JP3160804B2 - 椅 子 - Google Patents

椅 子

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JP3160804B2
JP3160804B2 JP21703697A JP21703697A JP3160804B2 JP 3160804 B2 JP3160804 B2 JP 3160804B2 JP 21703697 A JP21703697 A JP 21703697A JP 21703697 A JP21703697 A JP 21703697A JP 3160804 B2 JP3160804 B2 JP 3160804B2
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茂樹 小林
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三惠工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スタッキングチェ
ア等のように金属パイプ材料でフレ−ムを形成した椅子
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スタッキングチェア等の椅子は、不使用
時に上方に積み重ねて収納できるように構成され、取り
扱いの際、軽く持ち運び等できるようにするため、直径
10数ミリのステンレスパイプやスチ−ルパイプ等の比
較的細い金属パイプ材料を素材としてフレ−ムが作られ
ているから、剛性に乏しく、横揺れ等に弱く、背もたれ
に寄りかかったときも頼りない感じがするものが多かっ
た。また、上記フレ−ムを成形する際に、全体を一連の
パイプ材料で構成しているから、加工が面倒であり、接
続部等が外部に露出して体裁の良くないものもあった。
【0003】
【発明の解決課題】本発明は、上記スタッキングチェア
のように、直径が比較的細い金属パイプ材料を用いてフ
レ−ムを構成する椅子において、剛性があり、横揺れ等
にも強く、また製作が簡単で接続部等が露出しないよう
にできる椅子を提供することを目的とする。
【0004】
【課題解決の手段】本発明によれば、前脚、後脚、背枠
を有し該前脚の先端に後方に延びる前方座枠を形成した
一対の脚フレ−ムと、上記前方座枠に対向する後方座枠
を有し該後方座枠の後端に背枠内接枠と背ステ−を形成
した後部フレ−ムを設け、上記後部フレ−ムの両側に脚
フレ−ムを固着すると共に上記後方座枠の先端と前方座
枠の後端を連結して座枠を形成し、該座枠間の前側及び
後側に座ステ−を固着し、上記座枠及び座ステ−の上方
に座板を取付け、上記背枠及び背ステ−に背板を取付け
た椅子が提供され、上記目的が達成される。
【0005】
【発明の実施の形態】図1〜図3を参照し、本発明の椅
子は、ステンレスパイプ、ハイテンションスチ−ルパイ
プその他のスチ−ルパイプ等の直径約10数ミリの金属
パイプ材料で形成したフレ−ム(1)と該フレ−ム
(1)に取付けられる座板(2)及び背板(3)を有し
ており、上記フレ−ム(1)は一対の脚フレ−ム
(4),(4)と後部フレ−ム(5)で構成されてい
る。
【0006】上記脚フレ−ム(4)は、図3に示すよう
に、床枠(6)の前後端に上方に立上る前脚(7)及び
後脚(8)を有し、該前脚(7)の上端には後方に向け
てほぼ水平に延びる前方座枠(9)が形成され、上記後
脚(8)の上端には先端部がやや後方に屈曲して立上る
背枠(10)が一連に形成されている。
【0007】上記後部フレ−ム(5)は、上記脚フレ−
ム(4)の前方座枠(9)に連結可能に形成した後方座
枠(11),(11)を両側に有し、該後方座枠(11),(11)の後
端に上方に立上る背枠内接枠(12),(12)を設け、該背枠
内接枠(12),(12)の先端に、両側の背枠内接枠(12),(1
2)を連結する背ステ−(13)を一連に形成してある。
【0008】而して、上記脚フレ−ム(4),(4)と
後部フレ−ム(5)は、後部フレ−ム(5)の上記背枠
内接枠(12)の外側に上記脚フレ−ム(4)の背枠(10)の
基部を固着すると共に上記後方座枠(11),(11)の先端と
前方座枠(9),(9)の後端を固着して座枠(14)を形
成することにより後部フレ−ム(5)の両側に上記脚フ
レ−ム(4),(4)を連結している。図において、上
記各固着部は溶接してあるが、適宜の接続具(図示略)
を介して連結したり、ボルトやリベット等で締着した
り、嵌め合せ構造としてもよい。
【0009】上記座枠(14),(14)間には、前側座ステ−
(15)と後側座ステ−(16)を溶接等して固着してある。こ
の際、各座ステ−(15),(16)はいずれも金属パイプ材料
で構成してもよいが、図においては前側座ステ−(15)は
平板を波形状に屈曲させた板状材料で構成してあり、好
ましくは上記前方座枠(9)と後方座枠(11)を溶接する
際、その溶接個所で上記前側座ステ−(15)の両端も一緒
に溶接すると、溶接の手間を省くことができる。なお、
上記前脚(7),(7)間の上部には、前脚ステ−(1
7)を固着してある。
【0010】上記座板(2)は、上記座枠(14)及び座ス
テ−(15),(16)の上方に取付けられ、上記背板(3)は
上記背枠(10)及び背ステ−(13)に取付けられる。上記座
板(2)及び背板(3)は適宜の形状、構造に形成する
ことができ、例えば合成樹脂材料で板状に形成しただけ
でもよいが、図においては合成樹脂材料で座板本体(18)
及び背板本体(19)を形成し、その表面にパッド(20),(2
0)を設けてあり、該座板本体(18)及び背板本体(19)には
それぞれパッド(20)の周縁部(21)を差し込むよう差込溝
(22)を形成するための屈曲部(23)が設けられている。
【0011】図4,図6を参照し、上記座板(2)の裏
面には、上記座枠(14),(14)や座ステ−(15),(16)等に
それぞれ対応してフック片(24),(24)や止着片(25),(2
5)が設けられている。上記フック片(24)は、一側の上記
座枠(14)や前側座ステ−(15)に係合するよう一方に開口
する断面L字状に形成され、その開口内に上記座枠(14)
や前側座ステ−(15)を挟着するように形成してあるが、
断面C字状に形成したり、開口端縁に小さな突起条等を
設けてもよい(図示略)。なお、図6に示すように前脚
ステ−(17)を断面略L字状に形成した場合は、上記屈曲
部(23)を該ステ−(17)に係合させることが好ましい。
【0012】上記止着片(25)は、他側の座枠(14)や後側
座ステ−(16)の方向に向けて屈曲可能に形成されてお
り、図においては上記座板(2)の下面に起立壁(26)を
形成し、該起立壁(26)に薄肉のヒンジ(27)を介して止着
片(25)を設けてあるが、該起立壁(26)と止着片(25)を断
面略L字形、略U字形等に一連に形成し起立壁部分を座
板の下面にヒンジを介して接続したり、起立壁及び止着
片の全体的を屈曲可能に形成したり、座板の下面に上記
座枠(14)等を挟んで2つの起立壁を形成し該起立壁にそ
れぞれヒンジを介して止着片を設けるようにしてもよい
(図示略)また、図6(C)に示すように、止着片(25)
を別体に作り、座板本体(18)に形成した受溝(18a) に止
着片(25)の端部に形成した係止部(25a) を嵌合させて屈
曲可能に設けることもできる。
【0013】上記止着片(25)は、上記他側の座枠(14)や
後側座ステ−(16)の背面側に屈曲され、該座枠等を抱持
する状態で止着される。この際、上記座枠等の全周に抱
持させないで、図4に示すように少くとも座枠の背面側
に位置する部分まで抱持させ、ビス、リベット等の固定
具(28)で止着片(25)を該座枠等に止着したり、図5に示
すように座枠(14)等の全体を抱持し、その先端を上記座
板の裏面に突設した保持部(29)に止着するようにしても
よい。図において、該保持部(29)と止着片(25)は、爪(3
0)を係止孔(31)に係合させることにより止着してある
が、ビス等で止着したり、互いにかみ合う係止爪等を止
着片の先端と保持部に設けて止着させることもできる
(図示略)。
【0014】図6に示すように、座枠(14)の前後に前側
座ステ−(15)と後側座ステ−(16)を配置し、フック片(2
4)を前側座ステ−(15)の後方から係合させると、着席し
た際その重さで上記座板(2)は、同図(A)の鎖線に
示すように弾性的に変形可能であり、パッドの厚さが薄
くても全体として適度のクッション作用が得られ、座り
心地がよくなる。なお、上記フック片(24)と前側座ステ
−(15)の係合は、着座の際に、図に示すような変形を生
じても外れない長さ係合するようにしてある。
【0015】上記背板(3)は、図7,図8に示すよう
に両側に筒状部(32)を有し、該筒状部(32)を上記背枠(1
0),(10)の上端から差し込んで背枠(10)に取付けてあ
る。また、図9に示すように、該背板(3)の下部に
は、屈曲可能に止着片(25)を形成してあり、該止着片(2
5)を上記背ステ−(13)の背面に屈曲して該背ステ−を抱
持し、背板本体の屈曲部(23)の側面に形成した係止孔(3
1)に係止爪(30)を係合させて止着している。
【0016】
【発明の効果】本発明は上記のように構成され、椅子の
フレ−ムを一対の脚フレ−ムと後部フレ−ムで構成する
ようにしたから、各フレ−ムの製造工程が簡略化され、
経済的に得ることができ、また上記後部フレ−ムの背ス
テ−によって両側の背枠を連結しているので、上記フレ
−ムを比較的細い金属パイプ材料で形成しても横揺れに
強く、背板も補強され、万一該背板が割れても背ステ−
で上体を支えることができ、安全であり、その上、上記
脚フレ−ムと後部フレ−ムに形成した前方座枠と後方座
枠を固着して座枠を形成し、その上方に座板を取付けて
座部を設けるようにしたから、上記固着部を座板でカバ
−することができ、体裁の良い椅子が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す椅子の斜視図。
【図2】分解斜視図。
【図3】フレ−ムの分解斜視図。
【図4】図1のA−A線端面図。
【図5】止着片部分の他の実施例を示す一部の拡大端面
図。
【図6】図1のB−B線端面図を示し、(A)は全体の
端面図、(B)は主として止着片部分の拡大端面図、
(C)は他の実施例の拡大端面図。
【図7】背部の一部の正面図。
【図8】図7のC−C線断面図。
【図9】図7のD−D線端面図を示し、(A)は全体の
端面図、(B)は主として止着片部分の拡大端面図。
【符号の説明】
2 座板 3 背板 4 脚フレ−ム 5 後部
フレ−ム 6 床枠 7 前脚 8 後脚 9 前方座枠 10 背枠
11 後方座枠 12 背枠内接枠 13 背ステ− 14 座枠 15
前側座ステ− 16 後側座ステ−

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床枠の両端に上方に立上る前脚、後脚を
    有し該前脚の上端に後方に向け前方座枠を形成し上記後
    脚の上端に上方に立上る背枠を形成した一対の脚フレ−
    ムと、上記前方座枠に一連に連結可能に形成した後方座
    枠の後端に上方に立上る背枠内接枠を設け該背枠内接枠
    の先端に両側の背枠内接枠を連結する背ステ−を形成し
    た後部フレ−ムを有し、該後部フレ−ムの上記背枠内接
    枠の外側に上記脚フレ−ムの背枠を固着しかつ上記後方
    座枠の先端と前方座枠の後端を固着して座枠を形成する
    ことにより上記後部フレ−ムと上記脚フレ−ムを連結
    し、両側の座枠間の前側及び後側に座ステ−を固着し、
    上記座枠及び座ステ−の上方に該座枠及び座ステ−の背
    面側に屈曲可能な止着片を有する座板を形成し、該止着
    片で上記座枠及び座ステ−を抱持して該座板を止着し、
    上記背枠に嵌着される筒状部と上記背ステ−の背面側に
    屈曲可能な止着片を有する背板を形成し、該筒状部を上
    記背枠に嵌着すると共に該止着片で上記背ステ−を抱持
    して該背板を止着した椅子。
  2. 【請求項2】 上記前側座ステ−は、上記後方座枠の先
    端と前方座枠の後端の固着部に固着されている請求項1
    に記載の椅子。
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SG1997003985A SG53121A1 (en) 1997-06-20 1997-11-07 Chair
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JP2003009989A (ja) * 2001-06-28 2003-01-14 Okamura Corp 椅 子
JP4850361B2 (ja) * 2001-07-24 2012-01-11 株式会社岡村製作所 椅子における張り材の取付構造
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