JPH1198584A - 電子交換装置 - Google Patents

電子交換装置

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JPH1198584A
JPH1198584A JP9253829A JP25382997A JPH1198584A JP H1198584 A JPH1198584 A JP H1198584A JP 9253829 A JP9253829 A JP 9253829A JP 25382997 A JP25382997 A JP 25382997A JP H1198584 A JPH1198584 A JP H1198584A
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JP
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interface
signal
terminal
carrier terminal
terminal device
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JP9253829A
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English (en)
Inventor
Shunichi Sato
俊一 佐藤
Yasunori Taguchi
泰則 田口
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Oi Electric Co Ltd
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Oi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者がデータ端末装置の接続管理を行う専
用回線に汎用のデジタルデータ端末装置を接続す電子交
換装置を提供することにある。 【解決手段】 専用回線の伝送路29に接続された複数
の搬送端局装置45、49を同期制御するクロック信号
31からフレームの先頭識別符号を判定して、端末多重
化装置43と搬送端局装置45との間で相互にインター
フェース仕様の異なる時分割デジタル信号の速度変換を
開始する変換装置47を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ISDN(Integr
ated Services Digital Network)などに接続するIイ
ンターフェース仕様の標準端末設備をGインターフェー
ス仕様のユーザ専用回線に接続する電子交換装置に関す
る。特に、相手が固定である専用回線にユーザ側で複数
の端末割当てを管理する方式の電子交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、利用者がネットワークを利用する
場合、ネットワークの種類に応じて端末インターフェー
スを選択して、アナログ網やデジタル網に接続してい
た。このネットワークには交換回線と専用回線の二種類
がある。アナログ網にはVシリーズインターフェース、
デジタル網にはXシリーズインターフェースが適用さ
れ、物理的条件のコネクタのピン数等はISO標準規格
が適用されていた。さらにISDNについてはIインタ
ーフェースが適用されていた。このISDNのインター
フェースの伝送容量の範囲内で自由な速度サービスを利
用していた。また、複数の端末が同一のインターフェー
スを共用して端末をインターフェースのソケットに差し
込むだけで簡単な利用を可能としていた。
【0003】図7は、従来のユーザ網インターフェース
のブロック図である。図において、ユーザ網インターフ
ェースは、利用者の端末設備5とINSネットサービス
7との分界点9と、そのインターフェースを規定したも
のである。標準端末設備11は宅内制御装置13を通じ
て回線終端端末(DSU)15からINSネットサービ
ス7を使用する。伝送路16に接続された他の回線終端
装置(OCU)17は伝送路16上の多重デジタル情報
の中から呼出制御信号とパケット情報を受け取り対応す
る標準端末設備に転送していた。また、既存のX21イ
ンターフェース等のデジタル網に接続する既存端末設備
5は、アダプタ19を介在させることにより宅内制御装
置13を通じて回線終端装置(DSU)15からINS
ネットサービス7を使用していた。アダプタ19はX2
1インターフェースとIインターフェースを相互に交換
するため、回線の切替、選択、プロトコル変換および速
度変換を行い回線制御機能を達成していた。さらに、回
線終端装置15も回線の同期、速度変換、給電、試験ル
ープおよび過電圧保護などの回線終端機能を持たせてい
た。
【0004】図8は、従来のチャネルアクセス制御のブ
ロック図である。図において、チャネルアクセス制御
は、回線終端装置21に接続された端末22と端末23
から同時にDチャネルをアクセスした場合、一方の端末
23を選択してパケット情報を正常に伝送するように構
成していた。すなわち、2進数「0」を正または負のパ
ルスで、2進数「1」をパルスなしで表現する100%
パルス幅のバイポーラ信号中のAMI(Alternate Mark
Inversion)符号を用いて、端末22と23から同時に
回線終端装置21に対してAMI符号を送出してから、
優先順位の高い若しくは先に着信した端末23のAMI
符号を折り返し端末22と23へ返送し、折り返しAM
I符号と送出したAMI符号が一致しない端末22はパ
ケット情報の送出を停止し、折り返しAMI符号と送出
したAMI符号が一致した端末23はパケット情報の送
出を行うように構成していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなユーザ網インターフェースは、汎用性の高いIS
DNサービスのINSネットなどのインターフェースと
相互交換するように構成されていたので、汎用のIイン
ターフェース仕様の端末装置を利用者側で閉鎖された専
用回線のインターフェース仕様に合致させることが困難
であった。
【0006】また、Iインターフェースのフレームフォ
ーマットを用いてDチャネル上の情報が呼出制御信号
か、パケット情報であるかなどの識別を行う端末多重化
装置と、既存の専用回線との同期がとれずインターフェ
ース仕様を満たさないという欠点があった。
【0007】さらに、Iインターフェース仕様の中で、
非確認形情報転送手順を用いるI.230aなどのフレ
ームフォーマットを持つ転送方式では、転送した上位レ
イヤ情報の送達確認をせず、また、誤り回復手順も行わ
ない放送形式情報転送を用いる端末多重化装置と、既存
の専用回線とを接続することが困難であるという問題が
あった。
【0008】この発明は、上記のような従来技術の課題
を解決するためになされたものであり、その目的は、既
存の専用回線に汎用のISDNなどの端末装置を接続
し、デジタル情報を交換する電子交換装置を提供するこ
とにある。また、複数の搬送端局装置に供給されるクロ
ック信号から転送フレームの先頭ビットを判定して、G
インターフェース情報をIインターフェース情報に変換
して伝送する電子交換装置を提供することにある。さら
に、複数の搬送端局装置に供給されるクロック信号から
転送フレームの先頭ビットを判定して、Iインターフェ
ース情報をGインターフェース情報に変換して伝送する
電子交換装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明に係る電子交換装置は、専用回線に接続され
た複数の搬送端局装置を同期制御するクロック信号から
フレームの先頭識別符号を判定して、端末装置と搬送端
局装置との間で相互にインターフェース仕様の異なる時
分割デジタル信号の速度変換を開始する変換装置を備え
るものである。
【0010】また、専用回線に接続された搬送端局装置
の複数のデータチャネルから第1のインターフェース信
号を受信してバッファに記憶する速度変換部、該搬送端
局装置と他の搬送端局装置を同期制御するクロック信号
からフレームの先頭識別符号を検知し、第1のインター
フェース信号を多重化装置に転送させるカウンタ部、該
カウンタ部に接続され多重化装置から転送される第1の
インターフェース信号を第2のインターフェース信号に
変換するインターフェース部を備えるものである。
【0011】さらに、端末装置の単一データチャネルか
ら第2のインターフェース信号を受信して複数の第1の
インターフェース信号に分離する分離装置、該分離装置
から第1のインターフェース信号を受信しバッファに記
憶する速度変換部、専用回線に接続された搬送端局装置
と他の搬送端局装置を同期制御するクロック信号からフ
レームの先頭識別符号を検知し、該第1のインターフェ
ース信号を搬送端局装置に転送させるカウンタ部を備え
るものである。
【0012】また、第2のインターフェース信号が毎秒
64Kビットの伝送速度の第1のインターフェース信号
を毎秒192Kビットの伝送速度に多重化された時分割
デジタル信号であるものである。
【0013】
【作用】上記構成を有するこの発明のにおいては、外部
から供給される同期制御用のクロック信号から伝送フレ
ームの先頭識別符号を判定し、インターフェース仕様の
異なる時分割デジタル信号を相互に変換することができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の好
適な実施の形態について説明する。特に制限はないが、
この装置は、ISDNネットサービスの汎用端末装置を
利用者の専用回線に接続する電子交換装置用に構成され
ている。
【0015】図1は本発明の実施の形態である電子交換
装置のブロック図である。図において、電子交換装置2
5は、他の電子交換装置27と伝送路29で接続され電
子交換装置25と27とを同期制御するN系とE系のク
ロック信号が供給されている。インターフェースの分界
点は利用者のデータ端末装置と機能群の2つの参照構成
を規定し、図中のT点ならびS点は専用回線におけるG
703インターフェースの規定点で、両点に適用される
インターフェース仕様は同一である。参照点R点には既
存のインターフェース仕様(TTC標準JT−I.43
0a)が用いることができる。データチャネル31から
36は、インターフェース上で個々のデジタル情報を伝
送するために利用できる単位である。利用者のデータ端
末38から40ならびに電話器41は、これらデータチ
ャネルを通じて伝送路29から情報の送受信を行うこと
ができる。また、データチャネル31、32、33のそ
れぞれは、ユーザ情報を転送する情報チャネルを有して
いる。インターフェースの接続条件は、OSI(Open S
ystem Interconnection:開放型システム間相互接続)の
7階層のモデルに準拠し、網の制御に関する物理層、デ
ータリンク層およびネットワーク層について規定してい
る。このインターフェースの物理層は、端末多重化装置
43を搬送端局装置45に接続する場合の電気的、物理
的条件を規定している。具体的には、変換装置47で配
線構造、フレーム構成、伝送路符号、フレーム同期、電
気的特性及び給電条件などを決定することができる。そ
して、データ端末39、40や電話器41は、端末多重
化装置43およびインターフェースの変換装置47なら
びに搬送端局装置45を通して、専用回線の伝送路29
に接続された相手側の搬送端局装置49に時分割デジタ
ル信号を送受信し、相手側のインターフェースの変換装
置51および端末多重化装置53を通じて、データ端末
55、56、電話器57と接続することができる。ま
た、データ端末39などは搬送端局装置49のデータチ
ャネル34を通じてデータ端末58とも接続することが
できる。さらに、本実施の形態においては、インターフ
ェース仕様を変換する変換装置47と51は共に、N系
若しくはE系のクロック信号からAMI符号を調査して
伝送するフレームの先頭識別符号をNSE部59、61
で判定し、この判定結果に基づいて発生する64KHz
と8KHzの複合クロックで変換装置47を同期制御す
ることができる。
【0016】図2は、本発明の実施の形態である電子交
換装置のフレームフォーマット変換パターンを示すブロ
ック図である。図において、変換装置47は、搬送端局
装置45のデータチャネル32から伝送速度64Kビッ
ト/秒の時分割デジタル信号B1とデータチャネル33
から伝送速度64Kビット/秒の時分割デジタル信号B
2をそれぞれ受信し内部のバッファに記憶してから、N
SE部59から送出される64KHzと8KHzの64
KURのクロック信号に同期させて、時分割デジタル信
号B1とB2の順序で端末多重化装置43へ伝送速度1
28Kビット/秒で出力することができる。また、逆に
端末多重化装置43から時分割デジタル信号B1とB2
の順序で受信したI.430a規格のフレームフォーマ
ットのビット情報をG703規格のフレームフォーマッ
トに変換および分離してから搬送端局装置45へ送信す
ることもできる。
【0017】図3は、上記電子交換装置25に適用され
る変換装置47である。電子交換装置27側の変換装置
51も同様に構成されているので説明を省略する。図に
おいて、変換装置47は、搬送端局装置45からCH1
とCH2のチャネル32、33から伝送速度64Kビッ
ト/秒のG703規格の時分割デジタル信号をB/Uイ
ンターフェース71、73で受信しバイポーラ信号をユ
ニポーラ信号に変換してから、ループ部75を通じて速
度変換部77のバッファ79に蓄積することができる。
また、速度変換部77は、NSE部59から64KHz
と8KHzのAMI符号を受信しデジタルフェーズロッ
クループのDPLL部81とカウンタ部83を用いて生
成された、8KHzのフレーム先頭検出クロックを受信
し、これに応答してバッファ79に蓄積したCH1とC
H2のチャネル情報を64Kビット/秒から128Kビ
ット/秒のデジタル信号に変換して多重分離部85に送
信する。多重分離部85は送信されたデジタル信号をC
H1とCH2の順番に組立てを行い多重化してループ部
87を通じてIインターフェース部89に転送する。I
インターフェース部89は転送された多重化信号を、例
えば、Iインターフェース制御部91と通信を行いJT
−I.430aインターフェース規格の電気的仕様やフ
レーム構造などのプロトコル処理を施し、または、同期
制御や電気的な異常が発生した場合はIインターフェー
ス制御部91からアラーム出力部93へアラーム出力を
報知させる。このアラーム出力部93はプロトコル処理
の異常を知らせるIインターフェース制御部91、クロ
ックの同期異常を知らせるDPLL部81、並びに、B
/Uインターフェース73などのアラーム情報を監視し
てアラーム接点出力とLED表示を行う。また、電源部
95は外部から供給される陽極接地の直流−48Vを直
流+5Vなどの所望の電圧に変換して変換装置47内部
に供給しインターフェース仕様を満たす信号電圧に設定
することができる。さらに、ループ部87はインターフ
ェースで受信した信号を送信部へ折り返してテスト機能
を実行する。上記多重化信号を端末多重化装置43経由
でデータ端末39、40などに配信することができる。
【0018】上記実施の形態では、搬送端局装置45か
ら端末多重化装置43へ時分割デジタル信号を送信する
構成について説明したが、変換装置47は同時に端末多
重化装置43から搬送端局装置45へ時分割デジタル信
号を送信することもできる。すなわち、端末多重化装置
43に接続されたデータ端末39、40などからのI.
430aインターフェース仕様の時分割デジタル信号を
Iインターフェース部89で受信し、ループ部87を通
じて多重分離部85に転送する。多重分離部85はI.
430aインターフェース信号を分離して速度変換部7
7に送信する。速度変換部77は送信された分離信号を
バッファ79へ蓄積し、カウンタ部83からのフレーム
の先頭検出クロックに同期して伝送速度128Kビット
/秒のデジタル信号を伝送速度64Kビット/秒に変換
する。この速度変換された時分割デジタル信号をループ
部75を経由してU/Bインターフェース97、99に
送信する。U/Bインターフェース97、99は、送信
された時分割デジタル信号をユニポーラ信号からバイポ
ーラ信号に変換してCH1のデータチャネル32とCH
2のデータチャネル33へ送信することで、搬送端局装
置45と端末多重化装置43との間で相互にインターフ
ェス仕様の異なる時分割デジタル信号を交換することが
できる。しかも、Iインターフェース仕様のAMI符号
からフレームの先頭識別符号を判別する必要がなく、A
MI符号を外部から供給されるN系若しくはE系の複合
信号から伝送フレームの先頭識別符号を検出して同期制
御するので、G703インターフェース仕様のデジタル
信号とI.430aインターフェース仕様のデジタル信
号を同一の伝送路で送受信させても何れのデジタル信号
も競合せずに同期制御することができる。
【0019】図4は、上記ループ部75と89の折り返
し機能をテストする機能ブロック図である。図におい
て、変換装置47は、64KURのバイポーラ信号をB
/Uインターフェース71、73で受信し、ループ部7
5を経由して送信側のCH1とCh2のチャネルへ返信
することができ、また、I.430aインターフェース
仕様の128Kビット/秒のデジタル信号をIインター
フェース89で受信し、ループ部89を経由して送信側
に返信することができ、これによって、CH1、CH
2、Iインターフェースの機能検査を実施することがで
きる。
【0020】図5は上記I.430aインターフェース
のフレームフォーマットである。フレームフォーマット
は図上部に示すNTの変換装置47からTEの端末多重
化装置43方向、及び、図下部に示すTEの端末多重化
装置43からNTの変換装置47方向のデータの流れに
よって異なるように構成されている。図上部においてフ
レームフォーマットは、48ビットを250μ秒で伝送
するフレームで構成し、ビットレートは192Kビット
/秒であり、128Kビットのユーザ情報を含むことが
できる。つまり、1フレームの中に2つの64Kビット
/秒のB1とB2チャネルを2回伝送することができ
る。本実施の形態では、I.230インターフェースで
使用する16Kビット/秒のDチャネル及び端末割当て
の許可を判定するDエコービットのEビットの代わりに
未使用ビットUを割当てることができる。したがって、
Dチャネルアクセス制御は行わずに、主に外部からのN
/E信号によって端末割当てを処理している。これらの
ビットの他に、フレーム同期をとるためのフレーミング
ビットF及び直流成分を除去するための直流平衡ビット
Lなどを規定している。上述のように伝送符号として、
変換装置43と搬送端局装置45の双方向とも外部から
のN/E系100%パルス幅のAMI符号を用いること
ができ、2進数「0」を正または負のパルス、2進数
「1」をパルスなしの符号化則で規定することができ
る。また、この伝送符号に同期して、回線接続及び回線
切断を行うように構成することができる。よって、チャ
ネルの分配などは主に搬送端局装置45で管理すること
ができる。
【0021】図6は、上記NSE部59からの64Kと
8Kの複合クロックおよび64Kデータとの位相関係を
示すタイミングチャートである。本実施の形態では、フ
レーム同期としてAMI符号における符号化則のバイオ
レーション101を用いている。具体的には、外部から
のN系若しくはE系のパルス信号が2進数「0」ビット
のパルスの極性を同一にするコードバイオレーション1
01を検出したときのG703フォーマットの64Kビ
ット/秒のUR信号103が先頭識別符号として使用す
ることができる。このような構成により、送信側で生成
したI.430aインターフェース信号に含まれるFビ
ットとLビットの2進数「0」ビットの極性からなるコ
ードバイオレーションを受信側で検出して同期制御を確
立する必要がなく、G703規格のN系若しくはE系の
クロックを共用できるので同期制御回路を小型にするこ
とができる。
【0022】ところで、上記の説明では、この発明をG
703インターフェースとI.430aインターフェー
ス相互のフレームフォーマットの変換装置を有する電子
交換装置用に説明したが、必ずしもI.430aインタ
ーフェースに限定されることはなく、I.230インタ
ーフェースや他のINSサービスのデータ端末装置にも
適用できることは勿論である。また、実施の形態では専
ら、外部から供給されるN系とE系のクロックのバイオ
レーションの検出を利用したが、外部に高品質のクロッ
ク源を有しない電子交換装置の場合は、多少ハードウエ
アが増加し検出タイミングの余裕が必要となるがIイン
ターフェースに含まれるフレームビットFと次の2進数
「0」ビットの極性を1回若しくは2回テストすること
でコードバイオレーションを検出し、フレームの先頭識
別符号を受信側で認識するように構成することもでき
る。さらに、上記実施の形態では、回線接続制御回路で
データ端末装置を割当てたが、必ずしもこのような構成
にする必要はなく回線を割当てられる手段であれば、
I.230インターフェースに含まれるDチャネルやD
エコーチャネルEなどを用いてデータ端末装置間の競合
を調整することもできる。さらにまた、Iインターフェ
ース仕様のデータ端末装置を利用者が管理する専用回線
に接続して、例えば、スコープホンとセンサを組み合わ
せた集中警備システム、画像伝送による画像データベー
スの広域利用、PCMを用いた高音質音声の伝送、G4
ファクシミリによる文章伝送、簡易動画伝送による商品
苦情対応システム、遠隔会議システムなどに24時間利
用しても、通信費用は固定料金であるので経済的に有利
である。また、データ端末39、40などを端末多重化
装置43を経由して変換装置47に接続したが、データ
端末39、40も端末多重化装置43も共にIインター
フェース仕様の機器なので、データ端末39、40を変
換装置47へ直接に接続することもできることは勿論で
ある。
【0023】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、固定料金の利用者専用線に、異なるイン
ターフェース仕様のデータ端末装置を接続することがで
き、通信費用を低減させることができる。
【0024】また、同期制御用のクロックを異なるイン
ターフェース仕様のフレームフォーマットに共用するこ
とで、ハードウエアの増加を最小限に抑えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る電子交換装置のブ
ロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係る電子交換装置に適
用する変換装置のブロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係る電子交換装置に適
用する変換装置の回路ブロック図である。
【図4】 本発明の実施の形態に電子交換装置を試験す
る機能ブロック図である。
【図5】 本発明の実施の形態に係るフレームフォーマ
ットのブロック図である。
【図6】 本発明の実施の形態に係る電子交換装置のタ
イミングチャートである。
【図7】 従来の電子交換装置のブロック図である。
【図8】 従来の電子交換装置の機能ブロック図であ
る。
【符号の説明】
25 電子交換装置、29 伝送路、31,32,33
データチャネル、38,39,40 データ端末、4
1 電話器、43 端末多重化装置、45 搬送端局装
置、47 変換装置、59 NSE部、77 速度変換
部、81 DPLL部、83 カウンタ部、85 多重
分離部、89 Iインターフェース部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 専用回線に接続された複数の搬送端局装
    置を同期制御するクロック信号からフレームの先頭識別
    符号を判定して、端末装置と搬送端局装置との間で相互
    にインターフェース仕様の異なる時分割デジタル信号の
    速度変換を開始する変換装置を備えることを特徴とする
    電子交換装置。
  2. 【請求項2】 専用回線に接続された搬送端局装置の複
    数のデータチャネルから第1のインターフェース信号を
    受信してバッファに記憶する速度変換部、該搬送端局装
    置と他の搬送端局装置を同期制御するクロック信号から
    フレームの先頭識別符号を検知し、第1のインターフェ
    ース信号を多重化装置に転送させるカウンタ部、該カウ
    ンタ部に接続され多重化装置から転送される第1のイン
    ターフェース信号を第2のインターフェース信号に変換
    するインターフェース部を備えることを特徴とする電子
    交換装置。
  3. 【請求項3】 端末装置の単一データチャネルから第2
    のインターフェース信号を受信して複数の第1のインタ
    ーフェース信号に分離する分離装置、該分離装置から第
    1のインターフェース信号を受信しバッファに記憶する
    速度変換部、専用回線に接続された搬送端局装置と他の
    搬送端局装置を同期制御するクロック信号からフレーム
    の先頭識別符号を検知し、該第1のインターフェース信
    号を搬送端局装置に転送させるカウンタ部を備えること
    を特徴とする電子交換装置。
  4. 【請求項4】 前記第2のインターフェース信号は、毎
    秒64Kビットの伝送速度の第1のインターフェース信
    号を毎秒192Kビットの伝送速度に多重化された時分
    割デジタル信号であることを特徴とする請求項2または
    3に記載の電子交換装置。
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