JPH1199645A - インクジェットヘッド - Google Patents
インクジェットヘッドInfo
- Publication number
- JPH1199645A JPH1199645A JP26627397A JP26627397A JPH1199645A JP H1199645 A JPH1199645 A JP H1199645A JP 26627397 A JP26627397 A JP 26627397A JP 26627397 A JP26627397 A JP 26627397A JP H1199645 A JPH1199645 A JP H1199645A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- cross
- flow path
- sectional area
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2202/00—Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
- B41J2202/01—Embodiments of or processes related to ink-jet heads
- B41J2202/10—Finger type piezoelectric elements
Abstract
ドを提供する。 【解決手段】 インク射出用のノズル穴を先端に有する
インク流路が圧電性セラミックに溝として設けられ、イ
ンク供給源からインクを導入し、複数のインク流路にイ
ンクを分配充填するインク導入口を有し、(ノズル穴の
断面積):(インク流路の始点のインク流路当たりの断
面積)が1:1〜1:40の範囲にあるインクジェット
ヘッド、該溝がインク噴射側から順に、深さが略一定の
部分、深さが徐々に浅くなる部分及び浅い部分からな
り、インク導入口が浅い部分の溝に連通していること。
Description
能なインクジェットヘッドに関する。
ェット方式の印字装置の1つとして、特開昭63−25
2750号、特開平6−234212〜234216号
等に記載の剪断モード型のものが、小型化や高速化に有
利であるとして知られている。
ヘッドの構成を示す斜視図である。図において、1は圧
電性セラミック基板、2はノズルプレート、3はノズ
ル、4はインク流路、5は側壁、6はカバープレート、
7はインク供給部(以下、マニホールドと言う。)、8
はインク導入口である。
ブレード等により切削加工され、複数の溝(インク流
路)4が全て同じ形状で平行に形成され、溝4の側面と
なる側壁5は矢印の方向に分局されている。溝4の深さ
は圧電性セラミック基板の一方の端面12に近づくにつ
れて徐々に浅くなって、端面12近傍では浅溝10とさ
れている。溝4の内面には、その両側面の上半分に金属
電極9がスパッタリング等によって形成されている。
又、浅溝10の内面には、その側面及び底面に金属電極
11がスパッタリング等によって形成されており、金属
電極9と金属電極11は連通している。
樹脂材料等から形成され、研削又は切削加工等によっ
て、インク導入口8及びマニホールド7が形成されてい
る。そして、圧電性セラミック基板1の溝4が加工され
た面とカバープレート6のマニホールド7が加工された
面とがエポキシ系接着剤16等を用いて接着され(図2
参照)、溝4の上面がカバープレート6で覆われてイン
ク流路となる。
ト6の端面に、各インク流路4の位置に対応する位置に
ノズル3が設けられたノズルプレート2が接着される。
ノズルプレートはPET等のポリアルキレンテレフタレ
ート、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリエーテル
ケトン、ポリエーテルスルホン、ポリカーボネート、酢
酸セルロース等のプラスチックによって形成されてい
る。
反対側の面には、各インク流路4の位置に対応する位置
に導電層のパターン14が形成された基板13がエポキ
シ系接着剤等によって接着されており、導電層のパター
ン14と浅溝10の金属電極11とはワイヤボンディン
グの導線15で接続されている。
である。図のインク流路4からインクを出射するにあた
り、金属電極9aと9bに正の駆動電圧が印加され、金
属電極9cと9dが接地される。図2(b)に示す様
に、それぞれの側壁5には矢印の方向の駆動電界が発生
する。この駆動電界の方向は圧電性セラミック基板の分
局方向と直交しているため、各側壁5は圧電厚みすべり
効果により、この場合、インク流路4の内部方向に急激
に変形する。この変形によってインク流路4の容積が減
少してインク圧力が急速に増大し、圧力波が発生して、
インク流路4に連通するノズル3からインク滴が噴射さ
れる。
が変形前の位置(図2(a))に徐々に戻るため、イン
ク流路4内のインク圧力が徐々に低下する。そして、図
示しないインク供給源(タンク)からインク導入口8及
びマニホールド7を通してインク流路4にインクが供給
される(図3)。
型インクジェットヘッドを用いて、更なる高速でのイン
ク出射を意図すると、前記圧力波の振動が減衰してイン
ク液がノズルで形成するメニスカスが安定するまでの待
ち時間が律速となる。即ち、インク流路の急激な容積減
少によって発生する負の圧力波は、本来流路の溝の深さ
が徐々に浅くなり始める点で反射してその振幅が規制さ
れる筈であるにも拘わらず、実際には振動が理論以上に
ダイナミックで、減衰するまでに時間を要し、メニスカ
スの安定を待たずに連続出射すると、インク滴の大きさ
がばらついたり、空気を巻き込んで出射トラブルを生じ
たりの問題が発生する。従って、印字速度をより高速に
することには限界がある。
であり、その目的は、安定な高速出射が可能なインクジ
ェットヘッドを提供することにある。
ンク射出用のノズル穴を先端に有するインク流路が圧電
性セラミックに溝として設けられ、インク供給源からイ
ンクを導入し、複数のインク流路にインクを分配充填す
るインク導入口を有し、(ノズル穴の断面積):(イン
ク流路の始点のインク流路当たりの断面積)が1:1〜
1:40の範囲にあるインクジェットヘッド、該溝がイ
ンク噴射側から順に、深さが略一定の部分、深さが徐々
に浅くなる部分及び浅い部分からなり、インク導入口が
浅い部分の溝に連通していること、によって達成され
る。
がインク流路を経てマニホールドまで伝達され、幾種類
かの振幅を有する振動が合成されたかたちでメニスカス
を振動させるために、その安定に要する時間が長期化す
ると考え、インク流路内で確実に振幅を規制するため
に、インク流路の始点の面積を狭めて本発明に至った。
たりの断面積とは、図1のインク導入口わきの破線X−
X′に沿って垂直に切った断面(図4)において、側壁
の厚さをl1、溝の幅をl2、溝の深さをd1、マニホー
ルドの高さをd2として(l1+l2)×d2+l2×d1で
表される面積を言う。内径aφのノズル穴の断面積は
(a/2)2πであるから、本発明は (a/2)2π:(l1+l2)×d2+l2×d1=1:1
〜1:40 であることを特徴とする。
成としては、図5に1例を示す様に、圧電性セラミック
基板に形成する溝をインク噴射側から順に、深さが略一
定の部分、深さが徐々に浅くなる部分及び浅い部分と
し、インク導入口を浅い部分の溝に連通せしめることが
挙げられる。尚、インク流路全体の長さとしては、実用
的には5.0〜50mm程度が好ましい。
に形成された、深さが略一定の部分41、深さが徐々に
浅くなる部分42及び浅い部分43を有する溝と、カバ
ープレート6によって形成されたインク流路4の、浅い
部分43に複数のインク流路に渡るインク導入口8が連
通している。インク導入口8は、その流路の幅が一定で
も、図の様に変化してもよい。
本発明の態様はこれに限定されない。
2mm、インク流路への開口部の長さ14mmのマニホ
ールドを有し、深さ略一定部分のインク流路が深さ42
0μm、幅105μm、長さ7.0mmであり、64個
のノズルを有するインクジェットヘッドを用い、マニホ
ールドの深さd2及びノズル穴径aφを変化させて、下
記組成のインクを、駆動電圧20V、周波数6kHzで
インクジェット用ゼラチンコート紙に出射して下記の評
価を行い印字品位の比較をした。尚、ヘッド又は紙を2
mm間隔を保ち500mm/秒で移動させて印字し、ド
ットの形状、位置をCCD撮像装置で観察して着弾精
度、サテライトの有無及びドットの評価をした。
る比が1:40より大きいと、負の圧力波の振動の一部
がメニスカスを振動させ、安定した直進液滴の流れを形
成できない。又、1:1より小さいとインク供給の不足
が生じ安定したメニスカス振動が得られず、液滴が散々
になりやすい。
ばインクジェット方式の高速印字を安定に行うことがで
きる。
成を示す斜視図。
射の動作原理を説明する図。
インクの供給を示す図。
て垂直に切った断面を示す図。
路とインク供給部の形態の1例を示す側断面図。
Claims (2)
- 【請求項1】 インク射出用のノズル穴を先端に有する
インク流路が圧電性セラミックに溝として設けられ、イ
ンク供給源からインクを導入し、複数のインク流路にイ
ンクを分配充填するインク導入口を有し、(ノズル穴の
断面積):(インク流路の始点のインク流路当たりの断
面積)が1:1〜1:40の範囲にあることを特徴とす
るインクジェットヘッド。 - 【請求項2】 前記溝がインク噴射側から順に、深さが
略一定の部分、深さが徐々に浅くなる部分及び浅い部分
からなり、インク導入口が浅い部分の溝に連通している
ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェットヘッ
ド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26627397A JPH1199645A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | インクジェットヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26627397A JPH1199645A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | インクジェットヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1199645A true JPH1199645A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=17428682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26627397A Pending JPH1199645A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | インクジェットヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1199645A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002144605A (ja) * | 2000-11-10 | 2002-05-22 | Canon Inc | 液体吐出記録ヘッドおよび液体吐出記録装置 |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP26627397A patent/JPH1199645A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002144605A (ja) * | 2000-11-10 | 2002-05-22 | Canon Inc | 液体吐出記録ヘッドおよび液体吐出記録装置 |
JP4683588B2 (ja) * | 2000-11-10 | 2011-05-18 | キヤノン株式会社 | 液体吐出記録ヘッドおよび液体吐出記録装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4420764A (en) | Ink jet printer head | |
JP3024466B2 (ja) | 液滴噴射装置 | |
JP2861980B2 (ja) | インク滴噴射装置 | |
CN1269643C (zh) | 液体喷射方法及液体喷头 | |
US7172271B2 (en) | Ink-jet print head and ink-jet recording apparatus | |
JPH07290701A (ja) | インクジェットヘッド | |
JPH1199645A (ja) | インクジェットヘッド | |
JP2002307686A (ja) | インクヘッド | |
US8113633B2 (en) | Liquid ejecting head and liquid ejecting apparatus having same | |
JP3666198B2 (ja) | インクジェットヘッド | |
JP2002321354A (ja) | インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置 | |
JPH05293963A (ja) | インクジェットプリンタヘッド | |
JP2936358B2 (ja) | インクジェット印刷ヘッドの駆動方法 | |
JPH02187342A (ja) | インクジェット記録ヘッドの製造方法 | |
JPH11342606A (ja) | インクジェットヘッド | |
JP3674262B2 (ja) | インクジェットヘッド | |
JP2001347657A (ja) | インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置 | |
JPH03292145A (ja) | インクジェット記録方法 | |
JPH10272773A (ja) | インクジェットヘッド | |
JP3129080B2 (ja) | インク噴射装置の製造方法 | |
JPH0976513A (ja) | インク噴射装置 | |
JP3424690B2 (ja) | 液滴噴射装置 | |
JPH08281943A (ja) | インクジェットヘッド | |
JP2013116566A (ja) | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 | |
JPH0114030B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040831 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041027 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050405 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050530 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051011 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20051121 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060509 |