JPH1191902A - 使い捨てのごみの水切り袋 - Google Patents
使い捨てのごみの水切り袋Info
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- JPH1191902A JPH1191902A JP26248097A JP26248097A JPH1191902A JP H1191902 A JPH1191902 A JP H1191902A JP 26248097 A JP26248097 A JP 26248097A JP 26248097 A JP26248097 A JP 26248097A JP H1191902 A JPH1191902 A JP H1191902A
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Abstract
せる。 【解決手段】 使い捨てのごみの水切り袋1が不織布
2,3で作られる。不織布2,3は、袋1の頂部開口5
の縁と交差する方向への伸長性を有し、不織布2,3を
構成している繊維どうしの間隙の少なくとも一部が通水
可能に形成されている。
Description
水口かごや、流し台コーナー用ごみかごに装着し、水分
を含む厨芥等のごみを捕集して、ごみとともに廃棄する
のに好適な使い捨ての水切り袋に関する。
ナー用ごみかごに装着し、水分を含む厨芥等のごみを捕
集して、捕集したごみとともに廃棄する不織布製の水切
り袋は周知である。この種水切り袋は、ごみの固形分と
水分とを分離し、固形分を捕集して、廃棄するという目
的で使用される。このような水切り袋に求められる機能
としては、固形分であるごみを多く捕集する性能と、水
分を速やかに通過させる通水性能とが挙げられる。
通水性を向上させるために不織布の繊維間隙を大きくし
たり、水切りのための目として形成した開孔を大きくし
たりすると、固形ごみが流出し易くなるので、捕集性能
を悪化させてしまう。従って、繊維間隙や開孔の大きさ
には自ずと限界がある。このような水切り袋を台所流し
台で使用した場合、使用開始直後の通水性は良好である
が、やがて繊維間隙や開孔にごみが詰まり、使用するに
つれて通水性が悪化していく傾向にある。
ちながら、ごみを効率よく捕集できる水切り袋の提供を
課題としている。
に、この発明が前提とするのは、ごみ投入用の頂部開口
と、前記開口に対向する底部と、これらの頂部と底部と
の間に位置する周壁部とを有する使い捨てのごみの水切
り袋であり、この発明が特徴とするところは、前記袋が
不織布で構成され、前記不織布が、少なくとも前記袋の
頂部開口と交差する方向への伸長性を有し、前記不織布
を構成している繊維どうしの間隙の少なくとも一部が通
水可能に形成されていること、にある。
て説明する。
形状が矩形のものであって、2枚の不織布2,3が側縁
部と下縁部とに延びる接合線4で互いに接合している。
かかる水切り袋1は、厨芥や排水が流入する頂部開口5
と、開口5に対向している底部6と、開口5と底部6の
間に位置する側壁部7を有する。不織布2,3は、繊維
どうしの間隙の多くが通水性である。
付けるときに使用することができ、廃棄するときには頂
部開口5からごみがごぼれ出ないように開口を小さくす
ることができる弾性部材8,9が伸長状態で接合される
こともある。
Aと交差する方向の双頭矢印12の方向へ伸張可能であ
る。矢印方向12は、縁5Aと交差する方向を意味して
おり、縁5Aと直交する方向だけに限定されることはな
い。不織布2,3は50%以上、より好ましくは200
%以上の伸長性を有し、更に言えば弾性伸縮性を有する
ことが望ましい。かかる不織布2,3の一例には、ポリ
エチレン樹脂とペット樹脂とからなる繊度3dの捲縮し
た芯鞘複合繊維を坪量15〜50g/m2の割合で使用
したポイントボンド不織布やスパンボンド不織布があ
る。この不織布は、300〜400%の破断伸度を有し
ている。伸縮性の不織布を得るには、ウレタン繊維や糸
ゴム等のゴム弾性を有する素材を使用することもでき
る。非弾性の繊維であれば、米国特許第5,244,4
82号等に開示されているような公知の手段で伸縮性の
不織布を得ることもできる。不織布2,3を接合するに
は、接着剤を利用することができる。不織布2,3が熱
融着性のものであれば、接合線4にてヒートシールして
もよい。
ご13に、袋1を取り付けたときの斜視図である。袋1
の深さD(図1参照)が、かご13の深さdよりも浅い
場合には、袋1の取り付け方に特別な条件はない。
深い場合は、袋1をかご13の外側に折り返す際に、折
り返し部分15を充分にとって、袋1の底部6と、かご
13の底部16との間に、袋1が伸張可能な空間17
(図3参照)が得られるようにする。袋1に弾性部材
8,9を接合しておけば、袋1がかご13の中に抜け落
ちてしまうことがない。
あるが、この図では袋1の中に少量のごみ18が捕集さ
れている。また、かご13の通水孔10の図示が省略さ
れている。ごみ18と一緒に流入した水は不織布2,3
の繊維間隙19(図5参照)から流出する。
ので、繊維間隙は小さいものの、袋1は目詰まりしてい
ないので、袋1の全体から排水が可能であり、通水性は
良好である。
図3と同様の図面である。捕集されるごみ18の量が増
加し、袋底部6近傍の繊維間隙は目詰まりを生じ、底部
6近傍からは排水が困難になる。しかしながら、固形ご
み18が増えると、その重量によって、袋1はかご13
の底部16に向かって伸張する。袋1が伸張した結果、
袋1の上部20の繊維間隙が大きくなる。従って、図4
の袋1の上部20では、繊維間隙から水が排出されるの
で、通水性は良好である。
る。図5は伸張前の袋1の上部近傍20の状態、図6は
伸張後の袋1上部近傍20の状態を示す袋1の部分拡大
図である。この袋1には、前記例示のポイントボンド不
織布またはスパンボンド不織布が使用されている。
める割合が高く、繊維間隙19の単位面積に占める割合
が低い。このため、袋1の上部20に限って見れば、通
水性は悪いが、図3に関して述べたように、底部6近傍
があまり目詰まりしていないので、袋1の全体から水を
排出することが可能である。
り、袋1の底部6が目詰まりして、底部6の通水性は悪
化してくるが、袋1の上部20はごみ18の重量によっ
て、伸張してくる。従って、袋1の上部20は、図6に
示したように伸張状態となり、単位面積に占める繊維2
1の割合が低下し、繊維間隙19の割合が上昇し、袋1
の上部20の通水性が向上するため、袋1の通水性も良
好に保たれることになる。
19は、袋1が伸張状態となり繊維間隙19が大きくな
った際にも、固形ごみ18を充分捕集性出来るようにし
ているため、ともすれば、繊維間隙19が小さすぎて、
袋1使用開始直後の通水性が不十分になることがある。
そのような恐れがあるときには、図7に示したように、
繊維間隙19とは別に、間隙19よりも大きな通水性の
目である開孔30を袋1の底部6とその近傍に、補助的
に設けてもよい。例えば、直径約5mmの開孔30を
2.5個/cm2の割合で設けることができる。開孔3
0は、袋1の使用開始直後の通水性を確保するものであ
って、繊維間隙19と同様に、使用していくにつれて固
形ごみ18により、目詰まりすることになるが、その後
の袋1の通水性は、前述したように、袋1上部20の繊
維間隙19が拡大することで確保される。
袋1の上部近傍にも開孔を形成することができる。ただ
し、開孔を単純に形成した場合、袋1の伸張で開孔が拡
大し、ごみ18が流出してしまうので、このような事態
を招かないような措置が講じられていることが望まし
い。
る。
に、袋上部20の開孔31の大きさを小さくすることで
ある。この措置により、袋1が伸張しても開孔31は大
きくなりすぎないので、ごみ18の流出を抑えることが
出来る。
に、開孔31の形状を工夫することが挙げられる。すな
わち、開孔31における、袋1の深さ方向の寸法22
を、深さ方向と直交する方向の寸法23よりも大きくし
ておくことである。このような開孔31は、図10に示
したごとく、袋1が伸張した場合に、開孔寸法23が小
さくなるので、ごみ18の流出を抑えることができる。
の使い捨てのごみの水切り袋は、非伸張状態で流し台の
排水口のごみかごや、流し台コーナー用のごみかごに取
り付けて使用される。使用時間が長くなるにつれて、袋
下部の不織布の繊維間隙や袋に形成された開孔が、流入
したごみによって目詰まりするが、ごみの重量によって
袋が伸張し、袋上部の繊維間隙が拡大するので、通水性
は良好なままである。
袋のIII−III線断面図(ただし、通水孔の図示を
省略)。
面。
分図。
図面。
Claims (3)
- 【請求項1】 ごみ投入用の頂部開口と、前記開口に対
向する底部と、これらの頂部と底部との間に位置する周
壁部とを有する使い捨てのごみの水切り袋であって、 前記水切り袋が不織布で構成され、前記不織布が、少な
くとも前記袋の頂部開口と交差する方向への伸張性を有
し、前記不織布を構成している繊維どうしの間隙の少な
くとも一部が通水可能に形成されていることを特徴とす
る前記袋。 - 【請求項2】 前記不織布が、少なくとも前記袋の頂部
開口と交差する方向への弾性伸縮性を有している請求項
1に記載の袋。 - 【請求項3】 前記不織布には、該不織布を構成してい
る繊維どうしの間隙とは別に、その間隙よりも大きな通
水性の開孔が形成されている請求項1または2に記載の
袋。
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---|---|---|---|
JP26248097A Expired - Fee Related JP3432120B2 (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 使い捨てのごみの水切り袋 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3196662U (ja) * | 2014-01-27 | 2015-03-26 | 鄭香禹 | 水切りネット |
JP3198040U (ja) * | 2015-02-13 | 2015-06-11 | 鄭香禹 | 脱落防止機能を備えた水切りネット |
KR20210036655A (ko) * | 2019-09-26 | 2021-04-05 | 정경석 | 기능성 포장 백 |
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-
1997
- 1997-09-26 JP JP26248097A patent/JP3432120B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR20210036655A (ko) * | 2019-09-26 | 2021-04-05 | 정경석 | 기능성 포장 백 |
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JP3432120B2 (ja) | 2003-08-04 |
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