JPH1191405A - 自動車のインストルメントパネル構造 - Google Patents

自動車のインストルメントパネル構造

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Publication number
JPH1191405A
JPH1191405A JP9255763A JP25576397A JPH1191405A JP H1191405 A JPH1191405 A JP H1191405A JP 9255763 A JP9255763 A JP 9255763A JP 25576397 A JP25576397 A JP 25576397A JP H1191405 A JPH1191405 A JP H1191405A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instrument panel
display
curved surface
occupant
concave curved
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9255763A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuyuki Yamamoto
立行 山本
Hirokazu Hirano
宏和 平野
Mitsumasa Takayama
光正 高山
Yoshihiro Watanabe
悦啓 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP9255763A priority Critical patent/JPH1191405A/ja
Publication of JPH1191405A publication Critical patent/JPH1191405A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 庇部を形成せずに、ディスプレイの視認性を
高めることができる自動車のインストルメントパネル構
造を提供する。 【解決手段】 凹曲面3の乗員側位置に空間部Sを介し
てディスプレイ2を立設したため、ディスプレイ2を見
た場合に、凹曲面3が背景となってディスプレイ2の視
認性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディスプレイが
設けられた自動車のインストルメントパネル構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車のインストルメントパネルには、
各種のメータが組み込まれたディスプレイが設けられて
いる。この種のディスプレイとしては、一般にディスプ
レイの上部に車室内側へ突出する庇部が形成されてお
り、該庇部の形成により外光による視認性の低下を防止
している(類似技術として、特開平7−246858号
公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、ディスプレイの上部に形成
した庇部が乗員に対して圧迫感を与えるため、別の構造
によりディスプレイの視認性を高めることが望まれてい
る。
【0004】この発明はこのような従来の技術に着目し
てなされたものであり、庇部を形成せずに、ディスプレ
イの視認性を高めることができる自動車のインストルメ
ントパネル構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
インストルメントパネルにディスプレイを設けた自動車
のインストルメントパネル構造であって、前記インスト
ルメントパネルの上面部前方に乗員に対する凹曲面を形
成すると共に、該凹曲面の乗員側位置に空間部を介して
ディスプレイを立設したものである。
【0006】請求項1記載の発明によれば、凹曲面の乗
員側位置に空間部を介してディスプレイを立設したた
め、ディスプレイを見た場合に、凹曲面が背景となって
ディスプレイの視認性が向上する。すなわち、平坦面に
比べて凹曲面の表面には周辺のものが映りづらく、また
ディスプレイと凹曲面との間には空間部が介在している
ため、ディスプレイを見ている場合は、凹曲面に対して
は乗員視覚の焦点が合わず、ディスプレイの周辺がオフ
フォーカス状態となり、ディスプレイだけが浮き上がっ
た状態で見えることになる。
【0007】請求項2記載の発明は、凹曲面が暗色に着
色されている。
【0008】請求項2記載の発明によれば、凹曲面が、
例えば黒色系等の暗色に着色されているため、周辺のも
のがより映り込みづらくなり、且つディスプレイが更に
浮き上がった状態となる。
【0009】請求項3記載の発明は、ディスプレイの上
端が、凹曲面の上端とダミー(JM50)のアイポイン
トとを結ぶ直線と略同じ位置か、それよりも低い位置に
ある。
【0010】請求項3記載の発明によれば、乗員から見
て、ディスプレイが凹曲面に含まれることとなり、ディ
スプレイの視認性が更に向上する。
【0011】請求項4記載の発明は、ディスプレイがイ
ンストルメントパネルの車幅方向のセンター位置に設け
られており、凹曲面がインストルメントパネルの略全幅
にわたって形成されている。
【0012】請求項4記載の発明によれば、凹曲面がイ
ンストルメントパネルの略全幅にわたって形成されてい
るため、インストルメントパネルの車幅方向におけるセ
ンター位置に設けられたディスプレイは、運転者側から
見ても、助手席側に見ても、両方とも視認性が良い。
【0013】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、凹曲面の
乗員側位置に空間部を介してディスプレイを立設したた
め、ディスプレイを見た場合に、凹曲面が背景となって
ディスプレイの視認性が向上する。すなわち、平坦面に
比べて凹曲面の表面には周辺のものが映りづらく、また
ディスプレイと凹曲面との間には空間部が介在している
ため、ディスプレイを見ている場合は、凹曲面に対して
は乗員視覚の焦点が合わず、ディスプレイの周辺がオフ
フォーカス状態となり、ディスプレイだけが浮き上がっ
た状態で見えることになる。
【0014】請求項2記載の発明によれば、凹曲面が、
例えば黒色系等の暗色に着色されているため、周辺のも
のがより映り込みづらくなり、且つディスプレイが更に
浮き上がった状態となる。
【0015】請求項3記載の発明によれば、乗員から見
て、ディスプレイが凹曲面に含まれることとなり、ディ
スプレイの視認性が更に向上する。
【0016】請求項4記載の発明によれば、凹曲面がイ
ンストルメントパネルの略全幅にわたって形成されてい
るため、インストルメントパネルの車幅方向におけるセ
ンター位置に設けられたディスプレイは、運転者側から
見ても、助手席側に見ても、両方とも視認性が良い。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を、図1及び図2に基づいて説明する。
【0018】この実施形態では、2人乗りの小型自動車
を示す。この自動車の車室内には、前方にインストルメ
ントパネル1が取付けられており、該インストルメント
パネル1の車幅方向におけるセンター位置には、各種の
計器が組み込まれたディスプレイ2が立設されている。
【0019】そして、インストルメントパネル1の上面
部前方には、乗員M(この実施例ではダミーJM50)
に対する凹曲面3がインストルメントパネル1の全幅に
わたって形成されている。この凹曲面3は、前後方向及
び車幅方向の両方向で湾曲した複合曲面をしている。こ
の凹曲面3の表面は黒色系の色をしており、艶消しが施
されている。この凹曲面3の左右両側にはスピーカ4が
設けられている。
【0020】この凹曲面3は、乗員Mから見て、ディス
プレイ2の背面側から深く下がって形成されており、該
凹曲面3とディスプレイ2との間には、空間部Sが介在
している。
【0021】そして、ディスプレイ2の上端は、凹曲面
3の上端と乗員MのアイポイントPを結ぶ直線Lと略同
じ位置にある(直線Lより下側でも可)。すなわち、乗
員Mから見て、ディスプレイ2が凹曲面3から上方へは
み出さず、凹曲面3の内部に含まれた状態となる。
【0022】この実施形態によれば、凹曲面3の乗員M
側位置に空間部Sを介してディスプレイ2が立設されて
いるため、乗員Mからディスプレイ2を見た場合に、凹
曲面3が背景となってディスプレイ2の視認性が向上す
る。すなわち、平坦面に比べて凹曲面3の表面には周辺
のものが映りづらく、且つ艶消しされた黒色系の色をし
ているため、ディスプレイ2の背景として最適である。
【0023】また、ディスプレイ2と凹曲面3との間に
は空間部Sが介在しているため、ディスプレイ2を見て
いる場合は、凹曲面3に対しては乗員Mの視覚は焦点が
合わず、ディスプレイ2の周辺がオフフォーカス状態と
なる。従って、ディスプレイ2だけが浮き上がった状態
で見え、該ディスプレイ2の視認性が向上する。
【0024】更に、凹曲面3がインストルメントパネル
1の略全幅にわたって形成されているため、センター位
置に設けられたディスプレイ2は、運転者側から見て
も、助手席側に見ても、両方とも視認性が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る自動車のインスト
ルメントパネル構造を示す車室内斜視図。
【図2】インストルメントパネルの構造を示す一部断面
の側面図。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル 2 ディスプレイ 3 凹曲面 S 空間部 M 乗員(ダミー) P アイポイント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 悦啓 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストルメントパネルにディスプレイ
    を設けた自動車のインストルメントパネル構造であっ
    て、 前記インストルメントパネルの上面部前方に乗員に対す
    る凹曲面を形成すると共に、該凹曲面の乗員側位置に空
    間部を介してディスプレイを立設したことを特徴とする
    自動車のインストルメントパネル構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動車のインストルメン
    トパネル構造であって、 凹曲面が暗色に着色されていることを特徴とする自動車
    のインストルメントパネル構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の自動車のイ
    ンストルメントパネル構造であって、 ディスプレイの上端が、凹曲面の上端とダミー(JM5
    0)のアイポイントとを結ぶ直線と略同じ位置か、それ
    よりも低い位置にあることを特徴とする自動車のインス
    トルメントパネル構造。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の自
    動車のインストルメントパネル構造であって、 ディスプレイがインストルメントパネルの車幅方向のセ
    ンター位置に設けられており、凹曲面がインストルメン
    トパネルの略全幅にわたって形成されていることを特徴
    とする自動車のインストルメントパネル構造。
JP9255763A 1997-09-19 1997-09-19 自動車のインストルメントパネル構造 Pending JPH1191405A (ja)

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JPH1191405A true JPH1191405A (ja) 1999-04-06

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114506282A (zh) * 2021-12-28 2022-05-17 东软睿驰汽车技术(沈阳)有限公司 显示装置、车辆、显示方法、计算机可读存储介质

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114506282A (zh) * 2021-12-28 2022-05-17 东软睿驰汽车技术(沈阳)有限公司 显示装置、车辆、显示方法、计算机可读存储介质
CN114506282B (zh) * 2021-12-28 2024-05-28 东软睿驰汽车技术(沈阳)有限公司 显示装置、车辆、显示方法、计算机可读存储介质

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