JPH1194292A - 配線保持装置 - Google Patents

配線保持装置

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JPH1194292A
JPH1194292A JP9255203A JP25520397A JPH1194292A JP H1194292 A JPH1194292 A JP H1194292A JP 9255203 A JP9255203 A JP 9255203A JP 25520397 A JP25520397 A JP 25520397A JP H1194292 A JPH1194292 A JP H1194292A
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JP
Japan
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holding
cable
mounting surface
mounting
holder
Prior art date
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Application number
JP9255203A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Atsumi
康幸 渥美
Yoshimi Kawai
▲吉▼美 河合
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 天井吊下げ型の空気調和機等に採用され、丸
型または平型の断面形状に形成されたケーブルを、簡便
に位置決めして正確に保持できるようにした保持具から
なる配線保持装置を提供する。 【解決手段】 保持具10が、ケーブル9または9'を挟持
する挟持部を備えた上部保持具および下部保持具と、こ
れら上部保持具および下部保持具の一側を接続する接続
部と、取付面7aに位置決めをする位置決め部と、他側を
前記取付面に取り付ける取付部とで構成されてなり、前
記ケーブルを、前記上部保持具および前記下部保持具で
挟持し、前記位置決め部で位置決めするとともに、前記
取付部を前記取付面に取り付けることによって保持する
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井吊下げ型の空
気調和機等に採用される配線保持装置に係わり、より詳
細には、丸型または平型の断面形状に形成されたケーブ
ルを、簡便に位置決めして正確に保持できるようにした
保持具の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】天井吊下げ型の空気調和機等に採用され
る従来の配線保持装置は、例えば図1と、図2と、図6
とで示すように、ケーシング1内に構成される吸込口2
と吹出口3とを結ぶ空気通路を、仕切板1aにより熱交換
器室と送風機室とに区画し、前記熱交換器室に熱交換器
4を設け、前記送風機室を構成する前記ケーシング1
に、輸出用として丸型の断面形状に形成され、または国
内向けとして平型の断面形状に形成された電源用のケー
ブル9または9'を接続する接続端子盤8等を備えた電装
品箱7を取り付け、前記ケーブル9または9'を、前記接
続端子盤8近傍の前記電装品箱7の平面状の取付面7a
に、ねじ11を螺着することによって取り付けられる保持
具10により保持してなる構成であった。
【0003】前記保持具10は、下部保持具10a および上
部保持具10b に分割され、先端部に略L字状の係止片10
d'を形成するとともに、基端部に取付用の透孔10f'およ
び10g'を有する取付片を形成した構成となっており、こ
れら、下部保持具10a および上部保持具10b で前記ケー
ブル9または9'を挟持するとともに、前記係止片10d'を
前記取付面7aに設けた係止部a'に係止し、前記透孔10f'
および10g'を挿通したねじ11を前記取付面7aに設けたね
じ孔c'に螺着して正確に保持するようになっていた。
【0004】しかしながら、前記ケーブル9または9'は
断面形状が異なることから、前記保持具10は、夫々の断
面形状に対応した寸法形状でなる専用のものを使用する
必要が生じてしまうため、不経済であり、且つ不便であ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、天井吊下げ型の空気調和機等に採用
され、丸型または平型の断面形状に形成されたケーブル
を、簡便に位置決めして正確に保持できるようにした保
持具からなる配線保持装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、丸型または平型の断面形状に形成されたケ
ーブルを、平面状の取付面に取り付けられる保持具によ
り保持してなるものにおいて、前記保持具が、前記ケー
ブルを挟持する挟持部を備えた上部保持具および下部保
持具と、これら上部保持具および下部保持具の一側を接
続する接続部と、前記取付面に位置決めをする位置決め
部と、他側を前記取付面に取り付ける取付部とで構成さ
れてなり、前記ケーブルを、前記上部保持具および前記
下部保持具で挟持し、前記位置決め部で位置決めすると
ともに、前記取付部を前記取付面に取り付けることによ
って保持するようにした構成となっている。
【0007】また、前記挟持部を備えた保持具が、弾性
を有する合成樹脂からなる構成となっている。
【0008】また、前記挟持部に、丸型の前記ケーブル
に対応する第一挟持手段と、平型の前記ケーブルに対応
する第二挟持手段とを設け、これら第一挟持手段または
第二挟持手段により、丸型の前記ケーブルまたは平型の
前記ケーブルを挟持するようにした構成となっている。
【0009】また、前記第一挟持手段が、丸型の前記ケ
ーブルに対応して前記上部保持具または前記下部保持具
の何れか一方に形成された対をなす第一保持片と、同第
一保持片に対向する他方の受け部とからなり、これら第
一保持片と受け部とで丸型の前記ケーブルを挟持するよ
うにした構成となっている。
【0010】また、前記上部保持具に、丸型の前記ケー
ブルにほぼ直交して当接する突片を垂下した構成となっ
ている。
【0011】また、前記上部保持具の上部に、丸型の前
記ケーブルにほぼ直交する突条の補強片を設けた構成と
なっている。
【0012】また、前記第二挟持手段が、前記第一保持
片と、同第一保持片に対向し、且つ平型の前記ケーブル
の両側部に対応して他方に形成された対をなす第二保持
片とからなり、これら第一保持片と第二保持片とで平型
の前記ケーブルを挟持するようにした構成となってい
る。
【0013】また、前記位置決め部が、前記下部保持具
と前記取付面とに設けられた雄雌の係合手段および雄雌
の係止手段からなり、これら係合手段および係止手段で
係合し係止して、前記保持具を前記取付面に位置決めす
るようにした構成となっている。
【0014】また、前記係合手段が、前記取付面に設け
た係合孔と、同係合孔に対応して、前記下部保持具に形
成した係合片とからなる構成となっている。
【0015】また、前記係止手段が、前記取付面に設け
た係止孔と、同係止孔に対応して、前記下部保持具に形
成した係止爪とからなる構成となっている。
【0016】また、前記取付部が、前記上部保持具およ
び前記下部保持具の他側に重設した上下の取付片と、同
両取付片に設けた上下の透孔と、同両透孔に対応して前
記取付面に設けたねじ孔とからなり、同ねじ孔に前記両
透孔を挿通したねじを螺着して、前記保持具の取付部を
前記取付面に取り付けるようにした構成となっている。
【0017】また、前記上部の透孔を、前記下部の透孔
に比して大径で形成した構成となっている。
【0018】更に、前記ねじ孔に、背面側に突出する突
部を設けた構成となっている。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例として、天
井吊下げ型の空気調和機に採用される事例を図面に基づ
いて詳細に説明する。図1と、図2と、図3(A)乃至
図3(C)と、図4(A)乃至図4(C)と、図5
(A)乃至図5(C)とにおいて、1は天井吊下げ型の
空気調和機本体を構成するケーシング、1aは同ケーシン
グ1内を熱交換器室と送風機室とに区画する仕切板、2
は吸込口、3は吹出口、4はこれら吸込口2と吹出口3
とを結ぶ空気通路であって、前記熱交換器室に配置され
た熱交換器、5は前記送風機室に配置され送風ケーシン
グ6内に収容された送風ファン、7は前記送風機室に配
置された電装品箱である。
【0020】前記送風機室を構成する前記ケーシング1
に、輸出用として丸型の断面形状に形成され、または国
内向けとして平型の断面形状に形成された電源用のケー
ブル9または9'を接続する接続端子盤8等を備えた電装
品箱7を取り付け、前記ケーブル9または9'を、前記接
続端子盤8近傍の前記電装品箱7の平面状の取付面7aに
取り付けられる保持具10によって保持するようにした構
成となっている。
【0021】また、前記保持具10が、前記ケーブル9ま
たは9'を挟持するための後述する挟持部を備えた上部保
持具10b および下部保持具10a と、これら上部保持具10
b および下部保持具10a の一側を接続する接続部10c
と、前記取付面7aに位置決めするための後述する位置決
め部と、他側を前記取付面7aに取り付けるための取付部
とで構成されてなり、前記ケーブル9または9'を、前記
上部保持具10b および前記下部保持具10a で挟持し、後
述する位置決め部で位置決めするとともに、前記取付部
を前記取付面7aに取り付けることによって保持するよう
にした構成となっており、これによって、前記保持具10
が一体的に形成されて取り扱いやすい構造となり、ま
た、前記保持具10を前記取付面7aに簡便に位置決めして
取り付け、前記ケーブル9または9'を正確に挟持して保
持できるようにした構造となる。
【0022】また、前記ケーブル9または9'を挟持する
ための挟持部を備えた前記保持具10が、例えばナイロン
系などの弾性を有する合成樹脂からなる構成としたこと
により、前記接続部10c を弾性変形させながら前記ケー
ブル9または9'を容易に収容して挟持できるようにな
り、また、後述する第一保持片および第二保持片を適宜
弾性変形させながら前記ケーブル9または9'の被覆9bま
たは9'b に圧接させて、芯線9aまたは9'a が長手方向に
ずれないように正確に挟持して保持できるようにした構
造となっている。
【0023】また、前記ケーブル9または9'を挟持する
ための挟持部に、輸出用に構成された丸型の前記ケーブ
ル9に対応するようにした後述する第一挟持手段と、国
内向けに構成された平型の前記ケーブル9'に対応するよ
うにした後述する第二挟持手段とを設け、これら第一挟
持手段または第二挟持手段により、丸型の前記ケーブル
9または平型の前記ケーブル9'を挟持するようにした構
成となっており、これによって、丸型の前記ケーブル9
または平型の前記ケーブル9'を、保持具を交換すること
なく、何れの場合も同一の前記保持具10を使って正確に
挟持して保持できるようになるので、経済的で便利な構
造となる。
【0024】また、輸出用に構成された丸型の前記ケー
ブル9を挟持するための第一挟持手段が、前記上部保持
具10b または前記下部保持具10a の何れか一方に形成さ
れた対をなす第一保持片10h と、同第一保持片10h に対
向する他方の受け部とからなり、これら第一保持片10h
と受け部とで丸型の前記ケーブル9を挟持するようにし
たことにより、丸型の前記ケーブル9の断面形状に応じ
て、図4(B)および図5(B)で示すように、該ケー
ブル9を前記第一保持片10h と前記受け部とで効果的に
挟持できるようにした構造となっている。
【0025】また、前記上部保持具10b に、丸型の前記
ケーブル9にほぼ直交して当接する突片10j を垂下した
ことにより、該突片10j を丸型の前記ケーブル9の被覆
9bに圧接させて、より効果的に挟持して保持できるよう
にした構成となっている。
【0026】また、前記上部保持具10b の上部に、丸型
の前記ケーブル9にほぼ直交する方向に突条の補強片10
k を設けたことにより、前記上部保持具10b の強度を増
強させて、丸型の前記ケーブル9を、より強固に挟持し
て保持できるようにした構成となっている。
【0027】また、前記国内向けに構成された平型の前
記ケーブル9'を挟持するための第二挟持手段が、前記第
一保持片10h と、同第一保持片10h に対向し、且つ平型
の前記ケーブル9'の両側部に対応して他方に形成された
対をなす第二保持片10i とからなり、これら第一保持片
10h と第二保持片10i とで平型の前記ケーブル9'を挟持
するようにしたことにより、平型の前記ケーブル9'の断
面形状に応じて、図4(B)および図5(C)で示すよ
うに、該ケーブル9'を前記第一保持片10h と前記第二保
持片10i とで効果的に挟持して保持できるようにした構
造となっている。
【0028】また、前記保持具10を前記取付面7aに位置
決めするための位置決め部が、図3(A)と、図4
(A)乃至図4(C)と、図5(A)乃至図5(C)と
で示すように、前記下部保持具10a と前記取付面7aとに
設けられた後述する雄雌の係合手段および後述する雄雌
の係止手段からなり、これら係合手段および係止手段で
係合し係止して、前記保持具10を前記取付面7aに位置決
めするようにした構成となっており、これによって、前
記保持具10を前記取付面7aに簡便に、且つ正確に位置決
めできるようになると同時に、安定した状態で仮固定で
きるようになり、また、仮固定した状態で、前記下部保
持具10a の取付部に設けた下部の透孔10f と、前記上部
保持具10b の取付部に設けた上部の透孔10g とを挿通し
たねじ11を、前記取付面7aに設けたねじ孔cに螺着でき
るので、作業性を向上できるようにした構造となる。
【0029】また、前記下部保持具10a と前記取付面7a
とに設けられた雄雌の係合手段が、前記取付面7aに設け
た係合孔aと、同係合孔aに対応して、前記下部保持具
10aに形成した略L字状の係合片10d とからなる構成と
なっており、これによって、前記係合孔aに前記係合片
10d を容易に、且つ正確に係合できるようにした構造と
なる。
【0030】また、前記下部保持具10a と前記取付面7a
とに設けられた雄雌の係止手段が、前記取付面7aに設け
た係止孔bと、同係止孔bに対応して、前記下部保持具
10aに形成した対をなす係止爪10e とからなる構成とな
っており、これによって、前記係合手段によって前記取
付面7aに前記下部保持具10a を係合するとともに、併せ
て、前記係止爪10e を前記係止孔bに係止することによ
って、前記下部保持具10a を前記取付面7aに正確に位置
決めできるようになると同時に、強固に仮固定できるよ
うになって、前記両透孔10f および10g を挿通した前記
ねじ11を前記ねじ孔cに容易に螺着できるようにした構
造となる。
【0031】また、前記保持具10を前記取付面7aに取り
付けるための取付部が、前記上部保持具10b および前記
下部保持具10a の他側に重設した上下の取付片と、同両
取付片に設けた上下の透孔10g および10f と、同両透孔
10g および10f に対応して前記取付面7aに設けたねじ孔
cとからなり、同ねじ孔cに前記両透孔10g および10f
を挿通した前記ねじ11を螺着して、前記保持具10の取付
部を前記取付面7aに取り付けるようにした構成となって
おり、これによって、上記に説明したとおり、前記保持
具10を前記取付面7aに容易に取付できるようにした構造
となっている。
【0032】また、前記上部の透孔10g を、図5(A)
乃至図5(C)で示すように、前記下部の透孔10f に比
して大径で形成したことにより、これら両透孔10g およ
び10f を前記ねじ11がより容易に挿通できるようになっ
て、前記ねじ孔cに正確に螺着できるようにした構成と
なっている。
【0033】更に、前記ねじ孔cに背面側に突出する突
部dを設けたことにより、前記ねじ孔cの強度を増強し
て、前記ねじ11をより強固に螺着できるようにした構成
となっている。
【0034】以上の構成により、図1と、図2と、図3
(A)乃至図3(C)と、図4(A)乃至図4(C)
と、図5(A)乃至図5(C)とで示すように、前記保
持具10が、前記ケーブル9または9'を挟持するための前
記挟持部を備えた上部保持具10b および下部保持具10a
と、これら上部保持具10b および下部保持具10a の一側
を接続する接続部10c と、前記取付面7aに位置決めする
ための位置決め部と、他側を前記取付面7aに取り付ける
ための取付部とで構成されてなり、前記ケーブル9また
は9'を、前記上部保持具10b および前記下部保持具10a
で挟持し、前記位置決め部で位置決めするとともに、前
記取付部を前記取付面7aに取り付けることによって保持
するようにした構成となっており、これによって、前記
保持具10が一体的に形成されて取り扱いやすい構造とな
り、また、前記保持具10を前記取付面7aに簡便に位置決
めして取り付け、前記ケーブル9または9'を正確に挟持
して保持できるようにした配線保持装置となる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によると、天井吊下
げ型の空気調和機等に採用され、丸型または平型の断面
形状に形成されたケーブルを、簡便に位置決めして正確
に保持できるようにした保持具からなる配線保持装置と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明および従来例による配線保持装置が採用
される空気調和機の断面図である。
【図2】本発明および従来例による配線保持装置が採用
される空気調和機の要部拡大図である。
【図3】本発明による配線保持装置の要部説明図で、
(A)は保持具でケーブルを保持する状態を示す分解斜
視図であり、(B)は(A)で示すAーA断面図であ
り、(C)は(A)で示すBーB断面図である。
【図4】本発明による配線保持装置の要部説明図で、
(A)は保持具の平面図であり、(B)は(A)で示す
CーC断面図であり、(C)は(B)で示すDーD断面
図である。
【図5】本発明による配線保持装置の要部説明図で、
(A)は保持具の断面図であり、(B)は丸型断面形状
のケーブルを保持した状態を示し、(C)は平型断面形
状のケーブルを保持した状態を示す。
【図6】従来例による配線保持装置の要部説明図であ
る。
【符号の説明】
1 ケーシング 1a 仕切板 2 吸込口 3 吹出口 4 熱交換器 5 送風ファン 6 ファンケーシング 7 電装品箱 7a 取付面 8 接続端子盤 9 丸型のケーブル 9' 平型のケーブル 9a,9'a 芯線 9b,9'b 被覆 10 保持具 10a 下部保持具 10b 上部保持具 10c 接続部 10d 係合片 10e 係止爪 10f 下部の透孔 10g 上部の透孔 10h 第一保持片 10i 第二保持片 10j 突片 10k 補強片 11 ねじ a 係合孔 b 係止孔 c ねじ孔 d 突部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 丸型または平型の断面形状に形成された
    ケーブルを、平面状の取付面に取り付けられる保持具に
    より保持してなるものにおいて、 前記保持具が、前記ケーブルを挟持する挟持部を備えた
    上部保持具および下部保持具と、これら上部保持具およ
    び下部保持具の一側を接続する接続部と、前記取付面に
    位置決めをする位置決め部と、他側を前記取付面に取り
    付ける取付部とで構成されてなり、 前記ケーブルを、前記上部保持具および前記下部保持具
    で挟持し、前記位置決め部で位置決めするとともに、前
    記取付部を前記取付面に取り付けることによって保持す
    るようにしたことを特徴とする配線保持装置。
  2. 【請求項2】 前記挟持部を備えた保持具が、弾性を有
    する合成樹脂からなることを特徴とする請求項1に記載
    の配線保持装置。
  3. 【請求項3】 前記挟持部に、丸型の前記ケーブルに対
    応する第一挟持手段と、平型の前記ケーブルに対応する
    第二挟持手段とを設け、これら第一挟持手段または第二
    挟持手段により、丸型の前記ケーブルまたは平型の前記
    ケーブルを挟持するようにしたことを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の配線保持装置。
  4. 【請求項4】 前記第一挟持手段が、丸型の前記ケーブ
    ルに対応して前記上部保持具または前記下部保持具の何
    れか一方に形成された対をなす第一保持片と、同第一保
    持片に対向する他方の受け部とからなり、これら第一保
    持片と受け部とで丸型の前記ケーブルを挟持するように
    したことを特徴とする請求項3に記載の配線保持装置。
  5. 【請求項5】 前記上部保持具に、丸型の前記ケーブル
    にほぼ直交して当接する突片を垂下したことを特徴とす
    る請求項4に記載の配線保持装置。
  6. 【請求項6】 前記上部保持具の上部に、丸型の前記ケ
    ーブルにほぼ直交する突条の補強片を設けたことを特徴
    とする請求項1、請求項4または請求項5に記載の配線
    保持装置。
  7. 【請求項7】 前記第二挟持手段が、前記第一保持片
    と、同第一保持片に対向し、且つ平型の前記ケーブルの
    両側部に対応して他方に形成された対をなす第二保持片
    とからなり、これら第一保持片と第二保持片とで平型の
    前記ケーブルを挟持するようにしたことを特徴とする請
    求項3または請求項4に記載の配線保持装置。
  8. 【請求項8】 前記位置決め部が、前記下部保持具と前
    記取付面とに設けられた雄雌の係合手段および雄雌の係
    止手段からなり、これら係合手段および係止手段で係合
    し係止して、前記保持具を前記取付面に位置決めするよ
    うにしたことを特徴とする請求項1に記載の配線保持装
    置。
  9. 【請求項9】 前記係合手段が、前記取付面に設けた係
    合孔と、同係合孔に対応して、前記下部保持具に形成し
    た係合片とからなることを特徴とする請求項8に記載の
    配線保持装置。
  10. 【請求項10】 前記係止手段が、前記取付面に設けた
    係止孔と、同係止孔に対応して、前記下部保持具に形成
    した係止爪とからなることを特徴とする請求項8に記載
    の配線保持装置。
  11. 【請求項11】 前記取付部が、前記上部保持具および
    前記下部保持具の他側に重設した上下の取付片と、同両
    取付片に設けた上下の透孔と、同両透孔に対応して前記
    取付面に設けたねじ孔とからなり、同ねじ孔に前記両透
    孔を挿通したねじを螺着して、前記保持具の取付部を前
    記取付面に取り付けるようにしたことを特徴とする請求
    項1に記載の配線保持装置。
  12. 【請求項12】 前記上部の透孔を、前記下部の透孔に
    比して大径で形成したことを特徴とする請求項11に記
    載の配線保持装置。
  13. 【請求項13】 前記ねじ孔に、背面側に突出する突部
    を設けたことを特徴とする請求項11に記載の配線保持
    装置。
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