JP2014046989A - 容器熱処理方法および容器熱処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器2を保持して浸漬槽10の液22中に浸漬する際に、搬送手段12に斜め方向の搬送区間を設けずに液中に入れる。
【解決手段】供給コンベヤ4によって一列で搬送されてきた容器2を、容器受け渡し手段14の第1移載手段38に設けられているグリッパ36でグリップして反転殺菌手段8のホルダ20に受け渡し、その後、これらの容器2を反転殺菌手段14で反転させて内面を殺菌した後、第2移載手段40のグリッパ36でグリップして取り出し、浸漬槽10内に設置されている搬送コンベヤ12のホルダ28内に挿入する。第1および第2移載手段38、40のグリッパ36は、昇降および水平移動できるようになっており、下降して容器2をグリップした後次の位置に水平移動し、その位置で下降して容器2をホルダ20、28に受け渡す。
【選択図】図1

Description

本発明は、容器に加熱、冷却等の熱処理を行う容器熱処理装置に関するもので、例えば、内容物が充填され、キャッピングがされた容器を、浸漬槽の液中に浸漬して冷却しあるいは加熱する容器熱処理装置に関するものである。
液体等の内容物が充填され、キャッピングされた容器に加熱、冷却等の熱処理を行う装置は、従来から広く用いられている。一般的には、容器の搬送経路の上方に噴射ノズル、または散水ノズル等を配置し、搬送される容器の上方から水等を噴射または散布して熱処理を行っている。ところが、ヒンジキャップ等のキャップによってキャッピングが行われた容器では、キャップの構造上、上方から水を散布するとキャップ内の隙間に水が侵入してしまうおそれがあり、キャップ内の水の残留による後工程の不具合や、衛生面でも好ましくないという問題があった。
そこで、キャップ内部に水が侵入することを防止するための技術が提案されている(特許文献1または特許文献2参照)。これらの特許文献に記載された発明では、搬送コンベヤによって容器の上部を保持して吊り下げた状態で搬送し、搬送経路の下方に設けた冷却水あるいは加熱水を収容した液槽内に浸漬して熱処理を行うようにしている。
特開昭54−145235号公報 特開2011−46189号公報
前記特許文献1および特許文献2に記載された発明では、搬送されている容器を下方の液槽内に挿入し、排出するために、搬送コンベヤに斜めに走行する区間を設ける必要があり、その走行経路が長くなり、しかも、装置全体がその分だけ大きくなるという問題があった。
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、容器を液槽内に浸漬して熱処理を行う際に、斜め方向の搬送区間を設ける必要がなく、装置が大型化することもない容器熱処理装置を提供することを目的とするものである。
第1の発明は、容器を搬送手段によって搬送し、浸漬槽の液中に浸漬して、容器内に収容された内容物の熱処理を行う容器熱処理方法において、前記搬送手段に設けた容器保持手段に容器を保持させ、容器の口部よりも下方側を前記浸漬槽の液中に浸漬させることを特徴とする容器熱処理方法である。
また、第2の発明は、容器を供給する供給手段と、この供給手段から容器を受け取り、下流側の搬送手段に受け渡す受け渡し手段と、前記搬送手段によって搬送される容器を、浸漬槽の液中に浸漬して、容器内に収容された内容物の熱処理を行う容器熱処理装置において、前記搬送手段は、受け渡し手段から受け渡される容器を保持する保持手段を備え、この保持手段に保持された容器の口部よりも下方側を前記浸漬槽の液中に浸漬させることを特徴とする容器熱処理装置である。
さらに、第3の発明は、前記第2の発明において、前記受け渡し手段は、容器を保持するグリッパと、このグリッパを水平移動させる水平移動手段と、前記グリッパを昇降させる昇降手段を備えており、前記グリッパが前記浸漬槽の外部でグリップした容器を、浸漬槽の上方へ移動させた後下降させて、前記搬送手段の保持手段に受け渡すことを特徴とするものである。
また、第4の発明は、前記第2の発明において、前記受け渡し手段によって前記供給手段から搬送手段へ受け渡される容器の搬送経路上に、前記容器を反転させ、内容物の熱によって容器およびキャップの内面を殺菌する反転殺菌手段を設けたことを特徴とするものである。
また、第5の発明は、前記第4の発明において、前記受け渡し手段は、前記供給手段から容器を受け取って前記反転殺菌手段に受け渡す第1移載手段と、前記反転殺菌手段から受け取った容器を前記搬送手段に受け渡す第2移載手段とを備えたことを特徴とするものである。
第1の発明に係る容器熱処理方法および第2の発明に係る容器熱処理装置では、容器の口部よりも下方部分だけを浸漬槽の液中に浸漬させるようにしたので、ヒンジキャップ等のキャップでも内部の隙間に水が侵入することを防止でき、衛生面で問題が生じるおそれがない。また、第3の発明では、受け渡し手段のグリッパによってグリップした容器を浸漬槽の上方へ移動させた後、その位置で下降させることにより浸漬槽内の液中に浸漬するようにしたので、斜め方向の搬送区間を設ける必要が無く、装置の大型化を避けることができる。さらに、第4の発明では、容器を反転させてキャップ等の内面を殺菌する反転殺菌手段を設けたので、容器を浸漬槽内に浸漬して熱処理を行う前工程において、容器口部の殺菌を行う際に、蒸気による殺菌部を設ける必要が無く、装置が大型化することがない。しかも、容器口部の内面の殺菌を確実に行うことができる。また、第5の発明では、受け渡し手段が2つの移載手段を備え、供給手段から反転殺菌手段への容器の移載と、反転殺菌手段から搬送手段への容器の移載を同時に行うことが可能であり、効率よく容器の受け渡しを行うことができる。
図1は本発明の一実施例に係る容器熱処理装置の全体の構成を簡略化して示す側面図である。(実施例1) 図2は図1のII方向矢視図である。 図3(a)〜(c)は前記容器熱処理装置による容器の受け渡し過程を順次説明する図である。
加熱した液体が充填されキャッピングが行われた容器が、供給手段(供給コンベヤ)によって一列で搬送される。この供給コンベヤの下流端の容器抜き取り位置に隣接して反転殺菌手段が配置されている。反転殺菌手段は、回転体の外周に等間隔(例えば120度間隔)で3箇所の容器保持部が設けられており、間欠的に回転する。各容器保持部は、複数個の容器ホルダが一列で設けられており、これらホルダ内に直立した状態で挿入された容器が、回転体の回転によって倒立状態にされることによって、キャップの内面および容器の空寸部の内面が、内部に充填されている高温の液体によって殺菌される。反転殺菌手段の下流側に、加熱用または冷却用等の液体が貯留された浸漬槽が配置されている。この浸漬槽内に多数の保持部材であるホルダが列方向(搬送方向)および行方向(搬送方向を横断する方向)に等間隔で取り付けられた搬送手段が設置され、各ホルダ内に保持された容器を搬送するとともに、液中に浸漬する。前記供給コンベヤによって供給された容器を反転殺菌手段に受け渡すとともに、反転殺菌手段によって殺菌された容器を浸漬槽内の搬送手段に受け渡す受け渡し手段が設けられている。この受け渡し手段は、2つの移載手段を備えている。各移載手段はそれぞれグリッパを昇降させる昇降手段を備えており、さらに、これら2つの移載手段を水平移動させる水平移動手段を備えている。前記供給コンベヤの容器抜き取り位置と、反転殺菌手段の容器挿入取り出し位置と、搬送手段のホルダへの引き渡し位置が等間隔で配置されており、第1移載手段が容器抜き取り位置から容器挿入取り出し位置へ、また、第2移載手段が容器挿入取り出し位置から引き渡し位置へと、同時に容器を移載する。
以下、図面に示す実施例により本発明を説明する。この容器熱処理装置は、上流側で高温の液体が充填され、キャッピングが行われた容器2を連続して供給する供給手段(供給コンベヤ4)と、この供給コンベヤ4によって供給された容器2を受け取って反転させ、キャップ6の内面および容器2の空寸部(容器2の上部の液体が充填されていない部分)の内壁面を、容器2内に充填されている高温の液体で殺菌する反転殺菌手段8と、内部に加熱用あるいは冷却用の液体が収容され、この液中に前記容器2が浸漬される浸漬槽10と、この浸漬槽10内に設置され、容器2を保持して搬送しつつこれら容器2を浸漬させる搬送手段(容器搬送コンベヤ12)と、前記供給コンベヤ4によって供給されてきた容器2を取り出して反転殺菌手段8に受け渡し、さらにこの反転殺菌手段8から容器2を取り出して前記浸漬槽10内の搬送コンベヤ12に受け渡す容器受け渡し手段14とを備えている。
供給コンベヤ4は、図1の紙面の奥から手前に向かって配置されており、多数の容器2が1本ずつホルダ16に挿入された状態で、一列で連続的に搬送される。この供給コンベヤ4の下流端が容器受け渡し手段14による容器抜き取り位置Aであり、この容器抜き取り位置Aに停止している間に容器受け渡し手段14によって複数本(この実施例では図2に示すように11本)の容器2が取り出される。
供給コンベヤ4の下流端の容器抜き取り位置Aに隣接して反転殺菌手段8が配置されている。この反転殺菌手段8は、回転体18(図1の矢印R方向に回転する)の外周部に、等角度(120度)間隔で複数の容器ホルダ20から成る3箇所の容器保持部が設けられている。各容器保持部の容器ホルダ20は、前記供給コンベヤ4の容器抜き取り位置Aに並んだ11個のホルダ16にそれぞれ収容された容器2と対応するように(図1の右方から見ると重なり合うように)配置されている。回転体18は120度ずつ間欠的に回転されるようになっており、容器ホルダ20内に収容された容器2が直立する中央位置Bと、その下流側の斜め下方(図1の右下方)を向いた位置Cと、さらに回転して逆の斜め下方(図1の左下方)を向いた位置Dの3箇所に順次停止する。3箇所の容器ホルダ20のうち回転体18の上方を向いた直立位置Bが容器挿入取り出し位置であり、この位置Bで容器ホルダ20内に容器2が挿入され、一回転した後、この位置でホルダ20から容器2が取り出される。なお、この反転殺菌手段8のホルダ20は、反転した状態で容器2が落下しないように容器2の胴部をグリップするようになっている。
反転殺菌手段8に隣接して浸漬槽10が配置されている。この浸漬槽10は上流端が反転殺菌手段8に隣接し、下流側が図1の左側へ向けて長く伸びている。浸漬槽10内には、所定温度の液体22が収容されており、この液体22中に容器2を浸漬することにより容器2あるいは容器2内に充填されている液体の加熱、冷却等の熱処理を行う。この実施例では、高温の液体が充填されキャッピングが行われた容器2をこの液体22中に浸漬することにより冷却する。この浸漬槽10では、内部に収容された液体22の液面22aの高さを調節できるようになっており、浸漬される容器2のサイズに応じて液面22aの高さを変更して、容器2のキャップ6の直ぐ下の部分まで液体22中に浸漬するようになっている。
浸漬槽10内に設置されている搬送コンベヤ12は、上流側のスプロケット24と下流側のスプロケット(図示せず)に掛け回された両側チェーン26間に、複数行複数列で多数の容器保持部材(ホルダ28)が取り付けられている。この実施例では、各行に11個ずつのホルダ28が取り付けられている。なお、搬送方向のホルダ28の並びを列、搬送方向と直交する方向のホルダ28の並びを行と呼ぶことにする。各ホルダ28は、チェーン26がスプロケット24の下側の戻り区間を走行しているときには下方を向き、スプロケット24の上側を走行する容器搬送区間では上方を向いている。これらホルダ28の各行が、下方側の戻り区間から上流側のスプロケット24の周囲を回って上方の搬送区間に出て直立した位置(図1に符号28Aで示すホルダ28参照)が、搬送コンベヤ12の容器受け入れ位置Eである。この容器受け入れ位置Eのホルダ28(28A)は、前記供給コンベヤ4の容器抜き取り位置Aおよび反転殺菌手段8の容器挿入取り出し位置Bのホルダ20と対応するように配置されている。これら容器抜き取り位置Aから容器挿入取り出し位置Bまでの距離と、容器挿入取り出し位置Bから容器受け入れ位置Eまでの距離がほぼ等しく、また、これら3箇所A、B、Eに位置するホルダ16、20、24の高さおよび左右方向(供給コンベヤ4の搬送方向および搬送コンベヤ12の行方向)の位置がほぼ同一である。なお、搬送コンベヤ12はホルダ28を有するものに限らず、搬送面に所定間隔で設けた突起によって容器2を搬送する搬送手段でもよい。
前記供給コンベヤ4の下流端の容器抜き取り位置Aから、浸漬槽10の入口部(容器受け入れ位置E)の上方に亘って、容器2の受け渡しを順次行う容器受け渡し手段14が配置されている。容器受け渡し手段14は、上下のプーリ30、32に掛け回されたベルト34に取り付けられ、ベルト34の上昇方向および下降方向の走行によって昇降するグリッパ36を備えた2つの移載手段(第1移載手段38および第2移載手段40)を有している。これら上下のプーリ30、32とベルト34が請求項3の昇降手段を構成している。これら各移載手段38、40のグリッパ36は一度に複数本(この実施例では図2に示すように11本)の容器2を保持することができる。なお、第1移載手段38と第2移載手段40は同一の構成なので各構成部分には同一の符号を付して説明する。
前記2個の移載手段38、40は、供給コンベヤ4の上方と浸漬槽10の上方の2箇所に配置されたプーリ42、44間に掛け回された水平方向のベルト46に取り付けられており、このベルト46の走行によって第1移載手段38は、供給コンベヤ4の容器抜き取り位置Aと、反転殺菌手段8の容器挿入取り出し位置Bとの間で往復動し、第2移載手段40は、反転殺菌手段8の容器挿入取り出し位置Bと搬送コンベヤ12の容器受け入れ位置Eとの間で往復動する。これらプーリ42、44とベルト46が請求項3の水平移動手段を構成している。各移載手段38、40は、移動する際にはグリッパ36を上昇させておき、前記各位置A、B、Eで停止したときにグリッパ36を下降させてホルダ16、20内の容器2を保持し、またはホルダ20、28内に容器2を挿入する。
以上の構成に係る容器熱処理装置の作動について説明する。容器受け渡し手段14の2つの移載手段38、40は、水平移動手段によって一体的に水平方向に移動し、昇降手段によってグリッパ36を同時に昇降させるようになっており、この容器熱処理装置の運転開始時には、両移載手段38、40が後退(図1の右方に移動)し、第1移載手段38が供給コンベヤ4の容器抜き取り位置Aの上方に、また、第2移載手段40が反転殺菌手段8の容器挿入取り出し位置Bの上方に位置している。そして、両移載手段38、40のグリッパ36はともに上昇した位置にある(容器受け渡し手段14は図1に実線で示す状態になっている)。
前記の状態で、供給コンベヤ4によって容器2が一列で搬送されてくる。先頭の一群(この実施例では11個)の容器2が供給コンベヤ4の下流端の容器抜き取り位置Aに到達して停止すると、第1および第2移載手段38、40のグリッパ36が下降される。第1移載手段38のグリッパ36が、供給コンベヤ4上の11本の容器2をグリップする。最初の時点では、反転殺菌手段8には容器2が供給されていないので、第2移載手段40のグリッパ36は容器2をグリップせず下降だけを行う。両移載手段38、40のグリッパ36が下降して第1移載手段38のグリッパ36が容器2をグリップした後、両移載手段38、40のグリッパ36が上昇される。
両移載手段38、40のグリッパ36が上昇した後、水平移動手段の前後のプーリ42、44に掛け回されたベルト46が走行して、両移載手段38、40を前進(図1の左方へ移動)させる。この位置で両移載手段38、40の昇降手段によってそれぞれグリッパ36を下降させる。第1移載手段38は、グリッパ36が供給コンベヤ4の容器抜き取り位置Aでグリップした容器2を、反転殺菌手段8の容器挿入取り出し位置Bに停止している容器ホルダ20に挿入する。この時点でも容器2をグリップしていない第2移載手段40のグリッパ36はそのまま下降する。第1移載手段38のグリッパ36が反転殺菌手段の容器ホルダ20に容器2を挿入した後、両移載手段38、40のグリッパ36が上昇し、その後、両移載手段38、40は元の位置に後退する。グリッパ36が上昇して移載手段38、40が後退をしている間に、第1移載手段38のグリッパ36から容器挿入取り出し位置Eに停止していた容器ホルダ20内に容器2が挿入された反転殺菌手段8の回転体18が1ピッチ(120度)回転し、次の容器保持部のホルダ20が上方の容器挿入取り出し位置Bに停止する。
後退した位置で両移載手段38、40のグリッパ36が再度下降して、第1移載手段38のグリッパ36が容器2をグリップする。両移載手段38、40は前進し、グリッパ36を下降させ、反転殺菌手段8の次の容器保持部のホルダ20内に容器2を挿入する。これらの動作を繰り返すことにより、反転殺菌手段8の3箇所の容器ホルダ20にすべて容器2が挿入される。
次に両移載手段38、40が後退し、グリッパ36を下降させると、第1移載手段38のグリッパ36は、供給コンベヤ4上の容器抜き取り位置Aに停止している11本の容器2をグリップし、第2移載手段40のグリッパ36は、回転体18の3ピッチ(360度)の回転により上方に戻ってきた容器ホルダ18に保持されている直立した姿勢の容器2をグリップする(図3(a)参照)。この容器2は直立した状態で容器ホルダ20に挿入された後、1回転しており、内部に充填されている高温の液体によってキャップ6の内面および容器2上部の空寸部の内面が殺菌されている。
両移載手段38、40のグリッパ36がそれぞれ容器2をグリップした後、グリッパ36が上昇し、両移載手段38、40が前進する(図3(b)参照)。両移載手段38、40が前進して、第1移載手段38が反転殺菌手段8の容器挿入取り出し位置Bの上方に、そして第2移載手段40が浸漬槽10内に設置されている搬送コンベヤ12の容器受け入れ位置Eの上方に移動する。この位置で両移載手段38、40のグリッパ36が下降して、第1移載手段38のグリッパ36がグリップしている容器2を、先の動作で第2移載手段40のグリッパ36が容器2を取り出したことにより空になっている容器ホルダ20内に挿入する。また、第2移載手段40のグリッパ36がグリップしている、内面殺菌済みの容器2は、搬送コンベヤ12の容器受け入れ位置Eに停止しているホルダ28内に挿入する。その後、反転殺菌手段8の回転体18は次の1ピッチ(120度)の回転を開始する。このように容器受け渡し手段14の第1移載手段38と第2移載手段40を後退位置で下降させて容器2をグリップし、上昇した後前進させ、この前進位置でグリッパ36を下降させて容器2をホルダ20、28に挿入する動作を繰り返すことにより、供給コンベヤ4によって供給されてきた容器2を浸漬槽10に収容されている液中に浸漬させることができる。移載手段38、40は水平方向に進退動し、しかも、グリッパ36は定位置で昇降することができるので、容器2を浸漬槽10内に浸漬して熱処理を行う際に、斜め方向の搬送区間を設ける必要がなく、容器熱処理装置全体の大型化を避けることができる。
2 容器
4 供給手段(供給コンベヤ)
10 浸漬槽
12 搬送手段(搬送コンベヤ)
14 受け渡し手段
22 浸漬槽の液体
28 容器保持手段

Claims (5)

  1. 容器を搬送手段によって搬送し、浸漬槽の液中に浸漬して、容器内に収容された内容物の熱処理を行う容器熱処理方法において、
    前記搬送手段に設けた容器保持手段に容器を保持させ、容器の口部よりも下方側を前記浸漬槽の液中に浸漬させることを特徴とする容器熱処理方法。
  2. 容器を供給する供給手段と、この供給手段から容器を受け取り、下流側の搬送手段に受け渡す受け渡し手段と、前記搬送手段によって搬送される容器を、浸漬槽の液中に浸漬して、容器内に収容された内容物の熱処理を行う容器熱処理装置において、
    前記搬送手段は、受け渡し手段から受け渡される容器を保持する保持手段を備え、この保持手段に保持された容器の口部よりも下方側を前記浸漬槽の液中に浸漬させることを特徴とする容器熱処理装置。
  3. 前記受け渡し手段は、容器を保持するグリッパと、このグリッパを水平移動させる水平移動手段と、前記グリッパを昇降させる昇降手段を備えており、
    前記グリッパが前記浸漬槽の外部でグリップした容器を、浸漬槽の上方へ移動させた後下降させて、前記搬送手段の保持手段に受け渡すことを特徴とする請求項2に記載の容器熱処理装置。
  4. 前記受け渡し手段によって前記供給手段から搬送手段へ受け渡される容器の搬送経路上に、前記容器を反転させ、内容物の熱によって容器およびキャップの内面を殺菌する反転殺菌手段を設けたことを特徴とする請求項2に記載の容器熱処理装置。
  5. 前記受け渡し手段は、前記供給手段から容器を受け取って前記反転殺菌手段に受け渡す第1移載手段と、前記反転殺菌手段から受け取った容器を前記搬送手段に受け渡す第2移載手段とを備えたことを特徴とする請求項4に記載の容器熱処理装置。
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