JPH1197440A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH1197440A
JPH1197440A JP25979597A JP25979597A JPH1197440A JP H1197440 A JPH1197440 A JP H1197440A JP 25979597 A JP25979597 A JP 25979597A JP 25979597 A JP25979597 A JP 25979597A JP H1197440 A JPH1197440 A JP H1197440A
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distance
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film
dummy pattern
insulating film
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JP25979597A
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Yukari Unno
ゆかり 海野
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Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本願発明はダミーパターンを露光技術を使用し
ないで除去する半導体装置の製造方法を提供する事を目
的とする。 【解決手段】本願発明は、除去したいダミーパターン間
の距離を一部以上変化させる事により、その距離を変化
させた場所のダミーパターンの側面の一部を露出させ、
その露出した部分からダミーパターンをエッチングする
事を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に関わるもので、特に微細な配線のパターニング及
び加工に使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】近年の集積回路の高集積化に伴い、配線
やトランジスタも微細に形成され、高精度な微細加工技
術が必要となっている。その微細加工技術の中でも、特
に露光技術においては、露光に使用する光の波長を短く
する事等により、半導体装置等の微細化を実現してき
た。
【0003】しかし、露光に使用する波長が短くなる
と、新たな問題が発生する。ウエハー上に配線やトラン
ジスタ等が密に形成される場所(パターンが密な場所)
と、疎に形成される場所(パターンが疎な場所)がある
場合、パターンを所望の形状に加工する事が出来ない等
の問題が発生する。
【0004】具体的には、ウエハー上のパターンが密な
場所では、露光に使用する光が入射し難い為、パターン
が所望の形状よりも大きく(太く)なってしまう。一
方、パターンが疎な場所ではパターンが所望の形状より
も小さく(細く)なってしまう。これは、光の回析現象
等が原因と言われている。この様に、同一のウエハー上
にパターンの疎密が存在する場合、所望の形状にパター
ンを加工する事が困難となる。
【0005】しかし、この問題はパターンが疎な場所に
実際には配線等に使用しないダミーパターンを配置し、
ウエハー全体のパターン密度をほぼ一定にする事で解決
できる。また、上述の様に、ダミーパターンはパターン
密度を一定にする為に配置したもので、実際には配線等
に使用しない。また、大抵の場合、ダミーパターンは導
電材料で作られるので、ウエハー上にそのままにしてお
くと浮遊容量に為ってしまう。ダミーパターンが浮遊容
量になる事を防止する為、露光後、ダミーパターンを除
去する方法がある。
【0006】以下、ゲート配線加工にダミーパターンを
用いた場合のダミーパターンを除去する方法を図1を用
いて詳細に説明する。図1(1)に示される様に、半導
体基板501上に熱酸化法を用いて二酸化シリコンから
なる絶縁膜502を形成する。更にその上にCVD法又
はスパッタ法を用いてポリシリコンからなる導電膜50
3を積層する。
【0007】次に、図1(2)に示される様に、導電膜
503の上に回転塗布法を用いてレジスト504を形成
し、写真蝕刻法を用いてこのレジスト504を所定の形
状にパターニングする。その後、パターニングされたレ
ジスト504をマスクにして、RIE法等の異方性エッ
チング法を用いて導電膜503をエッチング除去する。
ここで、導電膜503(1)は配線として使用され、そ
の他の導電膜503(2)〜(5)は、ダミーパターン
である。
【0008】次に、図1(3)に示される用に、パター
ニング504を一旦、アッシングにより除去する。その
後、新たにレジスト505を回転塗布法を用いて形成
し、写真蝕刻法により、配線として使用される導電膜5
03(1)の上にのみレジスト505を残存させる。
【0009】次に、図1(4)に示される様に、レジス
ト505をマスクにしてダミーパターン(2)〜(5)
をエッチング除去し、その後にレジスト505をアッシ
ングにより除去する。これにより、配線として使用する
導電膜503(1)を残して、ダミーパターンを除去す
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述の様な方法によれ
ば、ダミーパターンのみを除去できるので、浮遊容量と
なることを防止することが出来る。しかし、この方法
は、ダミーパタンを除去する為のマスクが必要となり、
かつ、レジストの加工工程(図1(3)参照)が必要と
なる。この為、工程数の増加、コストの増加を招いてし
まう。
【0011】更に、加工寸法が小さくなると、合わせず
れの可能性が大きくなり、図1(3)に示されるレジス
ト505が所定の位置よりずれてしまう。この為、その
後のダミーパターン503(2)〜(5)のエッチング
の際、ダミーパターンを全て除去できなくなる。
【0012】本願発明は上述の様な問題に鑑みてなされ
たものであり、ダミーパターンを露光技術を使用しない
で除去する半導体装置の製造方法を提供する事を目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する
為、本願発明は、除去したいダミーパターン間の距離を
一部以上変化させる事により、その距離を変化させた場
所のダミーパターンの側面の一部を露出させ、その露出
した部分からダミーパターンをエッチングする事を特徴
とする。
【0014】本願発明は、ダミーパターンの除去に露光
技術を使用していない為、露光による合わせずれがなく
なり、かつ、ダミーパターンを除去する為のマスクが不
要となる。
【0015】
【発明の実施の形態】本願発明に係る実施形態を図を用
いて詳細に説明する。図2は本願発明に係る第一の実施
形態を示している。図2に示される様に、半導体基板1
01上に熱酸化法を用いて、厚さ5nm程度の二酸化シ
リコンからなる酸化膜102を形成し、その上に、CV
D法を用いて、厚さ200nm程度のポリシリコンから
なる導電膜102を形成する。その後、CVD法又はス
パッタ法により、厚さ150nm程度の二酸化シリコン
からなる絶縁膜104を形成する。ここで、絶縁膜10
4はシリコン窒化膜であっても良い。
【0016】ここで、絶縁膜102は、図示せぬトラン
ジスタが形成される領域では、ゲート絶縁膜として使用
され、図2に示される配線領域では特に機能は有してい
ない。また、導電膜103は、図示せぬトランジスタが
形成される領域ではゲート電極として使用されるが、図
2に示される配線領域では配線として使用される。更
に、絶縁膜104は、導電膜103をエッチングする際
のマスクとして使用される。
【0017】次に、図2(2)に示される様に、絶縁膜
104の上に回転塗布法を用いてレジスト105を形成
し、写真蝕刻法のを用いてレジスト105を所望の形状
に加工する。その後、RIE法等の異方性エッチング法
を用いて、絶縁膜104をエッチング除去し、導電膜1
03の表面の一部を露出させる。
【0018】ここで、レジスト105(1)とレジスト
105(3)間、及び、レジスト105(1)とレジス
ト105(4)間は間隔Aだけ離隔してパターニングさ
れ、レジスト105(2)とレジスト105(3)間及
びレジスト105(5)とレジスト105(4)間は間
隔B(<A)だけ離隔してパターニングされる。間隔B
は間隔Aよりも短く形成している。
【0019】以上の様な工程により、導電膜103
(i)の上に絶縁膜104(i)が乗ったパターンが形
成される。但し、iは1〜5の整数である。次に、図2
(3)に示される様に、パターニングされたレジスト1
05(1)〜105(5)をアッシングする事により除
去する。その後、段差被膜性(ステップカバレッジ)の
悪い膜、例えば、炭素(C)、アルミニウム(Al)、
タングステン(W)、チタン(Ti)からなる膜106
をスパッタ法により、20nm程度形成する。
【0020】しかし、絶縁膜104(2)と絶縁膜10
4(3)間、及び、絶縁膜104(2)と絶縁膜104
(3)間は間隔Bは狭い為、それらが相対向する側面に
は、絶縁膜104は形成されない。
【0021】また、この膜106は、導電膜103をエ
ッチングする際のエッチング防止膜として使用される。
この為、この膜106は導電膜103とエッチング選択
比がある材料でなければならない。この実施形態では、
導電膜にポリシリコンの使用を想定しているので、膜1
06に炭素(C)を使用するものとする。また、導電膜
103にアルミニウム(Al)を使用した場合、膜10
6として炭素(C)又は珪化タングステン(WSi)を
使用する事が出来る。
【0022】次に、図2(4)に示す様に、ウエットエ
ッチング法(例えば、フッ化アンモニウム水溶液に浸す
方法)により、絶縁膜104(2)〜104(5)をエ
ッチング除去できる。絶縁膜104(2)と絶縁膜10
4(3)間、及び、絶縁膜104(2)と絶縁膜104
(3)間の相対向する側面には、絶縁膜104は形成さ
れないからである。
【0023】次に、図2(5)に示される様に、膜10
6を除去し、残った絶縁膜104(1)をマスクにし
て、異方性エッチング法により導電膜103を所望の形
状に加工する事が出来る。その後、絶縁膜104を除去
すれば導電膜103からなる配線が形成される。また、
絶縁膜104はゲート電極状に残存させても良い。この
場合、セルフアラインコンタクト(SAC)を取る時の
CAP材料として使用される。
【0024】本願は、上述の様に、ダミーパターン10
4(2)〜104(5)を除去する際に、従来法と異な
りリソグラフィー法を使用しない為、合わせずれを起こ
す事無く、導電膜103を所望の形状に加工する事がで
きる。
【0025】また、リソグラフィー法を使用しないの
で、ダミーパターン104(2)〜104(5)を除去
する為の露光用マスクを用意する必要が無く、露光工程
を削減する事ができる。
【0026】また、絶縁膜102の厚さは非常に薄い
為、応力、熱等のストレスに弱い。上述の様に、本願発
明はダミーパターンを除去する際、プラズマを利用した
RIE法等の方法を使用せず、ウエットエッチングを使
用している。従って、薄い絶縁膜102にストレスを与
える機会を削減できる。
【0027】また、図3に第二及び第三の実施形態を示
した。これらの実施形態が、第一の実施形態と異なる点
は、パターン間隔が巨視的には距離Aだけ離隔している
点である。
【0028】図3(1)に示した断面図は、図2(2)
の断面図に相当する。また、図3(2)及び(3)は、
上面図を示している。104(1)は配線パターンであ
り、104(2)〜104(5)はダミーパターンであ
る。
【0029】上記第一の実施形態では、ダミーパターン
104(2)と104(3)間の距離Bは、距離Aより
も短い。これは、ダミーパターンの全部が一様に距離B
だけ離隔していなくてもよい。図3(2)に示される様
に、ダミーパターン104(2)及び104(5)に凸
部を設けてる事により、その凸部は距離Bだけ離隔しお
り、その他の部分は、距離Aだけ離隔していてもよい。
【0030】また、図3(3)に示される様に、ダミー
パターン104(2)〜104(5)に凸部を設けてる
事により、その凸部は距離Bだけ離隔しおり、その他の
部分は、距離Aだけ離隔していてもよい。
【0031】これらの実施形態では、ダミーパターン1
04(2)と104(3)間、及び、ダミーパターン1
04(4)と104(5)間で距離Bだけ離隔してお
り、その他の大部分は、距離Aだけ離隔している。この
為、パターン104(1)〜104(5)の間隔は、巨
視的には距離Aだけ離隔していると言える。従って、パ
ターンの疎密を、より均一に出来る。
【0032】また、これらの実施形態は、上述と同様
に、ダミーパターン104(2)〜104(5)を除去
する際に、従来法と異なりリソグラフィー法を使用しな
い為、合わせずれを起こす事無く、導電膜103を所望
の形状に加工する事ができる。
【0033】また、リソグラフィー法を使用しないの
で、ダミーパターン104(2)〜104(5)を除去
する為の露光用マスクを用意する必要が無く、露光工程
を削減する事ができる。
【0034】また、絶縁膜102の厚さは非常に薄い
為、応力、熱等のストレスに弱い。上述の様に、本願発
明はダミーパターンを除去する際、プラズマを利用した
RIE法等の方法を使用せず、ウエットエッチングを使
用している。従って、薄い絶縁膜102にストレスを与
える機会を削減できる。
【0035】次に、第四の実施形態を図4を用いて説明
する。第四の実施形態が前述の実施形態と異なる点は、
ダミーパターン間の距離Bを、ダミーパターンと配線と
の距離Aよりも長い距離Cにした点である。
【0036】図4(1)に示される様に、半導体基板3
01上に熱酸化法を用いて、厚さ5nm程度の二酸化シ
リコンからなる酸化膜302を形成し、その上に、CV
D法を用いて、厚さ200nm程度のポリシリコンから
なる導電膜302を形成する。その後、CVD法又はス
パッタ法により、厚さ150nm程度の二酸化シリコン
からなる絶縁膜304を形成する。
【0037】ここで、絶縁膜302は、図示せぬトラン
ジスタが形成される領域では、ゲート絶縁膜として使用
され、図4に示される配線領域では特に機能は有してい
ない。また、導電膜303は、図示せぬトランジスタが
形成される領域ではゲート電極として使用されるが、図
4に示される配線領域では配線として使用される。
【0038】次に、図4(2)に示される様に、絶縁膜
304の上に回転塗布法を用いてレジスト305を形成
し、写真蝕刻法のを用いてレジスト305を所望の形状
に加工する。その後、RIE法等の異方性エッチング法
を用いて、絶縁膜304及び導電膜303をエッチング
除去し、絶縁膜302の表面の一部を露出させる。
【0039】ここで、レジスト305(1)とレジスト
305(3)間、及び、レジスト305(1)とレジス
ト305(4)間は間隔Aだけ離隔してパターニングさ
れ、レジスト305(2)とレジスト305(3)間及
びレジスト305(5)とレジスト305(4)間は間
隔C(>A)だけ離隔してパターニングされる。間隔C
は間隔Aよりも長く形成している。
【0040】以上の様な工程により、導電膜303
(i)の上に絶縁膜303(i)が乗ったパターンが形
成される。但し、iは1〜5の値である。次に、図4
(3)に示される様に、パターニングされたレジスト3
05(1)〜105(5)をアッシングする事により除
去する。その後、膜306をCVD法等を使用して全面
に堆積させる。この時、膜306はパターン間隔Cの部
分では、即ち、レジスト305(2)とレジスト305
(3)間、及び、レジスト305(5)とレジスト30
5(4)間では、パターンの側面及び底面は覆われる
が、これらの間は埋まらない程度に形成する。また、そ
の他の部分では、完全にパターン間が埋まる様に形成す
る。
【0041】また、上記の条件を満たす様な膜306の
厚さTは、A/2以上C/2以下のが好ましい。膜30
6の厚さTがA/2未満の場合、間隔Aの部分が完全に
埋まらないからであり、C/2より厚いと、間隔Cの部
分が完全に埋まってしまうからである。
【0042】また、膜306は、導電膜303(2)〜
(5)をエッチングする際のエッチング防止膜として使
用される。この為、膜306は導電膜303とエッチン
グ選択比がある材料でなければならない。この実施形態
では、導電膜にポリシリコンの使用を想定しているの
で、膜106に窒化膜を(SiN)を使用するものとす
る。窒化膜を使用する理由は、窒化膜はポリシリコンと
十分にエッチング選択比を有し、CVD法等によるの在
来の堆積技術を使用できるからである。
【0043】次に、図4(4)に示す様に、等方性エッ
チング法(例えば、CDE法)により、導電膜303
(2)〜303(5)をエッチング除去する。これによ
り、ダミ−パターンとして作用した導電膜303(2)
〜(5)を除去できる。しかし、配線として使用する導
電膜303(1)は、その周囲を膜306及び絶縁膜3
02及び絶縁膜304(1)で覆われている為、エッチ
ング除去される事は無い。
【0044】上述の様に、膜306のうち間隔Cの部分
のみ除去でき、間隔Aの部分が完全に除去されない理由
は、間隔Cの部分を完全に埋まらない様に膜306が形
成されており、かつ、間隔Aの部分を完全に埋まる程度
に膜306が形成されているからである。
【0045】次に、図4(5)に示される様に、膜30
6、絶縁膜304(1)〜304(5)を除去する事に
より、導電膜303(1)を残存させる。そして、図示
していないが、絶縁膜304(1)を除去する。以上に
より導電膜303(1)からなる配線は作ることが出来
る。絶縁膜304はセルフアラインコンタクト(SA
C)を採用する場合のキャップ材として使用する場合
は、除去しなくても良い。
【0046】本願は、上述の様に、ダミーパターン(こ
の実施形態では303(2)〜303(5)及び304
(2)〜304(5)の事である)を除去する際に、従
来法と異なりリソグラフィー法を使用しない為、合わせ
ずれを起こす事無く、導電膜303を所望の形状に加工
する事ができる。
【0047】また、リソグラフィー法を使用しないの
で、ダミーパターンを除去する為の露光用マスクを用意
する必要が無く、露光工程を削減する事ができる。ま
た、絶縁膜302の厚さは非常に薄い為、応力、熱等の
ストレスに弱い。上述の様に、本願発明はダミーパター
ンを除去する際、プラズマを利用したRIE法等の方法
を使用せず、ウエットエッチングを使用している。従っ
て、薄い絶縁膜302にストレスを与える機会を削減で
きる。
【0048】また、図5に第五及び第六の実施形態を示
した。これらの実施形態が、第四の実施形態と異なる点
は、パターン間隔が巨視的には距離Aだけ離隔している
点である。
【0049】図5(1)にパターンの断面図を示してい
る。ここで、パターン705(1)は配線として使用さ
れる予定のパターンであり、その他のパターン705
(2)〜705(9)はダミーパターンであり、除去さ
れる。
【0050】パターン705(1)の両側には、間隔A
だけ離隔してパターン705(5)と705(6)が配
置されている。更に、その外側にはパターン705
(4)と705(7)が間隔Cだけ離隔して配置され、
その外側にはパターン705(3)と705(8)が間
隔Aだけ離隔して配置され、更にその外側にはパターン
705(2)と705(9)が間隔Cだけ離隔して配置
されている。
【0051】次に、図5(2)は図5(1)の上面図を
示している。図5(2)に示した様に、パターン705
(1)〜705(9)の大部分が間隔Aだけ離隔してお
り、パターン705(2)、705(4)、705
(7)及び705(9)のそれぞれは、凹形状部80
1、804、807、809を有している。これら凹形
状部の存在により、その部分だけパターンの間隔は距離
Cだけ離隔している。すなわち、パターンの間隔の一部
だけ間隔Cだけ離隔しているが、巨視的に見ると大部分
が間隔Aだけ離隔している。
【0052】また、図5(3)に示される様に、パター
ン801、804、807、809を間隔Cだけ離隔し
ても良い。更に、図5(4)に示される様に、凹形状部
を705(2)と705(3)、705(4)と705
(5)、705(6)と705(7)、705(8)と
705(9)の相対する面に形成してもよい。
【0053】また、図5(2)〜図5(4)に示した状
態のそれぞれの後に、図4(2)〜図4(6)に示され
る工程と同様な工程が施され、ダミーパターンが除去さ
れる。
【0054】また、図5(2)及び図5(4)に示した
凹形状部の幅C(図面の縦方向の距離)を有している
が、距離Cよりも大きくてもよい。但し、Cより小さい
場合、凹形状部に膜が埋められてしまうので、凹形状部
の幅は距離Cより大きい方が良い。
【0055】以上の様に、第5乃至第7実施形態ではパ
ターンの一部の間隔を変更しているので、パターンの間
隔を巨視的にAとすることが出来る。従って、同じ間隔
のパターンはリソグラフィー工程における光の回析現象
の影響を受け難いので。制度よくパターンを加工する事
が出来る。
【0056】
【発明の効果】本願発明は上述の様な構成を採用する事
により、露光技術を使用することなく、ダミーパターン
を除去出来る半導体装置の製造方法を提供する事が出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術における工程を示した図である。
【図2】本願発明の第一の実施形態にかかる製造工程を
示した図である。
【図3】本願発明の第二及び第三の実施形態にかかる製
造工程を示した図である。
【図4】本願発明の第四の実施形態にかかる製造工程を
示した図である。
【図5】本願発明の第五乃至第七の実施形態にかかる製
造工程を示した図である。
【符号の説明】
101 半導体基板 102、104 絶縁膜 103 導電膜 105 レジスト 106 膜

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上面に第一の絶縁膜を形成する
    工程と、 前記第一の絶縁膜の上に導電膜を形成する工程と、 前記導電膜の上に第二の絶縁膜を形成する工程と、 前記第二の絶縁膜をエッチングし、前記導電膜を所望の
    形状に加工する際のマスクとなるパターンを形成すると
    ともに、前記パターンの両側に平行かつ第一の距離だけ
    離隔して配置された第一及び第二のダミーパターン、及
    び、前記第一のダミーパターンの両側の内、前記パター
    ンの反対側に平行に配置され、前記第一の距離よりも短
    い第二の距離だけ離隔して配置された第三のダミーパタ
    ーン、及び、前記第二のダミーパターンの両側の内、前
    記パターンの反対側に平行に配置され、前記第一の距離
    よりも短い第二の距離だけ離隔して配置された第四のダ
    ミーパターンとを同時に形成する工程と、 前記第二の距離だけ離隔して平行に配置された前記第一
    のダミーパターンと前記第三のダミーパターンとが相対
    する側面の全部、及び、前記第二の距離だけ離隔して平
    行に配置された前記第二のダミーパターンと前記第四の
    ダミーパターンとが相対する側面の全部に形成されない
    様に、全面に前記導電膜とエッチング選択比のあるエッ
    チング防止膜を形成する工程と、 前記エッチング防止膜をマスクとして使用して、前記第
    一及び第二のダミーパターンを除去する工程と、 前記エッチング防止膜を除去する工程と、 残存した前記パターンをマスクとして使用して、前記導
    電膜をエッチングして配線を形成する工程と、を備える
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】導電膜の上に第一の絶縁膜を形成する工程
    と、 前記第一の絶縁膜をエッチングし、所定の高さを有し、
    少なくとも一部が第一の距離だけ離隔して配置された第
    一及び第二のダミーパターンを形成する工程と、 前記第一の距離だけ離隔して配置された前記第一のダミ
    ーパターンと前記第二のダミーパターンとが相対する側
    面の全部に形成されない様に、全面に前記導電膜とエッ
    チング選択比のあるエッチング防止膜を形成する工程
    と、 前記エッチング防止膜をマスクとして使用して、前記第
    一及び第二のダミーパターンを除去する工程と、 前記エッチング防止膜を除去する工程と、とを備える事
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】第一の距離と所定の高さの比(第一の距離
    /所定の高さ)値が3以上(upper limit )以下である
    事を特徴とする請求項2記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】前記第一及び第二のダミーパターンの内、
    一部が前記第一の距離だけ離隔され、残りの部分が前記
    第一の距離よりも長い第二の距離だけ離隔して配置され
    ている事を特徴とする請求項2記載の半導体装置の製造
    方法。
  5. 【請求項5】半導体基板上面に第一の絶縁膜を形成する
    工程と、 前記第一の絶縁膜の上に導電膜を形成する工程と、 前記導電膜の上に第二の絶縁膜を形成する工程と、 前記第二の絶縁膜及び前記導電膜をエッチングし、前記
    導電膜上に前記第二の絶縁膜が形成された配線パターン
    を形成するとともに、前記配線パターンの両側に平行か
    つ第一の距離だけ離隔して配置され、前記導電膜上に前
    記第二の絶縁膜が形成された第一及び第二のダミーパタ
    ーン、及び、前記第一のダミーパターンの両側の内、前
    記配線パターンの反対側に平行に配置され、かつ、前記
    第一の距離よりも長い第二の距離だけ離隔して配置さ
    れ、前記導電膜上の前記第二の絶縁膜が形成されれた第
    三のダミーパターン、及び、前記第二のダミーパターン
    の両側の内、前記配線パターンの反対側に平行に配置さ
    れ、かつ、前記第一の距離よりも長い第二の距離だけ離
    隔して配置され、前記導電膜上の前記第二の絶縁膜が形
    成された第四のダミーパターンとを同時に形成する工程
    と、 前記第一の距離だけ離隔した部分が埋まる様に、かつ、
    前記第二の距離だけ離隔して配置された前記第一のダミ
    ーパターンと前記三のダミーパターンの相対する側面及
    び前記第二のダミーパターンと前記四のダミーパターン
    の相対する側面に形成されるが、前記第二の距離だけ離
    隔した部分は埋まらない様に、全面に前記導電膜とエッ
    チング選択比のあるエッチング防止膜を形成する工程
    と、 前記第二の距離だけ離隔した部分の前記第三の絶縁膜を
    除去し、かつ、前記第一の距離だけ離隔した部分の前記
    エッチング防止膜を残存させる工程と、 前記第一乃至第四のダミーパターンを除去する工程と、 前記エッチング防止膜を除去する工程と、を有する事を
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】導電膜の上に第一の絶縁膜を形成する工程
    と、 前記第一の絶縁膜及び前記導電膜をエッチングし、前記
    導電膜上に前記第一の絶縁膜が形成された配線パターン
    を形成するとともに、前記配線パターンより第一の距離
    だけ離隔して配置され、前記導電膜上に前記第一の絶縁
    膜が形成されたダミーパターンを形成し、更に前記第一
    のダミーパターンの両側の内、前記配線パターンの反対
    側に、少なくとも一部が第二の距離だけ離隔して配置さ
    れ、前記導電膜上に前記第一の絶縁膜が形成された第二
    のダミーパターンを同時に形成する工程と、 前記第一の距離だけ離隔した部分が埋まる様に、かつ、
    前記第二の距離だけ離隔して配置された前記第一のダミ
    ーパターンと前記二のダミーパターンの相対する側面に
    形成されるが、前記第二の距離だけ離隔した部分は埋ま
    らない様に、全面に前記導電膜とエッチング選択比のあ
    るエッチング防止膜を形成する工程と、 前記第二の距離だけ離隔した部分の前記エッチング防止
    膜を除去し、かつ、前記第一の距離だけ離隔した部分の
    前記エッチング防止膜を残存させる工程と、 前記第一及び二のダミーパターンを除去する工程と、 前記エッチング防止膜を除去する工程と、を有する事を
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】前記第一及び第二のダミーパターンの内、
    一部が前記第一の距離だけ離隔され、残りの部分が前記
    第一の距離よりも長い第三の距離だけ離隔して配置され
    ている事を特徴とする請求項6記載の半導体装置の製造
    方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11207496B2 (en) 2005-08-24 2021-12-28 C. R. Bard, Inc. Stylet apparatuses and methods of manufacture

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