JPH119385A - 車両用アームレスト - Google Patents

車両用アームレスト

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Publication number
JPH119385A
JPH119385A JP9164049A JP16404997A JPH119385A JP H119385 A JPH119385 A JP H119385A JP 9164049 A JP9164049 A JP 9164049A JP 16404997 A JP16404997 A JP 16404997A JP H119385 A JPH119385 A JP H119385A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cushion
seat
armrest
retractable
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9164049A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Hosoda
浩嗣 細田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP9164049A priority Critical patent/JPH119385A/ja
Publication of JPH119385A publication Critical patent/JPH119385A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 適正高さのアームレストを備えると共にアー
ムレストを収納して可倒式クッションを前倒ししたとき
の高さを着座可能な高さに設定して座席間の移動を容易
にした車両用アームレストを提供すること。 【解決手段】 車両用シート11 ,12 のシートバック
3,3相互間に、少なくとも一方のシートバック3に着
脱自在に固定された可倒式クッション14を配設し、こ
の可倒式クッション14の前面に、回動可能なアームレ
スト23を備えたことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート相互間に、
最適高さに配置することができる車両用アームレストに
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、図13に示すように、車両のシ
ート100相互間には、コンソールボックス101が設
けられている。このコンソールボックス101は、コン
ソールボックス本体102と蓋103とで構成されてお
り、この蓋103の高さは、シート100のクッション
104の面位置より、通常、高く形成されて、アームレ
ストとして利用できるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によると、コンソールボックス101が飛び出し
ているため、座席を横に移動するときにコンソールボッ
クス101が邪魔になり、席の移動が困難であった。ま
た、停車時等にコンソールボックス101は座れるよう
には成形されていないので、コンソールボックス101
の蓋103に着座することはできなかった。さらに、コ
ンソールボックス101の多くは、アームレストを兼用
しているが、アームレストとしては位置が低すぎる課題
がある。
【0004】本発明は上記課題を解決し、適正高さのア
ームレストを備えると共にアームレストを収納して可倒
式クッションを前倒ししたときの高さを着座可能な高さ
に設定して座席間の移動を容易にした車両用アームレス
トを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、車両用シートのシートバック相互間に、少な
くとも一方のシートバックに着脱自在に固定された可倒
式クッションを配設し、この可倒式クッションの前面
に、回動可能なアームレストを備えたことにある。ま
た、本発明は、可倒式クッションを前倒ししたときに可
倒式クッションの面位置を、車両用シートのシートクッ
ションと略同一面位置に形成したことにある。さらに、
本発明は、可倒式クッションの少なくとも一側面に係合
部を設け、この係合部に係合する係止手段をシートバッ
クに形成したことにある。またさらに、本発明は、可倒
式クッションを前倒ししたときにコンソールボックスの
蓋を構成するように形成し、この可倒式クッションをシ
ートバックに組み付けたときに、該可倒式クッションか
ら分離してコンソールボックスの開口部を塞ぐ蓋を、上
記可倒式クッションに一体的に形成したことにある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態を詳細に説明する。
【0007】図1および図2において、自動車等の車両
用シート(以下、シートと呼ぶ。)11 ,12 は、シー
トクッション2と、シートクッション2の後端部にリク
ライニング機構(図示せず)を介して設けられたシート
バック3とで構成されている。シートクッション2の下
面には左右一対のフレーム4が取り付けられている。
【0008】フロントシートの場合、フレーム4の下部
には、図面では示していないが、通常、ブラケットが溶
着されており、このブラケットを、スライドレールに取
り付けることによってシート11 ,12 を前後にスライ
ドさせることができる。
【0009】上記シート11 ,12 相互間には、コンソ
ールボックス5が配設されており、このコンソールボッ
クス5は、箱体6の上部開口端の前後にフランジ部
1 ,7 2 が、左右にフランジ部81 ,82 がそれぞれ
形成されており、前後のフランジ部71 ,72 は横断面
半円状に形成して引っ掛け部9を構成している。このコ
ンソールボックス5は、一方のシート11 のフレーム4
に装着された支持フレーム10に上記引っ掛け部9を介
して装着されている。上記支持フレーム10は、フレー
ム4を構成するパイプ11の上下方向のパイプ11a
に、それぞれ車体幅方向に向けて延設された支持アーム
12,12と、これら支持アーム12,12の先端部相
互間に掛け渡された接続杆13とで構成されており、上
記支持アーム12,12に前後の引っ掛け部9を引っ掛
けることによりコンソールボックス5が支持されてい
る。
【0010】上記シート11 ,12 のシートバック3,
3相互間には、少なくとも一方のシートバック3に後述
するロック機構を介して連動可能に取り付けられた可倒
式クッション14が設けられている。
【0011】このロック機構は、可倒式クッション14
の側面上端部に装着された係合部としてのストライカ1
5を、シートバック3の側面に設けられた係止手段とし
てのロック装置16に係合させて固定されるものであ
る。ストライカ15はU字状に形成した金具の両端を可
倒式クッション14の内部構造体(図示せず)に螺合あ
るいは溶接等によって固定されたものである。一方、ロ
ック装置16はシートバック3の側部に内蔵されたもの
で、シートバック3の側部に、前端から側方にかけて形
成された切り込み溝17に向けてロック装置16の掛け
がね部16aが開口するように配設されている。このロ
ック装置16は、シート11 の上端に突出して設けられ
たノブ18によって、掛けがね部16aを引き上げてス
トライカ15との係合を解除するものである。
【0012】この可倒式クッション14は、下端部に挿
通されたピン19を介してシートバック3をシートクッ
ション2に回動可能に取り付けるナット付きボルト20
に取り付けられている。シートバック3は下端部に突出
した取付ステー21に形成された取付孔21aを、シー
トクッション2の後部上端部に設けられた取付ステー2
2の取付孔22aに合わせてナット付きボルト20を挿
通し、図示しないナット等によってシートクッション2
に取付けられている。このナット付きボルト20のナッ
ト部にピン19の先端部に設けられたネジ部19aを螺
合して、可倒式クッション14が装着されている。この
可倒式クッション14の前面には、クッションの一部を
切り欠くようにして形成されたアームレスト23が回動
可能に具備されている。このアームレスト23の下端部
は、可倒式クッション14の切り欠き部14aの両端に
突設された一対の取付ステー24にボルト25およびナ
ット25aを介して回動可能に取り付けられており、可
倒式クッション14の立設位置で、図3に示すように、
シートクッション2と略平行状態を保つように配設され
ている。
【0013】この可倒式クッション14は、前倒しした
ときに、図4に示すように、背部が両隣りのシートクッ
ション2と略面一に形成されており、かつ、倒した状態
で上記コンソールボックス5の蓋26を兼ねるように形
成されている。この可倒式クッション14の構造は、図
5に示すように、パッド27の表面を表皮281 ,28
2 で覆うように形成されている。
【0014】上記可倒式クッション14は、図6に示す
ように、シートバック3,3とともに後方に倒すことが
でき、図7に示すように、シート11 ,12 後部側の後
部シート29とともにフラット状態にすることができ
る。
【0015】上記構成によると、可倒式クッション14
を起こしてストライカ15をシートバック3のロック装
置16によって固定する。そして、アームレスト23を
前方側に回動させて、シート11 ,12 相互間にアーム
レスト23を装備することができる。こうして、アーム
レスト23は適正位置に配設されるので、走行時の肘掛
けとして最適である。次に、アームレスト23を収納し
て可倒式クッション14を前倒しすると、コンソールボ
ックス5の蓋26を兼ねることができる。そして、可倒
式クッション14はシートクッション2と略同一面位置
となるので、座席の高さが一定となり、車幅方向に移動
して座席を変更することを容易に行うことができる。
【0016】図8ないし図11は本発明の他の実施の形
態で、図2と同一部分は同符号を付して、その説明を省
略して示す。この場合、可倒式クッション30は、三分
割されて形成されており、前面にアームレスト23が装
着され、後面に着脱自在の蓋31を配設したものであ
る。蓋31は裏面の一端部に幅方向の凹条32が形成さ
れ、この凹条32を介して前部側のフランジ部71 に載
置して、コンソールボックス5に蓋31をするものであ
る。蓋31の裏面には、面ファスナー33とロック装置
34が設けられており、この面ファスナー33とロック
装置34によって、可倒式クッション30の本体部35
に組み付けられている。可倒式クッション30の本体部
35には、蓋31に装着された面ファスナー33に接合
する面ファスナー33aと、ロック装置34が把持する
相手となるピン19が露出している。ピン19は可倒式
クッション30を支持する軸を利用したもので、可倒式
クッション30の本体部35に穴36を空けて露出させ
ている。そして、可倒式クッション30は、蓋31を外
して、図10に示すように、シートバック3,3ととも
に後方に倒した際に、コンソールボックス5の上方の開
口部37に蓋31を載せる。こうして、図11に示すよ
うに、シート11 ,12を後部シート29とともに略フ
ラット状態にしたときに完全に開口部37を塞ぐことが
できる。図12は、シートバック3,3を起こしてベン
チシートととして使用する状態を示したものである。
【0017】上記実施の形態の効果は次の通りである。
アームレスト23は適正位置に配設されるので、肘掛け
として最適である。アームレスト23を収納して可倒式
クッション14を前倒しすると、コンソールボックス5
の蓋26を兼ねることができる。そして、可倒式クッシ
ョン14はシートクッション2と略同一面位置となるの
で、座席の高さが一定となり、車幅方向に移動して座席
を変更することを容易に行うことができる。さらに、可
倒式クッション14の構造は、パッド27の表面を表皮
281 ,282 で覆うように形成されているので、座席
として腰掛けた場合にも、座り心地が良い。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による車両用
アームレストによれば次のような効果を奏することがで
きる。請求項1において、車両用シートのシートバック
相互間に、少なくとも一方のシートバックに着脱自在に
固定された可倒式クッションを配設し、この可倒式クッ
ションの前面に、回動可能なアームレストを備えたの
で、アームレストの高さを最適高さに設定することがで
きる。請求項2において、可倒式クッションを前倒しし
たときに可倒式クッションの面位置を、車両用シートの
シートクッションと略同一面位置に形成したので、着座
可能であるとともに、逆側の席への移動を容易に行うこ
とができる。請求項3において、可倒式クッションの少
なくとも一側面に係合部を設け、この係合部に係合する
係止手段をシートバックに形成したので、可倒式クッシ
ョンをシートバックに追従させることができる。可倒式
クッションを二点で支持することができることから、固
定が確実であるとともに可倒式クッションが回転しな
い。よって、可倒式クッションの上に物を載せた場合に
も落下することがない。請求項4において、可倒式クッ
ションを前倒ししたときにコンソールボックスの蓋を構
成するように形成し、この可倒式クッションをシートバ
ックに組み付けたときに、該可倒式クッションから分離
してコンソールボックスの開口部を塞ぐ蓋を、上記可倒
式クッションに一体的に形成したので、シート相互間の
隙間を塞ぐことができることから、ベンチシートとして
利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両用アームレストの実施の形態
を示す斜視図である。
【図2】図1の車両用アームレストを備えた可倒式クッ
ションを示す分解斜視図である。
【図3】図1のX方向の矢視図である。
【図4】図1のA−A線断面図である。
【図5】図4の部分拡大断面図である。
【図6】可倒式クッションを後方に倒す状態を示す斜視
図である。
【図7】フロントシートおよびリヤシートを倒してフラ
ット状態にした斜視図である。
【図8】可倒式クッションの他の実施の形態を示す斜視
図である。
【図9】図8の可倒式クッションの蓋をコンソールボッ
クスに装着した状態を示す概念断面図である。
【図10】図8の可倒式クッションの蓋をシートクッシ
ョン相互間に装着する状態を示す斜視図である。
【図11】図8の可倒式クッションの蓋をシートクッシ
ョン相互間に装着してフロントシートおよびリヤシート
を倒してフラット状態にした斜視図である。
【図12】図8の可倒式クッションの蓋をシートクッシ
ョン相互間に装着してベンチシートにした状態を示す斜
視図である。
【図13】従来のシートバック相互間に設けられたコン
ソールボックスを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ,12 車両用シート 2 シートクッション 3 シートバック 4 フレーム 5 コンソールボックス 6 箱体 71 ,72 フランジ部 81 ,82 フランジ部 9 引っ掛け部 10 支持フレーム 11 パイプ 12 支持アーム 13 支持杆 14 可倒式クッション 15 ストライカ 16 ロック装置 19 ピン 23 アームレスト 26 コンソールボックスの蓋 27 パッド 29 後部シート 30 可倒式クッション 31 蓋 32 凹条 33 面ファスナー 34 ロック装置 35 本体部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用シートのシートバック相互間に、
    少なくとも一方のシートバックに着脱自在に固定された
    可倒式クッションを配設し、この可倒式クッションの前
    面に、回動可能なアームレストを備えたことを特徴とす
    る車両用アームレスト。
  2. 【請求項2】 上記可倒式クッションを前倒ししたとき
    に可倒式クッションの面位置を、車両用シートのシート
    クッションと略同一面位置に形成したことを特徴とする
    請求項1に記載の車両用アームレスト。
  3. 【請求項3】 上記可倒式クッションの少なくとも一側
    面に係合部を設け、この係合部に係合する係止手段をシ
    ートバックに形成したことを特徴とする請求項1または
    2に記載の車両用アームレスト。
  4. 【請求項4】 上記可倒式クッションを前倒ししたとき
    にコンソールボックスの蓋を構成するように形成し、こ
    の可倒式クッションをシートバックに組み付けたとき
    に、該可倒式クッションから分離してコンソールボック
    スの開口部を塞ぐ蓋を、上記可倒式クッションに一体的
    に形成したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
    かに記載の車両用アームレスト。
JP9164049A 1997-06-20 1997-06-20 車両用アームレスト Pending JPH119385A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9164049A JPH119385A (ja) 1997-06-20 1997-06-20 車両用アームレスト

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JP9164049A JPH119385A (ja) 1997-06-20 1997-06-20 車両用アームレスト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH119385A true JPH119385A (ja) 1999-01-19

Family

ID=15785833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9164049A Pending JPH119385A (ja) 1997-06-20 1997-06-20 車両用アームレスト

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JP (1) JPH119385A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7631931B2 (en) 2007-07-06 2009-12-15 Kongsberg Automotive Ab Dual pivoting armrest arrangement for motor vehicle

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7631931B2 (en) 2007-07-06 2009-12-15 Kongsberg Automotive Ab Dual pivoting armrest arrangement for motor vehicle

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