JPH1191728A - 容器整列装置 - Google Patents

容器整列装置

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Publication number
JPH1191728A
JPH1191728A JP9252193A JP25219397A JPH1191728A JP H1191728 A JPH1191728 A JP H1191728A JP 9252193 A JP9252193 A JP 9252193A JP 25219397 A JP25219397 A JP 25219397A JP H1191728 A JPH1191728 A JP H1191728A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
containers
holding means
holding
rotating
Prior art date
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Pending
Application number
JP9252193A
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English (en)
Inventor
Shusaku Yamazaki
秀作 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器の列長を減少し、好適な荷姿とする。 【解決手段】 本発明に係る容器整列装置は、容器1を
その幅広面5,6を下向きにして個々に保持する複数の
保持手段24a,24bと、これら保持手段を回転さ
せ、上記容器を起こしてその幅狭面7を下向きにする回
転手段と、上記保持手段24a,24bを互いに接近さ
せ、容器同士を接近させる移動手段25とを備えたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に目薬容器の整
列に好適な容器整列装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は以前、オゾン水を用いた目薬
容器の滅菌方法及び滅菌装置を提案した(特願平9-6047
2 号)。これは成形後の複数(例えば30個)のプラスチ
ック容器を整列状態に保持し、それら容器内に一括して
ノズルを挿入し、オゾン水を強制充填すると共に、それ
ら容器を一括してオゾン水内に浸漬し、これにより容器
の内外面を滅菌するというものである。特に目薬容器の
場合、容器の口が小さく、容器をオゾン水内に浸漬する
だけでは表面張力の関係でオゾン水が容器内に浸入して
いかないことが多い。そこで予めノズルによるオゾン水
の強制充填を行えば、容器の内面を完全に滅菌すること
が可能となる。
【0003】この後、容器はやはり整列状態に保持され
たまま洗浄・乾燥工程に入り、内部のオゾン水の排水、
水による洗浄、温風による乾燥が順次行われる。ここで
容器内を洗浄・乾燥する際も、やはり容器内にノズルを
挿入し、水や温風を噴出させる。こうして容器は内外面
が滅菌、洗浄、乾燥され、内容物の収容が可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記方法及
び装置においては、複数整列された一列の容器毎にオゾ
ン水浸漬、ノズル挿入等の各処理を実行している。そし
てこれら各処理はライン処理であり、つまり容器は一列
ずつコンベヤで搬送されて各処理に供される。よって容
器一列の長さ、即ち容器の列長はできるだけコンパクト
であるのが望ましく、これによって搬送時や処理時の荷
姿が幅狭となり、搬送装置、処理装置等の縮小、装置設
置場所であるクリーンルームの縮小等が図られる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る容器整列装
置は、容器をその幅広面を下向きにして個々に保持する
複数の保持手段と、これら保持手段を回転させ、上記容
器を起こしてその幅狭面を下向きにする回転手段と、上
記保持手段を互いに接近させ、容器同士を接近させる移
動手段とを備えたものである。
【0006】かかる装置は、目薬容器の如く、互いに直
交する方向にそれぞれ幅広面と幅狭面とを有する容器、
概して偏平状の容器に適用可能である。これにおいて
は、容器が幅狭面を下向きにして起立状態で接近される
ので、整列方向の長さを縮小でき、好適な荷姿とするこ
とができる。
【0007】なお、上記容器が目薬容器であってもよ
く、上記移動手段がパンタグラフ機構からなってもよ
い。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳述する。
【0009】図4に示すように、ここで扱う容器1は目
薬容器であり、その形状は図示するように様々なものが
ある。容器1は中空のプラスチック製容器で、内容物と
しての目薬を収容するためのボディ部3と、ボディ部3
から上方に突出されるネック部2とから一体的になる。
ネック部2は容器1の口4を区画するが、この口径が小
さいため、前述したようにオゾン水等を充填する際にノ
ズルの挿入が必要となるのである。なおネック部2に
は、目薬注入後の製品となった際にキャップが取り付け
られる。
【0010】ここで容器1は平断面矩形とされ、互いに
直交する方向にそれぞれ幅広面と幅狭面とを有してい
る。即ち、ボディ部3の正面5及び背面6が幅広面をな
し、ボディ部3の両方の側面7が幅狭面をなし、幅広面
の左右幅W1 が幅狭面の前後幅W2 より大きくなってい
る。なおボディ部3の上面8及び底面9を幅狭面として
も同じことがいえる。こうして容器1は概して偏平に形
成され、幅広面を下向きにして置いた方が安定は良くな
る。
【0011】図1には容器整列装置の全体を示す。本装
置においては、成形工程からランダムに払い出された容
器1をホッパフィーダ10で一旦貯留するようになって
いる。ホッパフィーダ10の下部には加振機11aが設
けられ、これによりホッパフィーダ10内底部での容器
1の積み重ねが防止される。前述したように容器1は幅
広面が下向きの方が安定が良いので、図示するように容
器1は、そのような平置き状態でホッパフィーダ10の
出口である傾斜部12を滑り落ちるようになる。
【0012】こうしてホッパフィーダ10から払い出さ
れた容器1は、搬送コンベヤ13上に載せられて順次連
続的に搬送されるようになる。搬送コンベヤ13には容
器1を一つずつ区分けするための区画板11が設けられ
る。ここで搬送コンベヤ13の上方には、容器1を撮影
するためのカメラ14が設けられる。即ち、ここでは通
常の画像処理の手法を用いて容器1の向きを特定するよ
うになっている。カメラ14の下方には照明装置15が
設けられ、図3に示すように、容器1は搬送コンベヤ1
3に設けられた透明アクリル板による容器支持台16に
載せられる。よって照明装置15は下方から容器1を照
らし、カメラ14による容器1の認識を容易とする。カ
メラ14で撮影された映像のデータが図示しない制御装
置に送られ、制御装置はその映像データに基づいて容器
1の向きを特定する。
【0013】搬送コンベヤ13の出口部の上方には吸着
ハンド17が設けられる。この吸着ハンド17は2つの
吸着部18を備え、2個の容器1を同時に吸着して搬送
コンベヤ13から取り出せるようになっている。このと
き容器1は平置き状態で上方から吸着され、容器1の被
吸着部分は上方に臨む幅広面となる。さらに吸着ハンド
17は、制御装置によって特定された容器1の向きに応
じ、吸着部18を垂直軸回りに個々に回転させ、容器1
を一方向の向きに揃える。こうして容器1は図示するよ
うに、前方(紙面厚さ方向手前側)にネック部2を向け
た状態で吸着ハンド17に保持される。
【0014】吸着ハンド17は垂直及び水平方向に移動
可能である。よって吸着ハンド17は、容器1の吸着後
上昇し、水平方向(図の右方)に移動してさらに下降
し、本装置の特徴部分をなす姿勢変換部19に容器1を
供給する。
【0015】姿勢変換部19においては、複数の脚20
によって所定高さに支持された水平のガイドレール21
が備えられる。そしてガイドレール21には、これに沿
ってスライド自在な複数のグリッパ機構22が設けられ
る。グリッパ機構22は、支持軸23回りに開閉可能な
一対の爪24a,24b(保持手段)を有し、これら爪
24a,24bで容器1のネック部2を挟持し、容器1
を個々に保持できるようになっている。ここでグリッパ
機構22には、容器1が平置き状態で吸着ハンド17か
ら供給される。一方グリッパ機構22は、一方の爪24
aを水平付近まで傾斜し、他方の爪24bを直立させ、
これら爪24a,24bを開いた状態として待機してい
る。よって容器供給後は、容器1のネック部2が水平の
爪24a上に載せられた状態となる。こうして複数(図
示例は5つ)のグリッパ機構22には容器1が個々に平
置き状態で載置される。
【0016】一方この姿勢変換部19においては、それ
ぞれのグリッパ機構22がパンタグラフ機構25(移動
手段)によって連結され、互いに近接離間移動できるよ
うになっている。即ちパンタグラフ機構25はガイドレ
ール21に沿って水平方向に延出し、図示しないアクチ
ュエータに駆動されてその方向に伸縮自在となってい
る。ここではパンタグラフ機構25の一端(右端)が係
止手段であるシリンダ26によりガイドレール21にロ
ックされている。そしてパンタグラフ機構25の他端
(左端)がアクチュエータで引っ張られ、これによりパ
ンタグラフ機構25が伸長されて、グリッパ機構22は
容器1を平置きできる程度の間隔に離間されている。
【0017】また、姿勢変換部19においては、グリッ
パ機構22の移動に伴って一方の爪24aを略90°回転
させ直立させる回転手段(図示せず)が設けられる。こ
の回転手段としては、爪24a側に設けられたピニオン
ギヤとガイドレール21側に設けられたラックとから構
成してもよいし、個々のグリッパ機構22に設けられ爪
24aを回転駆動するモータで構成してもよい。
【0018】さて、以上の構成からなる姿勢変換部19
から容器1を払い出す際は、先ずシリンダ26のロック
を解除し、図2に示すようにアクチュエータでパンタグ
ラフ機構25を払出側(右側)に押し出す。するとパン
タグラフ機構25が収縮しながら払出側に移動し、これ
に連動してグリッパ機構22の一方の爪24aのみが直
立側に回転し、容器1のネック部2を押し上げて容器1
を回転させるようになる。やがてパンタグラフ機構25
が図示する払出し位置に移動すると、シリンダ26によ
るロックが再度なされ、パンタグラフ機構25が最も収
縮された状態となる。そしてグリッパ機構22が互いに
接近され、容器1もその幅狭面を下向きにして起立状態
で接近されるようになる。さらには容器1のネック部2
が一対の爪24a,24bで挟持される。こうして容器
1の姿勢変換と間隔減少とが同時に行われ、且つ容器1
が整列されるようになる。
【0019】このように本装置によれば、容器1の列長
を最小に減少し、搬送、処理に好適な荷姿とすることが
できる。即ちここで示した整列工程は前述の容器1の滅
菌プロセスの最初の工程であり、ここで容器1の列長を
最小とすることで、以下の工程全ての搬送装置、処理装
置等を幅狭に形成することができる。こうして各装置の
縮小が図られると同時に、装置設置場所であるクリーン
ルームの縮小等も達成できる。
【0020】また、上述の姿勢変換部19を設けないで
吸着ハンド17により容器1を起立(回転)させること
も考えられるが、こうすると吸着ハンド17の仕事量が
膨大となり、単位時間当たりの容器処理量(容器処理速
度)が結果的に低減してしまう。本装置では、吸着ハン
ド17では容器1の平置き状態での移送のみを行わせ、
姿勢変換部19で容器1の起立、接近、整列を行わせて
いるため、吸着ハンド17の処理能力を上げることな
く、十分な容器処理速度を得られる利点がある。
【0021】なお整列後の容器1は上方で待機する移載
ロボット27に持ち替えさせ、これにより次工程に払い
出すようにする。この移載ロボット27も、容器1のボ
ディ部3を挟持する複数対の爪27aを有する。払い出
し後、空となったグリッパ機構22は、先と逆の手順で
図1に示す供給位置に復帰移動させる。つまりここでは
バッチ式の整列方法を採用している。
【0022】ここで上記姿勢変換部19においては、容
器1の回転ないし姿勢変換を容器1の自重を利用して行
うようにしている。しかしこの方法で容器1が回転し難
いときは、平置きの容器1に対し他方の爪24bを水平
側に回転させ、ネック部2を爪24a,24bで挟んだ
後、両者の爪24a,24bを直立側に回転させ、ネッ
ク部2を先に挟んで容器1を起立させるようにしても構
わない。
【0023】このように、本発明は他の実施の形態を採
ることも可能で、例えば循環コンベヤを利用して連続式
の整列方法を採ることも可能である。また本発明は目薬
容器に限らず、幅広面と幅狭面とを有した略偏平の全て
の容器に適用可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
【0025】(1) 容器の列長を減少し、好適な荷姿
とすることができる。
【0026】(2) 目薬容器の整列に最適となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る容器整列装置の全体図で、整列前
の状態を示す。
【図2】本発明に係る容器整列装置の全体図で、整列後
の状態を示す。
【図3】容器支持台周辺の構造を示す図である。
【図4】目薬容器を示し、(a) は平面図、(b) 〜(d) は
正面図である。
【符号の説明】
1 目薬容器 5 正面 6 背面 7 側面 24a,24b 爪 25 パンタグラフ機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器をその幅広面を下向きにして個々に
    保持する複数の保持手段と、これら保持手段を回転さ
    せ、上記容器を起こしてその幅狭面を下向きにする回転
    手段と、上記保持手段を互いに接近させ、容器同士を接
    近させる移動手段とを備えたことを特徴とする容器整列
    装置。
  2. 【請求項2】 上記容器が目薬容器である請求項1記載
    の容器整列装置。
  3. 【請求項3】 上記移動手段がパンタグラフ機構からな
    る請求項1又は2記載の容器整列装置。
JP9252193A 1997-09-17 1997-09-17 容器整列装置 Pending JPH1191728A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9252193A JPH1191728A (ja) 1997-09-17 1997-09-17 容器整列装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP9252193A JPH1191728A (ja) 1997-09-17 1997-09-17 容器整列装置

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Publication Number Publication Date
JPH1191728A true JPH1191728A (ja) 1999-04-06

Family

ID=17233804

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9252193A Pending JPH1191728A (ja) 1997-09-17 1997-09-17 容器整列装置

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JP (1) JPH1191728A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008030783A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Mitsubishi Heavy Industries Food & Packaging Machinery Co Ltd 殺菌装置、搬送装置
JP2014046989A (ja) * 2012-09-04 2014-03-17 Shibuya Machinery Co Ltd 容器熱処理方法および容器熱処理装置
KR20220056891A (ko) * 2020-10-28 2022-05-09 농업회사법인 주식회사 옻가네 필름 포장된 환약 포장장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008030783A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Mitsubishi Heavy Industries Food & Packaging Machinery Co Ltd 殺菌装置、搬送装置
JP2014046989A (ja) * 2012-09-04 2014-03-17 Shibuya Machinery Co Ltd 容器熱処理方法および容器熱処理装置
KR20220056891A (ko) * 2020-10-28 2022-05-09 농업회사법인 주식회사 옻가네 필름 포장된 환약 포장장치

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