JPH119982A - 粉体混合気体生成装置 - Google Patents

粉体混合気体生成装置

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Publication number
JPH119982A
JPH119982A JP9168805A JP16880597A JPH119982A JP H119982 A JPH119982 A JP H119982A JP 9168805 A JP9168805 A JP 9168805A JP 16880597 A JP16880597 A JP 16880597A JP H119982 A JPH119982 A JP H119982A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
powder
carrier gas
ceiling
mixed gas
Prior art date
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Pending
Application number
JP9168805A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Otomo
明宏 大友
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Machine Co Ltd filed Critical Toshiba Machine Co Ltd
Priority to JP9168805A priority Critical patent/JPH119982A/ja
Publication of JPH119982A publication Critical patent/JPH119982A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送気体に粉体を混合して外部へ供給する粉
体混合気体生成装置において、粉体の混合効率が高く、
且つその混合効率を長時間、安定して維持することが可
能な粉体混合気体生成装置を提供する。 【解決手段】 粉体1は容器2内に収容される。搬送気
体供給管3は、容器2の天井部を貫通して容器2の内部
に導入され、その吐出口9は、容器2の底部の近くに底
部に向けて配置されている。容器2の天井部には排出管
4が接続され、容器2内で生成された粉体混合気体は排
出管4を通って外部へ供給される。容器2の形状は、水
平方向の断面が円形で、底部の断面積が天井部の断面積
よりも狭く、断面の径が底部から天井部に近付くに従っ
て次第に増大する様に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気体の流れの中に
粉体を分散させて外部へ供給する粉体混合気体生成装置
に係り、特に、粉体の混合効率の向上及び混合効率の維
持のための改善にに関する。
【0002】
【従来の技術】図3に従来の粉体混合気体生成装置の概
要を示す。この装置は、粉体1を収容する円筒形の容器
2、容器2の天井部を貫通して容器2の内部に導入さ
れ、容器2の底部近傍に吐出口9が位置する搬送気体供
給管3、及び容器2の天井部に接続された排出管4など
から構成される。
【0003】この装置において、搬送気体供給管3から
容器2の底部に向けて吐出された搬送気体は、容器2の
底部と衝突して周囲に分散され、更に上方に向かって吹
き上がる。これによって、粉体1が搬送気体中に分散さ
れ、搬送気体の流れに乗って容器2の外部へ排出管4を
通って供給される。
【0004】(従来の装置の問題点)図3に示した従来
の粉体混合気体生成装置においては、容器2の形状が円
筒形であるので、搬送気体の吐出口9の周辺の粉体は、
搬送気体によって吹き上げられて搬送気体中に混合され
るが、吐出口9から遠い位置にある粉体は、搬送気体の
流速が小さいので搬送気体中に混合され難い。このため
装置を長時間、稼動させた後では、図3に示す如く、吐
出口9の周囲において集中的に粉体1が消失して窪みが
形成される。その結果、搬送気体供給管3から吐出され
た搬送気体が、この窪みの表面に沿って流れる様にな
り、粉体の混合効率が次第に低下するという問題があっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の様な
従来の粉体混合気体生成装置の問題点に鑑み成されたも
ので、本発明の目的は、搬送気体に粉体を混合して外部
へ供給する粉体混合気体生成装置において、粉体の混合
効率が高く、且つその混合効率を長時間、安定して維持
することが可能な粉体混合気体生成装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の粉体混合気体生
成装置は、搬送気体に粉体を混合して外部へ供給する粉
体混合気体生成装置において、粉体を収容し、その断面
積が底部から天井部に近付くに従って次第に広くなる容
器と、搬送気体を、容器の底部付近から容器の底部に向
けて吐出する搬送気体供給管と、容器の天井部に設けら
れ、容器内で生成された粉体混合気体を排出する排出管
とを備えたことを特徴とする。
【0007】本発明の粉体混合気体生成装置によれば、
搬送気体供給管から容器の底部に向けて吐出された搬送
気体は、吐出口と底部との間の狭い隙間を通過する際に
流速が増大し、次いで、上方へ吹き上がる。これによっ
て、容器内に収容された粉体へ効率良く運動エネルギー
の伝達が行われるので、搬送気体中への粉体の混合効率
が高い。
【0008】更に、粉体を収容する容器の形状を、容器
の底部の断面積が容器の天井部の断面積よりも狭く、底
部から天井部に近付くに従って断面積が次第に広くなる
様に構成した結果、容器内の未混合の粉体がその自重に
より、順次、吐出口の近傍へ移動し、その結果、容器内
に残留する粉体の量が少なくなっても、搬送気体への粉
体の混合効率を高い状態で維持することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に本発明に基づく粉体混合気
体生成装置の一例を示す、(a)は縦方向の断面図、
(b)は斜視図である。容器2の形状は、水平方向の断
面が円形で、底部の断面積が天井部の断面積よりも狭
く、断面の径が底部から天井部に近付くに従って次第に
増大する様に構成されている。粉体1は容器2の中に収
容され、容器2の底部に溜まっている。搬送気体供給管
3は、容器2の天井部を貫通して容器2の内部に導入さ
れ、容器2の底部の近くに吐出口9を有している。この
吐出口9は、僅かな隙間を介して容器2の底部に対向す
る様に配置されている。容器2の天井部には粉体混合気
体の排出管4が接続されている。
【0010】吐出口9から容器2の底部に向けて吐出さ
れた搬送気体は、吐出口9と底部との間の狭い隙間を通
過する際に流速が増大し、次いで、上方へ吹き上がる。
これによって、粉体1が搬送気体中に分散されて混合さ
れる。この様にして生成された粉体混合気体は、排出管
4を通って外部へ供給される。
【0011】上記の粉体混合気体生成装置によれば、粉
体1が重力によって沈降する方向に対して反対方向に搬
送気体が流れるので、容器2内に収容された粉体1への
運動エネルギーの伝達が効率良く行われる。従って、搬
送気体中への粉体1の混合効率が高い。また、容器2の
形状が、水平方向の断面の径が底部から天井部に近付く
に従って次第に増大する様に構成されているので、容器
2内の未混合の粉体1は、その自重により容器2の側壁
に沿って吐出口9の近傍へ順次、移動し、吐出口9の周
囲は常に粉体1で満たされる。その結果、容器2内に残
留する粉体1の量が少なくなっても、搬送気体と粉体1
との混合効率を高い状態で維持することができる。
【0012】図2に、本発明に基づく粉体混合気体生成
装置の他の例を示す。この例では、容器2は、底部の断
面積が天井部の断面積よりも狭い逆円錐台状の形状を備
えている。容器2の底部近傍に搬送気体の吐出口9が配
置され、容器2の天井部に粉体混合気体の排出管4が接
続されている。
【0013】
【発明の効果】本発明の粉体混合気体生成装置によれ
ば、容器の形状が、水平方向の断面積が底部から天井部
に近付くに従って次第に増大する様に構成され、底部の
近傍に搬送気体の吐出口が底部に向けて配置されている
ので、搬送気体から粉体へのエネルギーの伝達が効率良
く行われるとともに、容器内に残留する粉体の量が少な
くなっても、良好な混合効率を維持することができる。
【0014】また、本発明の粉体混合気体生成装置によ
れば、粉体の混合に搬送気体の運動エネルギーのみを利
用し他の撹拌手段等を用いていないので、構造が簡素で
あり装置の小形化が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく粉体混合気体生成装置の一例を
示す図、(a)は縦方向の断面図、(b)は斜視図を表
す。
【図2】本発明に基づく粉体混合気体生成装置の他の例
を示す図。
【図3】従来の粉体混合気体生成装置の一例を示す図。
【符号の説明】
1・・・粉体、 2・・・容器、 3・・・搬送気体供給管 4・・・排出管、 9・・・吐出口。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送気体に粉体を混合して外部へ供給す
    る粉体混合気体生成装置において、 粉体を収容し、その断面積が底部から天井部に近付くに
    従って次第に広くなる容器と、 搬送気体を、容器の底部付近から容器の底部に向けて吐
    出する搬送気体供給管と、 容器の天井部に設けられ、容器内で生成された粉体混合
    気体を排出する排出管とを備えたことを特徴とする粉体
    混合気体生成装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送気体供給管は、搬送気体を容器
    の天井部から取り入れて容器の底部に導き、容器の底部
    に向けて吐出することを特徴とする請求項1に記載の粉
    体混合気体生成装置。
JP9168805A 1997-06-25 1997-06-25 粉体混合気体生成装置 Pending JPH119982A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006349538A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Kowa Co 粒子供給装置
CN102553480A (zh) * 2011-12-26 2012-07-11 溧阳市澳谷信息科技有限公司 微混合器
JP2013150949A (ja) * 2012-01-24 2013-08-08 Sangi Co Ltd 粉体分散装置、微粉体生成方法

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