JPH1196106A - デバイスドライバ装置 - Google Patents

デバイスドライバ装置

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JPH1196106A
JPH1196106A JP9273656A JP27365697A JPH1196106A JP H1196106 A JPH1196106 A JP H1196106A JP 9273656 A JP9273656 A JP 9273656A JP 27365697 A JP27365697 A JP 27365697A JP H1196106 A JPH1196106 A JP H1196106A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続形態や通信プロトコルなどのハード
ウエア環境の違いを自動的に吸収して容易に複数台の間
で双方向通信を可能にすること。 【解決手段】 通信プロトコル設定ファイル19を利用
者が記述することにより、RS232Cのシリアル通
信、パラレル通信、TCP/IP、高速車載LAN通信
といかなる通信形態をとろうがデバイスドライバ1側で
それに合せた形でのフレームの組立を行い、割込み番
号、空きメモリ領域を自動的に算出し、DMAと割込み
を用いたデータの双方向通信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、様々な外部装置を
有するデスクトップパソコン、ノートパソコン、車載端
末等において、任意の拡張バス(10base-Tや高速車載L
ANなど)で接続された外部装置とデバイス間のデータ
送受信を行うためのデバイスドライバ装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】車載端末のハードウエアの設計開発で
は、車載端末と外部装置との間で双方向通信を行うため
に、各接続形態とそれに伴う通信プロトコルに合わせた
形でそれぞれ通信ドライバを作成している。
【0003】接続形態及び通信プロトコルに合わせた形
で作成した通信ドライバは、例えばデータ伝送量の増大
に伴うバスのI/Fが変更になった場合、それに合わせ
て通信ドライバを1から作り直していた。また、アプリ
ケーションの処理中に種々の割込みが発生するが、ある
特定の割込番号で構築されたデバイスドライバは同じ割
込番号の割付が可能なハードウエアでなければ接続して
も割り込みを入れることができなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は単
に接続形態のバスが違うためだけの理由で送受信デバイ
スドライバが複数のバージョン存在し、ある部分を修正
する際に全てのバージョンに対して修正をかけなければ
ならずメンテナンス工数が多いという課題が生じてい
た。
【0005】本発明は、以上のような実情に鑑みてなさ
れたものであり、接続形態や通信プロトコルなどのハー
ドウエア環境の違いを自動的に吸収して容易に複数台の
間で双方向通信を可能にするデバイスドライバ装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために以下のような手段を講じた。
【0007】請求項1に記載の発明は、デバイスに接続
された外部装置のアプリケーション部に対して割込みを
入れる割込機能と前記デバイスとの間でDMA(Direct
o memory access)転送によるデータ伝送を実行する
DMA機能とを備える構成を採る。
【0008】この構成により、割込番号を任意に切り替
えることにより他の外部装置が接続されている状態をそ
のまま変更することなく汎用的に使用することができ、
またDMA転送の最小単位を外部装置のメモリ制限に合
わせることによりメモリの増設を行うこと無く高速な双
方向通信が可能になる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
デバイスドライバ装置において、ユーザが設定した設定
ファイルから通信プロトコルに関する情報を読み込んで
外部装置に合せた通信環境に設定する構成を採る。
【0010】この構成により、接続されるバスの種類に
依存しない割り込み/DMA内蔵デバイスドライバを実
現でき、通信プロトコル形態を考慮しなくても良い汎用
性に優れたデバイスドライバを実現できる。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2記載のデバイスドライバ装置において、外部装置
に搭載したアプリケーションで使用している割込番号の
登録された割込番号テーブルから空いている割込番号を
検出し、検出した空き割込番号を外部装置との双方向通
信に使用する送信用及び受信用の割込番号として登録す
る構成を採る。
【0012】この構成により、接続されているハードウ
エアのメーカ及び他の外部装置に依存することなく、複
数の台数で双方向通信をおこなうことが可能となる。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3のいずれかに記載のデバイスドライバ装置におい
て、外部装置に搭載したオペレーティングシステムがメ
モリ領域の管理に使用しているメモリ管理部から空き領
域を検出し、検出した空き領域にDMA転送のメモリア
ドレスを指定する構成を採る。
【0014】この構成により、DMAのメモリアドレス
をシステム側で規定することなく汎用的に空いている領
域を探し出すことができ、そのため接続される装置のハ
ードウエアのメモリ構成等を意識する必要はなく、双方
向での通信を可能とする。
【0015】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請
求項4のいずれかに記載のデバイスドライバ装置におい
て、外部装置に搭載したオペレーティングシステムがメ
モリ領域の管理に使用しているメモリ管理部からメモリ
容量の制限情報を抽出し、抽出した制限情報からDMA
転送時の1ブロック当りのデータ転送量を計算する構成
を採る。
【0016】この構成により、実行環境においてメモリ
が64Kバイト以内でおこなえることになる。そのた
め、接続するマシンにメモリ増設することなく標準の形
態で利用できるし、また各種OSの制限がないことを意
味する。例えばMS−DOSでは64Kバイトを越える
データ確保はできない。そのため64Kバイトを越える
データ転送は64Kバイトを1つの単位とするような処
理をアプリケーションで工夫せざるおえなかった。その
ため、それに伴い大規模データの場合に通信の転送時間
がかかっていた。また、システムとしての最大メモリ確
保量をシステム毎に検討しなければならないという問題
があった。ところが、本発明によると、自動的にDMA
転送時の最小単位を算出するために、アプリケーション
がデータの分割をすることなく通信が可能となるもので
ある。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して具体的に説明する。
【0018】図1は、本発明にかかる一実施の形態の機
能ブロック図である。本実施の形態は、パーソナルコン
ピュータと同等の機能(ハードウエア・ソフトウエア)
をもつ車載端末とこれに様々なバス(10base-Tや高速車
載LANなど)で接続されるデバイスとの間の双方向通
信を行うための通信ドライバ装置の例である。
【0019】通信ドライバ装置1は、外部装置となる車
載端末と所定の接続形態で接続されるデバイス2との間
の双方向通信を行うための通信ドライバであり、車載端
末上のアプリケーションの双方向通信指示部3からデー
タが与えられ、又はデバイス2からのデータを双方向通
信指示部3へ通知する。
【0020】この通信ドライバ装置1は、初期化部1
1、双方向通信部12、送受信用データメモリ13、メ
ッセージ分解/変換/組立部14、フレーム送受信部1
5、主側DMA16、送信割込通知部17、受信割込通
知部18を備える。
【0021】初期化部11は、システム立上げ時にアプ
リケーションと無関係に初期化の処理を実行する部分で
あり、初期化処理の中に通信プロトコルの選定、割込番
号の自動割り当て、DMA転送のための初期化メモリ領
域の計算(最大メモリ領域)が含まれている。
【0022】双方向通信部12は、双方向通信指示部3
(外部接続装置の双方向用のアプリケーション部)から
指示されたデータ種別を判別して、小規模データ、大規
模データ、同報データへと振り分けを行う部分である。
双方向通信部12には、RS232C、TCP/IP、
高速車載LANなどの複数の通信プロトコルに対応でき
るようになっていて、後述するプロトコルフォーマット
設定ファイル19の設定内容に従って通信環境が整備さ
れる。
【0023】送受信用データメモリ13は、小規模デー
タ、大規模データ、グループ同報及び一斉同報などの送
信データ及び受信データを保存する領域である。小規模
データはデフォルト状態では16バイト以下のデータ長
をさすものとするが、ユーザが設定ファイルに記述する
ことで、そのデータ長を変えることが可能である。な
お、小規模データの場合はDMAを用いることによる効
果があまり得られないために、バス(シリアル・パラレ
ル)系由でデータを転送する。大規模データは、デフォ
ルト状態では16バイトを越えるデータ長を意味する。
大規模データの場合は1ブロックで決定される最小単位
に分割・組立をおこないDMA転送による接続装置間の
双方向データ通信をおこなうものである。グループ同報
及び一斉同報データは、設定ファイルに記述された内容
に基づき、グループ単位または一斉に同じ情報を接続さ
れている装置全てに同報通信するものである。
【0024】メッセージ分解/変換/組立部14は、プ
ロトコルフォーマット設定ファイル19の設定内容に合
わせた形でアプリケーションからの要求データや受信デ
ータをそれぞれのデバイスで認識できるような形に解釈
変換するものである。
【0025】フレーム送受信部15は、プロトコル設定
フォーマットファイル19の中身に合わせた形でのフレ
ームの送受信を行う部分である。
【0026】主側DMA16は、外部接続されている外
部装置のDMA(Direct memoryaccess)機能を構成し
ている部分であり、この主側DMA16と従側のDMA
21との間で通信ケーブルを通して双方向にデータがや
りとりされる。
【0027】送信割込通知部17は、アプリケーション
の送信が完了したことをデバイスドライバ側からアプリ
ケーション側に通知するものであり、受信割込通知部1
8は、アプリケーションに対してデータが受信されたこ
とをデバイスドライバ側からアプリケーションに通知す
る部分である。送信割込通知部17及び受信割込通知部
18は初期化部11が自動設定した割込番号を使用して
割込みを発生させる。
【0028】プロトコルフォーマット設定ファイル19
は、外部装置とどのように接続されるのかを記述するも
のであり、シリアル・パラレル・TCP/IP・高速車載LA
Nなどの基本通信条件を記述するものである。デバイス
ドライバ側はこのプロトコルフォーマット設定ファイル
19の設定内容を参照しながら初期化及びデータの送受
信をおこなう。
【0029】図2にプロトコルフォーマット設定ファイ
ル19の設定例が示されている。
【0030】プロトコルフォーマット設定ファイル19
は、通信するための通信プロトコルを記述するための設
定ファイルであり、利用者が各々用意する。プロトコル
フォーマット設定ファイル19には、[通信手順]、
[通信速度][データ長][パリティ][ストップビッ
ト][CR,CR/LF変換][ポート][フロー制
御][OS]等が設定される。たとえば、ユーザは接続
形態に対応した通信手順を[通信手順]から選択する。
図2は[通信手順]から高速車載LANを選択した例を
図示している。また、ユーザは通信速度、パリティ有り
無しなどを設定する。各々の設定の中で「;」で始まる
記述は無効であることを示している。TCP/IP及び
高速車載LANの場合は、通信スピード等は接続される
LANボードに設定された通信速度に規定されるので、
[通信速度]以降の記述は無効となる。システムが稼働し
ているOSを記述する項目には、MS−DOS,WIN
DOWS95(Microsoft Corporationの登録商標)等
のOS名を設定する。
【0031】デバイス2は、デバイスドライバ装置1と
いろいろな通信プロトコルを用いた線(有線及び無線)
で接続されているものとし、デバイスドライバ側(外部
装置)からDMA転送された時の受け口となる従側DM
A21を備えている。
【0032】また、双方向通信指示部3は、外部に接続
された外部装置との情報の双方向通信をコントロールす
るアプリケーション部であり、一斉同報通信などを含
む。外部装置のOS上に割込番号の状態が登録されてい
る割込ハンドラテーブル31やメモリ情報を管理するメ
モリマネジャ32等がサポートされている。
【0033】次に、図3を用いて本実施の形態のデバイ
スドライバが空いている割込番号をいかに検出するかを
示す。このデバイスドライバ装置1は、初期化部11が
最初のシステム立上げ時に外部装置のOS上にサポート
されている割込ハンドラテーブル31を読み込む。割込
ハンドラテーブル31には、どの割込番号が使用されて
いて、どの割込み番号が使用されていないかがわかるよ
うになっている。そこで、初期化部11が割込ハンドラ
テーブル31を参照して個々の割込み番号について空い
ているかどうかをチェックする(ステップS1)。図2
に示す例では割込番号1、4が空き状態になっている。
【0034】次に、空いている割込番号をサーチして小
さい番号から2つを選び割込テーブル31に登録する
(ステップS2)。そして、その割込番号に対する関数
ベクタの設定をその割込番号に対応する位置へと強制的
に書き込む(ステップS3)。割込番号1に対応した関
数ベクタは、システムの受信処理部のベクトル番地を示
し、割込番号4に対応した関数ベクタは、システムの送
信処理部のベクトル番地を示す。この結果、データが送
受信された場合に特定の割り込みがデバイスドライバ側
に通知されるようになる。
【0035】このように、割込ハンドラテーブル31か
ら空いている割込番号を2つ検出して送信用及び受信用
として任意の2つの割込番号を持たせることにより、接
続されているハードウエアのメーカー及び外部装置に依
存すること無く、複数台の間で双方向通信を行うことが
できるようになる。
【0036】次に、図4を用いてDMAを用いてのデー
タを転送するための最小限のパケット設定の方法につい
て説明する。
【0037】通信ドライバ装置1の初期化部11は、シ
ステムを立ち上げた時にシステムが稼働しているOSに
応じたメモリ情報取得関数を呼び出す。WINDOWS
95の場合を例にとると、Global Memory Statusをコ
ールすることになる(ステップT1)。メモリ情報取得
関数を使って外部装置のOS上にサポートされているメ
モリマネジャ32からメモリ情報を読み出す。
【0038】図5に示すメモリ状態取得構造体50を用
意し、メモリ状態取得構造体50の各部(1単位当りの
サイズ、使用可能物理メモリサイズ等)に、システムか
ら読み出したメモリ情報の該当値を代入するようにする
(ステップT2)。
【0039】メモリ情報の設定されたメモリ情報構造体
50の内容を参照し、システムに該当するDMAでの1
フレーム当たりのパケットサイズを算出する(ステップ
T3)。また、メモリ情報構造体50の使用可能物理メ
モリサイズに格納されている値からメモリサイズとして
トータルで所定値を越えているかどうかを判定する(ス
テップT4)。ここでは、プロトコルフォーマット設定
ファイル19の[OS]に設定されたMS−DOSが6
4kバイトを超えるデータは確保できないので、その6
4kバイトを所定値として用いている。
【0040】メモリサイズとして64Kバイトを越えな
い場合は、最小8フレーム単位で分割できるようにDM
A転送の最小単位を決定する(ステップT5)。一方、
メモリサイズとして64Kバイトを越えている場合は、
ページフレームを256単位に区切れるように使用可能
な物理サイズを計算して1単位当たりのDMA転送の最
小単位を決定する(ステップT6)。そして、DMAの
メモリアドレスとして汎用的に空いているアドレスをメ
モリマネジャ32のメモリ情報から見つけ出してその最
小単位とメモリ開始アドレスを通信ドライバ装置1の双
方向通信部12に認識させる(ステップT7)。
【0041】このように、システム立上げ時に外部装置
のシステムの使用に応じてDMA転送の最小単位が決め
られて双方向通信部12を含む必要箇所に指示されるも
のとなる。
【0042】以上のような初期設定のなされた通信ドラ
イバ装置1において、双方向通信指示部3からデータの
送信が指示されると、双方向通信部12がデータ種別を
判定して、小規模データ、大規模データ、同報データの
いずれかに振り分ける。
【0043】小規模データの場合は、ヘッダに小規模デ
ータであることを示す識別子を付けて送受信用データメ
モリ13へ保存する。
【0044】メッセージ組立/変換/分解部14は、送
受信用データメモリ13に送信データが保存されたこと
を検知すると、プロトコルフォーマット設定ファイル1
9の設定に合せた形でアプリケーションからの要求デー
タをデバイス2で認識できるように変換する。
【0045】メッセージ組立/変換/分解部14で変換
されたデータをフレーム送受信部15でプロトコルフォ
ーマット設定ファイル19の設定に合せた形でフレーム
組立してDMAを使わずにデバイス2へ伝送する。
【0046】また、双方向通信部12において大規模デ
ータの判定をした場合、DMA転送を行うので上述した
初期設定で計算した最小単位に区切って送受信用データ
メモリ13へ保存することとなる。フレーム送受信部1
5ではヘッダに大規模データの識別子が設定されていれ
ば、主側DMA16を使って従側となるデバイス2の従
側DMA21へ直接データ転送する。この時のフレーム
構成は初期設定時にプロトコルフォーマット設定ファイ
ル19の設定内容に従って作成したフレームのひな形を
使用する。
【0047】送信が完了すると、フレーム送受信部15
から送信完了の通知を受けた送信割込通知部17が上述
した初期設定で獲得した送信用の割込み番号を使って双
方向通信指示部3に対して送信完了通知を上げる。
【0048】一方、デバイス2から通信ドライバ装置1
に外部装置へのデータが入力する場合、フレーム送受信
部15で受信した要求データを受信割込通知部18へ通
知する。受信割込通知部18は、初期設定で獲得した受
信用の割込み番号を使って双方向通信指示部3に対して
受信要求通知を上げる。
【0049】通信ドライバ装置1からデバイスに対して
受信許可を出すと、例えばDMA転送で主側DMA16
にデータが転送されてくる。フレーム送受信部15がメ
ッセージ部分をメッセージ組立/変換/分解部14に渡
すと、メッセージ組立/変換/分解部14がプロトコル
フォーマット設定ファイル19の設定に合せた形で外部
装置に読めるようにデータ変換して送受信用データメモ
リ13に保存する。
【0050】双方向通信部12は、送受信用データメモ
リ13に受信データが書き込まれると小規模データ、大
規模データの別に振り分ける。システム立上げ時に計算
しておいたデータ種類に応じた最小単位を使って双方向
通信指示部3に受信データを転送する。
【0051】このように本実施の形態は、プロトコルフ
ォーマット設定ファイル19を利用者が記述することに
より、RS232Cのシリアル通信、パラレル通信、T
CP/IP、高速車載LAN通信といかなる通信形態を
とろうが通信ドライバ装置1側でそれに合せた形でのフ
レームの組立を行い、送信用及び受信用の割込番号、空
きメモリ領域を自動的に算出し、DMAと割込みを用い
たデータの双方向通信を行うようにしたもである。した
がって、システムの接続されているハードウエアのシス
テム構成が異なっていても、例えば空いている割り込み
番号やメモリ状態が違う環境であっても双方向通信を可
能にするとともに、通信手順がRS232Cのシリアル通信、
パラレル通信、TCP/IP、高速車載LAN通信とい
かなる通信形態をとろうが、共通的に複数の台間で双方
向または、一斉同報通信をDMAと割り込みを用いるこ
とにより高速で実現することを可能とする。利用者は設
定ファイルを単に記述するだけでよく、あとはデバイス
ドライバのレベルで通信を実現するため、開発工数及び
メンテナンス工数を削減することが可能となりシステム
開発の効率化をはかることが可能となる。
【0052】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、接
続形態や通信プロトコルなどのハードウエア環境の違い
を自動的に吸収して容易に複数台の間で双方向通信を可
能にするデバイスドライバ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一実施の形態の通信ドライバ装
置の機能ブロック図
【図2】上記一実施の形態におけるプロトコルフォーマ
ット設定ファイルの記述例を示す図
【図3】上記一実施の形態における割り込み検出手段を
実現するための流れ図
【図4】上記一実施の形態におけるDMAのメモリ設定
をおこなうための流れ図
【図5】上記一実施の形態におけるメモリ情報構造体の
構成図
【符号の説明】
1 通信ドライバ装置 2 デバイス 3 双方向通信指示部 11 初期化部 12 双方向通信部 13 送受信用データメモリ 14 メッセージ分解/変換/組立部 15 フレーム送受信部 16 主側DMA 17 送信割込通知部 18 受信割込通知部 19 プロトコルフォーマット設定ファイル 31 割込ハンドラテーブル 32 メモリマネジャ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デバイスに接続された外部装置のアプリ
    ケーション部に対して割込みを入れる割込機能と前記デ
    バイスとの間でDMA(Direct memory access)転送
    によるデータ伝送を実行するDMA機能とを備えたデバ
    イスドライバ装置。
  2. 【請求項2】 ユーザが設定した設定ファイルから通信
    プロトコルに関する情報を読み込んで外部装置に合せた
    通信環境に設定することを特徴とする請求項1記載のデ
    バイスドライバ装置。
  3. 【請求項3】 外部装置に搭載したアプリケーションで
    使用している割込番号の登録された割込番号テーブルか
    ら空いている割込番号を検出し、検出した空き割込番号
    を外部装置との双方向通信に使用する送信用及び受信用
    の割込番号として登録することを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載のデバイスドライバ装置。
  4. 【請求項4】 外部装置に搭載したオペレーティングシ
    ステムがメモリ領域の管理に使用しているメモリ管理部
    から空き領域を検出し、検出した空き領域にDMA転送
    のメモリアドレスを指定することを特徴とする請求項1
    乃至請求項3のいずれかに記載のデバイスドライバ装
    置。
  5. 【請求項5】 外部装置に搭載したオペレーティングシ
    ステムがメモリ領域の管理に使用しているメモリ管理部
    からメモリ容量の制限情報を抽出し、抽出した制限情報
    からDMA転送時の1ブロック当りのデータ転送量を計
    算することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれ
    かに記載のデバイスドライバ装置。
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