JPH1197781A - レーザー光反射装置およびそれを備えた光学装置 - Google Patents

レーザー光反射装置およびそれを備えた光学装置

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JPH1197781A
JPH1197781A JP9255130A JP25513097A JPH1197781A JP H1197781 A JPH1197781 A JP H1197781A JP 9255130 A JP9255130 A JP 9255130A JP 25513097 A JP25513097 A JP 25513097A JP H1197781 A JPH1197781 A JP H1197781A
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reflecting mirror
laser light
reflecting
moving mechanism
reflection mirror
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Tetsuya Tomofuji
哲也 友藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】反射鏡を備えた光学装置であって、反射鏡の寿
命の長い装置を提供する 【解決手段】レーザー光を反射するための反射鏡11
と、反射鏡11を移動するための移動機構とを有し、移
動機構は、反射鏡11を、反射鏡11の主平面に含まれ
る方向xに移動させる。移動機構としては、例えば、反
射鏡11を保持する反射鏡ホルダー26と、溝24の形
成されたベース21と、溝24に沿って反射鏡ホルダー
26を駆動する駆動部とを用いる。駆動部は、溝24の
内側に並べて配置された電磁石25と、反射鏡ホルダー
26の電磁石25に対向する位置に配置された磁石23
と、電磁石25の極性を反転させることにより、反射鏡
ホルダーの移動を制御する制御部29とを有する構成に
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高エネルギーレー
ザーを反射させるレーザー反射鏡を有する光学装置に関
するものであって、特に、エキシマレーザー露光装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のレーザー反射鏡を備えた光学装置
として、ここではレーザー反射鏡を備えたエキシマレー
ザー露光装置について説明する。一般的な、エキシマレ
ーザー露光装置の主要光学系の一例のブロック図を図7
に示す。
【0003】図7のように、光軸10上には、エキシマ
レーザー発振器1、レーザー光のビーム形状を露光対象
であるウエハ9の円形に近くするように整形し、拡大す
るためのレンズ2、レーザーの波長幅を所望の波長幅に
カットすると共に、光量を調整するフィルター3、ビー
ム形状をさらに円形に近く整形するためのレンズ4、ビ
ームの径方向の強度分布を一様にするための組レンズ
5、レーザー光を平行光線にするためのレンズ6、レチ
クル7、縮小レンズ8が順に配置されている。レチクル
7は不図示のレチクルホルダーに保持されている。な
お、図7では、レンズ2、4、5、6、8を便宜上、楕
円形状で示しているが、これは実際のレンズ形状ではな
く、上述のようなそれぞれのレンズの機能を達成するた
めのレンズ構造を有する。例えば、組レンズ5は、いわ
ゆるフライアイを含む。
【0004】このような構成において、エキシマレーザ
ー発振器1から発射されたレーザー光は、レンズ2によ
り、ビーム形状を円形に近くするように整形および拡大
され、フィルター3により、所望の波長幅にカットさ
れ、光量を調整される。その後、レンズ4により、ビー
ム形状を円形に整形され、組レンズ5を通過することに
より、疑似面光源を形成し、レンズ6によりコリメート
され、所望のパターンが形成されたレチクル7を通過し
た後、レンズ8により縮小されて、シリコンウエハ9上
に照射される。これにより、ウエハ9上には、レチクル
7の像が投影される。
【0005】基本的な光学系は、上記の通りであるが、
このままでは光路長が長く、装置が巨大となるため、通
常、いくつかのレーザー反射鏡11、12、13を光軸
10に配置し、光路を曲げることにより、装置の小型化
を図った構造となっている。
【0006】また、上述の各光学部品は、光軸がずれる
ことを避けるために、光学調整を行った後、光学部品の
位置が変わらないように、図8のように、接着材82に
よりベースプレート81に直接固定されるか、あるいは
図9に示すように、光路がずれたときに修正できるよう
に、微動できるねじ止め構造によりベースプレートに固
定されていた。微動できるねじ止め構造は、ねじ84と
ホルダー83とにより構成される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなエキシマレーザー露光装置を構成する各光学部品
は、部品内において損失(光吸収)が生じるため、光学
部品内でレーザー光が熱もしくはその他のエネルギーに
変換される。このため長時間レーザー光が照射される
と、レーザー光の変換されたエネルギーが光学部品内に
蓄積され、蓄積されたエネルギーにより光学部品が破
壊、もしくは光学特性が変化するという問題がある。特
に、反射鏡のうち、レーザー発振器1から発射されたレ
ーザー光が最初に入射する反射鏡11へのダメージが大
きく、他の光学部品よりも寿命が短い。そのため、従来
は反射鏡11が寿命に至った時点で、反射鏡11を交換
等をする必要があった。
【0008】本発明は、反射鏡を備えた光学装置であっ
て、反射鏡の寿命の長い装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、レーザー光を反射するための反射
鏡と、前記反射鏡を移動するための移動機構とを有し、
前記移動機構は、前記反射鏡を、前記反射鏡の主平面に
含まれる方向に移動させることを特徴とするレーザー光
反射装置が提供される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態の反
射鏡を備えた露光装置について説明する。
【0011】まず、図3を用いて、本発明の第1の実施
の形態の反射鏡を備えた露光装置の構成について説明す
る。
【0012】図3の露光装置は、レーザー発振器1に最
も近い反射鏡11を反射鏡移動装置110に搭載した構
造である。反射鏡移動装置110を除いた光学部品は、
図7の従来の露光装置と同様の構成であるので、同じ光
学部品については、同じ番号を付し説明を省略する。
【0013】ここで、反射鏡移動装置110の構成につ
いて図1および図2を用いて説明する。反射鏡移動装置
110は、図1のように反射鏡11を保持する反射鏡ホ
ルダー26と、溝24が形成されたベースプレート21
とを有する。溝24は、中心の偏ったV溝であり、反射
鏡ホルダー26の移動をガイドするために形成されてい
る。反射鏡ホルダー26の底部は、溝24に沿うよう
に、溝24に相似な形状となっている。また、反射鏡ホ
ルダー26の底部には、溝24との間の摩擦を少なくす
るために、円柱形のコマ22が回転可能に取り付けられ
ている。反射鏡ホルダー26の上部には、反射鏡11が
傾けられて、接着剤等で固定されている。反射鏡11の
向きは、レーザー発振器1から出射されたレーザ光をフ
ィルター3の方向に偏向するように定められている。
【0014】溝24の長手方向、すなわち、反射鏡ホル
ダー26の移動方向は、反射鏡11の主平面と平行に定
められている。これにより、反射鏡11の主平面の向き
を維持したまま、反射鏡11を主平面に沿って移動させ
ることができる。具体的には、本実施の形態では、反射
鏡ホルダー26の移動方向は、反射鏡11の主平面に平
行であってしかも、ベースプレート21の主平面と平行
な方向(図3のx方向)に移動させるように溝24の方
向を定めている。
【0015】また、ベースプレート21の溝24の両側
には、図2のように、複数の電磁石25がそれぞれ一列
に並べて埋め込まれている。各電磁石25には、制御装
置29が接続されており、それぞれ電流が供給される。
また、反射鏡ホルダー26の側面の底部には、電磁石2
5と対向する位置に永久磁石23が埋め込まれている。
これら電磁石25および永久磁石23は、反射鏡ホルダ
ー26を移動させる駆動力を生み出すリニアモーターを
構成している。制御装置29は、図2のように、隣り合
う電磁石25の磁極が逆極性となるように、電流を供給
する。永久磁石は23は、停止時には、対向している電
磁石25と引き合っている。反射鏡ホルダー26を移動
させる際には、各電磁石25に供給する電流を反転させ
ることにより、永久磁石23との間に反発力を発生させ
て隣の電磁石25まで移動させ、隣りの電磁石25と引
き合う力で停止させる構成である。
【0016】制御装置29は、図3のようにレーザー光
の光路の近辺に配置されている光検出器31または光検
出器32の出力、または、レーザー発振器1の総駆動時
間から、反射鏡11を移動させるべき時期に至ったかど
うかを判断する。光検出器31は、ハーフミラーである
反射鏡12を透過したレーザー光の光路上に配置されて
いる。光検出器32は、レンズ4を通過した光束のう
ち、レンズ5aに入射しない部分(いわゆる、蹴られる
部分)の光束を検出する位置に配置されている。
【0017】また、ベースプレート21の溝24の両端
には、反射鏡ホルダー26が万一暴走した場合に、少な
い衝撃で衝突させるために、弾性部材で構成されたバン
パー28が取り付けられている。
【0018】なお、溝24を中心の偏ったV溝にしてい
るのは、反射鏡11が傾いて固定された反射鏡ホルダー
26の重心を、V溝24のV字の先端の鉛直上に位置さ
せるためである。このようにすることにより、溝24の
幅方向に安定させて反射鏡ホルダー26を移動させるこ
とができる。
【0019】また、反射鏡11の大きさは、本実施の形
態では、縦25mm、横(x方向)50mmとした。反
射鏡11上のレーザー光のスポット径は、縦15mm、
横(x方向)7mmとした。反射鏡11の移動距離は、
レーザー光のスポット径よりも長くする必要があるた
め、移動の1ステップを12.5mmとした。
【0020】また、本実施の形態では、レーザー発振器
1は、波長350nm、パルス幅0.4nmのエキシマ
レーザーである。また、この条件のレーザー発振器1か
ら出射されたレーザ光によって反射鏡11がダメージを
受け、その反射光の強度が規格値よりも10%以上低下
し、露光に支障が生じるのは、反射鏡11に入射する総
エネルギー量が約3J/cm2に達した場合であること
が予め実験により確認された。
【0021】次に、本実施の形態の露光装置の動作につ
いて説明する。
【0022】露光装置の出荷時には、反射鏡11は、反
射鏡11上の端の領域33aにレーザースポットが位置
するように、アライメントされている。電磁石25に
は、反射鏡ホルダー26の永久磁石23と、この位置で
引き合う極性になるように電流が流れるよう制御装置2
9が制御する。
【0023】レーザー発振器1を発振させると、レーザ
ー光が出射され、レンズ2を通過して、反射鏡11の領
域33aに照射され、反射される。そして、図7の構成
の場合と同様に、フィルタ3やレンズ4、5、6、8、
レチクル7を通過して、シリコンウエハ9を露光する。
このとき、レンズ5aに入射しない光束は光検出器32
により検出される。また、ハーフミラーである反射鏡1
2を透過した光束も光検出器31により検出される。
【0024】制御装置29は、レーザー発振器1の総駆
動時間を検出し、総駆動時間が、予め計算により求めて
おいた、反射鏡11に入射する総エネルギー量が2.5
J/cm2に達する総駆動時間に達したかどうかを検出
する。また、光検出器31および光検出器32の検出す
る光の強度のいずれかが、当初検出した光強度の90%
以下になったかどうかを検出する。そして、総駆動時間
が予め求めた総駆動時間に達した場合、もしくは、光検
出器31または光検出器32の検出した光強度が当初の
90%以下になった場合、制御装置29は、各電磁石2
5に供給する電流を反転させ、電磁石の極性を反転させ
る。これにより、対向している永久磁石23と電磁石2
5との間に反発する力が生じて、反射鏡ホルダー26が
x方向に隣の電磁石25まで移動し、隣の電磁石25と
永久磁石23が引き合う力により反射鏡ホルダー26が
停止し、この位置に固定される。これにより、反射鏡ホ
ルダー26が1ステップ12.5mm移動するため、反
射鏡11上でレーザースポットが照射される領域は、図
2の領域33bになる。領域33bは、これまでレーザ
ー光が照射されていない領域であるため、ダメージを受
けておらず、規格値でレーザー光を反射することができ
る。
【0025】この状態で、制御装置29は再び総駆動時
間、および、光強度を検出し、これらが、上述の予め定
めた総駆動時間に達した場合、光強度が90%以下に低
下した場合には、制御装置29は再び電磁石25の極性
を反転させ、反射鏡ホルダー26を1ステップ移動さ
せ、反射鏡11の領域33cにレーザー光が照射される
ようにする。さらに、この領域33cもダメージを受け
た場合には、さらに反射鏡ホルダーを移動させ、領域3
3dにレーザー光が照射されるようにする。
【0026】このように、本実施の形態の反射鏡移動装
置110を備えた露光装置を用いることにより、反射鏡
11を主平面方向に移動させることができるため、レー
ザー光の反射光の光軸をずらすことなく反射鏡11上で
レーザー光の照射される領域を変えることができる。よ
って、本実施の形態の場合には、反射鏡11の寿命を4
倍に引き延ばすことができ、反射鏡11の交換周期を4
倍にのばすことができる。
【0027】また、本実施の形態の反射鏡移動装置11
0は、駆動装置としてリニアモータを用いているため、
少ない振動で移動させることができる。このため、反射
鏡11の主平面の向きを、高い精度で保持した状態で移
動させることができるという効果が得られる。しかしな
がら、本発明は、リニアモータを用いたものに限定され
るわけではなく、図4に示すように、反射鏡ホルダー2
6にシャフト40を取り付け、ベースプレート21の外
側にモーター41を配置し、ギアボックス42を介して
モーター41によりシャフト40をx方向に移動させ、
位置制御をする構成にすることも可能である。
【0028】なお、本実施の形態では、予め定めた総駆
動時間および反射光強度に達したタイミングで、反射鏡
を移動させる構成であったが、反射鏡を移動させるタイ
ミングはレーザー光が照射されている領域の光学的特性
が、露光に支障が出るほどまでに変質する前であればい
つ移動させてもかまわない。また、レーザー光を1度照
射した領域であっても、反射鏡の光学的特性が、露光に
支障が出るほど変質していなければ、再びその領域にレ
ーザー光を照射することができる。
【0029】また、本実施の形態では、予め定めた総駆
動時間および光検出器31および32による反射光強度
の検出を行っているが、移動タイミングを決定するため
には常にこれらをすべて検出しなければならないわけで
はなく、これらのうちいずれか一つを検出すれば足り
る。また、照射するレーザー光の条件を変化させながら
露光を行う場合には、総駆動時間ではなく、総照射エネ
ルギーを計算または測定によって求め、これによって移
動タイミングを決定することももちろん可能である。
【0030】また、総駆動時間および光検出器31、3
2等による検出を行わずに、予め定めた時間で周期的に
領域33a〜33dを繰り返し、順に移動させていく構
成にすることもできる。移動周期は、反射鏡がダメージ
を受ける総駆動時間よりも短く設定する。反射鏡11の
材質や構造によっては、同じ総照射量を照射する際に、
連続してレーザー光を照射された場合よりも、時間をあ
けて数回に分けて照射された場合の方が、受けるダメー
ジが少ないことがあり得る。これは、蓄積されたエネル
ギーにより反射鏡11の変質が加速されうるためであ
る。このような材質の反射鏡11の場合には、短い周期
で、領域33a〜33dの移動を繰り返した方が、反射
鏡11の寿命を延ばすことができる。
【0031】また、周期的に領域33a〜33dを繰り
返し、順に移動させていく構成のほか、常に予め定めた
速度で、反射鏡11を移動させる構成にすることも可能
である。この場合、移動させている間も露光を行うこと
になるため、反射鏡11の光軸ずれが生じにくいリニア
モータを用いる図2の構成が適している。
【0032】次に第2の実施の形態の反射鏡移動装置に
ついて図5を用いて説明する。
【0033】図5の反射鏡移動装置は、反射鏡11を保
持する反射鏡ホルダー51と、反射鏡ホルダー51の法
線方向に固定された回転軸55と、ギアボックス53
と、エンコーダー52と、モーター54とを備えて構成
されている。ギアボックス53は、モーター54の回転
速度を適当な速度に減速して回転軸55に伝達するため
のものである。エンコーダー52は、回転軸55の回転
角を検出し、制御装置29に出力する。なお、本実施例
の反射鏡11は、半径35mmの円形である。
【0034】図5の構成において、制御装置29が反射
鏡11を移動させるタイミングは、第1の実施の形態と
同じである。制御装置29が、反射鏡11を移動させる
べきタイミングに達したことを検出した場合には、制御
装置29はモーターを駆動させ、反射鏡11を回転させ
る。エンコーダー52の出力より、予め定めた角度だけ
反射鏡11が回転したことを制御装置29が検出した場
合には、制御装置29はモーター54を停止させる。こ
れにより、反射鏡11が1ステップ移動し、レーザー光
が入射する領域が移動する。反射鏡11の回転角度は、
反射鏡11上でのレーザースポットが重なり合わない角
度に予め定めておく。本実施の形態では、反射鏡11上
でのレーザースポット径が縦7mm、横15mmで、図
6に示すようにレーザースポットの見込み角は26度で
あるので、1ステップの回転角は30゜とした。
【0035】また、図4および図5の構成で駆動源とし
てモーターを用いているが、圧電素子を用いたアクチュ
エーター等の他の駆動力を用いることも可能である。
【0036】
【発明の効果】上述してきたように、反射鏡を備えた光
学装置であって、反射鏡の寿命の長い装置を提供するこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の露光装置に用いら
れる反射鏡移動装置の構成を示す断面図。
【図2】図1の反射鏡移動装置の上面図。
【図3】本発明の第1の実施の形態の露光装置の全体構
成を示すブロック図。
【図4】本発明の第1の実施の形態の露光装置に用いる
ことのできる別の反射鏡移動装置の構成を示す説明図。
【図5】本発明の第2の実施の形態の反射鏡移動装置の
構成を示す説明図。
【図6】図5の反射鏡移動装置の反射鏡の移動角度を示
す説明図。
【図7】従来の反射鏡を用いた露光装置の全体構成を示
すブロック図。
【図8】図7の露光装置の反射鏡の固定方法を示す説明
図。
【図9】図7の露光装置の反射鏡の固定方法を示す説明
図。
【符号の説明】
1・・・レーザー発振器、2、4、6、8・・・レン
ズ、3・・・フィルター、5・・・組レンズ、7・・・
レチクル、9・・・シリコンウエハ、10・・・光軸、
11、12、13・・・反射鏡、21・・・ベースプレ
ート、22・・・こま、23・・・永久磁石、24・・
・溝、25・・・電磁石、26・・・反射鏡ホルダー、
28・・・バンパー、29・・・制御装置、31、32
・・・光検出器、40・・・シャフト、41・・・モー
ター、42・・・ギアボックス、51・・・反射鏡ホル
ダー、52・・・エンコーダー、53・・・ギアボック
ス、54・・・モーター、55・・・回転軸、81・・
・ベースプレート、82・・・接着剤、83・・・ホル
ダー、84・・・ねじ110・・・反射鏡移動装置。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザー光を反射するための反射鏡と、前
    記反射鏡を移動するための移動機構とを有し、 前記移動機構は、前記反射鏡を、前記反射鏡の主平面に
    含まれる方向に移動させることを特徴とするレーザー光
    反射装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のレーザー光反射装置にお
    いて、前記反射鏡の反射した光の強度を検出する光検出
    部と、前記移動機構の動作を制御する制御部をさらに有
    し、 前記制御部は、前記光検出部の検出した反射光の強度
    が、予め定めた強度に減少した場合に、前記移動機構に
    予め定めた量だけ前記反射鏡の移動を指示することを特
    徴とするレーザー光反射装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のレーザー光反射装置にお
    いて、前記反射鏡にレーザー光が照射された総照射時間
    を求める時間検出部と、前記移動機構の動作を制御する
    制御部をさらに有し、 前記制御部は、前記時間検出部の検出した総照射時間
    が、予め定めた時間に達した場合に、前記移動機構に予
    め定めた量だけ前記反射鏡の移動を指示することを特徴
    とするレーザー光反射装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載のレーザー光反射装置にお
    いて、前記移動機構の動作を制御する制御部をさらに有
    し、 前記制御部は、予め定めた周期で、前記移動機構に予め
    定めた量だけ前記反射鏡の移動を指示することを特徴と
    するレーザー光反射装置。
  5. 【請求項5】請求項1に記載のレーザー光反射装置にお
    いて、前記移動機構は、前記反射鏡を保持する反射鏡ホ
    ルダーと、溝の形成されたベースと、前記溝に沿って前
    記反射鏡ホルダーを移動させる駆動部とを備えることを
    特徴とするレーザー光反射装置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載のレーザー光反射装置にお
    いて、前記駆動部は、前記溝の内側に並べて配置された
    電磁石と、前記反射鏡ホルダーの前記電磁石に対向する
    位置に配置された磁石と、前記電磁石の極性を反転させ
    ることにより、前記反射鏡ホルダーの移動を制御する制
    御部とを有することを特徴とするレーザー光反射装置。
  7. 【請求項7】請求項1に記載のレーザー光反射装置にお
    いて、前記移動機構は、前記反射鏡を回転移動させる機
    構であることを特徴とするレーザー光反射装置。
  8. 【請求項8】レーザー光を出射する光源と、前記光源か
    ら出射されたレーザー光を通過させて、前記レーザー光
    を所望のパターンに整形するレチクルを保持するための
    レチクルホルダーと、前記レチクルを通過したレーザー
    光を露光する露光対象を保持するための露光対象ホルダ
    ーと、前記光源と前記レチクルとの間に配置され、前記
    レーザー光の光路を偏向する反射装置とを有し、 前記反射装置は、前記レーザー光を反射するための反射
    鏡と、前記反射鏡を移動するための移動機構とを備え、 前記移動機構は、前記反射鏡を、前記反射鏡の主平面に
    含まれる方向に移動させることを特徴とするレーザー光
    反射装置を備えた光学装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007279021A (ja) * 2006-03-14 2007-10-25 Hitachi High-Technologies Corp 光学式欠陥検査装置
JP2008103545A (ja) * 2006-10-19 2008-05-01 Komatsu Ltd 極端紫外光源装置及びコレクタミラー
JP2008108822A (ja) * 2006-10-24 2008-05-08 Komatsu Ltd 極端紫外光源装置及びコレクタミラー装置
WO2023012988A1 (ja) * 2021-08-05 2023-02-09 ギガフォトン株式会社 ガスレーザ装置及び電子デバイスの製造方法

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