JPH1192956A - 基板のめっき方法 - Google Patents

基板のめっき方法

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JPH1192956A
JPH1192956A JP26930497A JP26930497A JPH1192956A JP H1192956 A JPH1192956 A JP H1192956A JP 26930497 A JP26930497 A JP 26930497A JP 26930497 A JP26930497 A JP 26930497A JP H1192956 A JPH1192956 A JP H1192956A
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JP
Japan
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plating
substrate
grooves
layers
copper
Prior art date
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Pending
Application number
JP26930497A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Kato
隆男 加藤
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Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
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Publication of JPH1192956A publication Critical patent/JPH1192956A/ja
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  • Chemically Coating (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)
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  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 微細な配線用の溝等の微細窪みに銅又は銅合
金等の電気比抵抗の小さい材料を均一に充填することが
できる基板のめっき方法を提供する。 【解決手段】 微細窪み26,28を有する基板Wにめ
っきを施して微細窪み26,28に金属54を充填する
基板Wのめっき方法において、基板Wの微細窪み26,
28の開口部の周囲にめっきすべき金属のめっき付着性
が悪い素材からなる付着防止層34を形成する前処理工
程を行なうことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板のめっき方法
に係り、特に半導体基板に形成された配線用溝等に銅
(Cu)等の金属を充填するための充填方法及び装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体基板上に配線回路を形成す
るためには、基板面上にスパッタリング等を用いてAl
又はAl合金の成膜を行った後、さらにレジスト等のパ
ターンマスクを用いたケミカルドライエッチングにより
膜の不要部分を除去していた。しかしながら、集積度が
高くなるにつれて配線が細くなり、電流密度が増加して
熱応力や温度上昇を生じるため、ストレスマイグレーシ
ョンやエレクトロマイグレーションによってAl又はA
l合金が希薄化して、ついには断線のおそれが生じる。
【0003】そこで、より低抵抗で信頼性の高い銅が配
線材料として注目されているが、従来のAl配線のよう
に成膜してからパターニングし、エッチングにより配線
を形成することは困難である。そこで、配線用の溝をあ
らかじめ形成し、化学気相成長(CVD)、スパッタや
めっきなどの手法で溝の中を埋め込み、その後表面の余
分な銅を化学機械研磨(CMP)で除去して溝配線を形
成するダマシン配線が試みられている。
【0004】この中でも、めっきは他のプロセスに比べ
て、プロセスコストが安い、純度の高い銅材料が得られ
る、ウエハダメージの少ない低温プロセスが可能となる
などの特徴があり注目されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、デザインル
ール<0.25μmの半導体デバイスの配線用の溝や、
現在主にタングステンで作成されているプラグを配線材
料と同じ材料で埋め込むデュアルダマシンの場合、アス
ペクト比は最大5以上にもなる。このような溝やプラグ
をめっきで埋め込む場合、微細窪みの開口縁部に近い箇
所でのめっき成長により、めっき金属がこれらの蓋をし
てしまい、最終的に空孔ができやすい等の問題点があっ
た。
【0006】本発明は、上述の事情に鑑み、微細な配線
用の溝等の微細窪みに銅又は銅合金等の電気比抵抗の小
さい材料を均一に充填することができる基板のめっき方
法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、微細窪みを有する基板にめっきを施して該微細窪み
に金属を充填する基板のめっき方法において、前記基板
の前記微細窪みの開口部の周囲にめっきすべき金属のめ
っき付着性が悪い素材からなる付着防止層を形成する前
処理工程を行なうことを特徴とする基板のめっき方法で
ある。めっきの付着性が悪いとは、通常のめっきプロセ
スではめっきが付着しないことを意味する。
【0008】Alに代表されるように、金属の酸化膜が
あるとめっきすべき金属とめっき液の間に電子のやり取
りができないため、めっきができない。Al表面には、
大気中で自然に生成した強固な酸化被膜が存在し、これ
を除去しても、次工程に至る水洗の段階で再び酸化被膜
が生成されてしまう。従って、亜鉛置換法のような特殊
な処理を施さない通常の前処理では、電解めっき、無電
解めっきのいずれのプロセスでも密着の良好なめっき被
膜が得られない。
【0009】これにより、開口部の周囲にめっきが付着
しないので、開口部の周囲からめっきが成長して微細窪
みの入口を塞ぐことが防止され、微細窪みに金属を空洞
(ボイド)の無い均一な状態で充填することができる。
めっきの方法としては、無電解めっきあるいは電解めっ
きのいずれをも採用することができる。付着防止層の形
成は、微細窪みに該当する部分を含めて行った後に、該
当部分のみを除去するようにしてもよく、予め微細窪み
以外の部分に選択的に成膜するようにしてもよい。
【0010】請求項2に記載の発明は、前記前処理工程
は、前記付着防止層を成膜した後に、前記微細窪みに該
当する部分を選択的にエッチングする工程を有すること
を特徴とする請求項1に記載の基板のめっき方法であ
る。
【0011】請求項3に記載の発明は、前記付着防止層
はAlであることを特徴とする請求項2に記載の基板の
めっき方法である。Alは、半導体素子において、従来
から導電層として成膜されて用いられており、成膜が容
易であると同時に、表面に形成される非導電性酸化層が
めっき付着防止機能を有するからである。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
3のいずれかに記載の基板のめっき方法を行った後に、
基板に付着した金属の不要部分を化学機械研磨装置によ
り研磨して除去することを特徴とする基板の加工方法で
ある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1ないし図3は、多層に
成膜が形成された半導体基板Wの断面を示すもので、図
1(a)に示すように、下層のSiO2層10の上にS
iN等の絶縁層(図示略)を介してCuの導電層(配
線)14が形成され、さらに絶縁層16,20を介して
2層のSiO2層18,22が順次堆積し、さらに最上
層の絶縁層24が形成されている。そして、最上層及び
第2層のSiO2層に、リソグラフィ・エッチング技術
によりプラグホール26と配線用の溝28が形成され、
これらの内面に金属窒化物等からなる50nm程度の厚
さのバリア層30が形成されている。
【0014】以下、このプラグホール26と配線用の溝
28にCu又はCu合金を充填して、プラグと配線を形
成する工程を説明する。これは、基板Wの表面の微細窪
み以外の部分にめっき付着性が悪い付着防止層を形成す
る前処理工程と、基板W面に光を照射しながら電解めっ
き又は無電解めっきを行なうめっき工程と、基板W面に
光を照射して余分に付着しためっきを除去する研磨工程
からなる。
【0015】まず、図1(b)に示すように、基板W上
にスパッタリング等の適当な方法でSiO2層32を成
膜し、これにより、プラグホール26と配線用の溝28
を充填しつつ、それ以外の表面を被覆する。そして、S
iO2層の表面にさらにAl膜層34を形成して、表面
処理層36を形成する。次に、Al層34の表面にレジ
スト38を塗布し、これをパターニングしてマスクとし
てドライエッチングを行う。これにより、プラグホール
26と配線用の溝28を覆うSiO2層32及びAl層
34が除去されて、同図(c)に示すように、プラグホ
ール26と配線用の溝28が再度露出する。
【0016】ここで、不要なレジストを除去した後、図
2に示すような無電解めっき装置Aにおいて基板Wを硫
酸銅を主体とするめっき液Lに浸漬させ、所定の温度そ
の他の条件のもとでめっき工程を行なう。このめっき装
置Aは、めっき液Lを保持するめっき槽40内に、基板
Wをその表面以外を液封しつつ保持する保持台42と、
めっき液加熱用のヒータ44と、めっき液Lを撹拌する
撹拌翼46とが設けられている。また、基板保持第42
の上方には、基板Wに対向する位置に基板Wとほぼ同じ
大きさの電極48が取り付けられている。また、この実
施の形態では、外部のイオン濃度あるいは温度調整用の
貯液槽50とめっき槽40の間でめっき液Lを循環させ
るめっき液循環配管52が設けられている。
【0017】このようなめっき装置Aにおいて、めっき
液を所定温度に維持しつつめっきを行なうと、基板Wの
表面を覆うAl膜層34は、Cu又はCu合金のめっき
が付着しにくいので、溝28又はプラグホール26の開
口縁部からめっきが成長しにくく、従って、溝28又は
プラグホール26の入口が早期に塞がれて空洞(ボイ
ド)が生成する事態が防がれる。
【0018】溝28又はプラグホール26の底面のバリ
ア層30もCu又はCu合金のめっき付着性は良くない
が、Al膜層34よりも良く、ここに一旦めっきが付着
すれば、その後のめっき付着性の問題は無くなり、順調
にめっきが成長する。
【0019】次に、めっき工程を終えた基板WをCMP
(化学機械研磨)装置で研磨を行い、図3(b)に示す
ように、表面に付着した余分なめっき金属層54や表面
処理層36を除去し、同図(c)に示すようにSiN等
の絶縁層56を形成することにより、Cu又はCu合金
の配線が形成された半導体基板Wが作製される。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
めっき処理工程において、微細窪みの開口部の周囲にめ
っきが付着しないので、開口部の周囲からめっきが成長
して微細窪みの入口を塞ぐことが防止され、微細な配線
用の溝やプラグに銅又は銅合金等の電気比抵抗の小さい
材料を空洞(ボイド)の無い均一な状態で充填すること
ができる。従って、高密度化する半導体集積回路の実用
化を促進する有用な技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のめっき方法の工程の概略
を示す説明図である。
【図2】本発明のめっき方法に用いるめっき装置の例を
示す図である。
【図3】本発明の実施の形態のめっき方法の図1に続く
工程を示す説明図である。
【符号の説明】
26 孔 28 溝 34 Al層 54 金属層 W 基板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微細窪みを有する基板にめっきを施して
    該微細窪みに金属を充填する基板のめっき方法におい
    て、 前記基板の前記微細窪みの開口部の周囲にめっきすべき
    金属のめっき付着性が悪い素材からなる付着防止層を形
    成する前処理工程を行なうことを特徴とする基板のめっ
    き方法。
  2. 【請求項2】 前記前処理工程は、前記付着防止層を成
    膜した後に、前記微細窪みに該当する部分を選択的にエ
    ッチングする工程を有することを特徴とする請求項1に
    記載の基板のめっき方法。
  3. 【請求項3】 前記付着防止層はAlであることを特徴
    とする請求項2に記載の基板のめっき方法。
  4. 【請求項4】 前記めっき工程が電解めっき工程であ
    り、前記付着防止層は非導電性素材であることを特徴と
    する請求項2に記載の基板のめっき方法。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の基
    板のめっき方法を行った後に、基板に付着した金属の不
    要部分を化学機械研磨装置により研磨して除去すること
    を特徴とする基板の加工方法。
JP26930497A 1997-09-16 1997-09-16 基板のめっき方法 Pending JPH1192956A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003027249A (ja) * 2001-05-10 2003-01-29 Ebara Corp 無電解めっき方法及び装置、並びに基板処理方法及び装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003027249A (ja) * 2001-05-10 2003-01-29 Ebara Corp 無電解めっき方法及び装置、並びに基板処理方法及び装置

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