JPH1194247A - 液体燃料燃焼暖房機の制御装置 - Google Patents

液体燃料燃焼暖房機の制御装置

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JPH1194247A
JPH1194247A JP25915697A JP25915697A JPH1194247A JP H1194247 A JPH1194247 A JP H1194247A JP 25915697 A JP25915697 A JP 25915697A JP 25915697 A JP25915697 A JP 25915697A JP H1194247 A JPH1194247 A JP H1194247A
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JP
Japan
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weight
liquid fuel
kerosene
amount
oil pan
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JP25915697A
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English (en)
Inventor
Tamiya Uchida
民也 内田
Hiroyuki Ishimura
裕幸 石村
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Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 灯油の重量検知装置として精度の低い重量セ
ンサ−を採用し、精度の高い灯油量の報知を行う。 【解決手段】 予め機体の製造工程段階において、任意
の荷重を重量検知装置21に掛けて得た出力値を調整設
定装置13を介して記憶装置23にデ−タとして記憶さ
せておき、実際の使用時において、中央制御装置16は
重量検知装置21からの出力値と記憶させておいたデ−
タを基に残灯油量情報を計算し、その情報を灯油量表示
手段22に出力することにより、精度の高い灯油量の報
知ができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気化された液体燃
料を燃焼させて暖房を行う暖房機に関するものであり、
特に給油タンク内の液体燃料量を検出する制御に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の液体燃料燃焼暖房機は、使
用者が給油タンク内の灯油量が少なくなってはいないか
と、給油タンクを持ち上げては重量を持った感覚で判断
していた。また、寒い夜に限って灯油が空になったとき
ほど、不快感は多くなる。
【0003】この問題に対応するために、給油タンクを
暖房機に格納したとき、暖房機の横側に縦長の穴を開
け、のぞき窓を付けて灯油量を確認する方法や、給油タ
ンクを暖房機に格納したとき給油タンクの重さを直接測
定する重量センサーなるものを使用する方法が例えば特
開平1−247912号公報に示すように考えられ、ま
た実施されてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、給油タンクを
暖房機に格納したとき、暖房機の横側に縦長の穴を開け
るようなものは、外観的な不満や、埃が入り込むなどの
問題であまり採用されにくい傾向にある。また、給油タ
ンクを暖房機に格納したとき給油タンクの重さを直接測
定する方式は、重量センサーの精度が良いものを要求し
なくては検知出力値のバラツキが大きくて使い勝手が悪
い。またさらに、精度の良いものは高価なことから採用
が困難であるなどの問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するためになされたものであり、液体燃料の気化ガ
スを燃焼させるバーナと、このバーナに液体燃料の気化
ガスを供給する気化器と、この気化器を液体燃料の気化
のために加熱する電熱ヒータと、気化器へ液体燃料を供
給する灯油ポンプと、バーナへ燃焼用の空気を供給する
とともに燃焼によって生じた高温ガスを暖房空間に放出
するための空気をも供給する送風ファンと、バーナに生
成される燃焼炎に曝されるように設けられて炎の状態を
検知する炎状態検知装置と、液体燃料の油面を一定位置
に保つ油受皿と、油受皿内の残油量を検知する油受皿残
油量検知装置と、油受皿に液体燃料を供給する給油タン
クと、油受皿の外側上面に給油タンク内の液体燃料を含
む全重量を検知する重量検知装置と、重量検知装置から
の信号を基に給油タンク内の液体燃料量の情報を提供す
る灯油量表示手段と、油受皿内の液体燃料が不足したこ
とを警告する給油予告手段とからなる液体燃料燃焼暖房
機の制御装置において、給油タンク内の液体燃料量が灯
油量表示手段にて規定した重量のときにその重量に見合
った適切な情報を使用者に提供するために、予め暖房機
の製造工程段階において、給油タンク内に液体燃料が規
定の量を詰め込まれたときのその荷重を重量検知装置に
読み取らせ、重量検知装置からの信号を調整設定装置を
介して記憶装置に記憶させておき、実際の暖房機使用時
に、記憶装置に記憶しておいたデータに基づいてマイコ
ンの中央制御装置で計算した情報を灯油量表示手段に出
力するように構成した。
【0006】
【発明の実施の形態】上記の構成により、使用者が燃焼
暖房機を使用する前に予め暖房機の製造工程段階で、記
憶装置に重量検知装置からの検知出力値を調整設定装置
を介してデ−タとして記憶させてあり、使用者が暖房機
を使用している場合において、中央制御装置は、そのと
きの重量検知装置からの検知出力値と予め記憶装置に記
憶させておいたデ−タに基づいて給湯タンク内の残灯油
量情報を計算するようにしている。そして、その情報を
灯油量表示手段へ出力することのより、灯油量表示手段
は精度の高い残灯油量を表示するようにしている。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例による液体燃料燃焼
暖房機を図面を用いて詳細に説明する。
【0008】図1から図3において、1は液体燃料燃焼
暖房機の本体で、2はバーナ、3は灯油を気化させる気
化器、4はこの気化器3を加熱する電熱ヒータ、5は気
化器3に灯油を送り込む灯油ポンプ、6は気化器の噴出
ノズル、7はバーナ2へ燃焼用の空気を送り込むととも
に燃焼によって発生した高温ガスを暖房機本体外へ送り
出す送風ファンで、19は灯油を収容し油受皿に灯油を
供給する給油タンクである。
【0009】8は運転開始指示スイッチ、9は運転停止
指示スイッチ、10は室温を検出してその情報を出力す
る室温検知装置、11は暖房される部屋の目標となる室
温を設定する室温設定装置である。
【0010】12は燃焼中の炎状態を監視する炎状態検
知装置、15は気化器温度検知装置である。21は給油
タンクの重量を検知する重量検知装置で、23は炎状態
検知装置12の出力情報などを記憶する記憶装置であ
り、13は重量検知装置21からの出力値を記憶装置2
3にデ−タとして出力する調整設定装置である。16は
前述の運転開始指示スイッチ8、運転停止指示スイッチ
9、室温検知装置10、室温設定装置11、炎状態検知
装置12、気化器温度検知装置15、記憶装置23の情
報を取り込んで前述電熱ヒータ4、灯油ポンプ5、送風
ファン7を制御する中央制御装置である。
【0011】このような構成において、運転開始指示ス
イッチ8が操作されて運転(通常運転)が開始される
と、中央制御装置16は気化器温度検知装置15を通じ
て気化器3の温度を検知し、その温度が燃焼開始可能温
度に達しているときには、灯油ポンプ5を作動させて気
化器3内の圧力を高めるとともに、点火器(図示せず)
を作動させてバーナ2に火炎を生成させる。
【0012】そして送風ファン7を作動させて発生熱を
暖房機本体1外へ放出する。燃焼が開始された後は、中
央制御装置16は気化器3が正常な燃焼を維持するのに
必要な温度に維持されるよう、気化器温度検知手段15
の情報を監視しながら電熱ヒータ4を制御する。
【0013】燃焼が継続すると灯油を消費し灯油量が減
ってきたとき、給油タンク19も含めた重量を重量検知
装置21で検知し、その信号を中央制御装置16に入力
し、予め重量を調整設定装置13を介して記憶させた記
憶装置23のデータに基づき灯油量表示手段22にて灯
油量(残油量)を表示させる。ここで、調整設定装置1
3にて設定するときには、工場にて給油タンク19内に
灯油を満量にいれたときと同重量の重りを重量検知装置
21に読み取らせ、調整設定装置13を操作して、可変
抵抗などで設定する。この設定したデータを記憶装置2
3に記憶させたり、中央制御装置16が作動するとき
に、調整設定装置13の設定データを記憶する方法があ
る。このようにして、予め工場での製造工程段階で重量
補正を行うので、灯油量が満量のとき、必ず灯油表示手
段22には、満量を示す表示を行うこととした。
【0014】また、灯油量表示手段22の表示手段が
満、中、少の3段階の場合は、工場で予め給油タンク1
9内に灯油を満量にいれたときと同重量の重りを重量検
知装置21に読み取らせ、重量を調整設定装置13を介
してデ−タとして記憶装置23に記憶させておき、この
設定したデータを基に、燃焼が継続すると灯油を消費し
灯油量が減ってきたとき、給油タンク19も含めた重量
を重量検知装置21で検知し、その信号を中央制御装置
16に入力し、全重量データの2/3の重量以上のと
き、満の表示を行い、全重量データの2/3の重量未満
かつ全重量の1/3の重量以上のとき、中の表示を行
い、全重量データの1/3の重量未満のとき、少の表示
を行い、残油量の情報を提供できることとした。
【0015】また、灯油量表示手段22の表示手段が
満、中、少の3段階の場合は、重量検知装置21のヒス
テリシス特性が最も優れているポイントで調整するため
に、工場で予め給油タンク19内に66%の灯油を入れ
たときと同重量の重りを重量検知装置21に読み取ら
せ、重量を調整設定装置13を介してデ−タとして記憶
装置23に記憶させておき、この設定したデータを基
に、燃焼が継続すると灯油を消費し灯油量が減ってきた
とき、給油タンク19も含めた重量を重量検知装置21
で検知し、その信号を中央制御装置16に入力し、66
%灯油の重量データ以上のとき、満の表示を行い、66
%灯油の重量データ未満かつ66%灯油の重量データの
1/3の重量以上のとき、中の表示を行い、66%の灯
油の重量データの1/3の重量未満のとき、少の表示を
行い、残油量の情報を提供できることとした。
【0016】また、重量検知装置21で給油タンク19
を含め灯油の残油量を検知し、灯油量表示をするとき、
重量検知装置21が故障あるいは、装置としての機能が
働かないときは、油受皿17に取り付けてある油受皿残
油量検知装置18にて、灯油が不足していることを検出
し、その信号を中央制御装置16に入力し、給油を報知
すると共に、灯油量表示手段22にて表示することを止
めることとした。
【0017】以上のように、工場での製造工程段階にて
重量検知装置21に読み取らせる灯油の重量は、調整設
定装置13の調整により、灯油量表示手段22や給油予
告手段20の出力方法などに合わせて自由に選択できる
こととした。
【0018】
【発明の効果】予め暖房機の製造工程段階においてマイ
コンなどの制御装置に重量センサ−の出力特性をデ−タ
として記憶させ、実使用時にそのデ−タを基に補正した
情報を灯油量表示装置に出力するので、検知出力値にバ
ラツキのある安価な重量センサ−を重量検知装置として
採用しても、精度の高い残灯油量の表示ができるように
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略構成図である。
【図2】本発明の一実施例の模式図である。
【図3】本発明の一実施例の制御を示すブロック説明図
である。
【符号の説明】
1 液体燃料燃焼暖房機 2 バーナ 3 気化器 4 電熱ヒータ 5 灯油ポンプ 6 噴出ノズル 7 送風ファン 8 運転開始指示スイッチ 9 運転停止指示スイッチ 10 室温検知装置 11 室温設定装置 12 炎状態検知装置 15 気化器温度検知装置 16 中央制御装置 17 油受皿 18 油受皿残油量検知装置 19 給油タンク 20 給油予告手段 21 重量検知装置 22 灯油量表示手段 23 記憶装置 26 給油タンク蓋

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体燃料の気化ガスを燃焼させるバーナ
    (2)と、このバーナに液体燃料の気化ガスを供給する
    気化器(3)と、この気化器を液体燃料の気化のために
    加熱する電熱ヒータ(4)と、前記気化器へ液体燃料を
    供給する灯油ポンプ(5)と、前記バーナへ燃焼用の空
    気を供給するとともに燃焼によって生じた高温ガスを暖
    房空間に放出するための空気を供給する送風ファン
    (7)と、前記バーナに生成される燃焼炎に曝されるよ
    うに設けられて炎の状態を検知する炎状態検知装置(1
    2)と、液体燃料の油面を一定の位置に保持する油受皿
    (17)と、前記油受皿内の残油量を検知する油受皿残
    油量検知装置(18)と、前記油受皿に液体燃料を供給
    する給油タンク(19)と、前記油受皿の外側上面に前
    記給油タンク内の液体燃料を含む全重量を検知する重量
    検知装置(21)と、前記重量検知装置からの信号を基
    に給油タンク内の液体燃料量の情報を提供する灯油量表
    示手段(22)と、前記油受皿内の液体燃料が不足した
    ことを警告する給油予告手段(20)とからなる液体燃
    料燃焼暖房機の制御装置において、前記給油タンク内の
    液体燃料量が前記灯油量表示手段にて規定した重量のと
    きにその重量に見合った適切な情報を提供可能にするた
    めに、予め暖房機の製造工程段階において、前記給油タ
    ンク内に液体燃料が規定の量を詰め込まれたときのその
    荷重を前記重量検知装置に読み取らせ、その重量検知装
    置からの信号を調整設定装置(13)を介して記憶装置
    (23)に記憶させておき、実際の暖房機使用時におい
    て、前記記憶装置に記憶させておいたデータに基づいて
    中央制御装置(16)で計算した情報を前記灯油量表示
    手段に出力することを特徴とする液体燃料燃焼暖房機の
    制御装置。
JP25915697A 1997-09-25 1997-09-25 液体燃料燃焼暖房機の制御装置 Pending JPH1194247A (ja)

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JP (1) JPH1194247A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020139687A (ja) * 2019-02-28 2020-09-03 株式会社コロナ 気化式燃焼装置
JP2020153582A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 株式会社コロナ 気化式燃焼装置
JP2020186883A (ja) * 2019-05-17 2020-11-19 株式会社コロナ 気化式燃焼装置
JP2021032463A (ja) * 2019-08-22 2021-03-01 ダイニチ工業株式会社 燃焼装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020139687A (ja) * 2019-02-28 2020-09-03 株式会社コロナ 気化式燃焼装置
JP2020153582A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 株式会社コロナ 気化式燃焼装置
JP2020186883A (ja) * 2019-05-17 2020-11-19 株式会社コロナ 気化式燃焼装置
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