JP4259257B2 - 車両用ドアミラー - Google Patents

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Description

この発明は、助手席側のフロントドアに取り付けられる車両用ドアミラーに関するものである。
従来から自動車等の車両においては、運転席側及び助手席側のフロントドアに後方視認用のドアミラーを取り付けたものがある。このドアミラーは、フロントドアの前端部に取り付けられたドアミラーハウジングと、このドアミラーハウジング内に取り付けられた後方視認用の本体ミラーを有する。
ところで、助手席側のドアミラーには、ドアミラーハウジングの本体ミラー面内に広角ミラーを設置し、或いは本体ミラーに隣接してドアミラーハウジングに広角ミラーを設置することにより、車両助手席側の近側部下方の映像の視認を容易にしたものも知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開平10−278677号公報 特許第3004624号
しかしながら、従来は、ドアミラーハウジングの本体ミラー面内或いは本体ミラーに隣接してドアミラーハウジングに広角ミラーを設置していた為、車両助手席側の後方を視認しようとして乗員が本体ミラーに目の焦点を合わせると、広角ミラーに映っている助手席側の車両近側部下方の部分にも同時に焦点が合い、車両助手席側の後方の映像及び車両助手席側の車両近側部下方の映像が同時に視認出来てしまうものであった。このように複数の映像が同時に視認された場合、運転者に不快感・紛らわしさを与えてしまうという問題があった。
また、広角ミラーをドアミラーハウジングに設置する分、ドアミラーハウジングが大きくなってしまい、空気抵抗が増し、燃費が悪化するという問題もあった。
そこで、この発明は、車両助手席側の後方の映像及び車両助手席側の車両近側部下方の映像が同時に視認されることがなく、ドアミラーハウジングを大きくすることがない車両用ドアミラーを提供することを目的とするものである。
この目的を達成するため、この発明は、車両の助手席側のフロントドアに外方に突出するドアミラーベースが取り付けられ、後方視認用の本体ミラーを設けたドアミラー本体が前記ドアミラーベースに取り付けられていると共に、前記ドアミラーベースの後面に前記車両の近側部下方を視認する小型ミラーが設けられている車両用ドアミラーであって、前記ドアミラーベースは前記フロントドアの窓開口の前端部に取り付けられた取付ベース板及び前記取付ベース板の下部から側方に突出するミラー支持突部を備え、前記ドアミラー本体は前記ミラー支持突部の上面に取り付けられたドアミラーハウジング及び前記ドアミラーハウジングに取り付けられた本体ミラーを備えると共に、前記小型ミラーは前記ミラー支持突部の後面に取り付けられている車両用ドアミラーとしたことを特徴とする。
この構成によれば、車両助手席側の後方の映像及び車両助手席側の車両近側部下方の映像が同時に視認されることがない。このため、車両助手席側の後方の映像又は車両助手席側の車両近側部下方の映像を視認する際に、運転者に不快感・紛らわしさを与えることが未然に防止される。この結果、車両発進時に助手席側方・下方の映像を容易に視認でき安全性を確保することができる。
また、ドアミラーハウジングに車両助手席側の車両近側部下方の映像を視認する小型ミラーが設けられていないので、この小型ミラーをドアミラーに設けてもドアミラーハウジングが大きくなることがない。
この為、車両助手席側の下方の映像視認用の小型ミラーをドアミラーに設けても、この小型ミラーが設けられていないドアミラーと比較してもドアミラーハウジングによる空気抵抗が増加することはなく、燃費が悪化するのを防止できる。この結果、このような小型ミラーを設けた従来のドアミラーに比べて、ドアミラーハウジングによる空気抵抗が低下し、燃費を向上させることができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1において、1は自動車(車両)の車体、2は運転席側のフロントドア、3は助手席側のフロントドアである。このフロントドア2,3には、運転席側のドアミラー4及び助手席側のドアミラー5がそれぞれ取り付けられている。
このドアミラー5は、図1,図2に示したようにフロントドア3の前端部に側方に向けて取り付けられたドアミラーベース6と、このドアミラーベース6に取り付けられた後方視認用のドアミラー本体7を有する。
このドアミラーベース6は、図1,図2に示したようにフロントドア3の窓開口3aの前端部に取り付けられた取付ベース板8と、取付ベース板8から側方に突出するミラー支持突部9を有する(図3参照)。尚、図2及び図3から明らかなように、取付ベース板8は上下に延び、ミラー支持突部9は取付ベース板8の下部から側方に向けて突出している。
また、ドアミラー本体7は、ミラー支持突部9の上面に取り付けられたドアミラーハウジング10と、ドアミラーハウジング10内に装着された本体ミラー11を有する。
更に、ミラー支持突部9は、図2,図3に示したように後方に向けられ且つ図4に示したように後斜め下方に傾斜させられたミラー取付面9aを有する。このミラー取付面9aは図5に示したように本体ミラー11よりも前側(前方)に所定量Xだけずらして配置されている。しかも、このミラー取付面9aには、図3から明らかなように、ドアミラーハウジング10よりもドアミラーベース6側に位置させると共に、下部をドアミラーベース10より下方に且つ上部をドアミラーベース6の下部側方に位置させたミラー取付凹部9bが形成されている。
そして、ミラー取付凹部9bには、車両助手席側の車両近側部下方の映像を視認する小型ミラー12が取り付けられている。これにより、図5に示したように本体ミラー11のミラー面11aと小型ミラー12のミラー面12aは前後にずらした状態で配置されることになる。しかも、小型ミラー12は、図3から明らかなように、ドアミラーハウジング10よりもドアミラーベース6側に位置していると共に、下部がドアミラーハウジング10より下方に且つ上部がドアミラーハウジング10の下部のドアミラーベース6側の側方に位置させられている。図4において、13はミラー支持突部9の下部を覆うロアカバーである。
次に、この様な構成のドアミラー5の作用を説明する。
このような構成において、小型ミラー12はドアミラーハウジング10や本体ミラー11に設けられておらずドアミラーベース6に設けられているので、運転者から本体ミラー11までの距離と運転者から小型ミラー12までの距離が異なることになり、車両助手席側の後方の映像及び車両助手席側の車両近側部下方の映像が運転者に同時に視認されることがない。
このため、車両助手席側の後方の映像又は車両助手席側の車両近側部下方の映像を視認する際に、運転者に不快感・紛らわしさを与えることが未然に防止される。この結果、車両発進時に助手席側方・下方の映像を容易に視認でき安全性を確保することができる。
また、ドアミラーハウジング10には車両助手席側の車両近側部下方の映像を視認する小型ミラー12が設けられていないので、この小型ミラー12をドアミラー5に設けてもドアミラーハウジング10が大きくなることがない。即ち、既存のドアミラーベース6のミラー支持突部9の大きさを変えずに、このミラー支持突部9の後面に小型ミラー12を設けたので、小型ミラー12をドアミラー5に設けてもドアミラーハウジング10が大きくなることがない。
この為、車両助手席側の車両近側部下方の映像視認用の小型ミラー12をドアミラー5に設けても、この小型ミラー12が設けられていないドアミラーと比較してもドアミラーハウジング10による空気抵抗が増加することはなく、燃費が悪化するのを防止できる。この結果、車両助手席側の車両近側部下方の映像を視認するミラーを設けた従来のドアミラーに比べて、ドアミラーハウジングによる空気抵抗が低下し、燃費を向上させることができる。
更に、本体ミラー11と小型ミラー12の位置が前後にずれているので、乗員が本体ミラー11を見た時に本体ミラー11と小型ミラー12との領域がより明確に区別できるため、更に視認性が向上する。
以上説明したように、この発明の実施の形態の車両用ドアミラーは、車両の助手席側のフロントドア3に外方に突出するドアミラーベース6が取り付けられ、後方視認用の本体ミラー11を設けたドアミラー本体7が前記ドアミラーベース6に取り付けられていると共に、車両助手席側の車両近側部下方を視認する小型ミラー12が設けられている。しかも、前記ドアミラーベース6の後面に前記小型ミラー12が取り付けられている。
この構成によれば、車両助手席側の後方の映像及び車両助手席側の車両近側部下方の映像が同時に視認されることがない。このため、車両助手席側の後方の映像又は車両助手席側の車両近側部下方の映像を視認する際に、運転者に不快感・紛らわしさを与えことが未然に防止される。この結果、車両発進時に助手席側方・下方の映像を容易に視認でき安全性を確保することができる。
しかも、ドアミラーハウジング10に車両助手席側の車両近側部下方の映像を視認する小型ミラー12が設けられていないので、この小型ミラー12をドアミラー5に設けてもドアミラーハウジング10が大きくなることがない。
この為、車両助手席側の車両近側部下方の映像視認用の小型ミラー12をドアミラー5に設けても、この小型ミラー12が設けられていないドアミラーよりドアミラーハウジング10による空気抵抗が増加することはなく、燃費が悪化するのを防止できる。この結果、このような車両助手席側の車両近側部下方の映像を視認するミラーを設けた従来のドアミラーに比べて、ドアミラーハウジング10による空気抵抗が低下し、燃費を向上させることができる。
また、前記本体ミラー11のミラー面11aと前記小型ミラー12のミラー面12aとを車両前後方向にずらして配置している。
この構成によれば、本体ミラーのミラー面と小型ミラーのミラー面とを車両前後方向にずらして配置したので、乗員が本体ミラーを見た時に本体ミラーと小型ミラーとの領域がより明確に区別できるため、更に視認性が向上する。
この発明に係る車両用ドアミラーを備える車両の概略斜視図である。 図1の助手席側のドアミラーを運転席側から見た概略説明図である。 図1,2の助手席側のドアミラーのみを後方から見た斜視図である。 図3のA1−A1線に沿う断面図である。 図3の本体ミラーと小型ミラーの前後方向の配置関係を示す説明図である。
符号の説明
3…フロントドア
5…ドアミラー
6…ドアミラーベース
7…ドアミラー本体
11…本体ミラー
11a…ミラー面
12…小型ミラー
12a…ミラー面

Claims (3)

  1. 車両の助手席側のフロントドアに外方に突出するドアミラーベースが取り付けられ、後方視認用の本体ミラーを設けたドアミラー本体が前記ドアミラーベースに取り付けられていると共に、前記ドアミラーベースの後面に前記車両の近側部下方を視認する小型ミラーが設けられている車両用ドアミラーであって、
    前記ドアミラーベースは前記フロントドアの窓開口の前端部に取り付けられた取付ベース板及び前記取付ベース板の下部から側方に突出するミラー支持突部を備え、前記ドアミラー本体は前記ミラー支持突部の上面に取り付けられたドアミラーハウジング及び前記ドアミラーハウジングに取り付けられた本体ミラーを備えると共に、前記小型ミラーは前記ミラー支持突部の後面に取り付けられていることを特徴とする車両用ドアミラー。
  2. 前記ミラー支持突部には前記本体ミラーよりも車両前後方向の前側に所定量だけずらし且つ後斜め下方に傾斜させられたミラー取付面が形成され、前記ミラー取付面にはミラー取付凹部が形成されていると共に、前記ミラー取付凹部に前記小型ミラーを取り付けることにより、前記小型ミラーを前記本体ミラーのミラー面に対して車両前後方向の前側にずらして配置したことを特徴とする請求項1に記載の車両用ドアミラー。
  3. 前記小型ミラーは、下部がドアミラーハウジングより下方に且つ上部が前記ドアミラーハウジングの下部の取付ベース板側の側方に位置させられていることを特徴とする請求項2に記載の車両用ドアミラー。
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