JPH1192339A - 養毛・育毛料 - Google Patents
養毛・育毛料Info
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- JPH1192339A JPH1192339A JP9255030A JP25503097A JPH1192339A JP H1192339 A JPH1192339 A JP H1192339A JP 9255030 A JP9255030 A JP 9255030A JP 25503097 A JP25503097 A JP 25503097A JP H1192339 A JPH1192339 A JP H1192339A
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- JP
- Japan
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- hair
- echinacea
- growing
- restoring
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- Pending
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Abstract
て優れた育毛活性を示し、かつ人体に安全な養毛・育毛
料の提供。 【解決手段】 エキナケア(Echinacea angustifolia及
びE.purpurea)及び/またはキンレンカ(Tropaeolum m
ajus)の抽出物を有効成分とする養毛・育毛料。
Description
薬の抽出エキスを有効成分とする養毛・育毛料に関す
る。
脱毛症、円形脱毛症等の脱毛症の治療には、経験的に血
行促進剤、免疫抑制剤、代謝促進剤、ビタミン剤等を配
合した養毛・育毛料が用いられている。しかしながらこ
れらの薬剤は症状や個人によっては効果がない場合が多
いだけでなく、その効果も必ずしも満足できるものでは
なかった。また特定のグリセリルエーテル化多価アルコ
ールが、症状や個人差に係わらず多くの脱毛症に対して
有効な予防及び治療効果を有することが知られているが
(特開平8−157331号公報)、合成化合物は近年
敬遠される傾向にあり、天然物またはその抽出物等を有
効成分とする養毛・育毛料が求められていた。
出物等を有効成分とし、症状や個人差に係わらず多くの
脱毛症に対して優れた育毛活性を示し、かつ人体に安全
な養毛・育毛料を提供することを目的とする。
達成すべく鋭意研究した結果、潰瘍や外傷感染症の治療
薬として従来から用いられ、副作用のない生薬として知
られているエキナケア及び/またはキンレンカの抽出物
が、症状や個人差に係わらず多くの脱毛症に対して優れ
た育毛活性を示し、かつ人体に対して安全であることを
見出し、本発明を完成させた。
はキンレンカの抽出物を有効成分とする養毛・育毛料を
提供するものである。
Echinacea angustifoliaまたは
E.purpurea(ムラサキバレンギク)の根また
は全草である。主成分はエキナコシド(Echinac
osid)という弱い抗生作用のある配糖体であり、そ
の他精油、イヌリン、ベタイン、樹脂等を含有してい
る。エキナケアは、各種の症状に対して全身性の特異的
抵抗力増大を目的とする植物性薬剤の典型として用いら
れており、一般的な用量では副作用は全くない。また経
口投与、静脈内注射、筋肉内注射、外用のいずれも可能
である。
ajusの葉である。キンレンカは弱いが全く無害の抗
生作用を有する物質を含有しており、耐性やアレルギー
を引き起こすことがない。従来より外傷感染症治療薬と
して用いられている。
カの抽出物は、例えば以下の方法により得ることができ
る。すなわち上記植物の粉砕物を通常3〜100℃で水
及び/または石油エーテル、n−ヘキサン、シクロヘキ
サン、四塩化炭素、トルエン、ベンゼン、ジクロロメタ
ン、クロロホルム、エーテル、酢酸エチル、ブタノー
ル、アセトン、プロパノール、エタノール、メタノー
ル、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコー
ル等の1種または2種以上の混合物、好ましくはエタノ
ール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコ
ール、及び水の1種または2種以上の混合物を用い、通
常3〜70℃で抽出処理して得ることができる。かかる
抽出物をさらに適当な分離手段、例えばゲル濾過やシリ
カゲルカラムクロマト法、高速液体クロマト法、その他
各樹脂を用いるカラムクロマト法等により、より活性の
高い画分を分画して用いることもできる。
使用時の感触、効果等の点から養毛・育毛料中乾燥重量
で0.001〜10重量%配合することが好ましく、
0.01〜1重量%配合することが特に好ましい。
果を増強する目的でセンブリエキス等の血行促進剤、イ
ソプロピルメチルフェノール等の抗菌剤、アスピリン等
の角質溶解剤、イオウ等の抗脂漏剤、カンファー等の局
所刺激剤、アズレン等の抗炎症剤、オトギリソウ等の保
湿剤、N−アセチル−L−メチオニン等の毛包賦活剤等
を配合することができる。また本発明の効果を損なわな
い範囲で、通常の化粧料に用いられる油性基剤、ゲル化
剤、各種乳化剤、香料、酸化防止剤、着色剤等を配合す
ることができる。
塗布できればその剤型は問わないが、ローション、ヘア
トニック、シャンプー、リンス等の液剤とすれば、効果
的に塗布することができるため好ましい。またクリー
ム、ジェル、ヘアフォーム剤、ヘアスプレー剤等とする
ことも可能である。また液剤には弱酸性下(例えばpH
4.5〜6.5)で炭酸ガスを含有させれば、血管拡張
作用が向上するため好ましい。
び任意成分を、常法に従い、混合、撹拌等することによ
り製造することができる。
明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものでは
ない。
造:乾燥エキナケアの組成物10gを、50%プロピレ
ングリコール水溶液で抽出し、エキス固形分濃度が1.
1%のエキナケア抽出物100gを製造し、その一部を
70%エタノールに3%濃度になるように溶解させるこ
とで養毛・育毛料50gを製造した。
造:乾燥キンレンカの組成物15gを、50%プロピレ
ングリコール水溶液で抽出し、エキス固形分濃度が1.
3%のキンレンカ抽出物130gを製造し、その一部を
70%エタノールに3%濃度になるように溶解させるこ
とで養毛・育毛料50gを製造した。
(雄)60頭の背部毛を皮膚を傷つけないように2×4
cm2 にわたって電気バリカン及び電気カミソリを用い
て剃毛した。これらのマウスを20頭ずつ3群分け、実
施例1、実施例2で得られた養毛・育毛料、または70
%エタノール(対照品)を、1日1回20μlずつ剃毛
部位に塗布した。毛再生の状態を観察するため、上記剃
毛部位の写真を一定倍率で撮影し、画像解析装置を用い
て再生毛面積率(再生毛面積×100/剃毛面積
(%))を算出し、これを育毛活性とした。塗布開始後
の経日的育毛活性を表1に示す。
育毛料塗布群は対照品塗布群と比較して、顕著な育毛促
進効果が認められた。かかる効果は塗布開始後15日後
及び17日後において特に顕著であった。また実施例1
及び実施例2の養毛・育毛料塗布群のマウスは、塗布期
間中、すべて健康で塗布部位に全く影響が認められなか
った。
に対して優れた育毛活性を示し、かつ人体に安全であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 エキナケア(Echinacea angustifolia及
びE.purpurea)及び/またはキンレンカ(Tropaeolum m
ajus)の抽出物を有効成分とする養毛・育毛料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9255030A JPH1192339A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 養毛・育毛料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9255030A JPH1192339A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 養毛・育毛料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1192339A true JPH1192339A (ja) | 1999-04-06 |
Family
ID=17273211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9255030A Pending JPH1192339A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 養毛・育毛料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1192339A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001294516A (ja) * | 2000-04-14 | 2001-10-23 | Naris Cosmetics Co Ltd | 頭髪用組成物 |
WO2011009760A1 (de) | 2009-07-23 | 2011-01-27 | Henkel Ag & Co. Kgaa | Verwendung eines wirkstoffs aus echinacea zur beeinflussung des natürlichen pigmentierungsprozesses |
KR20190037777A (ko) * | 2017-09-29 | 2019-04-08 | 유씨엘 주식회사 | 두피염증 예방 및 완화, 및 탈모방지 효과가 있는 화장료 조성물 |
US10952945B2 (en) * | 2015-08-31 | 2021-03-23 | Dr. August Wolff GMBH and Co. KG Arzneimittel | Formulations containing an extract of Echinacea and linoleic acid derivatives |
-
1997
- 1997-09-19 JP JP9255030A patent/JPH1192339A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE102009044973A1 (de) | 2009-07-23 | 2011-01-27 | Henkel Ag & Co. Kgaa | Verwendung eines Wirkstoffes aus Echinacea zur Beeinflussung des natürlichen Pigmentierungsprozesses |
US10952945B2 (en) * | 2015-08-31 | 2021-03-23 | Dr. August Wolff GMBH and Co. KG Arzneimittel | Formulations containing an extract of Echinacea and linoleic acid derivatives |
KR20190037777A (ko) * | 2017-09-29 | 2019-04-08 | 유씨엘 주식회사 | 두피염증 예방 및 완화, 및 탈모방지 효과가 있는 화장료 조성물 |
WO2019066601A3 (ko) * | 2017-09-29 | 2019-05-23 | 유씨엘 주식회사 | 두피염증 예방 및 완화, 및 탈모방지 효과가 있는 화장료 조성물 |
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