JPH1199005A - 靴の中敷 - Google Patents
靴の中敷Info
- Publication number
- JPH1199005A JPH1199005A JP27951197A JP27951197A JPH1199005A JP H1199005 A JPH1199005 A JP H1199005A JP 27951197 A JP27951197 A JP 27951197A JP 27951197 A JP27951197 A JP 27951197A JP H1199005 A JPH1199005 A JP H1199005A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cloth
- insole
- shoe
- innersole
- hardness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】吸汗性、吸湿性を阻害することなく、形態保持
性、フイット性に優れ、履心地の良好な靴中敷を提供し
ようとするものである。 【課題を解決するための手段】メッシュ状の表布１１と
裏布１２とを、厚みが０．３〜１．２ｍｍでＪＩＳＫ６
３０１Ａ型による硬度が７０〜９０度で、多数の貫通孔
１３１．１３１……を有するゴムシ−ト１３を介して貼
り合わせた中敷本体１の下面に、踵部ａから踏付部ｂに
かけてその外周辺に中敷本体１よりも広幅な折り曲げ部
２１を有する連続気泡性の軟質発泡体よりなるクッショ
ン性の半敷２を装着した。
性、フイット性に優れ、履心地の良好な靴中敷を提供し
ようとするものである。 【課題を解決するための手段】メッシュ状の表布１１と
裏布１２とを、厚みが０．３〜１．２ｍｍでＪＩＳＫ６
３０１Ａ型による硬度が７０〜９０度で、多数の貫通孔
１３１．１３１……を有するゴムシ−ト１３を介して貼
り合わせた中敷本体１の下面に、踵部ａから踏付部ｂに
かけてその外周辺に中敷本体１よりも広幅な折り曲げ部
２１を有する連続気泡性の軟質発泡体よりなるクッショ
ン性の半敷２を装着した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、靴の中敷に関するも
のである。
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来、実開平７−１８６０６号によって
メッシュ状布と不織布とを接着剤で貼り合わせた布帛製
の中敷が提案されている。この中敷はメッシュ状布と不
織布とを単に接着剤で貼り合わせただけであるので、吸
汗性、吸湿性は良好であるが、柔軟すぎて形態保持性に
乏しく使用時に皺が発生したりたくれたりして、着用感
を著しく阻害する欠点があった。
メッシュ状布と不織布とを接着剤で貼り合わせた布帛製
の中敷が提案されている。この中敷はメッシュ状布と不
織布とを単に接着剤で貼り合わせただけであるので、吸
汗性、吸湿性は良好であるが、柔軟すぎて形態保持性に
乏しく使用時に皺が発生したりたくれたりして、着用感
を著しく阻害する欠点があった。
【０００３】
【発明の解決しようとする課題】この発明は、吸汗性、
吸湿性を阻害することなく、形態保持性、フイット性に
優れ、履心地の良好な靴中敷を提供しようとするもので
ある。
吸湿性を阻害することなく、形態保持性、フイット性に
優れ、履心地の良好な靴中敷を提供しようとするもので
ある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】以下この発明を実施図面
によって説明すれば、この発明はメッシュ状の表布１１
と裏布１２とを、厚みが０．３〜１．２ｍｍでＪＩＳＫ
６３０１Ａ型による硬度が７０〜９０度で、多数の貫通
孔１３１．１３１……を有するゴムシ−ト１３を介して
貼り合わせた中敷本体１の下面に、踵部ａから踏付部ｂ
にかけてその外周辺に中敷本体１よりも広幅な折り曲げ
部２１を有する連続気泡性の軟質発泡体よりなるクッシ
ョン性の半敷２を装着したことを特徴とする靴の中敷を
発明の要旨とするものである。
によって説明すれば、この発明はメッシュ状の表布１１
と裏布１２とを、厚みが０．３〜１．２ｍｍでＪＩＳＫ
６３０１Ａ型による硬度が７０〜９０度で、多数の貫通
孔１３１．１３１……を有するゴムシ−ト１３を介して
貼り合わせた中敷本体１の下面に、踵部ａから踏付部ｂ
にかけてその外周辺に中敷本体１よりも広幅な折り曲げ
部２１を有する連続気泡性の軟質発泡体よりなるクッシ
ョン性の半敷２を装着したことを特徴とする靴の中敷を
発明の要旨とするものである。
【０００５】この発明においてメッシュ状の表布１１と
しては、天然乃至合成繊維のマ−キュゼット編、チュ−
ル編、ダブルラッセル編等の透孔編布または各種のレ−
ス編布で構成されている。そしてこの考案において、表
面のメッシュ状組織と裏面の地組織とを１００デニ−ル
以上の連結糸で連結したダブルラッセル編布で構成して
おけば、編組織中の連結糸がクッション層となり、足当
たりを一層良好なものとすることができる。
しては、天然乃至合成繊維のマ−キュゼット編、チュ−
ル編、ダブルラッセル編等の透孔編布または各種のレ−
ス編布で構成されている。そしてこの考案において、表
面のメッシュ状組織と裏面の地組織とを１００デニ−ル
以上の連結糸で連結したダブルラッセル編布で構成して
おけば、編組織中の連結糸がクッション層となり、足当
たりを一層良好なものとすることができる。
【０００６】この発明において裏布１２としては、織
布、編み布、不織布、皮革等の繊維質の可撓性材料で構
成されている。
布、編み布、不織布、皮革等の繊維質の可撓性材料で構
成されている。
【０００７】この発明においてゴムシ−ト１３は、天然
乃至合成ゴムの充実体または発泡体で構成されている。
この発明においてゴムシ−ト１３の厚みを０．３〜１．
２ｍｍに、ＪＩＳＫ６３０１Ａ型による硬度を７０〜９
０度に限定したのは、厚みと硬度がそれ以下となれば、
中敷本体１の反発弾性が低下し、その腰強度が弱まり、
形態保持性が低下する欠点があり、またそれ以上となれ
ば、中敷本体１の柔軟性が低下し着用の際の屈曲性が悪
くなる欠点があるからである。
乃至合成ゴムの充実体または発泡体で構成されている。
この発明においてゴムシ−ト１３の厚みを０．３〜１．
２ｍｍに、ＪＩＳＫ６３０１Ａ型による硬度を７０〜９
０度に限定したのは、厚みと硬度がそれ以下となれば、
中敷本体１の反発弾性が低下し、その腰強度が弱まり、
形態保持性が低下する欠点があり、またそれ以上となれ
ば、中敷本体１の柔軟性が低下し着用の際の屈曲性が悪
くなる欠点があるからである。
【０００８】表布１１と裏布は、ゴムシ−ト１３を介し
て公知手段によって接着剤等によって貼り合わされてい
る。
て公知手段によって接着剤等によって貼り合わされてい
る。
【０００９】この発明においてクッション性の半敷２
は、ウレタンフォ−ム、ゴム発泡体、ラテツクスフォ−
ム等の軟質合成樹脂またはゴム製の連続気泡性の発泡体
で構成され、その外周辺には中敷本体１よりも広幅な折
り曲げ部２１が形成され、この折り曲げ部２１は靴に挿
入した時、靴の内側壁に沿って折り曲げ、足のア−チ部
の内外側ならびに踵部外周を支持できる幅に構成されて
いる。
は、ウレタンフォ−ム、ゴム発泡体、ラテツクスフォ−
ム等の軟質合成樹脂またはゴム製の連続気泡性の発泡体
で構成され、その外周辺には中敷本体１よりも広幅な折
り曲げ部２１が形成され、この折り曲げ部２１は靴に挿
入した時、靴の内側壁に沿って折り曲げ、足のア−チ部
の内外側ならびに踵部外周を支持できる幅に構成されて
いる。
【００１０】
【発明の作用効果】この発明の中敷は以上のように構成
されているので、半敷２の折り曲げ部２１を、靴の内側
壁に沿って折り曲げながら靴内に挿入固定して靴を着用
すれば、足裏に接する表布１１がメツシュ状布で構成さ
れているので、足の発汗によって靴内がべとつくことが
なく、発汗された汗又湿気はゴムシ−ト１３の貫通孔１
３１．１３１…を通して裏布１２に吸水又は吸湿され、
連続気泡性の半敷を通して胛被に沿って排出されるの
で、靴内がさわやかである。また表布１１と裏布１２間
には厚みが０．３〜１．２ｍｍ，硬度７０〜９０度のゴ
ムシ−ト１３が介在されているので、反発弾性が良好で
形態保持性と屈曲性の双方が付与され、着用時に中敷に
皺が発生したり、たくれたりすることがなく、足の屈曲
を促進し着用感並びに走行性、歩行性を著しく向上させ
ることができる。また半敷２の折り曲げ部２１が、靴の
内側壁で足のア−チ部並びに踵部側面を支持するので、
フイット性が極めて良好である。
されているので、半敷２の折り曲げ部２１を、靴の内側
壁に沿って折り曲げながら靴内に挿入固定して靴を着用
すれば、足裏に接する表布１１がメツシュ状布で構成さ
れているので、足の発汗によって靴内がべとつくことが
なく、発汗された汗又湿気はゴムシ−ト１３の貫通孔１
３１．１３１…を通して裏布１２に吸水又は吸湿され、
連続気泡性の半敷を通して胛被に沿って排出されるの
で、靴内がさわやかである。また表布１１と裏布１２間
には厚みが０．３〜１．２ｍｍ，硬度７０〜９０度のゴ
ムシ−ト１３が介在されているので、反発弾性が良好で
形態保持性と屈曲性の双方が付与され、着用時に中敷に
皺が発生したり、たくれたりすることがなく、足の屈曲
を促進し着用感並びに走行性、歩行性を著しく向上させ
ることができる。また半敷２の折り曲げ部２１が、靴の
内側壁で足のア−チ部並びに踵部側面を支持するので、
フイット性が極めて良好である。
【図１】この考案の靴中敷の見取図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線に沿った断面図である。
【図３】靴に装着した時の要部断面図である。
１．中敷本体 １１…表布 １２…裏布 １３…ゴムシ−ト １３１…貫通孔 ２．半敷 ２１…折り曲げ部 ａ．踵部 ｂ．踏付部
Claims (1)
- 【請求項１】メッシュ状の表布１１と裏布１２とを、厚
みが０．３〜１．２ｍｍでＪＩＳＫ６３０１Ａ型による
硬度が７０〜９０度で、多数の貫通孔１３１．１３１…
…を有するゴムシ−ト１３を介して貼り合わせた中敷本
体１の下面に、踵部ａから踏付部ｂにかけてその外周辺
に中敷本体１よりも広幅な折り曲げ部２１を有する連続
気泡性の軟質発泡体よりなるクッション性の半敷２を装
着したことを特徴とする靴の中敷。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27951197A JPH1199005A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 靴の中敷 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27951197A JPH1199005A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 靴の中敷 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1199005A true JPH1199005A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=17612064
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27951197A Pending JPH1199005A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 靴の中敷 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1199005A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5242858B1 (ja) * | 2012-06-20 | 2013-07-24 | 有限会社コスモケア | ウエア |
| JP2016107604A (ja) * | 2014-12-04 | 2016-06-20 | 有限会社ギムティー | 保温シート及びそれを用いた保温布団 |
| WO2019038886A1 (ja) * | 2017-08-24 | 2019-02-28 | 有限会社コスモケア | 肌接触シート |
| JP2020010808A (ja) * | 2018-07-18 | 2020-01-23 | モリト株式会社 | 靴用インソールおよびその製法 |
-
1997
- 1997-09-26 JP JP27951197A patent/JPH1199005A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5242858B1 (ja) * | 2012-06-20 | 2013-07-24 | 有限会社コスモケア | ウエア |
| WO2013190647A1 (ja) * | 2012-06-20 | 2013-12-27 | 有限会社コスモケア | ウエア |
| JP2016107604A (ja) * | 2014-12-04 | 2016-06-20 | 有限会社ギムティー | 保温シート及びそれを用いた保温布団 |
| JP2019018053A (ja) * | 2014-12-04 | 2019-02-07 | 有限会社ギムティー | 保温布団 |
| WO2019038886A1 (ja) * | 2017-08-24 | 2019-02-28 | 有限会社コスモケア | 肌接触シート |
| JPWO2019038886A1 (ja) * | 2017-08-24 | 2020-09-17 | 有限会社コスモケア | 肌接触シート |
| JP2020010808A (ja) * | 2018-07-18 | 2020-01-23 | モリト株式会社 | 靴用インソールおよびその製法 |
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