JPH1197753A - 超電導回路チップ用のチップキャリアおよびそれを用いた測定装置 - Google Patents

超電導回路チップ用のチップキャリアおよびそれを用いた測定装置

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JPH1197753A
JPH1197753A JP9260022A JP26002297A JPH1197753A JP H1197753 A JPH1197753 A JP H1197753A JP 9260022 A JP9260022 A JP 9260022A JP 26002297 A JP26002297 A JP 26002297A JP H1197753 A JPH1197753 A JP H1197753A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超電導回路素子を十分に冷却でき、かつ超電
導回路素子と配線層とのワイヤボンディングによる接続
を容易に行なうことのできる超電導回路チップ用のチッ
プキャリアおよびそれを用いた測定装置を提供する。 【解決手段】 内部を超電導遷移温度以下に冷却可能な
内側容器9の内部に一方端が位置し、かつ外部に他方端
が位置するよう金属ブロック8が設けられている。この
金属ブロック8の他方端に直接接するように金属板3が
設けられている。この金属板3に直接接するように超電
導回路チップ20が取付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超電導回路チップ
用のチップキャリアおよびそれを用いた測定装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ジョセフソン効果を応用した超電
導エレクトロニクス素子が開発されてきている。特に直
流ジョセフソン効果を利用したSQUID(Super cond
uctingQuantum Interference Device)は超微小な磁場
を検出することができる。このSQUIDを利用する
と、脳磁場や心臓磁場などの微小磁場を高感度に測定す
る磁気センサなどの測定装置を実現することができる。
そこで、高温超電導体を用いて温度77Kで動作する高
感度の磁気センサなどの測定装置を実現するために研究
が行なわれている。
【0003】図5はSQUIDを有する超電導回路チッ
プの具体的構成を概略的に示す斜視図である。図5を参
照して、この超電導回路チップ20は、2つの結晶基板
2a、2bよりなるバイクリスタル基板2と、その基板
2上に形成された高温超電導薄膜1とを有している。こ
の高温超電導薄膜1はSQUIDのループ部、すなわち
超電導ループを備えている。このループ部は、2つのジ
ョセフソン接合部1a、1bが並列に接続されることに
よって形成されている。このジョセフソン接合1a、1
bは高温超電導薄膜の粒界から形成されており、このジ
ョセフソン接合1a、1bの直下には、バイクリスタル
基板2の接合部が存在する。
【0004】このSQUIDにおいては、臨界電流値を
超えるバイアス電流IbがこのSQUIDに流される
と、ループ部に囲まれたホール部1eを貫通する磁場に
よって電圧が発生し、その電圧は両端部1c、1dの間
で出力電圧として測定される。この出力電圧は、ホール
部1eを貫通する超微小な磁場の変化に応じて変調する
ことになるため、超微小な磁場を検出することが可能と
なる。
【0005】このようなSQUIDを用いた従来の磁気
センサは図6と図7とに示す構成となる。なお図7は、
図6の領域Pを拡大して示す図である。
【0006】図6と図7とを参照して、従来の磁気セン
サは、内部をたとえば液体窒素30により超電導遷移温
度以下に冷却可能な内側容器109と、その内側容器1
09との間に断熱真空層を確保するための外側容器11
0と、内側容器109の内部空間に保持されかつ図5に
示すSQUIDを有する超電導回路チップ20とを主に
有している。
【0007】超電導回路チップ20は、内側容器109
の内壁にチップキャリア106を介在して取付けられて
いる。また超電導回路チップ20の超電導薄膜1は、チ
ップキャリア106の表面に形成された配線層(図示せ
ず)にボンディングワイヤ105によって電気的に接続
されている。この超電導回路チップ20はキャップ10
7によって取囲まれることで保護されている。
【0008】なお、内側容器9と外側容器10との間に
断熱真空層を設ける理由は、内側容器9内の液体窒素の
蒸発を防ぎ、外部から内側容器9内への熱流入量を抑え
るためである。
【0009】またボンディングワイヤ105を用いたの
は、半田付けだと半田付けの際の温度が高くなりすぎ
て、薄膜で形成された超電導回路素子に悪影響を及ぼす
などの理由による。
【0010】この磁気センサにおいて、内側容器109
の内部に液体窒素30を入れて超電導回路チップ20を
超電導遷移温度以下に冷却させた状態で、センサを被測
定体100に近づけることで、被測定体100の磁場が
測定される。
【0011】しかしながら、この従来の磁気センサで
は、超電導回路チップが内側容器109の内部に位置し
ているため、どうしても被測定体100と超電導回路素
子20との距離L1 が大きくなってしまう。このため、
超微小な磁場を検出することが困難であるという問題点
があった。
【0012】上記問題点を解決できる磁気センサの例
が、たとえば T. S. Lee et al.,“High-transition te
mperature superconducting quantum interference dev
ice microscope”, Rev. Sci. Instrum. 67 (12), De
cember 1996 , pp 4208-4215に開示されている。この文
献に開示された磁気センサを図8に示す。
【0013】図8を参照して、この磁気センサでは超電
導遷移温度以下に冷却可能な内側容器9の内側に一方端
が位置し、かつ他方端がその内側容器9の外部に位置す
るCu(銅)ブロック8が設けられている。そして超電
導回路チップ20は、内側容器9の外部であってCuブ
ロック8の端部に、サファイアなどの絶縁層よりなるチ
ップキャリア203を介して取付られている。
【0014】なお、外側容器10の超電導回路チップ2
0と対向する壁面には開口10aが設けられており、そ
の開口10aを覆うように窓部材11が取付けられてい
る。
【0015】この磁気センサでは、Cuブロック8の熱
伝導性が高いため、Cuブロック8を液体窒素30で冷
却することによって超電導回路素子1を低温にすること
ができる。
【0016】また超電導回路チップ20が内側容器9の
内側ではなく外側に位置しているため、被測定体100
との距離L2 を図6の磁気センサより内側容器9の厚み
分だけ短くすることができる。これにより、被測定体と
超電導回路チップとの間隔を小さくでき、超微小な磁場
を検出することが可能となる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8に
示す磁気センサでは、銅ブロック8と超電導回路チップ
20との間にたとえばサファイアなどの絶縁体よりなる
チップキャリア203があるため、このチップキャリア
203の熱勾配により超電導回路チップ20は87K程
度までしか冷却され得ないという問題点があった。
【0018】この問題点を解決するため、たとえば図9
に示すように超電導回路チップ20を銅ブロック8に直
接、銀ペーストなどにより接続する構成が考えられる。
この場合には、銅ブロック8に絶縁体204を直接接続
し、この絶縁体204の表面に形成された配線層と超電
導回路素子1とをボンディングワイヤ(図示せず)によ
り接続する必要がある。
【0019】しかしながら、超電導回路チップ20を銅
ブロック8に直接接続すると、接続後の全体の寸法が大
きくなってしまうため、ボンディング装置内に収納不可
能となり、ワイヤボンディングを行なうことができない
という問題点があった。
【0020】それゆえ本発明の目的は、超電導回路素子
を十分に冷却でき、かつ超電導回路素子と配線層とのワ
イヤボンディングによる接続を容易に行なうことのでき
る超電導回路チップ用のチップキャリアおよびそれを用
いた測定装置を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の超電導回路チッ
プ用のチップキャリアは、内部を超電導遷移温度以下に
冷却可能な冷却用容器の内部に一方端が位置し、かつ他
方端が冷却用容器の外部に位置する金属ブロックの他方
端に取付可能で、かつ超電導回路素子が形成された超電
導回路チップを支持するチップキャリアであって、金属
板と、絶縁体とを備えている。金属板は、金属ブロック
と超電導回路チップとの間に位置し、かつ金属ブロック
と超電導回路チップとの双方に直接接している。絶縁体
は、超電導回路チップの超電導回路素子に電気的に接続
された配線を有し、かつ金属板に支持されている。
【0022】本発明のチップキャリアでは、冷却用容器
内で冷却される金属ブロックと超電導回路チップとの間
に双方に直接接するように金属板が設けられている。こ
の金属板は通常、絶縁体よりも熱伝導性が良いため、従
来のチップキャリアのように絶縁体を用いたものより超
電導回路チップを低温に冷却することができる。
【0023】また金属板に超電導回路チップと絶縁体と
を取付けた状態で、超電導回路素子と絶縁体上の配線と
をワイヤボンディングすることができる。このため、ワ
イヤボンディング前に従来のように超電導回路チップを
金属ブロックに接合する必要はない。よって、金属ブロ
ックに取付けることでボンディング装置内に収納できな
くなることはないため、容易にワイヤボンディングを行
なうことができる。
【0024】上記局面において好ましくは、金属板は絶
縁体と金属ブロックとの間に位置していてもよく、また
絶縁体と金属ブロックとの間に位置していなくてもよ
い。
【0025】上記局面において好ましくは、金属ブロッ
クおよび金属板とのいずれか一方は、雄ねじ部を有し、
いずれか他方は前記雄ねじ部と螺合可能な雌ねじ部を有
している。その雄ねじ部と雌ねじ部とを螺合させること
で金属ブロックと金属板とを螺着することができる。
【0026】このように金属ブロックと金属板とを螺着
可能とすることで、螺着後の金属ブロックと金属板との
熱接触を良好にすることができる。これにより、超電導
回路素子をより低温に冷却することが可能となる。
【0027】本発明の超電導回路チップ用のチップキャ
リアを有する測定装置は、冷却用容器と、金属ブロック
と、超電導回路チップと、チップキャリアとを備えてい
る。冷却用容器は、内部を超電導遷移温度以下に冷却可
能である。金属ブロックは、冷却用容器の内部に一方端
が位置し、かつ他方端が冷却用容器の外部に位置してい
る。超電導回路チップは、超電導回路素子を有してい
る。チップキャリアは、金属ブロックの他方端に取付け
られており、かつ超電導回路チップを支持している。こ
のチップキャリアは、金属ブロックと超電導回路チップ
との間に位置しかつ金属ブロックと超電導回路チップと
の双方に直接接する金属板と、超電導回路素子に電気的
に接続された配線を有しかつ金属板に支持された絶縁体
とを有している。
【0028】本発明の測定装置では、冷却用容器内で冷
却される金属ブロックと超電導回路チップとの間の双方
に直接接するように金属板が設けられている。この金属
板は通常、絶縁体よりも熱伝導性が良いため、従来のチ
ップキャリアのように絶縁体を用いたものより超電導回
路チップを低温に冷却することができる。
【0029】また金属板に超電導回路チップと絶縁体と
を取付けた状態で、超電導回路素子と絶縁体上の配線と
をワイヤボンディングすることができる。このため、ワ
イヤボンディング前に従来のように超電導回路チップを
金属ブロックに接合する必要はない。よって、金属ブロ
ックに取付けることでボンディング装置内に収納できな
くなることはないため、容易にワイヤボンディングを行
なうことができる。
【0030】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態にお
ける磁気センサの構成を概略的に示す断面図であり、図
2は図1の矢印A方向から見た図である。
【0031】図1と図2とを参照して、この磁気センサ
は、内側容器9と、外側容器10と、金属ブロック8
と、チップキャリアと、超電導回路チップ20とを主に
備えている。内側容器9は、外側容器10内に配置さ
れ、かつ内部をたとえば液体窒素30により超電導遷移
温度以下にすることができる。金属ブロック8は、この
内側容器9内に一方端が位置し、かつ内側容器9外に他
方端が位置するように取付つけられており、たとえば銅
よりなっている。
【0032】超電導回路チップ20は、金属ブロック8
の他方端にチップキャリアを介在して取付けられてい
る。
【0033】超電導回路チップ20は、たとえば図5で
説明したようにバイクリスタル基板2と、超電導ループ
を有する高温超電導薄膜1とから形成されるSQUID
である。
【0034】チップキャリアは、金属ブロック8と超電
導回路ブロック20との間に、金属ブロック8と超電導
回路チップ20との双方に直接接するように設けられた
金属板3と、金属板3に取付られた絶縁体4とを有して
いる。超電導回路チップ20のパッド電極1gは、ボン
ディングワイヤ5によって絶縁体4上の配線の接続部4
aに電気的に接続されている。また配線の接続部4bは
半田6を介在してリード線7に電気的に接続されてい
る。
【0035】なお、外側容器10には開口10aが設け
られており、この開口10aを覆うようにたとえばガラ
ス板よりなる窓部材11が取付けられている。
【0036】本実施の形態の磁気センサでは、内側容器
9内で冷却される金属ブロック8と超電導回路チップ2
0との間に、双方に直接接するように金属板3が設けら
れている。金属板3は通常、サファイアなどの絶縁体よ
りも熱伝導性が良いため、図8に示す従来例のように絶
縁体よりなるチップキャリアを用いたものより超電導回
路チップ20を低温に冷却することができる。
【0037】また金属板3に超電導回路チップ20と絶
縁体4とを取付けた状態であれば金属ブロック8にチッ
プキャリア3、4を取付る前に、超電導回路素子1と配
線の接続部4aとをワイヤボンディングすることができ
る。このため、金属ブロック8にチップキャリア3、4
を取付けることでボンディング装置内に収納できなくな
ることはないため、容易にワイヤボンディングを行なう
ことができる。
【0038】なお、本実施の形態においては、金属板3
上に絶縁体4を設けた構成について説明したが、本発明
はこの構成に限定されるものではない。たとえば、図3
に示すように絶縁体14は金属板13に支持されていれ
ば金属ブロック8に直接接していてもよい。
【0039】また図4に示すように金属板23に雄ねじ
部を設け、また金属ブロック28にこの雄ねじ部に螺合
可能な雌ねじ部が設けられてもよい。これにより、金属
ブロック28に設けられた雌ねじ部に金属板23の雄ね
じ部を螺着することが可能となり、螺着後の金属ブロッ
ク28と金属板23との熱接触を良好にすることができ
る。これにより、超電導回路素子をより低温に冷却する
ことが可能となる。
【0040】なお、金属板23に雌ねじ部を設け、金属
ブロック28にその雌ねじ部に螺合可能な雄ねじ部が設
けられていてもよい。この場合においても、上述と同
様、金属ブロック28と金属板23との熱接触を良好に
することができる。
【0041】また本実施の形態では、超電導回路チップ
20として、図5に示すSQUIDを有する構成につい
て説明したが、特にこの構成に限定されるものではな
く、これ以外の超電導回路素子を有する超電導回路チッ
プに適用されてもよい。
【0042】また本実施の形態では、磁気センサについ
て説明したが、これに限られず、本発明は磁場以外に超
電導回路素子によって測定可能な他の特性を測定する装
置に適用されてもよい。
【0043】また本実施の形態では、金属ブロック8が
Cuよりなる場合について説明したが、この材質に限ら
れず、熱伝導性の高い金属であればいかなるものも金属
ブロック8に適用することができる。
【0044】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0045】
【発明の効果】本発明の超電導回路チップ用のチップキ
ャリアおよびそれを用いた測定装置では、冷却用容器内
で冷却される金属ブロックと超電導回路チップとの間に
双方に直接接するように金属板が設けられている。金属
板は通常、絶縁体よりも熱伝導性が良いため、従来のチ
ップキャリアに絶縁体を用いたものより超電導回路チッ
プを低温に冷却することができる。
【0046】また、金属板に超電導回路チップと絶縁体
とを取付けた状態で超電導回路素子と絶縁体上の配線と
をワイヤボンディングすることができる。このため、ワ
イヤボンディング前に従来のように超電導回路チップを
金属ブロックに接合する必要はない。よって、金属ブロ
ックに取付けることでボンディング装置内に収納できな
くなることはないため、容易にワイヤボンディングを行
なうことができる。
【0047】また金属ブロックと金属板とをねじにより
螺合可能とすることで螺着後の金属ブロックと金属板と
の熱接触を良好にできる。これにより、超電導回路素子
をより低温に冷却することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における超電導回路素子
を有する磁気センサの構成を概略的に示す断面図であ
る。
【図2】図1の矢印A方向から見た図である。
【図3】チップキャリアの絶縁体を金属ブロックに直接
接する構成を有する磁気センサの構成を概略的に示す断
面図である。
【図4】チップキャリアの金属板と金属ブロックとをね
じにより螺合可能な構成を有する磁気センサの構成を概
略的に示す断面図である。
【図5】高温超電導回路素子の一例としてSQUIDの
構成を示す概略斜視図である。
【図6】従来の磁気センサの第1の例を示す概略断面図
である。
【図7】図6の領域Pを拡大して示す断面図である。
【図8】従来の磁気センサの第2の例を示す概略断面図
である。
【図9】超電導回路チップを銅ブロックに直接接続した
場合に生ずる問題を説明するための図である。
【符号の説明】
1 高温超電導薄膜 2 基板 3 金属板 4 絶縁体 5 ボンディングワイヤ 6 半田 7 リード線 8 金属ブロック 9 内側容器 10 外側容器 20 超電導回路チップ
フロントページの続き (72)発明者 糸▲崎▼ 秀夫 兵庫県伊丹市昆陽北一丁目1番1号 住友 電気工業株式会社伊丹製作所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部を超電導遷移温度以下に冷却可能な
    冷却用容器の前記内部に一方端が位置し、かつ他方端が
    前記冷却用容器の外部に位置する金属ブロックの前記他
    方端に取付可能で、かつ超電導回路素子が形成された超
    電導回路チップを支持するチップキャリアであって、 前記金属ブロックと前記超電導回路チップとの間に位置
    し、かつ前記金属ブロックと前記超電導回路チップとの
    双方に直接接する金属板と、 前記超電導回路素子に電気的に接続された配線を有し、
    かつ前記金属板に支持された絶縁体とを有している、超
    電導回路チップ用のチップキャリア。
  2. 【請求項2】 前記金属板は前記絶縁体と前記金属ブロ
    ックとの間に位置している、請求項1に記載の超電導回
    路チップ用のチップキャリア。
  3. 【請求項3】 前記金属板は前記絶縁体と前記金属ブロ
    ックとの間に位置していない、請求項1に記載の超電導
    回路チップ用のチップキャリア。
  4. 【請求項4】 前記金属ブロックおよび前記金属板のい
    ずれか一方は雄ねじ部を有し、いずれか他方は前記雄ね
    じ部と螺合可能な雌ねじ部を有しており、 前記雄ねじ部と前記雌ねじ部とを螺合させることで前記
    金属ブロックと前記金属板とを螺着可能である、請求項
    1に記載の超電導回路チップ用のチップキャリア。
  5. 【請求項5】 内部を超電導遷移温度以下に冷却可能な
    冷却用容器と、 前記冷却用容器の前記内部に一方端が位置し、かつ他方
    端が前記冷却用容器の外部に位置する金属ブロックと、 超電導回路素子が形成された超電導回路チップと、 前記金属ブロックの前記他方端に取付可能で、かつ前記
    超電導回路チップを支持するチップキャリアとを備え、 前記チップキャリアは、 前記金属ブロックと前記超電導回路チップとの間に位置
    し、かつ前記金属ブロックと前記超電導回路チップとの
    双方に直接接する金属板と、 前記超電導回路素子に電気的に接続された配線が形成さ
    れ、かつ前記金属板に支持された絶縁体とを有する、超
    電導回路チップ用のチップキャリアを用いた測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008205401A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Toyohashi Univ Of Technology 超伝導磁気センサ用冷却装置

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JP2008205401A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Toyohashi Univ Of Technology 超伝導磁気センサ用冷却装置

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