JPH1199924A - ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents

ブレーキ液圧制御装置

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JPH1199924A
JPH1199924A JP26596897A JP26596897A JPH1199924A JP H1199924 A JPH1199924 A JP H1199924A JP 26596897 A JP26596897 A JP 26596897A JP 26596897 A JP26596897 A JP 26596897A JP H1199924 A JPH1199924 A JP H1199924A
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JP
Japan
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brake fluid
pressure
reservoir
chamber
actuator
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JP26596897A
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English (en)
Inventor
Moriharu Sakai
守治 酒井
Kanekichi Nagatani
金吉 永谷
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストアップを招かずに、リザーバに対する
完全な防水を実現する。 【解決手段】 リザーバ50は開放口50fがカバー5
0dにより気密状態に密閉されているので、直接、水が
リザーバ50に侵入するのを阻止できる。また、空気室
50cはケース室58に連通路60により連通されてい
る。ケース室58は電磁ソレノイド46a,48aが存
在するため、厳重な防水構造が形成されている。このた
め連通路60とケース室58とを介して連通口62によ
り外気と連通している空気室50cには、更に水が入り
にくく完全な防水を達成することができる。また、この
ようにケース室58側の膜64を利用しているため、従
来のごとくリザーバ50に外気とつながる連通口を設け
た場合に必要とされる各種の防水構造や膜64を設ける
必要がないので、連通路60を形成しても、製造コスト
を低減させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車などに用い
られるブレーキ液圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のABS制御やトラクショ
ンコントロール等に用いられるブレーキ液圧制御装置で
は、制動力を低下させる場合には、ホイールシリンダ側
からブレーキ液を排出していた。この排出されたブレー
キ液はマスタシリンダに戻す必要があるが、ブレーキ液
を戻すタイミングまではリザーバに一旦蓄積していた。
【0003】このようにリザーバは、ブレーキ液を吸入
したり放出したりするため、従来は、内部に設けられた
リザーバ室にピストンを配置し、リザーバ室内を区画し
て一方をブレーキ液収納室とし他方を空気室としていた
(実開平6−40402号公報)。
【0004】このような構成では、空気室を外気と連通
させることで、ピストンの移動を円滑なものとしてい
た。実開平6−40402号公報の例では、リザーバ室
はハウジングに開口する円筒状の孔として設けられ、そ
の内部にピストンを設けると共に、開口部は栓および弾
性シール部材にて覆っていた。そして、弾性シール部材
には溝が設けられて、ブレーキ液収納室へのブレーキ液
の吸入・放出時に、弾性シール部材が変形して溝が開
き、外気が空気室内に導入されたりあるいは空気室内か
ら外部に排出されるように構成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように、
直接、リザーバ室が外気を導入していると、弾性シール
部材によるシールは完全ではないため、空気室内部に水
が侵入して、リザーバ室内のピストンの移動を妨げた
り、リザーバ室内面やピストンの表面を変質させたりし
て、リザーバが正常に作動しなくなるおそれがあった。
【0006】また、弾性シール部材以外の部材で、溝の
開口部を完全に防水し空気のみを通過させるような部材
を用いたとしても、このような部材は高価であり、コス
トアップを招くこととなった。本発明は、コストアップ
を招かずに、リザーバに対する完全な防水を実現するこ
とを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】本発明の
ブレーキ液圧制御装置は、リザーバを外気に対して気密
状態で、ハウジングに設けている。このため、直接、水
がリザーバに侵入することはない。更に、リザーバ内部
は、連通路によりケース内に設けられたケース室に連通
されている。ケースは、ハウジングに固定されて、内部
のケース室にアクチュエータの一部を収納している。こ
のケース室もアクチュエータの動作に影響を与えないた
めに連通口を設けて外気に開放されている。したがっ
て、ケース室とその連通口を介して、リザーバ内部は外
気に連通されていることになり、リザーバはブレーキ液
の吸入と放出とを可能としている。
【0008】また、このように外気に対してはケース室
が間に存在するので、水の侵入は防止できる。なお、通
常は、この連通口はアクチュエータに水が悪影響を及ぼ
さないように、連通口の位置が水のかかりにくい場所と
されていたり、連通口の周囲に壁が設けられていたり、
あるいは連通口が、非透水性でかつ気体透過性の膜で覆
われているので、アクチュエータ自体の水侵入防止構造
が、同時にリザーバの完全防水を達成することにもなっ
ている。
【0009】また、リザーバ自体には連通口は存在しな
いので、リザーバが配置されているハウジング部分を他
の部材が覆っても問題なくなり、ハウジングやブレーキ
液圧制御装置自体の配置の自由度が高くなる。なお、前
記アクチュエータは通常、電磁式開閉弁であり、この場
合は、ハウジング内には、アクチュエータの開閉弁部分
が設けられ、ケース室内には、アクチュエータの電磁機
構部分が配置される。このように電磁式開閉弁の場合に
は、ケース室には、特に厳重に防水しなくてはならない
アクチュエータの電磁機構部分が配置されるので、前記
連通口は水の侵入が厳重に防止されている。このことか
ら、同じ連通口を利用するリザーバにも水の侵入が厳重
に防止される。
【0010】ブレーキ液圧制御装置が、ABS制御やト
ラクションコントロール等に用いられるタイプのもので
ある場合には、ハウジング内には、例えば、次のような
構成が配置される。すなわち、ブレーキ液圧発生手段と
車輪制動力発生手段とを結ぶ増圧系ブレーキ液経路と、
車輪制動力発生手段と前記リザーバとを結ぶ減圧系ブレ
ーキ液経路と、前記増圧系ブレーキ液経路と前記減圧系
ブレーキ液経路とを結ぶブレーキ液戻し経路と、前記増
圧系ブレーキ液経路に設けられ、前記増圧系ブレーキ液
経路の開閉状態を調整する前記アクチュエータとしての
増圧制御弁の開閉弁部分と、前記減圧系ブレーキ液経路
に設けられ、前記減圧系ブレーキ液経路の開閉状態を調
整する前記アクチュエータとしての減圧制御弁の開閉弁
部分と、前記ブレーキ液戻し経路に設けられ、前記増圧
系ブレーキ液経路から前記減圧系ブレーキ液経路へのブ
レーキ液の流れを阻止する逆止弁と、が設けられる。こ
の構成により、増圧制御弁と減圧制御弁との開閉状態を
車輪のスリップ率などに応じて制御することにより、A
BS制御やトラクションコントロール等を行うことがで
きる。
【0011】また、リザーバの構成としては、次のよう
な構成が挙げられる。例えば、ピストンと該ピストンに
より区画されたリザーバ室とを有し、該リザーバ室の区
画された一方をブレーキ液収納室とし、区画された他方
を空気室とし、前記連通路は、前記空気室と前記ケース
室とを連通することで、前記ピストンの摺動による前記
ブレーキ液収納室におけるブレーキ液の吸入と放出とを
可能とする構成である。空気室は、連通路、ケース室お
よび連通口を介して外気との間で自由に空気の吸入・排
出ができるので、ピストンの移動を妨げることが無く、
ブレーキ液収納室によるリザーバとしての機能を妨げる
ことはなく、同時に十分な防水がなされる。
【0012】更に、この場合、リザーバ室は、ハウジン
グの表面の内、ケースが固定されている位置に開口を設
けて形成し、この開口を連通路として空気室とケース室
とが連通するようにしても良い。
【0013】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]図1は、本発明が適用された実施の形
態1としての自動車のブレーキ液圧系統の構成を表わす
概略構成図である。
【0014】図1に示すごとく、車両の各車輪(左前輪
FL,右前輪FR,左後輪RL,右後輪RR)には、各
車輪FL〜RRに制動力を与えるための油圧式のブレー
キ装置2FL,2FR,2RL,2RR(以下、ホイー
ルシリンダあるいはW/Cと言う。)、および各車輪F
L〜RRの回転速度を検出するための車輪速度センサ4
FL,4FR,4RL,4RRがそれぞれ設けられてい
る。
【0015】一方、エンジン6(ここでは内燃機関であ
る。)から、変速機8および駆動軸11を介して出力さ
れるトルクは、ディファレンシャルギヤ10によって左
右後輪RL,RRの各々に分配されるようになってい
る。また、図示していない車体には前後方向の縦加速度
センサおよび左右方向の横加速度センサの両方の機能を
有するGセンサ14が設けられ、ブレーキペダル32の
操作時にオン(ON)状態となるストップスイッチ36
も設けられており、これらGセンサ14とストップスイ
ッチ36からの検出信号、および各車輪速度センサ4F
L〜4RRからの検出信号等が、電子制御装置20(以
下、ECUと言う。)に入力されている。
【0016】そして、ECU20は、これらの検出信号
に基づきブレーキペダル32の踏込によりブレーキ液を
吐出するマスタシリンダ34(以下、M/Cと言う。)
から各車輪FL〜RRのホイールシリンダ2FL〜2R
Rに至る油圧経路に設けられた油圧回路40(ブレーキ
液圧制御装置に相当する。)内の各種アクチュエータを
制御することにより、車両制動時に車輪FL〜RRに生
じたスリップを抑制するアンチスキッド制御(以下、A
BS制御と言う。)やトラクションコントロールを実行
している。
【0017】尚、ECU20は、CPU,ROM,RA
M等を備えたマイクロコンピュータを中心に構成されて
いる。なお、ABS制御およびトラクションコントロー
ル等の制動力制御用のECU20が実行する各処理は、
プログラムとして前記ROM中に記憶され、必要に応じ
て実行される。
【0018】次に、図2に基づいて油圧回路40につい
て説明する。図2では、4つの車輪FL,FR,RL,
RRの内の1輪についての油圧回路40について説明す
る。他の3つの車輪についても同様である。油圧回路4
0の構成は、ハウジング40aおよびハウジング40a
に水密的に密着して取り付けられているケース40b内
に配置されている。
【0019】ABS制御あるいはトラクションコントロ
ール等の制動力制御がなされていない状態では、マスタ
シリンダ34にて生じたブレーキ液圧は、増圧系ブレー
キ液経路42および開状態にある電磁式の増圧制御弁4
6の開閉弁部分46bを介して、ホイールシリンダ2F
L〜2RRに供給される。なお、増圧系ブレーキ液経路
42の途中で別の増圧系ブレーキ液経路44を分岐し
て、同系統のもう一つの車輪のホイールシリンダ2FL
〜2RRにも、別の電磁式の増圧制御弁46を介してブ
レーキ液圧が供給される。
【0020】また、増圧制御弁46部分にて増圧系ブレ
ーキ液経路42から分岐して、減圧系ブレーキ液経路4
7が設けられている。この減圧系ブレーキ液経路47
は、増圧制御弁46を通過しているが、増圧制御弁46
の開閉とは無関係に、ブレーキ液は通過可能である。
【0021】この減圧系ブレーキ液経路47は、減圧制
御弁48の開閉弁部分48bを介してリザーバ50に至
っている。ABS制御あるいはトラクションコントロー
ル等の制動力制御がなされていない状態では、減圧制御
弁48は閉状態にあるので、マスタシリンダ34にて発
生するブレーキ液圧の上昇が阻止されることはない。
【0022】なお、減圧系ブレーキ液経路47の一部お
よびブレーキ液戻し経路54の一部を利用したブレーキ
液経路49が、増圧制御弁46と並列に設けられ、途中
に逆止弁52が設けられて、ブレーキペダル32の踏み
戻し時等に、増圧制御弁46が閉じていても、ホイール
シリンダ2FL〜2RRからM/C34側へブレーキ液
が戻るのを可能にしている。
【0023】また、リザーバ50からは、ブレーキ液戻
し経路54が増圧系ブレーキ液経路42まで伸びて、必
要に応じてマスタシリンダ34側にリザーバ50に蓄積
されたブレーキ液を戻すことができる。なお、ブレーキ
液戻し経路54の途中には、逆止弁56が設けられ、マ
スタシリンダ34からリザーバ50へブレーキ液が逆流
するのを阻止している。
【0024】リザーバ50は、ハウジング40aに形成
されているリザーバ室50aをピストン50bによりブ
レーキ液収納室50cと空気室50dとに区画したもの
である。減圧系ブレーキ液経路47およびブレーキ液戻
し経路54は、リザーバ室50aの内、ブレーキ液収納
室50cに接続されている。
【0025】また、ピストン50bにより区画されて、
ブレーキ液収納室50cとは反対側に設けられた空気室
50dは、カバー50eにて外気に対して気密状態に密
閉されている。カバー50eとピストン50bとの間に
は、圧縮されたカバースプリング50fが配置されて、
ブレーキ液収納室50cが収縮する方向にピストン50
bを付勢している。
【0026】また、ハウジング40aには、リザーバ5
0の空気室50dから、ケース40b内に空間として形
成されているケース室58に伸びる連通路60が設けら
れている。このため、空気室50d内の空気をケース室
58内に排出したり、ケース室58内の空気を空気室5
0d内へ導入することができる。
【0027】この空気室50d内には、増圧制御弁46
の電磁ソレノイド46a(アクチュエータの電磁機構部
分に相当する。)および減圧制御弁48の電磁ソレノイ
ド48a(アクチュエータの電磁機構部分に相当す
る。)が配置されている。また、ケース40bには、連
通口62が設けられて、ケース室58内の空気を外気に
排出したり、外気をケース室58内に導入することがで
きる。このため、増圧制御弁46のロッド部46cや減
圧制御弁48のロッド部48cが、弁開閉時にハウジン
グ40a側に進入したり、ハウジング40a側から後退
したりしても、その移動に支障を生じさせることはな
い。
【0028】また、空気室50dは、連通路60、ケー
ス室58および連通口62を介して、外気側と連通して
いることになる。このため、空気室50dからピストン
50bに与えられる背圧は常に大気圧状態であり、ピス
トン50bの移動に支障を生じることがないので、ブレ
ーキ液収納室50cへのブレーキ液の吸入・放出が円滑
に行われる。
【0029】なお、連通口62には、非透水性で、かつ
気体透過性の膜64(例えば、四ふっ化エチレン樹脂多
孔質膜であり、ポリアミド、ポリエステル、ポリアクリ
ル、ポリオレフィン、ポリイミド、アラミド、PPS、
PTFE、PFA、ガラスなどの各種繊維を基材とする
織布、不織布、フェルト、ネットとラミネートした複合
品として供給されている。)が形成されているため、空
気は自由に連通口62からケース室58内に出入りでき
るが、水は連通口62からケース室58に入るのを阻止
される。また、連通口62に対してハウジング40aと
は反対側に設けられた壁部66、およびハウジング40
aの一部40cにて、連通口62が囲まれている。この
ため、より一層水が連通口62に到達しにくくされてい
る。
【0030】上述したごとく、ハウジング40a内に形
成されたリザーバ50は、その形成時に設けられた開放
口50gがカバー50eにより、外気に対して完全に気
密状態に密閉されている。従来のごとく、カバー50e
に連通口は設けていないので、直接、水がリザーバ50
に侵入するのを阻止できる。
【0031】また、空気室50dは、ケース40b内の
ケース室58に連通路60により連通されている。ケー
ス室58は、内部に電磁ソレノイド46a,48aを配
置しているため、水がかかりにくい場所に配置されてい
る。しかもケース室58の連通口62も、前述したごと
く水が到達しにくい位置および水が到達しにくい構成と
され、なおかつ、非透水性で気体透過性の膜64を介し
て、外気を導入あるいは外気に排出しているため、完全
にケース室58内には水が侵入しないようにされてい
る。
【0032】このため、連通路60とケース室58とを
介して、ケース室58の連通口62により外気と連通し
ているリザーバ50の空気室50dには、更に水が入り
にくく、完全な防水を達成することができる。また、こ
のようにケース室58側の膜64を利用しているため、
従来のごとくリザーバ50に外気とつながる連通口を設
けた場合に必要とされる各種の防水構造や膜64を設け
る必要がないので、連通路60を形成しても、製造コス
トを低減させることができる。
【0033】また、リザーバ50自体に連通口が存在し
ないことから、リザーバ50が配置されているハウジン
グ40a部分を他の部材が覆っても問題なくなり、油圧
回路40自体の配置の自由度が高くなる。 [実施の形態2]図3に、本発明が適用された実施の形
態2としての自動車のブレーキ液圧系統に用いられる油
圧回路140の構成を表わす。他の構成は実施の形態1
と同じである。
【0034】また、図3において、図2に示す実施の形
態1と同一の機能を示す構成については、実施の形態1
における同一機能の構成に付されている符号に、100
を加えた符号で表す。図2に示した実施の形態1の油圧
回路40と異なる点は、リザーバ150がハウジング1
40aにおいて、ケース140bが取り付けられている
位置に設けられている点であり、開放口150gが完全
にケース140bに覆われている点である。
【0035】更に、この開放口150gを覆っているカ
バー150eには、開口150h(連通路に相当す
る。)が設けられて、リザーバ150の空気室150d
とケース室158内部とが直接連通している。このた
め、特に実施の形態1におけるような連通路60をハウ
ジング140a内に設けていない。このように連通路6
0を設けなくとも、カバー150eに開口150hを設
けるだけで、リザーバ150の空気室150dとケース
140bのケース室158とが連通でき、前述した実施
の形態1と同様な効果を生じさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用された実施の形態1としての自
動車のブレーキ液圧系統の構成を表わす概略構成図であ
る。
【図2】 実施の形態1の油圧回路図である。
【図3】 実施の形態2の油圧回路図である。
【符号の説明】
2FL,2FR,2RL,2RR…油圧式のブレーキ装
置(ホイールシリンダ:W/C) 4FL,4FR,4RL,4RR…車輪速度センサ 6…エンジン 8…変速機 10…ディファレン
シャルギヤ 11…駆動軸 14…Gセンサ 20…電子制御装
置(ECU) 32…ブレーキペダル 34…マスタシリンダ(M/
C) 36…ストップスイッチ 40…油圧回路 40a
…ハウジング 40b…ケース 40c…ハウジングの一部 42,44…増圧系ブレーキ液経路 46…増圧制御
弁 46a,48a…電磁ソレノイド 46b…開閉弁部
分 46c…ロッド部 47…減圧系ブレーキ液経路
48…減圧制御弁 48a…電磁ソレノイド 48b…開閉弁部分 4
8c…ロッド部 49…ブレーキ液経路 50…リザーバ 50a…
リザーバ室 50b…ピストン 50c…ブレーキ液収納室 5
0d…空気室 50e…カバー 50f…カバースプリング 50
g…開放口 52…逆止弁 54…ブレーキ液戻し経路 56…
逆止弁 58…ケース室 60…連通路 62…連通口
64…膜 66…壁部 140…油圧回路 140a…ハウジング
140b…ケース 150…リザーバ 150d…空気室 150e…カバ
ー 150g…開放口 150h…開口 158…ケース室

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブレーキ液圧の調節を行うためのアクチュ
    エータと、 前記アクチュエータによるブレーキ液圧の調節に応じて
    排出されるブレーキ液の吸入と放出とを繰り返すリザー
    バと、 前記アクチュエータの一部および前記リザーバが設けら
    れているハウジングと、 前記アクチュエータの一部を内部のケース室に収納し、
    該ケース室を外気に連通する連通口を設け、前記ハウジ
    ングに固定されているケースと、 を備えて、乗員による制動操作に応じたブレーキ液圧を
    発生するブレーキ液圧発生手段からのブレーキ液圧を、
    前記アクチュエータにより調節して、車輪に制動力を発
    生させる車輪制動力発生手段へ伝達するブレーキ液圧制
    御装置であって、 前記リザーバを前記ハウジングにおいて外気に対して気
    密状態に設けてなるとともに、 前記リザーバ内部と前記ケース室とを連通する連通路を
    設け、前記ケース室に設けられた前記連通口を介して前
    記リザーバ内部を外気に連通させることで、前記ブレー
    キ液の吸入と放出とを可能としたことを特徴とするブレ
    ーキ液圧制御装置。
  2. 【請求項2】前記アクチュエータは電磁式開閉弁であ
    り、前記ハウジング内には、前記アクチュエータの開閉
    弁部分が設けられ、前記ケース室内には、前記アクチュ
    エータの電磁機構部分が配置されていることを特徴とす
    る請求項1記載のブレーキ液圧制御装置。
  3. 【請求項3】前記ハウジング内には、 前記ブレーキ液圧発生手段と前記車輪制動力発生手段と
    を結ぶ増圧系ブレーキ液経路と、 前記車輪制動力発生手段と前記リザーバとを結ぶ減圧系
    ブレーキ液経路と、 前記増圧系ブレーキ液経路と前記減圧系ブレーキ液経路
    とを結ぶブレーキ液戻し経路と、 前記増圧系ブレーキ液経路に設けられ、前記増圧系ブレ
    ーキ液経路の開閉状態を調整する前記アクチュエータと
    しての増圧制御弁の開閉弁部分と、 前記減圧系ブレーキ液経路に設けられ、前記減圧系ブレ
    ーキ液経路の開閉状態を調整する前記アクチュエータと
    しての減圧制御弁の開閉弁部分と、 前記ブレーキ液戻し経路に設けられ、前記増圧系ブレー
    キ液経路から前記減圧系ブレーキ液経路へのブレーキ液
    の流れを阻止する逆止弁と、 が設けられていることを特徴とする請求項1または2記
    載のブレーキ液圧制御装置。
  4. 【請求項4】前記連通口は、非透水性で、かつ気体透過
    性の膜で覆われていることを特徴とする請求項1〜3の
    いずれか記載のブレーキ液圧制御装置。
  5. 【請求項5】前記リザーバは、ピストンと該ピストンに
    より区画されたリザーバ室とを有し、該リザーバ室の区
    画された一方をブレーキ液収納室とし、区画された他方
    を空気室とし、前記連通路は、前記空気室と前記ケース
    室とを連通することで、前記ピストンの摺動による前記
    ブレーキ液収納室におけるブレーキ液の吸入と放出とを
    可能とすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか記
    載のブレーキ液圧制御装置。
  6. 【請求項6】前記リザーバ室は、前記ハウジングの表面
    の内、前記ケースが固定されている位置に開口を設けて
    形成され、該開口を連通路として前記空気室と前記ケー
    ス室とが連通されていることを特徴とする請求項5記載
    のブレーキ液圧制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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