JPH1193705A - 多連スロットルにおける始動制御バルブ装置 - Google Patents

多連スロットルにおける始動制御バルブ装置

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JPH1193705A
JPH1193705A JP9259121A JP25912197A JPH1193705A JP H1193705 A JPH1193705 A JP H1193705A JP 9259121 A JP9259121 A JP 9259121A JP 25912197 A JP25912197 A JP 25912197A JP H1193705 A JPH1193705 A JP H1193705A
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throttle
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貴 赤城
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各気筒間におけるアイドル開度の容易化及び
スロットルボディの構造の簡略化を図る。 【解決手段】 各スロットルボディの吸気道と連通され
たバイパスチューブを、始動制御バルブ装置11のジョ
イントパイプ16に接続する。始動制御バルブ装置11
を、バルブボディ12と、バルブボディ12内に形成さ
れてエアクリーナと連通された連通路13と、連通路1
3とジョイントパイプ16とを連通する第1の流路1
7、第2の流路24と、第1の流路17の開度をそれぞ
れ調整する同調スクリュー21と、第2の流路24の開
度を一括して調整するシャフト弁26とから構成する。
第2の流路24と直交する貫通孔25を形成する。貫通
孔25内に、シャフト弁26を回動可能に設ける。シャ
フト弁26に、第2の流路24とそれぞれ連通する複数
のアイドル連通孔27を同一方向に向けて形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動二輪車等の
車両の多気筒エンジンの多連スロットルにおける始動制
御バルブ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車等の車両の多気筒エンジンに
設けられた多連スロットルボディには、図6及び図7に
示すように、各スロットルボディ1毎に、スタータバル
ブ3が設けられており、これらスタータバルブ3を介し
てエアクリーナ4内とスロットルボディ1の吸気道5と
が連通されている。スタータバルブ3は、スロットルボ
ディ1に形成されて吸気道5に連通された流路の途中に
設けられた同調スクリュー3a、3bを有しており、こ
れら同調スクリュー3a、3bの内の基準となる同調ス
クリュー3b以外の同調スクリュー3aを回動させるこ
とにより、その先端部に設けられたバルブが摺動され、
流路の開度が調整されて、エアークリーナ4からの吸気
量が調整されて、各気筒間のアイドル開度の同調が行わ
れるようになっている。また、これらスタータバルブ3
は、その同調スクリュー3a、3bにそれぞれ係止され
たレバー板6が設けられており、このレバー板6が、回
動可能にかつバネ8によって付勢された状態に支持され
た支持軸7に固定されている。このレバー板6の一つに
は、チョークから引き回されたワイヤーが接続されるよ
うになっており、エンジンの始動時には、ワイヤーが引
っ張られてレバー板6がバネ8による付勢力に反して支
持軸7の軸線を中心として回動され、これにより、各ス
タータバルブ3の各同調スクリュー3a、3bが一括し
て後方へ移動され、吸気道5への吸気量が増大されるよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記スター
タバルブ3は、始動時の吸気増量時に、同時に後方へ移
動させるために、各スタータバルブ3の同調スクリュー
3a、3bが一括して摺動するような連結構造が必要で
あるので、構成部品が多くなり、コストが嵩んでしまう
という問題があった。また、一つのバルブから各スロッ
トルボディ1の吸気道5へアイドル時及び始動時の空気
を分配させる簡略的な構造もあるが、この場合、各気筒
間にて引き合いが生じてしまうため、使用上の制約があ
り、また、均等な空気量の供給ができないという問題も
あった。
【0004】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、各スロットルボディの気筒間のアイドル開度を容
易にかつ良好に同調させることができ、かつ構造の簡略
化及びそれに伴うコストダウンを図ることが可能な多連
スロットルにおける始動制御バルブ装置を提供すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の多連スロットルにおける始動制御バ
ルブ装置は、多気筒エンジンの各燃焼室へ混合気を導く
吸気道を備えた複数のスロットルボディへエアクリーナ
からバイパス流路を介して前記吸気道へ空気を送る多連
スロットルにおける始動制御バルブ装置であって、各ス
ロットルボディに一端が接続されて前記吸気道と連通さ
れたバイパスチューブのそれぞれの他端がそれぞれ接続
される供給路を有したバルブボディと、該バルブボディ
内に形成されて前記エアクリーナと連通された連通路
と、該連通路と前記供給路とを連通する第1及び第2の
流路と、前記第1の流路にそれぞれ設けられ、これら第
1の流路のそれぞれの開度を調整する同調スクリュー
と、それぞれの前記第2の流路に交差する貫通孔内に回
動可能に設けられた棒状のシャフト弁とを具備してな
り、該シャフト弁には、前記第2の流路とそれぞれ連通
する複数のアイドル連通孔が同一方向に向けて形成さ
れ、該シャフト弁を回動させることにより、前記第2の
流路の開度が前記アイドル連通孔によって一括して調整
されることを特徴としている。また、バルブボディに設
けられた一本のシャフト弁によって、各スロットルのア
イドル調整及び始動時の吸気の増量を一括して行うこと
ができる。
【0006】請求項2記載の多連スロットルにおける始
動制御バルブ装置は、請求項1記載の多連スロットルに
おける始動制御バルブ装置において、前記シャフト弁
に、前記第2の流路を挟む位置にシール材が設けられ、
各第2の流路が気密化されていることを特徴としてい
る。これにより、各第2の流路間におけるリークをなく
すことができる。
【0007】請求項3記載の多連スロットルにおける始
動制御バルブ装置は、請求項1または請求項2記載の多
連スロットルにおける始動制御バルブ装置において、前
記シャフト弁に、制御モータが設けられ、該制御モータ
によって前記シャフト弁が回動調整されることを特徴と
している。これにより、シャフト弁の端部に接続した制
御モータによって極めて容易にエンジンのアイドル開度
及び始動時における吸気の増量を電気的に制御すること
ができる。請求項4記載の多連スロットルにおける始動
制御バルブ装置は、請求項1または請求項2記載の多連
スロットルにおける始動制御バルブ装置において、前記
シャフト弁に、温度変化に応じてロッドを進退させる変
位装置の前記ロッドがリンクを介して連結され、前記変
位装置によって前記シャフト弁が回動調整されることを
特徴としている。これにより、例えば、変位装置を冷却
液の温度変化によって作動するようにすることにより、
エンジンの温度変化に応じてシャフト弁を回動させ、ア
イドル開度及び始動時における吸気の増量を行うことが
できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の多連スロットルに
おける始動制御バルブ装置の実施の形態を図によって説
明する。図1から図3において、符号11は、自動二輪
車等の多連スロットルボディに設けられた始動制御バル
ブ装置であり、この始動制御バルブ装置11には、多連
スロットルボディを構成する各スロットルボディに接続
されてその吸気道と連通されたバイパスチューブ10が
接続されている。
【0009】この始動制御バルブ装置11を構成するバ
ルブボディ12には、幅方向へ沿って連通路13が形成
されている。バルブボディ12の上方には、エアー導入
口14が設けられており、これらエアー導入口14に
は、エアクリーナに接続されたパイプ(図示略)が接続
され、これらエアー導入口14を介して前記連通路13
へ空気が送り込まれるようになっている。また、バルブ
ボディ12には、前記バイパスチューブ10がそれぞれ
接続されるジョイントパイプ16が設けられており、こ
れらジョイントパイプ16内と前記連通路13とは、各
気筒毎に形成された第1の流路17及び第2の流路24
を介して互いに連通されている。つまり、これらジョイ
ントパイプ16が、各スロットルボディへ空気を送り出
す供給路とされている。
【0010】前記第1の流路17の途中には、同調スク
リュー21が設けられている。この同調スクリュー21
は、バルブボディ12に形成されたネジ孔22にねじ込
まれている。また、この同調スクリュー21の先端部2
1aは、前記流路17と交差する孔部23へ挿入されて
おり、これにより、同調スクリュー21を回動させて、
そのねじ込み量を増減させて、孔部23への先端部21
aの挿入量を増減させることにより、前記第1の流路1
7の開度が調整されるようになっている。即ち、同調ス
クリュー21を回動させることにより、エアクリーナか
らバルブボディ12及びバイパスチューブ10を介して
各スロットルボディの吸気道へ送り込まれる空気の流量
が調整されるようになっている。
【0011】また、バルブボディ12には、前記第2の
流路24と直交してこれら第2の流路24に連通する貫
通孔25が形成されており、この貫通孔25には、丸棒
状のシャフト弁26が回動可能に設けられている。この
シャフト弁26には、気筒数と同数のアイドル連通孔2
7が軸線と直交する同一方向に形成されている。また、
シャフト弁26には、第2の流路24を挟んだ両側にシ
ール材28が設けられて、各第2の流路24が気密化さ
れている。そして、このシャフト弁26を回動させて、
このシャフト弁26に形成されたアイドル連通孔27を
第2の流路24と連通させることにより、エアクリーナ
と連通された連通路13と、バイパスチューブ10を介
してスロットルボディの吸気道と連通されたジョイント
パイプ16とが連通され、エアクリーナからバルブボデ
ィ12及びバイパスチューブ10を介して各スロットル
ボディの吸気道へ空気が送り込まれるようになってい
る。
【0012】また、このシャフト弁26には、その端部
に、レバー29が設けられている。このレバー29の端
部には、ワイヤー固着部29が形成されており、このワ
イヤー固着部29には、チョークレバー(図示略)から
引き回された図示しないワイヤーの端部が接続されてい
る。また、バルブボディ12には、アイドルネジ31が
設けられており、このアイドルネジ31の先端部が前記
レバー29の一部に当接することにより、このレバー2
9の一方向への回動が規制されるようになっている。ま
た、このアイドルネジ31のねじ込み量を調整すること
により、レバー29の回動の規制位置を調整することが
できるようになっている。また、シャフト弁26には、
このシャフト弁26を、前記レバー29が前記アイドル
ネジ31へ当接する方向へ付勢するスプリング32が設
けられている。つまり、このスプリング32によってシ
ャフト弁26が付勢され、このシャフト弁26に設けら
れたレバー29が前記アイドルネジ31に当接されるよ
うになっている。
【0013】そして、このアイドルネジ31のねじ込み
量を増減させると、シャフト弁26が回動され、このシ
ャフト弁26のアイドル連通孔27と各第2の流路24
との連通量、つまり、各スロットルにおけるアイドル開
度が一括して調整されるようになっている。また、前記
ワイヤー固着部29に接続されたワイヤーが引かれる
と、レバー29がスプリング32の付勢力に反して付勢
方向と逆方向へ回動されてシャフト弁26が回動され、
これにより、シャフト弁26のアイドル連通孔27と第
2の流路24とが一括して連通されて開度が増加され、
各スロットルボディの吸気道への吸気量が増加されるよ
うになっている。
【0014】即ち、この始動制御バルブ装置11は、レ
バー29に接続されたワイヤーが引かれることにより、
各吸気道への吸気量が増大されてエンジンの始動を良好
に行わせることができる。また、アイドルネジ31を回
動させることにより、各スロットルにおけるアイドル開
度を極めて容易に調整することができ、さらには、基準
となるスロットルに合わせて他のスロットルにおける同
調スクリュー21を回動調整することにより、全てのス
ロットルにおけるアイドル開度を気筒間にて容易に同調
させることができる。
【0015】このように、上記実施の形態の始動制御バ
ルブ装置11は、各気筒毎に設けられる同調スクリュー
21が一つのバルブボディー12にまとめて設けられ、
このバルブボディー12と各スロットルボディとがバイ
パスチューブ10を介して連結されているので、各スロ
ットルボディにそれぞれ同調スクリュー21を設けた従
来構造と比較して、同調スクリュー21の向きを、スロ
ットルボディの配置位置によって限定されるようなこと
なく自由に選ぶことができ、レイアウト性に優れたもの
とすることができ、これにより、スペースの有効利用を
行うことができる。そして、このように、同調スクリュ
ー21がバルブボディ12に一括して設けられた始動制
御バルブ装置11を用いることにより、自動二輪車等へ
の設置後におけるアイドル開度調整を、一方向側にて極
めて容易に行うことができ、車両のメンテナンスにかか
る労力、時間を大幅に低減させることができる。
【0016】また、スロットルボディにおける流路の加
工長さ、軸数を少なくすることができ、これにより、ス
ロットルボディの加工費の低減を図ることができる。し
かも、バルブボディ12に設けられた一本のシャフト弁
26によって、各スロットルのアイドル調整及び始動時
の吸気の増量を一括して行うことができる。さらには、
構成部品点数が多いピストン型のスタータバルブを各ス
ロットルボディ毎に備えていた従来構造と比較して、構
成部品点数を大幅に低減させることができ、大幅なコス
ト低減を図ることができる。また、各スロットルボディ
の吸気道へアイドル時及び始動時の空気を第2の流路2
4を介してそれぞれ供給するものであるので、各気筒間
にて引き合いが生じず、安定したアイドリングを確保す
ることができる。しかも、シャフト弁26には、第2の
流路24を挟んだ両側にシール材28が設けられている
ので、これら第2の流路間におけるリークをなくすこと
ができる。
【0017】また、図4に示すものは、シャフト弁26
の端部に制御モータ35を接続した始動制御バルブ装置
11であり、この場合、シャフト弁26の回動が制御モ
ータ35によって行われるようになっている。つまり、
この始動制御バルブ装置11によれば、エンジンのアイ
ドル開度の調整及び始動時における吸気の増量を、制御
モータ35によって電気的に制御することができる。ま
た、図5に示すものは、シャフト弁26の端部に、リン
ク41を取り付け、このリンク41に、温度変化に応じ
てロッド42を進退させる変位装置43のロッド42を
連結したものである。この変位装置43は、内部に温度
変化に応じて体積が変化するワックスが入れられたもの
で、このワックスは、ラジエータから送り込まれる冷却
液によってその温度が増減されるようになっている。こ
れにより、ロッド42は、ワックスの体積変化に応じて
進退されて、リンク41を介してシャフト弁26を回動
するようになっている。つまり、この変位装置43を設
けた場合、エンジンの温度変化に応じてシャフト弁26
を回動させ、アイドル開度及び始動時における吸気の増
量を行うことができる。
【0018】なお、上記始動制御バルブ装置11におい
て、シャフト弁26の径を小さくすることにより、貫通
孔25とのクリアランスを小さくすることができ、これ
により、クリアランス内へのゴミ等の侵入によって生じ
るシャフト弁26のスティックを生じにくくすることが
できる。
【0019】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の多連ス
ロットルにおける始動制御バルブ装置によれば、下記の
効果を得ることができる。請求項1記載の多連スロット
ルにおける始動制御バルブ装置によれば、一本のシャフ
ト弁によって各スロットルのアイドル調整及び始動時の
吸気の増量を一括して行うことができる構造であるの
で、各気筒毎にスタータバルブを設けるとともにこれら
スタータバルブの各同調スクリューを一括して移動させ
るために同調スクリュー同士を連結させる連結構造が必
要であった従来技術と比較して、バルブ自体の構造の簡
略化を図ることができるとともに、連結構造を不要とす
ることができ、これにより、構成部品点数を大幅に低減
させることができ、大幅なコスト低減を図ることができ
る。また、各スロットルボディの吸気道へアイドル時及
び始動時の空気を第2の流路を介してそれぞれ供給する
ものであるので、各気筒間にて引き合いが生じず、安定
したアイドリングを確保することができる。
【0020】請求項2記載の多連スロットルにおける始
動制御バルブ装置によれば、シャフト弁に、第2の流路
を挟んだ両側にシール材が設けられているので、これら
第2の流路間におけるリークをなくすことができる。請
求項3記載の多連スロットルにおける始動制御バルブ装
置によれば、シャフト弁の端部に接続した制御モータに
よって極めて容易にエンジンのアイドル開度及び始動時
における吸気の増量を電気的に制御することができる。
請求項4記載の多連スロットルにおける始動制御バルブ
装置によれば、シャフト弁の端部に温度変化に応じてロ
ッドを進退させる変位装置のロッドがリンクを介して連
結されているので、例えば、変位装置をエンジンの冷却
液の温度変化によって作動するようにすることにより、
エンジンの温度変化に応じてシャフト弁を回動させ、ア
イドル開度及び始動時における吸気の増量を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の多連スロットルにおけ
る始動制御バルブ装置の構成及び構造を説明する始動制
御バルブ装置の縦断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態の多連スロットルにおけ
る始動制御バルブ装置の構成及び構造を説明する始動制
御バルブ装置の図1におけるA−A断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態の多連スロットルにおけ
る始動制御バルブ装置の構成及び構造を説明する始動制
御バルブ装置の側面図である。
【図4】 本発明の他の実施の形態の多連スロットルに
おける始動制御バルブ装置の構成及び構造を説明する図
1におけるA−A断面図である。
【図5】 本発明の他の実施の形態の多連スロットルに
おける始動制御バルブ装置の構成及び構造を説明する図
1におけるA−A断面図である。
【図6】 スタータバブルを備えた従来のスロットルボ
ディの斜視図である。
【図7】 スロットルボディに設けられらスタータバル
ブの構成及び構造を説明するスタータバルブの裏面図で
ある。
【符号の説明】
10 バイパスチューブ 11 始動制御バルブ装置 12 バルブボディ 13 連通路 16 ジョイントパイプ(供給路) 17 第1の流路 21 同調スクリュー 24 第2の流路 25 貫通孔 26 シャフト弁 27 アイドル連通孔 28 シール材 35 制御モータ 41 リンク 42 ロッド 43 変位装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多気筒エンジンの各燃焼室へ混合気を導
    く吸気道を備えた複数のスロットルボディへエアクリー
    ナからバイパス流路を介して前記吸気道へ空気を送る多
    連スロットルにおける始動制御バルブ装置であって、 各スロットルボディに一端が接続されて前記吸気道と連
    通されたバイパスチューブのそれぞれの他端がそれぞれ
    接続される供給路を有したバルブボディと、 該バルブボディ内に形成されて前記エアクリーナと連通
    された連通路と、 該連通路と前記供給路とを連通する第1及び第2の流路
    と、 前記第1の流路にそれぞれ設けられ、これら第1の流路
    のそれぞれの開度を調整する同調スクリューと、 それぞれの前記第2の流路に交差する貫通孔内に回動可
    能に設けられた棒状のシャフト弁とを具備してなり、 該シャフト弁には、前記第2の流路とそれぞれ連通する
    複数のアイドル連通孔が同一方向に向けて形成され、 該シャフト弁を回動させることにより、前記第2の流路
    の開度が前記アイドル連通孔によって一括して調整され
    ることを特徴とする多連スロットルにおける始動制御バ
    ルブ装置。
  2. 【請求項2】 前記シャフト弁には、前記第2の流路を
    挟む位置にシール材が設けられ、各第2の流路が気密化
    されていることを特徴とする請求項1記載の多連スロッ
    トルにおける始動制御バルブ装置。
  3. 【請求項3】 前記シャフト弁には、制御モータが設け
    られ、該制御モータによって前記シャフト弁が回動調整
    されることを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    多連スロットルにおける始動制御バルブ装置。
  4. 【請求項4】 前記シャフト弁には、温度変化に応じて
    ロッドを進退させる変位装置の前記ロッドがリンクを介
    して連結され、前記変位装置によって前記シャフト弁が
    回動調整されることを特徴とする請求項1または請求項
    2記載の多連スロットルにおける始動制御バルブ装置。
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