JPH1198766A - モータ - Google Patents

モータ

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Publication number
JPH1198766A
JPH1198766A JP27350197A JP27350197A JPH1198766A JP H1198766 A JPH1198766 A JP H1198766A JP 27350197 A JP27350197 A JP 27350197A JP 27350197 A JP27350197 A JP 27350197A JP H1198766 A JPH1198766 A JP H1198766A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulley
pin
fixing
positioning
rotor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27350197A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Hashimoto
勇 橋本
Nobuaki Nakamura
展明 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP27350197A priority Critical patent/JPH1198766A/ja
Publication of JPH1198766A publication Critical patent/JPH1198766A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータのロータに取り付けるプー
リを精度良く固定すると共に、プーリの固定に伴うキャ
プスタン軸への影響を軽減する。 【解決手段】 ロータヨーク12の中央近傍に設
けた位置決め用の孔23及びプーリ固着用の孔24にそ
れぞれ対向する位置に位置決め用凸部21及びピン22
をプーリ10に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータに関し、特
にプーリをロータへ固定する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープレコーダー等のテープを駆
動するモータとしてキャプスタンモータがある。図4は
従来のモータを示す断面図であり、図5は従来のモータ
のプーリを示す要部拡大断面図である。図4及び図5に
おいて、ステータコア14に巻回されたコイル2に駆動
電流を印加することにより駆動磁石13と共に磁気回路
を形成し、キャプスタン軸3を中心としてベアリングホ
ルダ4に設けられた焼結含油軸受18−1,18−2に
よりロータ15が回転する。掛止具16及び座金6から
なる部品によってロータ15が焼結含油軸受18−1,
18−2から抜けないようになっている。
【0003】ロータ15はキャプスタン軸3の下端に真
鍮製のブッシング7を圧入し、このブッシング7の外周
にロータヨーク12をかしめ工法により装着し、更に外
部駆動伝達用プーリ10を圧入又はアウトサート等によ
り固着している。ブッシング7と焼結含油軸受18−2
との間にはスラストワッシャ19が取り付けられてお
り、かしめ工法による凹凸部分が直接焼結含油軸受18
−2の端部に接触しないようにしてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したキ
ャプスタンモータは、ブッシング7及びスラストワッシ
ャを必要としているので焼結含油軸受18−1と18−
2の間隔を広く取ることができないので、キャプスタン
軸3の振れ精度が出ずモータの薄型化が困難になるとい
う問題があった。また、プーリ10とキャプスタン軸3
との間にブッシング7が介在しているので、プーリ10
の同軸精度が悪くなるという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解決するために、ステータ部と対向するロータ部に固定
され、前記ロータ部の中心に固定した回転軸と一体に回
転するプーリを固着したモータであって、プーリ固定用
の孔及びプーリ位置決め用の孔を前記ロータ部の中央近
傍に設け、前記プーリ位置決め用の孔と対向する位置に
プーリ位置決め用のピン及び前記プーリ固定用の孔と対
向する位置にプーリ固定用のピンとを前記プーリに設
け、前記プーリ位置決め用の孔に前記プーリ位置決め用
のピンを挿入し、前記プーリ固定用の孔に前記プーリ固
定用のピンを挿入して固定したことを特徴とするもので
ある。
【0006】又、前記プーリ固定用のピンを前記プーリ
と一体に樹脂成形し、前記ピンを前記ロータ部のプーリ
固定用の孔に挿入した後、熱又は超音波によるかしめを
行うことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るモータの実施
例を図1乃至図3を参照して説明する。なお、説明の便
宜上、先の従来例に示した構成部材と同一の構成部材に
ついては同一の符号を付して説明する。図1は本発明の
モータのプーリをロータに取り付けるときの組立図であ
る、図2は本発明の一実施例に係るモータを示す断面図
であり、図3は本発明の一実施例に係るモータのプーリ
を示す要部拡大断面図である。
【0008】図1及び図2において、ステータコア14
に巻回されたコイル2に駆動電流を印加することにより
駆動マグネット13と共に磁気回路を形成し、キャプス
タン軸3を中心としてベアリングホルダ4に設けられた
焼結含油軸受18−1,18−2によりロータ15が回
転する。
【0009】ロータヨーク12の中央近傍のプーリ取り
付け面には段部11が曲げ絞り等により形成されてお
り、中心部にはバーリング加工によるバーリング部9が
プーリ取り付け方向に突出している。そして、このバー
リング部9にキャプスタン軸3を圧入固定している。ロ
ータヨーク12の外周には駆動磁石13が環状に形成さ
れており、更にその外周にはFG磁石8がアウトサート
成形されている。FG磁石8に対向するようにFG信号
を検出するMR素子5を設け、このFG信号によってモ
ータの回転信号を得ている。前述したロータヨーク12
の段部11にはキャプスタン軸3と同心状に4箇所のプ
ーリ固着用の孔24が設けてあり、更に段部11の外側
には4箇所の位置決め用の孔23がキャプスタン軸3と
同心状に設けられている。
【0010】外部駆動伝達用プーリ10はアセタールや
コーポリマー等により樹脂成形されており、その取り付
け面にはキャプスタン軸3と同心状に、かつ、ロータヨ
ーク12に設けた位置決め用の孔23に対向する位置に
4箇所の位置決め凸部21が一体に設けてある。更に位
置決め用凸部21の内周には、ロータヨーク12の段部
11に設けたプーリ固着用の孔24に対向する位置に4
箇所の固着用ピン22が一体に設けてある。
【0011】そして、外部駆動伝達用プーリ10をロー
タヨーク12に取り付けるときには、まず、プーリ10
に設けた位置決め用凸部21をロータヨーク12に設け
た位置決め用の孔23に挿入して、プーリ10の位置決
めを行うのと同時に、プーリ10に設けたピン22をロ
ータヨーク12に設けたプーリ固着用の孔24に挿入し
て、超音波により融着したり、熱によってかしめる等し
て固定する。位置決め用の孔23と位置決め用凸部21
とは精度の良好な位置決めを行うためにきつめに嵌合す
るように設定してある。一方、プーリ10に設けたピン
22はプーリ固着用の孔24より小さく設定されてお
り、ピン22をプーリ固着用の孔24に挿入した後、超
音波や熱により融着したり、かしめたりしている。
【0012】外部駆動伝達用プーリ10と焼結含油軸受
18−2との間にはスラストワッシャ19が取り付けら
れており、かしめ工法による凹凸部分が直接焼結含油軸
受18−2の端部に接触しないようにしてある。
【0013】このように、本発明によれば、ベアリング
ホルダ4の内周に設けた焼結含油軸受18−2の取り付
け部20を従来に比べて3mm程度延長することができ
る(FG磁石8の直径を67mm、駆動磁石の直径を5
6mm、ロータヨーク12の板厚を1mm、ロータヨー
ク12の直径を58mmとする)ので、従来と同一の高
さであっても軸受の間隔を広く取ることができ、キャプ
スタン軸3の振れ精度が向上する。更にブッシングやプ
ーリのアウトサート成形が不要となり、部品点数や工程
数が削減される。
【0014】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係るキャ
プスタンモータのプーリ取り付け構造によれば、ブッシ
ングが不要でプーリをアウトサート成形せずに構成する
ことができるので部品点数や工程数が削減されるという
効果を奏する。更に、従来と同等の高さのキャプスタン
モータでありながら、軸受の間隔を広く取ることがで
き、キャプスタン軸の振れ精度が向上し、また、位置決
め用の孔に位置決め用の凸部を挿入してからプーリの固
定を行っているので、プーリの同軸精度が向上するとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモータのプーリをロータに取り付ける
ときの組立図である。
【図2】本発明の一実施例に係るモータを示す断面図で
ある。
【図3】本発明の一実施例に係るモータのプーリを示す
要部拡大断面図である。
【図4】従来のモータを示す断面図である。
【図5】従来のモータのプーリを示す要部拡大断面図で
ある。
【符号の説明】
3 キャプスタン軸 10 プーリ 12 ロータヨーク 21 位置決め用凸部 22 ピン 23 位置決め用の孔 24 プーリ固着用の孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステータ部と対向するロータ部に固定さ
    れ、前記ロータ部の中心に固定した回転軸と一体に回転
    するプーリを固着したモータであって、プーリ固定用の
    孔及びプーリ位置決め用の孔を前記ロータ部の中央近傍
    に設け、前記プーリ位置決め用の孔と対向する位置にプ
    ーリ位置決め用のピン及び前記プーリ固定用の孔と対向
    する位置にプーリ固定用のピンとを前記プーリに設け、
    前記プーリ位置決め用の孔に前記プーリ位置決め用のピ
    ンを挿入し、前記プーリ固定用の孔に前記プーリ固定用
    のピンを挿入して固定したことを特徴とするモータ。
  2. 【請求項2】前記プーリ固定用のピンを前記プーリと一
    体に樹脂成形し、前記ピンを前記ロータ部のプーリ固定
    用の孔に挿入した後、熱又は超音波によるかしめを行う
    ことを特徴とする請求項1に記載のモータ。
JP27350197A 1997-09-19 1997-09-19 モータ Pending JPH1198766A (ja)

Priority Applications (1)

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JP27350197A JPH1198766A (ja) 1997-09-19 1997-09-19 モータ

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JP27350197A JPH1198766A (ja) 1997-09-19 1997-09-19 モータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1198766A true JPH1198766A (ja) 1999-04-09

Family

ID=17528783

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JP27350197A Pending JPH1198766A (ja) 1997-09-19 1997-09-19 モータ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101031615B1 (ko) 2004-04-21 2011-04-27 주식회사 동서전자 아우터 로터형 모터의 로터 브라켓과 로터 부싱 체결 구조

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101031615B1 (ko) 2004-04-21 2011-04-27 주식회사 동서전자 아우터 로터형 모터의 로터 브라켓과 로터 부싱 체결 구조

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