JPH1198049A - 携帯用無線機 - Google Patents

携帯用無線機

Info

Publication number
JPH1198049A
JPH1198049A JP9251044A JP25104497A JPH1198049A JP H1198049 A JPH1198049 A JP H1198049A JP 9251044 A JP9251044 A JP 9251044A JP 25104497 A JP25104497 A JP 25104497A JP H1198049 A JPH1198049 A JP H1198049A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
antennas
phase
wireless device
portable wireless
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9251044A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Abe
隆 安部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP9251044A priority Critical patent/JPH1198049A/ja
Publication of JPH1198049A publication Critical patent/JPH1198049A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)
  • Transceivers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯用無線機のフェージングの状況に応じて
アンテナの指向性を変えることができ、常に最適のアン
テナ指向性を実現できるアンテナを提供する。 【解決手段】携帯用無線機を保持するときに、手が接触
する胴部中心を除く部位に配置された複数のアンテナ1
〜4と、これら複数のアンテナ1〜4により受信された
信号の振幅と位相を可変設定するための位相シフタ21
〜24と、該位相シフタ21〜24により得られた信号
を合成して受信入力信号とする合成回路25とを備え、
携帯用無線機のRSSIが最大となるように、位相シフ
タ21〜24により上記振幅と位相を制御することによ
り、アンテナのビーム方向を操作するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のアンテナ
と、これら複数のアンテナにより受信された信号の振幅
と位相を可変設定するための位相シフタと、該位相シフ
タにより得られた信号を合成して受信入力信号とする合
成回路とを備えた携帯用無線機に関し、特にアンテナの
指向性の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯用無線機は図5に示すような
ロッドアンテナ1、及び図6に示すような、L字型の内
蔵アンテナ2を用いている。従来の携帯用無線機ではこ
れらアンテナのうちいずれか一つ、または双方を用いて
送受信を行っている。この際、特に、双方のアンテナ使
用の際には、ダイバーシチ受信を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ダイバーシチ受信は、
受信状況の良い方を採用する選択式と、アンテナの瞬時
切替式の方式があるが、アンテナ自身の指向性をフェー
ジングの状況に応じて変えることができないため、通話
品質の維持が図り難くなるという問題点がある。
【0004】この発明は、上述した従来の問題点を解決
するためになされたものであり、携帯用無線機のフェー
ジングの状況に応じてアンテナの指向性を変えることが
でき、常に最適のアンテナ指向性を実現できるアンテナ
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、この発明は、携帯用無線機を保持するときに、手
が接触する胴部中心を除く部位に配置された複数のアン
テナと、これら複数のアンテナにより受信された信号の
振幅と位相を可変設定するための位相シフタと、該位相
シフタにより得られた信号を合成して受信入力信号とす
る合成回路とを備え、上記携帯用無線機のRSSIが最
大となるように、上記位相シフタにより上記振幅と位相
を制御することにより、アンテナのビーム方向を操作す
るようにしたものである。
【0006】また、この発明は、上記アンテナが4素子
からなるものとし、筺体内部、及びフリップの適所に配
置するようにしたものである。
【0007】また、この発明は、上記アンテナがn素子
(n≧5,n:整数)からなり、筺体内部、及びフリッ
プの適所に配置するようにしたものである。
【0008】このような構成によれば、携帯用無線機に
対するフェージングの状況に応じて、アンテナの指向性
を変えることができ、通話品質の維持を図ることができ
る。
【0009】さらに、この発明は、上記アンテナをアダ
プティブアレーアンテナとして、アンテナアレーをマイ
クロストリップアンテナにより構成するようにしたもの
である。
【0010】このような構成によれば、携帯用無線機を
小型、薄型に形成することができ、従来のロッドアンテ
ナを実装したときのかさばりを解消することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態を図に従っ
て説明する。図1は実施の形態を示すブロック図であ
る。図1に示すアンテナ系の構成は、4個のアンテナ
(素子)をアレー状に配置したアダプティブアレーアン
テナからなり、アンテナを携帯用無線機の筺体内側及び
キー部フリップにアレー状態に並べて構成される。
【0012】各アンテナに低雑音増幅器(LNA)11
〜14、位相シフタ21〜24をそれぞれ接続し、その
出力を合成回路25で合成し、合成回路25に接続され
た検波・復調回路26で検波・復調処理を行う。なお、
位相シフタ21〜24は、位相制御データ記憶回路27
に接続され、またRSSI信号が入力される位相制御回
路28により制御される。
【0013】アンテナ1〜4は、各々λ/2間隔に配置
されており、低雑音増幅器(LNA)11〜14とRS
SI情報により位相制御される位相シフタ21〜24に
接続されている。これにより、各アンテナ1〜4の位相
は360度回転して指向性を変えることができる。
【0014】各位相シフタ21〜24の出力は合成され
検波・復調回路26に出力される。図2、図3は携帯電
話機中のマイクロストリップアンテナの配置例を示すア
ンテナ配置図である。
【0015】図2において、(A)はアンテナ1〜4を
携帯用無線機の筺体30の表面の四隅に、等間隔になる
ように配置した例である。(B)はアンテナ1、2を筺
体30上部の裏面に設け、アンテナ3、4を筺体30の
下部の表面に設け、さらにこれら各対のアンテナ1、2
と3、4が等間隔になるように配置した例である。
(C)はアンテナ1を筺体30上部の裏面に、アンテナ
2を表示パネル31の上側に設け、アンテナ3、4を操
作パネル32の両側に対称になるように配置した例であ
る。(D)はアンテナ1、2を筺体30の表示パネル3
1の上側に、アンテナ3、4を筺体30上部の裏面に、
それぞれ等間隔になるように配置した例である。
【0016】図3において、(E)はアンテナ1、2を
表示パネル31の両側に、アンテナ3、4を縦開きのフ
リップ33の裏面に、それぞれ等間隔になるように配置
した例である。(F)はアンテナ1、2を表示パネル3
1の上下側に、アンテナ3、4を縦開きのフリップ33
の裏面にそれぞれ等間隔になるように配置した例であ
る。(G)はアンテナ1、2を表示パネル31の両側
に、アンテナ3、4を横開きのフリップ34の裏面に、
それぞれ等間隔になるように配置した例である。(H)
はアンテナ1、2を表示パネル31の上下側に、アンテ
ナ3、4を横開きのフリップ34の裏面に、それぞれ等
間隔になるように配置した例である。
【0017】上述したいずれのアンテナ配列において
も、手が接触する胴部中心を除く端部に配置しているの
で、手による電磁界遮蔽を回避している。また、上述し
たいずれのアンテナ素子もマイクロストリップアンテナ
等を用いれば、小型、薄型で形成することができること
は自明である。なお、この実施の形態においては、アン
テナ(素子)数を4つとして説明したが、この発明は、
5つ以上の複数にも適用できることは言うまでもない。
【0018】次に、4素子のアンテナ1〜4を半波長間
隔で線上に並べた時の指向性特性の計算結果の例を図4
に示す。図に示した指向性は、各アレイ素子の振幅を一
定とし、位相のみ制御した例である。図示したように、
複数の方向で4本合成による利得値4が得られているこ
とが分かる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、この発
明によれば、携帯用無線機に対するフェージングの状況
に応じて、アンテナの指向性を変えることができ、通話
品質の維持を図ることができるという効果を奏する。ま
た、アダプティブアレーアンテナのアンテナアレーをマ
イクロストリップアンテナ等により構成することで、小
型、薄型に形成することができ、従来のロッドアンテナ
を実装したときのかさばりを解消することができるとい
う効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図2】携帯用無線機中のアンテナ素子の配置例を示す
図である。
【図3】携帯用無線機中のアンテナ素子の配置例を示す
図である。
【図4】4素子のアンテナを半波長間隔で線状に並べた
ときの指向性特性の計算結果を示す図である。
【図5】従来の携帯用無線機とそれに使用されるロッド
アンテナを示す図である。
【図6】従来の携帯用無線機の内蔵アンテナに使用され
るL字型アンテナを示す図である。
【符号の説明】
1〜4 アンテナ 11〜14 LNA 21〜24 位相シフタ 25 合成回路 26 検波・復調回路 27 位相制御データ記憶回路 28 位相制御回路 30 筺体 31 表示パネル 32 操作パネル 33 縦開きのフリップ 34 横開きのフリップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯用無線機を保持するときに、手が接
    触する胴部中心を除く部位に配置された複数のアンテナ
    と、これら複数のアンテナにより受信された信号の振幅
    と位相を可変設定するための位相シフタと、該位相シフ
    タにより得られた信号を合成して受信入力信号とする合
    成回路とを備え、 上記携帯用無線機のRSSIが最大となるように、上記
    位相シフタにより上記振幅と位相を制御することによ
    り、アンテナのビーム方向を操作するようにしたことを
    特徴とする携帯用無線機。
  2. 【請求項2】 上記アンテナが4素子からなるものと
    し、筺体内部、及びフリップの適所に配置することを特
    徴とする請求項1記載の携帯用無線機。
  3. 【請求項3】 上記アンテナがn素子(n≧5,n:整
    数)からなり、筺体内部、及びフリップの適所に配置す
    ることを特徴とする請求項1記載の携帯用無線機。
  4. 【請求項4】 上記アンテナをアダプティブアレーアン
    テナとし、アンテナアレーをマイクロストリップアンテ
    ナにより構成することを特徴とする請求項1乃至請求項
    3のいずれかに記載の携帯用無線機。
JP9251044A 1997-09-16 1997-09-16 携帯用無線機 Withdrawn JPH1198049A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9251044A JPH1198049A (ja) 1997-09-16 1997-09-16 携帯用無線機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9251044A JPH1198049A (ja) 1997-09-16 1997-09-16 携帯用無線機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1198049A true JPH1198049A (ja) 1999-04-09

Family

ID=17216787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9251044A Withdrawn JPH1198049A (ja) 1997-09-16 1997-09-16 携帯用無線機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1198049A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005217489A (ja) * 2004-01-27 2005-08-11 Kyocera Corp 無線通信端末
WO2010007931A1 (ja) * 2008-07-15 2010-01-21 シャープ株式会社 無線機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005217489A (ja) * 2004-01-27 2005-08-11 Kyocera Corp 無線通信端末
WO2010007931A1 (ja) * 2008-07-15 2010-01-21 シャープ株式会社 無線機
JP4660633B2 (ja) * 2008-07-15 2011-03-30 シャープ株式会社 無線機
US8253634B2 (en) 2008-07-15 2012-08-28 Sharp Kabushiki Kaisha Radio apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7525493B2 (en) Adaptive antenna apparatus including a plurality sets of partial array antennas having different directivities
JP4753884B2 (ja) アダプティブアンテナ装置
JP5102301B2 (ja) 携帯無線通信装置
JP4363936B2 (ja) 無線端末装置用アンテナおよび無線端末装置
US6314305B1 (en) Transmitter/receiver for combined adaptive array processing and fixed beam switching
JP5427039B2 (ja) 携帯無線通信装置
US6449469B1 (en) Switched directional antenna for automotive radio receivers
JPH06169273A (ja) ダイバーシチを行なう無線受信機、送信機、および中継器
JP2005136912A (ja) 情報機器及びノート型パーソナルコンピュータ
JPH09321526A (ja) アダプティブアレーアンテナ
JP2008017098A (ja) Mimoアンテナ装置及びそれを備えた無線通信装置
CN110535488A (zh) 一种基于方向固定的方向性天线的毫米波通信系统
JP2005341265A (ja) 情報機器およびダイバーシティアンテナ制御方法
Farzaneh et al. A novel amplitude-phase weighting for analog microwave beamforming
JP2005072782A (ja) アンテナおよびそれを用いた受信装置
SE523685C2 (sv) TX-diversitet med två fasta strålar
JP3272961B2 (ja) アダプティブアレーアンテナ
CN210327566U (zh) 一种基于方向固定的方向性天线的毫米波通信系统
JPH1198049A (ja) 携帯用無線機
JP3597694B2 (ja) 適応アンテナ装置
JP2004260319A (ja) アレイアンテナ装置、これを用いた携帯端末および相互結合補償方法
JP4879122B2 (ja) アダプティブアンテナ装置及び無線通信装置
JPH0786825A (ja) 指向性ダイバーシティアンテナ
JP3328494B2 (ja) 位相制御アレーアンテナ
JP2003087039A (ja) アダプティブアレイアンテナ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20041207