲージをエンジンの検
油棒用穴に差し込むだけで、オイルが所定のレベルにあ
るか否かをメーター等により検出することができ、極め
て簡単かつ正確にオイルレベルが測定できる。
また、調整リングをスライドするだけで設定するオイル
レベルの変更が容易にできるので、大きさの異なるエン
ジンにも充分適用し得、さらにエンジンの着火運転中も
オイルレベルの測定ができる利点を有する。
その上、オイル補給時に作業時間がかからず、かつ、無
駄な補給を防止することができる等の種々の利点を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す図面、第2図及び第
3図は作用説明図である。 1・・・・・・センサーゲージ、2・・・・・・電流検
出器、3・・・・・・透明ロッド、4・・・・・・フレ
キシブルチューブ、5・・・・・・コイルスプリング、
6・・・・・・ランプ、7・・・・・・光導電素子、1
4・・・・・・調整リング、18・・・・・・メータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 透光性を持つフレキシブルな透明ロッドと、上記透明ロ
    ッドの上端に取り付けた光導電素子と、上記透明ロッド
    の周面を下端面を残して覆った不透光性のフレキシブル
    チューブと、 上記透明ロッドの下端側にその下端面に対して所定の間
    隔をあけて位置するように取り付けたランプと、 上記フレキシブルチューブにスライド可能に保持される
    オイルレベル設定用の調整リングと、上記光導電素子と
    接続するようにした電流検出器とからなり、 上記透明ロッドの下端側をエンジンの検油棒用穴にさし
    込んでオイルレベルと透明ロッド下端面との位置関係に
    より変化する光量を光導電素子で感知して電流検出器で
    オイルレベルを検出するようにしたことを特徴とするエ
    ンジンのオイルレベル測定器。
JP5227379U 1979-04-18 1979-04-18 エンジンのオイルレベル測定器 Expired JPS5810114Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5227379U JPS5810114Y2 (ja) 1979-04-18 1979-04-18 エンジンのオイルレベル測定器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5227379U JPS5810114Y2 (ja) 1979-04-18 1979-04-18 エンジンのオイルレベル測定器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55152429U JPS55152429U (ja) 1980-11-04
JPS5810114Y2 true JPS5810114Y2 (ja) 1983-02-24

Family

ID=28943151

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5227379U Expired JPS5810114Y2 (ja) 1979-04-18 1979-04-18 エンジンのオイルレベル測定器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5810114Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55152429U (ja) 1980-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4476714A (en) Engine oil level sensor
FR2362403A1 (fr) Dispositif de mesure de resistance comportant un circuit d'etalonnage automatique
JPS5810114Y2 (ja) エンジンのオイルレベル測定器
US1922362A (en) Liquid recording gauge
CN212779665U (zh) 一种船舶油仓温度检测用温度探头固定机构
GB2044934A (en) Apparatus and method for sensing an absorbent substance on a liquid surface
JP6458562B2 (ja) 残燃料量表示装置
KR100233738B1 (ko) 연료량 계측 장치
KR19980025506U (ko) 압력센서와 온도센서를 이용한 오일량 측정계
KR200377158Y1 (ko) 홀소자를 이용한 차량의 연료 잔량 측정 장치
EP2112481B1 (en) Device for reading the engine oil level
CN210375336U (zh) 一种带有双浮子的油位传感器
CN219495500U (zh) 一种商用车智能一体式机油油位温度传感器
US2901907A (en) Swimming pool temperature indicator
JPS5831069Y2 (ja) 自動二輪車用燃料計
CN207907995U (zh) 重锤料位计
KR100384138B1 (ko) 오일레벨 측정용 센서와 이 센서를 이용한 오일레벨측정장치
US2681570A (en) Liquid level gauge
JP2894706B2 (ja) 構造物のレベル測定装置
JPS637881Y2 (ja)
JPH0544751Y2 (ja)
JPH0181526U (ja)
JPS5812110Y2 (ja) 液面検出装置
KR890004514Y1 (ko) 엔진용 오일팬의 유량 감지장치
JPH0752590Y2 (ja) タンク測深ゲージ