JPH1198231A - 電話機ホルダー - Google Patents

電話機ホルダー

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JPH1198231A
JPH1198231A JP9258935A JP25893597A JPH1198231A JP H1198231 A JPH1198231 A JP H1198231A JP 9258935 A JP9258935 A JP 9258935A JP 25893597 A JP25893597 A JP 25893597A JP H1198231 A JPH1198231 A JP H1198231A
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JP
Japan
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mobile phone
holder
connector
telephone
case
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Withdrawn
Application number
JP9258935A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Hirai
宏樹 平井
Yuichiro Tsutsumi
祐一郎 堤
Masashi Sugimoto
雅司 杉本
Tetsuji Tanaka
徹児 田中
Yasuhiro Hiura
靖博 日浦
Shigeki Sakai
茂樹 境
Yoshito Sakai
義人 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness System Technologies Research Ltd
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Publication date
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Priority to US09/153,897 priority patent/US6339699B1/en
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話機の形状にかかわらず、これをホル
ダーコネクタと円滑に結合し、かつ良好に保持する。 【解決手段】 携帯電話機Tの裏面突出部である電池9
0等が嵌入可能な可動側ケース40を固定側ケース10
にスライド可能に設ける。この可動側ケース40のスラ
イドにより、携帯電話機Tの電話機側コネクタTCとホ
ルダーコネクタ30とが結合されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等に設置さ
れ、携帯電話機を保持する電話機ホルダーに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近来、携帯電話機の普及に伴い、自動車
等において携帯電話機を所定のホルダーコネクタと接続
したままこれを保持するための電話機ホルダーの開発が
進められている。このような電話機ホルダーとしては、
携帯電話機を保持するための台枠状等のホルダー本体
と、カールコード等を介してホルダー本体もしくは車体
に取り付けられたホルダーコネクタとを備え、携帯電話
機とホルダーコネクタとを接続するとともに、携帯電話
機をホルダー本体に位置合わせして載置し、この状態で
係止手段等により携帯電話機を保持するものが一般に知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の電
話機ホルダーでは、携帯電話機とホルダーコネクタとの
接続作業や、ホルダー本体に携帯電話機を位置合わせし
て固定する作業が容易でなく、このような作業を自動車
の運転者が運転中等に行うことは困難である。また、携
帯電話機の保持状態が安定しておらず、走行中の振動等
によってホルダーから携帯電話機が脱落してしまうおそ
れもある。
【0004】このような不都合を解消する手段として、
例えば図15に示すように、車のボディ100等に、携
帯電話機Tが略水平状態で上から挿入可能な携帯電話機
挿入空間104をもつホルダー本体102を組み込むと
ともに、上記携帯電話機挿入空間104の側方にホルダ
ーコネクタ106を固定し、携帯電話機挿入空間104
内に挿入された携帯電話機Tがその挿入状態のまま上記
ホルダーコネクタ106に結合されるようにするものが
考えられる。
【0005】しかし、この構造において、上記携帯電話
機Tの裏面(図では下面)が平坦である場合には、この
携帯電話機Tを携帯電話機挿入空間104内に挿入して
から(矢印)、この携帯電話機挿入空間104内で携
帯電話機Tを水平方向にずらしてホルダーコネクタ10
6に結合する作業(矢印)を円滑に行うことができる
が、携帯電話機Tの裏面に電池が装着される等して局所
的に突出部が形成されている場合には、後者の作業(矢
印)を行う際に携帯電話機Tがぐらつき、この携帯電
話機Tとホルダーコネクタ106とを円滑に結合できな
いおそれがある。また、結合できたとしても、その後の
携帯電話機の保持状態は不安定で信頼性に劣る。
【0006】本発明は、上記の事情に鑑み、携帯電話機
の形状にかかわらず、携帯電話機とホルダーコネクタと
の結合を円滑にでき、かつ、その結合状態で携帯電話機
を良好に保持できる電話機ホルダーを提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、裏面に突出部をもつ携帯電話
機を当該携帯電話機がホルダーコネクタに結合された状
態で保持する電話機ホルダーであって、上記ホルダーコ
ネクタが取付けられる固定側ケースと、この固定側ケー
スに上記ホルダーコネクタと携帯電話機との結合方向に
スライド可能に取付けられ、上記携帯電話機の突出部が
嵌入可能な凹部をもつ可動側ケースとを備え、この可動
側ケースの凹部に上記携帯電話機の突出部が嵌入された
状態でこれら可動側ケース及び携帯電話機がスライドす
ることにより当該携帯電話機と上記ホルダーコネクタと
が結合されるように構成したものである。
【0008】この構成によれば、可動側ケースの凹部に
携帯電話機の裏面突出部を嵌め込んだ状態で、この可動
側ケースと一体に携帯電話機をホルダーコネクタに向け
てスライド操作することにより、上記裏面突出部の存在
にかかわらず、携帯電話機を円滑にホルダーコネクタに
結合することができ、この結合状態で携帯電話機を良好
に保持することができる。また、逆の操作等を行うこと
により、携帯電話機を簡単にホルダーコネクタから円滑
に切り離し、ホルダーから取外すことができる。
【0009】また、この電話機ホルダーによれば、上記
携帯電話機がその裏面に互いに突出量の異なる複数種の
電池が選択的に装着されるものであっても、各電池の装
着によって生じた突出部がいずれも上記凹部内に嵌入可
能となるように当該凹部の形状を設定することにより、
使用電池にかかわらず、共通の電話機ホルダーで携帯電
話機の保持ができる。
【0010】上記の電話機ホルダーにおいて、上記可動
側ケースを上記ホルダーコネクタから離れる方向に付勢
する付勢手段と、この付勢手段の付勢力に抗して上記可
動側ケース及び携帯電話機を当該携帯電話機がホルダー
コネクタと結合される位置に係止し、かつ、外部からの
操作により当該係止を解除する係止手段とを備えれば、
携帯電話機とホルダーコネクタとを結合した状態で、上
記係止を解除する操作を行うだけで、自動的に携帯電話
機をホルダーコネクタから切離し、可動側ケースを元の
位置に復帰させることが可能になる。
【0011】上記携帯電話機及び可動側ケースを係止す
るための被係止部は、携帯電話機側に設けるようにして
もよいし、可動側ケースに設けるようにしてもよい。た
だし、可動側ケースに被係止部を設け、この被係止部と
係合するように上記係止手段を構成すれば、携帯電話機
側を加工する必要がなくなり、ホルダーの汎用性が高ま
る。
【0012】上記係止を解除させるための操作は、ボタ
ンを押圧する操作や、つまみを回転させる操作等であっ
てもよいが、上記係止位置から上記携帯電話機及び可動
側ケースがさらにホルダーコネクタ側に押圧操作される
ことにより上記係止を解除するように上記係止手段を構
成すれば、特別な操作部を設けることなく、携帯電話機
の操作だけで係止の解除が可能になる。
【0013】さらに、上記の係止手段に加え、上記ホル
ダーコネクタを上記携帯電話機との結合方向に移動可能
に固定側ケースに取付けるとともに、上記携帯電話機と
ホルダーコネクタとの結合及び切離し時に携帯電話機と
連動して当該携帯電話機の移動の向きと同じ向きにかつ
その動作速度よりも低い速度でホルダーコネクタを移動
させる連動機構とを備え、上記携帯電話機の移動速度と
ホルダーコネクタの移動速度との差によって携帯電話機
とホルダーコネクタとの結合及び切離しが行われるよう
にすれば、携帯電話機とホルダーコネクタとの着脱の
際、当該携帯電話機の移動の向きと同じ向きにホルダー
コネクタが移動しながら両者が結合及び切離しされるた
め、その結合及び切離しに要するストローク(すなわち
結合開始から終了までの携帯電話機の移動量)はホルダ
ーコネクタが静止した状態で行われる場合よりも大きく
なり、その分、結合及び切離しに要する最大力は逆に低
下する。よって、携帯電話機の着脱の際に加えなければ
ならない力を軽減することができる。
【0014】さらに、上記ホルダーコネクタを、携帯電
話機との結合状態をロックするためのロック部及び外部
から押圧操作を受ける被操作部を有し、この被操作部の
押圧操作によって上記ロック部がロック位置と非ロック
位置とに切換えられるロック機能付コネクタで構成する
とともに、上記固定側ケースに、上記ホルダーコネクタ
が携帯電話機側へ前進するのに伴ってそのロック部をロ
ック位置から非ロック位置に切換えるように上記被操作
部を操作するコネクタ操作部を設ければ、コネクタ結合
状態では、これをロックすることにより、電気的接続を
より確実にできる一方、携帯電話機とホルダーコネクタ
との切離し時には、特別な操作を行わずして自動的に結
合状態のロックを解除させることができる。
【0015】この場合、固定側ケースの側壁の形状を、
上記携帯電話機が上記ホルダーコネクタと結合されてい
る位置では当該携帯電話機の側面を側方から覆い、上記
携帯電話機が上記ホルダーコネクタから切り離されてい
る位置では当該携帯電話機の側面の少なくとも一部を側
方に露出させる形状とすれば、コネクタ同士が結合して
いる時には、携帯電話機の側面が覆われていてこれをつ
まむことが困難であるため、上記結合状態がロックされ
ているにもかかわらず携帯電話機を無理に引き抜こうと
するような誤操作が防がれる一方、上記ロックが解除さ
れてコネクタが切り離されている状態では、携帯電話機
の側面において側方に露出している部分を指等でつまむ
ことにより、携帯電話機を容易にホルダーから取り出す
ことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を図
1〜図13に基づいて説明する。
【0017】この実施の形態にかかる電話機ホルダー
は、裏面に電池90が装着されて舟型状に突出している
携帯電話機Tを保持するためのもので、固定側ケース1
0と、コネクタモジュール20と、可動側ケース40と
を備えている。
【0018】固定側ケース10は、前後方向に延び、そ
の後端部を除く部分が上方に開口する容器状をなしてい
る。そして、この容器状部分の内側に可動側ケース40
が収納されている。
【0019】可動側ケース40は、上記携帯電話機Tの
電池90の部分(突出部)と略合致する形状の凹部41
を有し、この凹部41内に上記電池90の部分が嵌入さ
れた状態で、携帯電話機Tを下から支持できるように構
成されている。
【0020】図4に示すように、可動ケース40の両側
壁には前後に延びる突条42が形成される一方、固定側
ケース10の両側壁内側面には同方向の凹溝12が形成
されており、この凹溝12内に上記突条42が嵌入され
ることにより、可動側ケース40が固定側ケース10内
に前後方向にスライド可能に取付けられている。さら
に、固定側ケース10の側壁において上記凹溝12より
も上方の位置には内側に突出する突条13が形成され、
この突条13が可動側ケース40上の携帯電話機Tの溝
94に嵌まり込むようになっている。また、固定側ケー
ス10の底面(すなわち可動側ケース40の下面と接触
する面)11には凹凸が形成され、可動側ケース40の
スライドが円滑になるように配慮がなされている。
【0021】コネクタモジュール20は、図5及び図6
に示すような上ケース21及び下ケース22からなるケ
ーシング内にホルダーコネクタ30を保持したもので、
上記固定側ケース10の後部に組み込まれている。この
コネクタモジュール20の配設位置は、上記可動側ケー
ス40上に支持された携帯電話機Tが当該可動側ケース
40とともに後退する際、この携帯電話機Tの後端の電
話機側コネクタTCと上記コネクタモジュール20とが
結合可能となる位置に設定されている(図6参照)。
【0022】なお、図5及び図6では便宜上、携帯電話
機Tと電池90とを一体に表してハッチングを施してあ
る。
【0023】ホルダーコネクタ30は、図7〜図10に
示すようなコネクタ本体31と、左右一対の被操作部3
2とを一体に有している。被操作部32は、薄肉で、そ
の前端(図9及び図10では上端)と後端(同図下端)
とがコネクタ本体31と一体につながり、中腹部が幅方
向外側に膨らむ略円弧状をなしており、当該中腹部が外
側から押圧されることにより内側に撓み変形するように
なっている(同図二点鎖線参照)。各被操作部32の前
部外側面にはロック爪(ロック部)33が突設され、図
6の実線に示すように被操作部32が無変形の状態で
は、各ロック爪33が電話機側コネクタTCの内側面に
形成された凹部Ch内に嵌まり込んで当該電話機側コネ
クタTCとホルダーコネクタ30との結合状態をロック
する一方、同図二点鎖線に示すように被操作部32が内
側に撓み変形した状態では、各ロック爪33も上記凹部
Chから内側に逃げて上記ロックを解除するように構成
されている。
【0024】なお、図7等において34は、被操作部3
2の最大撓み変形を規制するためにコネクタ本体31に
形成されたストッパである。
【0025】上ケース21及び下ケース22は、ホルダ
ーコネクタ30を前後方向にスライド可能に保持する形
状、詳しくは、前側(図9及び図10では下側)に開口
する形状を有し、その開口部の左右には、内側に突出し
て上記被操作部32を押圧操作するコネクタ操作部22
dが形成されている。
【0026】ホルダーコネクタ30の後部にはブラケッ
ト23が取付けられ、このブラケット23から後方に左
右一対のピン23aが延びている。これらのピン23a
は、上下ケース21,22に形成された切欠21a,2
2aからなる貫通孔に挿通されており、両ピン23aの
周囲には、上記ブラケット23とケース21,22の後
端壁との間に介在する圧縮コイルばね(付勢手段)24
が設けられている。そして、このコイルばね24の弾発
力によりホルダーコネクタ30が前方(図12及び図1
3では上方)に付勢され、外力を受けない状態で被操作
部32が上記両コネクタ操作部22dに押圧操作される
位置(図9の位置)までホルダーコネクタ30が押し出
されるようになっている。
【0027】なお、両ケース21,22の後端壁には切
欠21b,22bが形成され、これらを通じて上記ホル
ダーコネクタ30からの電線Dがケース外部に導出され
ている。
【0028】ホルダーコネクタ30のコネクタ本体31
の下面には、上下方向の回転軸25aが形成され、この
回転軸25aを中心に回転可能にピニオン25が取付け
られている。一方、下ケース22の底壁上面の片側内縁
部には、上記ピニオン25と噛み合うラック22cが形
成され、ピニオン25の回転に連動してホルダーコネク
タ30が内側ハウジング22に対して前後方向にスライ
ドするようになっている。
【0029】このコネクタモジュール20には、ラック
26a及び当接板26bを一体に有する伝動部材26が
設けられている。ラック26aは、前後に延びる状態で
ケース21,22内に前側から挿入され、前後方向にス
ライド可能な状態で上記ピニオン25に噛合されてい
る。当接板26bは、電話機挿入方向と直交する向きで
上記ラック26aの前端に一体につながっており、上記
可動側ケース40の後端面と接触している。従って、上
記ラック22a、ピニオン25、及び伝動部材26によ
り、可動側ケース40の前後方向のスライドに連動して
その移動速度の半分の速度でホルダーコネクタ30を同
じ向きに移動させる連動機構が構成されるとともに、コ
ネクタモジュール20の圧縮コイルばね24によって可
動側ケース40も前方(ホルダーコネクタ30から離れ
る方向;図5及び図6では左方)に付勢された状態とな
っている。
【0030】さらに、この電話機ホルダーでは、可動側
ケース40をその上の携帯電話機Tの電話機側コネクタ
TCとホルダーコネクタ30とが結合する位置(図6に
示す後退位置)に係止するための係止手段が設けられて
いる。その具体的な構造を図11〜図13に示す。ただ
し、これらの図では、便宜上、コネクタモジュール20
の図示を省略している。
【0031】固定側ケース11の底面後部(図11〜図
13では上部)には、略扇形の凹部15が形成され、こ
の凹部15内に係止レバー16がその後端部(図では上
端部)を中心に回動可能に嵌め込まれている。この係止
レバー16の前端部(図では上端部)には、上方に突出
する係止突起16aが形成されている。
【0032】一方、可動側ケース11の底面後部には、
前記係止突起16aが侵入可能な下向き開口の凹溝46
が形成されている。この凹溝46は、後方(図では上
方)に開放された出入口溝46aと、この出入口溝46
aの前端とつながり、略ハート状のカム45を取り囲む
形状のループ溝46bとからなっている。そして、可動
側ケース40がコネクタモジュール20に近づく(すな
わち後退する)に従って上記係止突起16aが出入口溝
46aからループ溝46bの片側(図では右側)を通っ
て上記カム45の中央窪み部Pに至り(図12〜図1
3)、さらに、この中央窪み部Pから上記係止突起16
aが外れた状態で本体コネクタ23が逆行する(すなわ
ち前進する)に従って上記係止突起16aがループ溝4
6bの反対側(図では左側)を通って出入口溝46a内
に戻るように、ループ溝46bの形状が設定されてい
る。
【0033】固定側ケース10の両側壁前部には、切欠
14が形成されている。そして、図3のように、可動側
ケース40上に携帯電話機Tがセットされ、かつ、当該
携帯電話機Tがホルダーコネクタ30と結合する位置ま
で後退した状態では、携帯電話機Tの側面が全て固定側
ケース10の両側壁に側方から覆われる一方、図2に示
すように携帯電話機Tがホルダーコネクタ30から離れ
て前進した状態では、携帯電話機Tの前部91の両側面
が切欠14を通じて側方に露出するように、固定側閉1
0の両側壁の高さ寸法及び切欠14の位置が設定されて
いる。
【0034】次に、この電話機ホルダーの作用を説明す
る。
【0035】まず、携帯電話機Tがセットされていない
状態、すなわち、コネクタモジュール20に外力が加え
られていない状態では、ケース21,22内で圧縮コイ
ルばね24の弾発力によりホルダーコネクタ30が前方
に押し出されており、その両被操作部32が下ケース2
2のコネクタ操作部22dと当たって押圧操作されるこ
とにより、両被操作部32の前部のロック爪33は内側
に退避した位置(非ロック位置)に保持されている。ま
た、上記ホルダーコネクタ30の押出しに伴い、これと
ピニオン25及びラック26aを介してつながっている
伝動部材26は、その倍のストロークで押し出され、こ
の伝動部材26の当接板26bと当たっている可動側ケ
ース40は最も前進した位置(図1及び図5の位置)に
保持されている。
【0036】この状態から、携帯電話機Tを略水平にし
た状態でその裏面の電池90を可動側ケース40の凹部
41に嵌め込み、コネクタモジュール20へ向けて押し
込むと、この携帯電話機T及び可動側ケース40が一体
に後退し、携帯電話機Tの後端の電話機側コネクタTC
がコネクタモジュール20のホルダーコネクタ30と結
合する。
【0037】このとき、コネクタモジュール20におい
ては、携帯電話機Tと同じ速度で伝動部材26が後退
し、この伝動部材26のラック26aと噛み合っている
ホルダーコネクタ側ピニオン25が回転し、このピニオ
ン25の回転に伴ってホルダーコネクタ30が前記伝動
部材26の後退速度の半分の速度でケース21,22内
に入り込む(図10の状態)。すなわち、ホルダーコネ
クタ30が後退しながら、このホルダーコネクタ30の
後退速度と携帯電話機Tの後退速度との差によって、ホ
ルダーコネクタ30と電話機側コネクタTCとの結合が
行われることになる。しかも、ホルダーコネクタ30の
後退によってその両被操作部32がコネクタ操作部22
dから解放され、被操作部32が弾性復元することによ
り、その前部のロック爪33が両外側のロック位置へ移
行し、電話機側コネクタTC内の凹部Ch内に嵌まり込
んで両コネクタ30,TCの結合状態を自動的にロック
する。
【0038】一方、固定側ケース10の底部において
は、上記可動側ケース40の後退に伴って、係止レバー
16の係止突起16aが出入口溝46aからループ溝4
6の片側部分に入り込み、その奥部まで到達する(図1
2)。この状態から携帯電話機Tを解放することによ
り、携帯電話機T及び可動側ケース40が圧縮コイルば
ね24の弾発力で僅かに前進し、略ハート状カム45の
窪み部Pに嵌まり込む(図13)。これにより、圧縮コ
イルばね24の付勢力に抗して可動側ケース40及び携
帯電話機Tが後退位置(コネクタ30,TC同士が結合
する位置)に係止される。
【0039】なお、この結合完了状態では、図2に示す
ように携帯電話機Tの側面全域が固定側ケース10の側
壁によって側方から覆われた状態にあるので、携帯電話
機Tを容易に指等でつかむことはできない。よって、両
コネクタ30,TCの結合状態がロックされているにも
かかわらず、強引に携帯電話機Tをホルダーから引き抜
こうとするような誤操作が未然に防止される。
【0040】次に、このセット状態から携帯電話機Tを
再びコネクタモジュール20側へ押し込む(すなわち後
退させる)と、係止突起16aが上記窪み部Pから侵入
時と反対側(図13では左側)に離脱し、その後、携帯
電話機Tを解放すると、上記係止突起16aがその離脱
側のループ溝46bさらには出入口溝46aを通るよう
にしながら、圧縮コイルばね24の弾発力によって可動
側ケース40及び携帯電話機Tが元の位置へ押し戻され
る(すなわち前進する)。
【0041】このとき、コネクタモジュール20におい
ては、携帯電話機Tと結合しているホルダーコネクタ3
0も引張られてケース21,22内を前進するが、この
ホルダーコネクタ30の被操作部32がコネクタ操作部
22dに押圧操作され始めてロック爪33がロック位置
から非ロック位置へ移行することにより、コネクタ結合
状態のロックが解除されてホルダーコネクタ30と電話
機側コネクタTCとの切離しが可能な状態になる。
【0042】さらに、上記ホルダーコネクタ30の前進
に伴い、そのピニオン25がラック22cと噛合しなが
ら回転することにより、このピニオン25と噛合してい
るラック26aをもつ伝動部材26がホルダーコネクタ
30の前進速度の倍の速度で前進し、この伝動部材26
の当接板26bが可動側ケース41さらには携帯電話機
Tを前方へ押出すことによって、電話機側コネクタTC
とホルダーコネクタ30との切離し動作が積極的に行わ
れる。すなわち、伝動部材26及び携帯電話機Tの前進
速度とホルダーコネクタ30の前進速度との差によって
両コネクタ30,TCの切離しが行われる。そして、こ
のように結合が解除された状態で、両切欠14を通じて
携帯電話機Tの前部91を指等でつかむことにより、携
帯電話機Tをホルダー内から簡単に取り出すことができ
る。
【0043】以上のように、この電話機ホルダーは、携
帯電話機Tの裏面突出部である電池90が嵌入可能な可
動側ケース40を固定側ケース10にスライド可能に設
け、この可動側ケース40のスライドによって携帯電話
機Tの電話機側コネクタTCとホルダーコネクタ30と
の結合が行われるようにしたものであるので、上記裏面
突出部の存在にかかわらず、携帯電話機Tを安定した状
態で保持しながら円滑にホルダーコネクタ30と結合す
ることが可能である。
【0044】さらに、上記携帯電話機Tの裏面に互いに
大きさの異なる複数種の電池が装着される場合、例え
ば、図14(a)(b)(c)に示すような小型電池9
0A、中型電池90B、大型電池90Cが択一的に装着
される場合には、その装着する電池によって携帯電話機
T全体の形状が大きく変化することになるが、この場合
でも、上記大型電池90Cが嵌まり込み可能な凹部41
を可動側ケース40に形成しておけば、いずれの電池が
携帯電話機Tに装着された場合にも当該電池を上記凹部
41に嵌め込むことによって携帯電話機Tを常に安定し
た状態で保持することができ、かつ、この携帯電話機T
をホルダーコネクタ30と結合可能な位置まで案内する
ことができる。
【0045】ただし、本発明にかかる電話機ホルダーの
保持対象となる携帯電話機は、上記のように電池が裏面
に装着されるものに限らず、裏面に突出部をもつ種々の
携帯電話機について本発明の適用が可能である。
【0046】さらに、この実施の形態では、次のような
効果を得ることが可能となっている。
【0047】 可動側ケース40を常時前方へ付勢
し、この付勢力に抗して可動側ケース40及び携帯電話
機Tを両コネクタ30,TCの結合位置に係止するとと
もに、携帯電話機Tの再度の押し込みにより当該係止が
解除されるようにしているので、簡単な操作で携帯電話
機Tをホルダーから抜き取ることができる。
【0048】 携帯電話機Tの挿脱の際にその挿脱速
度の半分の速度でホルダーコネクタ30が同じ向きに移
動するため、携帯電話機Tとホルダーコネクタ30との
結合に必要なストローク(すなわち当該結合の開始から
終了までの携帯電話機Tの移動量)は通常の結合動作時
に比べて倍となり、逆に結合に必要な力は半分になる。
従って、元来のホルダーコネクタ30と携帯電話機Tの
電話機側ホルダーコネクタとの嵌合力は高く設定して両
者の電気的接続の信頼性を高く保持しながら、携帯電話
機Tの挿脱の際に必要な操作力は低減させることがで
き、これにより携帯電話機Tの着脱作業をより容易にで
きる。
【0049】 ホルダーコネクタ30を、被操作部3
2の押圧操作によってロック爪33の位置が切換わるロ
ック機能付コネクタとした上で、このホルダーコネクタ
30の前進に伴って上記被操作部32がコネクタ操作部
22dに押圧操作されてロックが解除されるようにして
いるので、コネクタ結合時にはその結合状態をロックし
て確実な電気的接続を確保する一方、携帯電話機Tを取
り外す際には自動的にロックを解除して当該ロック解除
のための特別な操作を不要にできる。
【0050】なお、本発明の実施形態はこれに限らず、
例えば次のような実施形態をとることも可能である。
【0051】(1) 上述のピニオン25等からなる倍力機
構は、適宜省略が可能である。これを省略する場合、例
えば可動側ケース40の後端面と固定側ケース10の後
部との間にばねを介在させて可動側ケース40に直接付
勢力を与えるようにしてもよい。倍力機構を設ける場合
でも、その具体的な構造は図示のものに限らず、例えば
複数の歯車からなる歯車列をホルダーコネクタ30に配
設し、この歯車列に減速比をもたせるようにすれば、携
帯電話機Tの挿入速度に対するホルダーコネクタ30の
速度の比を自由に設定でき、従って結合ストロークや結
合必要力を自由に設定することが可能になる。このよう
な歯車機構の他、その他の運動伝達機構(例えばリンク
機構)を用いて携帯電話機Tとホルダーコネクタ30と
を連動させることも可能である。また、上記実施形態の
ようにホルダーコネクタ30及び伝動部材26を共通の
ケース21,22内に組み込んでコネクタモジュール2
0を構成するのではなく、このコネクタモジュール20
を固定側ケース10に組み込んだものを示したが、ホル
ダーコネクタ30、伝動部材26、ラック等をそれぞれ
別々にホルダー本体内の各所に配置するようにしてもよ
い。
【0052】(2) 前記実施形態では、可動側ケース40
に被係止部である凹溝41を形成しているが、被係止部
を携帯電話機T側に設けるようにしてもよい。ただし、
上記のように可動側ケース40に被係止部を設ければ、
携帯電話機T側を加工する必要がなく、ホルダーの汎用
性をさらに高めることが可能になる。
【0053】(3) 前記実施形態では、携帯電話機Tの再
度の押し込みにより係止が解除されるものを示したが、
例えば固定側ケース10の適所に操作ボタン等を配し、
その操作によって係止が解除されるように構成してもよ
い。
【0054】(4) 本発明にかかる電話機ホルダーは、そ
の具体的な用途を問わず、コネクタと携帯電話機とを結
合した状態で当該携帯電話機を保持する場合に広く適用
が可能である。例えば、自動車の車室内においてスピー
カー等と携帯電話機とを接続する場合の他、無線通信を
目的としてパーソナルコンピュータ等の電子機器に携帯
電話機を接続する場合にも本発明の適用が可能である。
【0055】
【発明の効果】以上のように本発明は、携帯電話機裏面
の突出部が嵌入可能な凹部をもつ可動側ケースを固定側
ケースにスライド可能に取付け、上記嵌入状態で可動側
ケース及び携帯電話機がスライドすることにより当該携
帯電話機と固定側ケースのホルダーコネクタとが結合さ
れるようにしたものであるので、携帯電話機の裏面に突
出部があっても、ホルダーコネクタとの結合作業を円滑
に行うことができ、しかも、その結合状態で携帯電話機
を良好に保持できる効果がある。
【0056】また、上記携帯電話機がその裏面に互いに
突出量の異なる複数種の電池が選択的に装着されるもの
である場合、各電池の装着によって生じた突出部がいず
れも上記凹部内に嵌入可能となるように当該凹部の形状
を設定することにより、使用電池にかかわらず、共通の
電話機ホルダーで携帯電話機を保持できる効果が得られ
る。
【0057】上記可動側ケースを上記ホルダーコネクタ
から離れる方向に付勢する付勢手段と、この付勢手段の
付勢力に抗して上記可動側ケース及び携帯電話機を当該
携帯電話機がホルダーコネクタと結合される位置に係止
し、かつ、外部からの操作により当該係止を解除する係
止手段とを備えたものでは、上記係止を解除する操作だ
けで、自動的に携帯電話機をホルダーコネクタから切離
し、可動側ケースを元の位置に復帰させることができる
効果が得られる。
【0058】ここで、上記可動側ケースに被係止部を設
け、この被係止部と係合するように上記係止手段を構成
したものでは、携帯電話機の加工を不要にしてホルダー
の汎用性を高めることができる。
【0059】また、上記係止位置から上記携帯電話機及
び可動側ケースがさらにホルダーコネクタ側に押圧操作
されることにより上記係止を解除するように上記係止手
段を構成したものでは、特別な操作部のいらない簡素な
構成で係止解除ができる効果がある。
【0060】さらに、上記の係止手段に加え、上記ホル
ダーコネクタを上記携帯電話機との結合方向に移動可能
に固定側ケースに取付けるとともに、上記携帯電話機と
ホルダーコネクタとの結合及び切離し時に携帯電話機と
連動して当該携帯電話機の移動の向きと同じ向きにかつ
その動作速度よりも低い速度でホルダーコネクタを移動
させる連動機構とを備え、上記携帯電話機の移動速度と
ホルダーコネクタの移動速度との差によって携帯電話機
とホルダーコネクタとの結合及び切離しが行われるよう
にすれば、元来の携帯電話機とホルダーコネクタとの結
合力は高く設定して両者間の電気的接続の信頼性は高く
保持しながら、実際に携帯電話機を着脱する際に必要な
操作力を軽減して着脱作業を容易にできる効果が得られ
る。
【0061】さらに、上記ホルダーコネクタを、携帯電
話機との結合状態をロックするためのロック部及び外部
から押圧操作を受ける被操作部を有し、この被操作部の
押圧操作によって上記ロック部がロック位置と非ロック
位置とに切換えられるロック機能付コネクタで構成する
とともに、上記固定側ケースに、上記ホルダーコネクタ
が携帯電話機側へ前進するのに伴ってそのロック部をロ
ック位置から非ロック位置に切換えるように上記被操作
部を操作するコネクタ操作部を設ければ、コネクタ結合
状態のロックによって電気的接続をより確実にし、か
つ、携帯電話機とホルダーコネクタとの切離し時に上記
ロックを自動的に解除することにより、必要な操作を簡
略化できる効果が得られる。
【0062】そして、固定側ケースの側壁の形状を、上
記携帯電話機が上記ホルダーコネクタと結合されている
位置では当該携帯電話機の側面を側方から覆い、上記携
帯電話機が上記ホルダーコネクタから切り離されている
位置では当該携帯電話機の側面の少なくとも一部を側方
に露出させる形状とすることにより、コネクタ結合状態
がロックされているにもかかわらず携帯電話機を無理に
引き抜こうとするような誤操作を防ぎながら、コネクタ
切離し時には携帯電話機の側面を側方に露出させること
によって携帯電話機の取り出し操作を容易にできる効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる電話機ホルダーに携帯電話機を
装着する前の状態を示す斜視図である。
【図2】上記電話機ホルダーの可動側ケースに携帯電話
機をセットした状態を示す斜視図である。
【図3】上記可動側ケース及び携帯電話機をコネクタ結
合位置まで後退させた状態を示す斜視図である。
【図4】上記電話機ホルダーの断面正面図である。
【図5】上記電話機ホルダーにおいて携帯電話機がホル
ダーコネクタに結合される前の状態を示す断面斜視図で
ある。
【図6】上記電話機ホルダーにおいて携帯電話機がホル
ダーコネクタに結合された後の状態を示す断面斜視図で
ある。
【図7】上記電話機ホルダーにおけるコネクタモジュー
ルから上ケースを除去した状態を示す斜視図である。
【図8】上記コネクタモジュールから下ケースを除去し
た状態を示す斜視図である。
【図9】上記コネクタモジュールにおいてホルダーコネ
クタが前方に押し出されている状態を示す平面図であ
る。
【図10】上記コネクタモジュールにおいてホルダーコ
ネクタが後退しながら電話機側コネクタに結合されてい
る状態を示す一部断面平面図である。
【図11】上記電話機ホルダーにおいて可動側ケースが
最も前進している状態を示す平面図である。
【図12】上記電話機ホルダーにおいて可動側ケースが
最も後退している状態を示す平面図である。
【図13】上記電話機ホルダーにおいて可動側ケースが
係止されている状態を示す平面図である。
【図14】(a)は携帯電話機に小型電池が装着された
状態を示す側面図、(b)は携帯電話機に中型電池が装
着された状態を示す側面図、(c)は携帯電話機に大型
電池が装着された状態を示す側面図である。
【図15】携帯電話機挿入空間内に挿入された携帯電話
機がホルダーコネクタと結合される電話機ホルダーの例
を示す一部断面斜視図である。
【符号の説明】
10 固定側ケース 14 切欠 16 係止レバー(係止手段) 20 コネクタモジュール 21 上ケース 22 下ケース 22c ラック(連動機構) 24 コイルばね(付勢手段) 25 ピニオン(連動機構) 26 伝動部材 26a ラック(連動機構) 30 ホルダーコネクタ 31 コネクタ本体 32 被操作部 33 ロック爪(ロック部) 40 可動側ケース 41 凹部 45 凹溝(被係止部) 90,90A,90B,90C 電池 T 携帯電話機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堤 祐一郎 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 杉本 雅司 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 田中 徹児 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 日浦 靖博 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 境 茂樹 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 酒井 義人 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面に突出部をもつ携帯電話機を当該携
    帯電話機がホルダーコネクタに結合された状態で保持す
    る電話機ホルダーであって、上記ホルダーコネクタが取
    付けられる固定側ケースと、この固定側ケースに上記ホ
    ルダーコネクタと携帯電話機との結合方向にスライド可
    能に取付けられ、上記携帯電話機の突出部が嵌入可能な
    凹部をもつ可動側ケースとを備え、この可動側ケースの
    凹部に上記携帯電話機の突出部が嵌入された状態でこれ
    ら可動側ケース及び携帯電話機がスライドすることによ
    り当該携帯電話機と上記ホルダーコネクタとが結合され
    るように構成したことを特徴とする電話機ホルダー。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電話機ホルダーにおい
    て、上記携帯電話機はその裏面に互いに突出量の異なる
    複数種の電池が選択的に装着されるものであり、いずれ
    の電池が装着された場合にも当該電池による突出部が上
    記凹部内に嵌入可能となるように当該凹部の形状を設定
    したことを特徴とする電話機ホルダー。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の電話機ホルダー
    において、上記可動側ケースを上記ホルダーコネクタか
    ら離れる方向に付勢する付勢手段と、この付勢手段の付
    勢力に抗して上記可動側ケース及び携帯電話機を当該携
    帯電話機がホルダーコネクタと結合される位置に係止
    し、かつ、外部からの操作により当該係止を解除する係
    止手段とを備えたことを特徴とする電話機ホルダー。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の電話機ホルダーにおい
    て、上記可動側ケースに被係止部を設け、この被係止部
    と係合するように上記係止手段を構成したことを特徴と
    する電話機ホルダー。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載の電話機ホルダー
    において、上記係止位置から上記携帯電話機及び可動側
    ケースがさらにホルダーコネクタ側に押圧操作されるこ
    とにより上記係止を解除するように上記係止手段を構成
    したことを特徴とする電話機ホルダー。
  6. 【請求項6】 請求項3〜5のいずれかに記載の電話機
    ホルダーにおいて、上記ホルダーコネクタを上記携帯電
    話機との結合方向に移動可能に固定側ケースに取付ける
    とともに、上記携帯電話機とホルダーコネクタとの結合
    及び切離し時に携帯電話機と連動して当該携帯電話機の
    移動の向きと同じ向きにかつその動作速度よりも低い速
    度でホルダーコネクタを移動させる連動機構を備え、上
    記携帯電話機の移動速度とホルダーコネクタの移動速度
    との差によって携帯電話機とホルダーコネクタとの結合
    及び切離しが行われるようにしたことを特徴とする電話
    機ホルダー。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の電話機ホルダーにおい
    て、上記ホルダーコネクタを、携帯電話機との結合状態
    をロックするためのロック部及び外部から押圧操作を受
    ける被操作部を有し、この被操作部の押圧操作によって
    上記ロック部がロック位置と非ロック位置とに切換えら
    れるロック機能付コネクタで構成するとともに、上記固
    定側ケースに、上記ホルダーコネクタが携帯電話機側へ
    前進するのに伴ってそのロック部をロック位置から非ロ
    ック位置に切換えるように上記被操作部を操作するコネ
    クタ操作部を設けたことを特徴とする電話機ホルダー。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の電話機ホルダーにおい
    て、上記固定側ケースの側壁の形状を、上記携帯電話機
    が上記ホルダーコネクタと結合されている位置では当該
    携帯電話機の側面を側方から覆い、上記携帯電話機が上
    記ホルダーコネクタから切り離されている位置では当該
    携帯電話機の側面の少なくとも一部を側方に露出させる
    形状としたことを特徴とする電話機ホルダー。
JP9258935A 1997-09-24 1997-09-24 電話機ホルダー Withdrawn JPH1198231A (ja)

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JP9258935A JPH1198231A (ja) 1997-09-24 1997-09-24 電話機ホルダー
US09/153,897 US6339699B1 (en) 1997-09-24 1998-09-16 Phone holder
US09/953,363 US20020032041A1 (en) 1997-09-24 2001-09-17 Phone holder

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003009568A1 (fr) * 2001-07-18 2003-01-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif support pour telephone cellulaire
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KR101209950B1 (ko) 2010-10-22 2012-12-07 기아자동차주식회사 차량의 전자기기 수용 장치

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Effective date: 20041207