JPH1199348A - 建築材の塗装方法及びその装置 - Google Patents
建築材の塗装方法及びその装置Info
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- JPH1199348A JPH1199348A JP4156398A JP4156398A JPH1199348A JP H1199348 A JPH1199348 A JP H1199348A JP 4156398 A JP4156398 A JP 4156398A JP 4156398 A JP4156398 A JP 4156398A JP H1199348 A JPH1199348 A JP H1199348A
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Abstract
る。 【解決手段】 表面に目地のような凹溝90を備えた建
築材9に対する凹溝90部分への塗装方法である。建築
材9における凹溝90の位置を非接触で計測し、該計測
結果に基づき、塗装位置を制御可能な塗装手段で建築材
9の凹溝90部分の塗装を行う。非接触での凹溝90位
置の測定を行うために、各種凹溝の検出を確実に行うこ
とができ、これに伴って全凹溝90の塗装を的確に行う
ことができる。
Description
材の表面に形成された凹溝部分を塗装するための建築材
の塗装方法及びその装置に関するものである。
地と称される凹溝が形成されたものが多用されている
が、このような凹溝を表面に有する建築材に塗装を施す
場合、凹溝で囲まれた凸部表面と凹溝部分とでは異なる
色調の塗装を行うのが一般的である。この時の凹溝部分
の塗装方法には、特開平5−138116号公報に示さ
れた方法、つまり目地である凹溝部分をNC装置などの
倣い装置を使用して検出して倣い作動によって塗装を行
う方法がある。
されたものでは、縦横の凹溝部分が十字に交差している
ものには対応できるもののT字形に交差するものに対応
することができないほか、建築材の反りや偏肉によって
塗装位置にずれが生じたりするものであり、また建築材
の極度の凹凸に対する倣い作動の限界が制限として存在
する。
であり、その目的とするところは建築材における凹溝を
的確に検出して塗装することができる建築材の塗装方法
及びその装置を提供するにある。
築材の塗装方法は、表面に目地のような凹溝を備えた建
築材に対する凹溝部分への塗装方法であって、建築材に
おける凹溝の位置を非接触で計測し、該計測結果に基づ
き、塗装位置を制御可能な塗装手段で建築材の凹溝部分
の塗装を行うことに特徴を有している。
各種凹溝の検出を確実に行うことができ、これに伴って
全凹溝の塗装を的確に行うことができるものである。塗
装手段としては、塗料の吐出幅が可変のスプレーノズル
を用いることで、凹溝の幅が各部で異なる建築材にも対
応することができる。この場合、塗料の吐出用のスプレ
ーノズルを振動によって振らせて吐出幅を変更するもの
や、塗料の吐出用のスプレーノズルの吐出口の口径を変
更して吐出幅を変更するものなどを好適に用いることが
できる。
対する相対塗装速度と塗料の吐出圧力と塗装幅との関係
を予め求めておき、該相関に基づいてこれらを制御する
場合には、一定の塗装幅を確実に得たり、各種塗装幅を
任意に得たりすることができる。建築材の凹溝底部の高
さを非接触で計測し、該計測結果に基づき、塗料の吐出
用のスプレーノズルの建築材に対する高さを調節しつつ
塗装を行うならば、建築材の反りなどの影響を受けるこ
となく安定した幅の塗装を行うことができる。
の吐出流量と塗料の膜厚との関係を予め求めておき、該
相関に基づいて吐出流量を制御したり、あるいは塗料の
吐出用のスプレーノズルの建築材に対する相対塗装速度
と塗料の膜厚との関係を予め求めておき、該相関に基づ
いて上記相対塗装速度を制御すると、安定した膜厚の塗
装を行うことができる。
で凹溝に塗装された塗料を押し広げて凹溝全域に塗料を
いきわたらせるようにしてもよい。凹溝の位置測定に際
しては、建築材における凹溝を少なくとも2点で計測し
て該凹溝の方向を推定すると、計測手段の構成を簡単な
ものとすることができる。この場合、少なくとも2点で
計測して方向を推定した凹溝の表す直線から凹溝同士の
交差位置を求めることができる。
レーノズルで塗装するにあたり、各スプレーノズルが担
当する凹溝を、遺伝的アルゴリズムを用いた最短経路探
索にて決定するのが好ましい。塗装時間を短縮して生産
性をあげることができる。そして本発明に係る建築材の
塗装装置は、表面に目地のような凹溝を備えた建築材に
対する凹溝部分への塗装装置であって、建築材における
凹溝の位置を非接触で計測する計測手段と、建築材を搬
送するコンベアと、塗装位置を可変としている塗装手段
と、上記計測手段で得られた計測結果に基づいて塗装手
段に塗装を行わせる制御手段とからなり、上記塗装手段
は塗料吐出用のスプレーノズルが2軸方向の位置制御が
自在なものであることに第1の特徴を有し、上記塗装手
段は建築材の搬送方向が直交する2種のコンベア上に夫
々スプレーノズルを配置したものであるとともに、各コ
ンベアの搬送方向と直交する方向にスプレーノズルの位
置を可変としたものであることに第2の特徴を有し、上
記塗装手段は建築材の搬送方向と斜めに交差する方向に
走行駆動されるスプレーノズルと、建築材の搬送方向と
直交する方向に位置を可変としたスプレーノズルとを備
えたものであることに第3の特徴を有し、上記塗装手段
は建築材の幅方向全幅にわたって並べられているととも
に塗料の吐出の個別オンオフが自在な多数のスプレーノ
ズルを備えたものであることに第4の特徴を有してい
る。
全凹溝の塗装とを的確に行うことができるものであり、
殊に第2の特徴とするところにおいては、縦方向凹溝と
横方向凹溝との塗装を個別に行うとともに夫々コンベア
による建築材の搬送中に行うことができるために塗装に
要する時間を短くすることができ、上記第3の特徴及び
第4の特徴とするところによれば、縦横いずれの方向の
凹溝も単一のコンベアによる搬送中に塗装することがで
き、さらに第4の特徴とするところによれば、凹溝の幅
や方向がどのようなものであれ塗装することができる。
ては、建築材の搬送方向と斜めに交差する方向に走行駆
動されるスプレーノズルの走行速度を可変としたり、建
築材の搬送方向と斜めに交差する方向に走行駆動される
スプレーノズルの上記搬送方向との交差角度を可変とし
てもよい。凹溝の方向を問うことなく塗装することがで
きる。
吐出幅を計測する検出手段を備えたり、塗料吐出用のス
プレーノズルからの吐出状態を監視する監視手段を備え
たり、塗料吐出用のスプレーノズルからの塗料の吐出方
向を検出する検出手段を備えたものにおいては、スプレ
ーノズルからの塗料吐出に関する異常を簡便に検出する
ことができる。
端を非塗装時にブラッシングするクリーニング手段や、
塗料吐出用のスプレーノズルの先端に非塗装時に流体を
吹き付けるクリーニング手段を備えたものでは、スプレ
ーノズルの先端に付着した塗料やごみなどが原因の塗料
の吐出異常が生じにくくなる。また、塗料吐出用のスプ
レーノズルを非塗装時に振動させる振動付加手段を備え
たり、塗料吐出用のスプレーノズルの先端を非塗装時に
浸す塗料乾燥防止用液体を備えたものでは、スプレーノ
ズル内部での塗料中の顔料の凝集や塗料の乾燥固化を防
ぐことができる。
機時間が所定時間を越える時、全スプレーノズルからの
塗料吐出を所定位置において行わせるものである時、同
じくスプレーノズル内部での塗料の乾燥固化を防ぐこと
ができる。制御手段は、建築材への塗装の前後に所定位
置において全スプレーノズルからの塗料吐出を行わせる
ものであってもよい。塗装不良が生じるおそれを少なく
することができる。
出口に連通する塗料通路と、塗料吐出口を囲むエアー吐
出口に連通するエアー通路とを備えたものを好適に用い
ることができる。特に、塗料通路及びエアー通路を遮断
し且つ塗料吐出口側の塗料通路とエアー吐出口側のエア
ー通路との間を連通させる流路切換部を備えたものであ
ることがノズルの内部洗浄を塗装待機中に行うことがで
きる点で好ましい。
出口から塗料通路側に洗浄水を注入する洗浄水供給手段
や、塗料供給側と塗料吐出口との両方から洗浄水を注入
する洗浄水供給手段を好適に用いることができる。この
洗浄水供給手段が複数のスプレーノズルに同時に洗浄水
を供給するものであれば、複数本のスプレーノズルを同
時に洗浄することができる。
内を非塗装時にブラッシングするクリーニング手段を備
えたものとしたり、塗料吐出用のスプレーノズルを非塗
装時に超音波洗浄する超音波洗浄機を備えたものとする
ことも好ましい。また、塗料吐出用のスプレーノズルに
被せられるキャップを備えたものとしておいてもよい。
塗料吐出口に連通する塗料通路と、塗料吐出口を囲むエ
アー吐出口に連通するエアー通路とを備えたものである
場合、エアー通路に水蒸気を含んだエアーを供給するエ
アー供給手段を備えたものとしてもよい。
て説明すると、図中1は幅広短尺の建築材9を搬送する
ためのコンベアであり、このコンベア1の上方にペイン
トヘッド2を配してある。塗料を吐出することで塗装を
行うスプレーノズル20を備えたペイントヘッド2は上
記コンベア1を跨ぐように設置されたXYテーブル(2
軸駆動装置)5における可動部に装着されており、XY
テーブル5による駆動で建築材9の幅方向及びコンベア
1による建築材9の送り方向にその位置を変えることが
できるものとなっている。なお、ペイントヘッド2にお
けるスプレーノズル20は、塗料の吐出のオンオフ制御
に関しての応答動作を高速に行えるものを用いている。
ド2が配された部分よりも手前側には、レーザー光のス
キャン出力あるいはスリット光の出力を行う光源60
と、光源60による出力光が照射された建築材9を撮影
する画像入力装置61,61とを備えた計測手段6を設
置しており、画像入力装置61,61で得られた画像は
演算装置CPUに送られて、該演算装置CPUによる画
像処理がなされ、三角測量法によるところの建築材9の
三次元形状測定によって、建築材9表面の凹溝(目地)
部分の位置及び凹溝までの距離の検出がなされるように
している。
のスプレーノズル20は、上記演算装置CPUの制御に
より作動して、凹溝部分についての塗装を行う。すなわ
ち、コンベア1によってペイントヘッド2部分に送られ
るまでに凹溝90の検出がなされた建築材9は、コンベ
ア1の停止によってペイントヘッド2の下方位置で且つ
計測時の基準点と塗装時の基準点とにずれが生じない位
置におかれ、この間に凹溝部分への塗装がペイントヘッ
ド2のXY方向の走行と塗料吐出のオンオフとによって
なされる。
付けられているために、図2(a)(b)に示すように建築材
9における凹溝90が縦横に走るものだけでなく、図2
(c)に示すように凹溝90が斜めに走っているものにも
対応することができる。また、凹溝の検出を画像処理に
よる非接触で行うために、縦横の凹溝90がT字形に交
差するものにも対応することができる上に、凹溝90の
幅も検出することができるために、ペイントヘッド2と
して塗料の吐出幅を変更することができるものを用いる
ことによって、図2(d)(e)に示すように、縦横の凹溝9
0の幅が異なるものや、図2(f)に示すように、凹溝の
幅が変化するものにも対応することができる。
は、上記XYテーブル5のほか、図3に示すように、ベ
ースプレート51に相互に独立した6本の伸縮自在なア
クチュエータ52を介してエンドエフェクタ53を連結
して各アクチュエータ52の長さ制御によってベースプ
レート51に対してエンドエフェクタ53をXY方向に
移動させるパラレルロボットと称される機構を用いて行
ってもよい。この場合、建築材9はコンベア1による送
り方向と長手方向とが一致するようにしておくととも
に、コンベア1の送り方向におけるパラレルロボットの
作動量を考慮した複数回の間欠送りをコンベア1が送る
ようにしておくとよい。
塗料吐出のオンオフを高速に行えないものであってもよ
い。建築材9の全凹溝90部分を一筆書きの要領で塗装
していくことで対応することができるからである。もっ
とも完全な一筆書きではなく、重複して塗装する部分が
生じることになるために、この場合には重ね塗りが生じ
ても色の変化が生じない隠蔽性の高い塗料を用いて膜厚
を薄く塗装するのが好ましい。
るようにしてもよい。図4(a)(b)はこの場合の一例を示
しており、コンベア1として、第1コンベア11と、送
り方向が第1コンベア11の送り方向と直交する第2コ
ンベア12とを設けるとともに、各コンベア11,12
上に夫々送り方向と直交する方向に並ぶ複数個のペイン
トヘッド2を設け、さらには図4(b)に示すように、各
ペイントヘッド2をラックアンドピニオン28形式で自
走するためのモータ29を備えたものとしている。図中
15は転回装置、16は位置決めガイドである。
ち、建築材9の短手方向に走る複数本の凹溝90をコン
ベア11で建築材9を搬送しながら塗装し、次いで建築
材9の長手方向に走る複数本の凹溝90をコンベア12
で建築材9を搬送しながら塗装するのである。コンベア
11,12による送り方向と直交する方向の凹溝90の
位置については、ペイントヘッド2の自走で対応させ
る。従って、図2(b)に示すような凹溝90を備えたも
のはもちろん、建築材9の搬送中にペイントヘッド2を
自走させながら塗装することによって、図2(c)に示す
ような凹溝90を備えた建築材9にも対応させることが
できる。
合、たとえば図5に示すようにペイントヘッド2を移動
させて塗装することになるとともに、この時、複数ある
ペイントヘッド2うち、どのペイントヘッド2でどの凹
溝90を担当させるかを決定しなくてはならないが、こ
れは塗装時間が最短となるように、つまりはペイントヘ
ッド2の自走距離が最小となるようにすればよい。ペイ
ントヘッド2bが(a−1)列目からa列目に移行する
時の移動距離をXabとすると、
を行う。この組み合わせ問題の解法としては、遺伝的ア
ルゴリズムを用いるのが好ましい。少ない計算量で最適
解を得ることができる。図4に示したものでは、コンベ
ア1による送り方向の凹溝90をペイントヘッド2で塗
装することから、縦横の凹溝90に対応するために2種
のコンベア11,12を必要としたが、コンベア1によ
る送り方向と直交する方向の凹溝90の塗装を建築材9
の搬送中に行うことで、コンベア1を単一で済ませるこ
ともできる。図6はこの場合の一例を示しており、コン
ベア1による送り方向と斜めに交差する一軸駆動装置5
5を複数設けるとともに各一軸駆動装置55にペイント
ヘッド2を設け、コンベア1による送り方向と直交する
方向の塗装速度v1とコンベア搬送速度v2との関係で
定まる速度v3でペイントヘッド2を一軸駆動装置55
で送りながら搬送中の建築材9の凹溝90の塗装を行う
のである。図中のθはコンベア1の送り方向と一軸駆動
装置55の送り方向とがなす角度である。コンベア1に
よる送り方向に走る凹溝90については図4に示したも
のと同様の自走による位置調整が可能なペイントヘッド
2で塗装する。
トヘッド2の走行速度を可変のものを用いたり、あるい
は図7に示すように、一軸駆動装置55によるペイント
ヘッド2の移動方向とコンベア1による建築材9の送り
方向とがなす角度を調整することができる角度調整装置
56を設けておけば、コンベア1の送り方向と交差する
方向の凹溝90が送り方向に対して斜交しているものや
途中で方向が変化しているものについても塗装すること
ができる。
示すようにコンベア1上に多数の小口径のスプレーノズ
ル20をコンベア1の送り方向と直交する方向に建築材
9の全幅にわたって隙間なく並べたものを用い、各スプ
レーノズル20を個別にオンオフすることができるもの
とし、図9に示すように、画像処理によって検出したデ
ータをスプレーノズル20の間隔単位のメッシュで区切
り、凹溝90対応位置を1、それ以外を0として、各ス
プレーノズル20の塗料吐出指令データとすることで、
固定されたペイントヘッド2に対して建築材9をコンベ
ア1で搬送しながら縦横の両種の凹溝90の塗装を上記
ペイントヘッド2のみで同時に行うことができるととも
に、凹溝90の方向や幅がどのようなものであれ、最小
ドットの分解能で塗装することができるようにしたもの
である。なお、図9(b)はスプレーノズル20uに対す
る指令データを、図9(c)はスプレーノズル20u+1
に対する指令データを示している。
のような塗装幅が可変のスプレーノズル20を用いるこ
とでも対応することができる。図10に示すものは、ス
プレーノズル20をロータリーアクチュエータ22に取
り付けて、回転角制御装置23によってその回転が制御
されるロータリーアクチュエータ22により、幅広のス
プレーノズル20の角度を凹溝90の幅に応じて変更し
ている。凹溝90の幅をh、スプレーノズル20の幅を
L、回転角をθとすると、Lcosθ=h となるよう
に角度θを調節するのである。
ル20として塗装幅が細いものを用いるとともに、塗装
進行方向と直交する方向に圧電素子24によってスプレ
ーノズル20を振動させることで、幅の広い凹溝90に
対応させている。なお、塗装幅は塗料Pの粘度と振動の
振幅及び振動数とを調整することで制御する。振幅は凹
溝90に対する塗装幅と同程度となるようにするととも
に、振動数は塗装後に未塗装部に塗料が流れ込んで凹溝
90内部がまんべんなく塗装されるように塗料の粘度を
考慮して決定するのである。図中25は重りである。
よる制御で口径を変化させる絞り27をスプレーノズル
20の吐出口に設けるようにしてもよい。また、スプレ
ーノズル20からの塗料吐出時のスプレーノズル20と
建築材9との間の相対速度が大の時は塗装幅が小さくな
り、塗料の吐出圧が低ければ塗装幅が小さくなることか
ら、上記相対速度と吐出圧と塗装幅との関係を予め求め
ておき、求める塗装幅となるように相対速度と吐出圧と
を制御することで、塗装幅の大小に対応することができ
るとともに、塗料吐出時の相対速度が変化する加減速時
にも塗装幅を一定にすることができる。図13は塗装幅
を所定値とする場合の相対速度と吐出圧との関係の一例
を示している。
までの距離の影響も受けることから、図14に示すよう
に、スプレーノズル20をリニアアクチュエータ30に
取り付けて上下位置を変更できるようにしておくととも
に、計測手段6によって建築材9の反りなどの影響によ
る凹溝90の底部の高さを測定し、この測定値に応じて
上下高さ調整装置31によるリニアアクチュエータ30
の駆動でスプレーノズル20と建築材9までの距離を一
定に保つようにすることも好ましい。建築材9の反りな
どの影響を受けることなく塗装幅を一定とすることがで
きる。もちろん、上記距離を変更することで塗装幅の調
整に応ずることもできる。
は、図15に示すように、塗料の流量(圧力)と膜厚と
の関係を予め求めておき、スプレーノズル20に至る塗
料の配管途中に設けた流量調整バルブ32を制御するこ
とで、求める厚みに調整できるようにしておくとよい。
この場合、図15(b)に示すように凹溝90の底面が平
滑な時には膜厚を薄く、図15(c)に示すように凹溝9
0の底面が砂蒔等の凹凸のある時には膜厚を厚くすると
いった制御もリアルタイムに行うことができる。このほ
か、図16に示すようにスプレーノズル20と建築材9
との相対速度と膜厚との関係を予め求めておき、相対速
度を速くして膜厚を薄くしたり、相対速度を遅くして膜
厚を厚くしたりすることもできる。なお、膜厚の制御と
いう点では、この相対速度の変更の方が上記流量制御の
場合よりも応答性をよくすることができる。
ンベア1におけるペイントヘッド2の後段に圧縮気体を
建築材9に吹き付けるエアカーテン7を設けたもので、
凹溝90の幅W1よりも塗装幅W2が狭くても、エアカ
ーテン7を通ることによって塗装された塗料Pが凹溝9
0の底部の隅々まで押し広げられることで、未塗装部分
がなくなるものである。
同幅のロールコータ71やスキージ72、あるいはエア
スプレー73をペイントヘッド2におけるスプレーノズ
ル20の後段側に取り付けて、塗装直後に塗料を押し広
げてもよい。さらに、塗装幅の正確な制御が必要な場合
には、スプレーノズル20から吐出される塗料の吐出幅
を検出できる検出手段、たとえば図20に示すように、
レーザー発振部40と受光部41との対を対向させてス
プレーノズル20から吐出される塗料が受光部41へと
向かう光を遮る幅を検出するものを設けておき、検出幅
と凹溝90の検出幅とを比較して塗装幅の変更のための
塗料流量制御や塗料の吐出圧制御のフィードバック制御
を行うとよい。この時、塗料の吐出幅が検出できなかっ
たり必要以上に小さい時にはスプレーノズル20に目詰
まりが生じたと判断することができるために、目詰まり
検知も行うことができる。
サ44をスプレーノズル20に設けたものを示してお
り、塗料吐出指令値に塗料検出値が対応しない場合に目
詰まりと判断する。また、スプレーノズル20の先端に
ごみが付着した場合、図22に示すように、塗料がまっ
すぐ吐出すべきところがごみ39に吸い寄せられてしま
って塗装位置が変化してしまうことがある。このため
に、図23に示すように、スプレーノズル20から吐出
される塗料の吐出路を囲むように2対のエリアセンサ4
5,45を直交配置して、吐出する塗料がどこを通って
いるかを監視するようにしてもよい。
しては、1枚の建築材9への塗装の完了のたびに、図2
4に示すように、スプレーノズル20をブラシ35と接
触させればよい。また、塗料中の顔料は静止状態では沈
殿することになり、顔料が沈殿状態にあると目詰まりを
起こしやすく、さらに該塗料を塗装したのでは塗装した
膜厚が位置によって変わったりする。このために、図2
5に示すようにスプレーノズル20に圧電素子等からな
る振動体36を取り付けて、塗料を吐出していない状態
のスプレーノズル20に振動体36で振動を与えること
ができるようにしておくと、顔料の沈殿・凝集を防ぐこ
とができるために目詰まりの防止を図ることができる。
図中37は重りである。
詰まりが生じやすくなることから、図26に示すよう
に、建築材9への塗装が完了して次の建築材9への塗装
を開始するまでの時間が長い場合、建築材9とは別の場
所にスプレーノズル20を移動させて塗料を吐出させ
て、スプレーノズル20に残っている塗料が乾燥・固着
する前に排出してしまうようにしてもよい。
了して原点位置に復帰したスプレーノズル20に対し
て、圧縮空気や水、溶剤等の流体をジェットノズル38
から吹き付けて、ノズル孔周辺に付着している塗料を吹
き飛ばしたり洗浄することでも目詰まりの防止を図るこ
とができるほか、図28に示すように、原点位置に復帰
したスプレーノズル20の先端が塗料乾燥防止用液体4
6に浸されるようにしておいてもよい。
不良が生じることをより確実に防ぐためには、図29に
示すように、建築材9への塗装の前後において、目詰ま
り検出動作を行い、塗装前の目詰まり検出動作で目詰ま
りが検出された場合には、塗装ラインを一時停止させて
目詰まり除去動作を行い、塗装後の目詰まり検出動作で
目詰まりが検出された場合には、塗装した建築材9を不
良品として扱うとともに目詰まり除去動作を行うのが好
ましい。目詰まり検出動作は建築材9とは別の箇所で塗
料の吐出動作を行わせて目視で確かめたり、図20や図
21に示したセンサを用いて行う。
ことができるスプレーノズル20の内部構造の一例を示
しており、固定子20aとこの固定子20aの先端内部
に配された可動子20bとからなる該スプレーノズル2
0は、可動子20bの先端面に開口する塗料吐出口21
と、可動子20bの外周面と固定子20a内周面との間
の間隙として形成されて塗料吐出口21を囲むエアー吐
出口77とを備えており、上記塗料吐出口21は塗料通
路80を介してコンプレッサ75駆動の塗料用圧槽タン
ク81に接続され、上記エアー吐出口77はエアー通路
76を介してコンプレッサ75に接続されている。図中
88はレギュレータである。
アアクチュエータ83で駆動されるシリンダー84とこ
のシリンダー84によって作動する弁体85と設けられ
ているとともに、上記可動子20bを駆動するためのリ
ニアアクチュエータ86が設けられている。上記弁体8
5は、塗料通路80の途中に設けられた室87内に位置
しており、図30に示すようにスプレーノズル20先端
側に移動して可動子20bに接触した時と図31(b)に
示すように逆側に移動して固定子20aに接触した時に
塗料通路80を閉じ、中間位置にある時、図31(a)に
示すように、塗料通路80を開く。
動される可動子20bは、エアー通路76を開閉する弁
78を一体的に備えるとともに、可動子20b自体がエ
アー通路76と上記室87との連通を制御する弁となっ
ており、図30に示すように可動子20b及び弁78が
後退している時にはエアー通路76が開いているととも
に、エアー通路76と室87との間が遮断されている
が、可動子20b及び弁78が前進した時には、図31
(b)に示すように、エアー通路76が閉じられるととも
に、該エアー通路76におけるエアー吐出口77側の部
分が室87に連通する。
エータ83とシリンダー84とによる弁体85の駆動に
よって行う。つまり、図30に示す状態でオフ、図31
(a)に示す状態でオンとする。コンプレッサ75駆動に
よって塗料吐出口21から塗料を吐出する時には、エア
ー吐出口77からのエアーの吐出もなされるものであ
り、エアー吐出口77から出たエアーは塗料吐出口21
から吐出される塗料の飛散を防ぐ。
吐出口21の洗浄を行いたい場合には、リニアアクチュ
エータ83を後退させて固定子20a側において塗料通
路80を閉じる。また、リニアアクチュエータ86を作
動させて可動子20bを前進させることで、図31(b)
に示すように、エアー通路76を閉じるとともに、該エ
アー通路76のエアー吐出口77側と、塗料吐出口21
側の室87を含む塗料通路80との間を連通させる。こ
の状態で、塗料吐出口21から洗浄水を注入して、エア
ー吐出口77から洗浄水の排水を行うのである。
サ75から供給される圧力で洗浄水を送り出す洗浄水用
圧槽タンク79を用いているが、これに限るものではな
い。また、洗浄水の塗料吐出口21への注入は、ゴムの
ような弾性材から形成されて可動子20bの先端に被せ
られるアダプタ89を介して行うとよい。塗料通路80
に塗料と洗浄水とを選択的に供給することができるよう
に切換弁(図示せず)を設けて、図32に示すように、
塗料吐出口21側から洗浄水を送り込むと同時に塗料通
路80を通じて同圧の洗浄水を送り込むようにしてもよ
い。この場合、一方向からの洗浄では困難な内部側面も
きれいに洗浄することができる。
おいては、図33に示すように、全スプレーノズル20
同士を洗浄水用配管が接続されたアダプタ89でつない
で洗浄すればよい。複数本のスプレーノズル20を一度
に洗浄することができる。図34にスプレーノズル20
の洗浄(目詰まり防止)のための構成の他の実施形態を
示す。コンベア1の脇にリニアアクチュエータ92によ
って上下に駆動される洗浄ブラシ93を設置し、スプレ
ーノズル20は洗浄ブラシ93の直上で待機するように
している。そしてスプレーノズル20が待機している間
に、塗料に代えて洗浄水をスプレーノズル20に供給す
ると同時に、リニアアクチュエータ92の駆動で洗浄ブ
ラシ93がスプレーノズル20の塗料吐出口21内を洗
浄するようにしている。
コンベア1の脇に配置し、リニアアクチュエータ95の
駆動でスプレーノズル20を超音波洗浄機94の洗浄液
に浸すとともに超音波洗浄機94を作動させることで超
音波洗浄を行うようにしてもよい。スプレーノズル20
の内外の汚れを落として目詰まりを防ぐことができる。
ベア1の脇に、図36に示すようにリニアアクチュエー
タ92で上下に移動するキャップ96を配置し、スプレ
ーノズル20をある程度の時間以上使用しない時には、
上記キャップ96がスプレーノズル20に被せられるよ
うにしてもよい。スプレーノズル20表面の乾燥を防い
で目詰まりを抑えることができる。
通路76に接続し、水蒸気とした洗浄水がエアーと共に
エアー吐出口77から吐出されるようにしたものを示し
ている。塗装中のスプレーノズル20表面の乾燥を防い
で目詰まりを抑えることができる。建築材9における凹
溝90の検出のための計測手段6として、光源60によ
る出力光が照射された建築材9を撮影する画像入力装置
61,61を示したが、これに限るものではない。たと
えば図38に示すように、高さ(Z軸方向)が測定でき
る複数のセンサS1,S2を固定間隔Lで設けて、これ
らセンサS1,S2を水平方向(X方向)に移動させた
時のセンサS1,S2の出力値を記録することで基準線
から凹溝90までの距離h1,h2を求める。センサS
1,S2間の距離Lは予めわかっている値であることか
ら、tanθ=|h1−h2|/Lで基準線に対する凹
溝90が通っている方向を求めることができる。この場
合、センサS1,S2は凹溝90の両端付近に配置して
おくのが好ましい。
の各2点の位置(x1,y1)(x2,y2)(x3,
y3)(x4,y4)を求めれば,図39に示すように
各凹溝90を(x1−x2)(y−y1)=(y1−y
2)(x−x1)及び(x3−x4)(y−y3)=
(y3−y4)(x−x3)で表すことができる直線L
a,Lbとして求めることができるために、上記両式か
ら縦横の凹溝90の交点cも求めることができる。
目地のような凹溝を備えた建築材に対する凹溝部分への
塗装にあたり、建築材における凹溝の位置を非接触で計
測するために、縦方向凹溝と横方向凹溝とがT字形に交
差したり、一方向凹溝が他方向凹溝に対して斜めに交差
したり、幅が一定でない凹溝も検出することができるも
のであり、該計測結果に基づき、塗装位置を制御可能な
塗装手段で建築材の凹溝部分の塗装を行うことから、各
凹溝の塗装を的確に行うことができるものである。
変のスプレーノズルを用いることで、凹溝の幅が各部で
異なる建築材も1回の塗装で凹溝の全幅にわたる塗装を
行うことができる。この時、塗料の吐出用のスプレーノ
ズルを振動によって振らせて吐出幅を変更するもので
は、振幅の変更で吐出幅を変更することができるため
に、吐出幅の変更が容易なものであり、また塗料の吐出
用のスプレーノズルの吐出口の口径を変更して吐出幅を
変更するものでは、吐出幅の変更を確実に行うことがで
きる。
対する相対塗装速度と塗料の吐出圧力と塗装幅との関係
を予め求めておき、該相関に基づいてこれらを制御する
場合には、塗装幅を一定にすることが確実に行うことが
できるとともに、塗装幅の変更にも応ずることができ
る。建築材の凹溝底部の高さを非接触で計測し、該計測
結果に基づき、塗料の吐出用のスプレーノズルの建築材
に対する高さを調節しつつ塗装を行ってもよく、この場
合、建築材の反りなどの影響を受けることなく安定した
幅の塗装を行うことができる。
の吐出流量と塗料の膜厚との関係を予め求めておき、該
相関に基づいて吐出流量を制御したり、あるいは塗料の
吐出用のスプレーノズルの建築材に対する相対塗装速度
と塗料の膜厚との関係を予め求めておき、該相関に基づ
いて上記相対塗装速度を制御することによって、安定し
た膜厚の塗装を行ったり、凹溝底部が平滑面であるか凹
凸面であるかによって膜厚を異ならせることにも容易に
応ずることができる。
で凹溝に塗装された塗料を押し広げて凹溝全域に塗料を
いきわたらせるようにしてもよいものであり、この場
合、塗料の吐出幅の厳密な制御を不要とすることができ
る。凹溝の位置測定に際しては、建築材における凹溝を
少なくとも2点で計測して該凹溝の方向を推定すると、
計測手段の構成を簡単なものとすることができるととも
に、全面を計測する場合よりも処理時間を短縮すること
ができる。この場合、少なくとも2点で計測して方向を
推定した凹溝の表す直線から凹溝同士の交差位置を求め
ることができる。
レーノズルで塗装するにあたり、各スプレーノズルが担
当する凹溝を、遺伝的アルゴリズムを用いた最短経路探
索にて決定すると、最適解を簡便に得ることができると
ともに塗装時間を短縮して生産性をあげることができ
る。そして本発明に係る建築材の塗装装置は、表面に目
地のような凹溝を備えた建築材に対する凹溝部分への塗
装装置において、建築材における凹溝の位置を非接触で
計測する計測手段と、建築材を搬送するコンベアと、塗
装位置を可変としている塗装手段と、上記計測手段で得
られた計測結果に基づいて塗装手段に塗装を行わせる制
御手段とからなり、上記塗装手段は塗料吐出用のスプレ
ーノズルが2軸方向の位置制御が自在なものであるため
に、各種凹溝の検出と全凹溝の塗装とを的確に行うこと
ができるものである。
直交する2種のコンベア上に夫々スプレーノズルを配置
したものであるとともに、各コンベアの搬送方向と直交
する方向にスプレーノズルの位置を各々独立に可変とし
たものである時には、各種凹溝の検出と全凹溝の塗装と
を的確に行うことができることに加えて、縦方向凹溝と
横方向凹溝との塗装を個別に行うとともに夫々コンベア
による建築材の搬送中に行うことができるために塗装に
要する時間を短くすることができる。
交差する方向に走行駆動されるスプレーノズルと、建築
材の搬送方向と直交する方向に位置を可変としたスプレ
ーノズルとを備えたものである時には、各種凹溝の検出
と全凹溝の塗装とを的確に行うことができることに加え
て、縦横いずれの方向の凹溝も単一のコンベアによる搬
送中に塗装することができるものであり、しかも建築材
の搬送方向と斜めに交差する方向に走行駆動されるスプ
レーノズルの走行速度を可変としたり、建築材の搬送方
向と斜めに交差する方向に走行駆動されるスプレーノズ
ルの上記搬送方向との交差角度を可変とすることによっ
て、凹溝の方向を問うことなく塗装することができる。
にわたって並べられているとともに塗料の吐出の個別オ
ンオフが自在な多数のスプレーノズルを備えたものであ
る時には、各種凹溝の検出と全凹溝の塗装とを的確に行
うことができることに加えて、縦横いずれの方向の凹溝
も単一のコンベアによる搬送中に塗装することができる
ものであり、さらに凹溝の幅や方向がどのようなもので
あれ塗装することができる。
吐出幅を計測する検出手段を備えたり、塗料吐出用のス
プレーノズルからの吐出状態を監視する監視手段を備え
たり、塗料吐出用のスプレーノズルからの塗料の吐出方
向を検出する検出手段を備えたものにおいては、スプレ
ーノズルからの塗料吐出に関する異常を簡便に検出する
ことができて塗装不良を未然に防ぐことができる。
を非塗装時にブラッシングするクリーニング手段や、塗
料吐出用のスプレーノズルの先端に非塗装時に流体を吹
き付けるクリーニング手段を備えたものでは、スプレー
ノズルの先端に付着した塗料やごみなどを除去すること
ができるために、これらが原因の塗料の吐出異常が生じ
にくくなる。
装時に振動させる振動付加手段を備えたり、塗料吐出用
のスプレーノズルの先端を非塗装時に浸す塗料乾燥防止
用液体を備えたものでは、スプレーノズル内部での塗料
の乾燥固化を防ぐことができるために、やはり塗装不良
を未然に防ぐことができる。制御手段が、塗装待機時間
を監視して該待機時間が所定時間を越える時、全スプレ
ーノズルからの塗料吐出を所定位置において行わせるも
のであると、スプレーノズル内部での塗料の乾燥固化を
防ぐことができるために、塗装不良を未然に防ぐことが
できる。
位置において全スプレーノズルからの塗料吐出を行わせ
るものであれば、塗装不良が生じるおそれをさらに少な
くすることができる。 塗料吐出用のスプレーノズルに
は、塗料吐出口に連通する塗料通路と、塗料吐出口を囲
むエアー吐出口に連通するエアー通路とを備えたものを
好適に用いることができ、特に、塗料通路及びエアー通
路を遮断し且つ塗料吐出口側の塗料通路とエアー吐出口
側のエアー通路との間を連通させる流路切換部を備えた
ものとすることで、分解しなくても洗浄を行うことがで
き、従ってノズルの内部洗浄を塗装待機中にも行うこと
ができる。
出口から塗料通路側に洗浄水を注入する洗浄水供給手段
や、塗料供給側と塗料吐出口との両方から洗浄水を注入
する洗浄水供給手段を好適に用いることができ、特に後
者の場合はスプレーノズルの内部を各部にわたりきれい
に洗浄することができる。また洗浄水供給手段が複数の
スプレーノズルに同時に洗浄水を供給するものであれ
ば、複数本のスプレーノズルを同時に洗浄することがで
きる。
内を非塗装時にブラッシングするクリーニング手段を備
えたものとしたり、塗料吐出用のスプレーノズルを非塗
装時に超音波洗浄する超音波洗浄機を備えたものとする
と、目詰まりを確実に防ぐことができる。また、塗料吐
出用のスプレーノズルに被せられるキャップを備えたも
のとしておいても乾燥を防いで目詰まりを抑えることが
できる。
塗料吐出口に連通する塗料通路と、塗料吐出口を囲むエ
アー吐出口に連通するエアー通路とを備えたものである
場合、エアー通路に水蒸気を含んだエアーを供給するエ
アー供給手段を備えたものとすれば、塗装中においても
スプレーノズルの乾燥を防いで目詰まりを抑えることが
できる。
る。
る。
である。
スプレーノズル駆動部周辺の斜視図である。
溝との対応を示す説明図である。
速度v3についての説明図である。
示す説明図、(b)(c)はスプレーノズルの動作説明図であ
る。
おり、(a)は斜視図、(b)は動作説明図である。
おり、(a)(b)は斜視図である。
示しており、(a)(b)は動作説明図である。
す特性図である。
ので、(a)は斜視図、(b)は側面図である。
す特性図、(b)(c)は膜厚制御についての概略構成を示す
斜視図である。
性図である。
斜視図である。
(b)は動作説明図である。
についての説明図である。
は斜視図である。
正面図である。
の正面図である。
ための動作のフローチャートである。
斜視図である。
の斜視図である。
防止のための動作のフローチャートである。
断面図である。
断面図、(b)は同上のスプレーノズルの洗浄時の概略断
面図である。
断面図である。
の概略断面図である。
成の一例を示すもので、(a)は斜視図、(b)は部分断面図
である。
成の他例を示すもので、(a)は斜視図、(b)は部分断面図
である。
成の更に他例を示すもので、(a)は斜視図、(b)は部分断
面図である。
成の別の例の断面図である。
で、(a)は平面図、(b)はタイムチャートである。
(a)は斜視図、(b)は説明図である。
ことができるスプレーノズル20の内部構造の一例を示
しており、固定子20aとこの固定子20aの先端内部
に配された可動子20bとからなる該スプレーノズル2
0は、可動子20bの先端面に開口する塗料吐出口21
と、可動子20bの外周面と固定子20a内周面との間
の間隙として形成されて塗料吐出口21を囲むエアー吐
出口77とを備えており、上記塗料吐出口21は塗料通
路80を介してコンプレッサ75駆動の塗料用圧送タン
ク81に接続され、上記エアー吐出口77はエアー通路
76を介してコンプレッサ75に接続されている。図中
88はレギュレータである。
サ75から供給される圧力で洗浄水を送り出す洗浄水用
圧送タンク79を用いているが、これに限るものではな
い。また、洗浄水の塗料吐出口21への注入は、ゴムの
ような弾性材から形成されて可動子20bの先端に被せ
られるアダプタ89を介して行うとよい。塗料通路80
に塗料と洗浄水とを選択的に供給することができるよう
に切換弁(図示せず)を設けて、図32に示すように、
塗料吐出口21側から洗浄水を送り込むと同時に塗料通
路80を通じて同圧の洗浄水を送り込むようにしてもよ
い。この場合、一方向からの洗浄では困難な内部側面も
きれいに洗浄することができる。
通路76に接続し、水蒸気とした洗浄水がエアーと共に
エアー吐出口77から吐出されるようにしたものを示し
ている。塗装中のスプレーノズル20表面の乾燥を防い
で目詰まりを抑えることができる。建築材9における凹
溝90の検出のための計測手段6として、光源60によ
る出力光が照射された建築材9を撮影する画像入力装置
61,61を示したが、これに限るものではない。たと
えば図38に示すように、高さ(Z軸方向)が測定でき
る複数のセンサS1,S2を固定間隔Lで設けて、これ
らセンサS1,S2を水平方向(X方向)に移動させた
時のセンサS1,S2の出力値を記録することで基準線
から凹溝90までの距離h1,h2を求める。センサS
1,S2間の距離Lは予めわかっている値であることか
ら、tanθ=|h1−h2|/Lで基準線に対する凹
溝90が通っている方向を求めることができる。この場
合、センサS1,S2は凹溝90の両端付近に配置して
おくのが好ましい。
Claims (38)
- 【請求項1】 表面に目地のような凹溝を備えた建築材
に対する凹溝部分への塗装方法であって、建築材におけ
る凹溝の位置を非接触で計測し、該計測結果に基づき、
塗装位置を制御可能な塗装手段で建築材の凹溝部分の塗
装を行うことを特徴とする建築材の塗装方法。 - 【請求項2】 塗装対象が縦方向凹溝と横方向凹溝とが
T字形に交差する建築材であることを特徴とする請求項
1記載の建築材の塗装方法。 - 【請求項3】 塗装対象が一方向凹溝が他方向凹溝に対
して斜めに交差する建築材であることを特徴とする請求
項1または2記載の建築材の塗装方法。 - 【請求項4】 塗装対象が幅が一定でない凹溝を備えた
建築材であることを特徴とする請求項1または2または
3記載の建築材の塗装方法。 - 【請求項5】 塗装手段として、塗料の吐出幅が可変の
スプレーノズルを用いることを特徴とする請求項4記載
の建築材の塗装方法。 - 【請求項6】 塗料の吐出用のスプレーノズルを振動に
よって振らせて吐出幅を変更することを特徴とする請求
項5記載の建築材の塗装方法。 - 【請求項7】 塗料の吐出用のスプレーノズルの吐出口
の口径を変更して吐出幅を変更することを特徴とする請
求項5記載の建築材の塗装方法。 - 【請求項8】 塗料の吐出用のスプレーノズルの建築材
に対する相対塗装速度と塗料の吐出圧力と塗装幅との関
係を予め求めておき、該相関に基づいてこれらを制御す
ることを特徴とする請求項1〜5のいずれかの項に記載
の建築材の塗装方法。 - 【請求項9】 建築材の凹溝底部の高さを非接触で計測
し、該計測結果に基づき、塗料の吐出用のスプレーノズ
ルの建築材に対する高さを調節しつつ塗装を行うことを
特徴とする請求項1〜8のいずれかの項に記載の建築材
の塗装方法。 - 【請求項10】 塗料の吐出用のスプレーノズルからの
塗料の吐出流量と塗料の膜厚との関係を予め求めてお
き、該相関に基づいて吐出流量を制御することを特徴と
する請求項1〜9のいずれかの項に記載の建築材の塗装
方法。 - 【請求項11】 塗料の吐出用のスプレーノズルの建築
材に対する相対塗装速度と塗料の膜厚との関係を予め求
めておき、該相関に基づいて上記相対塗装速度を制御す
ることを特徴とする請求項1〜9のいずれかの項に記載
の建築材の塗装方法。 - 【請求項12】 凹溝の幅よりも狭い幅で塗装を行い、
次いで凹溝に塗装された塗料を押し広げて凹溝全域に塗
料をいきわたらせることを特徴とする請求項1〜4のい
ずれかの項に記載の建築材の塗装方法。 - 【請求項13】 凹溝の位置測定に際して、建築材にお
ける凹溝を少なくとも2点で計測して該凹溝の方向を推
定することを特徴とする請求項1記載の建築材の塗装方
法。 - 【請求項14】 少なくとも2点で計測して方向を推定
した凹溝の表す直線から凹溝同士の交差位置を求めるこ
とを特徴とする請求項13記載の建築材の塗装方法。 - 【請求項15】 ランダムな配置の複数の凹溝を複数の
スプレーノズルで塗装するにあたり、各スプレーノズル
が担当する凹溝を、遺伝的アルゴリズムを用いた最短経
路探索にて決定することを特徴とする請求項1記載の建
築材の塗装方法。 - 【請求項16】 表面に目地のような凹溝を備えた建築
材に対する凹溝部分への塗装装置であって、建築材にお
ける凹溝の位置を非接触で計測する計測手段と、建築材
を搬送するコンベアと、塗装位置を可変としている塗装
手段と、上記計測手段で得られた計測結果に基づいて塗
装手段に塗装を行わせる制御手段とからなり、上記塗装
手段は塗料吐出用のスプレーノズルが2軸方向の位置制
御が自在なものであることを特徴とする建築材の塗装装
置。 - 【請求項17】 表面に目地のような凹溝を備えた建築
材に対する凹溝部分への塗装装置であって、建築材にお
ける凹溝の位置を非接触で計測する計測手段と、建築材
を搬送するコンベアと、上記計測手段で得られた計測結
果に基づいて塗装位置を可変としている塗装手段とから
なり、上記塗装手段は建築材の搬送方向が直交する2種
のコンベア上に夫々スプレーノズルを配置したものであ
るとともに、各コンベアの搬送方向と直交する方向にス
プレーノズルの位置を各々独立に可変としたものである
ことを特徴とする建築材の塗装装置。 - 【請求項18】 表面に目地のような凹溝を備えた建築
材に対する凹溝部分への塗装装置であって、建築材にお
ける凹溝の位置を非接触で計測する計測手段と、建築材
を搬送するコンベアと、上記計測手段で得られた計測結
果に基づいて塗装位置を可変としている塗装手段とから
なり、上記塗装手段は建築材の搬送方向と斜めに交差す
る方向に走行駆動されるスプレーノズルと、建築材の搬
送方向と直交する方向に位置を可変としたスプレーノズ
ルとを備えたものであることを特徴とする建築材の塗装
装置。 - 【請求項19】 建築材の搬送方向と斜めに交差する方
向に走行駆動されるスプレーノズルの走行速度が可変と
なっていることを特徴とする請求項18記載の建築材の
塗装装置。 - 【請求項20】 建築材の搬送方向と斜めに交差する方
向に走行駆動されるスプレーノズルの上記搬送方向との
交差角度が可変となっていることを特徴とする請求項1
8記載の建築材の塗装装置。 - 【請求項21】 表面に目地のような凹溝を備えた建築
材に対する凹溝部分への塗装装置であって、建築材にお
ける凹溝の位置を非接触で計測する計測手段と、建築材
を搬送するコンベアと、上記計測手段で得られた計測結
果に基づいて塗装位置を可変としている塗装手段とから
なり、上記塗装手段は建築材の幅方向全幅にわたって並
べられているとともに塗料の吐出の個別オンオフが自在
な多数のスプレーノズルを備えたものであることを特徴
とする建築材の塗装装置。 - 【請求項22】 塗料吐出用のスプレーノズルからの塗
料の吐出幅を計測する検出手段を備えていることを特徴
とする請求項16〜20のいずれかの項に記載の建築材
の塗装装置。 - 【請求項23】 塗料吐出用のスプレーノズルからの吐
出状態を監視する監視手段を備えていることを特徴とす
る請求項16〜21のいずれかの項に記載の建築材の塗
装装置。 - 【請求項24】 塗料吐出用のスプレーノズルからの塗
料の吐出方向を検出する検出手段を備えていることを特
徴とする請求項16〜21のいずれかの項に記載の建築
材の塗装装置。 - 【請求項25】 塗料吐出用のスプレーノズルの先端を
非塗装時にブラッシングするクリーニング手段を備えて
いることを特徴とする請求項16〜24のいずれかの項
に記載の建築材の塗装装置。 - 【請求項26】 塗料吐出用のスプレーノズルの先端に
非塗装時に流体を吹き付けるクリーニング手段を備えて
いることを特徴とする請求項16〜24のいずれかの項
に記載の建築材の塗装装置。 - 【請求項27】 塗料吐出用のスプレーノズルを非塗装
時に振動させる振動付加手段を備えていることを特徴と
する請求項16〜24のいずれかの項に記載の建築材の
塗装装置。 - 【請求項28】 塗料吐出用のスプレーノズルの先端を
非塗装時に浸す塗料乾燥防止用液体を備えていることを
特徴とする請求項16〜24のいずれかの項に記載の建
築材の塗装装置。 - 【請求項29】 制御手段は、塗装待機時間を監視して
該待機時間が所定時間を越える時、全スプレーノズルか
らの塗料吐出を所定位置において行わせるものであるこ
とを特徴とする請求項16〜24のいずれかの項に記載
の建築材の塗装装置。 - 【請求項30】 制御手段は、建築材への塗装の前後に
所定位置において全スプレーノズルからの塗料吐出を行
わせるものであることを特徴とする請求項16〜24の
いずれかの項に記載の建築材の塗装装置。 - 【請求項31】 塗料吐出用のスプレーノズルは、塗料
吐出口に連通する塗料通路と、塗料吐出口を囲むエアー
吐出口に連通するエアー通路とを備えるとともに、塗料
通路及びエアー通路を遮断し且つ塗料吐出口側の塗料通
路とエアー吐出口側のエアー通路との間を連通させる流
路切換部を備えたものであることを特徴とする請求項1
6〜24のいずれかの項に記載の建築材の塗装装置。 - 【請求項32】 塗料吐出口から塗料通路側に洗浄水を
注入する洗浄水供給手段を備えていることを特徴とする
請求項31記載の建築材の塗装装置。 - 【請求項33】 塗料供給側と塗料吐出口との両方から
洗浄水を注入する洗浄水供給手段を備えていることを特
徴とする請求項31記載の建築材の塗装装置。 - 【請求項34】 洗浄水供給手段は複数のスプレーノズ
ルに同時に洗浄水を供給するものであることを特徴とす
る請求項32または33記載の建築材の塗装装置。 - 【請求項35】 塗料吐出用のスプレーノズルの塗料吐
出口内を非塗装時にブラッシングするクリーニング手段
を備えていることを特徴とする請求項16〜24のいず
れかの項に記載の建築材の塗装装置。 - 【請求項36】 塗料吐出用のスプレーノズルを非塗装
時に超音波洗浄する超音波洗浄機を備えていることを特
徴とする請求項16〜24のいずれかの項に記載の建築
材の塗装装置。 - 【請求項37】 塗料吐出用のスプレーノズルに被せら
れるキャップを備えていることを特徴とする請求項16
〜24のいずれかの項に記載の建築材の塗装装置。 - 【請求項38】 塗料吐出用のスプレーノズルは、塗料
吐出口に連通する塗料通路と、塗料吐出口を囲むエアー
吐出口に連通するエアー通路とを備えたものであるとと
もに、エアー通路に水蒸気を含んだエアーを供給するエ
アー供給手段を備えたものであることを特徴とする請求
項16〜24のいずれかの項に記載の建築材の塗装装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4156398A JPH1199348A (ja) | 1997-07-28 | 1998-02-24 | 建築材の塗装方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20113397 | 1997-07-28 | ||
JP9-201133 | 1997-07-28 | ||
JP4156398A JPH1199348A (ja) | 1997-07-28 | 1998-02-24 | 建築材の塗装方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1199348A true JPH1199348A (ja) | 1999-04-13 |
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ID=26381206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4156398A Pending JPH1199348A (ja) | 1997-07-28 | 1998-02-24 | 建築材の塗装方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH1199348A (ja) |
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