JPH1197361A - 半導体製造装置 - Google Patents
半導体製造装置Info
- Publication number
- JPH1197361A JPH1197361A JP27643497A JP27643497A JPH1197361A JP H1197361 A JPH1197361 A JP H1197361A JP 27643497 A JP27643497 A JP 27643497A JP 27643497 A JP27643497 A JP 27643497A JP H1197361 A JPH1197361 A JP H1197361A
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- JP
- Japan
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- gas
- reaction gas
- substrate
- reaction tube
- reaction
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Abstract
(57)【要約】
【課題】枚葉式の半導体製造装置に於いて上流側と下流
側での反応ガス濃度の差を解消する。 【解決手段】水平に配置された管状の反応管1の上流側
から反応ガスを導入すると共に反応管内部の所要位置に
ガス補充ノズル17aを設け、該ガス補充ノズルより補
充反応ガスを供給する様構成した半導体製造装置に係
り、前記ガス補充ノズルより供給する補充反応ガスが反
応管上流より供給した反応ガスの消耗分を補い、上流下
流での反応ガスの濃度差を解消する。
側での反応ガス濃度の差を解消する。 【解決手段】水平に配置された管状の反応管1の上流側
から反応ガスを導入すると共に反応管内部の所要位置に
ガス補充ノズル17aを設け、該ガス補充ノズルより補
充反応ガスを供給する様構成した半導体製造装置に係
り、前記ガス補充ノズルより供給する補充反応ガスが反
応管上流より供給した反応ガスの消耗分を補い、上流下
流での反応ガスの濃度差を解消する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体製造装置、特
に枚葉式半導体製造装置の改良に関するものである。
に枚葉式半導体製造装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ウェーハ、或はガラス基板等の被処理基
板の表面に薄膜を生成し、或はエッチング等の処理を施
して半導体素子を製作する半導体製造装置には、多数の
被処理基板を同時に処理するバッチ式のものと一枚ずつ
処理する枚葉式のものがある。図6、図7により従来の
枚葉式の半導体製造装置について説明する。
板の表面に薄膜を生成し、或はエッチング等の処理を施
して半導体素子を製作する半導体製造装置には、多数の
被処理基板を同時に処理するバッチ式のものと一枚ずつ
処理する枚葉式のものがある。図6、図7により従来の
枚葉式の半導体製造装置について説明する。
【0003】水平方向に偏平な筒状の反応管1の一方の
端に反応ガス導入フランジ2が気密に取付けられ、他方
の端には排気フランジ3が気密に取付けられている。
端に反応ガス導入フランジ2が気密に取付けられ、他方
の端には排気フランジ3が気密に取付けられている。
【0004】前記反応ガス導入フランジ2は被処理基板
4の搬送ゲートを兼ね、搬送口6はゲート弁7により開
閉可能になっている。又、前記反応ガス導入フランジ2
には反応ガス供給管8が連通されている。前記排気フラ
ンジ3は気密に閉塞されていると共に排気管9が連通さ
れている。
4の搬送ゲートを兼ね、搬送口6はゲート弁7により開
閉可能になっている。又、前記反応ガス導入フランジ2
には反応ガス供給管8が連通されている。前記排気フラ
ンジ3は気密に閉塞されていると共に排気管9が連通さ
れている。
【0005】前記反応管1の外周囲にはヒータ11が設
けられ、該ヒータ11の更に外周囲は断熱材12で囲繞
されている。前記反応管1の内部中央には基板支持台1
3が設けられ、該基板支持台13には被処理基板4が載
置される。該被処理基板4は前記ゲート弁7を通して図
示しない基板搬送機により搬入搬出される。
けられ、該ヒータ11の更に外周囲は断熱材12で囲繞
されている。前記反応管1の内部中央には基板支持台1
3が設けられ、該基板支持台13には被処理基板4が載
置される。該被処理基板4は前記ゲート弁7を通して図
示しない基板搬送機により搬入搬出される。
【0006】図示しない基板搬送機により搬入され、前
記基板支持台13に載置された被処理基板4は前記ヒー
タ11により加熱される。前記反応ガス供給管8から反
応ガスが導入され、前記反応管1の軸心に沿って流れ、
前記排気管9より排気される。反応ガスが反応管1を流
れる過程で加熱され、熱分離して前記被処理基板4の表
面に付着堆積して薄膜を生成する。
記基板支持台13に載置された被処理基板4は前記ヒー
タ11により加熱される。前記反応ガス供給管8から反
応ガスが導入され、前記反応管1の軸心に沿って流れ、
前記排気管9より排気される。反応ガスが反応管1を流
れる過程で加熱され、熱分離して前記被処理基板4の表
面に付着堆積して薄膜を生成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の半導体
製造装置に於いて、供給された反応ガスは反応して前記
被処理基板4に薄膜を生成するので、消費されつつ流下
して行く。この為、上流側と下流側とでは反応ガス濃度
に著しい差を生じており、被処理基板4全面で均一な膜
厚、膜質とするのが困難となっている。
製造装置に於いて、供給された反応ガスは反応して前記
被処理基板4に薄膜を生成するので、消費されつつ流下
して行く。この為、上流側と下流側とでは反応ガス濃度
に著しい差を生じており、被処理基板4全面で均一な膜
厚、膜質とするのが困難となっている。
【0008】本発明は斯かる実情に鑑み、枚葉式の半導
体製造装置に於いて上流側と下流側での反応ガス濃度の
差を解消しようとするものである。
体製造装置に於いて上流側と下流側での反応ガス濃度の
差を解消しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、水平に配置さ
れた管状の反応管の上流側から反応ガスを導入すると共
に反応管内部の所要位置にガス補充ノズルを設け、該ガ
ス補充ノズルより補充反応ガスを供給する様構成した半
導体製造装置に係り、前記ガス補充ノズルより供給する
補充反応ガスが反応管上流より供給した反応ガスの消耗
分を補い、上流下流での反応ガスの濃度差を解消する。
れた管状の反応管の上流側から反応ガスを導入すると共
に反応管内部の所要位置にガス補充ノズルを設け、該ガ
ス補充ノズルより補充反応ガスを供給する様構成した半
導体製造装置に係り、前記ガス補充ノズルより供給する
補充反応ガスが反応管上流より供給した反応ガスの消耗
分を補い、上流下流での反応ガスの濃度差を解消する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態を説明する。
実施の形態を説明する。
【0011】尚、図1、図2中、図6、図7中で示した
ものと同様のものには同符号を付してある。
ものと同様のものには同符号を付してある。
【0012】水平方向に偏平な筒状の反応管1の一方の
端に、反応ガス導入フランジ2が気密に取付けられ、他
方の端には排気フランジ3が気密に取付けられている。
端に、反応ガス導入フランジ2が気密に取付けられ、他
方の端には排気フランジ3が気密に取付けられている。
【0013】前記反応ガス導入フランジ2は被処理基板
4の搬送ゲートを兼ね、搬送口6はゲート弁7により開
閉可能になっている。又、前記反応ガス導入フランジ2
には反応ガス供給管8が連通されている。
4の搬送ゲートを兼ね、搬送口6はゲート弁7により開
閉可能になっている。又、前記反応ガス導入フランジ2
には反応ガス供給管8が連通されている。
【0014】前記排気フランジ3は密閉板15により気
密に閉塞されていると共に排気管9が連通されている。
又、前記排気フランジ3には補充ガス供給管16が連通
され、該補充ガス供給管16にはガス補充ノズル17が
接続されている。該補充ガス供給管16は図1〜図3に
示される様に、反応管1の側壁に沿って延出し、反応管
1の中央位置で立上がり、更に前記被処理基板4の上方
を天井面に沿って水平に横断する如く屈曲されている。
水平に横断する部分は反応ガス吹出し部17aとなって
おり、反応ガス吹出し部17aの先端は閉塞されると共
に下面には所要ピッチでガス吹出し孔18が穿設されて
いる。
密に閉塞されていると共に排気管9が連通されている。
又、前記排気フランジ3には補充ガス供給管16が連通
され、該補充ガス供給管16にはガス補充ノズル17が
接続されている。該補充ガス供給管16は図1〜図3に
示される様に、反応管1の側壁に沿って延出し、反応管
1の中央位置で立上がり、更に前記被処理基板4の上方
を天井面に沿って水平に横断する如く屈曲されている。
水平に横断する部分は反応ガス吹出し部17aとなって
おり、反応ガス吹出し部17aの先端は閉塞されると共
に下面には所要ピッチでガス吹出し孔18が穿設されて
いる。
【0015】前記反応管1の外周囲にはヒータ11が設
けられ、該ヒータ11の更に外周囲は断熱材12で囲繞
されている。前記反応管1の内部中央には基板支持台1
3が設けられ、該基板支持台13には被処理基板4が載
置される。該被処理基板4は前記ゲート弁7を通して図
示しない基板搬送機により搬入搬出される。
けられ、該ヒータ11の更に外周囲は断熱材12で囲繞
されている。前記反応管1の内部中央には基板支持台1
3が設けられ、該基板支持台13には被処理基板4が載
置される。該被処理基板4は前記ゲート弁7を通して図
示しない基板搬送機により搬入搬出される。
【0016】図示しない基板搬送機により搬入され、前
記基板支持台13に載置された被処理基板4は前記ヒー
タ11により加熱される。前記反応ガス供給管8から反
応ガスが導入され、前記反応管1の軸心に沿って流れ
る。更に前記補充ガス供給管16から前記ガス吹出し孔
18を介して消耗分の補充反応ガスが導入される。
記基板支持台13に載置された被処理基板4は前記ヒー
タ11により加熱される。前記反応ガス供給管8から反
応ガスが導入され、前記反応管1の軸心に沿って流れ
る。更に前記補充ガス供給管16から前記ガス吹出し孔
18を介して消耗分の補充反応ガスが導入される。
【0017】従って、前記反応ガス吹出し部17aより
上流側では前記反応ガス供給管8より供給された反応ガ
スにより被処理基板4上に薄膜が生成され、前記反応ガ
ス吹出し部17aより下流側では反応ガス供給管8より
供給された反応ガスにガス補充ノズル17からの補充反
応ガスが加わって前記被処理基板4上に薄膜が生成され
る。
上流側では前記反応ガス供給管8より供給された反応ガ
スにより被処理基板4上に薄膜が生成され、前記反応ガ
ス吹出し部17aより下流側では反応ガス供給管8より
供給された反応ガスにガス補充ノズル17からの補充反
応ガスが加わって前記被処理基板4上に薄膜が生成され
る。
【0018】而して、反応ガス供給管8により供給され
た反応ガスの消費分が前記ガス補充ノズル17からの補
充反応ガスにより補充されるので反応管1内での上流、
下流の反応ガスの濃度の不均一を解消し、均一な膜厚、
膜質の成膜が可能になる。
た反応ガスの消費分が前記ガス補充ノズル17からの補
充反応ガスにより補充されるので反応管1内での上流、
下流の反応ガスの濃度の不均一を解消し、均一な膜厚、
膜質の成膜が可能になる。
【0019】ここで前記ガス吹出し孔18の径、形状、
数、ピッチ、ガス吹出し孔18の被処理基板4からの距
離、反応ガス流量、更に反応ガス吹出し部17aは下流
側に向かって所要の間隔で複数設けることができる等、
成膜する膜質、膜厚に応じて適宜選択できることは言う
迄もない。更に、吹き出し流量の均一性を考慮し、前記
ガス吹出し孔18の孔径は先端に向かって大きくするこ
ともできる。
数、ピッチ、ガス吹出し孔18の被処理基板4からの距
離、反応ガス流量、更に反応ガス吹出し部17aは下流
側に向かって所要の間隔で複数設けることができる等、
成膜する膜質、膜厚に応じて適宜選択できることは言う
迄もない。更に、吹き出し流量の均一性を考慮し、前記
ガス吹出し孔18の孔径は先端に向かって大きくするこ
ともできる。
【0020】成膜後のガスは前記排気管9を介して排気
される。
される。
【0021】図4はガス補充ノズル17の他の形態を示
すものであり、反応ガス吹出し部17aの下面に前記被
処理基板4と平行な整流板19を設けたものである。
すものであり、反応ガス吹出し部17aの下面に前記被
処理基板4と平行な整流板19を設けたものである。
【0022】該整流板19を設けることで反応ガス吹出
し部17aによる反応ガスの整流状態が乱されることが
なく、安定なガス流れを実現することができる。膜厚の
均一性、均質性を更に高めることができる。
し部17aによる反応ガスの整流状態が乱されることが
なく、安定なガス流れを実現することができる。膜厚の
均一性、均質性を更に高めることができる。
【0023】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、反応管
内部での反応ガス濃度差を解消することができるので、
被処理基板上に成膜する膜の膜厚、膜質の均一性を向上
でき、ひいては製品品質の向上、信頼性の向上を図るこ
とができる。
内部での反応ガス濃度差を解消することができるので、
被処理基板上に成膜する膜の膜厚、膜質の均一性を向上
でき、ひいては製品品質の向上、信頼性の向上を図るこ
とができる。
【図1】本発明の実施の形態を示す平断面図である。
【図2】同前実施の形態を示す立断面図である。
【図3】同前実施の形態で使用されるガス補充ノズルを
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図4】同前実施の形態で使用される他のガス補充ノズ
ルを示す斜視図である。
ルを示す斜視図である。
【図5】図4のA−A矢視図である。
【図6】従来例を示す平断面図である。
【図7】同前従来例を示す立断面図である。
1 反応管 2 反応ガス導入フランジ 3 排気フランジ 4 被処理基板 8 反応ガス供給管 9 排気管 16 補充ガス供給管 17 ガス補充ノズル 17a 反応ガス吹出し部 18 ガス吹出し孔 19 整流板
Claims (1)
- 【請求項1】 水平に配置された管状の反応管の上流側
から反応ガスを導入すると共に反応管内部の所要位置に
ガス補充ノズルを設け、該ガス補充ノズルより補充反応
ガスを供給する様構成したことを特徴とする半導体製造
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27643497A JPH1197361A (ja) | 1997-09-24 | 1997-09-24 | 半導体製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27643497A JPH1197361A (ja) | 1997-09-24 | 1997-09-24 | 半導体製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1197361A true JPH1197361A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17569375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27643497A Pending JPH1197361A (ja) | 1997-09-24 | 1997-09-24 | 半導体製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1197361A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013507004A (ja) * | 2009-10-05 | 2013-02-28 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド | クロスフローを有するエピタキシャルチャンバ |
JP2020087991A (ja) * | 2018-11-16 | 2020-06-04 | 信越半導体株式会社 | シリコンウェーハのエッチング方法、エッチング装置及び不純物分析方法 |
-
1997
- 1997-09-24 JP JP27643497A patent/JPH1197361A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013507004A (ja) * | 2009-10-05 | 2013-02-28 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド | クロスフローを有するエピタキシャルチャンバ |
US9127360B2 (en) | 2009-10-05 | 2015-09-08 | Applied Materials, Inc. | Epitaxial chamber with cross flow |
JP2020087991A (ja) * | 2018-11-16 | 2020-06-04 | 信越半導体株式会社 | シリコンウェーハのエッチング方法、エッチング装置及び不純物分析方法 |
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