JPH119380A - 椅子の支承体取付構造 - Google Patents

椅子の支承体取付構造

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JPH119380A
JPH119380A JP18039797A JP18039797A JPH119380A JP H119380 A JPH119380 A JP H119380A JP 18039797 A JP18039797 A JP 18039797A JP 18039797 A JP18039797 A JP 18039797A JP H119380 A JPH119380 A JP H119380A
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JP
Japan
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seat
frame
chair
fastening piece
hook
Prior art date
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Pending
Application number
JP18039797A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Kobayashi
茂樹 小林
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Sankei Kogyo KK
Original Assignee
Sankei Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 椅子のフレ−ム上に、座板や背板を簡単に取
付けできるようにする。 【解決手段】 椅子のフレ−ムの座枠(3),(3)に
対応して座板(9)の下面にフック片(12)と止着片(13)
を設ける。上記フック片(12)は、一方向に開口してい
る。上記止着片(13)は、ヒンジ(16)を介して屈曲可能に
設けられている。上記フック片(12)を一方の座枠(3)
に係合する。上記止着片(13)は他方の座枠(3)の背面
側に屈曲され、該座枠(3)を囲んだ状態で取付けられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、椅子の座部、背
部、肘掛部等の支承体をフレ−ムに取付ける構造に関
し、特に上記支承体が合成樹脂材料で形成されている椅
子において、該支承体をフレ−ムに取付ける取付構造に
係るものである。
【0002】
【従来の技術】脚フレ−ムや背フレ−ムをパイプ材料で
構成した椅子の座部、背部等は、フレ−ムの座枠等の上
に座板、背板等を載せ、該座枠や座枠間に渡したステ−
等に取付孔を設け、若しくは上記座枠やステ−等に舌片
状の取付板を形成し、この取付板に取付孔を設け、これ
らの取付孔にねじ等の固定具を差し込み、上記座板等の
裏面にねじ着等して固定されているものが多い。この際
上記座板等を合成樹脂材料で成形する場合は、上記取付
板に着座するように座板等の裏面にボスを形成し、取付
板を通して該ボスにねじをねじ着している。
【0003】そのため、従来の構造では、座枠やステ−
等に多数の取付孔を形成しなければならなかったり、小
さな取付板を複数個所に溶接等しなければならず、ねじ
止め等の個所も多いので、製作や組立作業が面倒だっ
た。
【0004】
【発明の解決課題】本発明は、上記のように座枠やステ
−に舌片状の取付板を設けることなく簡単に座板、背板
等の支承体をフレ−ムに取付けでき、ねじ止め等する場
合でも少ない個所で済ませることができるようにした椅
子の支承体取付構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題解決の手段】本発明によれば、座板、背板等の支
承体にフレ−ムの掛止部に向けて屈曲可能に止着片を設
け、該止着片を上記掛止部の背面側に屈曲し、該掛止部
を抱持して止着したことを特徴とする椅子の支承体取付
構造が提供され、上記止着片を上記掛止部に止着した
り、上記支承体に設けた保持部に係合させれば、取付板
等をフレ−ムに設けずに支承体を該フレ−ムに取付ける
ことができる。
【0006】また、上記フレ−ムに対向状態に掛止部を
設け、該掛止部にそれぞれ対応して上記支承体にフック
片及び屈曲可能な上記止着片を設け、該フック片を一方
の掛止部に係合させると共に上記止着片を他方の掛止部
を抱持して止着するようにした支承体の取付構造が提供
され、支承体をフレ−ムに簡単に取付けることができ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は椅子の座部、背部、肘掛
部等の各支承体に適用することができるが、図1等には
支承体として座部に本発明を適用した実施例が示されて
いる。図2に示す椅子は、前脚(1)、後脚(2)、座
枠(3)及び背枠(4)を含むフレ−ム(5)を有し、
上記座枠(3)には前側ステ−(6)、及び後側ステ−
(7)が対向して設けられ、図においては、上記座枠
(3)及び該ステ−(6),(7)が後記するように座
部(支承体)を取付けるためのフレ−ムの掛止部を構成
している。
【0008】上記フレ−ム(5)の上には座部(8)を
構成する座板(9)及び背部(10)を構成する背板(11)が
設けられ、該座板(9)及び背板(11)は合成樹脂材料で
作られている。該座板(9)の裏面には、上記座枠
(3)及びステ−(6),(7)等の掛止部にそれぞれ
対応してフック片(12),(12)及び止着片(13),(13)が設
けられている。上記フック片(12),(12)は、上記座枠
(3)やステ−(6)等の掛止部に係合するよう一方に
開口する断面L字状に形成され、その開口内で上記座枠
(3)やステ−(6)を挟着するように形成してある
が、座枠等がぴったりと嵌るように断面略C字形に形成
したり、上記係合が簡単に外れたり、緩んだりしないよ
う開口端縁に小さな突起条(14)を設けてもよい(図
6)。
【0009】上記止着片(13)は、上記座枠(3)やステ
−(7)等の掛止部の方向に向けて屈曲可能に形成され
ており、図においては上記座板(9)の下面に起立壁(1
5)を形成し、該起立壁(15)に薄肉のヒンジ(16)を介して
止着片(13)を設けてあるが、該起立壁(15)と止着片(13)
を断面略L字形、略U字形等に形成し、該起立壁(15)に
連なる座板の下面部分にヒンジを設けたり(図7)、上
記起立壁及び止着片の全体を屈曲可能に形成してもよい
(図示略)。また、止着片(13a),(13b) を対向して2つ
設け、これらを組み合わせるようにしてもよい(図
8)。
【0010】上記止着片(13)は、上記座枠(3)やステ
−(7)等の掛止部の背面側に屈曲され、該掛止部を抱
持する状態で止着される。この際、上記掛止部の抱持
は、該掛止部の全周にわたらなくもよく、図3に示すよ
うに、少くとも掛止部の背面側に位置するように止着片
(13)を設け、該止着片(13)をビス、リベットその他の固
定具(17)で上記掛止部に止着してもよい。
【0011】ねじ等を用いないようにするには、上記止
着片(13)により、上記掛止部の全周を囲んで抱持するよ
う該止着片を設けることが好ましい。この場合上記座板
(9)の下面に上記掛止部を挟んで上記止着片(13)に対
向する保持部(18)を形成し、該保持部(18)に上記止着片
(13)を係合させればよい。この係合は、図4に示す実施
例では、上記止着片(13)の先に係止爪(19)を形成し、保
持部(18)に設けた係止孔(20)に該係止爪(19)を係合させ
るようにしてあるが、止着片側に係止孔や係止溝を設
け、上記保持部側に係止爪を設けるようにしたり、その
他適宜の構成にすることができる。
【0012】例えば、図7に示す実施例では、止着片(1
3)の先端と保持部(18)の側面に、それぞれ山形状の係止
突起(21),(22)を形成し該係止突起(21),(22)を係合さ
せるようにしてあり、図8に示す実施例では、2つの止
着片(13a),(13b) を重ね合わせ、一方の止着片(13a)に
形成した係止突起(23)を他方の止着片(13b) に形成した
係止孔(24)に係合させるようにしてある。
【0013】上記止着片や保持部は、支承体の適宜部位
に設けることができ、上記実施例においては、図5に示
すように、座板(9)の後縁(25)にヒンジ(16)を介して
止着片(13)を設け、保持部(18)を該後縁(25)より内方の
支承板の下面に設けてある。
【0014】図9〜図14には、スタッキングチェアに適
用した他の実施例が示されている。図において、座部
(8)、背部(10)等の支承体は、それぞれ合成樹脂製の
座板(26)及び背板(27)の表面にパッド(28)を設けてあ
り、該座板(26)、背板(27)には該パッド(28)の周縁部(2
9)を差し込むよう差込溝(30)を形成するための屈曲部(3
1)が設けられている(図11,図13参照)。
【0015】図において、上記座部(8)の前端の屈曲
部(31)は、脚フレ−ム(32)の前脚(33),(33)間に渡した
断面略L字状の脚ステ−(34)に係合している。また、座
板(26)の裏面前方に設けたフック片(12)は、前方に開口
し、脚フレ−ムの座枠(35),(35)間に渡した屈曲した板
状の前側ステ−(36)に後方から係合し、裏面後方に形成
した止着片(13)は座枠(35),(35)間に渡した後側ステ−
(37)を抱持して止着されている。なお、該止着片(13)
は、上記屈曲部(31)の壁面にヒンジ(16)を介して屈曲可
能に設けられ、図示を省いた上記座板(26)の両側は、上
記実施例とほぼ同様に上記座枠(35),(35)へ取付けら
れ、上記フック片、止着片等の構成も上述の実施例とほ
ぼ同様に種々に構成される。
【0016】図に示すように、前側ステ−(36)と後側ス
テ−(37)を座枠(35)の前後に配置し、かつ上記フック片
を前側ステ−(36)の後方から係合させているので、着席
すると、その重さで上記座部(8)は図11(A)鎖線に
示すように弾性的に変形が可能であり、パッド(28)の厚
さが薄くても全体として適度のクッション作用が得ら
れ、座り心地がよい。なお、上記フック片と上記ステ−
の係合は、着座の際に、弾性的に座部が変形しても外れ
ない長さとしてある。
【0017】上記椅子の背フレ−ム(38)は、図10に示す
ように後脚(39)に連なる背枠(40),(40)と上記座枠(35)
に連なり該背枠(40),(40)の内側に溶接等で固着された
背ステ−(41)を有し、上記背枠(40),(40)に背板(27)の
両側に形成した筒状部(42)を差し込んで背板(27)を取付
けている。そして、該背板(27)の図において下部に、屈
曲可能に止着片(13)を形成し、該止着片(13)を上記背ス
テ−(41)の背面に屈曲して該背ステ−を抱持し、上記屈
曲部(31)の側面に形成した係止孔(20)に係止爪(19)を係
合させて止着している。このように、図に示す実施例に
おいては、上記背ステ−(41)をフレ−ムの掛止部とし、
屈曲部(31)を止着片(13)の保持部としている。なお、上
記背ステ−(41)により左右の背枠(40),(40)が連結され
ているので、横揺れに強く、万一背板が割れても背ステ
−で上体を支えることができ、安全である。
【0018】上記図1等に示す実施例及び上記図9等に
示す実施例において、上記座部、背部等の支承体は、各
フレ−ムに載せてフック片等を一方の掛止部に係合し、
他方の掛止部の背面に止着片を屈曲させ該掛止部を抱持
して止着すれば、椅子フレ−ムに取付けできる。また、
止着片を外せば支承体をフレ−ムから取外すことができ
る。
【0019】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成され、座
部、背部等の支承体に屈曲可能に止着片を設け、該支承
体を椅子フレ−ム上に載せ、上記止着片を該フレ−ムの
掛止部の背面側に屈曲して止着するようにしたので、従
来の椅子のように支承体を取付けるための取付板をフレ
−ム等に溶接等して設ける必要がなく、また座枠、ステ
−等の掛止部をフレ−ムに対向して設け、支承体に各掛
止部に対応してフック片と上記止着片を形成したから、
上記支承体をフレ−ム上に載せて簡単に取付けでき、座
部、背部等の着脱、交換等が容易であり、組立作業や椅
子廃棄時の分別作業等を簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す椅子の斜視図。
【図2】座部を外した状態の斜視図。
【図3】図1のA−A線端面図を示し、(A)は全体の
端面図、(B)は主として止着片部分の拡大端面図。
【図4】図1のA−A線端面図の他の実施例を示し、
(A)は全体の端面図、(B)は主として止着片部分の
拡大端面図。
【図5】図1のB−B線端面図を示し、(A)は全体の
端面図、(B)は主として止着片部分の拡大端面図。
【図6】フック片の他の実施例を示す断面図。
【図7】止着片部分の他の実施例を示す断面図。
【図8】止着片部分のさらに他の実施例を示す断面図。
【図9】本発明の他の実施例を示す椅子の斜視図。
【図10】図9の分解斜視図。
【図11】図9の座部の縦端面図を示し、(A)は全体の
端面図、(B)は主として止着片部分の拡大端面図。
【図12】図9の椅子の背部の一部の正面図。
【図13】図12のC−C線断面図。
【図14】図12のD−C線端面図を示し、(A)は全体の
端面図、(B)は主として止着片部分の拡大端面図。
【符号の説明】
3 座枠 5 フレ−ム 6 前側ステ− 7
後側ステ− 9 座板 11 背板 12 フック片
13 止着片 16 ヒンジ 18 保持部 26 座板 27 背板 34 脚ステ− 35 座枠
36 前側ステ− 37 後側ステ− 40 背枠 41 背ステ−

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 椅子フレ−ムに取付けられる支承体に上
    記フレ−ムに形成した掛止部に向けて屈曲可能に止着片
    を設け、該止着片を上記掛止部の背面側に屈曲し該掛止
    部を抱持して止着したことを特徴とする椅子の支承体取
    付構造。
  2. 【請求項2】 椅子フレ−ムに掛止部を対向して設け、
    支承体に上記掛止部にそれぞれ対応してフック片と請求
    項1に記載の止着片を形成し、上記フック片を一方の掛
    止部に係合させると共に上記止着片を他方の掛止部の背
    面側に屈曲し該掛止部を抱持して止着したことを特徴と
    する椅子の支承体取付構造。
  3. 【請求項3】 上記止着片は、上記掛止部に止着されて
    いる請求項1または2に記載の椅子の支承体取付構造。
  4. 【請求項4】 上記支承体は、上記掛止部を挟んで上記
    止着片に対向する保持部を有し、上記止着片は該保持部
    に係合している請求項1または2に記載の椅子の支承体
    取付構造。
JP18039797A 1997-06-20 1997-06-20 椅子の支承体取付構造 Pending JPH119380A (ja)

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JP18039797A JPH119380A (ja) 1997-06-20 1997-06-20 椅子の支承体取付構造
IDP973628A ID21077A (id) 1997-06-20 1997-11-07 Kursi
SG1997003985A SG53121A1 (en) 1997-06-20 1997-11-07 Chair
MYPI9705398 MY132640A (en) 1997-06-20 1997-11-12 Chair
CN 97123443 CN1203054A (zh) 1997-06-20 1997-12-29 一种椅子

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JP (1) JPH119380A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003033260A (ja) * 2001-07-24 2003-02-04 Okamura Corp 椅子における張り材の取付構造
JP4573425B2 (ja) * 2000-12-04 2010-11-04 コクヨ株式会社 椅子

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JP4573425B2 (ja) * 2000-12-04 2010-11-04 コクヨ株式会社 椅子
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