JPH1196852A - 車両用操作表示制御装置 - Google Patents

車両用操作表示制御装置

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JPH1196852A
JPH1196852A JP25725997A JP25725997A JPH1196852A JP H1196852 A JPH1196852 A JP H1196852A JP 25725997 A JP25725997 A JP 25725997A JP 25725997 A JP25725997 A JP 25725997A JP H1196852 A JPH1196852 A JP H1196852A
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display control
vehicle
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修久 中尾
Masashi Takada
雅司 高田
Kazuhiko Yazaki
和彦 矢崎
Takahito Okubo
孝仁 大久保
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、簡単な表示機能と操作機能によっ
て操作性と視認性の向上に寄与することができ、かつ、
複数の電子装置に対して一括して操作制御することがで
きる車両用操作表示制御装置を提供することにある。 【解決手段】 複数の電子装置25〜35を制御するた
めの制御情報を選択候補として液晶表示部5に表示して
おき、この選択候補を選択するために表示画面に対して
上下左右方向の操作情報をローラスイッチ11と右カー
ソルスイッチ13及び左カーソルスイッチ15を用いて
入力し、この操作情報に応じて選択された電子装置の制
御情報に表示制御部21で例えば拡大処理を施して特徴
付けして表示するように制御すると共に、この選択され
た制御情報を当該電子装置に通信制御部23から出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用操作表示制
御装置に関し、特に、車両に搭載されている複数の電子
装置を一括して操作制御することができる車両用操作表
示制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両に搭載されているエアコン装
置やオーディオ装置やナビゲーション装置等の電子装置
は、車両内に分散して適切な位置に配置されており、こ
れらの装置に接続されている個々の操作部から操作情報
を伝えるように構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車両に
搭載される電子装置の操作部が個別に分散して配置され
ているので、これらの操作部を操作するためには個々の
装置位置やスイッチ位置を確認しながら操作しなければ
ならなかった。このため、従来のように個別に配置され
た操作部では、搭乗者に煩雑な操作を強いていた。
【0004】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的としては、簡単な表示機能と操作機能によって
操作性と視認性の向上に寄与することができ、かつ、複
数の電子装置を一括して操作制御することができる車両
用操作表示制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、車両に搭載されている複数の
電子装置と接続し、これらの電子装置を一括して操作制
御する車両用操作表示制御装置であって、前記複数の電
子装置を制御するための制御情報を選択候補として表示
する表示手段と、この選択候補を選択するために表示画
面に対して上下左右方向の操作情報を入力する入力手段
と、この操作情報に応じて選択された電子装置の制御情
報を特徴付けして表示するように制御する表示制御手段
と、この選択された制御情報を当該電子装置に出力する
出力手段とを有することを要旨とする。
【0006】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記入力手段は、前記表示画面の上下方向に回
転操作が可能な円筒形状の回転体を有し、この回転体の
回転度合いに応じてパルス信号を出力する回転スイッチ
手段と、前記表示画面の右左方向への移動を指示する1
対の左右スイッチ手段とを有し、前記表示制御手段は、
このパルス信号の計数度合いと左右方向への移動指示に
応じて選択された所望の制御情報を特徴付けして表示す
るように制御することを要旨とする。
【0007】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記表示制御手段は、選択された制御情報に少
なくとも拡大処理、明度変更処理、表示色変更処理、覗
き窓表示処理、ページ送り処理、カーソル付加処理を施
すように制御することを要旨とする。
【0008】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記表示制御手段は、電源切断時以前に選択さ
れた複数の制御情報を記憶する制御情報記憶手段を有
し、電源再投入時には、既に記憶されている複数の制御
情報を前記出力手段を介して複数の電子装置に出力する
ことを要旨とする。
【0009】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、複数の
電子装置を制御するための制御情報を選択候補として表
示しておき、この選択候補を選択するために表示画面に
対して上下左右方向の操作情報を入力し、この操作情報
に応じて選択された電子装置の制御情報を特徴付けして
表示するように制御すると共に、この選択された制御情
報を当該電子装置に出力することで、表示画面中の制御
情報の選択候補を簡単な操作で選択して電子装置に出力
するようにしているので、簡単な表示機能と操作機能に
よって操作性と視認性の向上に寄与することができ、か
つ、複数の電子装置を一括して操作制御することができ
る。
【0010】また、請求項2記載の本発明によれば、表
示画面の上下方向に回転操作が可能な円筒形状の回転体
を有し、この回転体の回転度合いに応じてパルス信号を
出力する一方、表示画面の右左方向への移動を指示し、
このパルス信号の計数度合いと左右方向への移動指示に
応じて選択された所望の制御情報を特徴付けして表示す
るように制御することで、表示画面に対して上下左右方
向の操作性を向上することができ、かつ、選択された制
御情報の視認性を向上することができる。
【0011】また、請求項3記載の本発明によれば、選
択された制御情報に少なくとも拡大処理、明度変更処
理、表示色変更処理、覗き窓表示処理、ページ送り処
理、カーソル付加処理を施すように制御することで、選
択された制御情報の視認性を向上することができる。
【0012】また、請求項4記載の本発明によれば、電
源切断時以前に選択された複数の制御情報を記憶してお
き、電源再投入時には、既に記憶されている複数の制御
情報を複数の電子装置に出力することで、電源再投入時
に行われる複数の電子装置に対する設定操作を一括して
省くことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施の形態に係る車両
用操作表示制御装置の車両内での取り付け位置を示す図
である。
【0015】図1に示すように、車両用操作表示制御装
置1は、車室内のインストルメントパネル3上に取り付
けられており、運転席又は助手席に着席している搭乗者
が自然に手を伸ばした状態で操作が可能なように配置さ
れている。
【0016】次に、図2は、本発明の一実施の形態に係
る車両用操作表示制御装置の外観図である。
【0017】図2に示すように、車両用操作表示制御装
置1の表示系及び操作系は、車両に搭載されている複数
の電子装置に設定されるべき選択候補情報を複数表示す
る液晶表示部5と、キートップ上に「内気循環/外気導
入」マークや「DEF」マークや「リヤデフォッガ」マ
ークや「ハザード」マーク等の表示を有するスイッチを
配置するスイッチパネル7と、キートップ上に「MEN
U」文字や「AUX」文字や「CD」文字や「AM/F
M」文字や「A/C」文字や複数の「OFF」文字等の
表示を有するスイッチを配置するスイッチパネル9と、
円筒形状のローラの回転度合いに応じてパルス信号を出
力するローラスイッチ11と、表示されたカーソル位置
を右方向に移動する右カーソルスイッチ13と、表示さ
れたカーソル位置を左方向に移動する左カーソルスイッ
チ15とから構成されている。
【0018】次に、図3は、本発明の一実施の形態に係
る車両用操作表示制御装置のハードウエア構成を示すブ
ロック図である。
【0019】図3において、車両用操作表示制御装置1
は、ローラスイッチ11の回転をパルス信号に変換する
ロータリーエンコーダ17と、このパルス信号の計数度
合いとカーソル位置の移動指示に応じて、液晶表示部5
に表示されている選択候補情報のうち上下左右方向の所
望の情報にカーソル位置を移動するように制御する制御
部19と、車両に搭載されている複数の電子装置25〜
35に設定されるべき選択候補情報をカーソルとともに
表示する表示制御部21と、カーソル位置上の選択候補
情報を制御情報として指定された電子装置に出力する通
信制御部23とから構成されている。
【0020】また、図3において、車両に搭載されてい
る電子装置は、無線通信回線を介して着信又は発信が可
能な電話器25と、車室内の空気温度を検出して所望の
温度に調整するエアコン装置27と、CDドライブやテ
ープドライブやAM/FMラジオ等を備えるオーディオ
装置29と、出発地から目的地に至る走行ルートを検索
してモニタ表示するナビゲーション装置31と、アクセ
ルペダルを踏まなくても所望の設定車速を保持して走行
するように制御するオートクルーズ装置33と、ドアミ
ラーの鏡面をモータ駆動して上下左右に動かすととも
に、ドアミラーを開閉駆動するドアミラー駆動装置35
とから構成されている。
【0021】さらに、図4は、本発明の一実施の形態に
係る車両用操作表示制御装置に備えられたローラスイッ
チ11と右カーソルスイッチ13及び左カーソルスイッ
チ15の配置例を示す図である。その特徴は、右カーソ
ルスイッチ13及び左カーソルスイッチ15の大きさ
や、形状や、配置を変更したものである。
【0022】次に、図2〜6を参照しつつ、図3に示す
車両用操作表示制御装置1の動作例を説明する。
【0023】(動作例1)まず、図2に示すスイッチパ
ネル9に配置された「MENU」スイッチが押されON
信号が制御部19に入力された場合には、制御部19
は、車両に搭載されている複数の電子装置25〜35の
名称情報を目録情報として編集し、その編集結果を表示
制御部21に出力して記憶させる。この場合、図5
(a)に示すように、液晶表示部5の表示画面41には
1ページ分の目録情報が表示される。
【0024】ここで、操作者がローラスイッチ11を回
転操作した場合、このローラの回転度合いに応じてロー
タリエンコーダ17からパルス信号が出力される。この
パルス信号を入力した制御部19は、このパルス信号を
計数して計数度合いに応じて、表示制御部21に記憶さ
れている目録情報を1ページ毎に順次にページ送りして
表示するように制御する。この結果、図5(a)に示す
ような目録情報がページ送り処理して液晶表示部5に表
示される。
【0025】なお、制御部19内にカレンダ機能を有す
るタイマを備え、上述した目録情報に代わって、日捲り
カレンダ情報を編集することで、カレンダを日捲りする
ような表示機能を実現することができる。
【0026】(動作例2)次に、図2に示すスイッチパ
ネル9に配置された「A/C」スイッチが押されON信
号が制御部19に入力した場合には、制御部19は、エ
アコン装置27の設定温度を表す画面情報を編集し、そ
の編集結果を表示制御部21に出力して記憶させる。こ
の場合、図5(b)に示すように、液晶表示部5にはエ
アコン装置27に設定されるべき設定温度が液晶表示部
5に表示される。なお、表示画面41上の中央部には現
在の設定温度が表示されるものである。
【0027】ここで、操作者がローラスイッチ11を回
転操作した場合、このローラの回転度合いに応じてロー
タリエンコーダ17からパルス信号が出力される。この
パルス信号を入力した制御部19は、このパルス信号を
計数して計数度合いに応じて、表示制御部21に記憶さ
れている表示画面情報を回転して順次に次の設定温度を
表示するように制御する。この結果、図5(b)に示す
ような設定温度が1度毎に画面中央に回転移動されて液
晶表示部5に表示される。
【0028】なお、液晶表示部5に表示される表示画面
41は、図6(a)に示すように、選択されている中央
部の設定温度のみ拡大処理して表示され、かつ、枠取り
処理を施したカーソル枠を付加して表示してもよい。こ
の場合の枠取り編集は、表示制御部21において処理さ
れるものである。
【0029】(動作例3)また、図2に示すスイッチパ
ネル9に配置された「A/C」スイッチが押されON信
号が制御部19に入力した場合には、制御部19は、エ
アコン装置27の設定温度を表す画面情報を編集し、そ
の編集結果を表示制御部21に出力して記憶させる。こ
の場合、図6(b)に示すように、液晶表示部5にはエ
アコン装置27に設定されるべき設定温度、風速、吹き
出し口等が液晶表示部5に表示される。なお、表示画面
41上の中央左部には現在の設定温度がカーソル枠を付
加されて表示されるものである。
【0030】ここで、操作者がローラスイッチ11を回
転操作した場合、このローラの回転度合いに応じてロー
タリエンコーダ17からパルス信号が出力される。この
パルス信号を入力した制御部19は、このパルス信号を
計数して計数度合いに応じて、表示制御部21に記憶さ
れている表示画面情報を回転して順次に次の設定温度の
みを画面中央に回転移動して表示するように制御する。
この結果、図6(b)に示すような設定温度のみが1度
毎に回転されて液晶表示部5に表示される。
【0031】次に、操作者が右カーソルスイッチ13を
押した場合、右カーソルスイッチ13からのON信号が
制御部19に入力するので、制御部19はカーソルを右
移動させるためのカーソル移動情報を表示制御部21に
出力する。この場合、図6(c)に示すように、液晶表
示部5に既に表示されている風速の表示枠上にカーソル
枠が移動されて表示されるものである。この時点で、操
作者がローラスイッチ11を回転操作した場合、風速の
表示枠上をカーソル枠が上下に移動されて表示される。
【0032】動作例1〜3のように、ローラスイッチ1
1は、表示画面の上下方向に回転操作が可能な円筒形状
の回転体を有し、この回転体の回転度合いに応じてロー
タリエンコーダ17からパルス信号を出力する一方、右
カーソルスイッチ13及び左カーソルスイッチ15を用
いて表示画面の右左方向への移動を指示し、このパルス
信号の計数度合いと左右方向への移動指示に応じて選択
された所望の制御情報を特徴付けして表示するように表
示制御部21で制御することで、表示画面に対して上下
左右方向の操作性を向上することができ、かつ、選択さ
れた制御情報の視認性を向上することができる。
【0033】また、動作例1〜3のように、選択された
制御情報に少なくとも、制御情報を拡大する拡大処理、
制御情報の明度を明るく変更する明度変更処理、制御情
報の表示色を変更する表示色変更処理、覗き窓のように
描画処理を施す覗き窓表示処理、制御情報を1ページ毎
にページ送りするページ送り処理、外枠にカーソル枠を
付加するカーソル付加処理等を施すように表示制御部2
1で制御することで、周囲画像に対して制御情報を特徴
付けしてこの制御情報の視認性を向上することができ
る。
【0034】(動作例4)動作例2,3において、エア
コン装置27に設定すべき設定温度、風速、吹き出し口
等が選択された場合には、制御部19はこれらの制御情
報と装置名情報を通信制御部23に引き渡し、通信制御
部23から通信ケーブルを介してエアコン装置27にこ
れらの制御情報を送信させる。この結果、エアコン装置
27は所望の設定温度、風速、吹き出し口等が設定され
る。
【0035】動作例1〜4のように、複数の電子装置2
5〜35を制御するための制御情報を選択候補として液
晶表示部5に表示しておき、この選択候補を選択するた
めに表示画面に対して上下左右方向の操作情報をローラ
スイッチ11と右カーソルスイッチ13及び左カーソル
スイッチ15を用いて入力し、この操作情報に応じて選
択された電子装置の制御情報を拡大処理や明度変更処理
や表示色変更処理や覗き窓表示処理やページ送り処理や
カーソル付加処理等を表示制御部21で施して特徴付け
して表示するように制御すると共に、この選択された制
御情報を当該電子装置に通信制御部23から出力するこ
とで、表示画面中の制御情報の選択候補を簡単な操作で
選択して電子装置に出力するようにしているので、簡単
な表示機能と操作機能によって操作性と視認性の向上に
寄与することができ、かつ、複数の電子装置を一括して
操作制御することができる。
【0036】(動作例5)図3に示す車両用操作表示制
御装置1の制御部19内にバッテリ(図外)によってバ
ックアップされたメモリ部(図外)を有し、電源切断時
以前に選択された複数の制御情報をこのメモリ部に記憶
しておく。
【0037】このよう構成すると、電源再投入時には、
既にこのメモリ部に記憶されている複数の制御情報を複
数の電子装置25〜35に出力することで、電源再投入
時に行われる複数の電子装置25〜35に対する設定操
作を一括して省くことができる。
【0038】(動作例6)動作例5と同様に、図3に示
す車両用操作表示制御装置1の制御部19内にバッテリ
(図外)によってバックアップされたメモリ部(図外)
を有し、複数の電子装置の名称とそれらに対応する個々
の制御情報の使用頻度数をこのメモリ部に記憶してお
く。
【0039】このよう構成すると、電源再投入時には、
既にこのメモリ部に記憶されている使用頻度数が大きい
数値を有する電子装置や制御情報を優先して表示し、そ
れぞれの電子装置25〜35に使用頻度数の大きい制御
情報を出力することで、電源再投入時に行われる複数の
電子装置25〜35に対する設定操作を一括して省くこ
とができ、かつ、最適な装置設定を行うことができる。
【0040】次に、図7〜13を参照しつつ、車両用操
作表示制御装置1の操作性を向上するための機構的構成
を説明する。
【0041】(機構例1)図7(a)、(b)は、車両
用操作表示制御装置1のローラスイッチ11が取り付け
られている操作面に、パームレスト43を設けたことを
示す図である。
【0042】同図に示すように、パームレスト43の上
面に操作者の手を置けるように構成したので、パームレ
スト43の上面で操作者の手を支えることができる。こ
のため、ローラスイッチ11に対する操作者の手の動作
を安定して支えることができる。この結果、操作時に生
じる腕の疲労を低減することができる。また、車両が走
行中に搭乗者が操作した場合でも、確実な操作を行うこ
とができる。
【0043】(機構例2)図8(a)、(b)は、車両
用操作表示制御装置1のローラスイッチ11が取り付け
られている操作面のパームレスト43中央にグリップ穴
45を設けたことを示す図である。
【0044】パームレスト43中央のグリップ穴45に
操作者の手を挿入し、手前に引き出せるように構成した
ので、図8(b)に示すように、長く引き出されたパー
ムレスト43の上面のグリップ穴45上に操作者の手を
置いて支えることができる。このため、ローラスイッチ
11に対する操作者の手の動作を安定して支えることが
できる。この結果、操作時に生じる腕の疲労を低減する
ことができる。また、車両が走行中に搭乗者が操作した
場合でも、確実な操作を行うことができる。
【0045】(機構例3)図9(a)は、車両用操作表
示制御装置1のローラスイッチ11が取り付けられてい
る操作面のパームレスト43中央にへこみ部46を設け
たことを示す図である。
【0046】パームレスト43中央のへこみ部46に操
作者の手を置けるように構成したので、パームレスト4
3の上面のへこみ部46に操作者の手を置いて支えるこ
とができる。このため、ローラスイッチ11に対する操
作者の手の動作を安定して支えることができる。この結
果、操作時に生じる腕の疲労を低減することができる。
また、車両が走行中に搭乗者が操作した場合でも、確実
な操作を行うことができる。
【0047】(機構例4)図9(b)は、車両用操作表
示制御装置1のローラスイッチ11が取り付けられてい
る操作面のパームレスト43を伸縮自在に摺動可能に構
成したことを示す図である。
【0048】パームレスト43を伸縮自在に摺動可能に
構成したので、図9(b)に示すように、長く引き出さ
れたパームレスト43とローラスイッチ11との間に開
いた溝上に操作者の手を置いて支えることができる。
【0049】このため、ローラスイッチ11に対する操
作者の手の動作を安定して支えることができる。また、
車両用操作表示制御装置1を使用していない場合には、
ローラスイッチ11下の収納空間にパームレスト43を
収納しておけるので、装置の収納性を向上することがで
きる。この結果、搭乗者が車両に乗降する際のウオーク
スルー性を向上することができる。
【0050】(機構例5)図9(c)は、車両用操作表
示制御装置1のパームレスト43が表示面に対して回転
自在に構成され、パームレスト43が表示面側に閉じて
いる閉状態を示す図である。
【0051】図9(c)に示すように、パームレスト4
3が表示面に対して回転自在に構成されるので、車両用
操作表示制御装置1を使用していない場合には、パーム
レスト43を表示面側に閉じて収納しておけるので、装
置の収納性を向上することができる。この結果、搭乗者
が車両に乗降する際のウオークスルー性を向上すること
ができる。
【0052】(機構例6)図10(a)は、車両用操作
表示制御装置1のローラスイッチ11前後にガイド溝4
7を設けたことを示す斜視図である。また、図10
(b)は、車両用操作表示制御装置1のローラスイッチ
11左右に左ブロック49と右ブロック51を設けたこ
とを示す上面図である。
【0053】図10(a)に示すように、ローラスイッ
チ11前後の操作面に操作者の指を誘導するためのガイ
ド溝47と、左カーソルスイッチ15とローラスイッチ
11との間に回転しない左ブロック49を設けている。
さらに、図10(b)に示すように、右カーソルスイッ
チ13とローラスイッチ11との間に回転しない右ブロ
ック51を設けている。このため、図10(b)に示す
ように、操作者が手を伸ばして操作面上のガイド溝47
に接触した時点から、ローラスイッチ11まで操作者の
指を誘導することができるので、正確に操作ポジション
に位置決めすることができる。この結果、スイッチの誤
操作を防止することができる。
【0054】(機構例7)図11(a)は、車両用操作
表示制御装置1のローラスイッチ11が回転した場合の
クリック位置1〜5を示す断面図である。また、図11
(b)は、車両用操作表示制御装置1のローラスイッチ
11が回転した場合に液晶表示部5に表示される選択肢
1〜5の表示位置を示す図である。
【0055】図11(a)に示すように、ローラスイッ
チ11が回転した場合に、このクリック位置で一旦回転
負荷が重くなって停止するように機構部を構成する。一
方、図11(b)に示すように、液晶表示部5の表示画
面41に選択肢1〜5を表示させる。
【0056】ここで、操作者がローラスイッチ11を回
転操作した場合、いずれかのクリック位置で一旦回転負
荷が重くなってローラが停止する。このローラの回転度
合いに応じてロータリエンコーダ17からパルス信号が
出力される。このパルス信号を入力した制御部19は、
このパルス信号を計数して計数度合いに応じて、クリッ
ク位置1〜5を生成する。
【0057】次に、表示制御部21に記憶されている表
示画面41上の選択肢1〜5に対応付けて、現在のクリ
ック位置の番号に対応する選択肢の番号のみを斜線表示
する。この結果、図11(b)に示すように、選択肢4
のみが斜線となって、液晶表示部5に表示される。
【0058】このように、ローラスイッチ11を1回の
ストロークで回転できる角度内に複数のクリック位置を
割り付け、このクリック位置の個数分だけ表示画面41
上の選択肢を表示しておき、クリック位置の番号を表示
制御部21に引き渡すようにすることで、1回の操作で
複数の選択肢から所望の1つを選択することができる。
この結果、ローラスイッチ11に対する回転感覚と表示
画面とを連動することができ、操作性と視認性を向上す
ることができる。
【0059】(機構例8)図12は、車両用操作表示制
御装置1の他のハードウエア構成を示すブロック図であ
る。
【0060】その特徴は、図3に示す車両用操作表示制
御装置1に、GPS受信器を有し、現在の車両位置を検
出する位置検出器61と、ジャイロを有し、現在の車両
方位を検出する方位検出器63と、現在の車両傾斜角を
検出する傾斜検出器65と、現在の日時を計時する時計
部67と、液晶表示部5の表示姿勢を回転自在に調整す
る姿勢調整装置69とを付加したことにある。
【0061】なお、図12においては、姿勢調整装置6
9を液晶表示部5に付加しているが、この姿勢調整装置
69を車両用操作表示制御装置1の底部に回転自在に取
り付けてもよい。
【0062】ここで、制御部19は、位置検出器61と
方位検出器63及び時計部67から出力される車両位置
と車両方位及び日時に基づいて、現在の太陽位置を算出
する。次に、この太陽位置に対して、傾斜検出器65か
ら出力される車両傾斜角を減算し、現在の車両位置に対
する太陽位置を補正する。次に、補正後の太陽位置に基
づいて、最も見易い液晶表示部5の最適角度を算出す
る。次に、制御部19は、算出された最適角度を姿勢調
整装置69に出力し、液晶表示部5の表示姿勢を調整す
るので、図13に示すように、車両用操作表示制御装置
1の角度はZ軸を中心として最適角度に調整される。こ
の結果、車室内に入射する太陽光によって生じていた眩
惑を防止することができ、表示画面の視認性を向上する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る車両用操作表示制
御装置の車両内での取り付け位置を示す図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る車両用操作表示制
御装置の外観図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る車両用操作表示制
御装置のハードウエア構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る車両用操作表示制
御装置に備えられたローラスイッチ11と右カーソルス
イッチ13及び左カーソルスイッチ15の配置例を示す
図(a),(b),(c)である。
【図5】液晶表示部5に表示される目録情報にページ送
り処理を施した図(a)と、設定温度のみが1度毎に回
転表示される図(b)である。
【図6】選択された設定温度のみ拡大処理されたことを
示す図(a)と、表示画面に設定温度、風速、吹き出し
口が表示されたことを示す図(b),(c)である。
【図7】ローラスイッチ11が取り付けられている操作
面の斜視図(a)と、側面図(b)である。
【図8】ローラスイッチ11が取り付けられている操作
面のパームレスト43中央にグリップ穴45を設けたこ
とを示す斜視図(a)と、側面図(b)である。
【図9】操作面のパームレスト43中央にへこみ部46
を設けたことを示す図(a)と、操作面のパームレスト
43を伸縮自在に摺動可能なように構成したことを示す
図(b)と、パームレスト43が表示面側に閉じている
閉状態を示す図(c)である。
【図10】ローラスイッチ11前後にガイド溝47を設
けたことを示す斜視図(a)と、ローラスイッチ11左
右に左ブロック49と右ブロック51を設けたことを示
す上面図(b)である。
【図11】ローラスイッチ11が回転した場合のクリッ
ク位置1〜5を示す断面図(a)と、ローラスイッチ1
1が回転した場合に液晶表示部5に表示される選択肢1
〜5の表示位置を示す図(b)である。
【図12】車両用操作表示制御装置1の他のハードウエ
ア構成を示すブロック図である。
【図13】車両用操作表示制御装置1の角度がZ軸を中
心として最適角度に調整されることを示す図である。
【符号の説明】
5 液晶表示部 11 ローラスイッチ 13 右カーソルスイッチ 15 左カーソルスイッチ 19 制御部 21 表示制御部 23 通信制御部
フロントページの続き (72)発明者 大久保 孝仁 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載されている複数の電子装置と
    接続し、これらの電子装置を一括して操作制御する車両
    用操作表示制御装置であって、 前記複数の電子装置を制御するための制御情報を選択候
    補として表示する表示手段と、 この選択候補を選択するために表示画面に対して上下左
    右方向の操作情報を入力する入力手段と、 この操作情報に応じて選択された電子装置の制御情報を
    特徴付けして表示するように制御する表示制御手段と、 この選択された制御情報を当該電子装置に出力する出力
    手段とを有することを特徴とする車両用操作表示制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記入力手段は、 前記表示画面の上下方向に回転操作が可能な円筒形状の
    回転体を有し、この回転体の回転度合いに応じてパルス
    信号を出力する回転スイッチ手段と、 前記表示画面の右左方向への移動を指示する1対の左右
    スイッチ手段とを有し、 前記表示制御手段は、 このパルス信号の計数度合いと左右方向への移動指示に
    応じて選択された所望の制御情報を特徴付けして表示す
    るように制御することを特徴とする請求項1記載の車両
    用操作表示制御装置。
  3. 【請求項3】 前記表示制御手段は、 選択された制御情報に少なくとも拡大処理、明度変更処
    理、表示色変更処理、覗き窓表示処理、ページ送り処
    理、カーソル付加処理を施すように制御することを特徴
    とする請求項1記載の車両用操作表示制御装置。
  4. 【請求項4】 前記表示制御手段は、 電源切断時以前に選択された複数の制御情報を記憶する
    制御情報記憶手段を有し、 電源再投入時には、既に記憶されている複数の制御情報
    を前記出力手段を介して複数の電子装置に出力すること
    を特徴とする請求項1記載の車両用操作表示制御装置。
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